JP7311486B2 - 筬及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、筬(リード)及び筬の製造方法に関する。筬は、互いに平行に配置された複数の筬羽を備える。直接隣接する2つの筬羽は、それぞれに1つの縦糸が案内される隙間をそれぞれ定める。この筬羽は、縦糸を互いに規定された距離に保つよう機能する。規則的に織られた織物を製造できるようにするためには、直接隣接する全ての筬羽が互いに等距離である必要がある。
組立中に筬の筬羽の距離を予め定めるために、特許文献1から、その2つの端部で筬羽を複数回曲げて、鋸歯形状の筬羽部が形成されるようにすることが知られている。隣接する筬羽の鋸歯状の部分は、筬羽が延びる長手方向に互いにずれている。隣接する筬羽は筬羽の鋸歯部で当接し、2つの筬羽間の隙間の距離又は幅が定められる。
このように形成された筬の筬羽は、特許文献2にも開示されている。さらに、その中に記載されている筬羽のさらなる実施例では、端部が約180°湾曲され、それぞれの筬羽が当接する突起部に合わせて湾曲部が形成されている。
特許文献3は、筬の筬羽に、その延長方向の端部に2つの平行なスリットが設けられ、このようにして3つのウェブが形成される、ことが記載されている。中央のウェブは一方向に突き出すように形成され、2つの外側のウェブは筬羽の面から別の方向に突き出すように形成される。そうすることで、直接隣接する筬羽が接触するスペーサ突起が形成される。かかる筬羽は、特許文献4からも知られている。
特許文献5及び特許文献6は、筬羽の端部が、筬羽の中間のワーク部(筬羽として機能する部分)と比較して厚さを増して構成され、互いに当接する筬を記載している。そうすることで、筬羽のワーク部間で定められた距離が実現する。
特許文献7から知られている筬の筬羽には、ストリングレールが延びる貫通孔が設けられている。筬羽は、貫通孔に隣接して約180°湾曲している。湾曲領域の厚さは、互いに当接する2つの直接隣接する筬羽の間の距離を定める。
特許文献8は、対抗する側で筬羽と接する2つの平行面間の距離を、筬羽の幅を増加させることなく、増加させることを目的とした筬の実施例を記載している。これは、筬羽の断面形状を曲線状又は屈曲状に構成することにより達成される。一方の面は凸側の中央部に当接し、もう一方の面は筬羽の凹側の、断面の2つの外側領域に当接する。断面形状の湾曲又は曲率が大きいほど、これら2面間の距離は長くなる。
仏国特許第1146831号明細書 米国特許第2152430号明細書 米国特許第2147258号明細書 独国特許出願公開第2508575号明細書 欧州特許出願公開第0943712号明細書 米国特許第4529014号明細書 独国特許出願公開第1535830号明細書 英国特許第1245872号明細書
本発明の目的は、先行技術に基づき、隣接する縦糸間に一定の距離を保てることを保証できる筬(リード)を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の技術的特徴を有する筬と、請求項14に記載の技術的特徴を有するこの筬を製造する方法によって解決される。
本願の発明に係る筬(リード)は、第1の端と、それと反対側の第2の端との間で長手方向に延びる複数の筬羽からなる。各筬羽は、それぞれ第1の端と第2の端にそれぞれ直接接続する端部を有する。2つの端部は、端部間に延びるワーク部(筬羽として機能する部分)を定める。この筬のワーク部が縦糸を案内するよう機能する一方で、端部はそれぞれの筬羽を互いに固定するか、あるいは筬のキャリアに固定するように構成されている。各筬羽のワーク部は、反対側に2つの筬羽外面を備える。各筬羽外面は、長手方向と、この長手方向に直交する横断方向に亘る面内に延びている。縦糸は、直接接する2つの筬羽の2つの筬羽外面の間で、筬を通じて延びている。ヘルド枠の位置により、縦糸が横断方向に延びるか、又は横断方向にたいして傾いたりすることがあり得る。
このように、各筬羽は、第1の面で延びる第1の筬羽外面と、第2の面で延びる第2の筬羽外面とを有する。2つの面は互いに平行で、ワーク部の筬羽の厚さを定める。筬羽外面は長方形であることが好ましく、2つの端部の間で長さ方向に、筬羽の前縁と後縁の間で横断方向に延びる。
複数の、好ましくは全ての筬羽の少なくとも1つの端部に、複数のスペーサスタッド(鋲状の突起)が設けられている。このスペーサスタッドは、特にエンボス加工によって製造される。筬羽はその両端部でスペーサスタッドを備えていると好ましい。このスペーサスタッドは、第1の面に対して第1の側で深くなり(沈降し)、第2の面に対して反対側の第2の側で高くなる(隆起する)。従って、各スペーサスタッドは、第1の面に対して第1の側面に窪みを形成し、第2の面に対して第2の側面に突起部を形成する。スペーサスタッドは、端部に配列され、好ましくは互いに距離を置いて配置される。端部におけるスペーサスタッドの配置は、規則的なパターンに従うことが好ましい。
第1の側でスペーサスタッドは、第1の面に接し、この第1の面に対して凹状の窪みを形成する、スタッド内面を有する。第2の側でスタッドは、第2の面に接し、第2の面に対して凸状の突起部を形成する、スタッド外面を有する。共通の端部に配置された全スペーサスタッドの全スタッド外面の合計は、この端部の端部表面の合計の最大15%、好ましくは最大10%、さらに好ましくは最大8%の値である。端部表面の合計は、全てのスタッド外面の総和に加えて、第2の面で延びる端部の表面積比の総和によって定義される。従って、第2の面で延びる端部表面の表面部は、端部表面の合計の少なくとも85%、好ましくは少なくとも90%、さらに好ましくは少なくとも92%の値である。
スペーサスタッドは、筬の2つの隣接する筬羽の間の最短距離を定めるように構成される。筬羽が隣接する筬羽のスペーサスタッドに当接する場合、筬羽のワーク部間の最短距離は、第2の面に対する第2の側でのスペーサ筬羽の高さに対応する。筬の製造中に筬羽が互いに接着される場合、接着剤は、互いに隣接して配置された筬羽の端部の間に挿入される。毛細管力により、端部又は筬羽の変形が発生し得る。端部間の全ての隙間に同時に接着剤を充填することができないため、毛細管力により筬羽間の距離が一定しなくなることも、又は筬羽の変形も起こり得る。かかる筬羽の変形は、スペーサスタッドによって制限される。さらに、スペーサスタッドは、2つの筬羽間の最短距離を定める。スペーサスタッドが、端部領域の総面積に比べて、スタッド外面全体の十分に小さい部分を含むことにより、毛細管効果がさらに強化されることはない。各端部内で十分に小さな面積比率を有するスペーサスタッドにより、従来の解決策と比較して改善された筬羽距離の規則性の改善が達成できることが示されている。スペーサスタッドは、筬を製造する際のエンボス加工により、簡素且つ効率的に製造することができる。
その第1の側における共通の端部の全スペーサスタッドのスタッド内面の合計の割合が、この側の端部領域の合計の最大15%、好ましくは最大10%、さらに好ましくは最大8%の値であれば、都合がよい。第1の側の端部領域の合計は、第1の面に延びる端部の表面部の合計及び現在のスペーサスタッドの全てのスタッド内面の合計に等しい。
スペーサスタッドには、貫通孔がないことが好ましい。それらは、例えば、成型によって製造される。切断や打抜きのような分離プロセスは想定されていない。端部全体について貫通孔がないように構成されていれば同様に好ましい。
筬は2つの側面の外側筬羽と、第1の面及び第2の面と直交する幅方向に、側面の外側筬羽間に配置された複数の中間筬羽とを備え、筬羽が列に並んで配置される。少なくとも全ての中間筬羽が、一方又は両方の端部にそれぞれスペーサスタッドを備えることが好ましい。2つの側面の外側筬羽の少なくとも1つが、その少なくとも1つの端部にスペーサスタッドを含むことが好ましい。1つの態様では、全ての筬羽がそれぞれ一方又は両方の端部に複数のスペーサスタッドを備えるように構成される。この態様では、全ての筬羽を同一に構成することができる。
好ましい態様では、少なくとも3つ、好ましくは少なくとも5乃至10個のスペーサスタッドが1つの端部に設けられる。
好ましい態様において、各スペーサスタッドは中央スタッド部を有する。中央スタッド部は回転対称に構成されていることが好ましく、例えば、円筒形、円錐台形、又は半球形の形状とし得る。さらに、各スペーサスタッドは、中央スタッド部を完全に囲む外側スタッド部を備え得る。1つの態様において、外側スタッド部は円錐形に構成できる。第1又は第2の面に対する円錐角は鋭角で、最大10°、最大5°、又は最大3°の値である。
1つの態様において、筬羽の直接隣接して配置された端部のスペーサスタッドは互いに一様に整列させてよく、即ち、隣接する端部の全てのスペーサスタッドは第1又は第2の面に直交して延びる複数の直線に沿って配置される。これに代えて、直接隣接する端部のスペーサスタッドをそれぞれ第1の面又は第2の面に平行にずらして配置し、それらが整列しないようにすることもできる。
スペーサスタッドは、好ましくは第1の面と第2の面との間の距離に実質的に等しい、第2の面からの高さ又は最大高を有し、これは筬羽の厚さ又は幅に等しいことを意味する。高さは、筬羽の厚さの0.8倍乃至1.2倍の値にすることができる。
1つの態様において、スペーサスタッドの直径は高さの5乃至10倍である。
全てのスペーサスタッドの直径及び高さが等しいことが好ましい。全てのスペーサスタッドがそれぞれ同じ形状又は外形を有するとさらに好ましい。
筬の配置において、直接隣接する筬羽の互いの筬羽間隔は、少なくともスペーサスタッドの高さに対応し、好ましくはスペーサスタッドの高さより最大5%又は最大2%大きい。直接隣接する筬羽は、スペーサスタッドで互いに当接しても、あるいは接触した状態で並べることなく配置してもよい。
筬を製造するために、筬羽は順序だてて組立ステーションに供給される。組立ステーションに到達する前に、少なくとも1つ又は複数、好ましくは全ての筬羽を端部でエンボス加工してスペーサスタッドを製作する。また、別のエンボスステーションで筬羽をエンボス加工し、その後に別の組立ステーションに配置することもできる。組立装置すなわち組立ステーションにおいて、全ての筬羽は互いに規定の距離で配置され、その距離は少なくともスペーサスタッドの高さに対応する。その際、筬羽は事前にワイヤを用いて互いに所望の相対位置で取り付けることができる。続いて、筬羽のそれぞれの隣接する端部の間に接着結合が形成される。例えば、筬羽を互いに接着することも、筬のキャリアに接着することもできる。筬羽を仮固定するためのワイヤは、接着結合の硬化後に除去することができる。
本発明の好ましい実施例は、従属項、発明の詳細な説明、及び図面に記載されている。以下では、本発明の好ましい実施例を、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図は、以下の通りである。
縦糸方向の筬の概略図である。 筬の複数の筬羽を示す断面の概略図である。 筬の複数の筬羽を示す断面の概略図である。 本発明の縦糸方向の上面における筬羽の実施例の概略図である。 隣接する筬羽のスペーサスタッドが整列した構成で配置された、図4の筬羽の端部を通る断面におけるスペーサスタッドの好ましい実施例を示す図である。 図5の領域VIの拡大図である。 スペーサスタッドを互いにずらして配置した図5のスペーサスタッドの実施例を示す図である。 筬の複数の筬羽の配置の概略図である。 異なる配置の複数のスペーサスタッドを備えた筬羽の端部の概略図である。 異なる配置の複数のスペーサスタッドを備えた筬羽の端部の概略図である。 本発明の筬を製造するための模範的な方法手順を示す概略的構成図である。
筬(リード)15を図1に模式的に示す。筬15は、互いに平行な、互いに距離を置いて配置された複数の筬羽16を備える。各筬羽16は、第1の端17と第2の端18とを有し、第1の端17と第2の端18との間で長手方向Lに延びる(図4)。2つの端部17、18は、筬羽16の面すなわち縁部を形成する。各端部19は、第1の端17及び第2の端18にそれぞれ隣接する。長手方向において、2つの端部19は、間に設けられた筬羽16のワーク部20によって、互いに分離されている。第1の端17と第2の端18とは、長手方向Lに延びる2つの縁部である前縁部21と後縁部22とによって互いに接続されている。これら前縁部21と後縁部22とは、横断方向Qに互いに距離を置いて配置されている。
各筬羽16は、ワーク部20に第1の筬羽外面A1を有し、ワーク部20の反対側に第2の筬羽外面A2を有する(図4)。第1の筬羽外面A1は第1の面E1で延び、第2の筬羽外面A2は第2の面E2で延びる。2つの平面E1、E2は互いに平行で、長手方向Lと横断方向Qに亘っている。
筬15の筬羽16は、直接隣接する筬羽16のワーク部20間に定められた隙間25の形成に関る、幅方向Bに配置されている。この幅方向Bにおいて、隙間25は同じ大きさである。隙間25は、縦糸26を幅方向Bに案内し、縦糸26間の幅方向B内での間隔を予め設定してそれを一定に保つ働きをする。図1が示す通り、筬羽16は、自らの端部19により筬15の割り当てられたキャリア27に配置される。筬羽16は、接着接合により、自らの端部19を筬15のキャリア27に接続することができる。幅方向Bに並んで配置された筬羽16の端部19も接着接合により互いに接続される。筬羽16の端部19と各キャリア27との間の接着接合は、図11に非常に概略的に示されている。接着剤28は、図11に点で示されている。接着剤28が、筬羽16のそれぞれ2つの隣接する端部19の間の間隙を流れることは明らかである。
筬羽16の理想的な望ましい向きが図2に概略的に示されている。全ての筬羽16は、それぞれ等しい距離を有するように互い平行に向けられている。筬羽の端部19間の接着結合の形成は、現実には個々の端部19又は個々の筬羽16が変形する結果となり得る。これは、接着剤が、隣接する端部19間の各間隙に不規則に流れ、同時には流れないという事で説明できる。筬15の非常に薄い筬羽16を変形し得る、毛細管力が生成される。かかる望ましくない変形は、図3に例示されている。
これに対処するため、複数又は好ましくは全ての筬羽16は、1つの、実施例においては両方の、端部19にそれぞれ複数のスペーサスタッド30を有する。実施例において、1つの端部19には、少なくとも3つ、好ましくは5乃至10個のスペーサスタッド30が設けられている。筬羽16には、ワーク部20にスペーサスタッド30及び他の窪みや突起はない。第1の端17に接する端部19は、第1の端17までの最長距離を有するスペーサスタッド30が位置する場所で終わる。第2の端18に接する端部19は、第2の端18までの最長距離を有するスペーサスタッド30が位置する場所で終わる。第1の端17又は第2の端18からのスペーサスタッドの距離が最長となるこの位置では、直線Gが第1の端17又は第2の端18の各縁に平行な横断方向Qに引かれ、この直線Gが各端部19のそれぞれの端となる(図9及び図10)。
好ましい実施例では、スペーサスタッド30はエンボス加工によって形成される。それらは、第1の側S1で第1の面E1に対して深くなっており、第2の面E2に対して反対側の第2の側S2で高くなっている。スペーサスタッド30の好ましい実施例は、それぞれ図5乃至7に断面で示されている。
スペーサスタッド30の第2の側S2は、筬羽16の側の第2の筬羽外面A2がワーク部20内で隣接するところに位置する。従って、スペーサスタッド30の第1の側S1は、筬羽16の側のワーク部20がその第1の筬羽外面A1を有するところに位置する(図4)。第1の側S1において、各スペーサスタッドは、第1の面E1に隣接し、スペーサスタッド30の凹状の深くなった領域を区切るスタッド内面Iを有する。反対側の第2の側S2に、各スペーサスタッド30は、第2の面E2に隣接し、スペーサスタッド30の凸状の突起又は隆起部を区切るスタッド外面Fを有する。スタッド内面I及びスタッド外面Fを図5に示す。
単一の端部19におけるスペーサスタッド30の数及び大きさは、第2の側S2におけるこの端部19の端部領域の合計と比較したとき、全スタッド外面Fの合計が最大15%、最大10%、又は最大8%の値となるように選択される。第2の側S2の端部領域の合計は、スタッド外面Fの総和に加えて、第2の面E2に延びる端部の表面部によって形成される領域である。追加的又は代替的に、1つの共通の端部19における全スタッド内面Iの合計の割合は、第1の側S1の端部領域の合計の最大15%、最大10%、又は最大8%の値である。第1の側S1の端部領域の合計は、第1の面E1に延びる端部19の表面部に加えて、この端部19の全スペーサスタッド30における全スタッド内面Iの総和から得られる端部19の面積である。
本願の発明の好ましい実施例では、共通の端部19又は筬羽16の全スペーサスタッド30及び好ましくは筬羽16の全てが同一に構成される。そうすることで、スペーサスタッド30又は筬羽16の製造が簡素化される。
図5乃至図7から明らかである通り、本願で説明する好ましい実施例において、各スペーサスタッド30は、外側スタッド部32に囲まれた中央スタッド部31を有する。中央スタッド部31は、幅方向Bに延び、従って平面E1、E2に直交する軸に対して回転対称に構成されることが好ましい。中央スタッド部31は、円筒形、円錐台形、又はボールスクレーパの形状で構成することができる。
本願に示される実施例において、中央スタッド部31は、第2の面E2に実質的に平行に延びる中央壁部33を有する。この中央壁部33は、第2の側S2からスペーサスタッド30上に向かって凸状に湾曲するように構成することもできる。中央壁部33は、例えば、円形であり、接続壁部34によって外側スタッド部32と接続されている。接続壁部34は、円錐形状を有し、中空の円錐台を形成する。接続壁部34により、中央スタッド部31の直径は中央壁部33から外側スタッド部32に向かって延ばされる。中央壁部33がボールスクレーパ又は他の凸状湾曲形状を有する場合、接続壁部34は省略することもできる。
外側スタッド部32は任意に設けることができる部分であり、図示されていない実施例では省略され得る。好ましい実施例において、それはスペーサスタッド30にばね効果を提供する役割を果たす。このため、外側スタッド部32は円錐形状を有し、中空の円錐台を形成する。第1の面E1とスタッド内面Iとの間で測定される外側スタッド部32の円錐角αは非常に小さく、好ましい実施例では5°未満又は3°未満の値である。しかしながら、接続壁部34の円錐角はより大きく、好ましくは少なくとも30°又は少なくとも40°の値である。
図5が示す通り、筬羽16の隣接する端部19のスペーサスタッド30は、互いに整列するように幅方向Bに配置することができる。スペーサスタッド30は、例えば、成型及び好ましくはエンボス加工によって製造される。成型及び製造された材料の流れにより、第2の側S2のスペーサスタッド30の寸法は、第1の側S1よりも大きい。従って、スペーサスタッド30が整列配置される場合にも、隣接する筬羽16が距離を取らずに互いに完全に当接することが回避される。図5及び図6の概略図の代わりに、2つの筬羽16の直接隣接する端部19のスペーサスタッド30も、平面E1、E2と平行に互いにずらして配置することができる(図7)。それとは別に、図7のスペーサスタッド30の構成は、図5及び図6の構成に対応する。
スペーサスタッド30は、第2の面E2から始まり、第2の面E2までの距離が最長距離となる位置となる高さHを有する。本願に記載の実施例において、高さHは、中央壁部33に位置するスタッド外面Fの部分により定められる。スペーサスタッド30のこの高さHは、2つの直接隣接する筬羽の、ワーク部20の領域内に有する最短距離を定める。高さHは、筬羽16の厚さすなわち幅Sに実質的に対応することが好ましい。筬羽16の幅Sは、第1の面E1と第2の面E2との間の距離によって定められる。本願に記載される実施例において、スペーサスタッド30の直径Dは、高さHの約8乃至12倍、好ましくは10倍の値である。図示しない実施例においては、外側スタッド部32が省略される場合、スペーサスタッド30の直径Dは、高さHの約4乃至6倍、好ましくは5倍の値である。
上記で説明した通り、全ての筬羽16は、それぞれ両端部19にスペーサスタッド30を備え得る。筬羽16間の最短距離を確保するためには、全ての筬羽16にスペーサスタッド30を設けることは必ずしも必要ではない。図1が示す通り、筬15は、幅方向Bから見て、2つの側面外側筬羽16rと間に配置された中間筬羽16mとを有する。側面外側筬羽16rの少なくとも1つはスペーサスタッドを必要としない。一方の側面外側筬羽16rにのみ中間筬羽16mが存在するからである。この隣接する中間筬羽16mが側面外側筬羽16rに向かってスペーサスタッドを備える場合、その側面外側筬羽16rはスペーサスタッドなしで構成することができる。筬羽16のスペーサスタッド30が幅方向Bに整列して配置される場合、全ての筬羽16がスペーサスタッドを備えることが好ましい。筬羽16の製造を統一するため及び各筬羽16が筬15の任意の位置で使用できることを保証するために、全ての筬羽16が端部19の少なくとも1つ又は両方にスペーサスタッド30を備えることが好ましい。
端部19のスペーサスタッド30の数と位置は異なり得る。例として、可能性のある2つの配置を図9及び10に示す。図10が示す実施例において、スペーサスタッド30は、端部19において距離が規則的な行及び列にマトリックス形状で配置されている。図9に示す実施例において、長手方向Lに直接隣接する列は、横断方向Qにずれている。端部19におけるスペーサスタッドの配置の可能性は多様である。不規則な配置変更も可能である。端部領域の合計に対するこの発明性を有するスペーサスタッドの表面積の割合に注意して、接着結合の形成中の毛細管力を小さく保ち、隙間25の形成のために直接隣接する筬羽16間の最短距離を保つことが大切である。
筬15を製造する方法工程を図11に概略的に示す。筬羽16は、最初に、帯状又は短冊状の箔又は金属板部品として配置される。これらの筬羽16はエンボスステーション40でエンボス加工され、端部にスペーサスタッド30が形成される。このため、エンボスステーション40は、スペーサスタッド30を形成するためにダイ42と協働する1つ又はそれ以上のエンボススタンプ41を備える。
続いて、エンボス加工された筬羽16は、組立ステーション43で互いに対して位置決め及び方向付けが行われる。その際、直接隣接する筬羽16又はそれらのワーク部20の間で、筬羽間隔xが好ましくはスペーサスタッドの高さHよりわずかに大きく調整される。例えば、スペーサスタッドの高さHは約0.015mm乃至0.025mmの値とすることができ、筬羽の間隔xはスペーサスタッドの高さHより最大で10%又は最大で5%大きくすることができる。スペーサスタッドが整列していない場合(図7)、最短距離又は最小筬羽間隔xは、スペーサスタッド30の高さHに等しい。整列配置の場合にスペーサスタッド30が外側スタッド部32を備えると、中央スタッド部31は、その第2の側S2で、隣接するスペーサスタッド30の第1の側S1に設けられた窪みに少なくとも部分的に係合することができる。従って、2つの隣接する筬羽16間の最短距離又は最小の筬羽間隔xは、スペーサスタッド30の高さHよりも小さくすることができる(図5と図6を比較)。但し、全ての場合において、直接隣接する筬羽16間の最短距離は、スペーサスタッド30によって保証される。
組立ステーション43に於いては、位置決めされて整列した筬羽16を、ワイヤ44等の好ましくは可撓性又は曲げ可能な固定手段によって、互いに予め接続することができる。この予め固定された状態では、幅方向Bに互いに並んで配置され、共通のキャリア27に割り当てられた、筬羽16の端部19間に接着結合が形成される。その際、接着剤28は隣接する端部19の間の間隙に流れ込み、接着結合を形成する。小さな面積のスペーサスタッド30により、一方では筬羽16間の最短距離が保証され、もう一方では毛細管力が十分に小さく保たれることが確実となる。筬羽16間の接着結合の形成中に、各キャリア27との接着結合も形成される。
エンボスステーション40及び組立ステーション43は、共通の装置又は機械の一部とすることができる。製造プロセスは自動化された方法で実行できる。筬羽間隔xは、非常に精密な機械軸により組立ステーション43で調整されることが好ましい。
本発明は、筬15及びその製造方法に関する。筬15は、幅方向Bにそれぞれ筬羽間隔xで配置された複数の筬羽16からなり、それにより隙間25が形成される。各筬羽16は、2つの対向する端部19を有し、そこでキャリア27と、直接隣接する筬羽16とに接着結合によってそれぞれ接続される。筬羽16は、少なくとも1つ又は両方の端部19において、好ましくはエンボス加工によって形成される複数のスペーサスタッド30を有する。このスペーサスタッド30は、一方の第1の側S1に窪みが形成され、反対側の第2の側S2にスタッド外面Fを有する突起部が形成される。筬羽16の単一の端部19のスペーサスタッド30の全スタッド外面Fの合計は、この第2の側S2の端部領域の合計の最大15%、最大10%、又は最大8%の割合である。
15 筬(リード)
16 筬羽
16m 中間筬羽
16r 横断方向外側筬羽
17 第1の端
18 第2の端
19 端部
20 ワーク部
21 前縁
22 後縁
25 隙間
26 縦糸
27 キャリア
28 接着剤
30 スペーサスタッド
31 中央スタッド部
32 外側スタッド部
33 中央壁部
34 接続壁部
40 エンボスステーション
41 エンボススタンプ
42 ダイ
43 組立ステーション
44 ワイヤ
α 外側スタッド部の円錐角
A1 第1の筬羽外面
A2 第2の筬羽外面
B 幅方向
D スペーサスタッドの直径
E1 第1の面
E2 第2の面
F スタッド外面
G 直線
H スペーサスタッド高
I スタッド内面
L 長さ方向
Q 横断方向
S スペーサスタッド幅
S1 第1の側
S2 第2の側
x 筬羽間隔

Claims (14)

  1. 第1の端(17)と反対側の第2の端(18)との間で長手方向(L)に延びる複数の筬羽(16)を有する筬(15)であって、
    前記筬羽(16)は、前記第1の端(17)と前記第2の端(18)とにそれぞれ接する端部(19)と、前記端部(19)の間に設けられたワーク部(20)とを有し、
    前記筬羽(16)は、前記ワーク部(20)で第1の面(E1)に延びる第1の筬羽外面(A1)と、前記ワーク部(20)で第2の面(E2)に延びる第2の筬羽外面(A2)とを有し、前記第1の面(E1)と前記第2の面(E2)とは互いに平行であり、
    少なくとも1つの前記筬羽(16)の少なくとも1つの前記端部(19)には複数のスペーサスタッド(30)が存在し、前記スペーサスタッド(30)はそれぞれ前記第1の面(E1)に対して第1の側(S1)で沈降し、前記第2の面(E2)に対して第2の側(S2)で隆起する、
    筬(15)において、
    前記スペーサスタッド(30)は2つの前記筬羽(16)間の最短距離を定め、
    前記第2の側(S2)に於ける全ての前記スペーサスタッド(30)のスタッド外面(F)の領域の合計の割合は、前記第2の側(S2)の共通する前記端部(19)の領域の合計の最大15%の値であり、
    前記筬羽(16)の隣接する前記端部(19)の間には接着結合が形成されている、
    ことを特徴とする筬。
  2. 前記第1の側(S1)での全ての前記スペーサスタッド(30)のスタッド内面(I)の合計の割合は、この側の端部領域の合計の最大15%である、ことを特徴とする請求項1に記載の筬。
  3. 前記スペーサスタッド(30)には貫通孔が存在しない、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筬。
  4. 前記端部(19)には貫通孔が存在しない、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の筬。
  5. 前記筬は2つの外側筬羽(16r)と複数の中間筬羽(16m)とを備え、少なくとも全ての前記中間筬羽(16m)は一方又は両方の前記端部(19)に前記スペーサスタッド(30)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の筬。
  6. 全ての前記筬羽(16)は、一方又は両方の前記端部(19)に前記スペーサスタッド(30)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の筬。
  7. 各前記スペーサスタッド(30)は中央スタッド部(31)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1つに記載の筬。
  8. 各前記スペーサスタッド(30)は、前記中央スタッド部(31)を囲む外側スタッド部(32)を有する、ことを特徴とする請求項7に記載の筬。
  9. 前記中央スタッド部(31)は円筒形、円錐台形、又は半球形の形状であり、及び/又は前記外側スタッド部(32)は円錐形である、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の筬。
  10. 2つの前記筬羽(16)の直接隣接する前記端部(19)の前記スペーサスタッド(30)は、互いに整列及び/又はずれて配置される、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1つに記載の筬。
  11. 前記スペーサスタッド(30)は、前記第1の面(E1)と前記第2の面(E2)との間の距離に一致する、前記第2の面(E2)からの高さHを有する、ことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1つに記載の筬。
  12. 前記スペーサスタッド(30)は直径(D)及び前記第2の面(E2)からの高さ(H)を有し、前記直径(D)は前記高さ(H)の5乃至10倍である、ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1つに記載の筬。
  13. 前記筬羽(16)は、2つの前記端部(19)が接着結合によってそれぞれキャリア(27)に接続され、2つの直接隣接する前記筬羽(16)はそれぞれ互いに当接しないか、又は前記1つの筬羽(16)の前記スペーサスタッド(30)が他のそれぞれの前記筬羽(16)で前記第2の側(S2)に当接する、ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1つに記載の筬。
  14. 請求項1乃至13の何れか1つに記載の筬(15)を製造するための方法であって、
    エンボスステーション(40)で、前記筬羽(16)の少なくとも1つの端部(19)に前記スペーサスタッド(30)を形成するための、少なくとも1つの前記筬羽(16)のエンボス加工を行う工程と、
    組立ステーション(43)で、互いに定められた距離で前記筬羽(16)を配置する工程と、
    前記筬羽(16)の隣接する前記端部(19)の間で接着結合を形成する工程と、
    を備える方法。
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