JP7351606B2 - 可変動バルブ・トレイン - Google Patents

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Description

本発明は、内燃エンジン用の可変動バルブ・トレイン(variablen Ventiltrieb:弁駆動装置、弁機構)に関する。
内燃エンジン(機関)の動作期間中に内燃エンジンのガス交換バルブの切換え時間およびバルブ・リフトまたはストロークを変化させるために可変動バルブ・トレインを使用することは、一般的に知られている。従来技術では、多種の可変動バルブ・トレインが知られている。
米国特許出願公開第2005/0150472号には、可変動バルブ・トレインの例が開示されている。その可変動バルブ・トレインは、エンジンの固定部分に回転可能に取り付けられていてカムを含むカムシャフトを有する。第1のロッカ・アームは、エンジンの固定部分に旋回可能に(ピボット式に)取り付けられる。第1のロッカ・アームは、エンジン・バルブのシャフトに係合する。回転可能なドラムは、エンジンの固定部分によって支持され、カムを少なくとも部分的に包囲する。第2のロッカ・アームは、ドラムに旋回可能に取り付けられる。ドラムを回転させるための制御要素が設けられる。第2のロッカ・アームは、カムシャフトのカムに追従(従動)するカム・フォロワを有する。第1のロッカ・アームは、第2のロッカ・アームの支持面に接触するローラを有する。
既知の可変動バルブ・トレイン、例えば米国特許出願公開第2005/0150472号による可変動バルブ・トレイン、の欠点は、これらがしばしば複雑な構造設計、多数の部品および/または大きい設置空間を有することである。
米国特許出願公開第2005/0150472号 米国特許出願公開第2005/0150472号
従って、本発明の目的は、従来技術における欠点を解消することができる改良された可変動バルブ・トレインを実現することである。特に、その可変動バルブ・トレインは、簡単な構造設計、少ない部品および/または小さい設置空間を有するものである。
その目的は、独立請求項に記載の可変動バルブ・トレインによって達成される。有利な他の展開形態が従属請求項および明細書に示されている。
可変動バルブ・トレインは内燃エンジンに適している。可変動バルブ・トレインは、カムを有するカムシャフトを有する。可変動バルブ・トレインは、内燃エンジンの少なくとも1つのガス交換バルブを作動させるための第1種てこ型(センターピボット式)のロッカ・アーム(Kipphebel)を有する。可変動バルブ・トレインは、旋回(スイベル)レバー要素を有し、特に、支持面または接触面およびカム・フォロワを有する旋回レバー・クリッセまたはゲート部(kulisse:伝達規制ゲート部)を有する。その支持面は、ロッカ・アームに、作動的に連結され、特に接触し、カム・フォロワはカムのカム輪郭に追従する。可変動バルブ・トレインは第1のレバー・アームを有し、第1のレバー・アームは、旋回レバー要素を旋回可能に支持し、当該旋回シャフトの長手方向軸を中心として(の周りで)旋回するように被駆動旋回シャフトに連結される。
その可変動バルブ・トレインでは、ロッカ・アームへのカム輪郭の可変な伝達が、旋回レバー要素を第1のレバー・アームに旋回可能に連結する旋回軸(またはシャフト)の位置(position:配置、姿勢、方位)を変化させることによって、可能になる。具体的には、レバー・アームを旋回シャフトで変位させることによって、旋回軸の位置(配置)が変化し、それによって、旋回レバー要素の変位運動が生じる。ロッカ・アーム、旋回レバー要素およびカムの相互間の各接触位置(配置)は、そのプロセスにおいて変化する。変更された各接触位置(配置)を用いて、旋回レバー要素を介したカム輪郭のロッカ・アームへの種々の“伝達”(Uebersetzungen、transmissions:トランスミッション)を実現することができ、従って最大バルブ・リフトまたはストローク(Ventilhubs)の高さに影響を与えることができる。
バルブ・トレインの可変動性を確実に得るためには、非可変動のバルブ・トレインとの関係(比較)では、少しだけの(僅かな)追加的な部品しか必要ではない。これら(部品)には、特に、第1のレバー・アームおよび旋回レバー要素が含まれる。また、比較的簡単な構造によって、堅牢なシステムが可能になり、構成に応じて少しの僅かな追加的な設置空間しか必要でない。
旋回レバー要素の支持面および旋回レバー要素のカム・フォロワは、少なくとも1つのガス交換バルブを作動させるように、ロッカ・アームをカムに動作的に連結することができることが、好ましい。
例示的な実施形態では、ロッカ・アームは、旋回シャフトの周りで旋回可能であるように、取り付けられる。追加的または代替的に、旋回シャフトは、第1種てこ型ロッカ・アーム用の第1種てこ型(センターピボット式)ロッカ・アーム軸(シャフト)(Kipphebelachse)として機能する。そのような構成では、第1のレバー・アームを旋回させるためのシャフトと、そのロッカ・アームとの旋回可能な連結のためのロッカ・アーム軸とを、互いに別々に設ける必要がないので、可変動バルブ・トレインの設置空間が大幅に削減される。
別の例示的な実施形態では、旋回シャフトを回転させると、それによって第1のレバー・アームおよび旋回レバー要素が旋回し、それによって、旋回レバー要素からロッカ・アームへのカムのカム輪郭の伝達を変化させること、特に連続的に変化させること、が可能になる。少なくとも1つのガス交換バルブに伝達されるバルブ・リフト(ストローク)曲線は、第1のレバー・アームを旋回させることによって第1のレバー・アームおよび旋回レバー要素を旋回可能に連結する旋回軸(シャフト)の位置(配置)を変えることによって、変えることができる。
別の展開形態では、少なくとも1つのガス交換バルブの最大バルブ・リフトを変えるためのその伝達(トランスミッション)は、可変であり、特に少なくとも1つのガス交換バルブのゼロ・リフトまで可変である。これの利点は、ガス交換バルブを通って流れるガスの量を、可変動バルブ・トレインによって変化させることができ、特にガス交換バルブを閉じた状態に保つことによってガスの量を遮断するようになるまで、変化させることができることであり、これは、例えばシリンダ(気筒)の非可動化(除勢、作動停止)に使用することができる。
実施形態の変形例では、第1のレバー・アームは、旋回シャフトに回転不能に連結される。強固な連結によって、旋回シャフトの回転運動を第1のレバー・アームに直接伝えて、旋回シャフトを旋回させるようにすることが、可能である。第1のレバー・アームは、旋回シャフトに回転不能に直接連結されてもよく、または旋回シャフトを包囲する例えばスリーブのような1つまたは幾つかの中間要素を介在させることによって、旋回シャフトに間接的に回転不能に連結されてもよい。
また、第1のレバー・アームと旋回シャフトの間に別の連結を使用して、それによって旋回シャフトを回転させつつ第1のレバー・アームを旋回させることも、可能である。
別の実施形態の変形例では、旋回レバー要素は、カム・フォロワを介してカムのカム輪郭に追従しながら、第1のレバー・アームに対して旋回される。代替的にまたは追加的に、第1のレバー・アームおよび旋回レバー要素を一緒に旋回可能に結合する旋回軸(シャフト)が設けられる。その結果、旋回レバー要素と第1のレバー・アームの間の旋回可能な連結(旋回軸(シャフト))によって、次のような2つの作業を行うことができる。即ち、一方では、それによって、カムのカム輪郭に追従するように旋回レバー要素を旋回させることが、可能になる。他方では、その連結(旋回軸(シャフト))は、旋回レバー要素用のサスペンション(suspension、Aufhaengung:緩衝(懸架)装置)として機能し、それ(サスペンション)の位置(配置)は、少なくとも1つのガス交換バルブのバルブ・リフト曲線を変化させるように、第1のレバー・アームによって変えることができる。
一実施形態では、ロッカ・アームは、支持面に接触するための回転可能なローラを有する。その回転可能なローラは、支持面上に載ることができる。支持面は、連続的な経路または湾曲もしくは曲線(Verlauf:進行)を有することができる。その回転可能なローラによって、可変動バルブ・トレインの連続的な調整または変位(Verstellung)を可能にすることができる。
別の展開形態では、旋回レバー要素のカム・フォロワおよびロッカ・アームの回転可能なローラは、同じ設計構造(デザイン)または形状若しくは形態を有する(ausgebildet)ことができる。その結果、カム・フォロワおよびロッカ・アームのローラを、同じまたは同形の部品として構成することができる。これによって、部品の多様性または相違性が減少する。
別の例示的な実施形態では、支持面は、凹状形状の設計構造を有する。しかし、支持面は、平坦状または凸状とすることもできる。これは、バルブ・トレインの選択されたレバー比(てこ比)に依存する。
実施形態の変形例では、旋回シャフトは、360°未満の限定された角度範囲内でのみ、特に120°未満の角度範囲内でのみ、回転することができる。これは、ロッカ・アーム上へのカム輪郭の伝達を変化させるように、旋回レバー要素を旋回させるために小さい角度範囲内で第1のレバー・アームを旋回させるだけで済む、という事実から来る。旋回シャフトを回転させるためのその限定された必要な角度範囲によって、旋回シャフトの駆動ユニットと、駆動ユニットと旋回シャフトの間の連結とに影響を与えることができる。
旋回シャフトは、好ましくは内燃エンジンのシリンダ・ヘッド上に固定されたベアリング・ブロックに、回転可能に取り付けることができることが好ましい。
別の実施形態の変形例では、可変動バルブ・トレインは、旋回シャフトを介し、および特に旋回軸(シャフト)を介して、第1のレバー・アームに連結される第2のレバー・アームを有する。特に、第1のレバー・アームおよび第2のレバー・アームは、ロッカ・アームの両側に配置することができる。その2つのレバー・アームによって、旋回レバー要素のための特に信頼性ある装着または支持が、可能になる。ロッカ・アームの両側の配置は、設置空間の点(理由)で有利であり得る。
第1のレバー・アームは、第2のレバー・アームと同様に設計できることが、好ましい。その結果、第1のレバー・アームおよび第2のレバー・アームは、同じまたは同形の部品として構成することができる。これによって、部品の多様性または相違性が減少する。
一実施形態では、可変動バルブ・トレインは、さらに、旋回シャフト上に回転不能に配置されたスリーブを有する。第1のレバー・アームおよび/または第2のレバー・アームは、スリーブ上に回転不能に配置される。ロッカ・アームは、スリーブの周りに旋回可能であるように、配置される。これによって、スリーブ、レバー・アームおよびロッカ・アームを含んでなるアセンブリ(組立体)を予め組み立てて次いで旋回シャフトに回転不能に連結することができるので、可変動バルブ・トレインのアセンブリを大幅に簡単化することができる。これによって、特に、内燃エンジンの複数のシリンダ用の複数の可変動バルブ・トレインを有する各実施形態において、その搭載性を改善することができる。
別の実施形態では、旋回レバー要素は、ロッカ・アームとカムシャフトの間に配置される。これは、設置空間の点(理由)で有利である。
別の例示的な実施形態では、可変動バルブ・トレインは、旋回シャフトを回転させるための駆動ユニットを有する。駆動ユニットは、旋回シャフトに駆動的に連結される。駆動ユニットは、旋回シャフトを限定された角度範囲内でのみ回転させるような形態で、旋回シャフトに連結することができ、および/または、そのような形態で旋回シャフトを限定された角度範囲内でのみ回転させる形態で、設計することができる。例えば、或る角度範囲を有する対応する電気サーボモータを使用することができる。
代替的に、可変動バルブ・トレインは、アクチュエータ(作動装置)、例えば、第1のレバー・アームを旋回させるために第1のレバー・アームに接触するよう設計されたアクチュエータ、を有することができる。そのレバー・アームは、例えば、そのアクチュエータを介して多段階(特に、2段階)で調節することができる。第1のレバー・アームを調整するためにそのアクチュエータを使用するとき、各シリンダに少なくとも1つのアクチュエータを設ける必要がある。さらに、第1のレバー・アームの調整を制限するための止め具(Anschlaege)を設けることができる。
別の実施形態では、可変動バルブ・トレインは、カムシャフトの位相を調整するようにカムシャフトに連結されるカムシャフト調整器を有する。これによって、特に、バルブ・リフト曲線を移動(シフト)させることができるので、即ち複数または1つのガス交換バルブの開閉タイミング(時機)を変えることができるので、可変動バルブ・トレインの可変動性を増大させることが可能になる。
本発明は、自動車、特にユティリティ・ビークルまたは商用車(例えば、バスまたはトラック)において、特に有利に使用することができる。その自動車は、ここで開示されるような可変動バルブ・トレインを有するものである。
しかし、自動車に含まれていない内燃エンジンにおいて可変動バルブ・トレインを使用することも可能である。これには、例えば、静止内燃エンジン、船舶または機関車の内燃エンジンが含まれ得る。
上述の本発明の好ましい実施形態および特徴は、必要に応じて互いに組み合わせることができる。本発明の他の詳細および利点を、図面を参照して以下で説明する。
図1は、可変動バルブ・トレインのカム・フォロワがカムシャフトのカムの基礎円領域に接触している状態にある例示的な可変動バルブ・トレインの断面図を示している。 図2は、可変動バルブ・トレインのカム・フォロワがカムシャフトのカムのバルブ・リフト領域に接触している状態にある例示的な可変動バルブ・トレインの別の断面図を示している。 図3は、例示的な可変動バルブ・トレインの斜視図を示している。 図4は、旋回シャフトの長手方向軸および旋回軸を有する断面と共に、例示的な可変動バルブ・トレインの別の断面図を示している。 図5は、例示的な可変動バルブ・トレインを用いて生成され得る例示的なバルブ・リフト制御曲線を示している。
各図に示された実施形態は、互いに少なくとも部分的に対応し、従って、同様のまたは同じ部分には同じ参照符号を付して、それらを説明するために、繰り返しを避けるために他の実施形態または図の説明が参照される。
図1および4は、可変動バルブ・トレインまたは弁駆動装置(variablen Ventiltrieb)10を示している。可変動バルブ・トレイン10は、2つのガス交換バルブ12(特に図3を参照)、例えば吸気(吸入)弁または排気(排出)弁、を作動させる。可変動バルブ・トレイン10は、自動車の、特に商用車の、内燃エンジンに収容することができる。また、その可変動バルブ・トレインは、1つのガス交換バルブのみを作動させることも、可能である。同様に、その可変動バルブ・トレインは、バルブ・ブリッジを介して幾つかのガス交換バルブを作動させることも、可能である。
可変動バルブ・トレイン10は、カムシャフト14、旋回(スイベル)レバー要素16、2つのレバー・アーム(Hebelarme)18、20、および第1種てこ型(センターピボット式)ロッカ・アーム(Kipphebel)22を有する。
カムシャフト14は、回転可能に支持されまたは装着され、カム24を有する。幾つかの実施形態では、カムシャフト14は、カムシャフト14の位相を調整するためのカムシャフト調整器(アジャスタ)26に連結することができる。カムシャフト調整器26は、図2に概略的に示されている。具体的には、カムシャフト調整器26は、内燃エンジンのクランクシャフトを介して駆動装置に対して時計回りまたは反時計回りの所定の角度分だけカムシャフト14を回転させることができる。その結果、ガス交換バルブ12の開閉タイミング(時機)を移動(シフト)させることができる。
旋回レバー要素16はカム・フォロワ28を支持する。カム・フォロワ28は、カムシャフト14が回転している間、カム24のカム輪郭に追従する。カム・フォロワ28は、カム・フォロワ軸(またはシャフト)30の周りを回転できるように取り付けられたローラとして、設計される。カム・フォロワ軸(シャフト)30は、カム・フォロワ軸(シャフト)30の両端部で旋回レバー要素16のフォーク部(二股部)32によって支持される。フォーク部32は、旋回レバー要素16の第1の端部に配置される。
旋回レバー要素16は、フォーク部32とは反対側に位置する旋回レバー要素16の両端部のうちの一方において、レバー・アーム18、20に旋回可能に結合される。カムシャフトの回転中にカム・フォロワ28がカム24のカム輪郭に追従している間に、旋回レバー要素16は、レバー・アーム18、20に対して旋回される。旋回レバー要素16は、支持面または接触面34を有する。支持面34は、ロッカ・アーム22用の接触面として機能する。支持面34は、凹状に伸びまたは延在し、旋回レバー要素16の上側に配置される。従って、旋回レバー要素16は、ロッカ・アーム22用のクリッセまたはゲート部(摺動伝達規制ゲート部材)または連結リンク(Kulisse:スライド・ブロック、クランク、揺動レバー)として機能する。
レバー・アーム18、20は旋回シャフト36に回転不能に連結されていて、旋回シャフト36と共に回転するようにされる。具体的には、レバー・アーム18、20は、旋回シャフト36が旋回シャフト36の長手方向軸(縦軸)Aを中心として回転する間に、回転する。旋回シャフト36は、同時に、第1種てこ型ロッカ・アーム22用の第1種てこ型(センターピボット式)ロッカ・アーム軸(シャフト)(Kipphebelachse)として機能する。これは、レバー・アーム18、20を旋回させロッカ・アーム22を旋回可能に支持するために別個の軸(シャフト)を設ける必要がないので、設置空間の点(理由)で、特に有利である。
レバー・アーム18、20は、旋回シャフト36および旋回軸(シャフト)38を介して互いに連結される。レバー・アーム18、20は、ロッカ・アーム22の両側の端部に配置される。レバー・アーム18、20は、フォーク部32とは反対側にある旋回レバー要素16の一端部において旋回レバー要素16を把持する。レバー・アーム18、20は、旋回軸38を介して旋回レバー要素16を支持して、旋回レバー要素16がレバー・アーム18、20に対して旋回できるようにされる。ここで、旋回レバー要素16は、例えば、旋回軸38に回転不能に連結され、旋回軸38はレバー・アーム18、20に回転可能に取り付けられる。代替的に、旋回レバー要素16は、旋回軸38の周りに旋回するように設けることができる。また、例えば、その旋回レバー要素を支持する唯1つのレバー・アームを設けることも、可能である。
図4に示されているように、レバー・アーム18、20は、スリーブ40を介して旋回シャフト36に連結される。具体的には、レバー・アーム18、20はスリーブ40に回転不能に連結され、スリーブ40は、旋回シャフト36に回転不能に連結される。例えば、その回転不能な連結は、溶接、接着剤結合、ボルト止め、連結、等による適切な嵌合(フィット)で実現され得る。
図2は、駆動ユニット42、例えば電気的駆動装置、の概略図を提示している。駆動ユニット42は、旋回シャフト36に連結されて、旋回シャフト36が、少なくとも所定の角度範囲内で、例えば360°未満の角度範囲内、特に90°未満の角度範囲内で、回転することができる。その角度範囲は、可変動バルブ・トレイン10の各レバー・アーム長に応じて決まり、例えば、示された例におけるように、20°未満とすることもできる。旋回シャフト36を回すと、それによってレバー・アーム18および20が旋回する。その理由は、これら(両レバー・アーム)が旋回シャフト36に回転不能に連結されているからである。レバー・アーム18および20を旋回させると、それによって旋回レバー要素16が旋回する。ここで、旋回レバー要素16は、ロッカ・アーム22およびカムシャフト14に対して位置(配置)を変化させる。これによって、旋回レバー要素16を介してロッカ・アーム22にカム24のカム輪郭を伝達する狙い通りの影響を与えることが、可能になり、それ(ロッカ・アーム)が、ガス交換バルブ12を最終的に作動させ、これを以下でより詳細に説明する。
また、駆動ユニット42の代替手段として、アクチュエータ43を設けることができる。例えば、アクチュエータ43は、第1のレバー・アーム18および/または第2のレバー・アーム20に接触して、第1および第2のレバー・アーム18を旋回させるようにすることができる。既に述べたように、レバー・アーム18、20を旋回させると、それによって旋回レバー要素16が旋回する。そのような実施形態では、レバー・アーム18、20は、旋回シャフト36に回転可能に連結することができ、これ(旋回シャフト)は従って旋回軸(シャフト)としてのみ機能する。
旋回シャフト(ロッカ・アーム軸(シャフト))36の回転を可能にするために、旋回シャフト36は、例えば滑りベアリング(軸受)またはローラ(ころ)ベアリングを介して、ベアリング・ブロック44内に回転可能に取り付けられる(図3参照)。例えば、ベアリング・ブロック44は、複数のネジ(図示せず)によって、内燃エンジンのシリンダ・ヘッドに固定(締結)することができる。
再び図4を参照すると、ロッカ・アーム22は、スリーブ40の周りで旋回可能であり、従って旋回シャフト36の周りに旋回可能であるように、取り付けられる。可変動バルブ・トレイン10のアセンブリ(組立体)は、一方の旋回シャフト36と、他方のレバー・アーム18、20およびロッカ・アーム22との間に中間要素としてスリーブ40を設けることによって、簡素化することができる。特に、レバー・アーム18、20、ロッカ・アーム22およびスリーブ40を含んでなるアセンブリを先に組み立てることができ、ここで、レバー・アーム18、20はスリーブ40に回転不能に連結され、ロッカ・アーム22はスリーブ40の周りに回転可能に配置される。そのとき、スリーブ40は、旋回シャフト36に回転不能に連結することができる。他の実施形態では、例えば、レバー・アーム18、20は、旋回シャフト36に直接的に(即ち、(周囲に)スリーブを介在させることなく)回転不能に連結することができる。代替的にまたは追加的に、ロッカ・アーム22は、旋回シャフト36に直接的に(即ち、スリーブを介在させることなく)旋回可能に連結することができる。レバー・アーム18、20が旋回シャフト36に回転不能に連結され、ロッカ・アーム22が旋回シャフト36に旋回可能に連結される、という他の構成を実現することも、可能である。
ロッカ・アーム22は、ローラ・シャフトまたは軸50を介して回転可能なローラ軸(シャフト)48を支持するフォーク部(二股部)46を有する。回転可能なローラ48は、旋回レバー要素16の支持面34に接触している。旋回レバー要素16のカム・フォロワ28、およびロッカ・アーム22の回転可能なローラ48は、概略的に同じ力を伝達するので、同じ設計構造を有することができ、部品の多様性を低減するようになっている。ロッカ・アーム22は、例えばボール・ジョイント(球継ぎ手)フット部(足状部)(Kugelfuess、ball-joint foot)(象の足部(Elefantenfuss)、図示せず)を介して、ガス交換バルブ12を作動させる。
図1および2は、可変動バルブ・トレイン10が、動作期間中に、カムシャフト14とガス交換バルブ12の間の作動的な連結をどのように確立するか、を示している。図1において、カム・フォロワ28は、カム24の基礎円領域に接触している。図2では、カム・フォロワ28は、カム24のバルブ・リフト領域に接触している。具体的には、カム・フォロワ28がカム24のカム輪郭に追従するので、カム24のカム輪郭のバルブ・リフト領域によって、旋回レバー要素16は旋回軸(シャフト)38の周りを旋回するようにされる。旋回レバー要素16を旋回軸38の周りで旋回させると、ローラ48が支持面34に接触しているので、ロッカ・アーム22は旋回シャフト36の周りで旋回するようになる。特に、旋回レバー要素16が上向きに旋回させられるとき、カム24の上昇ランプ(斜面)によって、ローラ48は支持面34上で上向きに転がるようにされる。ロッカ・アーム22は、旋回シャフト36の周りを旋回させられる。ロッカ・アーム22を旋回させている間に、ガス交換バルブ12は作動される(開かれる)。カム24の下降ランプ(傾斜)の結果として、旋回レバー要素16を下向きに旋回させている間に、ローラ48は支持面34上で下向きに転がる。ロッカ・アーム22は、戻るように旋回させられる。それとは対照的に、カム24のカム輪郭の基礎本円領域では、旋回レバー要素16の旋回が生じず、従ってロッカ・アーム22の旋回も生じない。
図5は、可変動バルブ・トレイン10で調整することができるガス交換バルブ12の例示的なバルブ・リフト曲線を示している。旋回シャフト36の設定回転角および支持面34の輪郭(外形)に応じて、種々のバルブ・リフト(バルブ・リフト最大値(Ventilhubmaxima))を設定することができる。特に、ガス交換バルブ12のゼロ・リフト状態を生じさせることも、可能である。図1および2を参照すると、旋回シャフト36を時計回りに調節すると、ガス交換バルブ12のバルブ・リフト最大値が増大する。これとは対照的に、旋回シャフト36を反時計回りに調整すると、ガス交換バルブ12のバルブ・リフト最大値が減少する。この効果は、旋回シャフト36を調整すると、カムシャフト14およびローラ48に対する旋回軸(シャフト)38の位置(配置)に影響を与える、ことによって、達成される。旋回軸38を移動させると、カムシャフト14とローラ48の間のレバー比(てこ比)が変化し、従ってカム輪郭(profile)からガス交換バルブ12への伝達(トランスミッション)率(比)が変化する。旋回軸38を移動させると、支持面34の別のクリッセまたはゲート部輪郭(プロファイル、外形)部分が、カム・タップ(tap:コツコツとたたく動作)に入るようになる(ローラ48に接触するようになる)。これによって、最終的に、バルブ・リフト高さに影響を与えることが、可能になる。
旋回レバー要素16の支持面34は、図5に示されたバルブ・リフト曲線を達成するように特別に設計されることとなる。支持面34の例示的な凹面形状または湾曲もしくは曲線(Verlauf、進行)は、レバー・アーム18を調整することによって、所望通りにバルブ・リフト曲線のバルブ・リフト最大値が影響を受けるような形態で、設計される必要がある。例えば、支持面34は、カムシャフト14、カム24、カム・フォロワ28、旋回レバー要素16、第1のレバー・アーム18、第2のレバー・アーム20、ローラ48、ロッカ・アーム22、旋回シャフト36、旋回軸(シャフト)38およびガス交換バルブ12の配置および各寸法に応じて(の関数として)構成する必要がある。
また、カムシャフト調整器26との組合せで、バルブ・リフト曲線を(図5の横軸に沿って)移動させることもでき、その結果、(バルブ)開閉タイミング(時機)を変えることができる。
本発明は、上述の好ましい例示的な実施形態に限定されない。むしろ、本発明の概念を同様に利用し、従って保護の範囲内に入る多数の変形例および派生物が、可能である。特に、本発明は、引用する請求項とは関係なく、従属請求項の構成および特徴の保護も請求する。特に、従属請求項の特徴は、独立請求項1の第1のレバー・アームと旋回レバー要素の間の支持面、旋回シャフトおよび/または旋回可能な連結、の存在および設計に関する特徴と無関係に(独立して)も開示される。
10 可変動バルブ・トレイン
12 ガス交換バルブ
14 カムシャフト
16 旋回レバー要素
18 第1のレバー・アーム
20 第2のレバー・アーム
22 第1種てこ型(センターピボット式)ロッカ・アーム
24 カム
26 カムシャフト調整器
28 カム・フォロワ
30 カム・フォロワ軸(またはシャフト)
32 フォーク部
34 支持面
36 旋回シャフト
38 旋回軸(またはシャフト)
40 スリーブ
42 駆動ユニット
43 アクチュエータ
44 ベアリング・ブロック
46 フォーク部
48 ローラ
50 ローラ軸(またはシャフト)
A 長手方向軸

Claims (23)

  1. 内燃エンジン用の可変動バルブ・トレイン(10)であって、
    カム(24)を有するカムシャフト(14)と、
    前記内燃エンジンの少なくとも1つのガス交換バルブ(12)を作動させるための第1種てこ型のロッカ・アーム(22)と、
    支持面(34)およびカム・フォロワ(28)を有する旋回レバー要素(16)
    を含み、
    前記支持面(34)は、前記ロッカ・アーム(22)に作動的に連結され前記カム・フォロワ(28)は前記カム(24)のカム輪郭に追従するものであり、
    さらに、前記旋回レバー要素(16)を旋回可能に支持し被駆動旋回シャフト(36)の長手方向軸(A)を中心として旋回するように前記被駆動旋回シャフト(36)に連結される第1のレバー・アーム(18)を含む、
    可変動バルブ・トレイン(10)
  2. 前記旋回レバー要素(16)が旋回レバー・クリッセまたは旋回レバー・ゲート部である、請求項1に記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  3. 前記支持面(34)は前記ロッカ・アーム(22)に作動的に接触するものである、請求項1または2に記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  4. 前記ロッカ・アーム(22)は、前記被駆動旋回シャフト(36)の周りに旋回可能であるように取り付けられ、および/または
    前記被駆動旋回シャフト(36)は、前記ロッカ・アーム(22)用のロッカ・アーム軸として機能するものである、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  5. 前記被駆動旋回シャフト(36)を回転させることによって、前記第1のレバー・アーム(18)および前記旋回レバー要素(16)が旋回し、前記旋回レバー要素(16)から前記ロッカ・アーム(22)への前記カム(24)のカム輪郭の伝達を変化させること可能になる、請求項1乃至4のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  6. 前記被駆動旋回シャフト(36)を回転させることによって、前記第1のレバー・アーム(18)および前記旋回レバー要素(16)が旋回し、前記旋回レバー要素(16)から前記ロッカ・アーム(22)への前記カム(24)のカム輪郭の伝達を連続的に変化させるこが可能になる、請求項1乃至4のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  7. 前記少なくとも1つのガス交換バルブ(12)の最大バルブ・リフトを変えるための前記伝達は可変なものであ、請求項5または6に記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  8. 前記少なくとも1つのガス交換バルブ(12)の最大バルブ・リフトを変えるための前記伝達は前記少なくとも1つのガス交換バルブ(12)のゼロ・リフトまで可変なものである、請求項5または6に記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  9. 前記第1のレバー・アーム(18)は、前記被駆動旋回シャフト(36)に回転不能に連結されるものである、請求項1乃至のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  10. 前記旋回レバー要素(16)は、前記カム・フォロワ(28)を介して前記カム(24)のカム輪郭に追従しつつ、前記第1のレバー・アーム(18)に対して旋回させられ、および/または
    旋回軸(38)が、前記第1のレバー・アーム(18)および旋回レバー要素(16)を一緒に旋回可能に結合する、
    請求項1乃至のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  11. 前記ロッカ・アーム(22)は、前記支持面(34)に接触するための回転可能なローラ(48)を有するものである、請求項1乃至10のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  12. 前記旋回レバー要素(16)の前記カム・フォロワ(28)、および前記ロッカ・アーム(22)の前記回転可能なローラ(48)は、同じ設計構造を有するものである、請求項11に記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  13. 前記被駆動旋回シャフト(36)は、360°未満の限定された角度範囲内での回転可能なものである、請求項1乃至12のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10) 。
  14. 前記限定された角度範囲が120°未満の角度範囲である、請求項13に記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  15. 前記可変動バルブ・トレイン(10)は、さらに、前記第1のレバー・アーム(18)に前記被駆動旋回シャフト(36)を介し連結される第2のレバー・アーム(20)を含むものである、請求項1乃至14のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  16. 前記可変動バルブ・トレイン(10)は、さらに、前記第1のレバー・アーム(18)に前記被駆動旋回シャフト(36)を介しおよび旋回軸(38)を介し連結される第2のレバー・アーム(20)を含むものである、請求項1乃至14のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  17. 記第1のレバー・アーム(18)および第2のレバー・アーム(20)前記ロッカ・アーム(22)の両側に配置される、請求項15または16に記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  18. 前記可変動バルブ・トレイン(10)は、さらに、前記被駆動旋回シャフト(36)に回転不能に配置されたスリーブ(40)を含み、
    前記第1のレバー・アーム(18)は前記スリーブ(40)に回転不能に配置され、前記ロッカ・アーム(22)は、前記スリーブ(40)の周りに旋回可能であるように配置されるものである、
    請求項1乃至17のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  19. 前記旋回レバー要素(16)は、前記ロッカ・アーム(22)と前記カムシャフト(14)の間に配置されるものである、請求項1乃至18のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  20. 前記被駆動旋回シャフト(36)を回転させるための駆動ユニット(42)、または
    前記第1のレバー・アーム(18)を旋回させるために前記第1のレバー・アーム(18)に接触するよう設計されたアクチュエータ(43)
    をさらに含む、請求項1乃至19のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  21. さらに、前記カムシャフト(14)の位相を調整するように前記カムシャフト(14)に連結されるカムシャフト調整器(26)を含む、請求項1乃至20のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)。
  22. 請求項1乃至21のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)を含む自動車
  23. 請求項1乃至21のいずれかに記載の可変動バルブ・トレイン(10)を含ユティリティ・ビークル。
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