JP4082973B2 - エンジン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンとして、オイルレベルゲージのゲージ挿入筒の下端部を、クランクケース下方の潤滑油溜め内に溜めた潤滑油の油面よりも低くし、ゲージ挿入筒内に侵入した潤滑油の油面の高さにより、潤滑油溜め内の潤滑油の油面の高さを検査するようにしたものがある。
しかし、この種のエンジンでは、ブリーザ弁でブリーザ弁上流室とブリーザ弁下流通路とを区画し、ブリーザ弁上流室をクランクケースと連通させ、ブリーザ弁下流通路を吸気通路または大気と連通させるに当たり、ブリーザ弁上流室とブリーザ室下流通路との間に特別な通気手段がなく、ブリーザ弁の閉弁時にはブリーザ弁上流室とブリーザ弁下流通路とが不通となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術には、次の問題がある。
《問題1》 潤滑油の油面の高さの検査が不正確になる。
ブリーザ弁の閉弁時にはブリーザ弁上流室とブリーザ弁下流通路とが不通となるため、エンジン停止後は、クランクケース内の温度が下がることにより、クランクケースの内圧が大気圧以下の負圧となり、所定時間は、この負圧状態が維持される。このため、この時期に潤滑油の油面の高さの検査を行うと、ゲージ挿入筒内の潤滑油の油面の高さが潤滑油溜めの油面の高さよりも低くなっており、潤滑油の油面の高さの検査が不正確になる。
【0004】
《問題2》 潤滑油の油面の高さの検査時期が制限される。
上記問題1を解決するためには、エンジン運転停止後、シールの隙間等から侵入する外気により、クランクケースの内圧が大気圧になった後に、潤滑油の油面の高さの検査を行えばよい。しかし、この場合には、エンジン運転停止後、相当時間を待たねばならず、潤滑油の油面の高さの検査時期が制限される。
【0005】
本発明の課題は、上記問題点を解決できるエンジンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明)
図2(B)に示すように、オイルレベルゲージ(1)のゲージ挿入筒(2)の下端部(3)を、クランクケース(4)下方の潤滑油溜め(5)内に溜まった潤滑油(6)の油面(7)よりも低くし、ゲージ挿入筒(2)内に侵入した潤滑油(6)の油面(8)の高さにより、潤滑油溜め(5)内の潤滑油(6)の油面(7)の高さを検査するようにしたエンジンにおいて、
図1(B)に示すように、ブリーザ弁(9)でブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)とを区画し、ブリーザ弁上流室(10)をクランクケース(4)と連通させ、ブリーザ弁下流通路(11)を吸気通路または大気と連通させるに当たり、
ブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)との間に通気手段(12)を設け、この通気手段(12)で、ブリーザ弁(9)の閉弁時にもブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)とが連通するようにした。
【0007】
更に、請求項1に記載した発明は、図1(A)に示すように、ヘッドカバー(13)の天井壁(14)にブリーザ弁取付孔(15)を開口し、図1(B)に示すように、この天井壁(14)側を上方と見て、このブリーザ弁取付孔(15)の中央部から下向きに有底の弁座筒(16)を設け、この弁座筒(16)の上面に弁座(17)を設け、ブリーザ弁取付孔(15)にブリーザ弁(9)となるダイヤフラム弁(18)を取り付け、このダイヤフラム弁(18)の中央部に弁体(19)を設け、この弁体(19)を付勢バネ(20)で弁座(17)に着座させ、ヘッドカバー(13)の上部で、弁座筒(16)の周壁から天井壁(14)に沿う向きで弁座筒出口管(21)を導出し、弁座筒内通路(22)と弁座筒出口管内通路(23)とでブリーザ弁下流通路(11)を形成するに当たり、
図1(A)(B)に示すように、通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませた、ことを特徴とするエンジン。
【0008】
(請求項2の発明)
請求項1に記載したエンジンにおいて、
図1(A)(B)に示すように、通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませたことに代えて、
図4(A)(B)に示すように、通気手段(12)として通気溝(26)を設け、この通気溝(26)を、上方から見て弁座筒出口管(21)と隣合う位置で、弁座(17)に設け、この通気溝 ( 26 ) の一端開口部 ( 26a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませた、ことを特徴とするエンジン。
【0009】
(請求項3の発明)
請求項1に記載したエンジンにおいて、
図1(A)(B)に示すように、通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませたことに代えて、
図5に示すように、通気手段(12)として通気溝(26)を設け、この通気溝(26)を、図5(B)(E)に示すように、上方から見て弁座筒出口管(21)と隣合う位置で、弁体(19)に設け、この通気溝 ( 26 ) の一端開口部 ( 26a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませた、ことを特徴とするエンジン。
【0010】
【発明の効果】
(請求項1から請求項3の発明)
請求項1の発明は、次の効果を奏する。
《効果1》 潤滑油の油面の高さの検査を正確に行うことができる。
図1(B)に示すように、通気手段(12)で、ブリーザ弁(9)の閉弁時にもブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)とが連通するため、エンジン停止後、クランクケース(4)内の温度が下がり、クランクケース(4)の内圧が下がると、クランクケース(4)内には通気手段(12)により外気が速やかに導入され、クランクケース(4)の内圧は短時間で大気圧となる。このため、図2(B)に示すように、この時期に潤滑油(6)の油面(7)の高さの検査を行っても、ゲージ挿入筒(2)内の潤滑油の油面(8)の高さが潤滑油溜め(5)内の潤滑油(6)の油面(7)の高さと一致し、潤滑油(6)の油面(7)の高さの検査を正確に行うことができる。
【0011】
《効果2》 潤滑油の油面の高さの検査時期が制限されない。
エンジン停止後、通気手段(12)により、クランクケース(4)の内圧は短時間で大気圧となるため、エンジン停止直後から潤滑油の油面の高さの検査を行うことができ、その検査時期が制限されない。
【0012】
《効果3》 潤滑油消費量の増加を抑制することができる。
図1(B)、図4(B)、図5(A)に示すように、クランクケース(4)側から通気手段(12)に向かうオイルミストは、弁座筒出口管(21)に邪魔され、通気手段(12)に流入しにくいため、エンジン運転中に、通気手段(12)からオイルミストが流出する不備が抑制され、潤滑油消費量の増加を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の第1実施形態に係るエンジンを説明する図で、この実施形態では、縦形の水冷多気筒ディーゼルエンジンを用いている。
【0014】
このエンジンの概要は、次の通りである。
図2(A)に示すように、クランクケース(4)を備えたシリンダブロック(30)の上部にシリンダヘッド(31)とヘッドカバー(13)とを順に組み付け、クランクケース(4)の下部にオイル溜め(5)を組み付けている。図3に示すように、シリンダヘッド(31)の横には吸気マニホルド(32)を組み付け、ヘッドカバー(13)の天井壁(14)にはブリーザ弁カバー(33)を組み付けている。ブリーザ弁カバー(33)の下方にはブリーザ装置が配置され、このブリーザ装置と吸気マニホルド(32)とをブリーザパイプ(34)で連通させている。図2(A)に示すように、オイル溜め(5)の横幅は、クランクケース(4)のそれよりも広く、図2(B)の示すように、横張り出し部分の天井壁にオイル補給口を兼ねたゲージ挿入筒(2)を挿通し、ここにオイルレベルゲージ(1)を挿入している。
【0015】
潤滑装置の構成は、次の通りである。
図2(B)に示すように、オイルレベルゲージ(1)のゲージ挿入筒(2)の下端部(3)を、クランクケース(4)下方の潤滑油溜め(5)内に溜まった潤滑油(6)の油面(7)よりも低くし、ゲージ挿入筒(2)内に侵入した潤滑油(6)の油面(8)の高さにより、潤滑油溜め(5)内の潤滑油(6)の油面(7)の高さを検査するようにしている。
【0016】
ブリーザ装置の構成は、次の通りである。
図1(B)に示すように、ブリーザ弁(9)でブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)とを区画し、ブリーザ弁上流室(10)をクランクケース(4)と連通させ、ブリーザ弁下流通路(11)を吸気通路である吸気マニホルド(32)と連通させる(または大気と連通させる)に当たり、ブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)との間に通気手段(12)を設け、この通気手段(12)で、ブリーザ弁(9)の閉弁時にもブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)とが連通するようにしている。
【0017】
ブリーザ装置の具体的構成は、次の通りである。
図1(A)に示すように、ヘッドカバー(13)の天井壁(14)にブリーザ弁取付孔(15)を開口し、図1(B)に示すように、この天井壁(14)側を上方と見て、このブリーザ弁取付孔(15)の中央部から下向きに有底の弁座筒(16)を設け、この弁座筒(16)の上面に弁座(17)を設け、ブリーザ弁取付孔(15)にブリーザ弁(9)となるダイヤフラム弁(18)を取り付け、このダイヤフラム弁(18)の中央部に弁体(19)を設け、この弁体(19)を付勢バネ(20)で弁座(17)に着座させ、ヘッドカバー(13)の上部で、弁座筒(16)の周壁から天井壁(14)に沿う向きで弁座筒出口管(21)を導出し、弁座筒内通路(22)と弁座筒出口管内通路(23)とでブリーザ弁下流通路(11)を形成する。図1(A)(B)に示すように、通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませている。この通気孔(24)は弁座筒出口管(21)の径方向中央部に配置している。
【0018】
図4は本発明の第2実施形態に係るエンジンを説明する図で、この第2実施形態は、次の点のみが第1実施形態と異なる。
すなわち、第1実施形態では、図1(A)(B)に示すように、通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) と弁体 ( 19 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませたが、この第2実施形態では、これに代えて、図4(A)(B)に示すように、通気手段(12)として通気溝(26)を設け、この通気溝(26)を、上方から見て弁座筒出口管(21)と隣合う位置で、弁座(17)に設け、この通気溝 ( 26 ) の一端開口部 ( 26a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との 隙間 ( 27 ) に臨ませている。この通気溝(26)は弁座筒出口管(21)の径方向中央部と隣り合う位置に配置している。他の構成は第1実施形態と同じであり、図4中、図1〜図3と同一の要素には同一の符号を付しておく。
【0019】
図5は本発明の第3実施形態に係るエンジンを説明する図で、この第3実施形態は、次の点のみが第1実施形態と異なる。
すなわち、第1実施形態では、図1(A)(B)に示すように、通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませたが、この第3実施形態では、これに代えて、図5に示すように、通気手段(12)として通気溝(26)を設け、この通気溝(26)を、上方から見て弁座筒出口管(21)と隣合う位置で、弁体 ( 19 ) に設け、この通気溝 ( 26 ) の一端開口部 ( 26a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませている。この通気溝(26)は弁座筒出口管(21)の径方向中央部と隣り合う位置に配置している。他の構成は第1実施形態と同じであり、図5中、図1〜図3と同一の要素には同一の符号を付しておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るエンジンを説明する図で、図1(A)はシリンダヘッドの要部平面図、図1(B)は図1(A)のB−B線断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係るエンジンを説明する図で、図1(A)は全体正面図、図1(B)は要部の縦断正面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係るエンジンの平面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係るエンジンを説明する図で、図4(A)はシリンダヘッドの要部平面図、図4(B)は図4(A)のB−B線断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態に係るエンジンを説明する図で、図5(A)はシリンダヘッドの縦断正面図、図5(B)は通気溝とその周辺部分の底面図、図5(C)は図5(B)のC−C線断面図、図5(D)は図5(B)のD方向矢視図、図5(E)は弁座とその周辺部分の平面図である。
【符号の説明】
(1)…オイルレベルゲージ、(2)…ゲージ挿入筒、(3)…下端部、(4)…クランクケース、(5)…潤滑油溜め、(6)…潤滑油、(7)…油面、(8)…油面、(9)…ブリーザ弁、(10)…ブリーザ弁上流室、(11)…ブリーザ弁下流通路、(12)…通気手段、(13)…ヘッドカバー、(14)…天井壁、(15)…ブリーザ弁取付孔、(16)…弁座筒、(17)…弁座、(18)…ダイヤフラム弁、(19)…弁体、(20)…付勢バネ、(21)…弁座筒出口管、(22)…弁座筒内通路、(23)…弁座筒出口管内通路、(24)…通気孔、( 24a ) …一端開口部、(25)…上周壁部分、(26)…通気溝、( 26a ) …一端開口部、 ( 27 ) …隙間。
Claims (3)
- オイルレベルゲージ(1)のゲージ挿入筒(2)の下端部(3)を、クランクケース(4)下方の潤滑油溜め(5)内に溜まった潤滑油(6)の油面(7)よりも低くし、ゲージ挿入筒(2)内に侵入した潤滑油(6)の油面(8)の高さにより、潤滑油溜め(5)内の潤滑油(6)の油面(7)の高さを検査するようにしたエンジンにおいて、
ブリーザ弁(9)でブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)とを区画し、ブリーザ弁上流室(10)をクランクケース(4)と連通させ、ブリーザ弁下流通路(11)を吸気通路または大気と連通させるに当たり、
ブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)との間に通気手段(12)を設け、この通気手段(12)で、ブリーザ弁(9)の閉弁時にもブリーザ弁上流室(10)とブリーザ弁下流通路(11)とが連通するようにし、
ヘッドカバー(13)の天井壁(14)にブリーザ弁取付孔(15)を開口し、この天井壁(14)側を上方と見て、このブリーザ弁取付孔(15)の中央部から下向きに有底の弁座筒(16)を設け、この弁座筒(16)の上面に弁座(17)を設け、ブリーザ弁取付孔(15)にブリーザ弁(9)となるダイヤフラム弁(18)を取り付け、このダイヤフラム弁(18)の中央部に弁体(19)を設け、この弁体(19)を付勢バネ(20)で弁座(17)に着座させ、ヘッドカバー(13)の上部で、弁座筒(16)の周壁から天井壁(14)に沿う向きで弁座筒出口管(21)を導出し、弁座筒内通路(22)と弁座筒出口管内通路(23)とでブリーザ弁下流通路(11)を形成するに当たり、
通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませた、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1に記載したエンジンにおいて、
通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませたことに代えて、
通気手段(12)として通気溝(26)を設け、この通気溝(26)を、上方から見て弁座筒出口管(21)と隣合う位置で、弁座(17)に設け、この通気溝 ( 26 ) の一端開口部 ( 26a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませた、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1に記載したエンジンにおいて、
通気手段(12)として通気孔(24)を用い、この通気孔(24)を弁座筒出口管(21)の上周壁部分(25)に設け、この通気孔 ( 24 ) の一端開口部 ( 24a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませたことに代えて、
通気手段(12)として通気溝(26)を設け、この通気溝(26)を、上方から見て弁座筒出口管(21)と隣合う位置で、弁体(19)に設け、この通気溝 ( 26 ) の一端開口部 ( 26a ) を弁座筒出口管 ( 21 ) の上周壁部分 ( 25 ) とダイヤフラム弁 ( 18 ) との隙間 ( 27 ) に臨ませた、ことを特徴とするエンジン。
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