JP6774388B2 - エンジンのブリーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンのブリーザ装置に関し、詳しくは、ブローバイガス出口通路が氷結で閉塞するのを抑制することができる、エンジンのブリーザ装置に関する。
従来、エンジンのブリーザ装置として、シリンダヘッドカバーに配置された弁ホルダと、この弁ホルダに支持されたブリーザ弁を備えたものがある (例えば、特許文献1参照)。
この種のブリーザ装置によれば、シリンダヘッドカバーから流出したブローバイガスに含まれるオイルミストをブリーザ弁でオイル分離することができる利点がある。
特開2008−45492号公報(図1〜図4参照)
《問題点》ブローバイガス出口通路が氷結で閉塞するおそれがある。
特許文献1のものでは、寒冷時に、ブリーザ弁の弁ホルダの弁口の下方にあるブローバイガス出口通路に溜まった水分が氷結し、ブローバイガス出口通路が氷結で閉塞するおそれがある。
本発明の課題は、ブローバイガス出口通路が氷結で閉塞するのを抑制することができる、エンジンのブリーザ装置を提供することにある。
本発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、シリンダヘッドカバー(1)に配置された弁ホルダ(2)と、弁ホルダ(2)に支持されたブリーザ弁(3)を備えた、エンジンのブリーザ装置において、
図1、図2(A)〜(D)に例示するように、弁ホルダ(2)は、ブリーザ弁(3)の弁口(4)を備えたホルダ本体(5)と、上記弁口(4)と連通する弁口(4)下方のブローバイガス出口通路(6)が内部に形成された金属製の出口通路パイプ(7)と、出口通路パイプ(7)を加熱するヒータ(8)を備え、
出口通路パイプ(7)の外周面は、出口通路パイプ(7)よりも熱伝導性の低い素材で形成されたホルダ本体(5)で包み込まれ、ホルダ本体(5)はヒータ差込口(9)を備え、ヒータ(8)はヒータ差込口(9)から出口通路パイプ(7)の入熱壁(7a)に向けて差し込まれている、ことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
本発明は、次の効果を奏する。
《効果》 弁ホルダのブローバイガス出口通路内が氷結で閉塞するのを抑制することができる
ヒータ(8)で加熱された金属製の出口通路パイプ(7)が熱伝導性の低いホルダ本体(5)の素材で保温され、寒冷時に、弁ホルダ(2)のブローバイガス出口通路(6)内が氷結で閉塞するのを抑制することができる。
本発明の実施形態に係るエンジンのブリーザ装置を説明する要部縦断側面図である。 図1のブリーザ装置に用いる弁ホルダを説明する図で、図2(A)は縦断側面図、図2(B)は図2(A)のB方向矢視図、図2(C)は図2(A)のC−C線断面図、図2(D)は図2(A)のD−D線断面図である。 図1のブリーザ装置を備えたエンジンの正面図である。
図1〜図3は、本発明の実施形態に係るエンジンのブリーザ装置を説明する図で、この実施形態では、ブリーザ装置を備えた立形多気筒ディーゼルエンジンについて説明する。
このエンジンの概要は、次の通りである。
図3に示すように、このエンジンは、シリンダブロック(16)と、シリンダブロック(16)の上部に取り付けられたシリンダヘッド(17)と、シリンダヘッド(17)の上部に取り付けられたシリンダヘッドカバー(1)と、シリンダブロック(16)の下部に取り付けられたオイルパン(31)と、クランク軸(18)の架設方向を前後方向として、シリンダブロック(16)の前部に取り付けられた水ポンプ(19)及びエンジン冷却ファン(30)と、前後方向と直交するエンジンの幅方向を横方向として、シリンダヘッド(17)の横一側に取り付けられた吸気マニホルド(20)と、シリンダヘッド(17)の横他側に設けられた排気マニホルド(21)と、排気マニホルド(21)の上部に取り付けられた過給機(22)を備えている。
このエンジンのブリーザ装置の概要は、次の通りである。
図1に示すように、ブリーザ装置は、シリンダヘッドカバー(1)に配置された弁ホルダ(2)と、弁ホルダ(2)に支持されたブリーザ弁(3)を備えている。
このため、この実施形態では、シリンダヘッドカバー(1)から流出したブローバイガス(10)に含まれるオイルミストをブリーザ弁(3)でオイル分離することができる利点がある。
図1に示すように、クランク軸(18)の架設方向と平行な向きに見て、ブリーザ装置の弁ホルダ(2)は、回転するエンジン冷却ファン(30)と重なり、エンジン冷却ファン(30)によるエンジン冷却風の吹き当たり、冷却され易い位置に配置されている。
図1に示すように、ブリーザ装置は、シリンダヘッドカバー(1)の天井壁(1a)の下方に配置されたブリーザプレート(23)と、ブリーザプレート(23)とシリンダヘッドカバー(1)の天井壁(1a)の間に形成されるブリーザ室(24)と、ブリーザ室(24)の後端部に設けられたブリーザ室入口(24a)と、シリンダヘッドカバー(1)の天井壁(1a)に設けられた弁ホルダ取付座(25)と、弁ホルダ取付座(25)内に設けられたブリーザ室出口(24b)を備え、弁ホルダ取付座(25)に弁ホルダ(2)が取り付けられている。
図1に示すように、弁ホルダ(2)は、ブリーザ室出口(24b)と連通するホルダ入口(2a)と、ブリーザ弁(3)を取り付ける弁取付座(2b)と、ブリーザ弁(3)の弁体(3a)を着座させる弁座(2c)を備えている。
ブリーザ弁(3)は、ダイヤフラム弁である。
ブリーザ装置は、ブリーザ弁(3)を上から覆う弁カバー(26)と、弁カバー(26)とブリーザ弁(3)の間に介在して弁体(3a)を弁座(2c)に向けて付勢する弁バネ(27)を備えている。
ドカバー(1)内のブローバイガス(10)は、ブリーザ室入口(24a)からブリーザ室(24)に進入し、ブリーザ室(24)内を通過し、ブリーザ室出口(24b)から流出し、弁ホルダ(2)のホルダ入口(2a)内に進入し、ブリーザ室(24)の内圧と後述する弁口(4)の内圧の不釣合い力でブリーザ弁(3)の弁体(3a)が開弁すると、弁口(4)に進入する。
図1、図2(A)〜(D)に示すように、弁ホルダ(2)は、ブリーザ弁(3)の弁口(4)を備えたホルダ本体(5)と、上記弁口(4)と連通する弁口(4)下方のブローバイガス出口通路(6)が内部に形成された金属製の出口通路パイプ(7)と、出口通路パイプ(7)を加熱するヒータ(8)を備えている。
出口通路パイプ(7)の外周面は、出口通路パイプ(7)よりも熱伝導性の低い素材で形成されたホルダ本体(5)で包み込まれ、ホルダ本体(5)はヒータ差込口(9)を備え、ヒータ(8)はヒータ差込口(9)から出口通路パイプ(7)の入熱壁(7a)に向けて差し込まれている。
このため、この実施形態では、ヒータ(8)で加熱された出口通路パイプ(7)が熱伝導性の低いホルダ本体(5)の素材で保温され、寒冷時に、弁ホルダ(2)のブローバイガス出口通路(6)内が氷結で閉塞するのを抑制することができる。
図1、図2(A)〜(D)に示すように、出口通路パイプ(7)は、パイプ始端を塞ぐパイプ始端壁(7b)と、パイプ始端寄りのパイプ上壁(7c)に設けられて弁口(4)と連通する連通口(7d)と、パイプ始端壁(7b)の反対端で開口されたパイプ出口(7e)を有するパイプ終端周壁(7f)を備え、パイプ始端壁(7b)が出口通路パイプ(7)の入熱壁(7a)とされている。
このため、この実施形態では、弁口(4)から流れ落ちてきた直後の水分がヒータ(8)から入熱壁(7a)への入熱で速やかに温められ、ブローバイガス出口通路(6)内での氷結が起こり難い。
図1、図2(A)〜(D)に示すように、ホルダ本体(5)の外周面から突出するパイプ終端周壁(7f)の外周面が、ホルダ本体(5)の外周面から突出する本体突出部(5a)に包み込まれ、この本体突出部(5a)の外周面が、パイプ出口(7e)からブローバイガス(10)を排出させる排出チューブ(11)のチューブ入口部(11a)で覆われ、本体突出部(5a)とチューブ入口部(11a)のいずれもが出口通路パイプ(7)よりも熱伝導性の低い素材で構成されている。
このため、この実施形態では、ホルダ本体(5)の外周面から突出するパイプ終端周壁(7f)の外周面が、熱伝導性の低い本体突出部(5a)とチューブ入口部(11a)で二重に覆われ、パイプ終端周壁(7f)の保温性が高く、パイプ終端周壁(7f)内での氷結が抑制される。
出口通路パイプ(7)は、アルミ合金製である。出口通路パイプ(7)の素材には、他の金属を用いてもよく、銅製、或いは真鍮製であってもよい。
ホルダ本体(5)は、ナイロン製である。ホルダ本体(5)の素材には、他の樹脂を用いてもよい。
弁ホルダ(2)は、インサート成形で出口通路パイプ(7)をホルダ本体(5)内に包み込むことにより成形することができる。
図2(D)に示すように、ホルダ本体(5)は、上端面に弁取付座(2b)を備えた外筒(5b)と、上端面に弁座(2c)と弁口(4)を備えると共に弁口(4)とその下方の連通口(7d)を繋ぐ下向き孔(5c)が内設された内筒(5d)と、図2(A)に示すように、外筒(5b)内に架設されて内筒(5d)と外筒(5b)を繋ぐ架橋部(5e)と、架橋部(5e)の外向き延長位置で外筒(5b)の外周面から突出する本体突出部(5a)を備え、出口通路パイプ(7)の外周面は、内筒(5d)と架橋部(5e)と外筒(5b)と本体突出部(5a)に包まれている。
図2(D)に示すように、ホルダ入口(2a)と弁口(4)は、外筒(5b)内で内筒(5d)の両脇に設けられる浮上通路(5f)を介して連通され、図1に示すホルダ入口(2a)のブローバイガス(10)は浮上通路(5f)を浮上して弁口(4)に進入する。
図1に示すように、ブリーザ装置は、電源(12)と、切替スイッチ(13)を備え、切替スイッチ(13)は、切替位置として、電源(12)からの通電を停止しているOFF位置(13a)と、電源(12)からスタータ(14)に通電が開始される前に電源(12)からスタータ(14)以外の所定の部品(15)に通電が開始されるON位置(13b)と、電源(12)からスタータ(14)に通電が開始されるスタート位置(13c)を備え、OFF位置(13a)からON位置(13b)への切替スイッチ(13)の切替時に、電源(12)から前記ヒータ(8)への通電が開始されるように構成されている。前記ヒータ(8)は電気ヒータ(8a)である。
このため、この実施形態では、スタータ(14)によるエンジン始動前に、切替スイッチ(13)をOFF位置(13a)からON位置(13b)に切り替え、電源(12)からヒータ(8)への通電を開始し、エンジン始動前にブローバイガス出口通路(6)内での氷結を予め解消しておくことができる。
この実施形態では、上記所定の部品(15)は電子制御装置(28)である
この実施形態では、前記ヒータ(8)はPTCヒータである。
PTCヒータは、温度が上がるにつれ、電気抵抗値が正の係数をもって変化するPTC特性により、特別な制御回路なしで、温度上昇が自己制御され、電源(12)からのヒータ通電回路を簡素化することができる。
PTCヒータはPTC特性を有するヒータであり、PTC特性とは温度が上がるにつれ、電気抵抗値が正の係数をもって変化する性質をいう。
この実施形態では、電源(12)はバッテリ、切替スイッチ(13)はキースイッチ、電子制御装置(28)はエンジンECUである。ECUは、電子制御ユニットの略称で、マイコンである。
この実施形態では、切替スイッチ(13)をOFF位置(13a)からON位置(13b)に切り替えると、電源(12)から電子制御装置(28)に通電がなされ、その後、ON位置(13b)からスタート位置(13c)に切り替えても、電源(12)から電子制御装置(28)への通電は継続されると共に、電源(12)からスタータ(14)へも通電がなされ、スタータ(14)でクランク軸(18)がクランキングされてエンジンが始動される。その後、エンジン回転数が所定の完爆回転数に至ると、スタータ(14)への通電は解除される。その後、切替スイッチ(13)をスタート位置(13c)からON位置(13b)に戻せば、電源(12)から電子制御装置(28)への通電は継続され、エンジン運転が継続される。
この実施形態では、切替スイッチ(13)とON位置(13b)と電子制御装置(28)の間に電子制御装置(28)で制御されるリレー(32)が設けられ、切替スイッチ(13)をON位置(13b)からOFF位置(13a)に切り替えると、切替スイッチ(13)のOFF投入信号を受けた電子制御装置(28)がエンジン運転を停止させ、この後、電子制御装置(28)は内部処理(メモリのデータ保存等)を行った後、リレー(32)を開き、電源(12)から電子制御装置(28)への通電を解除する。なお、図1中の符号(29)は、切替スイッチ(13)をON位置(13b)に切り替えた場合に電源からスタータへの通電を阻止するダイオードである。
前記ヒータ(8)は、金属製の出口通路パイプ(7)を誘導加熱するIHコイルを備えたIHヒータであってもよい。
この場合、出口通路パイプ(7)が発熱源となり、熱伝導ロスが少なく、出口通路パイプ(7)の加熱効率が高い。
(1)…シリンダヘッドカバー、(2)…弁ホルダ、(3)…ブリーザ弁、(4)…弁口、(5)…ホルダ本体、(5a)…本体突出部、(6)…ブローバイガス出口通路、(7)…出口通路パイプ、(7a)…入熱壁、(7b)…パイプ始端壁、(7c)…パイプ上壁、(7d)…連通口、(7e)…パイプ出口、(7f)…パイプ終端周壁、(8)…ヒータ(9)…ヒータ差込口、(10)…ブローバイガス、(11)…排出チューブ、(11a)…チューブ入口部、(12)…電源、(13)…切替スイッチ、(13a)…OFF位置、(13b)…ON位置、(13c)…スタート位置、(14)…スタータ、(15)…部品。

Claims (7)

  1. シリンダヘッドカバー(1)に配置された弁ホルダ(2)と、弁ホルダ(2)に支持されたブリーザ弁(3)を備えた、エンジンのブリーザ装置において、
    弁ホルダ(2)は、ブリーザ弁(3)の弁口(4)を備えたホルダ本体(5)と、上記弁口(4)と連通する弁口(4)下方のブローバイガス出口通路(6)が内部に形成された金属製の出口通路パイプ(7)と、出口通路パイプ(7)を加熱するヒータ(8)を備え、
    出口通路パイプ(7)の外周面は、出口通路パイプ(7)よりも熱伝導性の低い素材で形成されたホルダ本体(5)で包み込まれ、ホルダ本体(5)はヒータ差込口(9)を備え、ヒータ(8)はヒータ差込口(9)から出口通路パイプ(7)の入熱壁(7a)に向けて差し込まれている、ことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
  2. 請求項1に記載されたエンジンのブリーザ装置において、
    出口通路パイプ(7)は、パイプ始端を塞ぐパイプ始端壁(7b)と、パイプ始端寄りのパイプ上壁(7c)に設けられて弁口(4)と連通する連通口(7d)と、パイプ始端壁(7b)の反対端で開口されたパイプ出口(7e)を有するパイプ終端周壁(7f)を備え、パイプ始端壁(7b)が出口通路パイプ(7)の入熱壁(7a)とされている、ことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
  3. 請求項2に記載されたエンジンのブリーザ装置において、
    ホルダ本体(5)の外周面から突出するパイプ終端周壁(7f)の外周面が、ホルダ本体(5)の外周面から突出する本体突出部(5a)に包み込まれ、この本体突出部(5a)の外周面が、パイプ出口(7e)からブローバイガス(10)を排出させる排出チューブ(11)のチューブ入口部(11a)で覆われ、本体突出部(5a)とチューブ入口部(11a)のいずれもが出口通路パイプ(7)よりも熱伝導性の低い素材で構成されている、ことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載されたエンジンのブリーザ装置において、
    ホルダ本体(5)は、弁口(4)とその下方の連通口(7d)を繋ぐ下向き孔(5c)を備え、連通口(7d)は下向き孔(5c)と一連で下向きに形成され、ブローバイガス出口通路(6)は、連通口(7d)の下方で、連通口(7d)の向きと実質的に直交する前後方向に向けられ、前後方向の一方側を後として、入熱壁(7a)は、ブローバイガス出口通路(6)の後端に配置され、この入熱壁(7a)に向けて後側からヒータ(8)が差し込まれている、ことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載されたエンジンのブリーザ装置において、
    電源(12)と、切替スイッチ(13)を備え、切替スイッチ(13)は、切替位置として、電源(12)からの通電を停止しているOFF位置(13a)と、電源(12)からスタータ(14)に通電が開始される前に電源(12)からスタータ(14)以外の所定の部品に通電が開始されるON位置(13b)と、電源(12)からスタータ(14)に通電が開始されるスタート位置(13c)を備え、
    OFF位置(13a)からON位置(13b)への切替スイッチ(13)の切替時に、電源(12)から前記ヒータ(8)への通電が開始されるように構成されている、ことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載されたエンジンのブリーザ装置において、
    前記ヒータ(8)がPTCヒータである、ことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載されたエンジンのブリーザ装置において、
    前記ヒータ(8)が金属製の出口通路パイプ(7)を誘導加熱するIHコイルを備えたIHヒータである、ことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
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