JP5131552B2 - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明光を投光する投光光学系の対物レンズと、前記照明光に基づく戻り光を検出する検出光学系の対物レンズとが、それぞれの主軸が互いに平行移動した位置にあり、かつそれぞれの焦点面が一致するように配置された顕微鏡装置に関する。
顕微鏡観察において、生体の深部観察を行う際には、焦点面以外からの戻り光の影響により、画像のSNは劣化する。この現象はたとえ共焦点顕微鏡を用いたとしても充分取り除くことはできていない。
この、問題点を解消するための技術(USP5,973,828、USP5,969,854、USP6,423,956、DE4326473)が提案されている。
これらの技術では、二つの対物レンズを用いて、それぞれの焦点領域が交差するように配置することと共焦点顕微鏡技術を組み合わせるによって、それらの交差領域のみの情報が得られることにより、水平分解能は少々悪くなるが、主として深度方向の分解能を向上させるものである(USP5,973,828の図2参照)。
また、これらの構成を比較的低NAのレンズで構成した場合には次の効果があることが非特許文献2に記載されている。
(1)光軸方向の分解能が向上する。
(2)NAが小さいため、生体深部観察においても収差が発生しにくい。
(3)小さい径のものが製作しやすい。
(4)WDを長くできて深部観察に適する。
(5)二つの光路が別々のため、深部観察を行っても観察面以外からの戻り光などのノイズ光の影響を受けにくい。
また、USP5,973,828の図7には、二つの対物レンズの位置関係を保ったまま焦点位置を走査する走査機構が開示されている。また、非特許文献1、非特許文献2には、対象物をステージ等で移動させて走査する方法が開示されている。
米国特許第5,973,828号明細書 米国特許第5,969,854号明細書 米国特許第6,423,956号明細書 独国特許第4326473号明細書 「Confocal microscope with large field and working distance」, Applied Optics, Vol.38, No.22, pp.4870 「Dual-axis confocal microscope for high-resolution in vivo imaging」,Optics Letters,Vol.28,No.6,pp414
しかしながら、角度のついた二つの対物レンズを通る光の焦点の位置関係を保ったまま焦点位置を走査する機構は複雑な上に、走査に時間がかかることが考えられる。また、ステージ等を移動させて走査する方法を適用する場合も、実際には極めて長時間の走査時間がかかると考えられる。
本発明の目的は、照明光を容易に走査でき、生体深部の観察に適した顕微鏡装置を提供することにある。
本発明の顕微鏡装置は、照明光を投光する投光光学系の対物レンズと、前記照明光に基づく戻り光を検出する検出光学系の対物レンズとが、それぞれの主軸が互いに平行移動した位置にあり、かつそれぞれの焦点面が一致するように配置された顕微鏡装置において、前記投光光学系の集光点と、前記検出光学系が検出する検出点が一致しているとともに、前記集光点と前記検出点を一致させた状態で、前記集光点と前記検出点により前記焦点面を走査することを特徴とする。
この顕微鏡装置によれば、投光光学系の集光点と、検出光学系が検出する検出点が一致しているとともに、集光点と検出点を一致させた状態で、集光点と検出点により焦点面を走査するので、照明光を容易に走査でき、生体深部の観察に適した顕微鏡装置を得ることができる。
前記投光光学系の光軸と、前記検出光学系の光軸とが、前記焦点面において90度で交差してもよい。

前記戻り光のうち投光光学系に入る光の検出を抑制する手段を備えてもよい。
前記投光光学系と、前記検出光学系が光路を共有しなくてもよい。
前記投光光学系と、前記検出光学系がその光路の一部を共有し、前記戻り光が蛍光であり、前記蛍光のうち前記投光光学系に入る光の検出を抑制する手段として、波長特性を有するフィルタもしくはミラーを用いてもよい。
前記投光光学系と、前記検出光学系がその光路の一部を共有し、前記戻り光が反射、散乱光であり、前記の反射、散乱光のうち前記投光光学系に入る光の検出を抑制する手段として、偏光特性を有する光学部品を用いてもよい。
前記集光点と前記検出点により前記焦点面を走査する手段として、可動ミラーを用いてもよい。
前記集光点と前記検出点により前記焦点面を走査する手段として、所定のパターンが形成されたマスクパターン部材を用いてもよい。
前記マスクパターン部材にはピンホールパターンが形成され、当該マスクパターン部材を回転させることにより走査を行ってもよい。
前記投光光学系の前記集光点の集合がライン状であるとともに、前記検出光学系が検出する検出点の集合も前記集光点の集合に一致したライン状であってもよい。
前記照明光が近赤外レーザ光であってもよい。
本発明の顕微鏡装置によれば、投光光学系の集光点と、検出光学系が検出する検出点が一致しているとともに、集光点と検出点を一致させた状態で、集光点と検出点により焦点面を走査するので、照明光を容易に走査でき、生体深部の観察に適した顕微鏡装置を得ることができる。
以下、本発明による顕微鏡装置の実施形態について説明する。
以下、図1〜図3を参照して実施例1の顕微鏡装置について説明する。
図1は実施例1の顕微鏡装置の構成を示すブロック図である。
本実施例の顕微鏡装置1は、近赤外のレーザ光源2を有し、その前面には電動シャッタ3が配置されている。さらに、レーザの向きを変えるためのダイクロイックミラー4と、レーザ光を走査するための走査光学ユニット5と、を備えている。
ダイクロイックミラー4はレーザ光の波長を反射し、レーザ光により励起された蛍光を透過させる特性を有する。走査光学ユニット5は、一本の軸の周りに回転可能な可変ミラー5aと、可変ミラー5aの軸にほぼ直交する一本の軸の周りに回転可能な可変ミラー5bとを備えている。
また、図1に示すように、光を収束させる瞳投影レンズ6と、レーザビームを偏向するミラー7と、結像レンズ8と、レーザ光を反射して蛍光を透過するダイクロイックミラー9と、3枚のミラー10,11,15とが配置されている。
さらに2つの対物レンズ12、13は、それぞれの主軸が互いに平行で、かつ焦点面が一致するように配置されている。ここでダイクロイックミラー9からミラー10で反射して対物レンズ12に到達する光路の長さと、ダイクロイックミラー9からミラー15、ミラー11で反射して、対物レンズ13に到達する光路の長さは概ね等しくなっている。
また、ダイクロイックミラー4の近傍には、試料12から発生した蛍光を選択的に透過する蛍光フィルタ16と、蛍光ビームを収束させるレンズ17と、ピンホール18と、ピンホール18を通過した光を検出する検出器19とが設けられる。
さらに顕微鏡装置1はコントローラ20と表示モニタ21とを有し、コントローラ20は、電動シャッタ3の開閉の制御、光学走査ユニット5の走査の制御を実行するとともに、光検出器19からの信号を取得する。また、コントローラ20は表示モニタ21に情報を出力する。
次に、本実施例の顕微鏡装置の動作について説明する。
図示しない試料は、レーザ光源2からの光によって励起される蛍光指示薬が導入された状態で、顕微鏡装置の焦点位置14に配置されている。
レーザ光は電動シャッタ3が開いている時には、電動シャッタ3を通過し、ダイクロイックミラー4によって光走査ユニット5へと導かれ、光走査ユニット5によって任意の方向に走査される。
レーザ光はさらに瞳投影レンズ6、反射ミラー7、結像レンズ8を通過する。投光の光学系では、レーザ光はダイクロイックミラー9で反射した後、ミラー10で反射して、対物レンズ12に平行光として斜めに入射する。このレーザ光は対物レンズ12によって収束されるとともに、光走査ユニット5によってこの収束点は焦点面22上を走査される。このレーザ光によって試料の蛍光指示薬が励起され、蛍光を発する。
励起された蛍光は対物レンズ13によって捕らえられて平行光に変換され、ミラー11、ミラー15で反射した後にダイクロイックミラー9を透過して、その光路は再びレーザ光の光路と重なる。また、対物レンズ12で捕らえられた蛍光は、レーザ光と同じ光路を戻るが、ダイクロイックミラー9を通過してしまうので、結像レンズ8の方向には行かない。
このように投光光学系と検出光学系は分離されている。
図2は、光走査ユニット5で走査を行った場合の光線の様子を示す図である。
図2において実線および点線によりレーザ光の光束の変化を示している。図2に示すように、可変ミラー5a,5bによってレーザ光の向きが変わることにより、対物レンズ12の瞳位置への入射光の角度が変化し、焦点位置14が変化する。焦点位置14の集合が焦点面22を形成する。上記のように、焦点面22は対物レンズ13の焦点面でもある。
焦点位置14からの蛍光は、図2に示すように対物レンズ13によって平行光に変換される。図1に示すように、この蛍光はミラー11、15で反射した後にダイクロイックミラー9を通過する。この際、この蛍光は走査されたレーザ光と同じ方向を戻るように構成されている。
この蛍光は走査によるレーザ光の向きにかかわりなく、レーザ光と同じ光路を戻り、光走査ユニット5を介してダイクロイックミラー4へ導かれる。蛍光はダイクロイックミラー4を透過して、蛍光フィルタ16によって特定の波長成分が選択的に透過されて、レンズ17と、ピンホール18とによって焦点面22からの光のみが選択されて検出器19へ入る。
光検出器19からの出力信号は、コントロールユニット20へ導かれ、走査制御に同期してデジタル信号に変換され、走査位置と対応させて画像データを作成して表示モニタ21上に表示し、あるいは画像データを内部のメモリに記憶する。
また、図示しないZステージによって試料を垂直方向(図1において上下方向)に移動することによって、所望の深さの観察が可能である。
図3は、対物レンズ12および対物レンズ13の収束点近傍を示す図である。
図3に示すように、左側からのレーザ光により蛍光物質を励起して、励起された蛍光を右側から検出しており、二つの光路の重なったハッチング領域の蛍光が検出されるために、深さ方向分解能が優れている。このとき、レーザ光の光軸と検出蛍光の光軸が概ね90度となるように構成するときに、図3に示すハッチング領域が小さくなるので分解能が良好になる。分解能は、投光系の光軸と検出系の光軸が90度を成すときに最も良くなる。なお、ハッチング領域のみの蛍光が戻ってくるので、ピンホール18を用いなくても共焦点効果は得られるが、ピンホールを挿入することで一層SNが良くなる。
また、2つの対物レンズを用いることにより、レーザ光の光路と蛍光の光路とを分離したので、レーザ光により励起された図3に示すハッチング領域以外の蛍光が、容易には検出されなくなっており、深部観察時に良好なSN比で画像が撮影できる。
このように、本実施例の顕微鏡装置では、2つの対物レンズを用いることで、レーザ光を投光する光学系と、蛍光を検出する光学系とを分離したので、光軸方向の分解能を高めることができる。また、投光系の光学系と検出系の光学系が別々に構成されているので、投光系の光学系の通る様々な場所からのノイズとなる蛍光が、検出系の光路に入り難い構成となっており、極めてSN比が良く、組織の深部観察に適している。さらに、光源に近赤外レーザを用いたので、照明光の生体透過に優れ深部観察に適している。
以下、図4を参照して実施例2の顕微鏡装置について説明する。本実施例の顕微鏡装置1Aは、投光光学系と検出光学系を完全に分離した構成をとる。
図4は実施例2の顕微鏡装置の構成を示すブロック図である。実施例1と同一要素には同一符合を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、顕微鏡装置1Aにおける投光系の光学系は、その光路中に実施例1で使用したダイクロイックミラー4、ミラー7を用いていない。また、結像レンズ8の光は、図4に示すように対物レンズ12に入射するよう構成されている。また対物レンズ13で回収される光は、投光系と対照となり、結像レンズ24、瞳投影レンズ25、および、回転軸が互いに直交する2枚の可変ミラー26a、26bを有する光走査ユニット26を備える。実施例1と同様、2つの対物レンズ12、13は、それぞれの主軸が互いに平行で、かつ焦点面が一致するように配置されている。また、蛍光フィルタ16よりも後の光路は、実施例1と同様に構成される。
以下、本実施例の顕微鏡装置の動作について説明する。
レーザ光源2の光は、図4に示す光路を通り対物レンズ12によって焦点位置14に焦点を結ぶ。焦点からの蛍光は対物レンズ13で回収される。このとき実施例1と同様の効果で図3に示すハッチング領域のみがから蛍光が回収される。この蛍光は対物レンズ13で平行光に変えられて結像レンズ24と瞳投影レンズ25とによって、再び平行光に変換される。この平行光は光走査ユニット26を通り、蛍光フィルタ16で波長成分を選択され、レンズ17の作用でピンホール18に集光されてレンズ17と、ピンホール18とによって焦点面14からの光のみが選択されて検出器19へ入る。
また、コントロールユニット20は光走査ユニット5で焦点面14上を走査させる時には、同期して光走査ユニット26を制御して、光走査ユニット26に入る平行光の向きが変化しても、ピンホール18に向かう光の向きが変化しないように制御を行う。
検出器19からの出力信号は、コントロールユニット20へ導かれ、走査制御に同期してデジタル信号に変換され、走査位置と対応させて画像データを作成し、表示モニタ21上に表示し、あるいは画像データを内部のメモリに記憶する。
本実施例の顕微鏡装置では、光路を完全に分離したので、実施例1の効果に加えて、投光系の戻り光などの迷光を確実に除くことができ、一層画像のSN比が良くなるという利点がある。
以下、図5を参照して実施例3の顕微鏡装置について説明する。本実施例の顕微鏡装置1Bは、実施例2と同様、投光光学系と検出光学系を完全に分離した構成をとる。
図5は実施例3の顕微鏡装置の構成を示すブロック図である。実施例1および実施例2と同一要素には同一符合を付し、その説明は省略する。
図5に示すように、顕微鏡装置1Bにおける投光系の光学系は、図示しないレーザ光源からのレーザ光を照射するファイバ29を有する。ファイバ29の先には、コリメートレンズ30と、シリンドリカルレンズ31と、図5において紙面に垂直方向に開口のあるスリット32と、結像レンズ33とが配置される。光走査ユニット5Aは紙面に垂直な回転軸で回転する可変ミラー5aを有する。また、実施例1にける可変ミラー5bの代わりに、固定ミラー34が配置されている。同様に、光走査ユニット26Aは図5において紙面に垂直な回転軸で回転する可変ミラー26aを有する。実施例2における可変ミラー26bの代わりに、固定ミラー34が配置されている。
また、実施例2におけるピンホール18に代えて、図5において紙面に垂直方向に延びる開口のあるスリット36が配置され、検出器37として、紙面に垂直方向について光の強度分布を検出するラインCCDが用いられている。
次に、本実施例の顕微鏡装置1Bの動作について説明する。
図5に示すように、レーザ光源からの光は、光ファイバ29によって点光源として伝えられ、コリメートレンズ30で平行光に変換され、シリンドリカルレンズ31によってライン状に集光される。この集光点に配置されたスリット32を通過した光は、結像レンズ33を通過する。
レーザ光は電動シャッタ3が開いている時には、電動シャッタ3を通過し、光走査ユニット5Aによって走査される。レーザ光はさらに瞳投影レンズ6、結像レンズ8を通過し、対物レンズ12によって焦点面38に結像され、紙面に垂直なライン状となる。このラインからの蛍光は対物レンズ13で回収されるが、ライン上の個々の点は、実施例1と同様の効果で図3に示すハッチング領域のみの蛍光が回収される。この蛍光はレンズ系によってスリット36に再び結像され、スリット36を通過した焦点面38からの光のみがラインCCD37で検出される。
さらに、可変ミラー5a、26aを同期して制御することにより、ラインは焦点面38上を走査して、この情報はラインCCD(検出器37)で検出されて、コントローラ20で画像化される。
本実施例の顕微鏡装置1Bでは、ラインを1方向に走査する構成にしたので、実施例2の効果に加えて、走査時間をより短縮できるという利点がある。
以下、図6〜図7を参照して実施例4の顕微鏡装置について説明する。本実施例の顕微鏡装置1Cは、走査手段としてピンホールディスクを用いる構成を採用したものである。
図6は実施例4の顕微鏡装置の構成を示すブロック図である。実施例1と同一要素には同一符合を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、本実施例の顕微鏡装置1Cは、図示しないレーザ光源に接続された光ファイバ端面41と、その前方に配置されたコリメータレンズ42と、を備える。レーザ光源は近赤外レーザが望ましい。また、上記の光ファイバは点光源とみなせるシングルモードファイバなどが好適である。
さらにコリメートレンズ42の先には、アレイ状にマイクロレンズが配置されたマイクロレンズディスク43と、マイクロレンズの配置パターンと同じパターンでピンホールが配置されたピンホールディスク45とが設けられる。マイクロレンズディスク43およびピンホールディスク45は連結ドラム46で互いに連結されるとともに、モータ47で連結ドラム46の軸周り方向に一体的に回転可能とされている。ピンホールディスク45はマスクパターン部材を構成する。
図7はマイクロレンズディスク43およびピンホールディスク45の構造を示す斜視図である。
図7に示すように、マイクロレンズディスク43に設けられたマイクロレンズ43aおよびピンホールディスク45に形成されたピンホール45aは、ともに4条の螺旋状パターンに配置されている。
図6に示すように、これらのディスクの先には、結像レンズ8が配置され、その先にはレーザ光を反射して蛍光を透過するダイクロイックミラー9、および3枚のミラー10,11,15が配置されている。さらに2つの対物レンズ12,13が、それぞれの主軸が平行で、かつ焦点面が一致するように配置されている。ここでダイクロイックミラー9からミラー10で反射して対物レンズ12に到達する光路の長さと、ダイクロイックミラー9からミラー15、ミラー11で反射して、対物レンズ13に到達する光路の長さは概ね等しくなっている。
また、マイクロレンズディスク43およびピンホールディスク45の間にはダイクロイックミラー44が配置されている。ダイクロイックミラー44の先には蛍光フィルタ49、カメラレンズ50が配置されており、その先には高感度カメラ51が配置されている。
また、モータ47、高感度カメラ51は破線で示す信号線によってコントローラ52に接続され、さらに、コントローラ52にはモニタ53が接続されている。
次に、本実施例の顕微鏡装置の動作について説明する。
光源からの光は光ファイバ端面41から出射され、コリメートレンズ42によって平行光へと変換される。この光はマイクロレンズディスク43に照射され、個々のマイクロレンズ43aの作用によって、各マイクロレンズ43aに対応するピンホールディスク45上の各ピンホール45aで焦点を結ぶように構成されている(図7)。
ピンホールディスク45を通過した光は、結像レンズ8において、通過したピンホール45aの位置に対応した傾きを有する平行光に変換される。
投光の光学系では、レーザ光はダイクロイックミラー9で反射した後、ミラー10で反射して、対物レンズ12に平行光として斜めに入射する。このレーザ光は対物レンズ12によって収束される。このレーザ光によって試料の蛍光指示薬が励起されて蛍光が発する。この蛍光は対物レンズ13によって捕らえられて平行光に変換され、ミラー11、ミラー15で反射した後にダイクロイックミラー9を透過して、再びレーザ光の光路と重なる。
また、対物レンズ12で捕らえられた蛍光は、レーザ光と同じ光路を戻るが、ダイクロイックミラー9を通過してしまうので、結像レンズ8の方向には行かない。
このように投光光学系と検出光学系は分離されている。また、実施例1と同様の効果で図3に示すハッチング領域のみから蛍光が回収される。また、ここでモータ47により、マイクロレンズディスク43とピンホールディスク44をP方向に回転させることによって、光が走査される。
走査された光線の例を図6における点線で示す。ピンホールの違う場所からの光は結像レンズ8で向きの異なる平行光となり、対物レンズ12の瞳位置に入射して、先ほど(実線で示す光)とは異なる点に集光する。この点からの蛍光は図のように対物レンズ13によって平行光に変換される。この蛍光はミラー11、15で反射した後にダイクロイックミラー9を通過する。この際、この蛍光は走査されたレーザ光と同じ方向を戻るように構成されている。
この蛍光は結像レンズ8によって、再び同じピンホール45aを通過して、ダイクロイックミラー44で反射した後(図7)、蛍光フィルタ49によって、その波長成分が選択され、カメラレンズ50よって、高感度カメラ51に結像される。ここでコントローラ52によって、マイクロレンズディスク43とピンホールディスク45を一体的に回転させると、ピンホール45aを通過する光が焦点面上で走査されるとともに、焦点面からの蛍光が高感度カメラ51の撮像素子上で走査される。この動作によって焦点面の情報が高感度カメラ51に投光されて焦点面観察が可能となる。また、この際に焦点面以外の光は、ピンホール45aをほとんど通過できないために高感度カメラ51に到達することができない。これによって、高感度カメラ51は焦点面の光のみの共焦点画像を撮影することになる。撮影された画像はコントローラ52に保存され、あるいはモニタ53に表示される。
また、図示しないZ方向駆動ステージを駆動することによって、観察する面の深さを変更することが可能とされている。
また、深さ方向の分解能は投光系の光軸と検出系の光軸が90度を成すときに分解能が最も良くなり、そのように構成することが好ましい。さらに、投光系の光学系と検出系の光学系が分離されているので、投光系の光学系の通る様々場所からのノイズとなる蛍光が検出系の光路に入り難い構成となっており、極めてSN比が良くなる。
また、本実施例ではマイクロレンズディスクを用いる例を示したが、必ずしも用いる必要は無い。また、ピンホールディスクではなく、スリットを設けたディスクを用いても良い。この場合スリットに集光するようにマイクロレンズディスクにはスリットに対応する位置にシリンドリカルレンズを用いると好適である。また、他のマスクパターンを用いても構わない。
本実施例の顕微鏡装置では、光の走査方法としてピンホールディスクを回転させて走査させる構成としたので、実施例1の効果に加えて、走査速度が極めて速いという利点がある。
以下、図8〜図10を参照して実施例5の顕微鏡装置について説明する。本実施例の顕微鏡装置1Dは、照明光と戻り光とで、ピンホールディスク45上の別のピンホールを通過させる構成例を示す。
図8は実施例5の顕微鏡装置の構成を示すブロック図である。実施例4と同一要素には同一符合を付し、その説明は省略する。
図8に示すように、本実施例の顕微鏡装置1Dでは、実施例4に示したダイクロイックミラー44は用いない。また、結像レンズ55として径の大きいレンズを用いるとともに、結像レンズ55の中心軸とピンホールディスク45の回転軸とがほぼ等しくされている。
結像レンズ55の先には実施例2と同様、2つの対物レンズ56a、56bが配置されている。また、対物レンズ56b近傍には、像を回転させる像回転プリズム59が挿入されている。図9は像回転プリズム59の構造を示す図である。
戻り光の光路には、ピンホールディスク45とマイクロレンズディスク43との中間にダイクロイックミラー60が配置されており、蛍光の光路を高感度カメラ51側へと曲げるように構成されている。
次に、本実施例の顕微鏡装置1Dの動作について説明する。
光源からの光は光ファイバ端面41から出射され、コリメートレンズ42によって平行光へと変換される。この光はマイクロレンズディスク43に照射され、個々のマイクロレンズ43aの作用によって、各マイクロレンズ43aに対応するピンホールディスク45上の各ピンホール45aで焦点を結ぶ。
ピンホールディスク45を通過した光は、結像レンズ8で角度を持った平行光に変換され、さらに対物レンズ56aの作用で焦点57を結ぶ。焦点57からの蛍光は対物レンズ56bによって角度を持った平行光に変換され、像回転プリズム59によってその向きが180度回転される。図10は、像を回転させるプリズムの原理を示す模式図である。
像回転プリズム59で回転された光は、結像レンズ55によってピンホールディスク45上の投光側光学系で通過した位置と対向する位置(通過した位置から180度回転した位置)に結像される。図7に示すように、ピンホールディスク45は90度ごとの回転対照のパターンとなっているので、ピンホールディスク45上の投光光学系の位置のパターンと、検出光学系の位置のパターンは180度ずれた関係にある。また、像回転プリズム59の作用で像が180度回転されているので、光学系を調整することによって、蛍光の焦点をピンホールディスク45上のパターンに一致させて、戻り光を通過させることができる。
ここでピンホールディスク45を通過した戻り光は、ダイクロイックミラー60によって向きを変えられ、蛍光フィルタ49で波長成分を選択された後、カメラレンズ50に向けられ高感度カメラ51で撮影される。
なお、像回転プリズムは投光光学系に挿入しても良い。他の動作は実施例4と同様である。
本実施例の顕微鏡装置では、投光系と検出系の光路を完全に分けたので、実施例4の効果に加え、よりSN比が向上するという利点がある。
以下、図11〜図12を参照して実施例6の顕微鏡装置について説明する。本実施例の顕微鏡装置1Eは、実施例5と走査手段が異なる構成例を示す。
図11は実施例6の顕微鏡装置の構成を示すブロック図、図12はマイクロレンズディスクおよびピンホールディスクの構造を示す斜視図である。実施例5と同一要素には同一符合を付し、その説明は省略する。
図11に示すように、マイクロレンズディスク64およびピンホールディスク65は、連結部材67で互いに結合されるとともに、1軸ステージ68によって矢印Q方向に往復移動可能とされている。
図12に示すように、マイクロレンズディスク64には、所定の配置パターンをとるマイクロレンズ群64aが設けられ、ピンホールディスク65には、マイクロレンズ群64aとそれぞれ同一の配置パターンとされたピンホール群65aおよびピンホール群65bが形成されている。マイクロレンズ群64aによる焦点は、ピンホール群65aに結ばれる。また、試料からの戻り光は、ピンホール群65bを通過する。
本実施例の顕微鏡装置1Eでは、マイクロレンズディスク64とピンホールディスク65を1軸ステージ68によってQ方向に走査することによって、対応する焦点57が焦点面上で走査される。それぞれの戻り光は再びピンホールディスク65のピンホール群65aを通過し、蛍光フィルタ49を介して、カメラレンズ50によって高感度カメラ51上に結像され、適当な露光時間を取ることにより、焦点面の画像が撮影される。
なお、本実施例ではマイクロレンズディスク64とピンホールディスク65により照明光を走査する例を示しているが、本発明はこのような構成に限られない。
例えば、投光光路においてピンホールディスクを通った光を第1のガルバノミラーで微小の角度走査を行うと共に、戻り光にも第2のガルバノミラーなどで同等の微小角度走査を与えて対応するピンホールを通過する構成とし、さらに戻り光のピンホールを通過した光も、第3のガルバノミラーなどで焦点が対象物上と対応しながら高感度カメラ上を走査するように構成しても良い。
また、ピンホールディスクを移動させるのではなく、観察対象物を移動させても良い。この場合戻り光のピンホールを通過した光を、ガルバノミラーなどで焦点が対象物上と対応しながら高感度カメラ上を走査するように構成しても良いし、もしくは高感度カメラを移動走査させても良い。
本実施例の顕微鏡装置は、実施例5と同様の効果を有する。
以下、図13を参照して実施例7の顕微鏡装置について説明する。本実施例の顕微鏡装置1Eは、蛍光の検出ではなく反射、散乱光を検出する構成例を示すものである。
図13は実施例7の顕微鏡装置の構成を示すブロック図である。実施例1と同一要素には同一符合を付し、その説明は省略する。
図1に示すように、本実施例の顕微鏡装置1Fでは、実施例1におけるダイクロイックミラー4(図1)に代えて偏光ビームスプリッタ71が用いられるとともに、蛍光フィルタ16(図1)に代えて偏光フィルタ72が用いられる。また、ダイクロイックミラー9(図1)に代えて、偏光ビームスプリッタ73が用いられ、ミラー10と対物レンズ12の間には、1/4波長板74が、ミラー11と対物レンズ13の間には、1/4波長板75が、それぞれ挿入されている。
次に、本実施例の顕微鏡装置1Fの動作について説明する。
光源2から射出されるレーザ光は直線偏光を有し、偏光ビームスプリッタ71で反射された後、実施例1と同様の光路を通り、偏光ビームスプリッタ73で反射される。この光はミラー10で反射された後に1/4波長板74で円偏光へと変換され、対物レンズ12によって焦点14を結ぶ。
焦点14からの反射、散乱光は対物レンズ13で集められて、もう一度1/4波長板75を通過することにより、入射レーザとは90度偏光方向の異なる偏光となり、ミラー11、15で反射した後に、今度は偏光ビームスプリッタ73を透過する。
対物レンズ12で回収された光は、同様に偏光面が変わることによって偏光ビームスプリッタ73を透過するので、結像レンズ8の方向へ向かわないため回収されない。従って本実施例でも図3に示すハッチング領域の光のみが回収される。
対物レンズ13側からの光は、レーザ光の光路を逆方向に戻り、今度は偏光ビームスプリッタ71を透過した後に、偏光フィルタ72でその偏光成分を選択され、ピンホール18を介して検出器19で検出される。
以上のように、本実施例の顕微鏡装置1Fでは、2つの対物レンズ12,13を用いることで、レーザ光を投光する光学系と、反射、散乱光を検出する光学系とを分離したので、光軸方向の分解能を高めることができる。また、投光系の光学系と検出系の光学系が別々に構成されているので、投光系の光学系の通る様々な場所からのノイズとなる光が、検出系の光路に入り難い構成となっており、極めてSN比が良く、組織の深部観察に適している。さらに、光源に近赤外レーザを用いたので、照明光の生体透過に優れ、生体深部の反射、散乱光をSN比良く検出できる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、照明光を投光する投光光学系の対物レンズと、前記照明光に基づく戻り光を検出する検出光学系の対物レンズとが、それぞれの主軸が互いに平行移動した位置にあり、かつそれぞれの焦点面が一致するように配置された顕微鏡装置に対し、広く適用することができる。
実施例1の顕微鏡装置の構成を示すブロック図。 光走査ユニットで走査を行った場合の光線の様子を示す図。 対物レンズの収束点近傍を示す図。 実施例2の顕微鏡装置の構成を示すブロック図。 実施例3の顕微鏡装置の構成を示すブロック図。 実施例4の顕微鏡装置の構成を示すブロック図。 マイクロレンズディスクおよびピンホールディスクの構造を示す斜視図。 実施例5の顕微鏡装置の構成を示すブロック図。 像回転プリズムの構造を示す図。 像を回転させるプリズムの原理を示す模式図。 実施例6の顕微鏡装置の構成を示すブロック図。 マイクロレンズディスクおよびピンホールディスクの構造を示す斜視図。 実施例7の顕微鏡装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
4 ダイクロイックミラー
5a 可変ミラー
5b 可変ミラー
9 ダイクロイックミラー
12 対物レンズ
13 対物レンズ
14 焦点(集光点、検出点)
16 蛍光フィルタ
22 焦点面
26a 可変ミラー
26b 可変ミラー
44 ダイクロイックミラー
45 ピンホールディスク(マスクパターン部材)
49 蛍光フィルタ
56a 対物レンズ
56b 対物レンズ
57 焦点(集光点、検出点)
58 焦点面
65 ピンホールディスク(マスクパターン部材)
71 偏光ビームスプリッタ
72 偏光フィルタ
73 偏光ビームスプリッタ
74 1/4波長板
75 1/4波長板

Claims (11)

  1. 照明光を投光する投光光学系の対物レンズと、前記照明光に基づく戻り光を検出する検出光学系の対物レンズとが、それぞれの主軸が互いに平行移動した位置にあり、かつそれぞれの焦点面が一致するように配置された顕微鏡装置において、
    前記投光光学系の集光点と、前記検出光学系が検出する検出点が一致しているとともに、前記集光点と前記検出点を一致させた状態で、前記集光点と前記検出点により前記焦点面を走査することを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 前記投光光学系の光軸と、前記検出光学系の光軸とが、前記焦点面において90度で交差することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡装置。
  3. 前記戻り光のうち投光光学系に入る光の検出を抑制する手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の顕微鏡装置。
  4. 前記投光光学系と、前記検出光学系が光路を共有しないことを特徴とする請求項1または2に記載の顕微鏡装置。
  5. 前記投光光学系と、前記検出光学系がその光路の一部を共有し、
    前記戻り光が蛍光であり、前記蛍光のうち前記投光光学系に入る光の検出を抑制する手段として、波長特性を有するフィルタもしくはミラーを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の顕微鏡装置。
  6. 前記投光光学系と、前記検出光学系がその光路の一部を共有し、
    前記戻り光が反射、散乱光であり、前記の反射、散乱光のうち前記投光光学系に入る光の検出を抑制する手段として、偏光特性を有する光学部品を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の顕微鏡装置。
  7. 前記集光点と前記検出点により前記焦点面を走査する手段として、可動ミラーを用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の顕微鏡装置。
  8. 前記集光点と前記検出点により前記焦点面を走査する手段として、所定のパターンが形成されたマスクパターン部材を用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の顕微鏡装置。
  9. 前記マスクパターン部材にはピンホールパターンが形成され、当該マスクパターン部材を回転させることにより走査を行うことを特徴とする請求項8に記載の顕微鏡装置。
  10. 前記投光光学系の前記集光点の集合がライン状であるとともに、前記検出光学系が検出する検出点の集合も前記集光点の集合に一致したライン状であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の顕微鏡装置。
  11. 前記照明光が近赤外レーザ光であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の顕微鏡装置。
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