JP7321193B2 - 表示パネル、表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、表示技術分野に関し、特に、表示パネル、表示装置及びその製造方法の実施形態に関する。
近年、フレキシブル表示装置は、曲げ性、多用途性及び経済性などの望ましい特性を有するが故に、表示技術分野において、商業的に実現可能であり、かつ有望な研究アプローチになっている。フレキシブル表示装置は、専用の表示パネルが透明カバーで保護されていることが特徴である。
本開示は、少なくとも従来技術に存在する幾つかの問題を解決又は緩和することを目的とする。本明細書で述べたように、提案されている表示パネル、表示装置及びその製造方法の実施形態は、有機封止層の平坦性を向上させ、有機封止層と有機封止層が配置される基板との間の剥離を減少させて、有機封止層及び基板を備える表示パネル完成品の全体的な品質を向上させることができる。
本開示の一実施例は、表示パネルを提供する。前記表示パネルは、表示領域及び非表示領域を有するフレキシブル基板と、非表示領域に位置し、表示領域を囲むように形成されるダム構造と、表示領域とダム構造との間の非表示領域に形成される1つ以上の溝と、表示領域、少なくとも非表示領域の一部及び1つ以上の溝を覆う有機封止層と、を備える。
本開示の他の一実施例は、表示装置を提供する。前記表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルに共面接触して配置される透明カバーと、を具備する。
本開示の更に他の一実施例は、表示パネルの製造方法を提供する。前記製造方法は、剛性基板上に、表示領域及び非表示領域を有するフレキシブル基板を形成するステップと、前記非表示領域に、前記表示領域を囲むようにダム構造を形成するステップと、前記表示領域及び前記ダム構造の間の前記非表示領域に1つ以上の溝を形成するステップと、前記フレキシブル基板上に有機封止層を形成するステップと、前記剛性基板を剥離するステップと、を含む。前記有機封止層は、前記表示領域、少なくとも前記非表示領域の一部、及び前記1つ以上の溝を覆う。
上記の概要は、詳細な説明においてさらに説明される概念の一部を簡略化された形態で紹介するために提供されることを理解されるべきである。特許請求される主題の主要な又は必須の特徴を特定することを意味するものではなく、特許請求される主題の範囲は、詳細な説明に続く特許請求の範囲によって一意的に定義される。さらに、特許請求される主題は、上記又は本開示の任意部分で指摘した任意の不具合を解決する実施方法に限定されない。さらに、上記の概要は、検討される技術的問題及び課題が本発明者以外の誰にも知られるわけではない。
従来の表示パネル上の封止層の上面図である。 図1の封止層の第1断面図である。 図1の封止層の第2断面図である。 図1の表示パネルの構造を示す概略図である。 本開示の一実施例に係る表示パネルの第1例の概略構成図である。 表示パネルの第2例の概略構成図である。 表示パネルの第3例の概略構成図である。 表示パネルの第4例の概略構成図である。 表示パネルの第5例の概略構成図である。 表示パネルの第6例の概略構成図である。 表示パネルの第7例の概略構成図である。 表示パネルに形成された複数の溝の上面図である。 図12の表示パネルの封止層の第1断面図である。 図12の表示パネルの封止層の第2断面図である。 本開示の一実施例に係る表示装置の第1例の概略構成図である。 該表示装置の第2例、及びその製造プロセスの第1例の概略構成図である。 表示装置の第3例、及びその製造プロセスの第2例の概略構成図である。 本開示の一実施例に係る表示パネルの第1製造方法を示すフローチャートである。 表示パネルのフレキシブル基板を形成する方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施例に係る表示パネルの第2製造方法を示すフローチャートである。 表示パネルの製造プロセスの第1例のステップを示す概略図である。 表示パネルの製造プロセスの第2例のステップを示す概略図である。 表示パネルの製造プロセスの第3例のステップを示す概略図である。 表示パネルの製造プロセスの第4例のステップを示す概略図である。
以下の説明は、表示パネル、前記表示パネルを備える表示装置及びその製造方法に関する。以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本開示に記載されている特定の実施形態は単に例示的なものであり、限定的なものではないと理解されるべきである。
従来のフレキシブル表示装置は、表示パネル上に設けられる透明なカバーを備える。表示パネルは、その製造中に薄膜封止(TFE)プロセスによって封止される。このように、該表示パネルは、フレキシブル基板と、表示機能膜層と、交互に形成された有機封止層及び無機封止層を有する封止層と、を備える。前記封止層は、通常、上述したTFEプロセスのような、有機薄膜と無機薄膜とを交互に形成して封止層とする封止プロセスによって形成される。前記封止層の有機部分を形成する際、有機材料は、レベリング処理の結果として、不均一な厚さ、又は段差が生じ易い。そのため、形成された有機封止層と、前記有機封止層が形成される基板との間に剥離現象が発生する場合がある。
図1は、TFEプロセスによって当該表示パネルに形成される封止層31を示す上面図100である。破線は、当該表示パネルの表示領域Gを規定する。A1-A2線及びB1-B2線は、それぞれ図2および図3に示される第1断面図200及び第2断面図300の軸を定義する。
図2及び図3を参照すると、封止層31は、順次積層して形成される第1無機封止層311と、有機封止層312と、第2無機封止層313と、を含む。図2及び図3に示すように、有機封止層312は、封止層31の製造過程で有機材料の厚さの不均一さ又は段差により、ジグザグ構造を有し、封止層31全体の平坦性315が低くなる。
図4は、従来の表示パネルの概略構成図400である。図示されるように、従来の表示パネルは、封止層31と、フレキシブル基板32と、バッファ層33と、第1リード層34と、絶縁層35と、第2リード層36と、平坦層/平坦化層37と、第3リード層38と、表示構造層39と、第2平坦層/平坦化層40と、ダム構造41と、を備える。幾つかの実施例において、該ダム構造41は、さらに、第1ダムサブ構造41a及び第2ダムサブ構造41bを含むことができる。図2及び図3に示すように、前記封止層31は、さらに、第1無機封止層311と、有機封止層312と、第2無機封止層313と、を含む。有機封止層312と所定基板(例えば、第2無機封止層313)との接触面積が小さいため、両者の間に剥離現象が発生し、表示パネルの全体的な品質に影響を及ぼす恐れがある。
現在の用途では、封止層は、通常、第1無機封止層と、有機封止層と、第2無機封止層と、を含む。封止処理において、有機封止層を形成するために使用される有機材料は、表示パネルの非表示領域でレベリングされる(ここで、「レベリング」とは、有機材料を塗布した後、乾燥させて成膜する前の、有機材料の流速に及ぼす表面張力の影響を意味する)。レベリングプロセスは、有機封止層の厚さの不均一を発生させ、これにより、形成された有機封止層の平坦化が不十分となり、最終的な表示パネルの表示輝度の均一性が低下するという問題点がある。一方、有機封止層と、有機封止層が形成される基板との接触面積が相対的に小さいため、有機封止層と基板との間に剥離現象が発生して、表示パネル完成品の品質に影響を及ぼす。一例として、その上に有機封止層が形成される基板は、有機封止層とフレキシブル基板との間に位置し、有機封止層と接触する膜層であってもよい。
このように、図5~図14を参照して後述するように、本開示の一実施例は、表示パネルを提供する。図5は、表示パネル21の第1実施例の概略構成図500である。互いに垂直な軸501、軸502、軸503は、図500の3次元空間を定義し、軸501と軸502は図5の平面を定義し、軸503は図5の平面の法線である。図6~11、図14~17、および図21~24(以下でより詳細に説明される)は、図5と同じ平面に示されていることが理解されるべきである。図12及び図13(以下、より詳細に説明する)は、互いに垂直であり、かつ図5~11、図14~17、及び図21~24の平面に垂直な平面に示されている。また、方向Xは、軸501と平行であり、方向Yは、軸502と平行であってもよい。
表示パネル21は、表示領域/有効表示領域/有効領域Dと、非表示領域Cと、を有するフレキシブル基板11を備える。該非表示領域Cは、表示領域Dを囲むように表示領域Dの周囲又は形状に合わせた環状領域である。表示領域D及び非表示領域Cの各々は、軸501、503によって定義される平面内(図5の平面に垂直な平面内)に存在する。一例として、表示領域Dの形状は長方形であり、非表示領域Cの形状は環状長方形であってもよい。他の例として、表示領域Dの形状は円形であり、非表示領域Cの形状は環状円形又は環状であってもよい。非表示領域Cは、さらに、第1環状領域C1、又は排気領域C1と、第2環状領域C2と、を含み得る。
表示パネル21は、さらに、ダム構造13と、1つ以上の溝14と、有機封止層151と、を含む。前記ダム構造13は、非表示領域Cに位置し、表示領域Dを囲むように形成され、例えば表示領域Dの周囲に形成される。前記1つ以上の溝14は、表示領域Dと、ダム構造13との間の非表示領域Cに形成される。有機封止層151は、表示領域Dと、非表示領域Cの少なくとも一部と、1つ以上の溝14の各々を覆う。有機封止層151は、例えば、ポリイミド材料から形成されてもよい。
幾つかの実施例において、有機封止層151を形成するときに、前記1つ以上の溝14は、既に形成されている。有機封止層151の製造プロセスにおいて、有機封止層151の平坦性を向上させるため、該1つ以上の溝14を介して有機材料を排出してもよい。これによって、有機封止層151と、その上に前記有機封止層151が形成された基板との接触面積を増加させ、有機封止層151と、前記基板との間の剥離を減少させ、表示パネル21の全体的な品質を向上させることができる。
図6は、表示パネル21の第2実施例の概略構成図600である。該表示パネル21は、さらに、フレキシブル基板11の表示領域D上に形成された表示構造層又は有機表示構造層12を含む。例えば、有機表示構造層12は、複数の有機発光デバイス121を含み、各々の有機発光デバイス121は、第1極又は第1電極と、発光層と、第2極又は第2電極と、を有する。幾つかの実施例において、各々の有機発光デバイス121は、第1極アノードと、第2極カソードと、を含む。幾つかの例において、各々の有機発光デバイス121は、第1極カソードと、第2極アノードと、を含む。幾つかの例において、有機発光デバイス121は、さらに、アノードと発光層との間にある正孔注入層(Hole Injection Layer,HIL)と正孔輸送層(Hole Transport Layer,HTL)、及びカソードと発光層との間にある電子輸送層(Electron Transport Layer,ETL)及び電子注入層(Electron Injection Layer,EIL)を含む。各々の有機発光デバイス121は、例えば、赤色、緑色又は青色などのいずれかの1色の光を発することに用いられる。幾つかの例において、有機表示構造層12は、さらに、表示パネルの画素の領域を定義するように構成された画素定義層を含む。
一例として、有機表示構造層121は、有機発光ダイオード(OLED)構造層であってもよく、対応する有機発光デバイス121は、OLEDデバイスであってもよい。更なる例として、表示構造層121は、量子ドット発光ダイオード(QLED)構造層であってもよく、対応する発光デバイス121はQLEDデバイスであってもよい。
図7~11は、それぞれ概略構造図700、800、900、1000、及び1100を示す図である。また、概略構成図700、800、900、1000、1100は、それぞれ表示パネル21の第3、第4、第5、第6、第7実施例に対応する。表示パネル21は、さらに、少なくとも表示領域Dを覆う平坦層、又は第1平坦層、又は平坦化層、又は第1平坦層16を含み得る。平坦層16は、フレキシブル基板11から離反する側に形成される所定封止層を平坦化して、表示パネル21の平坦性を向上させると共に、表示パネル21の全体的な品質を向上させることができる。幾つかの例において、平坦層16、ポリイミド材料から形成されてもよい。
一例において、該1つ以上の溝(例えば14)は、それがフレキシブル基板11に形成される異なる領域に応じて、分類され得る。例えば、前記1つ以上の溝14は、1つ以上の第1溝141及び1つ以上の第2溝142のうちの一方又は両方を含み得る。幾つかの例において、該1つ以上の溝14は、間隔を空けて形成された複数の溝であり、こうして、該1つ以上の溝14の各々がその隣接する溝から離隔されるようになる。幾つかの例において、1つ以上の溝は、複数のタイプがあり得る。一例において、1つ以上の溝は、それがフレキシブル基板11に形成される領域に応じて分類されてもよい。例えば、該複数の溝は、1つ以上の第1溝141及び1つ以上の第2溝142のうちの一方又は両方を含み得る。
幾つかの実施例において、該1つ以上の第1溝141は、表示領域Dと平坦層16の縁との間、即ち、表示領域Dの縁と、平坦層16の縁との間の第1領域に形成される。一例において、前記第1領域は、第1環状領域C1を含む。幾つかの実施例において、1つ以上の第2溝142は、平坦層16の縁と、ダム構造13との間の第2領域に形成され、且つ、平坦層16を囲むように形成される。一例において、前記第2領域は、第2環状領域C2を含みえる。
表示パネル21は、さらに、フレキシブル基板11側に形成されるバッファ層17を含む。幾つかの例において、バッファ層17は、二酸化ケイ素又は窒化ケイ素から形成されてもよい。前記バッファ層17は、外力によるフレキシブル基板11へのダメージを緩和するために設ける。また、バッファ層17は、薄膜トランジスタ(TFT)の半導体活性層への不純物の侵入を防止し、TFTの性能劣化を防止することができる。
表示パネル21は、さらに、バッファ層17のフレキシブル基板11から離反する側に位置する第2リード層18を備える。幾つかの例において、第2リード層18は、外部信号を導入するための複数の共通線を含む、共通リード層又はcomリード層であってもよく、幾つかの例において、前記第2リード層18は、ポリシリコン材料から形成されてもよい。
表示パネル21は、さらに、第2リード層18のフレキシブル基板11から離反する側に位置する絶縁層19と、表示構造層12のフレキシブル基板11寄り側に位置する第3リード層101と、を備える。幾つかの例において、前記第3リード層101は、表示構造層12のカソード層に接続するための複数のカソードリード層を含むカソードリード層であってもよく、幾つかの例において、前記第3リード層101は、金属銀から形成されてもよい。
表示パネル21は、さらに、表示構造層12のフレキシブル基板11から離反する側に位置する第2平坦層又は第2平坦化層102を備える。前記第2平坦層102は、フレキシブル基板11から離反する側に位置する封止膜層を平坦化することができる。幾つかの例において、前記第2平坦層は、ポリイミド材料から形成されてもよい。
表示パネル21の排気領域C1は、表示構造層12の縁と、平坦層16の縁との間に位置してもよい。幾つかの例において、第3リード層101と第2平坦層102は、前記排気領域C1に排気孔を設けることができる。製造過程において、前記第3リード層101と第2平坦層102で覆われる膜から発生したガスを放出することにより、製品の歩留まりを向上させる。
図7~11に示すように、封止層15は、有機封止層151を含み得る。幾つかの例において、封止層151は、さらに、有機封止層151のフレキシブル基板11に近接する側に位置する第1無機封止層152と、前記有機封止層151のフレキシブル基板11から離反する側に位置する第2無機封止層153と、を含む。前記無機封止層152及び153は、水分及び酸素を遮断して、表示パネル21の全体的な品質をより確保する。また、前記表示パネル21の使用中に損傷から防止可能な閾値硬度を有してもよい。
図8~11に示すように、表示パネル21のフレキシブル基板11は、順次積層された第1有機層111と、第1無機層112と、第2有機層113と、第2無機層114とを有し、これらの層は、フレキシブル基板11の剛性を確保し、他の層の塗布が容易になる。幾つかの例において、前記表示パネル21のフレキシブル基板11は、第1有機層111と、第1無機層112と、第2有機層113と、を含み得る。
幾つかの例において、第1有機層111及び第2有機層113は、それぞれポリイミド材料から形成されてもよい。幾つかの例において、第1無機膜112及び第2無機膜114は、それぞれ窒化ケイ素又はシリコン酸化物から形成されてもよい。幾つかの例において、第1無機封止層152は、酸窒化ケイ素から形成されてもよい。こうして、第1無機封止層152は、第2平坦層102との接触エネルギーが高く、第2平坦層102上に堅固に形成されることができる。幾つかの例において、第2無機封止層153は、窒化ケイ素から形成されてもよい。
図7及び図8に示すように、1つ以上の第1溝141は、表示領域Dを囲み、平坦層16上、又はフレキシブル基板11上であって、表示領域Dと平坦層の縁との間の第1環状領域C1内に形成される。一例として、図7に示すように、3つの第1溝141a、141b、141Cは、第1環状領域C1の平坦層16に形成される。また、他の例として、図8に示すように、1つの第1溝141dは、第1環状領域C1のフレキシブル基板11の第2有機層113に形成される。
図9に示すように、1つ以上の第2溝142は、平坦層16(従って、表示領域Dを囲む)を囲み、フレキシブル基板11上であって、平坦層16の縁とダム構造13との間の第2環状領域C2に形成される。一例として、図9に示すように、2つの第2溝142a、142bは、第2環状領域C2のフレキシブル基板11の第2有機層113に形成される。
図10及び図11に示すように、1つ以上の第1溝141は、表示領域Dを囲み、平坦層16上、又はフレキシブル基板11上であって、表示領域Dと平坦層16の縁との間の第1環状領域C1に形成される。また、1つ以上の第2溝142は、平坦層16(従って、表示領域Dを囲む)を囲み、フレキシブル基板11上であって、平坦層16の縁とダム構造13との間の第2環状領域C2に形成される。一例として、図10に示すように、3つの第1溝141e、141f、141gは、第1環状領域C1の平坦層16に形成され、2つの第2溝142C、142dは、フレキシブル基板11の第2有機層113であって、第2環状領域C2に形成される。他の例として、図11に示すように、1つの第1溝141hは、フレキシブル基板11の第2有機層113であって、第1環状領域C1に形成され、2つの第2溝142e、142fは、フレキシブル基板11の第2有機層113であって、第2環状領域C2に形成される。
図7~11を参照すると、平坦層16は、有機材料から形成されてもよい。また、平坦層16上に1つ以上の溝(例えば14)が形成される場合、平坦層16と、その上に形成されるが形成される所定の封止層、例えば第1無機封止層152との接触面積が増加する。こうして、表示パネル21は、外因により変形する場合、第1無機封止層152から発生する応力、又は機械的応力が平坦層16に効果的に緩和されるため、平坦層16が緩衝機能を発揮して、外力による表示パネル21の損傷を防止することができる。即ち、前記表示パネル21は、外部応力によって変形される場合、前記表示パネルの膜層の間に相互作用力が発生する。幾つかの例において、前記第1無機封止層152のヤング率は、前記平坦層16のヤング率の約50倍~60倍であってもよい。
製造過程において、平坦層16の厚さは、通常、約1.5~1.8μmであり、平坦層16上の1つ以上の溝(例えば14)の深さは、比較的浅い。幾つかの例において、平坦層16の厚さは、約1.5μmである。こうして、有機封止層151の形成過程に有機材料の流速を減少し、前記有機封止層151をより平坦化することができ、有機封止層151の縁部の傾斜角をより小さくすることができる。
フレキシブル基板11は、1つ以上の階層構造を有していてもよい。一例として、フレキシブル基板11は、第1有機層111又は第2有機層113などの有機層を含む。他の例として、フレキシブル基板は、積層して配置される有機層と、第1無機層112又は第2無機層114などのような無機層を含む。前記1つ以上の溝(例えば14)がフレキシブル基板11に配置される場合、これらの溝14はフレキシブル基板11の有機層上に配置されてもよい。図8~11に示すように、フレキシブル基板11は、順次積層された第1有機層111、第1無機層112、第2有機層113、第2無機層114を含み得る。前記1つ以上の溝14がフレキシブル基板11上に形成される場合、前記1つ以上の第1溝141及び前記1つ以上の第2溝142のうちの一方又は両方は、第2有機層113の第2無機層114に近接する側に形成されてもよい。第2有機層113は、有機材料から形成されるため、前記1つ以上の溝14が第2有機層113に配置される場合、第2有機層113と第2無機層114との接触面積が増加する。こうして、表示パネル21が外因により変形する場合、第2無機層114から発生する応力が、前記第2有機層113に効果的に緩和され、前記第2有機層113が緩衝機能を発揮して、外力による表示パネル21の損傷を防止することができる。幾つかの例において、前記第2無機層114のヤング率は、前記第2有機層113のヤング率の50倍~60倍であってもよい。
第2有機層113の厚さは、通常、10μm程度であり、前記第2有機層113に配置される1つ以上の溝(例えば14)の深さ(Y方向に対して規定される)は、比較的深い。こうして、有機封止層151の形成過程に有機材料の流速を急激に減少することができ、前記有機封止層151の縁部を画定するダム構造13から有機材料が溢れ出ることを防止することができる。
図7及び図10に示すように、前記1つ以上の第1溝141が、複数の第1溝である場合、前記複数の第1溝の深さ(方向Yに対して定義する)は、表示領域Dから離反する方向Xに沿って浅くなってもよい。このように、図9~11に示すように、前記1つ以上の第2溝142が、複数の第2溝である場合、前記複数の第2溝の深さは、表示領域Dから離反する方向Xに沿って浅くなってもよい。表示パネル21を有機材料用いて封止する過程において、前記1つ以上の溝(例えば14)の深さが徐々に浅くなる一例において、溝14の各々は有機材料を排出することができる。こうして、有機材料の流速は、表示領域Dに配置される表示構造層12から離反する方向に沿って、徐々に減少されてもよい。前記1つ以上の溝14の深さが、上述したように、徐々に浅くなれるため、最も深い溝14が流速の速い有機材料と最初に接触し、最も浅い溝14が流速の遅い有機材料と接触する。こうして、有機材料の厚さがより均一化になり、レベリングによる差異が減少されて、有機材料が非表示領域Cの各領域に均一に分布され、形成された有機封止層151の平坦性が確保される。
また、表示パネル21の各々の溝(例えば14)の開口部の幅は、前記溝14の底部の幅よりも大きい。例えば、その横断面(軸501、502で規定される横断面)が、フレキシブル基板11側に向かうY方向に狭くなる等脚台形状などの逆台形状を有する。溝14のこのような形状は、有機封止層151の形成時における有機材料の排出を容易にするだけでなく、有機封止層151と所定の基板との接触面積を増加させて表示パネル21の平坦性を確保し、外力を受けた場合の有機封止層151、前記基板、又は表示パネル21の他のフィルム層の剥離を減少する。これにより、表示パネル21全体の品質を向上させる。
幾つかの例において、前記1つ以上の溝(例えば14)は、非連続的な又は非環状の溝と、連続的な又は環状の溝とのうちの一方又は両方を含み得る。
図12は、表示領域D及び非表示領域Cを有する表示パネル21の1つ以上の第1溝141及び1つ以上の第2溝142を示す上面図1200である。前記1つ以上の溝は、非表示領域Cに配置され、かつ2つの第1溝141i、141j及び1つの第2溝142gを含む。第1溝141i及び141jは第1環状領域C1に配置され、第2溝142gは第2環状領域C2に配置される。第1溝141i及び第2溝142gは、連続的な溝であり、第1溝141jは、非連続的な溝である。一例として、第1溝141jは非連続的な溝であり、第2環状領域C2に流入する有機材料の流速を相対的に向上させることができる。封止過程において、各タイプの溝は、軸501及び軸503に沿った方向に有機材料が流れ込むことを許容し、それによって有機材料を排出する。図12に示される溝の配置方式は、単なる例であり、本開示の範囲内で他の異なる配置が利用されてもよいことが理解されるべきである。また、各々の溝の開口部の幅は、他の溝の開口部の幅と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
図1~4を参照すると、従来の表示装置は、従来の表示パネル及び透明カバーを含んでもよい。該従来の表示装置は、湾曲した表示装置などの3D表示装置であってもよく、前記透明カバーは、湾曲した透明カバーなどの3D透明カバーであってもよい。封止層31の縁の平坦性315が低く、傾斜角314が大きいので、3D透明カバーは損傷されやすい。また、従来の表示装置は、外力によって3D透明カバーが封止層31から容易に剥離されてしまい、3D透明カバーが表示パネルから剥がれてしまうという問題があった。
図13及び図14は、それぞれ封止層15の第1断面図1300及び第2断面図1400である。E1-E2線及びF1-F2線は、それぞれ、第1断面図1300と第2断面図1400の軸を定義する。また、E1-E2線は軸503に平行であり、F1-F2線は軸501に平行である。図5~11を参照してより詳細に説明すると、封止層15は、順次積層された第1無機封止層152、有機封止層151、第2無機封止層153を有する。
本発明の一実施例によって提供される表示パネル(例えば、21)において、表示パネル21の表示領域(例えば、D)を囲む1つ以上の溝(例えば14)は、表示構造層(例えば12)の縁部と、ダム構造(例えば13)との間の非表示領域(例えば、C)内に配置され、有機材料は、製造過程に1つ以上の溝14を介して排出されることができる。したがって、このように形成された有機封止層151は、図1~4の封止層31に比べて、縁部の傾斜角が小さく、平坦性が高い。こうして、有機封止層151を含む封止層15は、小さい傾斜角154と高い平坦性155を有する。また、3D透明カバーは、前記表示パネル21の封止層15が形成された側に配置されると、外力によってカバーが封止層15から剥離されにくくなるため、例えば、表示装置の表示パネル21から剥がれることを防止できる。
図1~図4を参照すると、上述した従来の表示装置の統合度を向上させるために、従来の表示装置にはタッチ機能をさらに統合され得る。こうして、従来の表示装置の透明カバーは、一般的に、透明基板と、透明基板上に積層された偏光板と、タッチ機能を実現するためのタッチライン又はタッチユニット又はタッチセンサと、を含む。前記従来の表示パネルの製造プロセスが終了した後、透明カバーのタッチラインが配置された側を前記従来の表示パネルの封止層31が形成された側に共面接触させて配置することによって、前記従来の表示装置が得られる。
しかしながら、封止層31の縁部の平坦性315が低く、且つ傾斜角314が大きいため、タッチラインは封止層31の表面に配置され難い。タッチラインが封止層31の表面に配置されても、タッチラインは損傷され易く、且つ外力によって封止層31から剥離し易い。
本開示の一実施例において、本来では透明カバー上に製造されるタッチラインを表示パネル(例えば、21)上に配置する、即ち、タッチラインを封止層(例えば15)上に配置するタッチ一体型ディスプレイプロセス(Flexible Multilayering on Cell,FMLOC)を提案する。これによって、表示パネル21を備える表示装置にタッチ機能を提供することができる。
図13及び図14を参照すると、表示パネル(例えば、21)の封止層15の縁部は、FMLOCプロセスに理想的な製造環境を提供する高平坦性155及び低傾斜154を有する。また、タッチラインに対する損傷を防止し、外力によって封止層15又は有機封止層151から剥離する危険性を減少させながら、封止層15又は有機封止層151にタッチラインを効果的に形成し得る。したがって、幾つかの例において、表示パネル21は、さらに、有機封止層151のフレキシブル基板11から離反する側に位置するタッチライン、を含む。
以上、図5~図14を参照して説明した本開示の実施形態によって提供される表示パネル21は、表示領域D及び非表示領域Cを有するフレキシブル基板11と、表示領域Dとダム構造13との間の非表示領域Cに配置された1つ以上の溝14と、を含む。有機封止層151を形成するときに、前記1つ以上の溝14を用いて有機材料を排出し、前記有機封止層151の平坦性を向上させ、ひいては封止層15の縁部の平坦性155を向上させ、傾斜角154を全体的に減少させることができる。また、前記1つ以上の溝14の排出によって、前記有機封止層151と、その上に前記有機封止層151が形成される基板との接触面積を増加させ、前記有機封止層151と前記基板との間の剥離を減少させ、表示パネル21の全体的な品質を向上させることができる。幾つかの例において、タッチラインの製造も容易になる。
また、図15~図17を参照して後述するように、本開示の実施形態は、表示装置を提供する。また、図15~図17に示すX方向及びY方向は、図5~図11に示すX方向及びY方向と同様に規定されることが理解されるべきである。
図15は、表示装置2の第1実施形態の概略構成図1500である。該表示装置2は、本開示の表示パネル21と、表示パネル21に共面接触するように配置される透明カバー22と、を含む。
上述したように、表示装置2は、タッチ機能を一体化したものであってもよい。するタッチ機能を実現するためのタッチライン、例えば図16及び図17に示すタッチライン223は、透明カバー22又は表示パネル21に配置されてもよい。
図16は、表示装置2の第2例及びその製造プロセスの第1例の概略構成図1600である。透明カバー22は、透明基板221と、透明基板221上に配置される偏光板222及びタッチライン223と、を含む。このように、表示装置2の製造過程において、表示パネル21には、そもそもタッチライン223が配置されていない。前記透明基板221は、偏光板222及びタッチライン223が配置された側が表示パネル21、即ち、表示パネル21の封止層15と共面接触する。
図17は、表示装置2の第3例及びその製造プロセスの第2例の概略構成図1700である。透明カバー22は、透明基板221と、透明基板221上に配置される偏光板222と、を含む。表示パネル21は、さらに、封止層15上に配置されるタッチライン223を有する。また、透明基板221の偏光板222が配置された側は、前記表示パネル21と共面接触する。
表示装置2は、表示パネル21上に透明カバー22を載置することによって製造される。図5~14に示すように、表示パネル21は、表示領域D及び非表示領域Cを有するフレキシブル基板11と、表示領域Dとダム構造13との間の非表示領域Cに配置された1つ以上の溝14とを備える。有機封止層151を形成するときに、前記1つ以上の溝14から有機材料を排出させて有機封止層151の平坦性を向上させ、ひいては封止層15全体の縁部の平坦性155を向上させると共に、その傾斜角154を減少させる。また、前記1つ以上の溝14のこのような排出により、有機封止層151と、その上に前記有機封止層151が形成される基板との接触面積を増加させ、有機封止層151と前記基板との間の剥離を減少させ、表示パネル21の全体的な品質を向上させることができる。よって、表示パネル21を備える表示装置2の全体的な品質を向上させることができる。
一実施例として、図16に示すように、透明カバー22の偏光板222及びタッチライン223が配置された側を、Y方向に沿って表示パネル21の封止層15上に載置して、表示装置2を構成する。他の例として、図17に示すように、透明カバー22の偏光板222が配置された側を、Y方向に沿って表示パネル21上に載置して、表示装置2を構成する。上記の例において、このように、タッチライン223は、前記透明カバー22の偏光板222と、前記表示パネル21の封止層15との間に配置される。幾つかの例において、例えば、図16及び図17に示す例では、透明カバー22は、3Dカバー、曲面カバー、又は平面カバーであり得る。
幾つかの例において、表示パネル21を備える表示装置2は、液晶パネル、電子ペーパー、携帯電話、スマートフォン、タブレット、テレビ、ノート型コンピュータ、デジタルフォトフレーム、ナビゲーションなどのような表示機能を有する如何なる製品又は部品であってもよい。幾つかの例において、表示装置2は、フレキシブル表示装置であってもよい。
以上のように、表示装置2は、表示パネル21に透明カバー22を配置することによって形成される。表示パネル21は、表示領域(例えば、D)及び非表示領域(例えば、C)を有するフレキシブル基板(例えば11)と、表示領域Dとダム構造(例えば13)との間の非表示領域Cに配置された1つ以上の溝(例えば14)と、を備える。有機封止層151を形成するときに、前記1つ以上の溝14から有機材料を排出させて、有機封止層151の平坦性を向上させ、ひいては封止層15全体の縁部の平坦性(例えば155)を向上させと共に、その縁部の傾斜角を減少させる(例えば154)。また、前記1つ以上の溝14のこのような排出により、有機封止層151と、その上に前記有機封止層151が形成される基板との接触面積が増加させ、有機封止層151と前記基板との間の剥離を減少させ。よって、表示パネル21の全体的な品質を向上させることができ、表示パネル21を備える表示装置2の全体的な品質を向上させることができる。
また、図18~24に示すように、本開示の一実施例は、表示パネルの製造方法を提供する。図18~24に記載された方法の要素は、より具体的な実施態様を得るために互いに組み合わせることができることが理解されるべきである。例えば、図19を参照して説明された方法の態様は、図18を参照して説明された方法において適用され得る。
図18は、表示パネル(例えば、21)を製造する第1方法のフローチャート1800である。
1802において、剛性基板上に、例えば図21に示すような剛性基板23上に、表示領域(例えば、D)及び非表示領域(例えば、C)を有するフレキシブル基板(例えば11)を形成することができる。幾つかの例において、図19に示すように、1802は、さらに、フレキシブル基板11を剛性基板上に形成する方法の一部又は全部、を含むことができる。
図19は、剛性基板上に、例えば後述の図21に記載の剛性基板23上に、フレキシブル基板(例えば11)を形成する方法のフローチャート1900である。
1902において、剛性基板上に、順次に、第1有機層(例えば111)、第1無機層(例えば112)、及び第2有機層(例えば113)を形成する。幾つかの例において、前記1つ以上の第1溝(例えば141)及び前記1つ以上の第2溝(例えば142)は、フレキシブル基板(例えば11)上に配置され、前記1つ以上の第1溝141及び前記1つ以上の第2溝142のうちの一方又は両方は、第2有機層113上に配置される。
1904において、剛性基板上にフレキシブル基板(例えば11)を形成するように、第2有機層(例えば113)の第1無機層(例えば112)から離反する側に第2無機層(例えば114)をコンフォーマルに形成してもよい。ここでいう「コンフォーマルに」とは、形状を維持することを意味する。例えば、第2膜層上に第1膜層をコンフォーマルに形成することは、第1膜層の表面が第2膜層の表面と共面接触になるように、第1膜層の表面の形状が第2膜層の表面の形状に類似することを意味する。
図18に示すように、任意選択的に、1802の後、1803において、フレキシブル基板11上に、順次に平坦層(例えば16)、バッファ層(例えば17)、第2リード層(例えば18)、絶縁層(例えば19)、及び表示構造層(例えば12)を形成してもよい。幾つかの例において、表示構造層12は、OLED構造層又はQLED構造層などの有機表示構造層であってもよい。幾つかの例において、表示構造層12は、少なくとも、表示領域Dを覆う。
1804において、非表示領域(例えば、C)内に、表示領域(例えば、D)を囲むダム構造(例えば13)を形成してもよい。
1806において、表示領域(例えば、D)とダム構造(例えば13)との間の非表示領域(例えば、C)に、1つ以上の溝(例えば14)を形成してもよい。幾つかの例において、前記1つ以上の溝14は、非連続的な又は非環状の溝と、連続的な又は環状の溝とのうちの一方又は両方を含み得る。幾つかの例において、前記1つ以上の溝14の各々の開口部の幅は、前記溝の底部の幅よりも大きくてもよい。幾つかの例において、前記1つ以上の溝は、1つ以上の第1溝(例えば141)及び1つ以上の第2溝(例えば142)のうちの一方又は両方を含み得る。幾つかの例において、前記1つ以上の第1溝は、平坦層(例えば16)又はフレキシブル基板(例えば11)上に形成されてもよい。幾つかの例において、前記1つ以上の第1溝141は複数の第1溝であってもよく、且つ、前記1つ以上の第1溝は、表示領域Dから離反する方向(X方向)に沿って、徐々に深さが小さくなってもよい。幾つかの例において、前記1つ以上の第2溝142は、フレキシブル基板11に形成されてもよい。幾つかの例において、前記1つ以上の第2溝142は、複数の第2溝であってもよく、且つ、前記1つ以上の第2溝は、表示領域Dから離反する方向Xに沿って、徐々に深さが小さくなってもよい。
1808において、有機封止層(例えば151)をフレキシブル基板(例えば11)上に形成してもよい。幾つかの例において、表示構造層(例えば12)のフレキシブル基板(例えば11)から離反する側に、第1無機封止層(例えば152)及び第2無機封止層(例えば153)の各々を形成してもよい。幾つかの例において、第1無機封止層152と、有機封止層151と、第2無機封止層153とは、順次に被覆又は積層して封止層15を形成してもよい。幾つかの例において、有機封止層151又は封止層15は、表示領域(例えばD)、非表示領域(例えばC)の少なくとも一部、及び前記1つ以上の溝(例えば14)を覆うことができる。
1810において、剛性基板を剥離することができる。
以上のように、表示パネル21を製造する第1の方法は、以下のステップを有する。まず、剛性基板上に、表示領域Dと非表示領域Cとを有するフレキシブル基板11を形成する。次に、非表示領域(例えば、C)内に、表示領域(例えば、D)を囲むダム構造(例えば13)を形成する。そして、表示領域Dとダム構造13との間の非表示領域Cに、1つ以上の溝14を形成した後、フレキシブル基板11を有機封止層151で覆う。このように有機封止層151を形成し、前記1つ以上の溝14が、有機材料を排出して有機封止層151の平坦性を向上させ、封止層15全体の縁部の平坦性(例えば155)を向上させるとともに、その傾斜角(例えば154)を減少させる。また、前記1つ以上の溝14のこのような排出により、有機封止層151と、その上に前記有機封止層151が形成される基板との接触面積が増加し、有機封止層151と前記基板との間の剥離が減少し、表示パネル21全体の品質が向上される。その後、剛性基板を剥離する。
図20は、表示パネル(例えば、21)を製造する第2の方法のフローチャート2000である。一例において、このようにして形成される表示パネル21は、図10に記載の前記表示パネル21である。従って、前記1つ以上の溝(例えば14)は、3つの第1溝141e、141f、141gと、2つの第2溝142c、142dと、を含む。また、第1溝141e、141f、141gは、平坦層16上に形成され、第2溝142c、142dはフレキシブル基板11上に形成される。
2002において、剛性基板23、例えば、図21に記載の剛性基板23上に、表示領域(例えば、D)及び非表示領域(例えば、C)を有するフレキシブル基板(例えば11)と、1つ以上の第2溝(例えば142)を形成する。幾つかの例において、表示領域Dは、表示パネル21の表示機能を実現する領域であり、非表示領域Cは、表示領域D以外の領域であってもよい。以下、剛性基板におけるフレキシブル基板11の形成について、図21を参照して詳細に説明する。
図21は、表示パネル(例えば21)の製造プロセスの第1例のステップの概略図2100である。剛性基板23上において、蒸着、塗布、スパッタリングなどにより、第1有機層111、第1無機層112、第2有機層113を順次形成する。第2有機層113の厚さは、10μm程度に形成される。また、第2有機層113が形成された後、グレイマスクプロセス又はグレイスケールマスクプロセスを用いて、第2有機層113の非表示領域Cに対応する部分をエッチングして、深さの異なる第2溝142Cと、142dとを形成する。ここで、グレイマスクプロセスとは、グレイスケールマスクを利用したフォトリソグラフィープロセス、合成プロセス、又はグラフィックプロセスであり、フォトレジスト塗布、露光、現像、エッチング及びフォトレジスト剥離などが挙げられる。グレイスケールマスク上で、第2溝142c、142dが位置する部分に対応する領域の透過率又は光透過率が互いに異なる。例えば、フォトレジストは、ポジ型フォトレジストであってもよい。このように、第1領域をグレイスケールマスクにおける、深さが深い第2溝142cの所在領域に対応する領域とし、第2領域をグレイスケールマスクにおける深さが浅い第2溝142dの所在領域に対応する領域とすると、第1領域の光透過率は、第2領域の光透過率よりも大きくなる。
第2有機層113上に第2溝142c、142dを形成した後、第2有機層113の第1有機層111から離反する側に、蒸着、塗布又はスパッタリングなどにより第2無機層114をコンフォーマルに形成して、第2溝142c、142dを有するフレキシブル基板11を形成する。
図20に示すように、2004において、フレキシブル基板(例えば11)上に平坦層(例えば16)を形成してもよい。幾つかの例において、平坦層16は、少なくとも、表示領域(例えば、D)を覆う。幾つかの例において、図22に示すように、平坦層16を形成する前に、レキシブル基板11上に、蒸着、塗布、スパッタリングなどにより、表示パネル(例えば21)の1つ以上の機能に寄与し得る追加の膜層をフコンフォーマルに形成してもよい。
図22は、表示パネル(例えば、21)の製造プロセスの第2例のステップを示す概略図2200である。第2無機層114の第1有機層111から離反する側に、バッファ層17、第2リード層18及び絶縁層19を順次にコンフォーマルに塗布する。
また、絶縁層19のフレキシブル基板11から離反する側に、少なくとも表示領域Dを覆う平坦層16を形成することができる。幾つかの例において、平坦層16の厚さは、1.5μm~1.8μm程度であってもよい。幾つかの例において、平坦層16の厚さは、約1.5μmであってもよい。
図20に示すように、2006において、平坦層(例えば16)上に1つ以上の第1凹部(例えば141)を形成してもよい。以下、図23を参照して、平坦層16に1つ以上の第1溝141を形成することについて、さらに詳細に説明する。
図23は、表示パネル(例えば21)の製造プロセスの第3例の概略図2300である。グレイマスクプロセス、例えば図21に示すグレイマスクプロセスを用いて、平坦層16の非表示領域Cをエッチングして深さの異なる第1溝141e、141f、141gを形成する。
図20は、2008において、平坦層(例えば16)のフレキシブル基板(例えば11)から離反する側の表示領域(例えば、D)上に、表示構造層(例えば12)を形成する。以下、図24を参照して、平坦層16上に表示構造層12を形成することについて、さらに詳細に説明する。
図24は、表示パネル(例えば、21)の製造プロセスの第4例の概略図2400である。幾つかの例において、絶縁層19のフレキシブル基板11から離反する側に、蒸着、塗布、スパッタリングなどにより第1リード層(図24には図示せず)を形成し、その後、フォトリソグラフィ処理を行う。幾つかの例において、第1リード層は、ソースリード及びドレインリードを含むソース・ドレインリード層であってもよい。幾つかの例において、第1リード層は、平坦層16と重ならなくてもよい。幾つかの例において、第1リード層は、チタン又はアルミニウムから形成されてもよい。次に、平坦層16のフレキシブル基板11から離反する側に、蒸着、塗布、スパッタリングなどにより第3リード層101を形成し、その後、フォトリソグラフィ処理を行う。幾つかの例において、第3リード層101は、カソード配線層であってもよい。次に、第3リード層101のフレキシブル基板11から離反する側の表示領域Dに、表示構造層12を形成する。幾つかの例において、表示構造層12は、1つ以上のOLEDデバイス121を含むOLED構造層であってもよい。
図20に示すように、2010において、非表示領域(例えば、C)の縁部にダム構造(例えば13)を形成してもよい。幾つかの例において、ダム構造13は、環状であってもよい。幾つかの例において、表示構造層(例えば12)を形成した後、蒸着、塗布、スパッタリングなどにより、フレキシブル基板(例えば11)上に膜層を形成する。そして、該膜層をフォトリソグラフィ処理してダム構造13を形成する。
幾つかの例において、表示構造層12の形成と同時にダム構造13を形成してもよく、こうして、ダム構造13の形成と、表示構造層12の形成とは、少なくとも1回のパターニング処理を共有させ得る。例えば、ダム構造13は、第1構造層と、第2構造層とを含み得る。第1構造層は、表示構造層12における画素定義層と同一の層に形成可能であり、即ち、同一のフォトリソグラフィ処理によって形成されてもよい。また、第2構造層は、表示構造層12における発光層と同一の層に形成されてもよい。このように、ダム構造13の製造プロセスと表示構造層12の製造プロセスは、2回のパターニング処理を共有し得る。
2012において、フレキシブル基板(例えば11)上に有機封止層(例えば151)を形成してもよい。幾つかの例において、有機封止層151又は封止層(例えば15)は、表示領域(例えば、D)と、非表示領域(例えば、C)の少なくとも一部と、1つ以上の溝(例えば14)と、を覆うことができる。幾つかの例において、有機封止層151又は封止層15は、表示構造層(例えば12)のフレキシブル基板11から離反する側に形成される前記1つ以上の第1溝141と、前記1つ以上の第2溝142と、を覆うことができる。
幾つかの例において、表示構造層(例えば12)のフレキシブル基板(例えば11)から離反する側に、第1無機封止層(例えば152)及び第2無機封止層(例えば153)の各々を形成してもよい。幾つかの例において、第1無機封止層152と、有機封止層151と、第2無機封止層153とは、順次に、被覆又は積層して封止層15を形成してもよい。例えば、化学気相蒸着(CVD)を用いて、第2平坦層102のフレキシブル基板11から離反する側に、第1無機封止層152を蒸着する。その後、有機封止層151をインクジェット印刷(IJP)により形成してもよい。次に、CVDを用いて第2無機封止層153を形成してもよい。
有機封止層(例えば151)を形成するときに、前記1つ以上の第1溝(例えば141)は、非表示領域(例えば、C)の各領域に有機材料を均一に分布させるように、有機材料(例えば、ポリイミド材料)の流速を減少することができる。また、有機封止層151を形成すると同時に、前記1つ以上の第2溝(例えば142)は、有機材料の流速を急激に減少させ、有機封止層151の縁部を画定するダム構造13から有機材料が溢れ出ることを防止する。
2014において、有機封止層151のフレキシブル基板11から離反する側に、タッチライン223を形成してもよい。
2016において、剛性基板を剥離することができる。
任意選択的に、幾つかの例において、前記1つ以上の溝(例えば14)が、1つのみ又は複数の第1溝(例えば141)を含んでもよく、且つ前記1つ以上の第1溝141が平坦層(例えば16)上に形成される幾つかの例において、2002は、代わりに、剛性基板(例えば、23)上にフレキシブル基板(例えば11)を形成することを含んでもよく、該フレキシブル基板11は、完全なプレート状構造を呈してもよい。また、2012は、代わりに、表示構造層(例えば12)のフレキシブル基板11から離反する側に、前記1つ以上の第1溝141を覆う有機封止層(例えば151)を形成することを含んでもよい。これに応じて、他の方法のステップはすべて同様である。
任意選択的に、前記1つ以上の溝(例えば14)が、フレキシブル基板(例えば11)上に形成される幾つかの例において、2002は、代わりに、1剛性基板(例えば、23)上に1つ以上の溝14を有するフレキシブル基板11を形成することを含んでもよい。また、2006は省略可能である。また、2012は、代わりに、表示構造層(例えば12)のフレキシブル基板11から離反する側に、有機封止層(例えば151)を形成することを含んでもよい。これに応じて、他の方法のステップはすべて同様である。
図18~図24を参照して上記で詳細に説明した製造プロセス及び方法において、前記1つ以上の溝(例えば14)の数量、深さ、又はタイプ(例えば、非連続、連続)は、実際の製造要求に基づいて設定され、本開示の任意の実施形態によって限定されないことを理解されるべきである。
第1リード層、第2リード層(例えば18)、第3リード層(例えば101)の各々は、本開示で説明するものに加えて、他のタイプのリード層であってもよいことを理解されるべきである。また、1つ以上の層の任意のセットは、任意の他の1つ以上の層のセットに対して、任意の順序で配置される。本開示の実施形態は、例示的なものであり、これに限定されない。
図18~図24を参照して上記で詳細に説明した製造プロセス及び方法の特定のステップは、説明の便宜及び簡潔性のために、装置の実施形態における対応するプロセス/部分に参照されることが当業者には明らかであり、その詳細はここでは再び説明しない。
以上のように、表示パネル(例えば21)の製造方法は、表示領域(例えば、D)及び非表示領域(例えば、C)を有するフレキシブル基板(例えば11)を形成するステップと、表示領域Dとダム構造(例えば13)との間の非表示領域Cに形成された1つ以上の溝(例えば14)と、を含む。有機封止層(例えば151)を形成するときに、前記1つ以上の溝14は、有機材料を排出して、有機封止層151の平坦性を向上させ、これによって、封止層(例えば15)全体の縁部の平坦性(例えば155)を向上させ、傾斜角(例えば154)を減少させることができる。また、このような1つ以上の溝14の排出により、前記有機封止層151と、その上に前記有機封止層151が形成される基板との接触面積を増加させ、前記有機封止層151と前記基板との間の剥離を減少させ、表示パネル21の全体的な品質を向上させることができる。
このように提供される表示パネルは、表示領域及び非表示領域を有するフレキシブル基板を備え、環状ダム構造は、非表示領域に位置し、表示領域を囲むように形成され、前記表示領域と前記環状ダム構造との間の前記非表示領域には、1つ以上の溝が形成され、前記環状ダム構造と前記1つ以上の溝は、前記有機封止層の形成するときに有機材料を排出することができる。環状ダム構造と溝排出による技術的効果は、有機封止層の平坦性を向上させ、有機封止層と前記有機封止層が配置された基板との間の剥離を減少させ得ることである。
一例において、表示パネルは、表示領域及び非表示領域を有するフレキシブル基板と、前記非表示領域に位置し、前記表示領域囲むように形成されたダム構造と、前記表示領域と前記ダム構造との間の前記非表示領域に形成された1つ以上の溝と、前記表示領域、前記非表示領域の少なくとも一部及び前記1つ以上の溝を覆う有機封止層と、を含む。
任意選択的に、表示パネルにおいて、前記1つ以上の溝部は、複数の溝を含み、前記複数の溝の各々は、前記複数の溝の隣接する溝から隔離されている。
任意選択的に、表示パネルにおいて、さらに、フレキシブル基板上に配置され、少なくとも表示領域を覆う平坦層を含み、前記複数の溝は、1つ又は複数の第1溝及び1つ又は複数の第2溝のうちの一方又は両方を含み、前記1つ以上の第1溝は、表示領域と平坦層の縁部との間に形成され、前記1つ以上の第2溝は、平坦層の縁部とダム構造との間の領域に形成される。
任意選択的に、表示パネルにおいて、前記1つ以上の第1溝は、平坦層又はフレキシブル基板上に形成される。
任意選択的に、表示パネルにおいて、前記1つ以上の第2溝は、フレキシブル基板に形成される。
任意選択的に、表示パネルにおいて、前記1つ以上の第1溝は、表示領域から離反する方向に沿って深さが減少する複数の第1溝を有する。
任意選択的に、表示パネルにおいて、前記1つ以上の第2溝は、前記表示領域から離反する方向に沿って深さが減少する複数の第2溝を有する。
任意選択的に、表示パネルにおいて、又は、フレキシブル基板は、順次に積層された第1有機層と、第1無機層と、第2有機層と、第2無機層とを有し、且つ、前記1つ以上の第1溝及び前記1つ以上の第2溝のうちの一方又は両方は、前記第2有機層の前記第2無機層に近接する側に形成される。
任意選択的に、表示パネルにおいて、前記1つ以上の溝の各々の溝の開口部の幅は、前記溝の底部の幅より大きいである。
任意選択的に、表示パネルにおいて、前記1つ以上の溝の各々の溝は、非連続的な溝及び連続的な溝のうちの一方又は両方を含む。
任意選択的に、表示装置は、表示パネルと、透明カバーとを含み、透明カバーは、表示パネルと共面接触している。
任意選択的に、表示装置において、透明カバーは、透明基板、偏光板及びタッチラインを含み、偏光板及びタッチラインは、前記透明基板上に配置され、前記透明基板の偏光板及びタッチラインが配置された側が前記表示パネルと共面接触している。
任意選択的に、表示装置において、透明カバーは、その上に偏光板が配置された透明基板を含み、前記表示パネルは、さらに、前記有機封止層に配置されたタッチラインを含み、前記透明基板の偏光板が配置された側が前記表示パネルと共面接触している。
任意選択的に、前記表示装置において、前記透明カバーは、3Dカバーである。
他の一例において、表示パネルの製造方法は、剛性基板上に、表示領域及び非表示領域を有するフレキシブル基板を形成するステップと、非表示領域内において表示領域を囲むダム構造を形成するステップと、表示領域とダム構造との間の非表示領域上に1つ以上の溝を形成するステップと、フレキシブル基板上に有機封止層を形成するステップと、剛性基板を剥離するステップと、を含み、有機封止層は、表示領域、非表示領域の少なくとも一部及び前記1つ以上の溝を覆う。
任意選択的に、前記方法は、さらに、フレキシブル基板上に平坦層を形成するステップと、平坦層のフレキシブル基板から離反する側の表示領域上に表示構造層を形成するステップと、を含み、平坦層は、少なくとも、表示領域を覆い、前記1つ以上の溝は、1つ以上の第1溝及び1つ以上の第2溝のうちの一方又は両方を含み、前記1つ以上の第1溝は、表示領域と平坦層の縁部との間に形成され、前記1つ以上の第2溝は、平坦層の縁部とダム構造との間の領域に形成される。
任意選択的に、前記方法において、平坦層又はフレキシブル基板上に前記1つ以上の第1溝を形成する。
任意選択的に、前記方法において、フレキシブル基板上に前記1つ以上の第2溝を形成する。
任意選択的に、前記方法において、前記1つ以上の第1溝は、前記表示領域から離反する方向に沿って深さが減少する複数の第1溝を有する。
任意選択的に、前記方法において、前記1つ以上の第2溝は、前記表示領域から離反する方向に沿って深さが減少する複数の第2溝を有する。
任意選択的に、前記方法において、剛性基板上にフレキシブル基板を形成するステップは、剛性基板上に第1有機層、第1無機層及び第2有機層を、順次に形成する段階と、第2有機層の第1無機層から離反する側に第2無機層をコンフォーマルに形成する段階と、を含み、前記1つ以上の第1溝及び前記1つ以上の第2溝のうちの一方又は両方は、第2有機層上に形成される。
任意選択的に、前記方法において、さらに、前記有機封止層の前記フレキシブル基板から離反する側にタッチラインを形成する段階を含む。
任意選択的に、前記方法において、ダム構造の形成と表示構造層の形成とは、少なくとも1回のパターニング処理を共有する。
任意選択的に、前記方法において、前記1つ以上の溝は、非連続的な溝及び連続的な溝のうちの一方又は両方を含み、前記1つ以上の溝の各々の開口部の幅は、前記溝の底部の幅より大きい。
図1~17及び図21~24は、本明細書に記載の様々な構成要素の相対的な配置を例示的に示す。互いに直接接触又は直接結合されるものとして示される場合、少なくとも一例において、そのような要素は、それぞれ直接接触又は直接結合されると呼ばれる。同様に、互いに隣接して示される要素は、少なくとも一例において、それぞれ互いに隣接してよい。一例において、互いに面で接触して配置された構成要素は、共面接触された構成要素と呼ばれる。他の一例として、互いに離れて配置され、それらの間に間隔を有する他の構成要素を有さない要素は、少なくとも一例においてこのように言及され得る。さらに他の一例において、互いに上/下に示される要素、互いに対向する側面に示される要素、又は互いに左/右に示される要素は、互いに相対的な要素と呼ばれる。さらに、図に示されるように、少なくとも一例において、最頂部の要素又は要素の最頂点は、構成要素の「頂部」と呼ばれ、最低層の要素又は要素の最低点は、構成要素の「底部」と呼ばれる。本明細書で使用される頂部/底部、上部/下部、上方/下方は、図面の縦軸に対して相対的なものであり、図面の要素の互いに対する位置決めを説明するために使用される。このように、一例において、他の要素の上方に示される要素は、他の要素に垂直な上方に配置される。さらに一例において、図に示される要素の形状は、それらの形状(例えば、円形、直線状、平面状、曲線状、弧状、面取り、角形など)を有するものと呼ばれる。さらに、少なくとも一例において、互いに交差するように示される要素は、交差要素又は互いに交差すると呼ばれる。また、他の構成要素の内部に示される構成要素、又は他の構成要素の外部に示される構成要素は、一例において、このように言及され得る。要素は、ほぼ一定の縮尺で描かれてもよく、図に示される相対的な寸法に限定されるべきではない。
添付の特許請求の範囲は、特に、新規かつ非自明であると見なされる、特定の組み合わせ及びサブ組み合わせを指摘する。これらの特許請求の範囲は、「1つの」要素、「第1」要素又はその等価物を指すことができる。そのような特許請求の範囲は、1つ以上のそのような要素の組み合わせを含むものとして理解されるべきであり、2つ又はそれ以上のそのような要素を要求したり排除したりするものではない。開示された特徴、機能、要素、及び/又は特性の他の組み合わせ及びサブ組み合わせは、本特許請求の範囲を修正することによって、又は本特許請求の範囲又は関連出願における新規の特許請求の範囲を提案することによって、特許請求され得る。そのような修正した又は新規の特許請求の範囲は、元の特許請求の範囲よりも広い、狭い、同一である、又は異なる範囲であるかにかかわらず、本開示の主題に含まれると見なされる。
上記の実施形態は、本開示の構想の原理を説明するための例示的な実施形態に過ぎず、本開示の概念がこれに限定されないことを理解されるべきである。本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、当業者は様々な変更や改良を行うことが可能であり、そのような変更や改良は、すべて本開示の範囲内に含むものとする。

Claims (18)

  1. 表示領域及び非表示領域を有するフレキシブル基板であって、順次に積層される第1有機層、第1無機層、第2有機層、及び第2無機層を有する、前記フレキシブル基板と、
    前記非表示領域に位置し、前記表示領域を囲むように形成されるダム構造と、
    前記フレキシブル基板上に形成され、少なくとも前記表示領域を覆う平坦層と、
    前記表示領域と前記ダム構造との間の前記非表示領域上に形成された複数の溝であって、前記表示領域と前記平坦層の縁部との間に形成される複数の第1溝、及び前記平坦層の縁部と前記ダム構造との間の領域に形成される複数の第2溝のうちの一方又は両方を含む前記複数の溝であって、前記複数の第1溝及び前記複数の第2溝のうちの一方又は両方は、前記第2有機層の前記第2無機層に近接する側に形成される、前記複数の溝と、
    前記表示領域、前記非表示領域の少なくとも一部、及び前記複数の溝を覆う有機封止層と、を備える、
    表示パネル。
  2. 前記複数の溝の各々は、前記複数の溝のうちの隣接する溝から隔離されている、
    請求項1に記載の表示パネル。
  3. 前記複数の第1溝は、前記平坦層又は前記フレキシブル基板上に形成される、
    請求項に記載の表示パネル。
  4. 前記複数の第2溝は、前記フレキシブル基板上に形成される、
    請求項に記載の表示パネル。
  5. 前記複数の第1溝は、前記表示領域から離反する方向に沿って深さが減少する複数の第1溝を有する、
    請求項に記載の表示パネル。
  6. 前記複数の第2溝は、前記表示領域から離反する方向に沿って深さが減少する複数の第2溝を有する、
    請求項又はに記載の表示パネル。
  7. 前記複数の溝の各々の開口部の幅は、前記溝の底部の幅よりも大きい、
    請求項1に記載の表示パネル。
  8. 前記複数の溝は、非連続的な溝及び連続的な溝のうちの一方又は両方を有する、
    請求項1に記載の表示パネル。
  9. 請求項1~のいずれか一項に記載の表示パネルと、
    前記表示パネルに共面接触している透明カバーと、を有する、
    表示装置。
  10. 前記透明カバーは、透明基板、偏光板及びタッチラインを含み、前記偏光板及び前記タッチラインは、前記透明基板上に配置され、
    前記透明基板の前記偏光板及び前記タッチラインが配置された側が、前記表示パネルに共面接触する、
    請求項に記載の表示装置。
  11. 前記透明カバーは、その上に偏光板が配置される透明基板を含み、
    前記表示パネルは、さらに、前記有機封止層上に配置されたタッチラインを含み、
    前記透明基板の前記偏光板が配置された側が、前記表示パネルに共面接触する、
    請求項に記載の表示装置。
  12. 剛性基板上に、表示領域及び非表示領域を含むフレキシブル基板を形成するステップであって、前記フレキシブル基板は、順次に積層される第1有機層、第1無機層、第2有機層、及び第2無機層を有する、ステップと、
    前記非表示領域に、前記表示領域を囲むダム構造を形成するステップと、
    前記フレキシブル基板上に、平坦層を形成するステップと、
    前記表示領域と前記ダム構造との間の非表示領域上に複数の溝を形成するステップであって、前記複数の溝は、前記表示領域と前記平坦層の縁部との間に形成される複数の第1溝、及び前記平坦層の縁部と前記ダム構造との間の領域に形成される複数の第2溝のうちの一方又は両方を含み、前記複数の第1溝及び前記複数の第2溝のうちの一方又は両方は、前記第2有機層の前記第2無機層に近接する側に形成される、ステップと、
    フレキシブル基板上に有機封止層を形成するステップと、
    前記剛性基板を剥離するステップと、を含み、
    前記有機封止層は、表示領域、非表示領域の少なくとも一部及び複数の溝を覆う、
    表示パネルの製造方法。
  13. 前記平坦層の前記フレキシブル基板から離反する側の表示領域上に表示構造層を形成するステップと、を含み、
    前記平坦層は、少なくとも前記表示領域を覆う、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記複数の第1溝は、前記平坦層又は前記フレキシブル基板上に形成される、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記複数の第2溝は、前記フレキシブル基板上に形成される、
    請求項13に記載の方法。
  16. 前記複数の第1溝は、前記表示領域から離反する方向に沿って深さが徐々に減少する複数の第1溝を有する、
    請求項13に記載の方法。
  17. 前記複数の第2溝は、前記表示領域から離反する方向に沿って深さが徐々に減少する複数の第2溝を有する、
    請求項13に記載の方法。
  18. 前記複数の溝は、非連続的な溝及び連続的な溝の一方又は両方を含み、
    前記複数の溝の各々の開口の幅は、前記溝の底部の幅よりも大きい、
    請求項12に記載の方法。
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