JP7318468B2 - ビードコアの製造装置 - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤを構成するビードコアの製造装置に関する。
車両に用いられる空気入りタイヤは、地面に接地するトレッド、このトレッドの軸方向両側に連なり径方向内方へ延びるサイドウォール、及びサイドウォールの径方向内方の端部に配置されたビード等を備えている。ビードには、スチール等の金属により形成されたビードコアが設けられている。
ビードコアは、1本又は複数本のビードワイヤを円環状に巻き重ねることによって形成されている。特許文献1には、ワイヤリールから引き出されたビードワイヤを円盤状のビードフォーマへ送り、ビードフォーマの外周面に巻き付けることによってビードコアを製造する装置が開示されている。
特開2006-137381号公報
特許文献1の製造装置においては、ビードリールに巻き付けているビードワイヤが無くなった場合(材料切れの場合)やビードリールの近傍でビードワイヤが切断された場合などに、ビードワイヤがビードリールからビードフォーマまでの所定の経路(ガイドローラ等)から外れてしまうことがあり、運転再開のためには前記経路にビードワイヤを通し直す必要がある。このような作業は非常に時間がかかるため、生産ロスの原因となる。
本発明は、材料切れ等の際に、ビードワイヤがビードフォーマまでの経路から外れてしまうのを抑制することができる、ビードコアの製造装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、
ビードワイヤが巻かれているワイヤリールと、
前記ワイヤリールから引き出された前記ビードワイヤが巻き付けられ、円環状のビードコアを成形するビードフォーマと、
前記ビードワイヤの長さ方向に間隔をあけて配置された一対のワイヤ送りローラを有し、かつ、前記ワイヤリールから前記ビードフォーマへ前記ビードワイヤを送るワイヤ送り機構と、
前記一対のワイヤ送りローラの間に配置されたテンションローラを有し、かつ、前記テンションローラにより前記ビードワイヤに張力を付与する張力付与機構と、
前記ワイヤ送り機構と前記ビードフォーマとの間に配置され、前記ビードワイヤを把持可能な把持機構と、
前記一対のワイヤ送りローラの間で前記ビードワイヤが緩んだときに、前記把持機構を作動させる作動手段と、を備えている。
以上のような構成において、ワイヤリールにおいて材料切れが生じたり、ビードワイヤが切断されたりすると、一対のワイヤ送りローラの間でビードワイヤが緩む。このとき、本発明の製造装置では、把持機構が作動手段によって作動し、ビードワイヤを把持するので、ワイヤリールからビードフォーマまでの所定の経路からビードワイヤが外れてしまうのを抑制することができる。
(2)好ましくは、前記作動手段は、前記テンションローラによって前記ビードワイヤに張力が付与されないことを検出し、前記把持機構を作動させる。
一対のワイヤ送りローラの間でビードワイヤが緩むと、テンションローラによって張力が付与されない状態となる。作動手段は、この状態を検出して把持機構を作動させることによって、適切にビードワイヤを把持することができる。
(3)好ましくは、前記張力付与機構は、伸長又は収縮することによって前記テンションローラを移動させ前記ビードワイヤに張力を付与する第1シリンダを備え、
前記作動手段は、前記第1シリンダが所定の制限位置まで伸縮することで操作されるシリンダスイッチを備え、このシリンダスイッチの操作に基づいて前記把持機構を作動させる。
この構成によれば、テンションローラによってビードワイヤの張力が付与されなくなると、例えば第1シリンダが制限位置まで伸縮し、シリンダスイッチが操作される。したがって、このシリンダスイッチの操作に基づいて把持機構を作動させることで、適切にビードワイヤを把持することができる。
(4)好ましくは、前記把持機構は、前記シリンダスイッチのオン操作によって電力が供給されて作動する。
このような構成によって、材料切れ等が生じたときに即座に把持機構を作動させ、ビードワイヤWを把持することができる。
(5)好ましくは、前記把持機構は、互いに接近・離反可能に設けられた一対のクランプ部材を有するクランプと、少なくとも一方の前記クランプ部材を移動させ、前記一対のクランプ部材で前記ビードワイヤを把持する態様と把持を解除する態様とを切り換える第2シリンダとを備える。
このような構成によって、第2シリンダを伸縮させることによって迅速にクランプによってビードワイヤを把持することができる。
本発明によれば、材料切れ等の際に、ビードワイヤがビードフォーマまでの経路から外れてしまうのを防止することができる。
空気入りタイヤの一例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る製造装置を示す概略的な構成図である。 ビードフォーマの外周部の断面図である。 把持機構を示す正面説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[空気入りタイヤの構成]
図1は、空気入りタイヤの一例を示す断面図である。
図1において、空気入りタイヤ1は、トレッド2と、トレッド2の軸方向の両端からタイヤ半径方向内方に向かってのびるサイドウォール3と、各サイドウォール3のタイヤ半径方向の内方端に位置するビード4とを備えている。各ビード4には、リング状のビードコア4aが設けられている。
軸方向両側のビードコア4a間にはカーカス5が架け渡され、カーカス5のタイヤ半径方向外側かつトレッド2の内方にはベルト層6が設けられている。カーカス5は、トレッド2からサイドウォール3を経てビードコア4aに至る本体部5aの両端に、該ビードコア4aの廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返される折返し部5bを備えている。本体部5aと折返し部5bとの間には、前記ビードコア4aからタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム4bが設けられ、ビード4からサイドウォール3にかけて補強しかつタイヤ横剛性を高めている。
ビードコア4aは、1本乃至複数本(例えば2本)のビードワイヤを多列多段に巻回することによって円環状に形成されている。ビードコア4aの縦断面形状は、長方形又は正方形等の矩形状、六角形等の多角形状に形成される。ビードワイヤは、その周囲がゴム層で被覆されている。
[ビードコアの製造装置の構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る製造装置を示す概略的な構成図である。
製造装置10は、ワイヤリール11、ワイヤ送り機構12、張力付与機構13、把持機構14、ビードフォーマ15、作動手段16等を有する。
ワイヤリール11は、ビードコア4aの材料となるビードワイヤWが巻かれており、回転することによって、巻かれているビードワイヤWを引き出すことができる。ワイヤリール11は、モータ等を含む駆動装置17によって回転駆動される。
ワイヤ送り機構12は、ワイヤリール11から引き出されたビードワイヤWをビードフォーマ15へ向けて送るために用いられる。ワイヤ送り機構12は、一対のワイヤ送りローラ21を有している。
一対のワイヤ送りローラ21は、ビードワイヤWの長さ方向に間隔をあけて配置されている。ワイヤ送りローラ21は、モータ等を含む駆動装置18によって回転駆動される。
張力付与機構13は、テンションローラ22と、アクチュエータ23とを有する。テンションローラ22は、一対のワイヤ送りローラ21の間に配置されている。テンションローラ22は、一対のワイヤ送りローラ21の間に位置するビードワイヤWに押し付けられることによってビードワイヤWに張力を付与する。
アクチュエータ23は、エアシリンダ等の伸縮運動する第1シリンダにより構成されている。第1シリンダ23は、本体部23aと、本体部23aに摺動自在に設けられたロッド23bとを有する。第1シリンダ23は、本体部23aに対してロッド23bを摺動させることによって伸縮する。ロッド23bの先端には、テンションローラ22が回転自在に取り付けられている。第1シリンダ23は、収縮することによってテンションローラ22をビードワイヤWに押し付ける。
把持機構14は、ワイヤ送り機構12とビードフォーマ15との間に配置されている。把持機構14は、ワイヤリール11において材料切れが生じた場合やワイヤリール11の近傍でビードワイヤWが切断された場合等に、ビードワイヤWを把持することによって、ワイヤリール11からビードフォーマ15までの経路からビードワイヤWが外れることを抑制するものである。把持機構14の詳細については後述する。
ビードフォーマ15は、円盤状に形成されている。ビードフォーマ15の外周面には、図3に示すような溝15aが形成され、この溝15a内に、ビードワイヤWを多列多段に巻き付けることによって、矩形断面のビードコア4aを成形する。ビードフォーマ15は、モータ等を含む駆動装置19によって回転駆動される。
図示はしていないが、製造装置10は、ワイヤ送り機構12とビードフォーマ15との間に、ビードワイヤWのクセを除去するローラや、ビードワイヤWにゴムを被覆する装置等をさらに備えている。
ワイヤリール11、ワイヤ送り機構12、ビードフォーマ15等の駆動装置17,18,19、張力付与機構13の第1シリンダ23、及びその他の装置は、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)等の制御装置20により制御される。制御装置20は、CPU等の演算部、RAM及びROM等の記憶部を備え、記憶部にインストールされたプログラムを演算部が実行することによって所定の機能を発揮する。制御装置20は、各種センサの信号やスイッチの信号が入力され、その入力信号等に基づいて駆動装置17,18,19等の動作を制御する。
(把持機構14の具体的構成)
図4は、把持機構を示す正面説明図である。
把持機構14は、クランプ25と、アクチュエータ26とを有する。クランプ25は、互いに接近・離反可能に配置された一対のクランプ部材25a,25bを有している。ビードワイヤWは、一対のクランプ部材25a,25bの間に配置され、一対のクランプ部材25a,25bを接近させることによって把持される。
アクチュエータ26は、エアシリンダ等の伸縮運動を行う第2シリンダにより構成されている。第2シリンダ26は、本体部26aと、本体部26aに摺動自在に設けられたロッド26bとを有する。第2シリンダ26は、本体部26aに対してロッド26bを摺動させることによって伸縮する。
第2シリンダ26のロッド26bの先端には、クランプ25の一方のクランプ部材25bが連結されている。第2シリンダ26は、ロッド26bを伸縮させることによって他方のクランプ部材25aに対して一方のクランプ部材25bを接近・離反させる。第2シリンダ26の本体部26aには、エアコンプレッサ等の駆動装置27が接続されている。
把持機構14の第2シリンダ26は、作動手段16によって作動する。作動手段16は、張力付与機構13の第1シリンダ23に設けられたシリンダスイッチ23cを有する。シリンダスイッチ23cは、第1シリンダ23の伸縮によって操作される。具体的に、シリンダスイッチ23cは、第1シリンダ23が収縮限界位置に達したときにオンされ、収縮限界位置よりも伸長したときにオフされるように構成されている。
シリンダスイッチ23cは、把持機構14の駆動装置27の電力供給回路28に接続され、オンオフ操作によって駆動装置27への電力の供給と遮断とを切り換える。したがって、作動手段16は、制御装置20による制御系統から切り離された独立した電気回路によって把持機構14を作動させる。
図1に示すように、ビードコア4aの製造中、ワイヤリール11に巻かれたビードワイヤWが無くなった場合(材料切れが生じた場合)や、ワイヤリール11とワイヤ送り機構12との間でビードワイヤWが切断された場合等、一対のワイヤ送りローラ21間でビードワイヤWが緩む。このとき、ビードワイヤWに押し付けられているテンションローラ22がビードワイヤWからの反力を受けなくなるため、第1シリンダ23は収縮限界位置まで収縮する。シリンダスイッチ23cは、ロッド23bが収縮限界位置まで収縮することによってオンされる。
シリンダスイッチ23cがオンされると、図4に示すように、把持機構14の駆動装置27に電力が供給され、第2シリンダ26が伸長する。これにより、クランプ25の第1クランプ部材25aと第2クランプ部材25bとが接近し、ビードワイヤWが把持される。
以上のような動作により、ワイヤリール11において材料切れ等が生じたとしても、ワイヤリール11からビードフォーマ15へ到る所定の経路からビードワイヤWが外れてしまうことが抑制される。そのため、運転を再開するときに、ビードワイヤWを所定の経路に通し直す作業が不要又は簡略化され、短時間に運転を再開することができ、生産ロスを抑制することができる。
なお、第1シリンダ23は、伸長することによってテンションローラ22をビードワイヤWに押し付けるように構成されていてもよい。この場合、シリンダスイッチ23cは、第1シリンダ23が伸長限界位置に達したときにオンされ、伸長限界位置よりも収縮したときにオフされるように構成される。そして、ビードコア4aの製造中、材料切れ等が生じた場合に、一対のワイヤ送りローラ21間でビードワイヤWが緩むと、第1シリンダ23が伸長限界まで伸長し、シリンダスイッチ23cがオンされることになる。また、シリンダスイッチ23cは、第1シリンダ23が収縮限界位置又は伸長限界位置に達する前にオンされるように設けられてもよい。
作動手段16は、シリンダスイッチ23cのオンオフ操作によって、第2シリンダ26の駆動装置27への電力の供給と遮断とを直接的に切り換えているが、シリンダスイッチ23cの操作によってリレーを開閉し、このリレーの閉動作によって把持機構14を作動させてもよい。
第1シリンダ23及び第2シリンダ26は、エアシリンダに限らず、油圧シリンダ等の他の形式のシリンダであってもよい。
(本実施形態の作用効果)
(1)以上説明したように、本実施形態のビードコア4aの製造装置10は、ビードワイヤWが巻かれているワイヤリール11と、ワイヤリール11から引き出されたビードワイヤWが巻き付けられ、円環状のビードコア4aを成形するビードフォーマ15と、ビードワイヤWの長さ方向に間隔をあけて配置された一対のワイヤ送りローラ21を有し、かつ、ワイヤリール11からビードフォーマ15へビードワイヤWを送るワイヤ送り機構12と、一対のワイヤ送りローラ21の間に配置されたテンションローラ22を有し、かつ、テンションローラ22によりビードワイヤWに張力を付与する張力付与機構13と、ワイヤ送り機構12とビードフォーマ15との間に配置され、ビードワイヤWを把持可能な把持機構14と、前記一対のワイヤ送りローラ21の間でビードワイヤWが緩んだときに、把持機構14を作動させる作動手段16と、を備える。
以上の構成により、ワイヤリール11において材料切れが生じたり、ワイヤリール11の近傍でビードワイヤWが切断されたりした場合に、把持機構14がビードワイヤWを把持することで、ワイヤリール11からビードフォーマ15までの所定の経路からビードワイヤWが外れてしまうのを抑制することができる。
(2)作動手段16は、テンションローラ22によって前記ビードワイヤWに張力が付与されないことを検出し、前記把持機構を作動させる。したがって、一対のワイヤ送りローラ21の間でビードワイヤWが緩んだことをテンションローラ22による張力の付与状態によって検出することができ、適切なタイミングでビードワイヤWを把持することができる。
(3)張力付与機構13は、伸長又は収縮することによってテンションローラ22を移動させビードワイヤWに張力を付与する第1シリンダ23を備え、作動手段16は、第1シリンダ23が所定の制限位置(収縮限界位置又は伸長限界位置)まで伸縮することで操作されるシリンダスイッチ23cを備え、このシリンダスイッチ23cの操作に基づいて把持機構14を作動させる。この構成により、テンションローラ22によってビードワイヤWに張力が付与されなくなると、第1シリンダ23が制限位置まで伸長又は収縮し、シリンダスイッチ23cが操作される。したがって、シリンダスイッチ23cの操作に基づいて把持機構14を作動させることで、適切にビードワイヤWを把持することができる。
(4)把持機構14は、ワイヤリール11、ワイヤ送り機構12、ビードフォーマ15の駆動装置17,18,19等を制御する制御装置20によって作動するのではなく、作動手段16を構成するシリンダスイッチ23cのオン操作により電力が供給されて作動する。そのため、材料切れ等が生じたときに即座に把持機構14を作動させ、ビードワイヤWを把持することができる。
(5)把持機構14は、互いに接近・離反可能に設けられた一対のクランプ部材25a,25bを有するクランプ25と、少なくとも一方のクランプ部材25bを移動させ、一対のクランプ部材25a,25bでビードワイヤWを把持する態様と把持を解除する態様とを切り換える第2シリンダ26とを備える。この構成により、第2シリンダ26を伸縮させることによって迅速にクランプ25でビードワイヤWを把持することができる。
以上、本発明の実施形態が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。
4a :ビードコア
10 :製造装置
11 :ワイヤリール
12 :ワイヤ送り機構
13 :張力付与機構
14 :把持機構
15 :ビードフォーマ
16 :作動手段
21 :ワイヤ送りローラ
22 :テンションローラ
23 :第1シリンダ
23c :シリンダスイッチ
25 :クランプ
26 :第2シリンダ
W :ビードワイヤ

Claims (5)

  1. ビードワイヤが巻かれているワイヤリールと、
    前記ワイヤリールから引き出された前記ビードワイヤが巻き付けられ、円環状のビードコアを成形するビードフォーマと、
    前記ビードワイヤの長さ方向に間隔をあけて配置された一対のワイヤ送りローラを有し、かつ、前記ワイヤリールから前記ビードフォーマへ前記ビードワイヤを送るワイヤ送り機構と、
    前記一対のワイヤ送りローラの間に配置されたテンションローラを有し、かつ、前記テンションローラにより前記ビードワイヤに張力を付与する張力付与機構と、
    前記ワイヤ送り機構と前記ビードフォーマとの間に配置され、前記ビードワイヤを把持可能な把持機構と、
    前記一対のワイヤ送りローラの間で前記ビードワイヤが緩んだときに、前記把持機構を作動させる作動手段と、を備えている、ビードコアの製造装置。
  2. 前記作動手段は、前記テンションローラによって張力が付与されないことを検出し、前記把持機構を作動させる、請求項1に記載のビードコアの製造装置。
  3. 前記張力付与機構は、伸長又は収縮することによって前記テンションローラを移動させ前記ビードワイヤに張力を付与する第1シリンダを備え、
    前記作動手段は、前記第1シリンダが所定の制限位置まで伸縮することで操作されるシリンダスイッチを備え、このシリンダスイッチの操作に基づいて前記把持機構を作動させる、請求項2に記載のビードコアの製造装置。
  4. 前記把持機構は、前記シリンダスイッチのオン操作によって電力が供給されて作動する、請求項3に記載のビードコアの製造装置。
  5. 前記把持機構は、互いに接近・離反可能に設けられた一対のクランプ部材を有するクランプと、少なくとも一方の前記クランプ部材を移動させ、前記一対のクランプ部材で前記ビードワイヤを把持する態様と把持を解除する態様とを切り換える第2シリンダとを備える、請求項1~4のいずれか1項に記載のビードコアの製造装置。
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