JP7305051B1 - 磁性セラミック基板、基板製造方法、およびサーキュレータ - Google Patents

磁性セラミック基板、基板製造方法、およびサーキュレータ Download PDF

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Abstract

磁性セラミック基板(1)は、磁性セラミックから成る基材(2)と、基材(2)の表面に接するように形成された導体パターン(5)とを備える。基材(2)の表面は平滑であり、導体パターン(5)は、金属導体(3)と非晶質ガラス(4)とを含む。また、サーキュレータは、磁性セラミック基板(1)を備える。

Description

本開示は、電子機器の磁性を利用した回路基板に用いられる磁性セラミック基板、当該磁性セラミック基板を製造する基板製造方法、および当該磁性セラミック基板を用いたサーキュレータに関する。
電子機器の送受信回路には、送信信号と受信信号との各々の流れを制御するサーキュレータであって、アンテナを共用化するためのサーキュレータが使用されている。このサーキュレータに使用されるセラミック回路基板では、磁性セラミック基材の表面をメタライズすることにより回路パターンが形成されている。ところが、一般に用いられる厚膜印刷法による回路パターン形成方法は、簡便で量産性に優れる反面、セラミック基材と導体パターンとの密着性を確保して信頼性を向上させることが困難であるという課題がある。さらに、導体パターンの密着性を向上させるためにガラスフリットを多量に含む導体ペーストを用いた場合において、導体の表面にめっき処理する際のめっき付着性が悪化するという課題がある。
そこで、特許文献1は、セラミック基板の表面に第1のペーストを塗布して第1のペーストを焼成することにより密着性が高い第1のメタライズ層を形成し、形成した第1のメタライズ層に第2のペーストを塗布して第2のペーストを焼成することにより放熱性が高い第2のメタライズ層を形成した回路基板を提案している。ここで、第2のペーストは第1のペーストに比べて金属粒子成分に対するガラス成分の割合が少ない。
特開2007-201346号公報
特許文献1が提案している回路基板では、第1のペーストがガラス成分を有することによってセラミック基板と導体との密着性が向上しているが、ヒートサイクルなどの熱応力が界面に印加された場合に導体が剥がれる場合があるという課題がある。
本開示は、磁性セラミックの基材に導体パターンを形成した磁性セラミック基板において、導体パターンと基材との密着性に優れ、かつ、導体パターンの表面におけるめっき付着性に優れた磁性セラミック基板を提供することを目的とする。
本開示に係る磁性セラミック基板は、
磁性セラミックから成る基材と、
前記基材の表面に接するように形成された導体パターンと
を備える磁性セラミック基板であって、
前記基材の表面は平滑であり、
前記導体パターンは、金属導体と非晶質ガラスとを含む。
本開示によれば、導体パターンが非晶質ガラスを含むことにより、導体パターンと基材との密着性が向上する。また、非晶質ガラスの量が適度であれば、非晶質ガラスは導体パターンの表面におけるめっき付着性に影響を与えない。従って、本開示によれば、磁性セラミックの基材に導体パターンを形成した磁性セラミック基板において、導体パターンと基材との密着性に優れ、かつ、導体パターンの表面におけるめっき付着性に優れた磁性セラミック基板を提供することができる。
実施の形態1に係る磁性セラミック基板1の断面模式図。 非平滑基材10を備える磁性セラミック基板1の断面模式図。 実施の形態1に係る磁性セラミック基板1の導体パターン5と基材2とが成す界面の拡大模式図。 非平滑基材10を備える磁性セラミック基板1における導体パターン5と非平滑基材10とが成す界面の拡大模式図。 実施の形態1に係る磁性セラミック基板1の界面における非晶質ガラス4の結着状態を示す模式図。 結晶質ガラス8を含む導体パターン5を備える磁性セラミック基板1の界面における結晶質ガラス8の結着状態を示す模式図。 結晶質ガラス8を含む導体パターン5を備える磁性セラミック基板1の断面模式図。 非晶質ガラス4が導体パターン5の表面側に偏って分散した磁性セラミック基板1の断面模式図。 実施の形態1に係る磁性セラミック基板1の断面模式図。 実施の形態1に係る導体パターン5を2層構造にした磁性セラミック基板1の断面模式図。 実施の形態1に係る実施例および比較例をまとめた表。 実施の形態2に係るサーキュレータ20の断面模式図。 実施の形態2に係るサーキュレータ20の断面模式図。
焼結した磁性セラミックの基材の表面に導体パターンを形成する方法として、磁性セラミックの基材の表面に導体ペーストを印刷し、印刷した導体ペーストを焼き付ける方法が知られている。ここで、当該導体ペーストには結着剤となるガラスを添加されている。しかしながら、当該方法では、添加したガラス量が少ない場合において、期待通りに密着力が向上する効果を得られない場合があるという課題がある。さらに、密着力が向上する効果を増すために導体ペーストに対するガラスの添加量を極端に増やした場合、導体パターンの表面においてガラス浮きが増えてめっき付着性が悪化するという課題がある。一方、焼き付け後において磁性セラミックの基材と導体パターンとの界面における応力に着目すると、磁性セラミックの基材と導体パターンとの間における熱膨張率の差異によって、磁性セラミックの基材と導体パターンとの界面に応力が発生する。このとき、磁性セラミックの基材の表面における表面粗さが大きい場合、磁性セラミックの基材の表面に存在する微細な突起に応力が集中することにより、磁性セラミックの基材の表面(磁性セラミックの基材と導体パターンとの界面)に微細なクラックが発生する場合があるという課題がある。このクラックは、特に、硬度が低い磁性セラミックの基材において発生し易い傾向がある。また、このクラックは導体パターンの剥がれの原因になる場合がある。
そこで、本発明者らは、前述の課題を解決すべく鋭意研究した結果、磁性セラミックの基材に導体パターンを形成した磁性セラミック基板において、表面が平滑な基材を用いることにより、基材と導体パターンとの間における熱膨張率の差異による微細クラックの発生を抑制することができることを見出した。また、本発明者らは、導体パターンが比較的少ない量の非晶質ガラスを含むことにより、導体パターンの密着力が向上しつつ、導体パターンのめっき付着性が悪化しないことを見出した。ここで、非晶質ガラスは結着力に優れている。
実施の形態1.
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。実施の形態1は、磁性セラミックから成る基材2と、基材2の表面に接するように形成された導体パターン5とを有する磁性セラミック基板1において、基材2の表面が平滑であり、導体パターン5が非晶質ガラス4を含むことを特徴とする磁性セラミック基板1に関する。
***構成の説明***
図1は、実施の形態1に係る磁性セラミック基板1の断面模式図の具体例を示している。図1に示すように、磁性セラミック基板1は、基材2と、導体パターン5とを備える。
基材2は、磁性セラミックから成り、磁性セラミック基板1に用いられる。図1に示すように基材2の表面は平滑処理されているために平滑である。基材2の表面が平滑であることにより、基材2と導体パターン5との間における熱膨張率の差異による応力が基材2と導体パターン5とが成す界面に発生しても、図3に示すように基材2に微細クラック7が発生しにくい。
ここで、図2に示すように、磁性セラミック基板1が基材2の代わりに非平滑基材10を備える場合を考える。非平滑基材10は、表面が平滑処理されていない磁性セラミックの基材である。この場合において、基材2と導体パターン5との間における熱膨張率の差異による応力が、基材2の表面に存在する突起6に集中する。ここで、突起6は基材2の表面が平滑ではないことによって生じる。その結果、図4に示すように主に突起6に微細クラック7が発生し易くなり、発生した微細クラック7を起点に導体パターン5の密着性が低下する。
従って、磁性セラミック基板1において、基材2の表面が平滑であることにより、微細クラック7の発生が抑制され、また、導体パターン5と基材2との密着性の低下が抑制されている。
導体パターン5は、基材2の表面に接するように形成されている。また、導体パターン5は、金属導体3と非晶質ガラス4とを含み、金属導体3に非晶質ガラス4が分散した構造になっている。ここで、非晶質ガラス4が導体パターン5の焼き付け時に一旦溶融した後に再度固化しても、非晶質ガラス4の結着剤としての効果が低下しにくい。そのため、図5に示すように、非晶質ガラス4は、基材2の表面に十分に結着し、導体パターン5と基材2との密着性の向上に寄与する。
ここで、導体パターン5において、非晶質ガラス4の代わりに結晶質ガラス8を用いた場合を考える。この場合において、結晶質ガラス8が導体パターン5の焼き付け時に一旦溶融した後に再度固化する際に、結晶質ガラス8の結着剤としての効果が低下する場合がある。図6に示すように、結晶質ガラス8は一旦溶融した後の固化する過程において結晶化するが、その際にガラスが体積収縮することによりさらに結晶質ガラス8の硬度が上がる性質が結晶質ガラス8にはある。また、結晶質ガラス8が体積収縮する際に空隙11が生じることがある。そのため、結晶質ガラス8は、基材2の表面に十分に結着しにくく、導体パターン5と基材2との密着性を向上させる十分な効果を発揮しない場合がある。なお、結晶質ガラス8を用いて導体パターン5と基材2との密着性を十分に向上させるために、結晶質ガラス8の添加量を極端に増やす方法が考えられる。しかしながら、当該方法を採用した場合、図7に示すように、導体パターン5の表面においてガラス浮きが増える。そのため、導体パターン5の表面におけるめっき付着性が低下する。
従って、導体パターン5の構造を金属導体3に非晶質ガラス4が分散した構造にすることにより、導体パターン5と基材2との密着性と、導体パターン5の表面におけるめっき付着性とがともに向上する。
実施の形態1に係る磁性セラミック基板1は、上記のような構成を有することにより、導体パターン5と基材2との密着性に優れ、かつ、導体パターン5の表面におけるめっき付着性に優れる。
基材2は、磁性セラミック基板1の用途に応じて求められる磁気特性を満足する物であればよい。基材2の材料の具体例として、ガーネット型フェライト(YFe12など)、M型六方晶フェライト(BaFe1219、SrFe1219)、W型六方晶フェライト(BaFe1827、SrFe1827)、Z型六方晶フェライト(BaCoFe2441、SrCoFe2441)、Y型六方晶フェライト(BaZnFe1222)、またはスピネル型フェライト(AFe:A=Mn,Co,Ni,Cu,Zn)などが挙げられる。特に、高周波領域における磁性損失が小さく、かつ、マイクロ波用の磁性回路基板としての需要が高いガーネット型フェライトが基材2の材料として好適である。さらに、基材2と導体パターン5との密着性の低下を抑制する観点から、基材2の表面が平滑であることが好ましい。基材2の表面が平滑であるとは、具体例として、基材2を切断加工した後に、基材2の表面に対して鏡面研磨処理を施してあることをいう。鏡面研磨以外の方法によって基材2の表面を平滑にしてもよい。鏡面研磨において、バフ研磨、バレル研磨、またはショットブラスト研磨などの方法を用いることができる。基材2の表面における平滑性をRaとしたとき、Raの値が0.01以上0.5以下であることが好ましく、Raの値が0.02以上0.3以下であることがさらに好ましい。基材2の表面における平滑性がRaで0.5を超える場合、基材2の表面の突起部に集中する応力が大きくなる。そのため、この場合において、まれに微細クラック7が発生することがあり、また、実用性を損なうほどではないが、導体パターン5と基材2との密着性が若干低下する傾向がある。一方、基材2の表面における平滑性がRaで0.01未満であると、過剰に鏡面加工することになるため生産性が低下する。ここで、算術平均粗さ(Ra)は、レーザー変位計を用いて、長さ10mm幅(l)の線方向で測定したデータであって、基材2の表面凹凸のデータを用いて、[数1]により算出した値を言う。
Figure 0007305051000001
導体パターン5は、スクリーンマスクまたはメタルマスクを用いて基材2の表面に所望の形状を厚膜印刷法によって印刷し、印刷した形状を所望の温度で焼き付けることにより形成される。このとき、導体パターン5の厚みは、2μm以上50μm以下であり、好ましくは5μm以上30μm以下であり、さらに好ましくは10μm以上20μm以下である。導体パターン5の厚みが2μm未満である場合、厚膜印刷した際に導体パターン5のかすれが発生し易くなるため生産性が低下する。一方、導体パターン5の厚みが50μmを超える場合、焼き付け時における導体パターン5の熱収縮が大きくなる。そのため、導体パターン5と基材2との界面で発生する内部応力が大きくなり、その結果、導体パターン5の剥がれを誘発する場合がある。ここで、導体パターン5の厚みは、磁性セラミック基板1の断面をSEM(Scanning Electron Microscope)で数百倍から数千倍に拡大した写真を数枚撮影し、撮影した写真を用いて任意の20か所において計測した導体パターン5の厚みの平均値である。
金属導体3の材料は、基材2の耐熱温度よりも低い温度で焼き付けることができ、かつ、磁性セラミック基板1の用途に応じて求められる電気伝導率を満足する物であればよい。なお、基材2の焼結温度と同等以上の温度で金属導体3を焼き付けることについては、基材2に歪みが生じる可能性があるために好ましくない。そのため、金属導体3の焼き付け温度は、基材2の焼結温度よりも300℃以上低い温度が好ましく、当該焼結温度よりも400℃以上低い温度がさらに好ましい。金属導体3の材料の具体例として、Ag、Ag-Pd、またはCuなどが挙げられる。
導体パターン5に含まれるガラスは、非晶質ガラス4であることが好ましい。非晶質ガラス4は、導体パターン5の焼き付け時に一旦溶融した後に再度固化しても非晶質の状態を維持している。そのため、非晶質ガラス4は、導体パターン5と基材2との密着性を向上させる結着剤としての効果を十分に発揮しやすい。非晶質ガラス4の材料の具体例としては、亜鉛系ガラス、シリカ系ガラス、またはビスマス系ガラスなどが挙げられる。非晶質ガラス4として、これらのいずれかを単独で使用してもよいし、これらのうち2種以上を混合して使用してもよい。
ここで、非晶質ガラス4の溶融温度は、非晶質ガラス4の軟化点を溶融開始温度とした場合、非晶質ガラス4の軟化点と、金属導体3の焼結温度との関係が下記を満たすことが好ましい。つまり、導体パターン5が含む非晶質ガラス4の軟化点をTsofとし、導体パターン5が含む金属導体3の焼結温度をTsinとしたとき、Tsin-Tsofが100℃以上300℃以下であることが好ましい。
ここで、Tsin-Tsofが100℃未満である場合、金属導体3の焼結温度と非晶質ガラス4の軟化温度とが近すぎるため、金属導体3が緻密に焼結した後に非晶質ガラス4が溶融する。そのため、緻密に焼結した金属導体3が蓋の役割りを果たすので、非晶質ガラス4に含まれる水蒸気などの気体成分が抜けにくくなる。その結果、導体パターン5のボイドまたは膨れなどの内部欠陥が発生する。
一方、Tsin-Tsofが300℃を超える場合、非晶質ガラス4の軟化点よりも過剰に高い温度で非晶質ガラス4が加熱されることになるため、非晶質ガラス4が化学的に変質して部分的に結晶化するなどの不具合が発生する場合がある。さらに、溶融した非晶質ガラス4の粘度が過剰に低くなるため、非晶質ガラス4が導体パターン5の表面に浮き易くなり、導体パターン5の表面におけるめっき付着性が低下する場合がある。そのため、密着性とめっき付着性とを安定的に向上させることが困難となる。
非晶質ガラス4の導体パターン5内での分散状態は、導体パターン5と基材2との界面での密着性を向上させる観点から、図8に示すように導体パターン5と基材2との界面以外の表面に偏って分散した状態ではなく、かつ、界面における密着に寄与する非晶質ガラス4が非常に少ない状態ではなければよい。そのため、非晶質ガラス4は、図1に示すように均一に分散していてもよいし、また、図9に示すように導体パターン5と基材2との界面側に偏って分散していてもよい。
導体パターン5における非晶質ガラス4の含有量は、導体パターン5の密着性を向上させ、かつ、導体パターン5の表面におけるめっきの付着性を阻害しない程度の含有量であればよい。導体パターン5が含む非晶質ガラス4の量は、好ましくは導体パターン5の体積に対して3.5体積%以上12体積%以下であり、より好ましくは導体パターン5の体積に対して5体積%以上10体積%以下である。導体パターン5の体積に対する非晶質ガラス4の含有量が3.5体積%未満であるとき、導体パターン5の内部で非晶質ガラス4が均一に分散していない状態である場合において、導体パターン5における密着性の向上効果が十分に得られない可能性がある。一方、導体パターン5の体積に対する非晶質ガラス4の含有量が12体積%を超えているとき、導体パターン5の内部で非晶質ガラス4が均一に分散していない状態である場合、特に導体パターン5の表面側に非晶質ガラス4が偏って分散した状態である場合において、導体パターン5の表面におけるめっき付着性が悪化する場合がある。
導体パターン5は、図10に示すように、第1層目の導体パターンである第1層導体パターンと、第2層目の導体パターンである第2層導体パターン9とから成る2層構造であってもよい。ここで、第1層導体パターンは、基材2の表面に接するように形成されている。第2層導体パターン9は、第1層導体パターンの表面に接するように形成されている。このとき、第1層導体パターンは非晶質ガラス4を含み、第2層導体パターン9は非晶質ガラス4を含まない構成とすることにより、導体パターン5の表面におけるめっき付着性がさらに向上する。
上記のような構成を有する磁性セラミック基板1は、導体パターン5と基材2との密着性に優れ、かつ、導体パターン5の表面におけるめっき付着性に優れている。
ここで、実施の形態1に係る磁性セラミック基板1の製造方法の一例を説明する。磁性セラミック基板1を製造する方法は、基板製造方法に当たる。
まず、磁性セラミックの焼結体のブロックを、所望のサイズおよび厚みに切断加工することにより基材2を作製する。ブロックを切断加工する方法は、特に限定されず、ブレード切断機、ワイヤー加工機、放電加工機、レーザー加工機、またはNC加工機を用いる方法であってもよい。
次に、切断加工した基材2の表面を鏡面研磨する。鏡面研磨は、少なくとも導体ペーストを厚膜印刷される基材2の表面に施されていればよく、基材2の片面もしくは両面に施される。基材2の両面に鏡面研磨が施される場合、片面ずつ加工してもよいし、両面を同時に加工してもよい。
次に、鏡面研磨した基材2の表面に、導体ペーストを厚膜印刷する。導体ペーストは金属導体3と非晶質ガラス4とを含む。厚膜印刷において用いる印刷機は、特に限定されず、手動印刷機または自動印刷機などであってもよい。なお、印刷および印刷速度を一定に保つ観点から、当該印刷機は自動印刷機であることが好ましい。また、厚膜印刷に使用するマスクは、スクリーンマスクまたはメタルマスクなどであってもよい。より複雑な形状の導体パターン5を印刷する場合には、スクリーンマスクを用いることが好ましい。導体ペーストを厚膜印刷した後、導体ペーストの溶剤成分を除去するため、恒温槽で導体ペーストを乾燥させる。乾燥温度は、導体ペーストに含まれる溶剤成分の沸点に応じて適宜調整すればよいが、一般的には、80℃から200℃の範囲である。
次に、導体ペーストを厚膜印刷した基材2に導体ペーストを焼き付けることにより、導体パターン5を形成する。焼き付けに用いる装置は、特に限定されず、ボックス型焼成炉、管状型焼成炉、またはベルト搬送式焼成炉などであってもよい。焼き付け温度は、導体ペーストが含む金属導体3の種類に応じて適宜調整すればよいが、一般的には600℃から1000℃程度である。
即ち、基板製造方法は、磁性セラミックから成る基材2の表面を鏡面研磨し、金属導体3と非晶質ガラス4とを含む導体ペーストを鏡面研磨した表面に厚膜印刷し、厚膜印刷した導体ペーストを乾燥させ、乾燥させた導体ペーストを基材2の表面に焼き付けて磁性セラミック基板1を製造する方法である。
上記のようにして製造される磁性セラミック基板1は、導体パターン5と基材2との密着性に優れ、かつ、導体パターン5の表面におけるめっき付着性に優れている。
***実施の形態1の効果の説明***
以下、実施の形態1の効果を説明するために、磁性セラミック基板1の実施例および比較例を説明する。図11は、以下の実施例および比較例に係る磁性セラミック基板1を評価した結果をまとめた表を示している。なお、図11において、枠を点描することにより実施例1との差異を示している。
[実施例1]
まず、ガーネット型フェライト(YFe12)のブロックを、砥石切断機で厚み1mmに切断加工した。その後、切断加工された物の表面をバフ研磨機で30分間鏡面研磨加工したことにより、表面粗さRaが0.05μmである基材2を得た。
次に、無機成分として、Ag粉末94体積%と、軟化点がAgの焼結温度よりも300℃低い亜鉛系の非晶質ガラス4を6体積%含むAgペーストを用い、自動印刷機で基材2の表面にスクリーン印刷を実施した。その後、基材2を120℃の恒温槽で20分間乾燥して溶剤を除去した。
次に、ベルト搬送型の電気炉を用いて、トップ温度850℃、炉内の搬入から搬出まで60分の速度で基材2に対して焼き付け処理を実施することにより、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例2]
表面をバフ研磨機で30分間鏡面研磨加工した代わりに表面をバフ研磨機で20分間鏡面研磨加工したこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例3]
表面をバフ研磨機で30分間鏡面研磨加工した代わりに表面をバフ研磨機で10分間鏡面研磨加工したこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例4]
表面をバフ研磨機で30分間鏡面研磨加工した代わりに表面をバフ研磨機で5分間鏡面研磨加工したこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例5]
非晶質ガラス4を6体積%含むAgペーストの代わりに非晶質ガラス4を3.5体積%含むAgペーストを用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例6]
非晶質ガラス4を6体積%含むAgペーストの代わりに非晶質ガラス4を8体積%含むAgペーストを用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例7]
非晶質ガラス4を6体積%含むAgペーストの代わりに非晶質ガラス4を12体積%含むAgペーストを用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例8]
非晶質ガラス4を6体積%含むAgペーストの代わりに非晶質ガラス4を2体積%含むAgペーストを用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例9]
非晶質ガラス4を6体積%含むAgペーストの代わりに非晶質ガラス4を14体積%含むAgペーストを用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例10]
軟化点がAgの焼結温度よりも300℃低い亜鉛系の非晶質ガラス4の代わりに軟化点がAgの焼結温度よりも100℃低いシリカ系の非晶質ガラス4を用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例11]
軟化点がAgの焼結温度よりも300℃低い亜鉛系の非晶質ガラス4の代わりに軟化点がAgの焼結温度よりも400℃低いビスマス系の非晶質ガラス4を用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例12]
軟化点がAgの焼結温度よりも300℃低い亜鉛系の非晶質ガラス4の代わりに軟化点がAgの焼結温度よりも70℃低いシリカ系の非晶質ガラス4を用いたこと以外は実施例1と同様にして評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[実施例13]
軟化点がAgの焼結温度よりも300℃低い亜鉛系の非晶質ガラス4の代わりに軟化点がAgの焼結温度よりも440℃低いビスマス系の非晶質ガラス4を用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[比較例1]
表面に鏡面研磨加工を施さなかったこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[比較例2]
亜鉛系の非晶質ガラス4の代わりに亜鉛系の結晶質ガラス8を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
[比較例3]
亜鉛系の非晶質ガラス4を6体積%含むAgペーストの代わりに亜鉛系の結晶質ガラス8を20体積%含むAgペーストを用いたこと以外は実施例1と同様にして、評価用の磁性セラミック基板1を得た。
上記の実施例および比較例の各々で得た磁性セラミック基板1について、導体パターン5と基材2との密着性と、導体パターン5の表面におけるめっき付着性とを評価した。
密着性の評価は、サイカス法を用い、ダイヤモンド刃を導体パターン5と基材2との界面に水平に入れ、界面を切り込む際の抵抗力を測定することにより実施した。密着性の評価結果は、実施例1のサイカス強度の値を1とした場合における相対値により示されている。
また、めっき付着性の評価は、磁性セラミック基板1に酸性の無電解Niめっきを施した際のめっき付着状態を目視で観察することにより実施した。めっき付着性の評価結果において、「◎」は導体パターン5の表面の全面に均一にメッキが付着しており厚みムラが見られないことを示し、「〇」は導体パターン5の表面の全面にめっきが付着しているものの多少厚みムラが見られることを示し、「×」は導体パターン5の表面にめっきが付着していない箇所が目立つことを示している。
図11に示されているように、磁性セラミックの表面に平滑処理が施されている実施例1から13では、サイカス強度の相対値が大きく、導体パターン5の密着性が向上していた。特に、非晶質ガラス4の成分および含有量が同じである実施例を比較すると、表面における平滑性がRaで0.05から0.5である実施例1から3では、サイカス強度の相対値が大きく、密着性が良好であった。また、導体パターン5が非晶質ガラス4を含む実施例1から13では、導体パターン5の表面におけるめっき付着性が良好であった。特に、非晶質ガラス4の含有量が2体積%から12体積%である実施例1から8、実施例10から11、および実施例13において、導体パターン5の表面におけるめっき付着性がさらに良好であった。
一方、基材2の表面に平滑処理が施されていない比較例1と、導体パターン5が結晶質ガラス8を含む比較例2とにおいて、サイカス強度の相対値が小さく、導体パターン5の密着性が悪かった。また、導体パターン5が結晶質ガラス8を20体積%と多量に含む比較例3において、導体パターン5の密着性は良好であるが、導体パターン5の表面におけるめっき付着性が悪化していた。
以上の結果から分かるように、実施の形態1によれば、導体パターン5と基材2との密着性に優れ、かつ、導体パターン5の表面におけるめっき付着性に優れた磁性セラミック基板1を提供することができる。
実施の形態2.
以下、主に前述した実施の形態と異なる点について、図面を参照しながら説明する。実施の形態2は、基材2の表面が平滑であり、導体パターン5が非晶質ガラス4を含むことを特徴とする磁性セラミック基板1を備えたサーキュレータ20に関する。
***構成の説明***
図12は、実施の形態2に係るサーキュレータ20の断面模式図の具体例を示している。図12に示すように、サーキュレータ20において、実施の形態1に係る磁性セラミック基板1の導体パターン5の表面に、スペーサー12を介して永久磁石13が実装されている。また、磁性セラミック基板1にスルーホール導体14aおよびスルーホール導体14bが形成されている。また、スルーホール導体14aによって導体パターン5と入出力端子15aとが電気的に接続されており、スルーホール導体14bによって導体パターン5と入出力端子15bとが電気的に接続されている。さらに、磁性セラミック基板1は接地導体16を備えている。
永久磁石13は、特に限定されず、ネオジウム鉄ボロン系、サマリウムコバルト系、アルニコ系、若しくは鉄クロムコバルト系などの金属磁石、または六方晶フェライトなどのセラミック磁石であってもよい。また、導体パターン5と、入出力端子15aおよび入出力端子15bの各々とを電気的に接続する方法としては、スルーホール導体14を介して接続する方法以外に、図13に示すように、磁性セラミック基板1の側面に形成した側面導体17aおよび側面導体17bを介して接続する方法であってもよい。
永久磁石13を実装する方法と、スルーホール導体14を形成する方法との各々は、特に限定されず、これらの方法に関する技術分野において公知の方法であってよい。
***実施の形態2の効果の説明***
以上のように、実施の形態2によれば、導体パターン5と基材2との密着性に優れ、かつ、導体パターン5の表面におけるめっき付着性に優れたサーキュレータ20を提供することができる。
***他の実施の形態***
前述した各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、実施の形態は、実施の形態1から2で示したものに限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1 磁性セラミック基板、2 基材、3 金属導体、4 非晶質ガラス、5 導体パターン、6 突起、7 微細クラック、8 結晶質ガラス、9 第2層導体パターン、10 非平滑基材、11 空隙、12 スペーサー、13 永久磁石、14,14a,14b スルーホール導体、15a,15b 入出力端子、16 接地導体、17a,17b 側面導体、20 サーキュレータ。

Claims (8)

  1. ガーネット型フェライトの磁性セラミックから成る基材と、
    前記基材の表面に接するように形成された導体パターンと
    を備える磁性セラミック基板であって、
    前記基材の表面における平滑性をRaとしたとき、Raの値が0.01以上0.5以下であり、
    前記導体パターンは、Agから成る金属導体と結晶化しない非晶質ガラスとから成り、
    前記導体パターンが含む非晶質ガラスの軟化点をTsofとし、前記導体パターンが含む金属導体の焼結温度をTsinとしたとき、Tsin-Tsofが100℃以上300℃以下である磁性セラミック基板。
  2. 前記導体パターンを構成する非晶質ガラスのうち一部の非晶質ガラスの表面の一部は、前記基材の表面と結着している請求項1に記載の磁性セラミック基板。
  3. 表面の一部が前記基材の表面と結着している非晶質ガラスの表面のうち前記基材の表面と結着している部分以外は前記金属導体に接している請求項2に記載の磁性セラミック基板。
  4. 前記導体パターンの厚みは10μm以上20μm以下である請求項1から3のいずれか1項に記載の磁性セラミック基板。
  5. 前記導体パターンが含む非晶質ガラスの量が、前記導体パターンの体積に対して2体積%以上12体積%以下である請求項1から4のいずれか1項に記載の磁性セラミック基板。
  6. 前記導体パターンは、前記基材の表面に接するように形成された第1層導体パターンと、前記第1層導体パターンの表面に接するように形成された第2層導体パターンとから成り、
    前記第1層導体パターンは金属導体と結晶化しない非晶質ガラスとから成り、
    前記第2層導体パターンは金属導体から成る請求項1から5のいずれか1項に記載の磁
    性セラミック基板。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の磁性セラミック基板を備えたサーキュレータ。
  8. ガーネット型フェライトの磁性セラミックから成る基材の表面における平滑性をRaとしたとき、Raの値が0.01以上0.5以下になるように前記表面を鏡面研磨し、
    Agから成る金属導体と結晶化しない非晶質ガラスとから成る導体ペーストを鏡面研磨した表面に厚膜印刷し、
    厚膜印刷した導体ペーストを乾燥させ、
    乾燥させた導体ペーストを前記基材の表面に焼き付けて磁性セラミック基板を製造する基板製造方法であって、
    前記導体ペーストが含む非晶質ガラスの軟化点をTsofとし、前記導体ペーストが含む金属導体の焼結温度をTsinとしたとき、Tsin-Tsofが100℃以上300℃以下である基板製造方法。
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