JP7298117B2 - 搬送装置及びこれを用いた媒体処理装置 - Google Patents
搬送装置及びこれを用いた媒体処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7298117B2 JP7298117B2 JP2018158081A JP2018158081A JP7298117B2 JP 7298117 B2 JP7298117 B2 JP 7298117B2 JP 2018158081 A JP2018158081 A JP 2018158081A JP 2018158081 A JP2018158081 A JP 2018158081A JP 7298117 B2 JP7298117 B2 JP 7298117B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint element
- conveying
- helical gear
- medium
- shaft coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
特許文献1には、用紙整合装置を感光体ドラムの直線部に配置するレジストローラ装置と、その上流部に配置するプリレジストローラ装置により構成するに際して、プリレジストローラ装置の駆動ローラ部材には、駆動軸を軸方向に移動可能に設けるとともに、規制部材を軸に配置し、更に、駆動ローラ部材に対して、用紙のねじれ応力のストレスの反力が加えられると、駆動軸を移動させることにより用紙を正常に送り出すようにし、その後で、用紙のストレスが解消された状態では、規制部材の板バネ部材により、駆動軸を元の位置に戻すことができるようにした画像形成装置が開示されている。
特許文献2には、搬送装置のフレームに固定して設置された複数の駆動モータ(駆動手段)によって、挟持ローラにより記録媒体を挟持した状態で搬送しながら記録媒体の斜め方向の位置ズレ量を補正するとともに記録媒体の幅方向の位置ズレ量を補正するようにした画像形成装置が開示されている。
本発明が解決しようとする技術的課題は、媒体に捻れ方向の負荷が生じたとしても、媒体を挟持して搬送する対構成の搬送部材を、振動が抑制された状態で低負荷にて軸方向への移動を可能にすることにある。
請求項2に係る発明は、媒体を挟持して搬送し且つ軸方向に移動可能な対構成の搬送部材を含む搬送手段と、前記対構成の搬送部材の一方の搬送部材の軸方向端部に設けられて当該搬送部材を駆動する駆動伝達手段と、を備え、前記駆動伝達手段は、前記一方の搬送部材の軸方向端部に固定される内側継手要素及び当該内側継手要素を軸方向に移動可能に保持する外側継手要素を含み、前記一方の搬送部材を軸方向に対して移動可能に連結する軸継手手段と、駆動源からの回転駆動力を伝達する複数のハスバ歯車列を有し、当該ハスバ歯車列を介して前記軸継手手段の外側継手要素に前記駆動源からの回転駆動力を伝達するハスバ歯車伝達手段と、を有し、前記ハスバ歯車伝達手段は、前記ハスバ歯車列の最終段に位置するハスバ歯車が前記軸継手手段の外側継手要素の外周部に一体的に設けられていることを特徴とする搬送装置である。
請求項3に係る発明は、媒体を挟持して搬送し且つ軸方向に移動可能な対構成の搬送部材を含む搬送手段と、前記対構成の搬送部材の一方の搬送部材の軸方向端部に設けられて当該搬送部材を駆動する駆動伝達手段と、を備え、前記駆動伝達手段は、前記一方の搬送部材の軸方向端部に固定される内側継手要素及び当該内側継手要素を軸方向に移動可能に保持する外側継手要素を含み、前記一方の搬送部材を軸方向に対して移動可能に連結する軸継手手段と、駆動源からの回転駆動力を伝達する複数のハスバ歯車列を有し、当該ハスバ歯車列を介して前記軸継手手段の外側継手要素に前記駆動源からの回転駆動力を伝達するハスバ歯車伝達手段と、を有し、前記軸継手手段は、前記ハスバ歯車伝達手段から前記外側継手要素が受ける駆動力方向に対して交差する方向に遊び代を有することを特徴とする搬送装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る搬送装置において、前記軸継手手段は、前記外側継手要素及び前記内側継手要素が軸方向に対して相対移動可能で且つ回転方向に対して相対移動不能に係わっていることを特徴とする搬送装置である。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る搬送装置において、前記軸継手手段は、前記外側継手要素及び前記内側継手要素が軸方向に対して相対移動可能に噛み合う平歯車で構成されていることを特徴とする搬送装置である。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る搬送装置において、前記軸継手手段の遊び代は、前記平歯車の噛み合い量が当該平歯車のモジュールよりも小さい範囲に収まるように設定されていることを特徴とする搬送装置である。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る搬送装置において、前記ハスバ歯車伝達手段は、前記ハスバ歯車列の最終段に位置するハスバ歯車中心が前記軸継手手段の外側継手要素と同心であることを特徴とする搬送装置である。
請求項9に係る発明は、請求項3に係る搬送装置において、前記軸継手手段は、前記外側継手要素と当該外側継手要素を保持する継手保持部との間に前記遊び代に相当する隙間を有し、当該隙間は前記ハスバ歯車伝達手段から前記外側継手要素が受ける駆動力方向に沿う寸法よりも当該駆動力方向に直交する寸法が大きくなるように設けられることを特徴とする搬送装置である。
請求項10に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る搬送装置において、前記軸継手手段は、前記外側継手要素及び前記内側継手要素間に両者の軸方向位置を規制するストッパ手段を有することを特徴とする搬送装置である。
請求項12に係る発明は、媒体を整合した後に搬送させる媒体整合装置と、前記媒体整合装置よりも媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記媒体整合装置にて媒体を整合する際に媒体がスラスト方向に移動可能に搬送される請求項1乃至10のいずれかに係る搬送装置と、を備えることを特徴とする媒体処理装置である。
特に、請求項1乃至3に係る発明は以下のように特有な効果を奏する。
請求項1に係る発明によれば、軸継手手段の外側継手要素及び内側継手要素間の軸方向の摺動抵抗を低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、少ない部品点数で、ハスバ歯車伝達手段と軸継手手段との間の駆動伝達を効率的に実現することができる。
請求項3に係る発明によれば、軸継手手段の両要素間の調芯作用を容易に実現させることができる。
請求項4に係る発明によれば、軸継手手段の両要素間の軸方向の摺動抵抗を低減する上で必要な軸継手手段の遊び代を簡単に設定することができる。
請求項5に係る発明によれば、軸継手手段の両要素に必要な機能から軸継手手段を簡単に具現化することができる。
請求項6に係る発明によれば、軸継手手段の両要素に必要な機能を簡単に実現することができる。
請求項7に係る発明によれば、軸継手手段の両要素に平歯車を使用する態様において、軸継手手段の機能を確実に実現することができる。
請求項8に係る発明によれば、ハスバ歯車伝達手段と軸継手手段との間の駆動伝達を効率的に実現することができる。
請求項9に係る発明によれば、軸継手手段の両要素間の調芯作用を発揮させる上で有効である。
請求項10に係る発明によれば、軸継手手段を一部利用することで対構成の搬送部材の軸方向位置の移動を簡単に規制することができる。
請求項11及び12に係る発明によれば、媒体整合装置にて媒体を整合したときに、媒体に捻れ方向の負荷が生じたとしても、媒体を挟持して搬送する対構成の搬送部材を、振動が抑制された状態で低負荷にて軸方向への移動を可能にする搬送装置を含む媒体処理装置を構築することができる。
図1(a)は本発明が適用された媒体処理装置の実施の形態の概要を示す。
同図において、媒体処理装置は、媒体10を整合した後に搬送させる媒体整合装置11と、媒体整合装置11よりも媒体10の搬送方向上流側に設けられ、媒体整合装置11にて媒体10を整合する際に媒体10がスラスト方向に移動可能に搬送される搬送装置12と、を備えたものである。
本例は、搬送装置12が媒体整合装置11よりも媒体10の搬送方向上流側に設けられた態様を示すもので、媒体整合装置11にて媒体10を整合したときに、媒体10に捻れ方向の負荷が生じたとしても、搬送装置12で挟持された媒体10にしわが発生する事態を有効に回避することを企図したものである。
ここで、搬送装置12を含む媒体処理装置としては、媒体10に画像を形成する画像形成装置に限らず、媒体10を裁断する媒体裁断装置なども含む。
尚、図1(a)では、搬送装置12は媒体整合装置11よりも媒体10の搬送方向の上流側に設置された態様であるが、これに限られるものではなく、媒体10の搬送経路の任意の箇所に設置するようにしてもよいことは勿論である。
また、軸継手手段4としては外側継手要素6と内側継手要素5とを含み、軸方向に移動可能な態様であれば適宜選定して差し支えない。
更に、ハスバ歯車伝達手段7は複数のハスバ歯車列8を有するものであればよく、途中に平歯車列を介在させるものは含まない。
本件は、対構成の搬送部材1a,1bに対し、ハスバ歯車伝達手段7により駆動力の伝達性を良好に保ち、軸継手手段4により軸方向に移動可能である機能(スラストフリー)を実現するものである。
先ず、軸継手手段4の代表的態様としては、図1(c)に示すように、外側継手要素6及び内側継手要素5の中心位置のずれによる偏芯が許容可能な遊び代αを有し、外側継手要素6と当該外側継手要素6を保持する継手保持部9との間に遊び代αに相当する隙間gを有する態様が挙げられる。本例は、継手保持部9の隙間g分だけ、軸継手手段4の偏芯調整動作が可能な構成であることから、軸継手手段4の各要素間の摺動部(摺り移動部に相当)が静摩擦から動摩擦になる。
本例において、軸継手手段4の遊び代αの好ましい設定手法としては、外側継手要素6及び内側継手要素5の中心位置の公差計算によるずれ量よりも大きく、両要素間で軸継手作用が可能な範囲に設定されているものが挙げられる。
ここで、ハスバ歯車伝達手段7の好ましい態様としては、ハスバ歯車列8の最終段に位置するハスバ歯車が軸継手手段4の外側継手要素6の外周部に一体的に設けられている態様が挙げられる。本例は、軸継手手段4の外側継手要素6の外周部にハスバ歯車列8を配列することが可能であるため、搬送部材1aの軸方向に沿って軸継手手段4とハスバ歯車列8とを並設する態様に比べて、駆動伝達手段2の搬送部材1aの軸方向に沿う方向の寸法を抑制することが可能である。
本例において、特に有効な態様としては、軸継手手段4は、外側継手要素6と当該外側継手要素6を保持する継手保持部9との間に遊び代αに相当する隙間gを有し、当該隙間gはハスバ歯車伝達手段7から外側継手要素6が受ける駆動力方向に沿う寸法よりも当該駆動力方向に直交する寸法が大きくなるように設けられる態様がよい。
更に、対構成の搬送部材1a,1bの軸方向の移動量を規制するという観点からすれば、外側継手要素6及び内側継手要素5間に両者の軸方向位置を規制するストッパ手段15を有する態様が好ましい。
◎実施の形態1
図2は実施の形態1に係る媒体処理装置としての画像形成装置の全体構成を示す。
-画像形成装置の全体構成-
同図において、画像形成装置20は、例えば電子写真方式を採用したフルカラー画像形成装置として構成されたものであり、本例では、作像部25が内蔵された装置筐体21の上部にガラス等の透明体からなるプラテン22が設けられ、このプラテン22上の所定の読取位置に図示外の原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送装置23及び自動原稿搬送装置23にて搬送された原稿やプラテン22上に置かれた原稿を読み取る画像読取装置24を備えた態様である。尚、画像形成装置20としては、自動原稿搬送装置23や画像読取装置24を備えていない態様も含まれることは勿論である。
本実施の形態において、装置筐体21内の作像部25は中間転写方式を採用したものであって、例えば略水平方向に配列される複数の色成分(本例ではイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))の画像が形成可能な画像形成部30(具体的はに30a~30d)を有し、各画像形成部30にて形成した画像を記録媒体としての用紙Sに転写する前に例えばベルト状の中間転写体40に一時的に転写して保持するものである。
本例では、画像形成部30(30a~30d)は、像保持体としての感光体31を有し、この感光体31の周囲に、感光体31を帯電する帯電装置32と、帯電された感光体31上に静電潜像を書き込むLED書込装置等の露光装置33と、感光体31上に形成された静電潜像を少なくとも帯電作像粒子としてのトナーが含まれる現像剤にて可視像化する現像装置34と、感光体31に対向する中間転写体40の裏面側に設けられ、感光体31上に形成された現像像を中間転写体40側に転写させる一次転写装置35と、感光体31上に残留した残トナー等を清掃する清掃装置36と、を備えている。
更に、本実施の形態では、中間転写体40の上方には、少なくとも夫々の色成分トナーが含まれる現像剤(作像材料)を収容する現像剤収容容器としての複数の現像剤カートリッジ38(具体的には38a~38d)が略水平方向に並んで設置されている。各現像剤カートリッジ38の下方には、各画像形成部30の現像装置34に接続される現像剤搬送装置39が設けられており、各現像剤搬送装置39を介して対応する現像装置34に現像剤が補給されるようになっている。
本実施の形態では、中間転写体40上のトナーによる画像を用紙Sに転写する転写部としては二次転写装置50が設けられている。この二次転写装置50は、中間転写体40の張架ロール42に対応した部位に転写ロール51を接触配置し、転写ロール51に対向する張架ロール42を電極ロールとして機能させ、転写ロール51と張架ロール42との間に転写電圧を印加することで、中間転写体40と用紙Sとの間に画像転写に必要な転写電界を作用させるようにしたものである。
本実施の形態では、二次転写装置50の略直上の位置には定着部としての定着装置60が設置されている。
本例では、定着装置60は、用紙Sに未定着トナーによる画像を加熱することで定着する加熱定着ロール61と、加熱定着ロール61に用紙Sを加圧する無端ベルト状の加圧定着ベルト62とを備え、加熱定着ロール61と加圧定着ベルト62との間の接触域に用紙Sを挟持搬送することで用紙Sに未定着トナー像を加熱、加圧定着するようになっている。尚、定着装置60としては、必ずしも加熱、加圧定着方式に限られるものではなく、非接触加熱方式やレーザ光定着方式、加圧定着方式など適宜選定して差し支えない。
本実施の形態では、用紙搬送系80は、装置筐体21の下方に複数の用紙供給装置81,82を有し、いずれかの用紙供給装置81,82のフィード部81a,82aから送出された用紙Sを略鉛直方向に延びる鉛直搬送経路83に沿って適宜設置された搬送ロール84により下方から上方へと搬送し、二次転写装置50の手前の位置整合ロール85にて整合した後に二次転写装置50を通過させた後、定着装置60を通過させ、装置筐体21の上部に設けられた第1の用紙収容部91又は装置筐体21の側部に設けられた第2の用紙収容部92へとカール矯正済みの用紙Sを搬送するようになっている。
本例では、用紙搬送系80は、鉛直搬送経路83に加えて、鉛直搬送経路83に対して迂回して設けられる戻り搬送経路93と、鉛直搬送経路83の途中から分岐して装置筐体21のうち現像剤カートリッジ38の上方空間を略水平方向に延びる水平搬送経路95とを有している。
また、戻り搬送経路93には複数の搬送ロール94が設置され、更に、水平搬送経路95には複数の搬送ロール96が設置され、水平搬送経路95の終端位置には第2の用紙収容部92が設けられており、第2の用紙収容部92の直前に排出ロール97が設けられている。
尚、本実施の形態では、装置筐体21の第2の用紙収容部92の反対側には鉛直搬送経路83に向かって手差し用紙が供給可能な手差し用紙供給器98が設けられており、手差し用紙供給器98のフィード部98aから送出された用紙Sは鉛直搬送経路83に搬入された後、搬送ロール84及び位置整合ロール85を通じて鉛直搬送経路83に沿って搬送される。
本実施の形態においては、位置整合ロール85は、図3(a)に示すように、用紙Sのスキュー補正として用紙Sを突き当ててループを作り、用紙S先端を整合させてから当該用紙Sを搬送させている。
しかしながら、ループ部Saで用紙Sの捻れが発生し、そのまま用紙Sを搬送すると、しわが発生する等の不具合が生ずる虞れがある。
そこで、本実施の形態では、鉛直搬送経路83に設置された複数の搬送ロール84のうち、少なくとも位置整合ロール85の用紙搬送方向の上流側に位置し且つ当該位置整合ロール85に最も近い搬送ロール84f(84)は軸方向に沿って移動可能な所謂スラストフリー機能を備えることが必要である。
このため、本例において、用紙を搬送する搬送装置100として、搬送ロール84fは用紙Sを挟持して搬送し且つ軸方向に移動可能な対構成のロールを有し、対構成のロールの一方のロールを駆動ロール101として使用し、他方のロールを従動ロール102として使用し、駆動ロール101の軸方向端部に図示外の駆動モータからの駆動力を伝達する駆動伝達機構120を設けるようにした構成が採用されている。
本例では、位置整合ロール85に用紙Sの先端が突き当たると、用紙Sのループ部Saに生じた捻れ方向のストレスにより、搬送ロール84fの駆動ロール101、従動ロール102が軸方向に移動させられ、これにより用紙Sの位置整合に伴う捻れを解消するようになっている。
一方、従動ロール102は、図3(b)に示すように、用紙Sの搬送方向に交差する幅方向に延びる支軸107を有し、当該支軸107中央付近のうち駆動ロール101のロール部材106に対向した箇所にはロール部材106に接触するようにピンチロール部材108を複数嵌め込み固定したものである。
更に、従動ロール102の支軸107の両端部付近には、従動ロール102が初期位置から軸方向に移動したときに圧縮若しくは引張する復帰バネ112が設けられており、用紙Sが搬送ロール84fを通過したときに復帰バネ112の付勢力を利用して従動ロール102が初期位置に復帰するようになっている。
更にまた、本例では、駆動ロール101及び従動ロール102は、支軸103、支軸107の一端側をリンクアーム113にて回転動作を許容した状態で連結することで、両者の軸方向への移動を連動させるようになっている。
尚、駆動ロール101の軸受104,105、従動ロール102の軸受109,110は支持フレーム115にて支持されている。
本実施の形態において、駆動伝達機構120は、図3乃至図5に示すように、搬送ロール84fの駆動ロール101を軸方向に対して移動可能に連結する軸継手手段としてのカップリング121と、このカップリング121に駆動モータ160からの回転駆動力を伝達するハスバ歯車伝達機構150と、を備えている。
<カップリング>
本例において、カップリング121は、駆動ロール101の支軸103の一端部に形成された被連結部103a(本例では抜け止め用の大径部及び当該大径部から突出する小径軸部を具備)に固定されるインナカップリング122と、当該インナカップリング122の周囲を覆うように設けられて当該インナカップリング122を軸方向に移動可能に保持するアウタカップリング123とを備えている。
そして、本例では、インナカップリング122は、略円柱状のカップリング本体131に駆動ロール101の被連結部103aに嵌まる連結孔125を形成し、被連結部103aに嵌められて連結固定されるようになっている。尚、図4及び図8において、符号126は被連結部103aの先端に装着されてインナカップリング122を締め付け固定する止めリングである。
本例において、インナカップリング122の外周面及びアウタカップリング123の内周面は、駆動ロール101の軸方向に対して相対移動可能に噛み合う平歯車127,137で構成されている。
本実施の形態において、ハスバ歯車伝達機構150は、図5乃至図7に示すように、駆動モータ160からの回転駆動力を伝達する複数(本例では3つ)のハスバ歯車列151(ハスバ歯車151a~151cにて構成)を有し、これらのハスバ歯車列151を介してカップリング121のアウタカップリング123に駆動モータ160からの回転駆動力を伝達するようになっている。
特に、本例では、ハスバ歯車伝達機構150は、ハスバ歯車列151の最終段に位置するハスバ歯車151cの中心がカップリング121のアウタカップリング123と同心になるように設けられている。具体的には、ハスバ歯車列151の最終段に位置するハスバ歯車151cがカップリング121のアウタカップリング123の外周面に一体的に設けられている。
また、本例では、カップリング保持枠130は、図6乃至図8に示すように、搬送装置100の支持フレーム115の予め決められた位置に設けられた位置決めスタッド138に位置決め固定されており、このカップリング保持枠130にはハスバ歯車列151の最終段を除くハスバ歯車151a,151bの支軸も保持されている。
本実施の形態では、カップリング121は、図4に示すように、アウタカップリング123及びインナカップリング122の中心位置のずれによる偏心が許容可能な遊び代αを有し、アウタカップリング123の円筒状軸部133,134とカップリング保持枠130の保持孔135,136との間には前述した遊び代αに相当する隙間gが設けられている。
ここで、遊び代αは、アウタカップリング123及びインナカップリング122の中心位置の公差計算によるずれ量よりも大きく、両カップリング122,123間で軸継手作用が可能な範囲、言い換えれば、回転駆動力を有効に伝達する上で回転方向に対して相対移動不能に係わるように設定されていればよい。
例えば平歯車127,137の噛み合い量が当該平歯車127,137のモジュール(ピッチ円の直径を歯数で割った値)より小さい範囲に収まるように設定される手法が挙げられる。
このとき、アウタカップリング123の円筒状軸部133,134とカップリング保持枠130の保持孔135,136との間には前述した遊び代αに相当する隙間gが必要になり、隙間gとしては、駆動力方向Pxの寸法よりも当該駆動力方向Pxに直交する寸法を大きくするようにすればよい。
本態様によれば、例えばハスバ歯車伝達機構150からアウタカップリング123が受ける駆動力方向Pxに対してのみ遊び代を確保した態様では、駆動力の影響を受けてアウタカップリング123及びインナカップリング122の両要素間の調芯作用に必要なスペースの確保が損なわれ易いのに対し、前述したように、駆動力方向Pxに直交する方向に遊び代αyを確保しておけば、両要素間の調芯作用に必要なスペースが確保し易くなる。
本実施の形態では、搬送ロール84fはスラストフリー機能を備えた構造であるが、搬送ロール84fの軸方向の移動量を規制するストッパ構造が駆動ロール101の両端部に夫々設けられている。
先ず、図10(a)に示すように、搬送ロール84fの駆動ロール101のうち駆動伝達機構120のない側の支軸103の端部にはストッパとしてのEリング170が設けられ、当該Eリング170が軸受104のフランジ104aに突き当たるまで駆動ロール101が駆動伝達機構120側に移動可能になっている。
また、図10(b)に示すように、駆動ロール101の支軸103の駆動伝達機構120側に位置する端部にはストッパとしても機能するリンクアーム113が設けられており、当該リンクアーム113が軸受105のフランジ105aに突き当たるまで駆動ロール101が駆動伝達機構120とは反対側に向かって移動可能になっている。
尚、ストッパ構造としてはこれらの態様に限られたものではなく、例えば図10(b)に示すように、インナカップリング122とアウタカップリング123との平歯車127,137の係わり部分に隣接した箇所に段付部175と当該段付部175が突き当たる段差部176とを形成し、図10(a)のEリング170によるストッパ構造に代えて、段付部175が段差部176に突き当たるまで駆動ロール101が駆動伝達機構120側に移動可能になるようにしてもよい。
今、図2及び図3(a)に示すように、用紙供給装置81,82又は手差し用紙供給器98から用紙Sが供給され、当該用紙Sが鉛直搬送経路83の搬送ロール84fを通過して位置整合ロール85に到達したものと仮定する。
このとき、搬送ロール84fには駆動モータ160からの回転駆動力が駆動伝達機構120を介して伝達される。具体的には、駆動モータ160からの回転駆動力はハスバ歯車伝達機構150及びカップリング121を介して駆動ロール101に伝達される。
本例では、カップリング121に至るまでは、ハスバ歯車伝達機構150のハスバ歯車列151(ハスバ歯車151a~151c)を介して駆動モータ160の回転駆動力が伝達され、カップリング121はインナカップリング122とアウタカップリング123との間を平歯車127,137で係わらせた態様であるため、ハスバ歯車列151にて伝達される回転駆動力はアウタカップリング123に伝達され、平歯車137,127を介してインナカップリング122、更にはインナカップリング122に連結された駆動ロール101へと伝達される。
このように、本例では、カップリング121に至るまでは、ハスバ歯車伝達機構150のハスバ歯車列151(ハスバ歯車151a~151c)を介して駆動モータ160の回転駆動力が伝達されるため、全てが平歯車列による駆動伝達機構を用いる態様に比べて、ハスバ歯車列151の噛み合い率が高い分、騒音が少なく、また、二次転写装置50による画像転写に影響を与える振動の発生が抑えられる。
このとき、カップリング121は、インナカップリング122、アウタカップリング123が平歯車137,127で係わっている態様であるため、インナカップリング122はアウタカップリング123に対して搬送ロール84fの軸方向に相対移動可能であり、インナカップリング122に連結された駆動ロール101が前述したスラスト力により軸方向に移動し、更に、駆動ロール101に対してリンクアーム113で連結されている従動ロール102が駆動ロール101に連動して軸方向に移動する。これにより、用紙Sに生ずる捻れが解消する。
そして、カップリング121のアウタ、インナの両要素間の平歯車137,127の噛み合い部は軸方向に沿って摺動(摺り移動に相当)する摺動部として機能するが、平歯車137,127の噛み合い部には前述した遊び代αが確保されているため、当該摺動部では静摩擦から動摩擦となり、その分、スラスト方向の摺動抵抗が低減される。
特に、本実施の形態では、ハスバ歯車伝達機構150からアウタカップリング123が受ける駆動力方向Pxに対して交差する方向(本例では直交する方向)に遊び代αy(図9(b)参照)を確保するようにしておけば、調芯作用を行い易い点で好ましい。
図11は実施の形態2に係る搬送装置の要部を示す説明図である。
同図において、搬送装置100の基本的構成は、実施の形態1と同様な構成の搬送ロール84fを使用したものであるが、駆動伝達機構120が実施の形態1と異なる構成になっている。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
本例において、駆動伝達機構120は、搬送ロール84fの駆動ロール101を軸方向に対して移動可能に連結する軸継手手段としてのカップリング121と、このカップリング121に駆動モータ160からの回転駆動力を伝達するハスバ歯車伝達機構150と、を備え、ハスバ歯車伝達機構150は複数のハスバ歯車列151(例えばハスバ歯車151a~151c)にて構成されているが、ハスバ歯車列151の最終段のハスバ歯車151cは、実施の形態1と異なり、カップリング121のアウタカップリング123とは別体のものでアウタカップリング123に対して同軸に設けられている。
従って、本実施の形態にあっても、実施の形態1と同様に、駆動モータ160からの回転駆動力はハスバ歯車伝達機構150のハスバ歯車列151を介してカップリング121へと伝達される。
Claims (12)
- 媒体を挟持して搬送し且つ軸方向に移動可能な対構成の搬送部材を含む搬送手段と、
前記対構成の搬送部材の一方の搬送部材の軸方向端部に設けられて当該搬送部材を駆動する駆動伝達手段と、
を備え、
前記駆動伝達手段は、前記一方の搬送部材の軸方向端部に固定される内側継手要素及び当該内側継手要素を軸方向に移動可能に保持する外側継手要素を含み、前記一方の搬送部材を軸方向に対して移動可能に連結する軸継手手段と、
駆動源からの回転駆動力を伝達する複数のハスバ歯車列を有し、当該ハスバ歯車列を介して前記軸継手手段の外側継手要素に前記駆動源からの回転駆動力を伝達するハスバ歯車伝達手段と、を有し、
前記軸継手手段は、前記外側継手要素及び前記内側継手要素の中心位置のずれによる偏芯が許容可能な遊び代を有し、前記外側継手要素と当該外側継手要素を保持する継手保持部との間に前記遊び代に相当する隙間を有することを特徴とする搬送装置。 - 媒体を挟持して搬送し且つ軸方向に移動可能な対構成の搬送部材を含む搬送手段と、
前記対構成の搬送部材の一方の搬送部材の軸方向端部に設けられて当該搬送部材を駆動する駆動伝達手段と、
を備え、
前記駆動伝達手段は、前記一方の搬送部材の軸方向端部に固定される内側継手要素及び当該内側継手要素を軸方向に移動可能に保持する外側継手要素を含み、前記一方の搬送部材を軸方向に対して移動可能に連結する軸継手手段と、
駆動源からの回転駆動力を伝達する複数のハスバ歯車列を有し、当該ハスバ歯車列を介して前記軸継手手段の外側継手要素に前記駆動源からの回転駆動力を伝達するハスバ歯車伝達手段と、を有し、
前記ハスバ歯車伝達手段は、前記ハスバ歯車列の最終段に位置するハスバ歯車が前記軸継手手段の外側継手要素の外周部に一体的に設けられていることを特徴とする搬送装置。 - 媒体を挟持して搬送し且つ軸方向に移動可能な対構成の搬送部材を含む搬送手段と、
前記対構成の搬送部材の一方の搬送部材の軸方向端部に設けられて当該搬送部材を駆動する駆動伝達手段と、
を備え、
前記駆動伝達手段は、前記一方の搬送部材の軸方向端部に固定される内側継手要素及び当該内側継手要素を軸方向に移動可能に保持する外側継手要素を含み、前記一方の搬送部材を軸方向に対して移動可能に連結する軸継手手段と、
駆動源からの回転駆動力を伝達する複数のハスバ歯車列を有し、当該ハスバ歯車列を介して前記軸継手手段の外側継手要素に前記駆動源からの回転駆動力を伝達するハスバ歯車伝達手段と、を有し、
前記軸継手手段は、前記ハスバ歯車伝達手段から前記外側継手要素が受ける駆動力方向に対して交差する方向に遊び代を有することを特徴とする搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置において、
前記軸継手手段の遊び代は、前記外側継手要素及び前記内側継手要素の中心位置の公差計算によるずれ量よりも大きく、両要素間で軸継手作用が可能な範囲に設定されていることを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の搬送装置において、
前記軸継手手段は、前記外側継手要素及び前記内側継手要素が軸方向に対して相対移動可能で且つ回転方向に対して相対移動不能に係わっていることを特徴とする搬送装置。 - 請求項5に記載の搬送装置において、
前記軸継手手段は、前記外側継手要素及び前記内側継手要素が軸方向に対して相対移動可能に噛み合う平歯車で構成されていることを特徴とする搬送装置。 - 請求項6に記載の搬送装置において、
前記軸継手手段の遊び代は、前記平歯車の噛み合い量が当該平歯車のモジュールよりも小さい範囲に収まるように設定されていることを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の搬送装置において、
前記ハスバ歯車伝達手段は、前記ハスバ歯車列の最終段に位置するハスバ歯車中心が前記軸継手手段の外側継手要素と同心であることを特徴とする搬送装置。 - 請求項3に記載の搬送装置において、
前記軸継手手段は、前記外側継手要素と当該外側継手要素を保持する継手保持部との間に前記遊び代に相当する隙間を有し、当該隙間は前記ハスバ歯車伝達手段から前記外側継手要素が受ける駆動力方向に沿う寸法よりも当該駆動力方向に直交する寸法が大きくなるように設けられることを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の搬送装置において、
前記軸継手手段は、前記外側継手要素及び前記内側継手要素間に両者の軸方向位置を規制するストッパ手段を有することを特徴とする搬送装置。 - 媒体を整合した後に搬送させる媒体整合装置と、
前記媒体整合装置よりも媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記媒体整合装置にて媒体を整合する際に媒体がスラスト方向に移動可能に搬送される搬送装置と、を備え、
前記搬送装置は、媒体を挟持して搬送し且つ軸方向に移動可能な対構成の搬送部材を含む搬送手段と、
前記対構成の搬送部材の一方の搬送部材の軸方向端部に設けられて当該搬送部材を駆動する駆動伝達手段と、
を備え、
前記駆動伝達手段は、前記一方の搬送部材の軸方向端部に固定される内側継手要素及び当該内側継手要素を軸方向に移動可能に保持する外側継手要素を含み、前記一方の搬送部材を軸方向に対して移動可能に連結する軸継手手段と、
駆動源からの回転駆動力を伝達する複数のハスバ歯車列を有し、当該ハスバ歯車列を介して前記軸継手手段の外側継手要素に前記駆動源からの回転駆動力を伝達するハスバ歯車伝達手段と、を有することを特徴とする媒体処理装置。 - 媒体を整合した後に搬送させる媒体整合装置と、
前記媒体整合装置よりも媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記媒体整合装置にて媒体を整合する際に媒体がスラスト方向に移動可能に搬送される請求項1乃至10のいずれかに記載の搬送装置と、を備えることを特徴とする媒体処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018158081A JP7298117B2 (ja) | 2018-08-27 | 2018-08-27 | 搬送装置及びこれを用いた媒体処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018158081A JP7298117B2 (ja) | 2018-08-27 | 2018-08-27 | 搬送装置及びこれを用いた媒体処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020033111A JP2020033111A (ja) | 2020-03-05 |
JP7298117B2 true JP7298117B2 (ja) | 2023-06-27 |
Family
ID=69666941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018158081A Active JP7298117B2 (ja) | 2018-08-27 | 2018-08-27 | 搬送装置及びこれを用いた媒体処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7298117B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001278495A (ja) | 2000-03-28 | 2001-10-10 | Seiko Epson Corp | プリンタ |
JP2002341696A (ja) | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Sharp Corp | 感光体ドラムおよび画像形成装置 |
JP2009227387A (ja) | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置の後処理装置 |
JP2010254385A (ja) | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 給紙装置および画像形成装置 |
JP2011136782A (ja) | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 用紙搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2014193769A (ja) | 2013-02-28 | 2014-10-09 | Ricoh Co Ltd | 搬送装置、及び、画像形成装置 |
JP2017026029A (ja) | 2015-07-22 | 2017-02-02 | シャープ株式会社 | 駆動伝達機構及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2017037255A (ja) | 2015-08-12 | 2017-02-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 駆動力伝達装置及び画像形成装置 |
JP2017193394A (ja) | 2016-04-19 | 2017-10-26 | 株式会社リコー | 搬送装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08225196A (ja) * | 1995-02-17 | 1996-09-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の用紙整合装置 |
-
2018
- 2018-08-27 JP JP2018158081A patent/JP7298117B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001278495A (ja) | 2000-03-28 | 2001-10-10 | Seiko Epson Corp | プリンタ |
JP2002341696A (ja) | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Sharp Corp | 感光体ドラムおよび画像形成装置 |
JP2009227387A (ja) | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置の後処理装置 |
JP2010254385A (ja) | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 給紙装置および画像形成装置 |
JP2011136782A (ja) | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 用紙搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2014193769A (ja) | 2013-02-28 | 2014-10-09 | Ricoh Co Ltd | 搬送装置、及び、画像形成装置 |
JP2017026029A (ja) | 2015-07-22 | 2017-02-02 | シャープ株式会社 | 駆動伝達機構及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2017037255A (ja) | 2015-08-12 | 2017-02-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 駆動力伝達装置及び画像形成装置 |
JP2017193394A (ja) | 2016-04-19 | 2017-10-26 | 株式会社リコー | 搬送装置及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020033111A (ja) | 2020-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5552732B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6233698B2 (ja) | ベルト装置、定着装置及び画像形成装置 | |
JP2009122563A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5081577B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010217464A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4723603B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2011190026A (ja) | シート斜行補正装置及び画像形成装置 | |
JP6253322B2 (ja) | 定着装置 | |
JP7298117B2 (ja) | 搬送装置及びこれを用いた媒体処理装置 | |
JP6816544B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4980764B2 (ja) | 用紙の幅合わせ装置 | |
JP5156364B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9829843B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP6029092B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021020786A (ja) | 媒体搬送装置および画像形成装置 | |
JP6245226B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020134739A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2023023111A (ja) | 駆動伝達装置、定着装置および画像形成装置 | |
JP6494319B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6278831B2 (ja) | 定着装置 | |
JP5470033B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2011136782A (ja) | 用紙搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP5020186B2 (ja) | シート体搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2022048935A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022021721A (ja) | 用紙分離装置、定着装置、および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230529 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7298117 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |