JP7336316B2 - 印刷装置 - Google Patents

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JP7336316B2
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本発明は、紫外線硬化インクを用いて印刷を行う印刷装置に関する。
従来、紫外線硬化インクを用いて印刷を行う印刷装置が知られている。
例えば、前記インクを用いる孔版印刷装置では、マスタを引出し、受け付けたジョブに基づいてマスタを製版し、この製版されたマスタをドラムに巻装する。そして、巻装されたドラムを回転させながら給紙し、ドラム外周面のインク開孔領域から紫外線硬化インクを押し出し、用紙をドラムに押圧する。そして、印刷されたインクを紫外線を照射することにより硬化させる。
しかし、紫外線硬化インクの硬化の際、紫外線光量が少ないとインクが硬化せず、紫外線光量が多すぎると電力を浪費してしまう。
特許文献1には、複数設けられた紫外線光源ごとに光学センサを設け、各々の紫外線光源ごとの紫外線光量を検出し、各々の光学センサからの紫外線光量を演算し、あらかじめ設定された基準値と比較し、この比較結果に基づき、各々の紫外線光源からの紫外線照射出力を基準値内で維持する紫外線照射量制御装置が開示されている。
特開2016-55483号公報
しかしながら印刷に用いられるインクや紫外線光源の経年変化などにより、紫外線硬化インクを硬化させるための紫外線の光量が不足することがあった。また光量が多すぎて電力を浪費してしまうこともあった。
本発明は前記事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、照射する紫外線の適切な光量を設定することができる印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の特徴は、
紫外線硬化インクを用いて記録媒体に対して印刷する印刷手段と、
前記印刷手段の下流に設置され、前記記録媒体上の前記紫外線硬化インクに対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、
前記紫外線硬化インクの状態に応じて、前記紫外線照射手段により照射される紫外線の光量を決定する光量決定手段と、
を備えたことにある。
本発明に係る印刷装置の特徴によれば、照射する紫外線の適切な光量を設定することができる。
本発明の実施形態1である孔版印刷装置のハードウェア構成を示す機器構成図である。 本発明の実施形態1である孔版印刷装置の機能構成図である。 本発明の実施形態1である孔版印刷装置における第1決定処理の処理内容を説明した説明図である。 本発明の実施形態1である孔版印刷装置における第2決定処理の処理内容を説明した説明図である。 本発明の実施形態2である孔版印刷装置における処理内容を示したフローチャートである。 記憶手段93に記憶された光量テーブルの一例を示した図である。 本発明の実施形態3である孔版印刷装置における処理内容を示したフローチャートである。 (a)は、実施形態3で用いられるテストパターンの一例を示した図であり、(b)は、紫外線の透過を説明した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一若しくは同等の部位や構成要素には、同一若しくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1である孔版印刷装置のハードウェア構成を示す機器構成図である。
図1に示すように、孔版印刷装置1は、製版部2と、印刷部3と、給紙部4と、排紙部5及び排版部6とを備えている。
製版部2は、収容部22と、サーマルヘッド23と、プラテンロール24と、マスタ送りロール25と、ライトパルスモータ26と、マスタカッタ27とを備えている。
収容部22は、ロールされた長尺状のマスタ21を収容する。
サーマルヘッド23およびプラテンロール24は、収容部22の搬送下流に配置され、相互に協働してマスタを製版する。より詳細には、サーマルヘッドが点状発熱体を有し、受信したジョブに含まれる画像データに基づき、当該発熱体が選択的に発熱することによりマスタ21が感熱穿孔される。
マスタ送りロール25は、前記プラテンロール24及びサーマルヘッド23の搬送下流に配置され、製版されたマスタをマスタカッタ27へ送る。
マスタカッタ27は、マスタ送りロール25の搬送下流に配置され、連続したマスタから所定長さの版を切り離す。
ライトパルスモータ26は、プラテンロール24及びマスタ送りロール25を回転駆動させる。
上記構成により長尺状のマスタ21は、サーマルヘッドにより穿孔され、プラテンロール24とマスタ送りロール25により下流に送られ、マスタカッタ27で切断され所定長さの版21が作製される。
印刷部3は、ドラム部と、インク供給部を有する。
前記ドラム部は、メインモータ31の駆動力によって図1の矢印A方向に回転するドラム32と、このドラム32の外周面に設けられ、マスタ21の先端をクランプするマスタクランプ部33とを備えている。ドラム32の外周面には、ドラム32内部からインクを押し出すために多孔構造によるインク透過性の部材で構成されたインク開孔部(図示せず)が設けられている。
また、ドラム部は、ドラム32の下方位置に配置されたプレスロール37を有する。このプレスロール37はソレノイド部38の駆動力によってドラム32の外周面に押圧する押圧位置と、ドラム32の外周面から離間する待機位置との間で変移可能に構成されている。プレスロール37は、給紙部4からの給紙動作に同期して待機位置から押圧位置に変移され、用紙41がドラム32の下部を通過する際のみ押圧位置に位置され、それ以外の時には待機位置に位置されるようになっている。また、押圧位置におけるプレスロール37の押圧力(印圧)は“1”~“5”の5段階で設定可能である。
前記インク供給部は、インク容器71と、インクポンプ73と、スキージローラ75と、ドクタローラ76とを備える。
インクポンプ73は、インク容器71に収容された紫外線硬化インクを、スキージローラ75と、ドクタローラ76との間へ供給する。
スキージローラ75は、供給された紫外線硬化インクをドラム32の内周面に供給する。
ドクタローラ76は、スキージローラ75との間でインク溜まりを形成するためのものである。より詳細には、インクポンプ73からスキージローラ75に紫外線硬化インクが供給されると、供給された紫外線硬化インクがインク溜まりを形成し、インク溜まりから紫外線硬化インクがスキージローラ75とドクタローラ76との間の隙間を通ってドラム32の内周面に供給される。
また、印刷部3は、ドラム32の外周面にマスタ21が着版されているか否かを検出するマスタ確認センサ34と、ドラム32の基準位置を検出する基準位置検出センサ35と、メインモータ31の回転に応じて所定の周期でパルス信号を出力するロータリエンコーダ36とを有する。基準位置検出センサ35の検出出力(基準位置パルス信号)を基にロータリエンコーダ36の出力パルス信号を検出することによってドラム32の回転角度を算出する。
上記構成により、製版部2から搬送されたマスタ21の先端が、マスタクランプ部33でクランプされる。このクランプ状態でドラム32が回転してマスタ21がドラム32の外周面に着版される。
給紙部4は、用紙41が積層される給紙台42と、この給紙台42から最上位置の用紙41のみを取り出す1次給紙ロール43,44とを備えている。また、給紙部4は、1次給紙ロール43,44によって搬送された用紙41をドラム32の回転に同期してドラム32とプレスロール37間に搬送する一対の2次給紙ロール45を備えている。
1次給紙ロール43,44には給紙クラッチ47を介してメインモータ31の回転が選択的に伝達されるように構成されている。
上記構成により、ドラム32の回転に同期して給紙部4から給紙される用紙41をプレスロール37でドラム32に巻装されたマスタ21に押圧することによって、ドラム内の紫外線硬化インクが、ドラム32の外周面に設けられたインク開孔部を介してマスタ21の穿孔から用紙41に転写されて画像が印刷される。
排紙部5は、印刷された用紙41をドラム32から分離する用紙分離爪51と、この用紙分離爪51によりドラム32から離間された用紙41を搬送する排紙ベルト52とを有する。また、排紙部5は、排紙ベルト52により排紙される用紙41を排紙台54まで搬送する搬送ベルト53と、搬送ベルト53により搬送される用紙41が載置される排紙台54とを有する。
搬送ベルト53の上方には、搬送ベルト53により搬送される用紙41に対して、紫外線を照射する紫外線照射手段55が設けられている。用紙41が搬送される搬送ベルト53のベルト面の下方には紫外線を検出する紫外線検出手段56が設けられている。また、紫外線硬化インクの硬化状態を検出するために搬送ベルト53により搬送される用紙41に対して照射した反射光を検出する反射光センサ57が設けられている。
排版部6は、ドラム32の外周面からクランプ解除されたマスタ21の先端を導き、この導いた使用済みのマスタ21をドラム32より引き剥がしながら搬送する排版搬送手段61を有する。この排版搬送手段61により搬送されて来るマスタ21を収納する排版ボックス62が設けられており、排版圧縮部材63が、排版搬送手段61により排版ボックス62内に搬送されて来たマスタ21を排版ボックス62の奥に押し込む。
図2は、本発明の実施形態1である孔版印刷装置1の機能構成図である。
図2に示すように、孔版印刷装置1は、制御ユニット9を備えている。
制御ユニット9は、CPUなどの演算処理部やメモリなどで構成されており、製版部2と、印刷部3と、給紙部4と、排紙部5と、排版部6とを制御する。また、制御ユニット9は、その機能上、取得手段91と、光量決定手段92と、記憶手段93と、印圧設定手段94とを備える。
取得手段91は、紫外線照射手段55が照射する紫外線の光量や用紙41の搬送速度を変更しながら、印刷部3によりテストパターンが用紙41に印刷されたときに、反射光センサ57が検出した反射光量を取得する。この反射光量により、用紙41に印刷された紫外線硬化インクの硬化状態を判定することができる。
また、取得手段91は、印刷部3により印刷している間、インクポンプ73の回転数に基づいて印刷に用いられた紫外線硬化インクのインク量を取得する。
光量決定手段92は、取得手段91が取得した反射光、すなわち、紫外線硬化インクの硬化状態に応じて、紫外線照射手段55により照射する紫外線の光量を決定する。
記憶手段93は、光量テーブルを記憶している。光量テーブルについては実施形態2で詳述する。
印圧設定手段94は、ユーザが濃度調整を行った場合、その指定した濃度に応じてプレスロール37による印圧を設定する。
以下、紫外線照射手段55による光量を変更しながらテストパターンが印刷された用紙41の反射光を検出し、この検出結果に基づいて光量を決定する第1決定処理と、用紙41の搬送速度を変更しながらテストパターンが印刷された用紙41の反射光を検出し、この検出結果に基づいて光量を決定する第2決定処理とについて、それぞれ詳細に説明する。
<第1決定処理>
図3は、本発明の実施形態1である孔版印刷装置1における第1決定処理の処理内容を説明した説明図である。
図3に示すように、制御ユニット9は、用紙41にテストパターンを印刷した用紙41Tを60(ppm)の速度で搬送する。用紙41Tは、紫外線硬化インクでベタ印刷された印刷領域41T1,41T2,41T3を有している。
そして、用紙41Tが搬送ベルト53により搬送されて印刷領域41T1が紫外線照射手段55の直下に到達したt1時点において、光量決定手段92は、紫外線照射手段55に第1設定光量で紫外線を照射させる。第1設定光量は、60(ppm)の速度で搬送したときに紫外線硬化インクが硬化する光量の初期値として設定された値である。
しかしながら、紫外線照射手段55の出力低下やインクの経年劣化などの要因により、紫外線硬化インクが硬化し難くなることもある。
そのため、図3に示すように、t1時点において第1設定光量で紫外線を照射しようとしても、紫外線照射手段55の出力低下により実際には第1照射光量しか照射されておらず、印刷領域41T1の紫外線硬化インクは十分に硬化しない。
次に、印刷領域41T2が紫外線照射手段55の直下に到達したt2時点において、光量決定手段92は、紫外線照射手段55に第2設定光量で紫外線を照射させる。第2設定光量は、100(ppm)の速度で搬送したときに紫外線硬化インクが硬化する光量の初期値として設定された値である。
しかしながら、t2時点でも同様に第2設定光量で紫外線を照射しようとしても、紫外線照射手段55の出力低下により第1設定光量には届かず、印刷領域41T2の紫外線硬化インクは十分に硬化しない。
次に、印刷領域41T3が紫外線照射手段55の直下に到達したt3時点において、光量決定手段92は、紫外線照射手段55に第3設定光量で紫外線を照射させる。第3設定光量は、150(ppm)の速度で搬送したときに紫外線硬化インクが硬化する光量の初期値として設定された値である。
t3時点において第3設定光量で紫外線を照射した場合、紫外線照射手段55は出力低下しているものの第1設定光量を超えているので、印刷領域41T3の紫外線硬化インクは硬化する。
光量決定手段92は、取得手段91が取得した反射光特性(例えば反射光の光量)に基づいて、印刷領域41T3の紫外線硬化インクは硬化していると判定できる。そのため、光量決定手段92は、第3設定光量を紫外線照射手段55が照射する光量として決定する。
これにより、紫外線照射手段55の出力低下などが生じた場合であっても、紫外線硬化インクを十分に硬化させることができる。
<第2決定処理>
図4は、本発明の実施形態1である孔版印刷装置1における第2決定処理の処理内容を説明した説明図である。
図4に示すように、制御ユニット9は、印刷速度(搬送速度)を60(ppm)、100(ppm)、150(ppm)と変化させてテストパターンを印刷した用紙41Tを搬送する。用紙41Tは、紫外線硬化インクでベタ印刷された印刷領域41T1,41T2,41T3を有している。紫外線照射手段55は所定の設定光量に設定されている。
t10時点から搬送ベルト53の搬送速度を加速し、t11時点において、60(ppm)の速度に達している。そして、印刷領域41T1が紫外線照射手段55の直下に到達したt12時点において、光量決定手段92は、紫外線照射手段55に所定の設定光量で紫外線を照射させる。このとき、搬送速度が遅いので十分な照射時間照射され印刷領域41T3の紫外線硬化インクは硬化する。
その後、t13時点から加速してt14時点において100(ppm)の速度に到達している。そして、印刷領域41T2が紫外線照射手段55の直下に到達したt15時点において、光量決定手段92は、紫外線照射手段55に所定の設定光量で紫外線を照射させる。
しかしながら、搬送速度が速く照射される時間が短いので、印刷領域41T2の紫外線硬化インクは硬化しない。
また、t16時点から加速してt17時点において150(ppm)の速度に到達している。そして、印刷領域41T3が紫外線照射手段55の直下に到達したt18時点において、光量決定手段92は、紫外線照射手段55に所定の設定光量で紫外線を照射させる。
この場合においても、さらに搬送速度が速く照射される時間が短くなるので、印刷領域41T3の紫外線硬化インクは硬化しない。
光量決定手段92は、取得手段91が取得した反射光に基づいて、印刷領域41T1の紫外線硬化インクは硬化していると判定できる。そのため、光量決定手段92は、紫外線硬化インクが硬化するのに十分な照射時間となる搬送ベルト53の搬送速度を決定する。
これにより、紫外線照射手段55の出力低下などが生じた場合であっても、十分な時間を照射することができるので紫外線硬化インクを十分に硬化させることができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2である孔版印刷装置1では、1ドット当たりに使用されたインク量に基づいて照射する紫外線の光量を決定する。
図5は、本発明の実施形態2である孔版印刷装置1における処理内容を示したフローチャートである。なお、本発明の実施形態2である孔版印刷装置1のハードウェア構成については図1に示した実施形態1である孔版印刷装置1のハードウェア構成と同一であるので説明を省略する。
図5に示すように、ステップS101で、ユーザ操作により光量調整が要求されると(YES)、ステップS103で、光量決定手段92が、光量調整用のテストパターンの画像データのドット数の合計を取得する。ここでのテストパターンは、ドット数が分かればどのような画像データであってもよい。
ステップS105で、制御ユニット9が、製版部2と、印刷部3と、給紙部4と、排紙部5及び排版部6とを制御して、テストパターンの画像データに基づいて印刷を開始する。このとき、プレスロール37の印圧は、デフォルトの“3”に設定される。
ステップS107で、取得手段91が、インクポンプ73の回転数に基づいて印刷に用いられた紫外線硬化インクのインク使用量を取得する。
ステップS109で、テストパターンの印刷が終了するか否かを判断し、肯定の場合、終了する。
ステップS111で、光量決定手段92が、取得手段91により取得されたインク使用量と、ステップS103において取得した合計ドット数とに基づいて1ドット当たりのインク量を算出する。ここでは、1ドット当たりのインク量が“12”(g/cm)であるとする。
ステップS113で、光量決定手段92が、ユーザにより設定された印圧設定を取得する。例えば、ユーザが濃度調整を行った場合、その指定した濃度に応じて印圧が設定されるので、その印圧設定を取得する。
ステップS115で、光量決定手段92は、記憶手段93に記憶された光量テーブルに基づいて印圧設定を考慮した光量を設定する。
図6は、記憶手段93に記憶された光量テーブルの一例を示した図である。
図6に示すように、印圧設定は、“1”~“5”の5段階に設定可能に設けられており、“5”に近いほど印圧が高く、印刷物の濃度を濃くすることができる。
1ドット当たりのインク量を算出したときの印圧設定が“3”であるので、印圧設定手段94は、印圧設定が“3”であるときの1ドット当たりのインク量xを光量テーブルに入力する。ここでは、1ドット当たりのインク量は“12”(g/cm)として入力される。
また、印圧設定値が高いほど1ドット当たりのインク量が多くなる関係があるので、印圧設定手段94は、その関係式に基づいて印圧設定が“1”~“2”、“4”~“5”であるときの1ドット当たりのインク量を算出し、光量テーブルに入力する。
そして、印圧設定手段94は、印刷設定に基づいて、図6に示した計算式を用いて光量を入力する。
ここで、Iinは、紫外線照射手段55により照射した紫外線の光量であり、εは、用紙41におけるモル吸収係数(l/(mol・cm))であり、cは、用紙41におけるモル濃度(mol/l)であり、Lは、用紙41の厚みである。また、xは印圧設定が“1”であるときの1ドット当たりのインク量であり、xは印圧設定が“2”であるときの1ドット当たりのインク量であり、xは印圧設定が“3”であるときの1ドット当たりのインク量であり、xは印圧設定が“4”であるときの1ドット当たりのインク量であり、xは印圧設定が“5”であるときの1ドット当たりのインク量である。
光量決定手段92は、入力された光量テーブルに基づいて、設定した印圧設定に対応する光量を設定する。
これにより、画像データに応じて実際に使用される紫外線硬化インクの使用量に応じた光量が設定されるので、紫外線硬化インクを硬化するためのより適切な光量を設定することができる。さらに、ユーザが濃度変更操作を行った場合でも、印圧設定に応じて光量を設定するので、ユーザが光量の調整を意識することなく適切な光量を設定することができる。
なお、図5に示したフローチャートでは、ステップS113およびS115の処理は、光量調整が要求されたタイミングで実行されるが、それに加え、ユーザ操作により圧力設定が変更される度に実行されるようにしてもよい。
<実施形態3>
本発明の実施形態3である孔版印刷装置1では、用紙中のインク浸透最下点における光量が紫外線硬化インクを硬化させる光量となるように照射する紫外線の光量を決定する。
図7は、本発明の実施形態3である孔版印刷装置1における処理内容を示したフローチャートである。なお、本発明の実施形態3である孔版印刷装置1のハードウェア構成については図1に示した実施形態1である孔版印刷装置1のハードウェア構成と同一であるので説明を省略する。
図7に示すように、ステップS 201で、ユーザ操作により光量調整が要求されると、ステップS203で、制御ユニット9は、製版部2と、印刷部3と、給紙部4と、排紙部5及び排版部6とを制御して、テストパターンの画像データに基づいて印刷を開始する。
図8(a)は、実施形態3で用いられるテストパターンの一例を示した図である。
図8(a)に示すように、テストパターンが印刷されたテスト用紙41Sは、濃度の異なる印刷領域41S1~41S5を有している。ここでの各濃度は、サーマルヘッド23により感熱穿孔される穿孔径の大きさや、単位面積当たりの穿孔数により調整される。
印刷領域41S1から印刷領域41S1へ順に濃度が低くなっている。印刷領域41S2では丁度、紫外線硬化インクが裏抜けする(テスト用紙41Sの裏面まで紫外線硬化インクが到達する)濃度となっている。印刷領域41S1では、紫外線硬化インクが裏抜けし、さらに裏面から紫外線硬化インクがにじみ出る程度の濃度となっている。
印刷領域41S3~41S4は、紫外線硬化インクが裏抜けすることなく、紫外線硬化インクが裏面に向かって到達する点(インク浸透最下点)41S31,41S41が用紙中で留まっている。
印刷領域41S5は、紫外線硬化インクが用いられていない白紙領域である。
このようなテスト用紙41Sが印刷された後、搬送ベルト53により搬送されると、ステップS205で、紫外線検出手段56が、搬送されたテスト用紙41Sの印刷領域41S1~41S5ごとの透過した紫外線の光量を検出する。
そして、ステップS207で、光量決定手段92は、下記の(数式1)、(数式2)を用いて各定数(ε1・c1およびε2・c2)を算出する。
outs2=Iin×10-ε1c1L ・・・(数式1)
ここで、Iinは、紫外線照射手段55により照射した紫外線の光量であり、Iouts2は、紫外線検出手段56により検出された印刷領域41S2を通過した紫外線の光量であり、ε1は、印刷領域41S2におけるモル吸収係数(l/(mol・cm))であり、c1は、印刷領域41S2におけるモル濃度(mol/l)である。
outs5=Iin×10-ε2c2L ・・・(数式2)
ここで、Iouts5は、紫外線検出手段56により検出された印刷領域41S5を通過した紫外線の光量であり、ε2は、印刷領域41S5におけるモル吸収係数(l/(mol・cm))であり、c2は、印刷領域41S5におけるモル濃度(mol/l)である。
図8(b)に示すように、裏抜けしない濃度で印刷すると、印刷領域41S3~41S4のように、インク浸透最下点は用紙中で留まる。そのため、用紙41の表面から紫外線硬化インクが浸透したインク浸透領域41S6と、紫外線硬化インクが到達していないインク非浸透領域41S7とが形成される。このインク浸透領域41S6とインク非浸透領域41S7との境界面上の点がインク浸透最下点となる。
テスト用紙41Sに照射された紫外線は、インク浸透領域41S6を透過してインク浸透最下点に到達し、インク非浸透領域41S7に入射される。そして、インク非浸透領域41S7を透過した紫外線は用紙41の裏面から出射して紫外線検出手段56により検出される。
このインク浸透最下点における紫外線の光量が紫外線硬化インクを硬化させるために必要な光量となっているとき、必要最小限の適切な光量が照射されていることとなる。
そこで、ステップS209において、光量決定手段92は、下記の(数式3)~(数式6)を用いて、インク浸透最下点における紫外線の光量(Iout1、Iin2)が紫外線硬化インクを硬化させるために必要な光量Ithとなっているときに紫外線照射手段55により照射した紫外線の光量を算出する。
out1=Iin1×10-ε1c1L1 ・・・(数式3)
out2=Iin2×10-ε2c2L2 ・・・(数式4)
in2=Iout1=Ith・・・(数式5)
L=L1+L2・・・(数式6)
ここで、Iin1は、紫外線照射手段55により照射した紫外線の光量であり、Iout1は、インク浸透領域41S6から出射される光量、すなわちインク浸透最下点における紫外線の光量である。Iin2は、インク非浸透領域41S7に入射される光量、すなわちインク浸透最下点における紫外線の光量であり、Iout2は、用紙41の裏面から出射した紫外線の光量である。また、Lは、用紙41の厚みでありジョブに含まれている。L1はインク浸透領域41S6の厚みであり、L2は、インク非浸透領域41S7の厚みである。Ithは、紫外線硬化インクを硬化させるために必要な光量としてあらかじめ定められている。
このように、インク浸透最下点における紫外線の光量が紫外線硬化インクを硬化させるために必要な光量Ithとなるように照射する紫外線の光量を設定するので、浸透した紫外線硬化インクの全てを硬化させるのに必要最小限の光量を設定することができる。
なお、本発明の実施形態3である孔版印刷装置1では、光量決定手段92が、(数式1)、(数式2)を用いて各定数(ε1・c1およびε2・c2)を算出したが、これに限らない。例えば、属性情報(用紙の種類と、用紙の厚み、紫外線硬化インクの種類)に対応して、各定数(ε1・c1およびε2・c2)を記憶した定数テーブルを記憶しておくようにしてもよい。
そして、属性情報取得手段が、ジョブに含まれる用紙の種類と、用紙の厚み、紫外線硬化インクの種類を取得する。光量決定手段92が、定数テーブルと、属性情報取得手段により取得された属性情報と、紫外線検出手段56により検出された紫外線の光量に応じて、上記の(数式3)~(数式6)を用いて、紫外線照射手段55により用紙に照射される紫外線の光量を決定する。
これにより、テスト用紙41Sを印刷し(数式1)、(数式2)を用いて各定数(ε1・c1およびε2・c2)を算出することなく、与えられる属性情報を用いて紫外線の光量を決定することができる。
なお、本発明の実施形態1~3では、孔版印刷装置1を例に挙げて説明したが、これに限らず、インクジェット方式、レーザ方式等様々な方式の印刷装置であってよい。
また、本発明の実施形態1~3では、記録媒体として用紙を例に挙げて説明したが、用紙に限らず、布や木材など紫外線硬化インクが浸透する記録媒体であればどのようなものでもよい。
(付記)
本出願は、以下の発明を開示する。
(付記1)
紫外線硬化インクを用いて記録媒体に対して印刷する印刷手段と、
前記印刷手段の下流に設置され、前記記録媒体上の前記紫外線硬化インクに対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、
前記紫外線硬化インクの状態に応じて、前記紫外線照射手段により照射される紫外線の光量を決定する光量決定手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。
これにより、紫外線照射手段により用紙に照射される紫外線の適切な光量を設定することができるので、用紙の浸透した紫外線硬化インクを十分に硬化させることができる。
(付記2)
前記印刷手段により印刷された記録媒体における前記紫外線硬化インクの硬化状態を検出する検出手段、をさらに備え、
前記光量決定手段は、
前記印刷手段によりテストパターンが印刷された記録媒体における前記紫外線硬化インクの硬化状態を前記検出手段に検出させ、前記検出手段により検出された硬化状態に基づいて、前記紫外線照射手段により前記記録媒体に照射される紫外線の光量を決定する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
これにより、紫外線照射手段の出力低下などが生じた場合であっても、紫外線照射手段により用紙に照射される紫外線の適切な光量を設定することができるので、紫外線硬化インクを十分に硬化させることができる。
(付記3)
前記印刷手段により前記紫外線硬化インクが印刷に用いられたインク量を取得するインク量取得手段をさらに備え、
前記光量決定手段は、
前記印刷手段がテストパターンを印刷したときのインク量を前記インク量取得手段に取得させ、取得されたインク量と、前記テストパターンが印刷された記録媒体の合計ドット数とに基づいて1ドット当たりのインク量を算出し、前記算出された1ドット当たりのインク量に基づいて、前記紫外線照射手段により前記記録媒体に照射される紫外線の光量を決定する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
これにより、使用された紫外線硬化インクのインク量は多いほど用紙内をより浸透するので、インク量を算出し、算出したインク量に基づいて光量を決定することで、より正確に紫外線硬化インクを硬化させるために必要最小限の光量を決定することができる。
(付記4)
前記記録媒体は用紙であり、
前記紫外線照射手段により照射され前記用紙を透過した紫外線を検出する紫外線検出手段を、さらに備え、
前記光量決定手段は、
白紙領域およびインク裏抜け領域を含むテスト用紙に対して、前記紫外線照射手段により照射して各領域を透過した紫外線の光量を前記紫外線検出手段に検出させ、検出結果に基づいて、用紙中のインク浸透最下点における光量が前記紫外線硬化インクを硬化させる光量となるように前記紫外線照射手段により前記用紙に照射される紫外線の光量を決定する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
これにより、インク浸透最下点における紫外線の光量が紫外線硬化インクを硬化させるために必要な光量となるように照射する紫外線の光量を設定するので、浸透した紫外線硬化インクの全てを硬化させるのに必要最小限の光量を決定することができる。
(付記5)
前記記録媒体は用紙であり、
前記紫外線照射手段により照射され前記用紙を透過した紫外線の光量を検出する紫外線検出手段と、
前記用紙および前記紫外線硬化インクの属性情報を取得する属性情報取得手段と、を備え、
前記光量決定手段は、
前記属性情報取得手段により取得された属性情報と、前記検出された紫外線の光量とに応じて、前記紫外線照射手段により前記用紙に照射される紫外線の光量を決定する
ことを特徴とする付記1に記載の印刷装置。
これにより、テスト用紙に対して紫外線照射手段により照射して各領域を透過した紫外線の光量を紫外線検出手段に検出させることなく、より簡易に紫外線照射手段により用紙に照射される紫外線の適切な光量を設定することができるので、用紙の浸透した紫外線硬化インクを十分に硬化させることができる。
1 孔版印刷装置
2 製版部
3 印刷部
4 給紙部
5 排紙部
6 排版部
9 制御ユニット
55 紫外線照射手段
56 紫外線検出手段
57 反射光センサ
71 インク容器
73 インクポンプ
75 スキージローラ
76 ドクタローラ
91 取得手段
92 光量決定手段
93 記憶手段
94 印圧設定手段

Claims (3)

  1. 紫外線硬化インクを用いて記録媒体に対して印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段の下流に設置され、前記記録媒体上の前記紫外線硬化インクに対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、
    前記紫外線照射手段により照射され前記記録媒体を透過した紫外線を検出する紫外線検出手段と、
    白紙領域およびインク裏抜け領域を含む記録媒体に対して、前記紫外線照射手段により照射して各領域を透過した紫外線の光量を前記紫外線検出手段に検出させたときの検出結果、または、前記記録媒体および前記紫外線硬化インクの属性情報に基づいて、前記紫外線照射手段により照射される紫外線の光量を決定する光量決定手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記記録媒体は用紙であり、
    前記光量決定手段は、
    白紙領域およびインク裏抜け領域を含むテスト用紙に対して、前記紫外線照射手段により照射して各領域を透過した紫外線の光量を前記紫外線検出手段に検出させ、検出結果に基づいて、用紙中のインク浸透最下点における光量が前記紫外線硬化インクを硬化させる光量となるように前記紫外線照射手段により前記用紙に照射される紫外線の光量を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記記録媒体は用紙であり、
    前記用紙および前記紫外線硬化インクの属性情報を取得する属性情報取得手段と、を備え、
    前記光量決定手段は、
    前記属性情報取得手段により取得された属性情報と、前記検出された紫外線の光量に応じて、前記紫外線照射手段により前記用紙に照射される紫外線の光量を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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