JP7344280B2 - 走査型顕微鏡ユニット - Google Patents

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Description

本開示は、走査型顕微鏡を構成する走査型顕微鏡ユニットに関する。
従来から、観察対象の標本のイメージを得ることが可能な顕微鏡装置が知られている。例えば、下記特許文献1には、顕微鏡に接続される顕微鏡接続ポートと、標本に光を照射する刺激ユニットと、標本から発せられる光を検出する観察ユニットと、顕微鏡と刺激ユニット及び観察ユニットとを光学的に接続する光路を合成する光路合成部とを備える顕微鏡接続ユニットが開示されている。このような構成の顕微鏡接続ユニットでは、例えば、励起光を標本に照射して用いてそれに応じて生じる蛍光を検出することにより、標本のイメージングが実現される。
特開2011-90248号公報
上述したような従来の顕微鏡接続ユニットでは、様々な種類、または、様々なメーカーの顕微鏡に接続して使用する際に、顕微鏡におけるレンズの光軸と顕微鏡接続ユニット内の励起光を走査するためのミラーとの位置関係とが安定しない場合があった。そのため、観察される画像における信号強度及び分解能が低下してしまう傾向にある。
実施形態は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、信号強度及び分解能の維持されたイメージングを実現することが可能な走査型顕微鏡ユニットを提供することを課題とする。
本開示の一形態は、顕微鏡光学系を有する顕微鏡の接続ポートに取り付けられることにより、走査型顕微鏡を構成する走査型顕微鏡ユニットであって、観察対象の試料に向けて照射光を出力する光源と、照射光に応じて試料から生じる観察光を検出する光検出器と、光源から出力された照射光を、試料上で走査させ、照射光に応じて試料から生じる観察光を光検出器に向けて導くスキャンミラーと、スキャンミラーによって走査された照射光を顕微鏡光学系に導光し、顕微鏡光学系によって結像された観察光をスキャンミラーに導光するスキャンレンズと、スキャンレンズが固定された筐体と、筐体を接続ポートに取り付けるためのアタッチメント部と、アタッチメント部に対する筐体の角度を変更可能に筐体を支持する可動部と、を備える。
上記一形態の走査型顕微鏡ユニットによれば、光源から照射された照射光が、スキャンミラー、スキャンレンズ、及び外部の顕微鏡を経由して試料上に走査され、それに応じて試料上から生じた観察光が、外部の顕微鏡、スキャンレンズ、及びスキャンミラーを経由して光検出器で検出される。この走査型顕微鏡ユニットは、スキャンレンズが固定される筐体がアタッチメント部によって顕微鏡の接続ポートに取り付けられ、そのアタッチメント部に対する筐体の角度が変更可能とされている。このような構成により、取り付ける顕微鏡に対応してスキャンレンズの光軸を顕微鏡の光学系の光軸の方向に合わせることができる。その結果、信号強度及び分解能の維持されたイメージングを実現することができる。
実施形態によれば、信号強度及び分解能の維持されたイメージングを実現することができる。
実施形態にかかる共焦点顕微鏡Aの概略構成図である。 ダイクロイックミラー9a~9cにおける蛍光の屈折状態を示す平面図である。 図1の共焦点顕微鏡ユニット1の顕微鏡50への取り付け構造を示す断面図である。 図1の第1~第4のサブユニット6a~6dで扱われる励起光及び蛍光の波長分布特性を示すグラフである。 共焦点顕微鏡ユニット1において励起光あるいは蛍光の導光のイメージを示す図である。 共焦点顕微鏡ユニット1において励起光あるいは蛍光の導光のイメージを示す図である。 共焦点顕微鏡ユニット1を対象にした煽り調整時に用いる冶具の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本開示の実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態にかかる走査型顕微鏡の一種である共焦点顕微鏡Aの概略構成図である。図1に示す共焦点顕微鏡Aは、観察対象の試料Mの光学断層像の構築を可能とする画像を取得する共焦点顕微鏡を構成し、実施形態に係る走査型顕微鏡ユニットである共焦点顕微鏡ユニット1が顕微鏡50の外部ユニット接続用の接続ポートP1に接続されて構成される。この共焦点顕微鏡ユニット1は、顕微鏡50内の結像レンズ51、対物レンズ52等の顕微鏡光学系を経由して、顕微鏡50のステージ上等に配置された試料Mに励起光を照射し、その励起光に応じて試料Mから生じた蛍光を、顕微鏡50の顕微鏡光学系を経由して受光(検出)して光学的断層像を生成して出力する装置である。
詳細には、共焦点顕微鏡ユニット1は、メイン筐体2と、メイン筐体2の一部を構成し、顕微鏡50の接続ポートP1に着脱可能に接続される鏡筒(筐体)3と、メイン筐体2内に固定されたスキャンミラー4、固定ミラー5、第1~第4のサブユニット6a~6dと、鏡筒3内に固定されたスキャンレンズ7とを含んで構成される。以下、共焦点顕微鏡ユニット1の各構成要素について詳細に説明する。
鏡筒3内のスキャンレンズ7は、スキャンミラー4の反射面を対物レンズ52の瞳位置にリレーすると同時に、顕微鏡50の顕微鏡光学系の1次結像面に励起光(照射光)を集光させるための光学素子である。スキャンレンズ7は、スキャンミラー4によって走査された励起光(照射光)を顕微鏡光学系に導光することにより試料Mに照射させ、それに応じて試料Mから生じた蛍光(観察光)をスキャンミラー4に導光する。詳細には、スキャンレンズ7は、対物レンズ52の瞳をスキャンミラー4に結像するように構成され、顕微鏡50の対物レンズ52及び結像レンズ51によって結像された蛍光をスキャンミラー4に導く。
メイン筐体2内のスキャンミラー4は、例えば、反射板を2軸で傾動可能に構成されたMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラー等の光走査素子である。スキャンミラー4は、反射角度を連続的に変更することにより、第1~第4のサブユニット6a~6dから出力された励起光(照射光)を試料M上に走査させ、その励起光に応じて生じる蛍光(観察光)を、第1~第4のサブユニット6a~6dに向けて導く役割を有する。
固定ミラー5は、メイン筐体2内に固定された光反射素子であり、第1~第4のサブユニット6a~6dから出力された励起光をスキャンミラー4に向けて反射させ、スキャンミラー4で反射された蛍光を励起光と同軸で第1~第4のサブユニット6a~6dに向けて反射する。
第1のサブユニット6aは、ベース板8aと、ベース板8a上に配置されたダイクロイックミラー(第1のビームスプリッタ)9a、光源10a、ダイクロイックミラー11a、ピンホール板(第1の絞り部材)12a、光検出器(第1の光検出器)13aとを有する。ダイクロイックミラー9aは、固定ミラー5の蛍光の反射方向に固定され、第1のサブユニット6aが照射する波長λの第1の励起光及びそれに応じて試料Mから生じる波長範囲Δλの第1の蛍光を反射し、第1の励起光及び第1の蛍光よりも長波長の光を透過させる性質を有するビームスプリッタである。ダイクロイックミラー11aは、ダイクロイックミラー9aの第1の蛍光の反射方向に設けられ、波長範囲Δλの第1の蛍光を透過し、波長範囲Δλより短い波長λの第1の励起光を反射させる性質を有するビームスプリッタである。光源10aは、波長λの第1の励起光(例えば、レーザ光)を出力する発光素子(例えば、レーザダイオード)であり、第1の励起光がダイクロイックミラー11aによって第1の蛍光と同軸でダイクロイックミラー9aに向けて反射されるように配置される。ピンホール板12aは、そのピンホール位置が試料Mの第1の励起光のスポットの共役位置に一致するように配置され、第1の蛍光の光束を制限する絞り部材であり、光源10a等とともに共焦点光学系を構成する。このピンホール板12aは、ピンホールの径を外部から調整可能にされ、光検出器13aによって検出される画像の解像度と画像の信号強度を変更可能とする。光検出器13aは、その検出面がピンホール板12aに対向して配置され、ピンホール板12aを通過した第1の蛍光を受光および検出する。なお、光検出器13aは、光電子増倍管、フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、MPPC(Multi-Pixel Photon Counter)、HPD(Hybrid Photo Detector)、或いはエリアイメージセンサ等である。
第2~第4のサブユニット6b~6dも、第1のサブユニット6aと同様な構成を有する。
すなわち、第2のサブユニット6bは、ベース板8bと、ダイクロイックミラー(第2のビームスプリッタ)9b、光源10b、ダイクロイックミラー11b、ピンホール板(第2の絞り部材)12b、光検出器(第2の光検出器)13bとを有する。ダイクロイックミラー9bは、第2のサブユニット6bが照射する波長λ(>λ)の第2の励起光及びそれに応じて試料Mから生じる波長範囲Δλの第2の蛍光を反射し、第2の励起光及び第2の蛍光よりも長波長の光を透過させる性質を有する。ダイクロイックミラー11bは、波長範囲Δλの第2の蛍光を透過し、波長範囲Δλより短い波長λの第2の励起光を反射させる性質を有する。光源10bは、波長λの第2の励起光を出力する発光素子である。ピンホール板12bは、そのピンホール位置が試料Mの第2の励起光のスポットの共役位置に一致するように配置され、第2の蛍光の光束を制限する絞り部材である。光検出器13bは、その検出面がピンホール板12bに対向して配置され、ピンホール板12bを通過した第2の蛍光を受光および検出する。なお、光検出器13bは、光電子増倍管、フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、MPPC(Multi-Pixel Photon Counter)、HPD(Hybrid Photo Detector)、或いはエリアイメージセンサ等である。
第3のサブユニット6cは、ベース板8cと、ダイクロイックミラー(第3のビームスプリッタ)9c、光源10c、ダイクロイックミラー11c、ピンホール板(第3の絞り部材)12c、光検出器(第3の光検出器)13cとを有する。ダイクロイックミラー9cは、第3のサブユニット6cが照射する波長λ(>λ)の第3の励起光及びそれに応じて試料Mから生じる波長範囲Δλの第3の蛍光を反射し、第3の励起光及び第3の蛍光よりも長波長の光を透過させる性質を有する。ダイクロイックミラー11cは、波長範囲Δλの第3の蛍光を透過し、波長範囲Δλより短い波長λの第3の励起光を反射させる性質を有する。光源10cは、波長λの第3の励起光を出力する発光素子である。ピンホール板12cは、そのピンホール位置が試料Mの第3の励起光のスポットの共役位置に一致するように配置され、第3の蛍光の光束を制限する絞り部材である。光検出器13cは、その検出面がピンホール板12cに対向して配置され、ピンホール板12cを通過した第3の蛍光を受光および検出する。なお、光検出器13cは、光電子増倍管、フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、MPPC(Multi-Pixel Photon Counter)、HPD(Hybrid Photo Detector)、或いはエリアイメージセンサ等である。
第4のサブユニット6dは、ベース板8dと、全反射ミラー9d、光源10d、ダイクロイックミラー11d、ピンホール板(第4の絞り部材)12d、光検出器(第4の光検出器)13dとを有する。全反射ミラー9cは、第4のサブユニット6dが照射する波長λ(>λ)の第4の励起光及びそれに応じて試料Mから生じる波長範囲Δλの第4の蛍光を反射する。ダイクロイックミラー11dは、波長範囲Δλの第4の蛍光を透過し、波長範囲Δλより短い波長λの第4の励起光を反射させる性質を有する。光源10dは、波長λの第4の励起光を出力する発光素子である。ピンホール板12dは、そのピンホール位置が試料Mの第4の励起光のスポットの共役位置に一致するように配置され、第4の蛍光の光束を制限する絞り部材である。光検出器13dは、その検出面がピンホール板12dに対向して配置され、ピンホール板12dを通過した第4の蛍光を受光および検出する。なお、光検出器13dは、光電子増倍管、フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、MPPC(Multi-Pixel Photon Counter)、HPD(Hybrid Photo Detector)、或いはエリアイメージセンサ等である。
上記構成の第1~第4のサブユニット6a~6dの位置関係について説明する。
第1~第4のサブユニット6a~6dは、スキャンミラー4及び固定ミラー5による第1~第4の蛍光の導光方向に沿って、この順番で固定ミラー5から離れる方向に並ぶように、かつ、第1~第4の蛍光の光路上にダイクロイックミラー9a~9c及び全反射ミラー9dが位置するように、メイン筐体2内に固定されている。詳細には、第2~第4のサブユニット6b~6dは、それぞれ、第1~第3のサブユニット6a~6cに対して、ダイクロイックミラー9a~9c及び全反射ミラー9dの中心位置を基準にして、第2~第4の蛍光の導光方向に垂直な方向に所定距離dだけシフトするように、配置されている。
この所定距離dは、ダイクロイックミラー9a~9cによって透過される蛍光の光路において、それぞれのダイクロイックミラー9a~9cにおいて蛍光の屈折によって生じる、その光路に垂直な方向のシフト量δに略等しく設定される。本実施形態では、ダイクロイックミラー9a~9cを構成するミラー部材の厚さは同一に設定されているため、ダイクロイックミラー9a~9cで生じるシフト量はほぼ同じとなり、それに応じて、第1~第4のサブユニット6a~6dのうちの隣り合う2つのサブユニット間のシフト距離dも同じに設定される。このシフト距離dは、ダイクロイックミラー9a~9cを構成するミラー部材の厚さ及び屈折率に応じて適切に設定される。詳しくは、ミラー部材が厚さt、屈折率nであり、ミラー部材に入射する蛍光の入射角をθ、ミラー部材内部への屈折角をφとした場合、ミラー部材による蛍光のシフト量δは、図2のようになる。この時、シフト量δは、下記式(1)のように求めることができるため、このシフト量δに合わせてシフト距離(所定距離)dを設定すればよい。なお、入射角θと屈折角φの間には、下記式(2)の関係がある。
δ=t・sin(θ‐φ)/cosφ …(1)
φ=arcsin(sinθ/n) …(2)
なお、入射角θを45度とした場合、ミラー部材の屈折率nが1.5であれば、d=δ=0.33tとなり、ミラー部材の屈折率nが1.4であれば、d=δ=0.29tとなる。
次に、共焦点顕微鏡ユニット1における顕微鏡50への取り付け構造の詳細について説明する。図3は、共焦点顕微鏡ユニット1の顕微鏡50への取り付け構造を示す断面図である。
図3に示すように、鏡筒3の内部に複数のレンズによって構成されるスキャンレンズ7が固定されており、その鏡筒3の先端の内側には、アタッチメント部21と可動部22とが一体化された煽り調整機構23が設けられている。アタッチメント部21は、鏡筒3の先端から突出するリング状の形状を有し、その先端側に顕微鏡50のカメラ接続用の接続ポートP1に取り付け可能な構造(例えば、Cマウントに対応した構造)を有する。可動部22は、アタッチメント部21の基端側に連続して形成され、略リング状の形状を有し、その外面が球面状に形成された摺動面をなしている。また、鏡筒3の先端の内面は、可動部22の外面形状に対応した球面状の摺動面24が形成されている。ここで、可動部22の外面、及び鏡筒3の内面は、可動部22が鏡筒3内に嵌め込まれ、アタッチメント部21が顕微鏡50の接続ポートP1に接続された状態において、それらの形状を含む球面の中心C1が、顕微鏡50の顕微鏡光学系の結像面S1上に位置するような形状とされている。
上記構造の煽り調整機構23が鏡筒3の先端側に嵌め込まれたような取り付け構造によれば、顕微鏡50に取り付けられた状態において、可動部22を鏡筒3の摺動面24に対して摺動させることにより、アタッチメント部21に対する鏡筒3の角度を変更可能に鏡筒3を支持することができる。このとき、可動部22の外面及び鏡筒3の内面が球面状に形成されているので、鏡筒3がアタッチメント部21に対して回転可能にされ、アタッチメント部21の中心軸に対する鏡筒3の中心軸の角度を二次元的に調整可能とされる。すなわち、煽り調整機構23は、顕微鏡50の顕微鏡光学系の光軸とスキャンレンズ7の光軸とが平行になるように、アタッチメント部21に対する鏡筒3の角度を変更可能に構成される。
以上説明した共焦点顕微鏡ユニット1によれば、各サブユニット6a~6dの光源10a~10dから照射された励起光(照射光)が、スキャンミラー4、スキャンレンズ7、及び外部の顕微鏡50を経由して試料M上に走査され、それに応じて試料M上から生じた蛍光(観察光)が、外部の顕微鏡50、スキャンレンズ7、及びスキャンミラー4を経由して各サブユニット6a~6dの光検出器13a~13dで検出される。この共焦点顕微鏡ユニット1は、スキャンレンズ7が固定される鏡筒3がアタッチメント部21によって顕微鏡50の接続ポートP1に取り付けられ、そのアタッチメント部21に対する鏡筒3の角度が変更可能とされている。このような構成により、取り付け先の顕微鏡50に対応してスキャンレンズ7の光軸を顕微鏡50の顕微鏡光学系の光軸の方向に合わせることができる。その結果、信号強度及び分解能の維持されたイメージングを実現することができる。
図4は、第1~第4のサブユニット6a~6dで扱われる励起光及び蛍光の波長分布特性を示すグラフである。第1のサブユニット6aから照射される波長λの励起光に応じて生じる蛍光の波長範囲Δλは、一般的には、波長λの近傍であって波長λより長波長の範囲となる。これに対して、第2のサブユニット6bから照射される励起光の波長λ、及びそれによって生じる蛍光の波長範囲Δλは、波長λ及び波長範囲Δλよりも長波長の範囲となる。ここで、第1のサブユニット6aのダイクロイックミラー9aの光分割の境界波長λd1は、波長λ及び波長範囲Δλよりも長波長であり、かつ、波長λ及び波長範囲Δλよりも短波長となる値に設定されている。これにより、第1のサブユニット6aを用いた波長λ及び波長範囲Δλの範囲の共焦点計測が可能となり、同一装置の第2のサブユニット6bを用いて、波長λ及び波長範囲Δλの範囲の共焦点計測が可能となる。同様に、第2のサブユニット6bのダイクロイックミラー9bの光分割の境界波長λd2は、波長λ及び波長範囲Δλよりも長波長であり、かつ、波長λ及び波長範囲Δλよりも短波長となる値に設定されており、第3のサブユニット6cのダイクロイックミラー9cの光分割の境界波長λd3は、波長λ及び波長範囲Δλよりも長波長であり、かつ、波長λ及び波長範囲Δλよりも短波長となる値に設定されている。これにより、同一の装置の第3のサブユニット6cを用いた波長λ及び波長範囲Δλの範囲の共焦点計測が可能となり、同一装置の第4のサブユニット6dを用いて、波長λ及び波長範囲Δλの範囲の共焦点計測が可能となる。
ここで、煽り調整機構23の可動部22はスキャンレンズ7の光軸と顕微鏡50の顕微鏡光学系の光軸とが平行になるように鏡筒3の角度を変更可能に構成されている。この場合、スキャンレンズ7の光軸の方向と顕微鏡光学系の光軸を合わせることで、スキャンミラー4と対物レンズ52の瞳位置を共役位置に配置でき、対物レンズ52のNAを最大限使用することが可能となり、光検出器13a~13dで検出される信号の信号強度及び分解能を確実に向上させることができる。
特に、可動部22は、アタッチメント部21に対して回転可能に構成されている。このような構成により、スキャンレンズ7の方向と顕微鏡光学系の光軸を二次元的に合わせることができ、光検出器13a~13dで検出される信号の信号強度及び分解能を確実に向上させることができる。さらに、可動部22の回転中心C1は顕微鏡光学系の結像面S1に含まれるように構成されている。こうすれば、視野に影響を与えることなく、調整できるため、視野調整と角度調整を交互に繰り返す必要がなくなる。
図5には、共焦点顕微鏡ユニット1においてスキャンレンズ7の光軸の方向と顕微鏡光学系の光軸の方向とが不一致の場合の励起光あるいは蛍光の導光のイメージを示し、図6には、共焦点顕微鏡ユニット1においてスキャンレンズ7の光軸の方向と顕微鏡光学系の光軸の方向とが一致した場合の励起光あるいは蛍光の導光のイメージを示す。
共焦点顕微鏡ユニット1では、顕微鏡50の対物レンズ瞳がスキャンミラー4上に結像するように顕微鏡光学系及びスキャンレンズ7が予め調整される。これにより、スキャンミラー4の駆動による角度の変更が、対物レンズ52の瞳で励起光あるいは蛍光の光線の角度を振ることと等価となり、光線のロスを低減して対物レンズ52の性能を十分に発揮できることとなる。ここで、対物レンズ瞳のサイズは対物レンズ52によって異なっており、励起光あるいは蛍光の光線径はその瞳サイズと同等以上である必要があるが、一般にMEMSミラー等で構成されるスキャンミラー4は径が小さく振り角が大きいため、瞳の大きい低倍率・低NAの対物レンズ52の使用時にはスキャンミラー4上に対物レンズ瞳が収まらない場合がある。
また、顕微鏡50においては、接続ポートP1(図1)に対し、顕微鏡の光軸が組立誤差により、傾いている場合がある。この傾きは、観察光を撮像・検出する際に問題になり、特に、走査型顕微鏡として使用する場合には問題になる。その結果、図4に示すように、顕微鏡50に対して共焦点顕微鏡ユニット1を取り付けた際に、顕微鏡光学系の光軸A1に対してスキャンレンズ7の光軸A2が角度θ(>0)ほど傾く場合がある。このような場合は、スキャンミラー4を駆動して励起光の結像位置を変更して光線B1,B2として試料Mに向けて照射した際に光線B1,B2の位置が対物レンズの絞りからずれてしまい、励起光が一部けられてしまうことが起こりうる。その結果、サブユニット6a~6d用いて生成される画像における信号量・分解能の低下を招く。
これに対して、図6に示すように、顕微鏡50に対して共焦点顕微鏡ユニット1を取り付けた際に、顕微鏡光学系の光軸A1に対してスキャンレンズ7の光軸A2の方向を合わせるように煽り調整機構23を用いて調整することにより、励起光の結像位置を変更して光線B1,B2として試料Mに向けて照射した際に光線B1,B2の位置を対物レンズの絞り位置に一致させることができる。その結果、励起光がけられてしまうことが防止でき、サブユニット6a~6d用いて生成される画像における信号量・分解能を高めることができる。
本実施形態の煽り調整機構23を用いた煽り調整は、図7に示すような冶具を用いて実現することができる。図7は、共焦点顕微鏡ユニット1を対象にした煽り調整時に用いる冶具の構成を示す図である。冶具としては、円盤状のターゲット部材31と、そのターゲット部材31を対物レンズ52に代えて顕微鏡50に取り付けるためのマウント部32とを含んだものを採用できる。ターゲット部材31の表面の中心には円形のマーキング33が施されており、マウント部32によって顕微鏡50に取り付けた際にマーキング33の位置が対物レンズ52の瞳位置と一致するように構成される。
このような構成の冶具を用いて、共焦点顕微鏡ユニット1を用いて励起光を出力しながらターゲット部材31に照射される励起光のスポットSP1を、外部のカメラ等を用いて観察する。そして、励起光のスポットSP1がターゲット部材31上のマーキング33に一致するように煽り調整を行うことにより、顕微鏡光学系の光軸に対してスキャンレンズ7の光軸の方向を合わせるような調整が可能となる。
また、スキャンミラー4はMEMSミラーであってもよい。この場合、装置の小型化を容易に実現することができる。
さらに、各サブユニット6a~6dにおいては、スキャンミラー4を介して戻る観察光の光束を制限するピンホール板12a~12dが備えられ、光検出器13a~13dは、ピンホール板12a~12dを通過した観察光を検出するように構成されている。この場合、共焦点観察において信号強度及び分解能の維持されたイメージングを実現することができる。
以上、本開示の種々の実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
上記実施形態の煽り調整機構23は、球面状の摺動面を有する可動部22の構成には限定されず、ゴム製の部材、あるいは蛇腹形状の部材によって可動部22を構成してもよい。
また、上記実施形態においては、各サブユニット6a~6dによって励起光を照射し、その励起光に応じて生じた蛍光を検出可能に構成されていたが、照射光の照射に応じて試料Mで生じる反射光を検出可能に構成されていてもよい。
また、上記実施形態は、共焦点顕微鏡として用いる場合には限定されず、スキャンミラーを用いた走査型顕微鏡であれば一般的な蛍光顕微鏡、あるいは反射型顕微鏡などに用いられてもよい。
また、上記実施形態は、スキャンミラーを用いた走査型顕微鏡応用に限らず、レンズを有する光学ユニットを光学顕微鏡の接続ポートP1に取り付ける際に、顕微鏡50の顕微鏡光学系の光軸と光学ユニットのレンズの光軸とが平行になるように光学ユニットの筐体を傾ける際にも有効である。この場合、光学顕微鏡と光学ユニットとの光軸調整が容易になる。
上記実施形態は、共焦点光学系を構成するために絞り部材としてピンホール板を用いているが、絞り部材は光束を制限する光学素子であればよく、例えば、虹彩絞りやファイバコアなどであってもよい。ファイバ出力タイプの光源を用いる場合、ファイバコア端面の位置を絞り位置(光束が制限される位置)とすればよい。
また、上記実施形態は、固体レーザやダイオードレーザなどのレーザ光源を用いることもできる。この場合、これらのレーザ光源のビームウェストの位置を絞り位置(光束が制限される位置)とすればよく、光源自体が絞り部材の役割を果たすことになる。
上記実施形態においては、可動部はスキャンレンズの光軸と顕微鏡光学系の光軸とが平行になるように筐体の角度を変更可能にするものであってもよい。この場合、スキャンレンズの方向と顕微鏡光学系の光軸を合わせることで、光検出器で検出される信号の信号強度及び分解能を確実に向上させることができる。
また、可動部は、アタッチメント部に対して回転可能に構成されていてもよい。かかる構成を採れば、スキャンレンズの方向と顕微鏡光学系の光軸を二次元的に合わせることができ、光検出器で検出される信号の信号強度及び分解能を確実に向上させることができる。
さらに、可動部の回転中心は顕微鏡光学系の結像面に含まれていてもよい。こうすれば、視野に影響を与えることなく、光検出器で検出される信号量の増大と分解能向上の効果が得られる。
また、スキャンミラーはMEMSミラーであってもよい。この場合、装置の小型化を容易に実現することができる。
また、光検出器は、照射光の照射に伴い発生した蛍光を観察光として検出してもよく、照射光の照射に伴い発生した反射光を観察光として検出してもよい。かかる構成によれば、様々な種類の観察光のイメージングにおいて信号強度及び分解能の維持されたイメージングを実現することができる。
さらに、スキャンミラーを介して戻る観察光の光束を制限する絞り部材をさらに備え、光検出器は、絞り部材を通過した観察光を検出してもよい。この場合、共焦点観察により、光学断層画像を取得することができる。また、この絞り部材はピンホール板であってもよい。
実施形態は、走査型顕微鏡を構成する走査型顕微鏡ユニットを使用用途とし、信号強度及び分解能の維持されたイメージングを実現することができるものである。
A1,A2…光軸、C1…回転中心、M…試料、P1…接続ポート、S1…結像面、d…所定距離、10a~10d…光源、12a~12d…ピンホール板(絞り部材)13a~13d…光検出器、6a~6b…第1~第4のサブユニット、9a~9c…ダイクロイックミラー、1…共焦点顕微鏡ユニット、2…メイン筐体、3…鏡筒(筐体)、4…スキャンミラー、7…スキャンレンズ、21…アタッチメント部、22…可動部、23…煽り調整機構、24…摺動面、50…顕微鏡、52…対物レンズ。

Claims (9)

  1. 顕微鏡光学系を有する顕微鏡の接続ポートに取り付けられることにより、走査型顕微鏡を構成する走査型顕微鏡ユニットであって、
    観察対象の試料に向けて照射光を出力する光源と、
    前記照射光に応じて前記試料から生じる観察光を検出する光検出器と、
    前記光源から出力された前記照射光を、前記試料上で走査させ、前記照射光に応じて前記試料から生じる前記観察光を前記光検出器に向けて導くスキャンミラーと、
    前記スキャンミラーによって走査された前記照射光を前記顕微鏡光学系に導光し、前記顕微鏡光学系によって結像された前記観察光を前記スキャンミラーに導光するスキャンレンズと、
    前記光源、前記光検出器、及び前記スキャンミラーを内部に備えるメイン筐体と、
    スキャンレンズが固定され、前記メイン筐体に固定された筐体と、
    前記筐体を前記接続ポートに取り付けるためのアタッチメント部と、
    前記アタッチメント部の内部にある回転中心を中心に、前記アタッチメント部に対して前記筐体を回転可能に前記筐体を支持する可動部と、
    を備える走査型顕微鏡ユニット。
  2. 前記可動部は、前記スキャンレンズの光軸と前記顕微鏡光学系の光軸とが平行になるように前記筐体の角度を変更可能にする、
    請求項1記載の走査型顕微鏡ユニット。
  3. 前記可動部は、前記アタッチメント部に対して回転可能に構成されている、
    請求項1又は2に記載の走査型顕微鏡ユニット。
  4. 前記可動部の前記回転中心は、前記顕微鏡光学系の結像面に含まれる、
    請求項3記載の走査型顕微鏡ユニット。
  5. 前記スキャンミラーはMEMSミラーである、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡ユニット。
  6. 前記光検出器は、前記照射光の照射に伴い発生した蛍光を前記観察光として検出する、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡ユニット。
  7. 前記光検出器は、前記照射光の照射に伴い発生した反射光を前記観察光として検出する、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡ユニット。
  8. 前記スキャンミラーを介して戻る前記観察光の光束を制限する絞り部材をさらに備え、
    前記光検出器は、前記絞り部材を通過した前記観察光を検出する、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡ユニット。
  9. 前記絞り部材は、ピンホール板である、
    請求項8に記載の走査型顕微鏡ユニット。
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