JP5304067B2 - 感熱孔版印刷装置 - Google Patents
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上記感熱性孔版マスタを所定の送りピッチをもって移動するように上記マスタ搬送手段を駆動する駆動手段と、上記副走査方向の解像度を設定する副走査方向解像度設定手段と、上記副走査方向解像度設定手段の信号に基づき、設定された上記副走査方向の解像度に対応した送りピッチに変えるように上記駆動手段を制御する駆動制御手段と、上記副走査方向解像度設定手段の信号に応じて、上記サーマルヘッドの個々の発熱部に供給する穿孔用エネルギーを所定のエネルギーに調整する穿孔エネルギー調整手段とを有する感熱孔版印刷装置において、
上記穿孔エネルギー調整手段での穿孔エネルギーデータテーブルとして副走査方向における所定の解像度の基準となるデータが設けられており、そのデータとしてサーマルヘッド温度毎に穿孔エネルギーデータが格納されている基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段と、上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、該データテーブルに基づいて副走査方向の解像度設定値に対応した穿孔エネルギーを算出するための比率値であって、上記穿孔エネルギー調整手段での設定範囲内で、上記穿孔エネルギーデータに対し副走査方向の解像度設定値毎に且つサーマルヘッドの温度毎に独自の比率値が設定できる副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段とを設けた。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の感熱孔版印刷装置において、
上記穿孔エネルギー調整手段での設定範囲として、副走査方向の解像度設定値毎に独自の値が設定できる副走査方向解像度別穿孔エネルギー設定範囲設定手段を設けた。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の感熱孔版印刷装置において、
上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースとし、サーマルヘッドでの製版時における印字率に相応した比率で上記サーマルヘッドの発熱体が発熱するようにエネルギー補正をすることとした。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、 上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースとし、使用する感熱孔版印刷機用インキの種類によって、換算変換した穿孔エネルギー設定値を設定できるインキ種類別穿孔エネルギー設定手段を設けた。
請求項5に係る発明は、請求頂1乃至4の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースとし、使用する感熱孔版印刷機用ドラムの種類によって、換算変換した穿孔エネルギー設定値を設定できる印刷ドラム別穿孔エネルギー設定手段を設けた。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、 上記感熱孔版印刷装置に使用するインキのインキ温度を検知するインキ温度検知手段が設けてあり、その検知したインキ温度に見合った最適な穿孔エネルギーに調整するインキ温度別穿孔エネルギー調整手段を有することとした。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、インキの消費量を低減させることが可能な省インキモード設定手段を設けた。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の感熱孔版印刷装置において、
上記省インキモード設定手段で通常モード及び省インキモードを識別し、通常モード時及び省インキモード時の独自の穿孔エネルギー設定値を設定することができることとした。
請求項9に係る発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、 少なくとも熱可塑性樹脂フィルムと多孔性樹脂膜の塗布層1層が設けられている感熱性孔版マスタが使用される場合に、このマスタに適合する穿孔エネルギーデータテーブルを用いることとした。
請求項2記載の発明では、穿孔エネルギー調整手段での設定範囲として、副走査方向の解像度設定値毎に独自の穿孔エネルギー値が設定できるので、各解像度設定値毎に穿孔に好適な適正範囲を設定することで過大穿孔や穿孔不良等を解消でき、各解像度設定値毎に好適な印刷画像を得ることが可能となる。
請求項3記載の発明では、サーマルヘッドで製版させる際に同時駆動発熱体数が多いほど、サーマルヘッド駆動部での電圧降下が多くなり穿孔状態に与える影響が大きかったのが、サーマルヘッドでの製版時における印字率に相応した比率で上記サーマルヘッドの発熱体が発熱するようにエネルギー補正をするので、穿孔状態としてその影響を少なくすることができる。
請求項4記載の発明では、使用する感熱孔版印刷機用インキの種類によって、換算変換した穿孔エネルギーを設定できるので、インキの種類により異なる穿孔部からのインキ吐出量の影響等を低減できる。
請求項5記載の発明では、使用する感熱孔版印刷機用ドラムの種類によって、換算変換した穿孔エネルギーを設定できるので、印刷ドラム種類により異なるドラムの剛性の影響等を低減できる。
請求項6記載の発明では、検知したインキ温度に見合った最適な穿孔エネルギーの設定によりインキの温度に見合った穿孔状態を得ることが可能であり、各解像度設定値毎に好適な印刷画像を得ることが可能となる。
請求項7記載の発明では、副走査方向の解像度を変えても確実に消費するインキ量を低減することが可能となる。
請求項8記載の発明では、印刷画像品質を保ったままインキ消費量を確実に低減することが可能となる。
請求項9記載の発明では、少なくとも熱可塑性樹脂フィルムと多孔性樹脂膜の塗布層1層が設けられているマスタを用いた製版であるので良好な穿孔状態を得ることができ、各解像度設定値毎に好適な印刷画像を得ることが可能となる。
図1は本発明の一実施例である感熱孔版印刷装置を示している。まず、同図を参照してこの感熱孔版印刷装置の全体構成とその孔版印刷プロセスを簡単に説明する。
副走査方向の解像度を可変する制御構成、サーマルヘッド30、マスタ送りモータ40及び原稿搬送ローラ用モータ83Aを駆動制御する構成を説明する。
先ず、上述した製版スタートキーを押して製版工程を実行する前に、副走査方向解像度設定キー10を押して、印刷画像として所望する副走査方向の解像度を設定する。この副走査方向の解像度の設定信号がマイクロコンピュータ20に出力されると、マイクロコンピュータ20は、その副走査方向解像度に対応した所定の送りピッチ設定の信号をマスタ送りモータ駆動回路41に送出すると共に、その副走査方向解像度に対応した所定の送りピッチで原稿搬送ローラ用モータ83Aを駆動制御する信号を原稿搬送ローラ用モータ駆動回路83Bに送出する。これと同時に、マイクロコンピュータ20は、設定された副走査方向の解像度に応じた最適な大きさの穿孔を形成するための通電パルス幅設定の信号をサーマルヘッド駆動回路27へ送出する。そして、マイクロコンピュータ20により設定された副走査方向解像度に対応した所定の送りピッチ設定の信号に基づき、マスタ送りモータ駆動回路41を介してマスタ送りモータ40が駆動され、さらにマスタ送りモータ40によりプラテンローラ92が回転駆動され、感熱性孔版マスタ61が所定の送りピッチ及び速度で搬送される。
請求項1での副走査方向の解像度を設定する副走査方向解像度設定手段を図1にて説明をする。装置本体キャビネット50上部の図示しない操作パネルには、上記インキ画像における副走査方向の解像度を設定するための副走査方向解像度設定手段としての副走査方向解像度設定キー10が配設されている。この副走査方向解像度設定キー10は、例えば複写機等におけるファインモード設定キーと同様な機能を有しており、印刷用紙62上のインキ画像の副走査方向の解像度を設定するために、ユーザーが所望する解像度に手動で任意に入力し設定できるものである。
又、副走査方向解像度設定手段の信号に基づき、所要の発熱パワーがサーマルヘッドに与えられて穿孔がなされる。サーマルヘッドの穿孔用エネルギーの印加方法としては、一般的には発熱時間Tpを可変とし、高解像度の時にはその発熱時間Tpを短くするということが一般的ではあるが、その時に電圧Vhdを可変とし変えても構わない。
図3は、比較例として示した、従来行われている穿孔エネルギーの設定手段としての副走査方向解像度別穿孔エネルギーデータテーブルの例である。たて軸に穿孔エネルギー、よこ軸にサーマルヘッド温度、副走査方向の解像度として低い解像度の場合の特性を実験、実測等から求め、その傾きを特性線L1で示している。
そこで、本発明では例えば図4に特性線L10で示したようなデータを、上記穿孔エネルギー調整手段での穿孔エネルギーデータテーブルとして設けた。この特性線L10で示されるデータは、副走査方向における所定の解像度の基準となるデータ(以下、基準データという。)として設けられており、例えば図3における特性線L1を用いることもできる。特性線L1はサーマルヘッド温度に対する穿孔エネルギーの関数式となっている。この基準データは最も簡単な例では本例のように1つあれば実用になるが、複数設定することもできる。
しかし、上記初期値としての比率値で算出した穿孔エネルギーで印刷した場合には、サーマルヘッド等のばらつき等の因子により不適合を生じ、印刷の仕上がり状態が損なわれた状態になることがある。
そこで、上記初期値としての比率値を修正する形で、穿孔エネルギー調整手段での設定範囲内、例えば、図5に示した穿孔エネルギーの可変範囲内で、サーマルヘッド温度毎に独自の比率値を設定し、この独自の比率値を上記特性線L10のデータに乗じて算出した副走査方向における高解像用の穿孔エネルギーで製版し印刷する。
この独自の比率値は、その印刷装置における実際の印刷状況に適合した比率値であり、経験的あるいは実験等の結果から設定されるもので、例えば、サーマルヘッド等のばらつき等の因子を反映したものとなる。
独自の比率値は、その値を適値に変えることにより、実際の印刷装置における副走査方向でのあらゆる解像度の印刷において所望の品質の印刷を得ることができる。
尚、基準データは、本例では副走査方向解像度設定手段で設定可能な低解像度用の特性線L10としているが、これに限らず副走査方向解像度設定手段で設定できない算出専用のデータでもかまわない。つまり、この算出専用の基準データに対し、解像度毎に比率値を乗じることで特性線L10や特性線L20の穿孔エネルギーを算出してもよい。
穿孔エネルギー調整手段での設定範囲として、副走査方向の解像度設定値毎に独自の値を設定できる副走査方向解像度別穿孔エネルギー設定範囲設定手段を設けた。独自の値の設定は、副走査方向解像度別穿孔エネルギー設定範囲設定手段として機能するマイクロコンピュータ20が行う。本例の特徴は副走査方向解像度別に独自の穿孔エネルギー値が設定できることである。
(a)‐1は副走査方向に低解像度で穿孔径が大の場合、
(a)‐2は副走査方向に低解像度で穿孔径が限界の最小の場合、
(b)‐1は副走査方向に高解像度で穿孔径が大の場合、
(b)‐2は副走査方向に高解像度でかつ、穿孔径が限界の最小の場合、である。
上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースにしてサーマルヘッドでの製版時での印字率ランク分けされたものを加味している。ランク分けの内容を例示すると、同時にサーマルヘッドの発熱抵抗体を駆動する全発熱体数に対しての割合で規定している。例えば、同時駆動発熱体数が2304dotに対応する2304個の場合に16ランクに分ける際には、1ランクの割合として2304/16の発熱体数を1つのランクの割合とし、印字率に相応した比率で発熱体を発熱させる主旨である。印字率が低い場合は低ランクとなり、すなわち、同時に印字される発熱体の数が小さくなる。
本例は、上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースとし、使用する感熱孔版印刷機用インキの種類によって、換算変換した穿孔エネルギー設定値を設定できるインキ種類別穿孔エネルギー設定手段を有する。
上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースとし、使用する感熱孔版印刷機用ドラムの種類によって、換算変換した穿孔エネルギー設定値を設定できる印刷ドラム別穿孔エネルギー設定手段を有する。
例えばA3サイズ用の印刷ドラムとA4サイズ用の印刷ドラムとの関係では、A4サイズ用の印刷ドラムの方が剛性が高いため、これら両印刷ドラムにそれぞれ同じ穿孔径のマスタを巻き付けて印刷した場合に、A4サイズ用印刷ドラムのマスタ穿孔部から吐出されるインキ量がA3サイズ用印刷ドラムのマスタ穿孔部から吐出されるインキ量よりも大きくなる傾向にある。かかる傾向に起因する画像濃度の不適正をなくすため、本例における穿孔エネルギーの設定においては、印刷ドラムの種類として対象用紙サイズが大サイズ用のもの程(剛性が高くなる程)穿孔径が小さくなる傾向に、穿孔エネルギー設定値を設定する。
本例は、感熱孔版印刷装置に使用するインキのインキ温度を検知するインキ温度検知手段が設けてあり、その検知したインキ温度に見合った最適な穿孔エネルギーに調整するインキ温度別穿孔エネルギー調整手段を設ける。
これにより、インクの温度によっての影響を低減し、副走査方向の解像度に見合った穿孔状態にすることが可能となる。
インキ温度検知手段としてはサーミスタ等を用い、印刷ドラム101内のインキ溜り107部を直接測ることが望ましいができない場合、その近傍の金属部の温度が略インキ温度に等しいのでこれを測りインキ温度として用いてもよい。
本例は、インキの消費量を低減させることが可能な省インキモード設定手段を設けており、インキの消費量を低減させる省インキモードを有している。
本例では、省インキモード設定手段で通常モード及び省インキモードを識別し、副走査方向解像度別穿孔エネルギー格納データテーブルをベースにして、通常モード時及び省インキモード時の独自の穿孔エネルギー設定値が設定できるようにしている。
本例においては、ある程度の印刷画像品質を保ったままインキ消費量を低減することが可能となり、又、インキ低減量としては10%以上が可能となる。
少なくとも熱可塑性樹脂フィルムと多孔性樹脂膜の塗布層1層が設けられている感熱性孔版マスタが使用される場合に、このマスタに適合する穿孔エネルギーデータテーブルを用いる。
11 LED(発光ダイオード)
20 マイクロコンピュータ
30 サーマルヘッド
40 (駆動手段としての)マスタ送りモータ
50 装置本体キャビネット
62 印刷用紙
92 プラテンローラ
L1、L2、L10、L20 特性線
Claims (9)
- 主走査方向に配列された多数の発熱部を具備してなるサーマルヘッドに対して、少なくとも熱可塑性樹脂フィルムを有する感熱性孔版マスタをプラテンローラで押圧させた状態で、上記主走査方向と直交する副走査方向にマスタ搬送手段により上記感熱性孔版マスタを移動させながら、画像信号に応じて上記発熱部を発熱させて上記熱可塑性樹脂フィルムを位置選択的に溶融穿孔して上記画像信号に応じた穿孔パターンを得、この感熱性孔版マスタを印刷ドラムの外周面に巻装し、上記印刷ドラムの内周側からインキを供給し、上記穿孔パターンを介して滲み出たインキにより上記画像信号に応じたインキ画像を印刷用紙上に形成する感熱孔版印刷装置であって、
上記感熱性孔版マスタを所定の送りピッチをもって移動するように上記マスタ搬送手段を駆動する駆動手段と、上記副走査方向の解像度を設定する副走査方向解像度設定手段と、上記副走査方向解像度設定手段の信号に基づき、設定された上記副走査方向の解像度に対応した送りピッチに変えるように上記駆動手段を制御する駆動制御手段と、上記副走査方向解像度設定手段の信号に応じて、上記サーマルヘッドの個々の発熱部に供給する穿孔用エネルギーを所定のエネルギーに調整する穿孔エネルギー調整手段とを有する感熱孔版印刷装置において、
上記穿孔エネルギー調整手段での穿孔エネルギーデータテーブルとして副走査方向における所定の解像度の基準となるデータが設けられており、そのデータとしてサーマルヘッド温度毎に穿孔エネルギーデータが格納されている基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段と、
上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、該データテーブルに基づいて副走査方向の解像度設定値に対応した穿孔エネルギーを算出するための比率値であって、上記穿孔エネルギー調整手段での設定範囲内で、上記穿孔エネルギーデータに対し副走査方向の解像度設定値毎に且つサーマルヘッドの温度毎に独自の比率値が設定できる副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段とを設けたことを特徴とする感熱孔版印刷装置。 - 請求項1に記載の感熱孔版印刷装置において、
上記穿孔エネルギー調整手段での設定範囲として、副走査方向の解像度設定値毎に独自の値が設定できる副走査方向解像度別穿孔エネルギー設定範囲設定手段を設けたことを特徴とする感熱孔版印刷装置。 - 請求項1又は2に記載の感熱孔版印刷装置において、
上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースとし、サーマルヘッドでの製版時における印字率に相応した比率で上記サーマルヘッドの発熱体が発熱するようにエネルギー補正をすることを特徴とする感熱孔版印刷装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、
上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースとし、使用する感熱孔版印刷機用インキの種類によって、換算変換した穿孔エネルギー設定値を設定できるインキ種類別穿孔エネルギー設定手段を設けたことを特微とする感熱孔版印刷装置。 - 請求頂1乃至4の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、
上記基準穿孔エネルギー格納データテーブル手段のデータテーブルをベースとし、副走査方向解像度別穿孔エネルギー比率値手段で設定された上記独自の比率値に基づいて算出された副走査方向解像度別の穿孔エネルギーのデータをベースとし、使用する感熱孔版印刷機用ドラムの種類によって、換算変換した穿孔エネルギー設定値を設定できる印刷ドラム別穿孔エネルギー設定手段を設けたことを特徴とする感熱孔版印刷装置。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、
上記感熱孔版印刷装置に使用するインキのインキ温度を検知するインキ温度検知手段が設けてあり、その検知したインキ温度に見合った最適な穿孔エネルギーに調整するインキ温度別穿孔エネルギー調整手段を有したことを特徴とする感熱孔版印刷装置。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、
インキの消費量を低減させることが可能な省インキモード設定手段を設けたことを特徴とする感熱孔版印刷装置。 - 請求項7に記載の感熱孔版印刷装置において、
上記省インキモード設定手段で通常モード及び省インキモードを識別し、通常モード時及び省インキモード時の独自の穿孔エネルギー設定値を設定することができることを特徴とする感熱孔版印刷装置。 - 請求項1乃至8の何れかに記載の感熱孔版印刷装置において、
少なくとも熱可塑性樹脂フィルムと多孔性樹脂膜の塗布層1層が設けられている感熱性孔版マスタが使用される場合に、このマスタに適合する穿孔エネルギーデータテーブルを用いることを特徴とする感熱孔版印刷装置。
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