JP2019001279A - 接地ガード取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】前方障害物検知センサ及びその周辺部品のレイアウトの自由度を向上させること。【解決手段】接地ガード20は、断面コ字状を呈し、上壁20aと、前壁20bと、車両前後方向の寸法が前記上壁20aよりも長い下壁20cとを有し、ロアクロスメンバ28は、上方に向かって開口するハット断面形状を呈し、少なくとも前側フランジ部29aと底面部29cとを有し、ロアクロスメンバ28の前側フランジ部29aに対して上壁20aを固定すると共に、底面部29cに対して下壁20cを固定し、前壁20bには、前方障害物検知センサ34が取り付けられる。また、接地ガード20は、少なくとも前壁20bから下壁20cに連続する段部を有する段差フランジ部を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、車体前部に設けられた接地ガードの取付構造に関する。
例えば、特許文献1には、車体前部のクロスメンバの下面に接合された前部アンダカバーにより、ラジエータのロアタンクを保護することが開示されている。
特開2001−278126号公報
ところで、近年、自動運転技術が広く自動車に適用されるようになり、車両前方の障害物を検知する前方障害物検知センサを、フロントバルクヘッドのロアクロスメンバよりも車両前方に配置する必要性が高まっている。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、前方障害物検知センサ及びその周辺部品のレイアウトの自由度を向上させることが可能な接地ガード取付構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、フロントバルクヘッドのロアクロスメンバに対して取り付けられた接地ガード取付構造であって、前記接地ガードは、断面コ字状、又は、断面U字状を呈し、上壁と、前壁と、車両前後方向の寸法が前記上壁よりも長い下壁とを有し、前記ロアクロスメンバは、上方に向かって開口するハット断面形状を呈し、少なくとも前側フランジ部と底面部とを有し、前記ロアクロスメンバの前記前側フランジ部に対して前記上壁を固定すると共に、前記底面部に対して前記下壁を固定し、前記前壁には、前方障害物検知センサが取り付けられることを特徴とする。
本発明では、前方障害物検知センサ及びその周辺部品のレイアウトの自由度を向上させることが可能な接地ガード取付構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係る接地ガード取付構造が適用された車両の車体前部を示す概略構成斜視図である。 図1に示す接地ガードを介して前方障害物検知センサが取り付けられた状態を示す部分拡大斜視図である。 (a)は、接地ガードを斜め上方から見た斜視図、(b)は、接地ガードを斜め後方から見た斜視図、(c)は、接地ガードがロアクロスメンバに取り付けられた状態を下方側から見た斜視図である。 接地ガードがロアクロスメンバに取り付けられた状態を下方から見た底面図である。 車体前部の下方に配置されたバンパフェース及びアンダカバーを示す概略端面図である。 車体前部の下方に配置されたバンパフェース又はアンダカバーが路面に接地して押し上げ荷重が入力された状態を示す説明図である。 前方障害物検知センサ無仕様の状態において、凹部を被覆する蓋部材を取り付けた状態を示す概略端面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図中において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、鉛直上下方向をそれぞれ示している。
本発明の実施形態に係る接地ガード取付構造が適用された車両は、モノコックボディからなる車体を有する。この車体は、車両の車幅方向の中心を通って車両前後方向に沿って延在する図示しない中心線に対して、左右対称に配置されている。
図1に示されるように、車体前部10は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12と、左右一対のアッパメンバと14、14、左右一対の連結部材16、16と、フロントバルクヘッド18とを備えて構成されている。フロントバルクヘッド18の下端の略中央には、一対の接地ガード20、20が装着されている。一対の接地ガード20、20は、それぞれ同一に構成されている。
図1に示されるように、左右一対のフロントサイドフレーム12、12は、車幅方向に沿った左右両側にそれぞれ配置され、車両前後方向に沿って延びている。なお、各フロントサイドフレーム12の車両後方端部は、図示しないクロスメンバに連結されている。
左右一対のアッパメンバ14、14は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12の車幅方向外側にそれぞれ配置され、車両前後方向に沿って延びている。各アッパメンバ14の車両後方端部は、図示しない左右一対のフロントピラーに連結されている。
各アッパメンバ14は、アッパメンバ上部14aと、アッパメンバ下部(車両前方側の先端部)14bとから構成されている。アッパメンバ上部14aは、図示しないフロントピラーから車両前方に向けて下り勾配で延出している。アッパメンバ下部14bは、アッパメンバ上部14aから車両下方に向けて下り勾配で上下方向に沿って延出している。
図1に示されるように、フロントバルクヘッド18は、車両前方端部に配置されている。このフロントバルクヘッド18は、左右一対の縦メンバ24、24と、アッパクロスメンバ26と、ロアクロスメンバ28とから構成されている。左右一対の縦メンバ24、24は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12の前端部の近傍部位にそれぞれ鉛直上下方向に沿って略平行に配置されている。
アッパクロスメンバ26は、左右一対の縦メンバ24、24の上端部の間に車幅方向に沿って架け渡されている。アッパクロスメンバ26の車幅方向に沿った両端部には、各アッパクロスメンバ26の車幅方向両端部と各アッパメンバ14(アッパメンバ上部14a)とを繋ぐ連結メンバ27、27が連結されている。
ロアクロスメンバ28は、上方に向かって開口するハット断面形状を呈する。図2に示されるように、ロアクロスメンバ28は、前側フランジ部29aと、前側側壁29bと、底面部29cと、後側側壁29dと、後側フランジ部29eとから構成されている。
前側フランジ部29aは、車両前方に向かって突出し車幅方向に沿って延在している。前側側壁29bは、前側フランジ部29aと連続し下方に向かって屈曲して形成されている。底面部29cは、互いに対向する前側側壁29bの下端と後側側壁29dの下端とを連結している。後側側壁29dは、前側側壁29bと対向配置され、底面部29cの車両後方端部から上方に向かって立ち上がるように形成されている。後側フランジ部29eは、後側側壁29dの上縁部から車両後方に向かって屈曲するように形成されている。
ロアクロスメンバ28は、左右一対の縦メンバ24、24の下端部同士の間に車幅方向に沿って架け渡されている。ロアクロスメンバ28は、鉛直上下方向において、アッパクロスメンバ26の略下方に位置している。
後記するように、ロアクロスメンバ28の前側フランジ部29aに対して、接地ガード20の上壁20aが固定されていると共に、ロアクロスメンバ28の底面部29cに対して、接地ガード20の下壁20cが固定されている(図3(c)参照)。
図1に示されるように、各連結部材16は、正面視して略矩形状を呈し、アッパメンバ14(アッパメンバ下部14b)の下端部と各フロントサイドフレーム12との間に車幅方向に沿って配置されている。各連結部材16は、左右一対のアッパメンバ14、14と、左右一対のフロントサイドフレーム12、12とを車幅方向に沿って相互に連結するものである。
図2(a)及び図2(b)に示されるように、接地ガード20は、断面コ字状を呈し、上壁20aと、前壁20bと、下壁20cとから構成されている。本実施形態では、これらの上壁20a、前壁20b、及び、下壁20cが、例えば、曲げ加工等によって一体的に構成されているが、これに限定されるものではなく、それぞれ別個に製造して一体的に結合するようにしてもよい。また、本実施形態では、接地ガード20を断面コ字状に構成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、前壁20bを車両前方に向けて円弧状に湾曲させて断面U字状を呈するようにしてもよい。
前壁20bは、正面視して略矩形状を呈し、取付状態における車幅方向に沿った横断面が略ハット状に形成されている。前壁20bは、車両前方に向かって臨むように設けられ(図1参照)、上壁20a及び下壁20cの車両前方端部同士を繋いでいる。前壁20bの略中心部には、前壁20bの表裏面を貫通する取付用孔部30が形成されている。
取付用孔部30に近接する前壁20bの車両後面(裏面)には、取付用ナット32(図3(b)参照)が連結(接合)されている。前壁20bの取付用孔部30を挿通したボルト33(図2参照)のねじ部が、取付用ナット32に締結されることで、接地ガード20に対して後記する前方障害物検知センサ34が取り付けられる。
上壁20aは、平面視して略三角形状を呈している。取付状態における上壁20aの車幅方向断面は、両側角部と比較して中央部が上方に向けて膨出した断面略ハット状に形成されている。
下壁20cは、平面視して車両後方に向かって縦長の矩形状を呈している。下壁20cの車両前後方向の寸法は、上壁20aの車両前後方向の寸法よりも長くなっている。上壁20aと下壁20cとは、上下方向で互いに対向して略平行に延在している。上壁20a及び下壁20cは、上下方向で所定間隔離間しながらそれぞれ前壁20bから車両後方に向かって延出している。
前壁20bの車幅方向に沿った両側の側部、及び、下壁20cの車幅方向の両側で車両前方端部から中間部位までには、内側と外側との間で段差を有する直線状の段部36が連続して形成されている。前壁20bの車幅方向に沿った両側部、及び、下壁20cの前側両側部には、この段部36によって段差フランジ部38が連続して形成されている。なお、段差フランジ部38は、少なくとも前壁20b及び下壁20cで連続するように形成されているが、上壁20aにも図示しない段差36を形成し、上壁20a、前壁20b、及び、下壁20cで段差フランジ部38が連続するように形成してもよい。
下壁20cの車両前方側には、下壁20cを上下方向に沿って貫通する円形状のアクセス孔40が形成されている。このアクセス孔40は、上壁20a側に対して車体接合部42を形成するために、下壁20c側から図示しない溶接ガンのガン先端部を挿通可能とする(アクセス可能とする)ためのものである。
接地ガード20は、車体接合部42を備えている。この車体接合部は、前方障害物検知センサ34を車体前部10の車幅方向の中心部に固定するものである。図4に示されるように、この車体接合部42は、上壁側車体接合部42aと、下壁側車体接合部42bとから構成されている。上壁側車体接合部42aは、上壁20aの車両後方側上面を、ロアクロスメンバ28の前側フランジ部29aに対して固定(接合)している。下壁側車体接合部42bは、下壁20cの車両後方側上面を、ロアクロスメンバ28の底面部29cに対して固定(接合)している。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、ロアクロスメンバ28と接地ガード20との接合面には、電着塗装液を排出するための逃げ部44が形成されている。この逃げ部44は、接地ガード20の上壁20aに形成された上壁側逃げ部44aと、下壁20cに形成された下壁側逃げ部44bとから構成されている。
上壁側逃げ部44aは、上壁20aの中央部と、その中央部を間にした両側の角部との間で形成された段差部によって形成されている。下壁側逃げ部44bは、下壁20cの上面から下方側に向かって窪む直線状の長溝によって形成されている。この長溝は、下壁20cの車両前方の中間部位から車両後方端部まで直線状に連続して延出している。
図2に示されるように、前方障害物検知センサ34は、矩形状の筐体からなるケーシング50を有する。このケーシング50は、上下方向においてロアクロスメンバ28よりも上方に位置すると共に、ロアクロスメンバ28の車幅方向の中心部に配置されている。前方障害物検知センサ34の上部は、車幅方向に延在する第1ステイ46を介して左右一対の縦メンバ24、24にそれぞれ固定されている。また、前方障害物検知センサ34の下部は、車両前後方向に延在する第2ステイ48を介して接地ガード20に固定されている。この場合、接地ガード20は、前方障害物検知センサ34をロアクロスメンバ28に取り付けるためのブラケットとしての機能を併有する。
図5に示されるように、フロントバルクヘッド18の車両前方には、ガイド部材52が配置されている。ガイド部材52には、ガイド面54を窪ませて車両前後方向に延在する第2ステイ48が嵌め込まれる凹部56が形成されている。
図5に示されるように、車体前部10の下方には、車両前方側のバンパフェース62及び車両後方側のアンダカバー64がそれぞれ配置されている。また、上下方向に沿った接地ガード20と前方障害物検知センサ34との間には、冷却パイプ66が配置されている。この冷却パイプ66は、前方障害物検知センサの周辺部品として機能するものである。
図1に示されるように、各フロントサイドフレーム12の車両後方端部の上方には、図示しないダンパを収納する左右一対のダンパハウジング58が設けられている。各ダンパハウジング58の上部には、図示しないダンパを支持する左右一対のダンパベース60、60が設けられている。
ダンパハウジング58は、車幅方向に沿って各アッパメンバ14と各フロントサイドフレーム12との間に配置されている。このダンパハウジング58は、複数の図示しない側部フランジ部を介して、アッパメンバ14の内側側壁及びフロントサイドフレーム12の外側側壁にそれぞれ固定されている。
本実施形態に係る接地ガード取付構造が適用された車体前部10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態では、接地ガード20を断面コ字状又は断面U字状に形成することで、接地ガード20の剛性・強度を向上させることができる。これにより、本実施形態では、前方障害物検知センサ34が上下振動しても、ブラケットとして機能する接地ガード20の剛性・強度が高いために上下振動がロアクロスメンバ28に伝達されることを抑制することができる。この結果、本実施形態では、車室内の静粛性を向上させることができる。
また、例えば、車体前部10の下方に配置されたバンパフェース62又はアンダカバー64が路面68に接地して押し上げ荷重が入力され、バンパフェース62及び/又はアンダカバー64が上方に向かって変形する場合がある。この場合、本実施形態では、図6に示されるように、高い剛性・強度を有する接地ガード20によってアンダカバー64及びバンパフェース62の上方への変位が規制される。このため、変形したバンパフェース62及び/又はアンダカバー64と、接地ガード20の上方に配置された部品(例えば、冷却パイプ66、前方障害物検知センサ34等)とが干渉することを抑制することができる。この結果、本実施形態では、前方障害物検知センサ34及びその周辺部品のレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、接地ガード20が、少なくとも前壁20bから下壁20cに連続する段部36が形成された段差フランジ部38を備えている。これにより、本実施形態では、段差フランジ部38によってより一層剛性・強度を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、接地ガード20の上壁20aと前側フランジ部29aとの接合面、及び、接地ガード20の下壁20cと底面部29cとの接合面に、それぞれ、電着塗装液を排出するための上壁側逃げ部44a、及び、下壁側逃げ部44bが形成されている。この上壁側逃げ部44a及び下壁側逃げ部44bによって電着塗装液を接合面から外部へ円滑に排出することができるため、錆の発生を抑制して防錆効果を得ることができる。
さらにまた、本実施形態では、接地ガード20が、前方障害物検知センサ34をその車幅方向の中心に位置するように車体接合部42を備えている。この車体接合部42は、上壁側車体接合部42aと、下壁側車体接合部42bとから構成されている(図4参照)。本実施形態では、この車体接合部42により、前方障害物検知センサ34の上下振動を抑制して、検知精度が低下することを阻止することができる。
さらにまた、本実施形態では、接地ガード20の下壁20cに、上壁20aに対して車体接合部42を形成するための溶接ガンのアクセス孔40が形成されている。これにより、本実施形態では、ロアクロスメンバ28に接地ガード20をセットした状態において、下方側から容易に溶接作業を遂行することができると共に、接地ガード20をロアクロスメンバ28に対して簡便に固定(接合)することができる。
さらにまた、本実施形態では、前方障害物検知センサ34を車幅方向の中心に配置し、第1ステイ46を介して前方障害物検知センサ34の上部を左右一対の縦メンバ24、24に固定すると共に、第2ステイ48を介して前方障害物検知センサ34の下部を接地ガード20に固定している。これにより、本実施形態では、フロントバルクヘッド18に取り付けられる前方障害物検知センサ34の取付位置(例えば、上下位置)を調整することで、ラジエータRAへの空気流入に対して支障のない位置に前方障害物検知センサ34を配置することができる。また、これにより、前方障害物検知センサ34の上下振動を抑制して、検知精度の低下を抑制することができる。
さらに、本実施形態では、フロントバルクヘッド18の車両前方位置にガイド部材52を配置し、ガイド部材52のガイド面54を下方に窪ませて前方障害物検知センサ34を支持する第2ステイ48を嵌め込む凹部56を形成している(図5参照)。これにより、本実施形態では、ラジエータRAを冷却する空気流の流れを妨げることがなく、前方障害物検知センサ34をラジエータRAの前方に配置することができる。この結果、本実施形態では、前方障害物検知センサ34及びその周辺部品のレイアウトの自由度をより一層向上させることができる。
例えば、前方障害物検知センサ34を取り付けていない前方障害物検知センサ無仕様とした場合には、図7に示されるように、凹部56を被覆してガイド面54が形成された蓋部材70を配置することができる。蓋部材70は、中間の屈曲部70aから車両前方に延在する前方壁70bと、屈曲部70aから車両後方に延在する後方壁70cと、後方壁70cの後方端部から下方のガイド部材52に向かって立ち下がる後方側壁70dとから構成されている。これにより、本実施形態では、蓋部材70によって凹部56が被覆されて視認困難となり、車体前部10の外観性が向上すると共に、ガイド面54に沿って空気流の流れをより円滑に向上させることができる。
10 車体前部
18 フロントバルクヘッド
20 接地ガード
20a 上壁
20b 前壁
20c 下壁
24 縦メンバ
28 ロアクロスメンバ
29a 前側フランジ
29c 底面部
34 前方障害物検知センサ
36 段部
38 段差フランジ部
40 アクセス孔
42 車体接合部
44 逃げ部
46 第1ステイ
48 第2ステイ
52 ガイド部材
54 ガイド面
56 凹部
68 蓋部材

Claims (8)

  1. フロントバルクヘッドのロアクロスメンバに対して取り付けられた接地ガード取付構造であって、
    前記接地ガードは、断面コ字状、又は、断面U字状を呈し、上壁と、前壁と、車両前後方向の寸法が前記上壁よりも長い下壁とを有し、
    前記ロアクロスメンバは、上方に向かって開口するハット断面形状を呈し、少なくとも前側フランジ部と底面部とを有し、
    前記ロアクロスメンバの前記前側フランジ部に対して前記上壁を固定すると共に、前記底面部に対して前記下壁を固定し、
    前記前壁には、前方障害物検知センサが取り付けられることを特徴とする接地ガード取付構造。
  2. 請求項1記載の接地ガード取付構造において、
    前記接地ガードは、少なくとも前記前壁から前記下壁に連続する段部を有する段差フランジ部を備えることを特徴とする接地ガード取付構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の接地ガード取付構造において、
    前記上壁及び前記下壁には、電着塗装液を排出するための逃げ部が形成されていることを特徴とする接地ガード取付構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の接地ガード取付構造において、
    前記接地ガードは、前記前方障害物検知センサを、その車幅方向の中心部に固定する車体接合部を備えていることを特徴とする接地ガード取付構造。
  5. 請求項4記載の接地ガード取付構造において、
    前記下壁には、前記上壁側の前記車体接合部を形成するための溶接ガンのアクセス孔が形成されていることを特徴とする接地ガード取付構造。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の接地ガード取付構造において、
    前記フロントバルクヘッドは、左右一対の縦メンバを有し、
    前記前方障害物検知センサは、車幅方向の中心部に配置され、
    前記前方障害物検知センサの上部は、車幅方向に延在する第1ステイを介して前記左右一対の縦メンバにそれぞれ固定されていると共に、下部は、車両前後方向に延在する第2ステイを介して前記接地ガードに固定されていることを特徴とする接地ガード取付構造。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の接地ガード取付構造において、
    前記フロントバルクヘッドの車両前方にガイド部材を配置し、
    前記ガイド部材のガイド面を窪ませて前記車両前後方向に延在する第2ステイが嵌め込まれる凹部が形成されていることを特徴とする接地ガード取付構造。
  8. 請求項7記載の接地ガード取付構造において、
    前記凹部を被覆して前記ガイド面を形成する蓋部材が配置されることを特徴とする接地ガード取付構造。
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