JP7327306B2 - ノズルユニット - Google Patents

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Description

本明細書に開示の技術は、車両のウィンドシールドに洗浄液を噴射するノズルユニットに関する。
車両のウィンドシールドに洗浄液を噴射するノズルユニットが知られている。例えば、特許文献1には、カウルトップパネルの上面にウォッシャノズルが設けられたノズルユニットが開示されている。また、車両のフードの上面にウォッシャノズルが設けられたノズルユニットも存在する。このように、一般的なノズルユニットにおいては、基礎となるプレート(カウルトップパネル、フードパネル等、以下、ベースプレートという)の上面にウォッシャノズルが設けられる。
特開2018-165079号公報
ウォッシャノズルがベースプレートから上方に突出しているので、車両の前部に歩行者が衝突した場合に、歩行者(例えば、頭部)がウォッシャノズルに衝突する場合がある。本明細書では、ウォッシャノズルから歩行者に加わる衝撃力を低減する技術を提案する。
本明細書が開示するノズルユニットは、車両のウィンドシールドに洗浄液を噴射する。前記ノズルユニットは、ベースプレートと、前記ベースプレートの上面から上方に突出しているウォッシャノズルを有する。前記ベースプレートが、前記ウォッシャノズルの周囲に設けられた薄板部と、前記薄板部の周囲に設けられているとともに前記薄板部よりも厚みが厚い厚板部を有している。
このノズルユニットでは、歩行者がウォッシャノズルに衝突すると、ウォッシャノズルの周囲に設けられた薄板部においてベースプレートが屈曲または破断する。これによって、ウォッシャノズルがベースプレート中に埋没し、ウォッシャノズルから歩行者に加わる衝撃力が軽減される。
車両10のフロント部分の斜視図。 ノズルユニットの断面図(図4のII-II線における断面図)。 図2の位置からシフトした位置におけるノズルユニットの断面図(図4のIII-III線における断面図)。 ボスを上から見た平面図。 前側側板の断面図。 ボスを前から見た平面図。 後側側板の断面図。 ウォッシャノズルの衝突時に衝突箇所に加わる加速度を示すグラフ。 第1変形例におけるボスを上から見た平面図。 第2変形例におけるボスを上から見た平面図。
本明細書が開示する電動車両の技術要素を、以下に列記する。なお、以下の各技術要素は、それぞれ独立して有用なものである。
本明細書が開示する一例のノズルユニットでは、前記薄板部が、前記ウォッシャノズルから放射状に伸びる複数の線状部を有していてもよい。
この構成によれば、ウォッシャノズルがベースプレートに埋没し易い。
本明細書が開示する一例のノズルユニットでは、前記薄板部が、前記ウォッシャノズルを囲むように伸びる環状部を有していてもよい。
この構成によれば、ウォッシャノズルがベースプレートに埋没し易い。
本明細書が開示する一例のノズルユニットでは、前記薄板部内の前記ベースプレートの下面に溝が設けられていてもよい。
ベースプレートの下面に溝を設けることで、ベースプレートに薄板部を形成することができる。なお、ベースプレートの上面に溝を設けると、溝内に異物が溜まり易い。ベースプレートの下面に溝を設けることで、ベースプレートの上面に異物が付着することを抑制できる。
本明細書が開示する一例のノズルユニットは、前記車両のフードと前記ウィンドシールドの間のカウル部を覆うカバーと、前記カバーの上面から上方に突出しているボスと、をさらに有していてもよい。前記ボスが、前記ボスの上面を構成する上板と、前記上板から下方向に伸びる側板と、を有していてもよい。前記ベースプレートが、前記上板であってもよい。
この構成によれば、ウォッシャノズルをカバーに対してより高い位置に設けることができ、ウォッシャノズルからウィンドシールドにより好適に洗浄液を噴射できる。
本明細書が開示する一例のノズルユニットでは、前記側板が、車幅方向に沿って伸びる薄板部と、前記薄板部の周囲に設けられているとともに前記薄板部よりも厚みが厚い厚板部を有していてもよい。
この構成によれば、歩行者がウォッシャノズルに衝突すると、ボスの側板が薄板部において屈曲または破断する。これによってボスが圧縮され、ボスによってウォッシャノズルから歩行者に加わる衝撃力を吸収できる。
本明細書が開示する一例のノズルユニットでは、前記側板の前記薄板部が、前記車幅方向に沿って直線状に伸びていてもよい。
この構成によれば、側板部が屈曲または破断し易く、ボスによって衝撃力をより好適に吸収できる。
本明細書が開示する一例のノズルユニットでは、前記側板の前記薄板部が、上下方向に間隔を開けて複数設けられていてもよい。
この構成によれば、ボスが多段的に圧縮され、ボスによって衝撃力をより好適に吸収できる。
本明細書が開示する一例のノズルユニットでは、前記薄板部内の前記側板の内面に溝が設けられていてもよい。
側板の内面に溝を設けることで、側板に薄板部を形成することができる。なお、側板の外面に溝を設けると、溝内に異物が溜まり易い。側板の内面に溝を設けることで、側板の外面に異物が付着することを抑制できる。
本明細書が開示する一例のノズルユニットでは、前記側板の前記厚板部から前記側板部の前記薄板部に向かって前記側板の厚みが連続的に減少していてもよい。
この構成によれば、ボスによって衝撃力をより好適に吸収できる。
図1は、車両10のフロント部分を示している。実施形態のノズルユニット20は、車両10のフロント部分に搭載されている。ノズルユニット20は、カウルトップパネル30とウォッシャノズル50を有している。カウルトップパネル30は、樹脂製の部材であり、車両10のフード12(ボンネット)とウィンドシールド14の間のカウル部16を覆っている。カウルトップパネル30は、カウルルーバーとも呼ばれる。カウルトップパネル30は、カバー32とボス34を有している。カバー32は、カウル部16を覆っている。ボス34は、カバー32の中央に配置されている。ボス34は、カバー32の上面から上方に突出している。ウォッシャノズル50は、ボス34の上面に配置されている。ウォッシャノズル50は、ボス34の上面から上側に突出している。カバー32には、ワイパー18の回転軸が配置されている。ワイパー18の非動作時においては、ワイパー18はカウル部16に沿ってウィンドシールド14上に配置されている。ワイパー18の非動作時においては、ボス34(すなわち、ウォッシャノズル50)の後方にワイパー18が配置されている。ウォッシャノズル50は、ウィンドシールド14に向かって洗浄液を噴射する。ウォッシャノズル50がボス34上に配置されていることで、ウォッシャノズル50がカバー32に対して高い位置に配置されている。このため、ウォッシャノズル50から噴射される洗浄液は、ワイパー18を超えてウィンドシールド14に掛かる。このように、ウォッシャノズル50をボス34上に設けるとウォッシャノズル50から噴射される洗浄液がワイパー18を容易に超えることができる。このため、ウォッシャノズル50とワイパー18の間の間隔(車両前後方向における間隔)が狭くても、洗浄液をウィンドシールド14に掛けることができる。
図2は、車両10の幅方向中央におけるノズルユニット20の前後方向に沿う縦断面を示している。図2に示すように、カウルトップパネル30が折れ曲がることによって、カウルトップパネル30にカバー32から上側に突出するボス34が形成されている。ボス34は、フード12よりも上側まで伸びている。ボス34は、上板36と、上板36の前端部から下方向に伸びる前側側板38と、上板36の後端部から下方向に伸びる後側側板40を有している。カウルトップパネル30の後側側板40よりも後側の部分(カウルトップパネル30の後端部30a)は、ウィンドシールド14に沿って伸びている。後端部30aは、ウィンドシールド14の上面に接している。後端部30aとウィンドシールド14の接合部は、シール材54によってシールされている。また、カウルトップパネル30は、図示しない位置で、ウィンドシールド14を支持する窓枠14aに固定されている。カウルトップパネル30の前側側板38よりも前側の部分は、フード12の下側まで伸びている。図示していないが、カウルトップパネル30は、前側側板38よりも前側の位置(フード12の下側の位置)で車両10のボディを構成する金属部材に固定されている。
上板36には、上板36を上下に貫通する貫通孔52が設けられている。ウォッシャノズル50は、貫通孔52内に挿入された状態で上板36に固定されている。ウォッシャノズル50の上部50aは、上板36の上面から上側に突出している。ウォッシャノズル50の下部50bは、上板36よりも下側(すなわち、ボス34の内部)に配置されている。上部50aには、洗浄液を噴射する噴射口50cが設けられている。噴射口50cは、ウィンドシールド14を向く向きで設けられている。図示していないが、ウォッシャノズル50の下部50bには、洗浄液をウォッシャノズル50に供給する洗浄液供給管が接続されている。矢印100に示すように、ウォッシャノズル50は、洗浄液供給管から供給される洗浄液を噴射口50cからウィンドシールド14へ噴射する。
図3は、ウォッシャノズル50を含まない位置におけるボス34の断面を示している。図3に示すように、ボス34の上板36の下面には、複数の溝60が設けられている。ボス34の上板36の上面は、平坦である。このため、溝60が設けられている部分では、上板36の厚さが薄くなっている。以下では、上板36の溝60が設けられている部分を薄板部36aといい、上板36の溝60が設けられていない部分を厚板部36bという。薄板部36aは、厚板部36bよりも厚みが薄い。図4に示すように、上板36には、4つの溝60が設けられている。4つの溝60は、ウォッシャノズル50からその周囲に向かって放射状に伸びている。すなわち、上板36には、4つの薄板部36aが設けられており、4つの薄板部36aはウォッシャノズル50からその周囲に向かって放射状に伸びている。上板36のうち、4つの薄板部36a以外の部分が厚板部36bである。厚板部36bは、薄板部36aの周囲を囲んでいる。
図5に示すように、ボス34の前側側板38の内面(ボス34の内側に面している表面)には、複数の溝62が設けられている。前側側板38の外面(ボス34の外側に面している表面)は平坦である。したがって、溝62が設けられている部分では、前側側板38の厚さが薄くなっている。以下では、前側側板38の溝62が設けられている部分を薄板部38aといい、前側側板38の溝62が設けられていない部分を厚板部38bという。薄板部38aは、厚板部38bよりも厚みが薄い。複数の溝62(すなわち、薄板部38a)は、上下方向に間隔を開けて配置されている。図6に示すように、溝62(すなわち、薄板部38a)は、車幅方向(水平方向)に沿って直線状に伸びている。図5に示すように、前側側板38の厚さは、厚板部38bからその上部の薄板部38aに向かうにしたがって徐々に薄くなる。すなわち、前側側板38の厚さは、厚板部38bからその上部の薄板部38aに向かって連続的に減少している。厚板部38bとその下部の薄板部38aとの間では、前側側板38の厚さは段差状に変化している。
図7に示すように、後側側板40の内面(ボス34の内側に面している表面)には、前側側板38と同様に、溝64が設けられている。後側側板40の外面(ボス34の外側に面している表面)は平坦である。したがって、溝64が設けられている部分では、後側側板40の厚さが薄くなっている。以下では、後側側板40の溝64が設けられている部分を薄板部40aといい、後側側板40の溝64が設けられていない部分を厚板部40bという。薄板部40aは、厚板部40bよりも厚みが薄い。複数の溝64(すなわち、薄板部40a)は、上下方向に間隔を開けて配置されている。図4に示すように、溝64(すなわち、薄板部40a)は、車幅方向(水平方向)に沿って伸びている。図7に示すように、後側側板40の厚さは、厚板部40bからその上部の薄板部40aに向かうにしたがって徐々に薄くなる。すなわち、後側側板40の厚さは、厚板部40bからその上部の薄板部40aに向かって連続的に減少している。厚板部40bとその下部の薄板部40aとの間では、後側側板40の厚さは段差状に変化している。
車両10の前部に歩行者が衝突した場合に、歩行者(例えば、歩行者の頭部)がウォッシャノズル50に衝突する場合がある。特に、ボス34がフード12に覆われていないので、ウォッシャノズル50に歩行者が衝突し易い。歩行者がウォッシャノズル50に衝突すると、ウォッシャノズル50に下向きに力が加わる。ウォッシャノズル50に下向きに力が加わると、ボス34の上板36に設けられた薄板部36aが屈曲または破断し、ウォッシャノズル50が上板36内に埋没する。特に、薄板部36aがウォッシャノズル50からその周囲に放射状に伸びているので、ウォッシャノズル50が上板36内に埋没し易い。このようにウォッシャノズル50が埋没することで、ウォッシャノズル50から歩行者に加わる衝撃力が緩和される。
また、歩行者がウォッシャノズル50に衝突すると、ボス34に下向きに力が加わる。すると、前側側板38の薄板部38a及び後側側板40の薄板部40aが屈曲または破断して、ボス34が潰れる。このように、ボス34が潰れることによっても、ウォッシャノズル50から歩行者に加わる衝撃力が緩和される。特に、前側側板38及び後側側板40には、上下に間隔を開けて複数の薄板部38a、40aが設けられているので、前側側板38及び後側側板40が多段的に折れ曲がりやすい。また、薄板部38aが水平方向に直線状に伸びているので、薄板部38a、40aが屈曲または破断し易い。このため、ボス34が潰れるときに衝撃が吸収され易く、歩行者に加わる衝撃力が効果的に緩和される。また、上述したように、前側側板38及び後側側板40では、これらの厚みが厚板部からその上部の薄板部に向かって連続的に減少している。このように厚みが連続的に減少している部分は、ボス34が潰れるときに柔軟に屈曲し易い。このように厚みが連続的に減少している部分によっても衝撃が吸収され易く、歩行者に加わる衝撃力が効果的に緩和される。
このように、実施形態のノズルユニット20によれば、衝突時にウォッシャノズル50から歩行者に加わる衝撃を効果的に緩和することができる。図8は、歩行者のダミーがウォッシャノズル50に衝突したときに、ダミーの衝突箇所に加わる加速度の変化を示している。図示するように、薄板部36a、38a、40aを設けた実施形態では、これらを設けない場合に比べて、ダミーに加わる加速度を低減することができる。
また、上述したように、前側側板38及び後側側板40では、これらの厚みが厚板部からその上部の薄板部に向かって連続的に減少している。このような構成によれば、カウルトップパネル30を射出成型するときに、ボス34の内面を成形する金型をボス34の内部から容易に引き抜くことができる。したがって、カウルトップパネル30を容易に製造することができる。
また、ボス34の外面は風雨に曝されるため、ボス34の外面に溝が形成されていると、溝の内部に異物が溜まり易い。これに対し、実施形態のノズルユニット20では、ボス34の内面に溝60、62、64が形成されることで薄板部36a、38a、40aが形成れている。このため、ボス34の外面に異物が付着し難く、ボス34の外観が汚れ難い。
なお、上述した実施形態では、ボス34の上板36において、薄板部36a(すなわち、溝60)がウォッシャノズル50から放射状に伸びていた。しかしながら、図9に示すように、薄板部36a(すなわち、溝60)が、ウォッシャノズル50を囲むように環状に伸びていてもよい。なお、薄板部36a(すなわち、溝60)は、図9のように円環状に伸びていてもよいし、矩形の環状に伸びていてもよいし、その他の形状の環状に伸びていてもよい。また、薄板部36a(すなわち、溝60)が、ウォッシャノズル50を多重に囲むように伸びていてもよい。また、図10に示すように、薄板部36a(すなわち、溝60)が、放射状と環状を組み合わせた形状を有していてもよい。薄板部36a(すなわち、溝60)がこれらの形状であっても、衝突時にウォッシャノズル50を埋没させることができる。
また、上述した実施形態では、薄板部38a(すなわち、溝62)が車幅方向に沿って直線状に伸びていた。しかしながら、薄板部38a(すなわち、溝62)が車幅方向に沿って曲線状または折れ線状に伸びていてもよい。このような構成でも、衝突時に薄板部38aを屈曲または破断させることができる。但し、薄板部38a(すなわち、溝62)が車幅方向に沿って直線状に伸びている場合には、衝突時に薄板部38aが屈曲または破断し易い。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
10 :車両
12 :フード
14 :ウィンドシールド
16 :カウル部
18 :ワイパー
20 :ノズルユニット
30 :カウルトップパネル
32 :カバー
34 :ボス
36 :上板
36a :薄板部
36b :厚板部
38 :前側側板
38a :薄板部
38b :厚板部
40 :後側側板
40a :薄板部
40b :厚板部
50 :ウォッシャノズル

Claims (5)

  1. 車両のウィンドシールドに洗浄液を噴射するノズルユニットであって、
    前記車両のフードと前記ウィンドシールドの間のカウル部を覆うカバーと、
    前記カバーの上面から上方に突出しているボスと、
    ォッシャノズルと、
    を有し、
    前記ボスが、前記ボスの上面を構成する上板と、前記上板から下方向に伸びる側板と、を有し、
    前記ウォッシャノズルが、前記上板の上面から上方に突出しており、
    前記上板が、前記ウォッシャノズルの周囲に設けられた薄板部と、前記薄板部の周囲に設けられているとともに前記薄板部よりも厚みが厚い厚板部を有しており、
    前記側板が、車幅方向に沿って伸びる薄板部と、前記側板の前記薄板部の周囲に設けられているとともに前記側板の前記薄板部よりも厚みが厚い厚板部を有している、
    ノズルユニット。
  2. 前記側板の前記薄板部が、前記車幅方向に沿って直線状に伸びている請求項1のノズルユニット。
  3. 前記側板の前記薄板部が、上下方向に間隔を開けて複数設けられている請求項2のノズルユニット。
  4. 前記薄板部内の前記側板の内面に溝が設けられている請求項1~3のいずれか一項のノズルユニット。
  5. 前記側板の前記厚板部から前記側板の前記薄板部に向かって前記側板の厚みが連続的に減少している請求項1~3のいずれか一項のノズルユニット。
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