JP7343580B2 - ブローバイガス還流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、農機や建機などに用いられる産業用エンジンや自動車用エンジンなどに装備されているブローバイガス還流装置に関するものである。
産業用ディーゼルエンジンなどにおいては、ブローバイガスをシリンダヘッドカバー(以下、ヘッドカバーと略称する)の内部を通してから吸気経路に戻す構造のブローバイガス還流装置を備える構造のものが多い。
ブローバイガスを、ヘッドカバー内部を通してから吸気通路へ戻す構造では、ヘッドカバー内における動弁機構の上側にガス通路が設けられるのが一般的である。ヘッドカバー内部のガス通路は、上下に狭い扁平な通路となり易いので、ブローバイガスからオイル成分を捕捉するオイルセパレータは、専用の部品としてヘッドカバー外に設けられるのが一般的である(例えば、特許文献1)。
オイルセパレータをシリンダブロックのサイドに配置する構造では、ヘッドカバー内のようなスペースの制限が殆ど無いので、十分な容量のものにできる利点がある。しかしながら、専用部品であるオイルセパレータがエンジンの補機として追加されるので、次のような問題点がある。
即ち、オイルセパレータが付設された分、エンジン全体としての体格(嵩)が大型化する傾向がある。また、ヘッドカバーから吸気通路までのガス通路、即ち外部配管長さが長くなるので、寒冷時におけるブローバイガス中に含まれる水分の凍結のおそれが増す。
特開2018-35787号公報
本発明の目的は、構造工夫により、ヘッドカバー内にブローバイガスの通路を設け、かつ、オイルセパレータも備える構成としながらも、エンジンの大型化が抑制されるとともに、ブローバイガスの外部配管長さを短くして前述の凍結のおそれも極力回避されるように改善されたブローバイガス還流装置を提供する点にある。
本発明は、ブローバイガス還流装置において、クランクケースからのブローバイガスを、ヘッドカバーの内部に形成されたカバー内ガス通路を通して吸気通路に導くように構成され、
ブローバイガスからオイルを捕捉して除去するオイルセパレータが、前記ヘッドカバーとは別部品として前記ヘッドカバーの内部に、その頂壁と動弁機構との上下間に形成される空間部に嵌まり込むように取付けられ、
前記カバー内ガス通路は、前記動弁機構を覆う前記ヘッドカバーの上部に収容された前記オイルセパレータ及び調圧弁を有して構成され、
前記ヘッドカバーにおける前記カバー内ガス通路の出口側に前記調圧弁が設けられ、
前記調圧弁のブローバイガス入口部の周縁部と、前記オイルセパレータにおけるブロー バイガスの出口であるセパレータ出口の周縁部とが重ねられて、前記ブローバイガス入口 部と前記セパレータ出口とは互いに連通され、
前記オイルセパレータは、ブローバイガスを導入するセパレータ入口と、オイルフィルタと、オイル落し部と、ブローバイガスを排出する前記セパレータ出口を備え、
ヘッドカバーの長手方向を前後方向、その一方を前、他方を後として、オイルセパレータは、セパレータ入口を有するセパレータ後部と、セパレータ中部と、セパレータ後部及びセパレータ中部の境目に設けられたオイルフィルタと、セパレータ出口を有するセパレータ前部と、仕切り壁を備え、
仕切り壁の前寄り壁部分でセパレータ前部が、セパレータ前上部とセパレータ前下部に区画され、仕切り壁の後寄り壁部分でセパレータ中部がセパレータ中上部とセパレータ中下部に区画され、オイルフィルタにその前側からセパレータ中上部が臨み、セパレータ中上部にその前側からセパレータ前上部が連通し、セパレータ前上部にその上側からセパレータ出口が臨み、
仕切り壁の後寄り壁部分にセパレータ中上部からセパレータ中下部に向けて下向きに窪む集滴部を備え、集滴部の底に通孔を備え、
セパレータ中下部にその前側からセパレータ前下部が連通し、セパレータ前下部にその下側からオイル落し部が臨み、集滴部に集められたオイルが、通孔とオイル落し部を経てエンジン内に戻るように構成されている、ことを特徴とするブローバイガス還流装置。
前記調圧弁は、前記ヘッドカバーの頂壁を用いる状態で前記ヘッドカバーに構成されて、前記カバー内ガス通路の前記ヘッドカバーに対するガス出口部に配置されていれば好都合であり、さらに、前記調圧弁がダイヤフラム弁であり、ダイヤフラムの組付け及び取外しを可能とするカバー蓋が前記ヘッドカバーに着脱可能に取付けられているとよい。
前記オイルセパレータは、ブローバイガスを導入するセパレータ入口と、オイルフィルタと、オイル落し部と、ブローバイガスを排出する前記セパレータ出口とを備えているとよい。前記オイルフィルタは、ノズルと衝突板とを備えるインパクタ構造を有していると好都合であり、前記オイル落し部は、前記ヘッドカバーの内側に設けられた動弁機構の隙間部分に向けて突設されていればなおよい。
前記オイル落し部の下端部に、オイルの下方移動は許容し、かつ、上方移動は阻止する逆止弁が設けられているとよく、前記オイルセパレータは、前記ヘッドカバーの長手方向に沿って長い形状のものに構成されていると好都合である。
本発明によれば、ヘッドカバーにオイルセパレータが内蔵(収容)されているので、ヘッドカバー外に専用部品としてオイルセパレータを配置する場合に比べて、エンジン全体としての嵩を小さくすることが可能になる。そして、ヘッドカバーからオイルセパレータへのブローバイガスの外部配管が省略できるので、寒冷時などにおいてブローバイガス中の水分が外部配管にて凍結するおそれが回避される利点がある。
そして、オイルセパレータのブローバイガス出口が、ヘッドカバーのブローバイガス出口側に設けられた調圧弁のブローバイガス入口部に重ねられているから、セパレータと調圧弁とを繋ぐ経路が不要になるとともに、セパレータと調圧弁との配置に必要なスペースを極力少なくしながらヘッドカバーに内に設けることが可能になる。
その結果、ヘッドカバー内にブローバイガスの通路及び調圧弁に重ねられる状態でオイルセパレータを備える構成としたので、エンジンの大型化を抑制しながら、ブローバイガスの外部配管長さを短くして前述の凍結のおそれも極力回避されるようになり、改善されたブローバイガス還流装置を提供することができる。
産業用ディーゼルエンジンの正面図 図1に示すエンジンの平面図 図1に示すエンジンの左側面図 (A)図1に示すエンジンの上部要部を左前上方より見た斜視図、(B)シリンダヘッドカバーへの冷却水の給排部を示す斜視図 シリンダヘッドカバーなどの平面図 加温機構を示し、(A)は要部の平面図、(B)は要部の右側面図 加温機構を示す要部の横断断面図 シリンダヘッド及びヘッドカバー付近の構造を示す一部切欠きの側面図 オイルセパレータの構造を示す側方からみた断面図 オイルセパレータの正面図 オイルセパレータの平面図
以下に、本発明によるブローバイガス還流装置の実施の形態を、産業用ディーゼルエンジンに適用された場合について図面を参照しながら説明する。
図1~図4に示されるように、農機や建機などの産業用機械に適用されるディーゼルエンジンEは、シリンダブロック1の上にシリンダヘッド2が組付けられ、シリンダヘッド2の上にシリンダヘッドカバー(以下、「ヘッドカバー」と略称する)3が組付けられ、シリンダブロック1の下部にオイルパン4が組付けられている。
シリンダブロック1の前端部に伝動ケース5が組付けられ、伝動ケース5の前部にエンジン冷却ファン6が配置され、シリンダブロック1の後部にフライホイールハウジング7が配置されている。シリンダブロック1の上半部はシリンダ1Aに、そして、下半部はクランクケース1Bにそれぞれ構成されている。
エンジンEの前部に、クランク軸(図示省略)の軸端に取り付けられる駆動プーリ8、エンジン冷却ファン6の駆動用ファンプーリ6A、及びダイナモ(オルタネータ)9の受動プーリ9Aに跨る伝動ベルト10、ウォータフランジ30などが装備されている。エンジンEの左側には、排気マニホルド11、過給機12、スタータ13、EGRクーラ14などが装備されている。エンジンEの右側には吸気マニホルド15、オイルフィルタ17などが装備されている。エンジンEの上方には、コンプレッサ下流側吸入通路(二次側エア通路)18(図2を参照)が配置されている。
エンジンEの上部や後部には、排ガス処理装置19が設けられている。排ガス処理装置19は、エンジンEの後部でフライホイールハウジング7の上部に配置される排ガス一次処理装置(DPFなど)19A、及び、エンジンEの上部でヘッドカバー3の後部寄りに配置される排ガス二次処理装置(SCR,DOCなど)19Bを有している。これら排ガス処理装置19は、シリンダブロック1にボルト止めされる取付フレーム16により支持されている。
吸気通路aは、コンプレッサ上流側吸入通路20、前述のコンプレッサ下流側吸入通路18、吸気マニホルド15を有する総称である。コンプレッサ上流側吸入通路20は、エアクリーナ(図示省略)と過給機(ターボチャージャー)12のコンプレッサハウジング12Aとを繋ぐ配管による吸気通路aである。コンプレッサ下流側吸入通路18は、コンプレッサハウジング12Aと吸気マニホルド15とを繋ぐ配管による吸気通路aである。
図1~図3、及び図4(A)に示されるように、エンジンEには、クランクケース1B内のブローバイガスを、ヘッドカバー3の内部に形成されたカバー内ガス通路3A(図5を参照)を含むブローバイガス通路wを用いて吸気通路aに戻すブローバイガス還流装置Aが装備されている。ブローバイガス通路wは、ヘッドカバー3の上部左側と、コンプレッサ上流側吸入通路20とを繋ぐガスダクト21を有している。ガスダクト21は、ヘッドカバー3のブローバイガス出口(図示省略)と直管23とを繋ぐ湾曲した管路に構成されている。
図1~図3及び図4(A)に示されるように、コンプレッサ上流側吸入通路20は、コンプレッサハウジング12Aの入口筒(図示省略)に外嵌装着されている連結管29と、連結管29に内嵌接続されている直管23と、直管23とエアクリーナ(図示省略)とを繋ぐエア通管(図示省略)とを備えている。直管23には、ブローバイガス通路wの終端部となる突入管(図示省略)が横向き枝分かれ状に形成され、また、直管23における突入管部位を冷却水rを用いて温め可能な加温機構22が一体に設けられている。
次に、ブローバイガス還流装置Aにおけるヘッドカバー3部位の構成について説明する。図5及び図8に示されるように、カバー内ガス通路3Aは、主に、動弁機構Fを覆うヘッドカバー3の上部に収容されたオイルセパレータ25及びPCV(Positive Crankcase Ventilation)弁(調圧弁の一例)Bにより構成されている。ブローバイガスからオイルを捕捉して除去するオイルセパレータ25と、ヘッドカバー3におけるガス出口部(「ブローバイガス通路の出口側」の一例)に設けられたPCV弁Bとは、PCV弁Bのブローバイガス入口部52に、オイルセパレータ25におけるブローバイガスの出口であるセパレータ出口27が重ねられている。
図8~図11に示されるように、オイルセパレータ25は、ヘッドカバー3の内部に、その頂壁3aと動弁機構Fとの上下間に形成される空間部に隙間無く(又は隙間少なく)嵌まり込むように、ヘッドカバー3の内部上部と同様な外郭形状を有している。オイルセパレータ25は、その後部で下方に開口するセパレータ入口35、オイル捕捉用のオイルフィルタ36、捕捉されたオイルを集めて通孔37aから滴下させる集滴部37、集められたオイルをエンジン内に滴下させる下方突出部(オイル落し部の一例)38を有している。セパレータ出口27は、下方突出部38の上方に位置された略D形状の孔(図11参照)である。
図8~図11に示されるように、オイルセパレータ25は、ヘッドカバー3の長手方向(前後方向)に沿って長い形状のものに構成され、セパレータ入口35を有するセパレータ後部25A、集滴部37を有するセパレータ中部25B、及びセパレータ出口27を有するセパレータ前部25Cに区分けすることができる。オイルフィルタ36は、セパレータ後部25Aとセパレータ中部25Bとの境目に位置され、下方突出部38はセパレータ前部25Cの下部に形成されている。
セパレータ後部25Aには、その前部に位置するセパレータ入口35の上側において水平姿勢で後方突出する板状壁25aが設けられている。従って、セパレータ入口35から入ったブローバイガスは、一旦後方に迂回させてから前方上方に位置するオイルフィルタ36に向かうように構成されている。
オイルフィルタ36は、水平姿勢で上下に複数並んだノズル36aと、その前方に配置される垂直姿勢の衝突板36bとを備えたインパクタ構造に構成されている。ブローバイガスがノズル36aを通ることで増速され、その増速されたブローバイガスが衝突板36bに勢いよく衝突する際に、ブローバイガス中に含まれるオイルはガスと分離して落とされるようになる。なお、ノズル36aに代えてオリフィスや径一定の細径部でもよく、要は、ブローバイガスの速度を速める手段(通路)のことであって、これら(ノズル、オリフィス、細径部)を総称して増速路と表現してもよい。
セパレータ中部25Bは、オイルフィルタ36で捕捉されて落ちるオイルを集滴部37から浅底壁に落す箇所であり、セパレータ前部25Cとの境目上部壁25cに当たって落ちるオイルも集滴部37に導き可能に構成されている。集滴部37から落ちるオイルは、下方突出部に続く浅底壁25b上に貯留可能である。
セパレータ中部25Bに続くセパレータ前部25Cには、上部にセパレータ出口27、下部に下方突出部38、及び上下中間に集滴部37を形成するための仕切り壁25dがそれぞれ設けられている。セパレータ前部25Cにおいて最も高い位置にあるのはセパレータ出口27であり、セパレータ出口27dの上面(後述の周縁部27a)の高さ位置は、調圧弁Bを配置する都合上、互いに同じ高さ位置にあるセパレータ後部25Aの上面とセパレータ中部25Bの上面の高さ位置よりも低く設定されている。
図8~図10に示されるように、下方突出部38には、さらに下方に突出する延長突出部38Aが形成されており、その下部には逆止弁39が設けられている。集滴部37から滴下されたオイルは、下方突出部38内にある程度貯留可能であるとともに、逆止弁39を経て延長突出部38Aの下端からエンジン内に戻される。動弁機構Fは、カム軸60、ロッカーアーム61、給排バルブ62などの機能部品を備えており、下方突出部38は、それら各機能部品を避けた隙間部分に向けて突設されている。
図8に示されるように、調圧弁Bのブローバイガス入口部52である周囲空間部52の周縁部52aと、セパレータ出口27の周縁部27aとが上下に当接しており、それによって周囲空間部52とセパレータ出口27とは互いに連通する状態に構成されている。従って、ヘッドカバー3内において、セパレータ入口35からオイルセパレータ25に入ったブローバイガスは、オイルフィルタ36→セパレータ出口27→調圧弁B→ガス出口部43という順番で流れて行く。また、オイルセパレータ25で捕捉されたオイルは、延長突出部38Aからエンジン内に落されるが、セパレータ入口35から滴下されることもある。
図9に示すされるように、この実施形態では、ヘッドカバー3の長手方向を前後方向、その一方を前、他方を後として、オイルセパレータ25は、セパレータ入口35を有するセパレータ後部25Aと、セパレータ中部25Bと、セパレータ後部25A及びセパレータ中部25Bの境目に設けられたオイルフィルタ36と、セパレータ出口27を有するセパレータ前部25Cと、仕切り壁25dを備えている。
この実施形態では、仕切り壁25dの前寄り壁部分25daでセパレータ前部25Cが、セパレータ前上部25Caとセパレータ前下部25Cbに区画され、仕切り壁25dの後寄り壁部分25dbでセパレータ中部25Bがセパレータ中上部25Baとセパレータ中下部25Bbに区画され、オイルフィルタ36にその前側からセパレータ中上部25Baが臨み、セパレータ中上部25Baにその前側からセパレータ前上部25Caが連通し、セパレータ前上部25Caにその上側からセパレータ出口27が臨んでいる。
この実施形態では、仕切り壁25dの後壁部分25dbにセパレータ中上部25Baからセパレータ中下部25Bbに向けて下向きに窪む集滴部37を備え、集滴部37の底に通孔37aを備えている。
この実施形態では、セパレータ中下部25Bbにその前側からセパレータ前下部25Cbが連通し、セパレータ前下部25Cbにその下側からオイル落し部38が臨み、集滴部37に集められたオイルが、通孔37aとオイル落し部38を経てエンジン内に戻るように構成されている。
図4~図6に示されるように、カバー内ガス通路3Aに作用するPCV弁Bがヘッドカバー3の頂壁3aを用いる状態でヘッドカバー3に構成されている。図4(B)に示されるように、PCV弁Bはダイヤフラム弁であり、ダイヤフラム40の組付け及び取外しを可能とする板金材製のカバー蓋41がヘッドカバー3の頂壁3aにビス止めなどによって着脱可能に取付けられている。PCV弁Bを外部露出状態でヘッドカバー3に設けることにより、ヘッドカバー3の取外しなくカバー蓋41の着脱によって弁内部のメンテナンス(ダイヤフラム40の交換など)が行える利点がある。
ブローバイガス還流装置Aのブローバイガス通路wにおいて、ヘッドカバー3にダイヤフラム弁構造のPCV弁B(ブリーザ弁と言われる場合もある)を設ける構成は、特開2006-22650や特開2004-116395などにおいて周知の技術であり、ここではPCV弁Bの構造については簡単な説明に止めるものとする。
PCV弁Bは、頂壁3aに形成された弁設置用孔42を用いて頂壁3aに設けられており、カバー内ガス通路3A及びPCV弁Bを通過したブローバイガスは、左前に向く状態で弁設置用孔42の下部に形成されているガス出口部43から出て、ガスダクト21に流れて行く。つまり、PCV弁Bは、その殆どの構成要素が頂壁3a自体に形成される状態で、ガス出口部43に配置されている。なお、図6(A)や図7において、51は環状弁座、52はカバー内ガス通路3Aに連通する周囲空間部、53は排出通路、53aは排出通路入口である。また、弁設置用孔42の周囲近傍には、カバー蓋41を頂壁3aにボルト止めするための複数のナット部3cが形成されている。
図4~図7に示されるように、PCV弁Bを温め可能な昇温機構Cがヘッドカバー3に設けられている。昇温機構Cは、ヘッドカバー3の頂壁3aにおけるPCV弁Bの近傍箇所に冷却水rを流す流路44を形成することにより構成されている。流路44は、右側面に開口してPCV弁Bに向かって左横向きに延びる深穴(横穴)を頂壁3aの肉厚の幅内に形成することにより構成されている。深穴状の流路44は、穴後部において横側方(左方)に深く延びる深穴部44Aと、深穴部44Aの左右中間部から前方に延びる浅穴部44Bと、これら両穴部44A,44Bの開口側に亘る前後に長い開口部44Cとを備え、平面視(図7参照)でL字形状を呈する横穴に形成されている。
図4(B)、図6、図7に示されるように、流路44の開口部44Cを閉塞可能な蓋体45が、2本のボルト46,46により着脱可能にヘッドカバー3に取り付けられている。蓋体45は、入口パイプ47及び出口パイプ48を蓋本体部45Aに一体的に取付けることで構成され、前後に長い蓋本体部45Aの2箇所の取付孔45a,45aを用いて、頂壁3aの右側に形成された縦向きの取付面3bに液密に取り付けられている。取付面3bと蓋体45との間には、必要に応じてガスケット(図示省略)を設けてもよい。
入口パイプ47は蓋本体部45Aの後部に液密に貫通支持され、その先端部47aは深穴部44Aの穴底44a部位に届くように差込量の多い状態で設けられている。出口パイプ48は、深穴に対する流体の出口であって、蓋本体部45Aの前部に形成された出口突出部45Bに液密に内嵌装着されている。蓋本体部45Aの内側面には、出口突出部45Bに位置する排出導入凹み49と、前後に長く深さの極浅い扁平凹み50とが連続形成されている。蓋体45のヘッドカバー3への組付け時には、排出導入凹み49及び扁平凹み50と開口部44Cとが互いにほぼ同寸法で対向する状態に構成されている。
昇温機構Cにおいて冷却水rは、入口パイプ47から深穴部44Aの穴底44a部位に入り、それから深穴部44A、浅穴部44B、排出導入凹み49、及び出口パイプ48に流れて行く。その流路44を流れる際に、ヘッドカバー3におけるPCV弁Bの弁構造部58や周囲部59に冷却水rの熱が伝導され、迅速で効率よくPCV弁Bを昇温させることができる。入口パイプ47には冷却水rの供給パイプ54が、出口パイプ48には排出パイプ55がそれぞれ接続されている〔図4(B)を参照〕。
昇温機構Cにより、冬季などの極寒時には、蓋体45が外部露出されているPCV弁Bが凍り付くことがあっても、エンジン始動に伴って冷却水rは迅速に温度上昇され、温流体となった冷却水rによりPCV弁Bはその内部から温められるようになる。従って、ブローバイガス中の水分がPCV弁Bにおいて凍ることが防止され、PCV弁Bが良好に弁作動するブローバイガス還流装置Aが実現できている。また、流路44は、ヘッドカバー3自体に形成されているので、他に専用の流路を設ける必要がなく経済的で省スペースな昇温機構Cとしながら、PCV弁Bを、その中枢部である弁構造部58から迅速かつ効率的に昇温させることができる。
図4(B)や図6(A),(B)に示されるように、ブローバイガス通路wに作用するエア抜き部(エア抜き)D用の基部56が蓋体45に形成されている。エア抜き部Dは、基部56とこれに取付けられる抜き操作具57とから構成されている。基部56は、排出導入凹み49に連通する縦孔56aを有する状態で出口突出部45Bに形成されている。図6(B)に示される抜き操作具57〔図4(B)では図示が省略されている〕は、例えば、ネジ栓やユニオンボルトで構成されているが、これらの限りではない。
PCV弁Bや蓋体45は、ブローバイガス通路wにおける最も高い位置にあるから、蓋体45に設けられた1箇所のエア抜き部Dにより、ブローバイガス通路wとしてのエア抜きが行える良さがある。そして、蓋体45は、昇温機構Cの構成部材とエア抜き部Dの要部(基部56)とを兼ねる合理的な構造とされており、コストダウンやコンパクト化、或いは構成の簡素化などの点で好都合である。
図1~図3に示されるように、ブローバイガス通路wが吸気通路aに連通接続される還流通路部kの加温が可能な加温機構22が装備されている。還流通路部kは、ブローバイガス通路wの終端部である突入管28と直管23(吸気通路a)とが斜交いに連通接続される箇所として構成されている。
加温機構22は、冷却水rを通す管路24を還流通路部kに取付けてなり、金属パイプ製の管路24の下側に金属パイプ製の冷却水入口部(図示省略)が、かつ、上側に金属パイプ製の冷却水出口部26がそれぞれ液密に設けられている。管路24は、溶着(溶接など)により直管23と突入管28の双方に跨って接する状態で取付けられている。
EGRクーラ冷却水パイプ32からの枝分かれ管(符記省略)と冷却水入口部(図示省略)とを繋ぐ第1連結チューブ34と、ウォータポンプ31と冷却水出口部26とを繋ぐ第2連結チューブ33とが設けられている。冷却水rは、例えば、下側の冷却水入口部(図示省略)から管路24に入り、管路24を通過する際に還流通路部kに熱伝導され、その後に上側の冷却水出口部26から出て行く。
極寒時において、突入管28や直管23に還流されてきたブローバイガス中の水分が、低温の新気で冷やされて凍結することや、その凍結により突入管28の内部通路が狭まったり詰まったりする不都合が生じないようになる利点が得られる。直管23、突入管28、及び管路24は、金属製パイプであって還流通路部kは熱伝導性に優れ、冷却水rの熱によってブローバイガスgや冷たい新気を温めることができる。
〔別実施形態〕
オイルセパレータ25に内装されるオイルフィルタ36は、インパクタ構造以外のものであってもよい。
調圧弁Bは、ダイヤフラム弁以外の構造の弁であってもよい。
1B クランクケース
3 ヘッドカバー
3a 頂壁
3A カバー内ガス通路
25 オイルセパレータ
25A セパレータ後部
25B セパレータ中部
25Ba セパレータ中上部
25Bb セパレータ中下部
25C セパレータ前部
25Ca セパレータ前上部
25Cb セパレータ前下部
25d 仕切り壁
25da 前寄り壁部分
25db 後寄り壁部分
27 セパレータ出口
27a 周縁部
35 セパレータ入口
36 オイルフィルタ
36a ノズル
36b 衝突板
37 集滴部
37a 通孔
38 オイル落し部
39 逆止弁
40 ダイヤフラム
41 カバー蓋
52 ブローバイガス入口部
52a 周縁部
B 調圧弁
F 動弁機構
a 吸気通路

Claims (7)

  1. クランクケースからのブローバイガスを、ヘッドカバーの内部に形成されたカバー内ガス通路を通して吸気通路に導くように構成され、
    ブローバイガスからオイルを捕捉して除去するオイルセパレータが、前記ヘッドカバーとは別部品として前記ヘッドカバーの内部に、その頂壁と動弁機構との上下間に形成される空間部に嵌まり込むように取付けられ、
    前記カバー内ガス通路は、前記動弁機構を覆う前記ヘッドカバーの上部に収容された前 記オイルセパレータ及び調圧弁を有して構成され、
    前記ヘッドカバーにおける前記カバー内ガス通路の出口側に前記調圧弁が設けられ、
    前記調圧弁のブローバイガス入口部の周縁部と、前記オイルセパレータにおけるブロー バイガスの出口であるセパレータ出口の周縁部とが重ねられて、前記ブローバイガス入口部と前記セパレータ出口とは互いに連通され、
    前記オイルセパレータは、ブローバイガスを導入するセパレータ入口と、オイルフィルタと、オイル落し部と、ブローバイガスを排出する前記セパレータ出口を備え、
    ヘッドカバーの長手方向を前後方向、その一方を前、他方を後として、オイルセパレータは、セパレータ入口を有するセパレータ後部と、セパレータ中部と、セパレータ後部及びセパレータ中部の境目に設けられたオイルフィルタと、セパレータ出口を有するセパレータ前部と、仕切り壁を備え、
    仕切り壁の後寄り壁部分でセパレータ前部が、セパレータ前上部とセパレータ前下部に区画され、仕切り壁の後寄り壁部分でセパレータ中部がセパレータ中上部とセパレータ中下部に区画され、オイルフィルタにその前側からセパレータ中上部が臨み、セパレータ中上部にその前側からセパレータ前上部が連通し、セパレータ前上部にその上側からセパレータ出口が臨み、
    仕切り壁の前寄り壁部分にセパレータ中上部からセパレータ中下部に向けて下向きに窪む集滴部を備え、集滴部の底に通孔を備え、
    セパレータ中下部にその前側からセパレータ前下部が連通し、セパレータ前下部にその下側からオイル落し部が臨み、集滴部に集められたオイルが、通孔とオイル落し部を経てエンジン内に戻るように構成されている、ことを特徴とするブローバイガス還流装置。
  2. 前記調圧弁は、前記ヘッドカバーの頂壁を用いる状態で前記ヘッドカバーに構成されて 、前記カバー内ガス通路の前記ヘッドカバーに対するガス出口部に配置されている請求項1に記載のブローバイガス還流装置。
  3. 前記調圧弁はダイヤフラム弁であり、ダイヤフラムの組付け及び取外しを可能とするカバー蓋が前記ヘッドカバーに着脱可能に取付けられている請求項1又は2に記載のブローバイガス還流装置。
  4. 前記オイルフィルタは、ノズルと衝突板とを備えるインパクタ構造を有している請求項1~3の何れか一項に記載のブローバイガス還流装置。
  5. 前記オイル落し部は、前記ヘッドカバーの内側に設けられている動弁機構の隙間部分に向けて突設されている請求項1~4の何れか一項に記載のブローバイガス還流装置。
  6. 前記オイル落し部の下端部に、オイルの下方移動は許容し、かつ、上方移動は阻止する逆止弁が設けられている請求項1~5の何れか一項に記載のブローバイガス還流装置。
  7. 前記オイルセパレータは、前記ヘッドカバーの長手方向に沿って長い形状のものに構成されている請求項1~5の何れか一項に記載のブローバイガス還流装置。
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