JP7299103B2 - 高架構造物の施工システム及び施工方法 - Google Patents
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Description
複数のプレキャスト構造体からなる高架構造物を所定の経路に沿って施工するシステムであって、
前記経路に沿って走行可能な搬送台車と、
前記経路に隣接する前記プレキャスト構造体の保管場所において前記プレキャスト構造体が荷積みされた前記搬送台車を、前記保管場所側から当該プレキャスト構造体が施工される施工場所側に走行させる往路走行装置と、
前記施工場所において前記プレキャスト構造体が荷降しされた前記搬送台車を、前記施工場所側から前記保管場所側に走行させる復路走行装置とを備える、ことを特徴とする。
複数のプレキャスト構造体からなる高架構造物を所定の経路に沿って施工する方法であって、
前記経路に隣接する前記プレキャスト構造体の保管場所において、前記経路に沿って走行可能な搬送台車に前記プレキャスト構造体を荷積みする荷積み工程と、
前記プレキャスト構造体が荷積みされた前記搬送台車を、前記保管場所側から当該プレキャスト構造体が施工される施工場所側に走行させる往路走行工程と、
前記施工場所において、前記搬送台車に荷積みされた前記プレキャスト構造体を荷降しし、前記高架構造物の一部として組み立てる組立工程と、
前記プレキャスト構造体が荷降しされた前記搬送台車を、前記施工場所側から前記保管場所側に走行させる復路走行工程とを含む各工程を、前記施工場所を変更しながら順次繰り返す、ことを特徴とする。
図3は、本発明の実施形態に係る搬送台車10の一例を示す側面図である。図4は、本発明の実施形態に係る搬送台車10の一例を示し、(a)は直線状の軌道を走行する搬送台車10を示す平面図、(b)は曲線状の軌道を走行する搬送台車10を示す平面図である。図5は、本発明の実施形態に係る第1の支持台車100A及び第2の支持台車100Bの一例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
荷積み装置11は、例えば、クローラクレーン等のクレーン車両で構成されており、所定の作業半径110を有する。荷積み装置11は、大型トレーラ4により保管場所31に搬入されたプレキャスト構造体20を大型トレーラ4から荷降しし、保管場所31の保管スペース310に仮置きする。また、荷積み装置11は、保管スペース310に仮置きされた複数のプレキャスト構造体20の中から、高架構造物2の施工計画に応じて、次に施工する施工対象のプレキャスト構造体20を吊り上げて、当該プレキャスト構造体20を、往路軌道34の荷積み位置340で待機する搬送台車10に荷積みする。
図6は、本発明の実施形態に係る往路走行装置12A及び復路走行装置12Bの一例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
組立装置13は、例えば、オールテレーンクレーン等のクレーン車両で構成されており、所定の作業半径130を有する。組立装置13は、往路軌道34の荷降し位置341で待機する搬送台車10からプレキャスト構造体20を吊り上げて、当該プレキャスト構造体20の施工箇所に載置することにより、高架構造物2の一部として組み立てる。
図7は、本発明の実施形態に係る往路台車移設装置14A及び復路台車移設装置14Bの一例を示す平面図である。図8は、本発明の実施形態に係る往路台車移設装置14A及び復路台車移設装置14Bの一例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
次に、上記構成を有する施工システム1が、高架構造物2を施工するときの施工方法について説明する。
連結機構101により再び連結される。
本発明の一実施形態として、上記実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
10、10A、10B…搬送台車、11…荷積み装置、
12A…往路走行装置、12B…復路走行装置、13…組立装置、
14A…往路台車移設装置、14B…復路台車移設装置、
20、20A~20D…プレキャスト構造体、20a…一端部、20b…他端部、
21、21A、21B…柱、22…梁、22A…縦梁、22B…横梁、23…スラブ、
30…経路、31…保管場所、32…施工場所、
33…作業ヤード、34…往路軌道、35…復路軌道、
100A…第1の支持台車、100B…第2の支持台車、
101…連結機構、101a…一端部、101b…他端部、
102A、102B…車輪台車、103A、103B…荷台支持部、
104…荷台、105A、105B…ブレーキレバー、110…作業半径、
120…車輪台車、121…牽引ウインチ、122…牽引ロープ、
123…発電機、124…軌道クランプ機構、130…作業半径、
140A…第1の門型クレーン、140B…第2の門型クレーン、
141A…第1の脚部、141B…第2の脚部、
142…キャスタ、143…アウトリガー部、
144…ガーダ部、144a…一端部、144b…中間部、144c…他端部、
145…楊重部、146…チェーンブロック、147…トロリ部、
210A、210B…柱位置、
310…保管スペース、311…搬入道路、
340…荷積み位置、341…荷降し位置、342…往路牽引位置、
343…移設作業位置、344…移設先位置、
350…走行開始位置、351…走行終了位置、352…復路牽引位置
X…長さ方向、Y…幅方向、Z…鉛直方向、X1…縦間隔、Y1…横間隔
Claims (10)
- 複数のプレキャスト構造体からなる高架構造物を所定の経路に沿って施工するシステムであって、
前記経路に沿って走行可能な搬送台車と、
前記経路に隣接する前記プレキャスト構造体の保管場所において前記プレキャスト構造体が荷積みされた前記搬送台車を、前記保管場所側から当該プレキャスト構造体が施工される施工場所側に走行させる往路走行装置と、
前記施工場所において前記プレキャスト構造体が荷降しされた前記搬送台車を、前記施工場所側から前記保管場所側に走行させる復路走行装置とを備え、
前記複数のプレキャスト構造体は、
前記高架構造物の幅方向に対して所定の横間隔で立設される柱を一組の柱として、前記高架構造物の長さ方向に対して所定の縦間隔で立設される複数組の柱と、
前記柱に対して前記長さ方向及び前記幅方向に架設される複数の梁と、
前記梁に対して前記幅方向に架設される複数のスラブとを含み、
前記搬送台車は、
前記一組の柱が立設される一組の柱位置の前記幅方向の内側であって前記梁及び前記スラブの下方、又は、前記一組の柱位置の前記幅方向の外側を走行する、
ことを特徴とする高架構造物の施工システム。 - 前記往路走行装置は、
前記搬送台車を、前記一組の柱位置の前記幅方向の内側であって前記梁及び前記スラブの下方、及び、前記一組の柱位置の前記幅方向の外側のうち一方側に敷設された往路軌道に沿って走行させ、
前記復路走行装置は、
前記搬送台車を、前記一組の柱位置の前記幅方向の内側であって前記梁及び前記スラブの下方、及び、前記一組の柱位置の前記幅方向の外側のうち他方側に、前記往路軌道と並行に敷設された復路軌道に沿って走行させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の高架構造物の施工システム。 - 前記施工場所側に設置されて、前記搬送台車を、前記往路軌道から前記復路軌道に移設する往路台車移設装置と、
前記保管場所側に設置されて、前記搬送台車を、前記復路軌道から前記往路軌道に移設する復路台車移設装置とをさらに備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の高架構造物の施工システム。 - 前記搬送台車は、
前記プレキャスト構造体の一端部を支持する第1の支持台車と、
前記プレキャスト構造体の他端部を支持する第2の支持台車と、
前記第1の支持台車と前記第2の支持台車との間を、前記経路の曲率に従って揺動可能に連結する連結機構とを備え、
前記第1の支持台車及び前記第2の支持台車の各々は、
走行方向の前後に設けられ、前記往路軌道及び前記復路軌道を走行するための車輪を有する一対の車輪台車と、
前記一対の車輪台車にそれぞれ取り付けられた一対の荷台支持部と、
前記一対の荷台支持部により前記経路の曲率に従って回動可能にそれぞれ支持された荷台とを備える、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の高架構造物の施工システム。 - 前記往路走行装置は、
前記施工場所側に設置されて、前記施工場所側に前記搬送台車を牽引することにより、前記搬送台車を走行させ、
前記復路走行装置は、
前記保管場所側に設置されて、前記保管場所側に前記搬送台車を牽引することにより、前記搬送台車を走行させる、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の高架構造物の施工システム。 - 前記保管場所において、前記搬送台車に前記プレキャスト構造体を荷積みする荷積み装置と、
前記施工場所において、前記搬送台車に荷積みされた前記プレキャスト構造体を荷降しし、前記高架構造物の一部として組み立てる組立装置とをさらに備える、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の高架構造物の施工システム。 - 複数のプレキャスト構造体からなる高架構造物を所定の経路に沿って施工する方法であって、
前記経路に隣接する前記プレキャスト構造体の保管場所において、前記経路に沿って走行可能な搬送台車に前記プレキャスト構造体を荷積みする荷積み工程と、
前記プレキャスト構造体が荷積みされた前記搬送台車を、前記保管場所側から当該プレキャスト構造体が施工される施工場所側に走行させる往路走行工程と、
前記施工場所において、前記搬送台車に荷積みされた前記プレキャスト構造体を荷降しし、前記高架構造物の一部として組み立てる組立工程と、
前記プレキャスト構造体が荷降しされた前記搬送台車を、前記施工場所側から前記保管場所側に走行させる復路走行工程とを含む各工程を、前記施工場所を変更しながら順次繰り返し、
前記複数のプレキャスト構造体は、
前記高架構造物の幅方向に対して所定の横間隔で立設される柱を一組の柱として、前記高架構造物の長さ方向に対して所定の縦間隔で立設される複数組の柱と、
前記柱に対して前記長さ方向及び前記幅方向に架設される複数の梁と、
前記梁に対して前記幅方向に架設される複数のスラブとを含み、
前記往路走行工程及び前記復路走行工程は、
前記搬送台車を、前記一組の柱が立設される一組の柱位置の前記幅方向の内側であって前記梁及び前記スラブの下方、又は、前記一組の柱位置の前記幅方向の外側を走行させる、
ことを特徴とする高架構造物の施工方法。 - 前記往路走行工程は、
前記搬送台車を、前記経路に沿って敷設された往路軌道を走行させ、
前記復路走行工程は、
前記搬送台車を、前記経路に沿って前記往路軌道と並行に敷設された復路軌道を走行させ、
前記組立工程の後に、前記施工場所側において、前記搬送台車を、前記往路軌道から前記復路軌道に移設する往路台車移設工程と、
前記復路走行工程の後に、前記保管場所側において、前記搬送台車を、前記復路軌道から前記往路軌道に移設する復路台車移設工程とをさらに含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の高架構造物の施工方法。 - 前記往路走行工程は、
前記施工場所側に前記搬送台車を牽引することにより、前記搬送台車を走行させ、
前記復路走行工程は、
前記保管場所側に前記搬送台車を牽引することにより、前記搬送台車を走行させる、
ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の高架構造物の施工方法。 - 前記施工方法に含まれる各工程は、
複数の前記搬送台車を使用して並列に実行される、
ことを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載の高架構造物の施工方法。
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