JP6499699B2 - 車両の前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前部構造に関し、特に、フロントウインドウガラス及びフロントフードの間に設けられたカウル部にウォッシャ液を噴射するウォッシャノズルを設けた車両の前部構造に関する。
車両の前部には、通常、フロントウインドウガラスの外表面に付着した汚れをふき取る際に、フロントウインドウガラスにウォッシャ液を噴射させるウォッシャノズルが設けられている。
例えば、特許文献1には、車両のフロントウインドウガラスとフロントフードとの間に、車幅方向に延びる凹状のカウル部を設置し、このカウル部の内部にウォッシャノズルを配置した車両の前部構造が記載されている。この前部構造では、ウォッシャ液の噴射範囲の広さが異なる複数のウォッシャノズルを組み合わせて配置することにより、必要とされる範囲に十分な量のウォッシャ液を供給できるようにしている。
特開2013−208992号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両の前部構造の場合、図5に示すように、車両の走行時にフロントフード160側からフロントウインドウガラス120側へ向かう走行風がカウル部130内へ流入して内部で渦流が発生することにより、走行時にウォッシャノズル144−1,144−2から噴出されるウォッシャ液が所要の領域に十分に供給されなくなるという問題がある。
例えば、雪道や高速道路の走行時などには、車両の近隣を走行する大型車両のタイヤからの跳ね上げなどによって、走行中にフロントウインドウガラスに汚れが付着することがある。この様な場合、運転者は、走行中にウォッシャ液を噴射させて、フロントウインドウガラスに付着した汚れをふき取る操作を行う必要が生じる。この際、凹状に形成されたカウル部の内部には、前方から走行風が入り込むことによって渦流が発生しており、この渦流によって、ウォッシャ液が車幅方向へ分散し、適切な範囲にウォッシャを供給することができない事態が生じてしまう。
カウル部内に発生する渦流を低減させるために、従来、カウル部の凹状の空間内に、前後方向に延びる板状部材を多数設けて、カウル部内の空間を仕切る対策がなされている。
しかしながら、板状部材によって渦流を低減できるものの、板状部材によって発生した気流によって、ウォッシャノズルからの噴射液が分断され、ウォッシャ液をフロントウインドウガラスの上部領域まで到達させることができなくなるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両走行時にウォッシャ液をフロントウインドウガラスの上部領域に到達させることができる車両の前部構造を提供することにある。
上記目的を達成するための請求項1に記載の車両の前部構造は、車両前部に設けられたフロントウインドウガラス及びフロントフードの間に設けられ、車幅方向に延びる凹状部を有するカウル部と、該カウル部に配置されて前記フロントウインドウガラスにウォッシャ液を噴射する複数のウォッシャノズルと、を備えた車両の前部構造において、前記カウル部は、前記凹状部に立設された車両の前後方向に延びる複数の板状部材を有し、前記複数の板状部材は、前記複数のウォッシャノズルの設置領域に対して車幅方向の両外側に配置され、前記複数のウォッシャノズルは、前記複数の板状部材のいずれよりも車幅方向中央側にあり、前記ウォッシャノズルの設置領域に最も近接する車幅方向の左右一対の板状部材は、前端から後端に移行するにつれて車幅方向外側へ漸次移行するように、他の板状部材よりも車両の前後方向に対して傾斜していることを特徴とする。
この構成によれば、カウル部に複数の板状部材が立設されることにより、車両の走行時には、走行風によりフロントフード側からカウル部の板状部材の間を通ってフロントウインドウガラスの上方へ向かう気流が生じる。複数の板状部材は、ウォッシャノズルの設置領域に対して車幅方向の両外側に配置されているので、ウォッシャノズルの設置領域では、板状部材によって気流が分断されることがなく、噴射されたウォッシャ液をウォッシャノズルの設置領域の車幅方向両外側に配置された2つの板状部材の間を通る気流によって、フロントウインドウガラスの上部領域まで到達させることができる。これにより、車両走行時にウォッシャ液を所要の領域に十分に供給することが可能となる。
この構成によれば、車両の走行時にフロントフードからカウル部内へ入る空気流は、主にフロントフードの車幅方向中央部領域からカウル部へ流入するので、走行時にウォッシャノズルの設置領域を通ってフロントウインドウガラスへ向かう空気流量を多くしてウォッシャ液の噴出性能を高めることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の前部構造において、前記ウォッシャノズルの設置領域に最も近接する車幅方向の左右一対の板状部材は、それぞれ、前記ウォッシャノズルと近接して配置されることを特徴とする。
この構成によれば、板状部材とウォッシャノズルとが近接して配置されているので、車両走行時にウォッシャ液を板状部材の部分で発生する気流の影響を的確に活用して、ウォッシャ液を噴射させることが可能となる。すなわち、ウォッシャ液を気流に乗せやすくなり、走行時におけるウォッシャ液の噴射範囲の設定をより的確なものにすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の車両の前部構造において、前記車幅方向の左右一対の板状部材の車幅方向内側面に、前記ウォッシャノズルが一体的に形成されることを特徴とする。
この構成によれば、板状部材によって生じる気流を有効活用できるだけでなく、板状部材自体の方向付けによってウォッシャ液の噴射方向を調節することができるので、ウォッシャ液の噴射範囲をより的確なものにすることができる。さらに、板状部材とウォッシャノズルとが一体化されることで、部品点数を低減することができる。
本発明によれば、カウル部内に板状部材が立設され、且つ、カウル部内のウォッシャノズルの全てが車幅方向において隣り合う2つの板状部材の間に配置されていることで、車両走行時にウォッシャ液を気流によって分断させることなく、フロントウインドウガラスの上部領域に到達させることができる。
本発明の実施の形態に係る車両の前部構造の平面図。 図1のII−II線断面図。 板状部材及びウォッシャノズルの変形例を示す平面図。 板状部材を有する従来の車両の前部構造の平面図。 従来の車両の前部構造の平面図。
本発明の実施の形態に係る車両の前部構造について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。図1は本実施の形態に係る車両の前部構造の平面図、図2は図1のII−II線断面図である。各図において、Ftは車両前方を示し、Y−Y線は車両の車幅方向中央線を示す。
図1及び図2に示すように、車両の前部構造10は、フロントウインドウガラス20と、フロントウインドウガラス20とフロントフード60と間に位置するカウル部30と、フロントウインドウガラス20を洗浄するウォッシャ装置40と、カウル部30に立設された複数の板状部材50とを備える。
フロントウインドウガラス20は、車室4の前方側に設けられ、例えば、2次元曲面を有する合わせガラスや強化ガラス等によって形成される。車室4においてフロントウインドウガラス20の内面側には一対の撮像手段6a及び6bが車幅方向中央線(Y−Y線)を挟んで左右に配置される。撮像手段6a,6bとしては、例えば、ステレオカメラを用いることができる。
カウル部30は、図示しないフロントフェンダ間に渡設されて車幅方向に延在する。カウル部30は、屈曲された板状の部材によって形成されており、図2に示すように車両の下方側に窪んだ凹状部32を有する。凹状部32は車幅方向に延設されている。図示例の凹状部32は、断面略V字状に形成されているが、形状はこれに限られず、例えば、断面略U字状であってもよい。
ウォッシャ装置40は、フロントウインドウガラス20の汚れを拭き取るワイパアーム42a,42bと、一つ又は複数のウォッシャノズル44を備える。本実施の形態では2つのウォッシャノズル44−1,44−2を備えており、2つのウォッシャノズル44−1,44−2は、車幅方向中央線を挟んで車幅方向の左右にほぼ対称に設けられている。
ワイパアーム42a,42b及び各ウォッシャノズル44−1,44−2は、それぞれ、カウル部30の凹状部32に設置される。なお、図2では、車両の前後方向においてウォッシャノズル44が配置される位置を仮想線で示している。
ウォッシャノズル44は、凹状部32を形成するフロントフード60側の側壁32aに取付けられ、車両の後方かつ斜め上方に向かって開口する噴出口45する。ウォッシャノズル44は、ウォッシャ液を貯留する図示しないタンクに接続され、ポンプによりフロントウインドウガラス20の外表面にウォッシャ液を噴射する。
板状部材50は、カウル部30の凹状部32において、上方へ突出するように複数立設される。各板状部材50−1〜50−nは車両の前後方向に延びている。図1に示すように、複数の板状部材50は、複数のウォッシャノズル44の設置領域に対して車幅方向の両外側に配置されており、ウォッシャノズル44の設置領域内(すなわち、車幅方向において隣り合う各ウォッシャノズル44−1,44−2の間)には配置されていない。本実施の形態では、板状部材50がウォッシャノズル44の設置領域よりも車幅方向両外側にそれぞれ2つずつ、合計4つの板状部材50−1〜50−4を設けている。なお、板状部材50は、ウォッシャノズル44の設置領域の車幅方向両外側に、それぞれ一つ以上設置されていればよく、車幅方向両外側に多数配置されていてもよい。さらに、本実施の形態では、複数のウォッシャノズル44−1,44−2の全てが、複数の板状部材50−1〜50−4のいずれよりも車幅方向中央側に位置している。
また、複数の板状部材50のうち、ウォッシャノズル44の設置領域に最も近接する車幅方向の左右一対の板状部材50−1,50−2のそれぞれは、これと隣り合うウォッシャノズル44−1,44−2のそれぞれと近接して配置される。本実施の形態では、ウォッシャノズル44−1と板状部材50−1が、車幅方向に間隔を空けつつ、近接して配置されており、同様に、ウォッシャノズル44−2と板状部材50−2の間が近接して配置されている。ウォッシャノズル44−1と板状部材50−1の距離、及びウォッシャノズル44−2と板状部材50−2の距離は、例えば、5cm以内に設定されている。
左右一対の板状部材50−1及び50−2は、図1に示すように、前端から後端に移行するに連れて車幅方向外側へ漸次移行するように、車両の平面視でハの字状となる態様で設置されている。図示例では、一対の板状部材50−1,50−2よりも車幅方向外側に位置する板状部材50−3,50−4が、それぞれ車幅方向中央線とほぼ平行に延びている。
なお、本実施の形態では、一対の板状部材50−1,50−2が車幅方向中央線に対して左右対称に設置されているが、これらは線対称となる形状でなくてもよい。例えば、一方の板状部材50−1が車幅方向中央線と平行に延び、他方の板状部材が車幅方向中央線に対して傾斜していてもよい。また、2つの板状部材50−1,50−2間の中央位置は、車幅方向中央線よりも左方側又は右方側にずれていてもよい。
図1に示すように本実施の形態では、一対の板状部材50−1及び50−2が、車幅方向において一対の撮像手段6a及び6bよりも内側に配置されている。また、板状部材50−1及び50−2の延在方向の範囲内に撮像手段6a及び6bが配置されている。なお、全ての板状部材50が撮像手段6a及び6bの車幅方向両外側に配置される構成であってもよい。
なお、板状部材50は、カウル部30の凹状部32を仕切ることでフロントフード20側からカウル部30に侵入する空気流がカウル部30内で乱流となって車幅方向に流れていくことを遮り、フロントウインドウガラス20方向へと整流する。このカウル部30に侵入する空気流の整流効果が発揮できるのであれば、板状部材50は凹状部32を完全に仕切る必要は無い。
例えば、図2に示すように、カウル部30におけるワイパアーム42a,42b及びワイパーブレード43を収容する領域は板状部材32により仕切られておらず、また、凹状部32の底部32bにおいては板状部材50に切欠部50aが設けられていてもよい。
この切欠部50aにより、カウル部30の底部32bに溜まった雨水等の車幅方向外方への移動が許容される。
上述した車両の前部構造10では、図1に示すように、車両前方からの走行風がカウル部30に立設された複数の板状部材50によって整流され、カウル部30に発生する渦流を低減することができる。整流された走行風は各板状部材50の間を通ってフロントウインドウガラス20の下方から上方へ向かって流れ、一対の板状部材50−1及び50−2の間では、主に板状部材50−1及び50−2の延在方向を示す破線E1及びE2の領域内を走行風がフロントウインドウガラス20の下方から上方に向かって流れる。これにより、ウォッシャノズル44から噴射されたウォッシャ液は、一対の板状部材50−1及び50−2の間を通る気流(図1において実線矢印100で示す気流)に乗ってフロントウインドウガラス20の上部領域まで供給される。
また、ウォッシャノズル44の配置領域内には、板状部材50が配置されていないので、板状部材50によって生じる気流によってウォッシャ液が分断されることがない。図4に示すように、ウォッシャノズル144−1,144−2の設置領域内に板状部材150−1,150−2が配置されている場合には、車両の走行時に板状部材150−1及び150−2の間を流れる気流101によって、破線矢印102で示すように噴射したウォッシャ液が分断され、噴射性能が低下することがある。
本実施の形態の前部構造10では、ウォッシャノズル40の配置領域に板状部材50が配置されないことで、図1に示すように、板状部材50によって生じる気流によってウォッシャ液が分断されることがない。その結果、車両走行中のウォッシャ液の噴射能力を向上することができる。さらに、板状部材50−1,50−2とウォッシャノズル44−1,44−2とが互いに近接して配置されているので、板状部材50−1,50−2の部分で発生する気流の影響を的確に活用して、ウォッシャ液を噴射させることが可能である。
また、走行風は、主にフロントフード60の車幅方向中央部領域からカウル部30へ流入するが、全てのウォッシャノズル44が板状部材50よりも車幅方向中央部側に位置しているので、中央部領域を通る気流を活用してウォッシャ液の噴出性能を高めることができる。
さらに、一対の板状部材50−1,50−2の車幅方向両外側にも板状部材50−3,50−4を配置することで、カウル部30内に生じた乱流が車幅方向に流れていくことをより確実に遮ることができる。なお、一対の板状部材50−1,50−2に近接してこれと隣り合う板状部材50−3,50−4を配置することで乱流の遮断効果を高めることができる。
図3は、板状部材50及びウォッシャノズル44の変形例を示す平面図である。なお、図3において、上述の図1及び図2に示した実施の形態と同様の要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
変形例では、カウル部30内に3つのウォッシャノズル44−1〜44−3が配置されており、ウォッシャノズル44の設置領域(カウル部30内の車幅方向においてウォッシャノズル44−1及び44−2で挟まれた領域)の車幅方向両外側に、それぞれ3つの板状部材50が配置されている。
ウォッシャノズル44の設置領域において、最も車幅方向両外側に位置するウォッシャノズル44−1及び44−2は、それぞれ、一対の板状部材50−1,50−2の車幅方向内側面53に一体的に形成されている。板状部材50−1及び50−2は、それぞれ、ウォッシャノズル44−1,44−2の噴出口45よりも車両後方まで延びている。また、ウォッシャノズル44−1及び44−2の噴出口45は、板状部材50−1及び50−2の延在方向に向かって開口している。なお、ウォッシャノズル44−3は、車幅方向中央部に位置している。
図3に示す車両の前部構造10では、車両の走行中にウォッシャ液を噴出する際に、一対の板状部材50−1及び50−2によって生じる気流を有効活用して、各ウォッシャノズル44−1〜44−3からの噴出液をフロントウインドウガラス20の上部領域へ供給することができるとともに、板状部材50−1及び50−2自体の方向付けによって、特にウォッシャノズル44−1及び44−2からのウォッシャ液の噴射方向を調節することができる。これにより、ウォッシャ液の噴射範囲をより的確なものにすることができる。
さらに、板状部材50−1及び50−2のそれぞれとウォッシャノズル44−1及び44−2のそれぞれとが一体化されることで、部品点数を低減することができる。変形例のようにウォッシャノズル44を複数設置したり、板状部材50を多数設置したりする場合には、このようにウォッシャノズル44及び板状部材50の一部を一体化することで、カウル部30内の整流効果やウォッシャ液の噴出性能を高めながら、部品点数の増加を抑えることができるので好適である。
なお、本発明は上述した実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、カウル部30内に設置されるウォッシャノズル44は一つであってもよい。この場合、このウォッシャノズル44の車幅方向両外側に配置される一対の板状部材50−1,50−2は、ウォッシャノズル44と間隔を空けた状態で、近接配置されることが好ましい。
10 車両の前部構造
20 フロントウインドウガラス
30 カウル部
32 凹状部
40−1〜40−3 ウォッシャノズル
50−1〜50−4 板状部材
60 フロントフード

Claims (5)

  1. 車両前部に設けられたフロントウインドウガラス及びフロントフードの間に設けられ、車幅方向に延びる凹状部を有するカウル部と、
    該カウル部に配置されて前記フロントウインドウガラスにウォッシャ液を噴射する複数のウォッシャノズルと、を備えた車両の前部構造において、
    前記カウル部は、前記凹状部に立設された車両の前後方向に延びる複数の板状部材を有し、
    前記複数の板状部材は、前記複数のウォッシャノズルの設置領域に対して車幅方向の両外側に配置され
    前記複数のウォッシャノズルは、前記複数の板状部材のいずれよりも車幅方向中央側にあり、
    前記ウォッシャノズルの設置領域に最も近接する車幅方向の左右一対の板状部材は、前端から後端に移行するにつれて車幅方向外側へ漸次移行するように、他の板状部材よりも車両の前後方向に対して傾斜していることを特徴とする車両の前部構造。
  2. 前記フロントウインドウガラスの内面側に配置された左右一対の撮像手段を備え、
    前記ウォッシャノズルの設置領域に最も近接する左右一対の板状部材は、前記一対の撮像手段よりも車幅方向内側に配置され、他の板状部材は、前記一対の撮像手段よりも車幅方向外側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両の前部構造。
  3. 前記フロントウインドウガラスの内面側に配置された左右一対の撮像手段を備え、
    前記複数の板状部材は、全て前記一対の撮像手段よりも車幅方向外側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両の前部構造。
  4. 前記ウォッシャノズルの設置領域に最も近接する車幅方向の左右一対の板状部材は、それぞれ、前記ウォッシャノズルと近接して配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の前部構造。
  5. 前記左右一対の板状部材の車幅方向内側面に、前記ウォッシャノズルが一体的に形成されることを特徴とする請求項に記載の車両の前部構造。
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