JP7396181B2 - 車両の前部構造 - Google Patents
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Description
さらに、この特許文献1には、フェンダーライナーが車幅方向内側からスプラッシュシールドに当接する構造(特許文献1の図7(a)参照)と、フェンダーライナーが車幅方向外側からスプラッシュシールドに当接する構造(特許文献1の図7(b)参照)とが開示されている。
このため、車両の前部構造は、勢いよく飛散した水飛沫によって、スプラッシュシールドが押圧された際、スプラッシュシールドが、正面視で車幅方向内側へ突出するように撓み変形することを抑えられる。
よって、車両の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールドが車幅方向内側へ押圧された場合であっても、エンジンルーム内への水飛沫の侵入を抑えることができる。
この構成によれば、車両の前部構造は、比較的簡素な構成でスプラッシュシールドの剛性を向上することができる。
この構成によれば、車両の前部構造は、スプラッシュシールドとフェンダーライナーとの間の止水性を向上できるため、エンジンルーム内への水飛沫の侵入をより抑えることができる。
この構成によれば、車両の前部構造は、フェンダーライナーの組付け性を損なうことなく、エンジンルーム内への水飛沫の侵入を抑えることができる。
よって、車両の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールドが車幅方向内側へ押圧された場合であっても、エンジンルーム内への水飛沫の侵入をより確実に抑えることができる。
このため、車両の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールドが車幅方向内側へ押圧された場合であっても、エンジンルーム内への水飛沫の侵入をさらに確実に抑えることができる。
この構成によれば、車両の前部構造は、エンジンルーム内への水飛沫の侵入をより確実に抑えることができる。
そこで、車両上下方向略中央近傍に高剛性部位を設けたことにより、車両の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールドが押圧された際、スプラッシュシールドが、正面視で車幅方向内側へ突出するように撓み変形することを確実に抑えられる。
よって、車両の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールドが車両前方側へ押圧された場合であっても、エンジンルーム内への水飛沫の侵入をより確実に抑えることができる。
この構成によれば、車両の前部構造は、フェンダーライナーの弾性力によって、スプラッシュシールドとフェンダーライナーの縁端との間の止水性を向上することができる。
よって、車両の前部構造は、スプラッシュシールドとフェンダーライナーとの間の止水性をより向上できるため、エンジンルーム内への水飛沫の侵入をさらに確実に抑えることができる。
本実施形態の車両は、前輪の周方向に沿って、前輪を覆うフェンダーライナーと、前輪の前部を車幅方向内側から覆うスプラッシュシールドとを備えた車両である。このような車両の前部構造について、図1から図9を用いて説明する。
加えて、図示を明確にするため、サブフレーム7の詳細な図示を省略して、図2中において、その一部を二点鎖線で示している。
なお、車両1が左右対称形状のため、本実施形態では、車両右側について図示し、車両左側についての詳細な図示を省略する。
前側フェンダーライナー11は、図2及び図4に示すように、弾性を有する素材で形成されたカバー部材であって、側面視略四半円状に形成されている。
なお、前側フェンダーライナー11は、図3に示すように、車幅方向内側の縁端が、車両前後方向におけるスプラッシュシールド20の略中央よりも車両前方の位置に当接している。
ライナー下縁部12の下端折曲部分12aは、図6に示すように、前側フェンダーライナー11をデフレクタ5に装着するのに伴って弾性変形するとともに、デフレクタ5に装着された状態において、デフレクタ5の後面5aに弾性接触するように形成されている。
つまり、スプラッシュシールド20は、車幅方向に沿った縦断面における断面形状が、シールド中間部23が車幅方向内側に突出した断面略ハット状になるように形成されている。
さらに、シールド中間部23は、図9に示すように、車両後端が車幅方向内側へ向けて折り返された形状に形成されている。
具体的には、被固定部24は、図3、図8、及び図9に示すように、フェンダーライナー10の内側折曲部分11aが当接する当接箇所よりも車両前方、かつ車両前方側の上部固定部21a、及び下部固定部22aよりも僅かに車両後方の位置に形成されている。
このリブ25は、図5、図7、及び図9に示すように、前側フェンダーライナー11が装着された状態において、車幅方向の先端と前側フェンダーライナー11との隙間が略一様になる車幅方向の長さで立設されている。
このように、リブ25は、上部リブ25aの車幅方向長さが最も短く、中間リブ25bの車幅方向長さが最も長くなる形状に形成されている。
そして、スプラッシュシールド20は、前側フェンダーライナー11の内側折曲部分11aが当接する当接箇所に隣接して、車両上下方向に沿って延びる高剛性部位(リブ25)を備えている。
このため、車両1の前部構造は、勢いよく飛散した水飛沫によって、スプラッシュシールド20が押圧された際、スプラッシュシールド20が、正面視で車幅方向内側へ突出するように撓み変形することを抑えられる。
よって、車両1の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールド20が車幅方向内側へ押圧された場合であっても、エンジンルームE内への水飛沫の侵入を抑えることができる。
この構成によれば、車両1の前部構造は、比較的簡素な構成でスプラッシュシールド20の剛性を向上することができる。
この構成によれば、車両1の前部構造は、スプラッシュシールド20と前側フェンダーライナー11との間の止水性を向上できるため、エンジンルームE内への水飛沫の侵入をより抑えることができる。
よって、車両1の前部構造は、スプラッシュシールド20と前側フェンダーライナー11との間の止水性を向上できるため、エンジンルームE内への水飛沫の侵入をより抑えることができる。
この構成によれば、車両1の前部構造は、前側フェンダーライナー11の組付け性を損なうことなく、エンジンルームE内への水飛沫の侵入を抑えることができる。
そして、リブ25は、被固定部24を挟んで車両上方側、及び車両下方側へ延びる構成である。
よって、車両1の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールド20が車幅方向内側へ押圧された場合であっても、エンジンルームE内への水飛沫の侵入をより確実に抑えることができる。
そして、中間リブ25bは、上部リブ25a、及び下部リブ25cにおける車幅方向長さよりも長い車幅方向長さで立設されたものである。
このため、車両1の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールド20が車幅方向内側へ押圧された場合であっても、エンジンルームE内への水飛沫の侵入をさらに確実に抑えることができる。
この構成によれば、車両1の前部構造は、エンジンルームE内への水飛沫の侵入をより確実に抑えることができる。
そこで、車両上下方向略中央近傍に高剛性部位(リブ25)を設けたことにより、車両1の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールド20が押圧された際、スプラッシュシールド20が、正面視で車幅方向内側へ突出するように撓み変形することを確実に抑えられる。
よって、車両1の前部構造は、水圧によってスプラッシュシールド20が車両前方側へ押圧された場合であっても、エンジンルームE内への水飛沫の侵入をより確実に抑えることができる。
この構成によれば、車両1の前部構造は、前側フェンダーライナー11の弾性力によって、スプラッシュシールド20と前側フェンダーライナー11の内側折曲部分11aとの間の止水性を向上することができる。
よって、車両1の前部構造は、スプラッシュシールド20と前側フェンダーライナー11との間の止水性をより向上できるため、エンジンルームE内への水飛沫の侵入をさらに確実に抑えることができる。
この発明のフェンダーライナーは、実施形態の前側フェンダーライナー11に対応し、
以下同様に、
フェンダーライナーの縁端は、内側折曲部分11aに対応し、
高剛性部位は、リブ25に対応し、
車体の上部は、フロントサイドフレーム6に対応し、
車体の下部は、サブフレーム7に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
また、前側フェンダーライナー11との当接箇所の車両前方側にリブ25を立設したスプラッシュシールド20としたが、これに限定せず、当接箇所の車両後方側に立設したリブを備えたスプラッシュシールドとしてもよい。
2…前輪
6…フロントサイドフレーム
11…前側フェンダーライナー
11a…内側折曲部分
20…スプラッシュシールド
21…シールド上部
21a…上部固定部
22…シールド下部
22a…下部固定部
23…シールド中間部
24…被固定部
25…リブ
25a…上部リブ
25b…中間リブ
25c…下部リブ
Claims (4)
- 車両の前部に配設された前輪の周方向に沿って、前記前輪を覆うフェンダーライナーと、
前記前輪の前部を車幅方向内側から覆うとともに、前記フェンダーライナーの縁端が車幅方向外側から当接するスプラッシュシールドとを備えた車両の前部構造であって、
前記スプラッシュシールドは、
車体の上部に固定される上部固定部と、
車体の下部に固定される下部固定部と、
前記上部固定部及び前記下部固定部の間に設けられ、前記フェンダーライナーが固定される被固定部と、
前記フェンダーライナーの縁端が当接する当接箇所に隣接して、車両上下方向に沿って延びる高剛性部位とを備え、
前記被固定部は、
前記当接箇所の車両前方側に隣接するとともに、車幅方向外側へ立設された形状に形成され、
前記高剛性部位は、
前記当接箇所の車両前方側に隣接するとともに、車幅方向外側に向けて立設されたリブによって構成され、
前記リブは、
前記被固定部を挟んで車両上方側、及び車両下方側へ延びる構成である
車両の前部構造。 - 前記スプラッシュシールドは、
前記上部固定部を有するシールド上部と、
前記下部固定部を有するシールド下部と、
前記シールド上部、及び前記シールド下部よりも車幅方向内側に位置するとともに、前記被固定部を有するシールド中間部で構成され、
前記リブは、
前記シールド上部に立設された上部リブと、
前記シールド下部に立設された下部リブと、
前記上部リブ、及び前記下部リブに連続するように、前記シールド中間部に立設された中間リブとで構成され、
前記中間リブは、
前記上部リブ、及び前記下部リブにおける車幅方向長さよりも長い車幅方向長さで立設された
請求項1に記載の車両の前部構造。 - 前記高剛性部位は、
少なくとも前記スプラッシュシールドにおける車両上下方向略中央近傍の範囲に形成された
請求項1または請求項2に記載の車両の前部構造。 - 前記フェンダーライナーは、
前記スプラッシュシールドに対して弾性接触する構成である
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の車両の前部構造。
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