JP2021020786A - 媒体搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】しわの発生を抑制することができる媒体搬送装置を得る。【解決手段】本発明の媒体搬送装置は、互いに重なり合った複数の記録媒体から一の記録媒体を分離可能な分離部と、第1の軸を中心として回転可能な第1のローラと第1のローラと当接する第2のローラとを含み、分離部において分離された一の記録媒体の斜行を矯正しつつ搬送可能なレジストローラ対とを有する。第1のローラは、第1の径を有する第1の端部と、第2の径を有する第2の端部と、第1の軸に沿って第1の端部と第2の端部との間に位置すると共に第1の径および第2の径の双方よりも大きい第3の径を有する中間部とを含む。【選択図】図7

Description

本発明は、媒体を搬送する媒体搬送装置、およびそれを備えた画像形成装置に関する。
例えばプリンタなどの画像形成装置では、ローラなどを用いて記録媒体を搬送することにより画像形成動作を行う。例えば、画像形成装置には、定着部における加圧ローラにおいて、中央部が両端部よりも張り出したクラウン形状を有しているものがある(例えば特許文献1)。
特開2012−058319号公報
ところで、画像形成装置では、画像形成動作において記録媒体のしわの発生を抑制することが期待されている。
記録媒体におけるしわの発生を抑制することができる媒体搬送装置、およびそれを備えた画像形成装置を提供することが望ましい。
本発明の一実施の形態における媒体搬送装置は、分離部と、レジストローラ対とを有する。分離部は、互いに重なり合った複数の記録媒体から一の記録媒体を分離可能に構成されている。レジストローラ対は、第1の軸を中心として回転可能な第1のローラと、その第1のローラと当接する第2のローラとを含み、分離部において分離された一の記録媒体の斜行を矯正しつつ搬送可能に構成されている。第1のローラは、第1の径を有する第1の端部と、第2の径を有する第2の端部と、第1の軸に沿って第1の端部と第2の端部との間に位置すると共に第1の径および第2の径の双方よりも大きい第3の径を有する中間部とを含む。
本発明の一実施の形態における画像形成装置は、記録媒体を搬送する、上述の媒体搬送装置と、現像剤を用いて記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、記録媒体に形成されたトナー像を定着させる定着部とを備える。
本発明の一実施形態としての媒体搬送装置および画像形成装置では、第1のローラにおいて、中間部における第3の径が、第1の端部における第1の径および第2の端部における第2の径よりも大きくなるようにした。これにより、記録媒体のうちの中間部と接触する部位に発生する摩擦力が大きくなるので、記録媒体のうちの分離部と接触する部位に発生する分離負荷の影響が緩和される。ここで、「分離負荷」とは、例えば、積層された複数の記録媒体から一の記録媒体が分離部において分離される際に要する力など、分離部が発生させる記録媒体の搬送を妨げる力をいう。
本発明の一実施の形態における媒体搬送装置および画像形成装置によれば、記録媒体におけるしわの発生を抑制することができる。
一実施の形態に係る画像形成装置の全体構成例を表す模式図である。 図1に示した給紙部および搬送部の主たる構成要素の外観を表す斜視図である。 図1に示した給紙部および搬送部の主たる構成要素を表す概略図である。 図1に示した分離部の動作を説明する説明図である。 図1に示した分離部の動作を説明する他の説明図である。 図1に示したレジストローラ対の外観を表す斜視図である。 図2に示したプレッシャローラの形状を説明する説明図である。 図2に示したプレッシャローラの形状の一例を表す平面図である。 図2に示したプレッシャローラの作用を説明する説明図である。 図2に示したプレッシャローラの作用を説明する他の説明図である。 図2に示したプレッシャローラの作用を説明する他の説明図である。 変形例に係る画像形成装置における給紙部および搬送部の主たる構成要素を表す概略図である。 変形例に係る画像形成装置におけるレジストローラの作用を説明する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明は本発明の一具体例であって、本発明は以下の態様に限定されるものではない。また、本発明は、各図に示す各構成要素の配置や寸法、寸法比などについても、それらに限定されるものではない。
<1.実施の形態>
[画像形成装置1の概略構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置(画像形成装置1)の全体構成例を表す模式図である。画像形成装置1は、例えば電子写真方式を用いたプリンタであり、トナーなどの現像剤を用いて画像形成動作を行うことにより、紙などの記録媒体Pに白黒画像やカラー画像を形成するように構成される。なお、本明細書では、記録媒体Pの搬送方向と直交する方向(図1では紙面と直交する方向)を幅方向という。また、本明細書では、記録媒体Pが搬送される搬送経路上における任意の位置から見て媒体積載部100A(後述)もしくは媒体積載部100B(後述)に近い位置、または媒体積載部100Aもしくは媒体積載部100Bへ向かう方向を上流という。さらに、搬送経路上における任意の位置から見て、記録媒体Pが排出されて積載される排出部5(後述)に近い位置、もしくは排出部5へ向かう方向を下流という。上流から下流に向かう方向を搬送方向Fという。
画像形成装置1は、例えば装置本体の筺体である本体フレーム2の内部に、例えば媒体積載部100Aと、給紙部200Aと、媒体積載部100Bと、給紙部200Bと、搬送部300と、画像形成部400と、定着器ユニット800と、両面搬送ユニット900とを備えている。
(媒体積載部100A)
媒体積載部100Aは、例えば手差しトレイであり、記録媒体P(記録媒体PA)を収容する収容部である。媒体積載部100Aでは、複数の記録媒体PAが積載される。媒体積載部100Aの下流には、給紙部200Aが設けられている。
(給紙部200A)
給紙部200Aは、記録媒体PAを1枚ずつ下流へ供給する機構である。給紙部200Aは、ピックアップローラ201Aと、分離部210Aとを有している。ピックアップローラ201Aは、記録媒体PAの表面に圧接し、その記録媒体PAを下流へ繰り出す回転部材である。ピックアップローラ201Aは、ピックアップローラ201Aの中心軸を回転軸として回転するようになっている。分離部210Aは、ピックアップローラ201Aの下流に配置され、ピックアップローラ201Aにより繰り出された記録媒体PAを挟持するとともに、互いに重なり合った複数の記録媒体PAから一の記録媒体PAを分離するように構成される。分離部210Aは、下流に搬送される一の記録媒体PAに分離負荷をかけるようになっている。給紙部200Aの下流には、搬送部300が設けられている。分離部210Aの詳細の構成については後述する。
(媒体積載部100B)
媒体積載部100Bは、例えば給紙トレイであり、記録媒体P(記録媒体PB)を収容する収容部である。媒体積載部100Bでは、複数の記録媒体PBが積載される。媒体積載部100Bの下流には、給紙部200Bが設けられている。
(給紙部200B)
給紙部200Bは、記録媒体PBを1枚ずつ下流へ供給する機構である。給紙部200Bは、ピックアップローラ201Bと、分離部210Bとを有している。ピックアップローラ201Bは、記録媒体PBの表面に圧接し、その記録媒体PBを下流へ繰り出す回転部材である。ピックアップローラ201Bは、ピックアップローラ201Bの中心軸を回転軸として回転するようになっている。分離部210Bは、ピックアップローラ201Bの下流に配置され、ピックアップローラ201Bにより繰り出された記録媒体PBを挟持するとともに、互いに重なり合った複数の記録媒体PBから一の記録媒体PBを分離するように構成される。分離部210Bは、下流に搬送される一の記録媒体PBに分離負荷をかけるようになっている。給紙部200Bの下流には、搬送部300が設けられている。
(搬送部300)
搬送部300は、給紙部200Aにより供給された記録媒体PAまたは給紙部200Bにより供給された記録媒体PBを、画像形成部400に搬送する機構である。また、搬送部300は、両面搬送ユニット900により搬送された記録媒体PA,PBをも画像形成部400に搬送するようになっている。搬送部300は、レジストローラ対310と、レジストローラ対320とを有している。
レジストローラ対310は、記録媒体PBの搬送経路を挟んで対向配置されたプレッシャローラおよびレジストローラを有しており、記録媒体PBをプレッシャローラおよびレジストローラが挟持しつつ回転することによりレジストローラ対320に向けて搬送するように構成される。レジストローラ対310は、記録媒体PBを搬送する際、プレッシャローラとレジストローラとの対向部分に記録媒体PBの先端部分が突き当てられることにより、記録媒体PBの斜行を矯正するようになっている。また、レジストローラ対310は、分離部210Bに挟持されている状態の記録媒体PBの下流部分を挟持できるようになっている。
レジストローラ対320は、記録媒体PA,PBの搬送経路を挟んで対向配置されたプレッシャローラ321およびレジストローラ322(後出の図2に記載)を有している。記録媒体PA,PBをプレッシャローラ321およびレジストローラ322が挟持しつつ回転することにより、記録媒体PA,PBを画像形成部400に向けて搬送するように構成される。レジストローラ対320は、記録媒体PAを搬送する際、プレッシャローラ321とレジストローラ322との対向部分に記録媒体PAの先端部分が突き当てられることにより、記録媒体PAの斜行を矯正するようになっている。また、レジストローラ対320は、分離部210Aに挟持されている状態の記録媒体PAまたは分離部210Bに挟持されている状態の記録媒体PBを挟持できるようになっている。レジストローラ対320の詳細の構成については後述する。搬送部300の下流には、画像形成部400が設けられている。
(画像形成部400)
画像形成部400は、トナー像(現像剤画像)を形成し、そのトナー像を記録媒体PA,PBに転写する機構である。画像形成部400は、4つのトナー現像ユニット500(トナー現像ユニット500K,500Y,500M,500C)と、4つの露光ユニット600(露光ユニット600K,600Y,600M,600C)と、転写ベルトユニット700とを有している。
4つのトナー現像ユニット500(トナー現像ユニット500K,500Y,500M,500C)は、パーソナルコンピュータなどの上位装置から送信される印刷データに基づいて、現像剤であるトナーを用いてトナー像を形成する機構である。4つのトナー現像ユニット500(トナー現像ユニット500K,500Y,500M,500C)は、画像形成装置1から着脱可能に構成される。具体的には、トナー現像ユニット500Kは、黒色のトナー像を形成し、トナー現像ユニット500Yは、黄色のトナー像を形成し、トナー現像ユニット500Mは、マゼンタ色のトナー像を形成し、トナー現像ユニット500Cは、シアン色のトナー像を形成するようになっている。この例では、トナー現像ユニット500K,500Y,500M,500Cは、記録媒体PA,PBの搬送方向Fにおいてこの順に配置される。トナー現像ユニット500は、感光ドラム501を有している。具体的には、トナー現像ユニット500K,500Y,500M,500Cは、それぞれ感光ドラム501K,501Y,501M,501Cを有している。4つの感光ドラム501(感光ドラム501K,501Y,501M,501C)は、静電潜像を表面(表層部分)に担持する円柱状の部材であり、感光体(例えば有機系感光体)を用いて構成される。
4つの露光ユニット600(露光ユニット600K,600Y,600M,600C)は、4つのトナー現像ユニット500の感光ドラム501に対して光をそれぞれ照射する機構であり、例えば、LED(Light Emitting Diode)ヘッドを用いて構成される。具体的には、露光ユニット600Kは、トナー現像ユニット500Kの感光ドラム501Kに対して光を照射し、露光ユニット600Yは、トナー現像ユニット500Yの感光ドラム501Yに対して光を照射し、露光ユニット600Mは、トナー現像ユニット500Mの感光ドラム501Mに対して光を照射し、露光ユニット600Cは、トナー現像ユニット500Cの感光ドラム501Cに対して光を照射する。これにより、これらの感光ドラム501の表面には、静電潜像が形成される。そして、感光ドラム501には、静電潜像に応じたトナー像が形成されるようになっている。
転写ベルトユニット700は、感光ドラム501の表面に形成されたトナー像をクーロン力により記録媒体PA,PBの表面に転写するとともに、その記録媒体PA,PBを搬送方向Fに向けて搬送する機構である。転写ベルトユニット700は、トナー像が転写された記録媒体PA,PBを定着器ユニット800に向けて搬送するようになっている。転写ベルトユニット700は、画像形成装置1から着脱可能に構成される。転写ベルトユニット700は、転写ベルト701と、4つの転写ローラ702(転写ローラ702K,702Y,702M,702C)とを有している。転写ベルト701は、記録媒体PA,PBを搬送方向Fに向けて搬送する部材である。4つの転写ローラ702は、対応するトナー現像ユニット500の感光ドラム501の表面に形成されたトナー像を、記録媒体PA,PBの被転写面上に転写する回転部材である。転写ローラ702Kは、転写ベルト701を介してトナー現像ユニット500Kの感光ドラム501Kに対向配置されており、転写ローラ702Yは、転写ベルト701を介してトナー現像ユニット500Yの感光ドラム501Yに対向配置されており、転写ローラ702Mは、転写ベルト701を介してトナー現像ユニット500Mの感光ドラム501Mに対向配置されており、転写ローラ702Cは、転写ベルト701を介してトナー現像ユニット500Cの感光ドラム501Cに対向配置されている。転写ローラ702K,702Y,702M,702Cのそれぞれには、電圧が印加されることにより、画像形成装置1では、トナー現像ユニット500により感光ドラム501に形成されたトナー像が、記録媒体PA,PBの被転写面上に転写されるようになっている。画像形成部400の下流には、定着器ユニット800が設けられている。
(定着器ユニット800)
定着器ユニット800は、転写ベルトユニット700から搬送された記録媒体PA,PB上に転写されたトナー像に対し熱および圧力を付与することにより、そのトナー像を記録媒体PA,PB上に定着させる機構である。定着器ユニット800は、画像形成装置1から着脱可能に構成される。定着器ユニット800は、例えば、加熱ローラ801と、加圧ローラ802とを有している。加熱ローラ801は、例えば加熱ヒータである熱源を含んで構成され、記録媒体PA,PB上のトナー像に対して熱を付与する回転部材である。加圧ローラ802は、加熱ローラ801との間に圧接部が形成されるように加熱ローラ801と対向して配置され、記録媒体PA,PB上のトナー像に対して圧力を付与する回転部材である。画像形成装置1では、定着器ユニット800がトナー像を記録媒体PA,PBに定着させ、搬送ローラ対3が記録媒体PA,PBを排出ローラ対4に向けて搬送し、排出ローラ対4が記録媒体PA,PBを排出部5に向けて搬送する。この構成により、画像形成装置1は、記録媒体PA,PBを排出部5に排出するようになっている。排出部5は、本体フレーム2の外側に設けられ、トナー像が定着された記録媒体PA,PBを積載する部位である。
(両面搬送ユニット900)
両面搬送ユニット900は、両面印刷を行う場合に、記録媒体PA,PBを反転させる機構である。両面搬送ユニット900は、搬送ローラ対901と、搬送ローラ対902と、搬送ローラ対903と、搬送ローラ対904とを有している。搬送ローラ対901,902,903,904は、記録媒体PA,PBを挟持しつつ搬送するように構成される。両面搬送ユニット900は、定着器ユニット800から排出され搬送ローラ対6により搬送された記録媒体PA,PBを、搬送ローラ対901を用いて一旦退避させる。そして、両面搬送ユニット900は、退避させた記録媒体PA,PBを、搬送ローラ対901、搬送ローラ対902、搬送ローラ対903、および搬送ローラ対904を用いて搬送することにより搬送部300に戻すようになっている。
[分離部210Aおよびレジストローラ対320の構成]
以下、図2〜8を参照して、分離部210Aおよび搬送部300におけるレジストローラ対320の詳細の構成について説明する。図2は、給紙部200Aおよびレジストローラ対320の外観を表す斜視図である。図3は、給紙部200Aおよびレジストローラ対320を簡略化して表す概略図である。図4は、分離部210Aの動作を説明する説明図である。図5は、分離部210Aの動作を説明する他の説明図である。図6は、レジストローラ対320の外観を表す斜視図である。図7は、プレッシャローラ321の形状を簡略化して表す説明図である。図8は、プレッシャローラ321の形状の一例を表す平面図である。
(分離部210A)
図2,3に示したように、分離部210Aは、給紙ローラ211Aと、分離ローラ212Aと、トルクリミッタ213Aとを有している。給紙ローラ211Aは、記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送するように、自ら回転する駆動ローラである。給紙ローラ211Aは、給紙ローラ211Aの中心軸を回転軸として回転するようになっている。分離ローラ212Aは、記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送するように、給紙ローラ211Aに従動して回転する従動ローラである。分離ローラ212Aは、分離ローラ212Aの中心軸を回転軸として回転する。分離ローラ212Aは、給紙ローラ211Aに対向して配置されるとともに、給紙ローラ211Aに当接している。記録媒体PAが搬送される場合には、給紙ローラ211Aは記録媒体PAの被転写面と当接し、分離ローラ212Aは記録媒体PAの裏面と当接する。すなわち、分離ローラ212Aは、記録媒体PAを挟んで給紙ローラ211Aと反対側に位置するようになっている。トルクリミッタ213Aは、分離ローラ212Aに対し所定のトルクを付与する部材である。分離ローラ212Aは、このトルクを上回るトルクが付与される場合に、記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送するように回転するようになっている。
ピックアップローラ201Aから一の記録媒体PAが搬送された場合には、分離部210Aは、この記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送する。また、ピックアップローラ201Aから複数の記録媒体PAが搬送された場合には、分離部210Aは、複数の記録媒体PAのうち、一の記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送するとともに、他の記録媒体PAから一の記録媒体PAを分離するようになっている。具体的には、例えば、図4に示したように、媒体積載部100Aに積載された記録媒体PAのうち、最上位にある記録媒体PA1が分離部210Aに搬送された場合には、給紙ローラ211Aは、記録媒体PA1を搬送方向Fに向けて搬送するように回転する。記録媒体PA1を介して分離ローラ212Aに対する給紙ローラ211Aの駆動トルクが付与されるので、分離ローラ212Aは、給紙ローラ211Aに連れ回る。すなわち、分離ローラ212Aも、記録媒体PA1を搬送方向Fに向けて搬送するように回転する。分離部210Aは、給紙ローラ211Aおよび分離ローラ212Aの回転により、記録媒体PA1を搬送方向Fに向けて搬送する。この際、分離ローラ212Aと記録媒体PA1との間には摩擦力が発生するため、分離部210Aでは、記録媒体PA1に対し、搬送方向Fと反対方向の分離負荷が付与される。また、例えば、図5に示したように、媒体積載部100Aに積載された記録媒体PAのうち、最上位にある記録媒体PA1とその記録媒体PA1の直下にある記録媒体PA2とが分離部210Aに搬送された場合には、給紙ローラ211Aは、記録媒体PA1を搬送方向Fに向けて搬送するように回転する。複数の記録媒体PA(記録媒体PA1,PA2)を介して分離ローラ212Aに対する給紙ローラ211Aの駆動トルクが付与されるが、給紙ローラ211Aと分離ローラ212Aとの間に複数の記録媒体PAが存在することにより、この駆動トルクは小さくなる。そのため、分離ローラ212Aは回転しない。分離部210Aは、給紙ローラ211Aの回転により、記録媒体PA1を搬送方向Fに向けて搬送するとともに、記録媒体PA2から記録媒体PA1を分離する。この際、分離ローラ212Aと記録媒体PA1との間には摩擦力が発生するため、分離部210Aでは、記録媒体PA1に対し、搬送方向Fと反対方向の分離負荷が付与される。また、例えば、最上位にある記録媒体PA1とその記録媒体PA1の直下にある他の複数の記録媒体PAとが分離部210Aに搬送された場合においても同様に、分離部210Aは、記録媒体PA1を搬送方向Fに向けて搬送するとともに、他の複数の記録媒体PAから記録媒体PA1を分離するようになっている。この際、分離部210Aでは、記録媒体PA1に対し、搬送方向Fと反対方向の分離負荷が付与される。
(レジストローラ対320)
図2,3に示したように、レジストローラ対320は、分離部210Aの下流に配置されている。レジストローラ対320は、プレッシャローラ321と、レジストローラ322とを有している。プレッシャローラ321は、ステンレスなどの金属部材であり、記録媒体PAに圧力を付与するとともに記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送するように回転する回転部材である。プレッシャローラ321は、プレッシャローラ321の中心軸を回転軸として回転するようになっている。レジストローラ322は、プレッシャローラ321に対向して配置された回転部材である。レジストローラ322は、レジストローラ322の中心軸を回転軸として回転するようになっている。プレッシャローラ321の両端は、ばねなどの弾性体により上下動可能な軸受(図示せず)に支持され、レジストローラ322の両端は、固定された軸受(図示せず)により支持される。レジストローラ対320では、プレッシャローラ321がレジストローラ322側に押圧されるとともに、プレッシャローラ321およびレジストローラ322が記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送するように回転する。この例では、プレッシャローラ321が駆動ローラであり、レジストローラ322が従属ローラである。これにより、レジストローラ対320は、プレッシャローラ321とレジストローラ322との間に挟まれた記録媒体PAに摩擦力を発生させ、記録媒体PAを搬送する。また、レジストローラ対320は、記録媒体PAがレジストローラ対320に突き当てられることにより、記録媒体PAの斜行を矯正するようになっている。
図6に示したように、レジストローラ322は、シャフト323と、弾性材324Lと、弾性材324Rとを有している。シャフト323は、例えば金属製の回転部材である。弾性材324Lおよび弾性材324Rは、シャフト323に被覆された、例えばシリコンゴムなどの弾性体である。なお、この例では、レジストローラ322の弾性材324L,324Rはレジストローラ322の中心部を被覆していない。レジストローラ322では、シャフト323の直径はレジストローラ322の回転軸方向(幅方向)に沿って実質的に一定であり、シャフト323の外周面は幅方向と略平行である。また、弾性材324Lおよび弾性材324Rの外径は幅方向に沿って実質的に一定であり、弾性材324Lおよび弾性材324Rの外周面は幅方向と略平行である。すなわち、レジストローラ322の回転軸を含むレジストローラ322の断面において、弾性材324L,324Rで被覆されている部位の外郭は、幅方向に略平行なストレート形状である。レジストローラ322は、プレッシャローラ321がレジストローラ322側に押圧された場合には、プレッシャローラ321の形状に応じて変形するようになっている。
また、プレッシャローラ321は、端部E1Lと、端部E1Rと、中央部M0と、中間部M1Lと、中間部M1Rとを有している。端部E1Lおよび端部E1Rは、それぞれ幅方向におけるプレッシャローラ321の端の部位である。中央部M0は、幅方向におけるプレッシャローラ321の中心部を含む部位である。中間部M1Lは、端部E1Lと中央部M0との間にある部位である。中間部M1Rは、端部E1Rと中央部M0との間にある部位である。中央部M0の一方の端部は、弾性材324Lに対向するとともに弾性材324Lに当接している。中央部M0の他方の端部は、弾性材324Rに対向するとともに弾性材324Rに当接している。また、端部E1Lにおいて、中間部M1Lとの間の境界面から幅方向における所定の長さまでの部位は、弾性材324Lに対向している。端部E1Rにおいて、中間部M1Rとの間の境界面から幅方向における所定の長さまでの部位は、弾性材324Rに対向している。この所定の長さは、例えば5mmである。
図7に示したように、端部E1Lの直径D1Lおよび端部E1Rの直径D1Rはそれぞれ幅方向に沿って実質的に一定であり、端部E1Lの外周面および端部E1Rの外周面はそれぞれ幅方向と略平行である。中央部M0の直径D0は幅方向に沿って実質的に一定であり、中央部M0の外周面は幅方向と略平行である。中間部M1Lの直径は、直径D1Lから直径D0の間で線形的に変化し、中央部M0に近づくほど直径D0に近づき、端部E1Lに近づくほど直径D1Lに近づく。同様に、中間部M1Rの直径は、直径D1Rから直径D0の間で線形的に変化し、中央部M0に近づくほど直径D0に近づき、端部E1Rに近づくほど直径D1Rに近づく。すわなち、プレッシャローラ321の回転軸を含むプレッシャローラ321の断面において、中央部M0、端部E1L、および端部E1Rの外郭は、幅方向に略平行なストレート形状である。また、この例では、中間部M1Lの外郭は、端部E1Lと中央部M0とを結ぶストレート形状であり、中間部M1Rの外郭は、端部E1Rと中央部M0とを結ぶストレート形状である。幅方向における、中央部M0、中間部M1L、および中間部M1Rの長さは、それぞれ幅W2,幅W4,幅W5である。また、幅方向における分離部210Aの長さは、幅W1である。
ここで、端部E1Lの直径D1Lおよび端部E1Rの直径D1Rは、中央部M0の直径D0よりも小さい。すなわち、プレッシャローラ321は、中央部M0がレジストローラ322に向かって膨らんでいる構造である。また、中央部M0の幅W2は、分離部210Aの幅W1よりも狭い。そして、端部E1Lと中間部M1Lとの間の境界面から端部E1Rと中間部M1Rとの間の境界面までの長さである幅W3は、記録媒体PAの幅よりも狭い。
図8に示したように、具体的には、例えば、直径D0は、10.1mmであり、直径D1Lおよび直径D1Rは、10.0mmである。したがって、直径D0と直径D1Lの差は0.1mmである。幅W1,幅W2,幅W3,幅W4,幅W5は、それぞれ、30.0mm、21.4mm、210.0mm、94.3mm、94.3mmである。幅W1と幅W2との差は8.6mmである。また、例えばA3サイズの記録媒体の幅である297.0mmと幅W3との差は、87.0mmである。なお、この例では、直径D1Lは直径D1Rと等しいが、直径D1Lは直径D1Rと異なっていてもよい。また、この例では、幅W4は幅W5と等しいが、幅W4は幅W5と異なっていてもよい。
ここで、分離部210Aおよびレジストローラ対320は、本発明における「媒体搬送装置」の一具体例に対応する。画像形成装置1は、本発明における「画像形成装置」の一具体例に対応する。レジストローラ対320は、本発明における「レジストローラ対」の一具体例に対応する。分離部210Aは、本発明における「分離部」の一具体例に対応する。プレッシャローラ321は、本発明における「第1のローラ」の一具体例に対応する。レジストローラ322は、本発明における「第2のローラ」の一具体例に対応する。給紙ローラ211Aは、本発明における「第3のローラ」の一具体例に対応する。端部E1Lは、本発明における「第1の端部」、「第1のストレート部」の一具体例に対応する。端部E1Rは、本発明における「第2の端部」、「第2のストレート部」の一具体例に対応する。中央部M0、中間部M1Lおよび中間部M1Rは、本発明における「中間部」の一具体例に対応する。中央部M0は、本発明における「中間ストレート部」の一具体例に対応する。
[作用・効果]
(A.基本動作)
画像形成装置1では、以下のようにして、記録媒体PA,PBに対してトナー像が転写される。
まず、図1を参照して、画像形成装置1の全体の動作について説明する。画像形成装置1は、上位装置から印刷データを受信すると、トナー現像ユニット500が、感光ドラム501を回転させて、画像形成処理を行う。
画像形成装置1では、露光ユニット600が、トナー現像ユニット500において表面が帯電した感光ドラム501に対して選択的に光を照射することにより、感光ドラム501の表面には、静電潜像が形成される。そして、感光ドラム501には、静電潜像に応じてトナー像が形成される。
画像形成装置1が媒体積載部100Aに積載された記録媒体PAに対してトナー像を転写する場合、本体フレーム2に設けられているモータの駆動により、給紙部200Aが媒体積載部100Aから記録媒体PAを搬送部300に向けて供給する。その際、ピックアップローラ201Aは、記録媒体PAを分離部210Aに繰り出す。分離部210Aは、ピックアップローラ201Aにより繰り出された記録媒体PAを挟持するとともに搬送する。ピックアップローラ201Aから一の記録媒体PAが搬送された場合には、分離部210Aは、この記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送する。また、ピックアップローラ201Aから複数の記録媒体PAが搬送された場合には、分離部210Aは、複数の記録媒体PAのうち、一の記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送するとともに、他の記録媒体PAから一の記録媒体PAを分離する。
搬送部300では、レジストローラ対320が記録媒体PAを画像形成部400に向けて搬送する。その際、レジストローラ対320では、プレッシャローラ321およびレジストローラ322の対向部分に記録媒体PAの前方端縁が突き当てられることにより記録媒体PAの斜行が矯正される。そののち、プレッシャローラ321およびレジストローラ322が記録媒体PAを挟持しつつ回転することにより、記録媒体PAが画像形成部400に向けて搬送される。
一方、画像形成装置1が媒体積載部100Bに積載された記録媒体PBに対してトナー像を転写する場合、本体フレーム2に設けられているモータの駆動により、給紙部200Bが媒体積載部100Bから記録媒体PBを搬送部300に向けて供給する。その際、ピックアップローラ201Bは、記録媒体PBを分離部210Bに繰り出す。分離部210Bは、ピックアップローラ201Bにより繰り出された記録媒体PBを挟持するとともに搬送する。ピックアップローラ201Bから一の記録媒体PBが搬送された場合には、分離部210Bは、この記録媒体PBを搬送方向Fに向けて搬送する。また、ピックアップローラ201Bから複数の記録媒体PBが搬送された場合には、分離部210Bは、複数の記録媒体PBのうち、一の記録媒体PBを搬送方向Fに向けて搬送するとともに、他の記録媒体PBを一の記録媒体PBと分離する。
搬送部300では、レジストローラ対310が記録媒体PBをレジストローラ対320に向けて搬送する。その際、レジストローラ対310では、プレッシャローラおよびレジストローラの対向部分に記録媒体PBの前方端縁が突き当てられることにより記録媒体PBの斜行が矯正される。そののち、レジストローラ対310におけるプレッシャローラおよびレジストローラが記録媒体PBを挟持しつつ回転することにより、記録媒体PBがレジストローラ対320に向けて搬送される。そして、レジストローラ対320が記録媒体PBを画像形成部400に向けて搬送する。
こののち、転写ベルト701は、循環回転することにより、記録媒体PA,PBを定着器ユニット800へ向けて搬送する。その際、記録媒体PA,PBは、感光ドラム501と転写ローラ702との間を通過する。
画像形成装置1では、トナー像が感光ドラム501の表面に形成されると、転写ベルトユニット700が転写処理を行う。その際、転写ベルトユニット700では、転写ベルト701が記録媒体PA,PBを搬送しながら、転写ローラ702が感光ドラム501の表面に形成されたトナー像を引き寄せる。その結果、トナー像が、感光ドラム501から記録媒体PA,PBへ転写される。
画像形成装置1は、トナー像が感光ドラム501から記録媒体PA,PBに転写されると、記録媒体PA,PBを定着器ユニット800に搬送する。定着器ユニット800は、記録媒体PA,PBが搬送されると、定着処理を行う。その際に、定着器ユニット800は、記録媒体PA,PBの表面に転写されたトナー像に対する加熱および加圧を行い、そのトナー像を溶融させて記録媒体PA,PBに定着させる。
画像形成装置1は、トナー像が記録媒体PA,PBに定着されると、記録媒体PA,PBを排出部5に向けて搬送し、記録媒体PA,PBを排出部5の上に排出する。
なお、画像形成装置1が記録媒体PA,PBの裏面にも印刷を行う場合、両面搬送ユニット900は、記録媒体PA,PBの反転を行ったのち、記録媒体PA,PBを搬送部300へ戻す。そして、画像形成装置1は記録媒体PA,PBの裏面へのトナー像の転写および定着処理を順次行う。具体的には、両面搬送ユニット900は、定着器ユニット800から排出され、搬送ローラ対6により搬送された記録媒体PA,PBを、搬送ローラ対901を用いて一旦退避させる。次に、両面搬送ユニット900は、退避させた記録媒体PA,PBを、搬送ローラ対901、搬送ローラ対902、搬送ローラ対903、および搬送ローラ対904を用いて搬送することにより搬送部300に送り出す。そののち、搬送部300は、反転された記録媒体PA,PBを画像形成部400に搬送する。画像形成部400では、トナー現像ユニット500がトナー像を感光ドラム501の表面に形成し、転写ベルトユニット700が感光ドラム501の表面に形成されたトナー像を記録媒体PA,PBの裏面に転写する。画像形成部400は、トナー像が転写された記録媒体PA,PBを再び定着器ユニット800に向けて搬送する。その結果、定着器ユニット800が、記録媒体PA,PBの裏面に転写されたトナー像に対する加熱および加圧を行い、記録媒体PA,PBの裏面に転写されたトナー像を溶融させて記録媒体PA,PBに定着させる。画像形成装置1は、トナー像が記録媒体PA,PBに定着されると、排出ローラ対4により記録媒体PA,PBを排出部5に向けて搬送し、記録媒体PA,PBを排出部5の上に排出する。画像形成装置1が記録媒体PA,PBの裏面に印刷を行う処理において、この例では、記録媒体PA,PBは、分離部210Aまたは分離部210Bを通過しない。すなわち、記録媒体PA,PBには分離負荷は発生しない。
画像形成装置1の全体の動作は、以上の通りである。
(B.プレッシャローラ321の作用)
次に、媒体積載部100Aに積載された記録媒体PAが給紙部200Aおよびレジストローラ対320により画像形成部400に向かって搬送される場合におけるプレッシャローラ321の作用について説明する。なお、これに限らず、媒体積載部100Bに積載された記録媒体PBが給紙部200Bおよびレジストローラ対320により画像形成部400に向かって搬送される場合におけるプレッシャローラ321の作用についても同様である。
図9は、ピックアップローラ201Aから複数の記録媒体PA(例えば、記録媒体PA1および記録媒体PA2)が分離部210Aに搬送された場合において、記録媒体PA1に発生する力を表している。分離部210Aが記録媒体PA1を挟持するとともに、レジストローラ対320が記録媒体PA1を挟持している場合において、記録媒体PA1に対し、プレッシャローラ321およびレジストローラ322により摩擦力が付与され、分離部210Aにより分離負荷DLが付与される。具体的には、例えば、記録媒体PA1のうちの中央部M0と接触する部位には摩擦力FR1が付与される。記録媒体PA1のうちの端部E1Lと接触する部位には摩擦力FR1よりも小さな摩擦力FR2が付与され、記録媒体PA1のうちの端部E1Rと接触する部位には摩擦力FR1よりも小さな摩擦力FR3が付与される。同様に、記録媒体PA1のうちの中間部M1L,M1Rと接触する部位にも摩擦力が付与される。また、記録媒体PA1のうちの分離部210Aと接触する部位には、摩擦力FR1と反対方向に、記録媒体PA1を分離する際に要する分離負荷DLが付与される。なお、分離負荷DLが強い場合には、この分離負荷DLが記録媒体PA1におけるしわの発生の原因となると考えられる。プレッシャローラ321およびレジストローラ322による摩擦力と分離負荷DLとの合力が搬送力となり、レジストローラ対320は、この搬送力によって記録媒体PA1を搬送方向Fに向けて搬送する。以下に、この摩擦力について詳細に説明する。
図10は、記録媒体PA1を挟持するレジストローラ対320を簡略化して表している。レジストローラ322の表面の弾性材324L,324Rは、プレッシャローラ321に押圧されることにより、記録媒体PA1を介して、プレッシャローラ321の形状に対応して変形する。記録媒体PA1は、部位S0Lと、部位S0Rと、部位S1Lと、部位S1Rとを有している。部位S0Lは、記録媒体PA1のうちの弾性材324Lと中央部M0とに挟持された部位である。部位S0Rは、記録媒体PA1のうちの弾性材324Rと中央部M0とに挟持された部位である。部位S1Lは、記録媒体PA1のうちの弾性材324Lと端部E1Lとに挟持された部位である。部位S1Rは、記録媒体PA1のうちの弾性材324Rと端部E1Rとに挟持された部位である。レジストローラ322において、弾性材324Lにおける、部位S0Lと当接する部位では、中央部M0の直径D0が実質的に一定であるため、外径が略一様に小さくなり、弾性材324Rにおける、部位S0Rと当接する部位でも、同様に、外径が略一様に小さくなる。また、弾性材324Lにおける、部位S1Lと当接する部位では、端部E1Lの直径D1Lが実質的に一定であるため、外径が略一様に小さくなり、弾性材324Rにおける、部位S1Rと当接する部位でも、同様に、外径が略一様に小さくなる。そして、弾性材324Lにおける、中間部M1Lと記録媒体PA1を介して当接する部位では、中間部M1Lの直径に応じて、外径が小さくなり、弾性材324Rにおける、中間部M1Rと記録媒体PA1を介して当接する部位でも、同様に、外径が小さくなる。プレッシャローラ321およびレジストローラ322により記録媒体PA1に圧力がかかっている状態において、プレッシャローラ321およびレジストローラ322が回転することにより、記録媒体PA1には、プレッシャローラ321およびレジストローラ322による摩擦力が発生する。
図11は、記録媒体PA1におけるレジストローラ対320による摩擦力の分布を表している。摩擦力の分布は、幅方向において一様ではなく、プレッシャローラ321の形状に応じて変化する。この例では、記録媒体PA1における部位S0Lおよび部位S0Rでは、単位長さ当たりに略一様な摩擦力fr1が発生する。部位S1Lでは、単位長さ当たりに略一様な摩擦力fr2が発生する。部位S1Rでは、単位長さ当たりに略一様な摩擦力fr3が発生する。ここで、摩擦力fr3は摩擦力fr2と等しく、摩擦力fr1は、摩擦力fr2よりも大きい。記録媒体PA1のうちの弾性材324Lと中間部M1Lとに挟持された部位および記録媒体PA1のうちの弾性材324Rと中間部M1Rとに挟持された部位では、単位長さ当たりに一様ではない摩擦力が発生する。この摩擦力は、摩擦力fr1以下であり、摩擦力fr2以上である。部位S0Lおよび部位S0Rにおける摩擦力fr1を合算した力が摩擦力FR1であり、部位S1Lにおける摩擦力fr2を合算した力が摩擦力FR2であり、部位S1Rにおける摩擦力fr3を合算した力が摩擦力FR3である。
部位S0L、部位S0R、記録媒体PA1のうちの弾性材324Lと中間部M1Lとに挟持された部位、および記録媒体PA1のうちの弾性材324Rと中間部M1Rとに挟持された部位において、摩擦力fr2以上の余剰な摩擦力が発生する。レジストローラ対320では、この余剰な摩擦力が搬送方向Fと反対方向に発生する分離負荷DLを打ち消すことができるので分離負荷DLの影響を緩和することができる。その結果、記録媒体PA1の幅方向における応力の分布のばらつきが減衰するので記録媒体PA1における各部位は変形しにくくなる。
(C.効果)
このように、本実施の形態の画像形成装置1では、プレッシャローラ321において、中央部M0における直径D0が、端部E1Lにおける直径D1Lおよび端部E1Rにおける直径D1Rよりも大きくなるようにした。これにより、記録媒体PAのうちの直径D0を有する中央部M0と接触する部位に発生する摩擦力が大きくなるので、記録媒体PAのうちの分離部210Aと接触する部位に発生する分離負荷DLの影響が緩和される。これにより、画像形成装置1では、記録媒体PAにおけるしわの発生を抑制することができる。特に、記録媒体PAが例えば剛性が低い薄紙である場合には、しわの発生を大幅に抑制することができる。
また、画像形成装置1では、記録媒体PAまたは記録媒体PBを搬送するレジストローラ対320のプレッシャローラ321において、中央部M0における直径D0が、端部E1Lにおける直径D1Lおよび端部E1Rにおける直径D1Rよりも大きくなるようにした。これにより、画像形成装置1では、記録媒体PAおよび記録媒体PBのいずれにおいてもしわの発生を抑制することができる。すなわち、レジストローラ対320を、記録媒体PAおよび記録媒体PBの共通の搬送経路に設置するようにしたので、画像形成装置1全体の大型化を避けることができる。
また、画像形成装置1では、中央部M0は、幅方向と略平行であって幅W2を有する外周面を含むようにしたので、記録媒体PAのうちの中央部M0およびレジストローラ322により挟持された部位には、一様な摩擦力fr1が発生する。これにより、画像形成装置1では、斜行矯正性能を高めることができる。
また、画像形成装置1では、端部E1Lは、幅方向と略平行な外周面を含むストレート部を有し、端部E1Rは、幅方向と略平行な外周面を含むようにした。これにより、記録媒体PAのうちの端部E1Lとレジストローラ322により挟持された部位には、一様な摩擦力fr2が発生し、記録媒体PAのうちの端部E1Rとレジストローラ322により挟持された部位には、一様な摩擦力fr3が発生する。これにより、画像形成装置1では、斜行矯正性能を高めることができる。
また、画像形成装置1では、分離部210Aは、幅方向に沿って、幅W2よりも長い幅W1を有するようにした。これにより、画像形成装置1では、中央部M0、中間部M1L、および中間部M1Rにおける摩擦力が、分離負荷DLの影響を緩和することができるので、記録媒体PAにおけるしわの発生を抑制することができる。
また、画像形成装置1では、中央部M0の一部は、弾性材324L,324Rと対向するようにした。これにより、記録媒体PAのうちの中央部M0と弾性材324Lとに挟持された部位S0Lには一様な摩擦力fr1が発生し、記録媒体PAのうちの中央部M0と弾性材324Rとに挟持された部位S0Rには一様な摩擦力fr1が発生する。これにより、画像形成装置1では、斜行矯正性能を高めることができる。
また、画像形成装置1では、端部E1Lの一部は、弾性材324Lと対向し、端部E1Rの一部は、弾性材324Rと対向するようにした。これにより、記録媒体PAのうちの端部E1Lと弾性材324Lとにより挟持された部位S1Lには一様な摩擦力fr2が発生し、記録媒体PAのうちの端部E1Rと弾性材324Rとにより挟持された部位S1Rには一様な摩擦力fr3が発生する。これにより、画像形成装置1では、斜行矯正性能を高めることができる。
また、画像形成装置1では、端部E1Lと中間部M1Lとの間の境界面から端部E1Rと中間部M1Rとの間の境界面までの長さである幅W3は、幅方向に沿った記録媒体PAの幅よりも狭くなるようにした。これにより、記録媒体PAのうちの端部E1Lと弾性材324Lとにより挟持された部位S1Lには一様な摩擦力fr2が発生し、記録媒体PAのうちの端部E1Rと弾性材324Rとにより挟持された部位S1Rには一様な摩擦力fr3が発生する。これにより、画像形成装置1では、斜行矯正性能を高めることができる。
<2.変形例>
以下、上記実施の形態の画像形成装置1の変形例について説明する。なお、以下では、上記実施の形態と共通の構成要素に対しては、上記実施の形態で付されていた符号と同一の符号が付される。また、上記実施の形態と異なる構成要素の説明を主に行い、上記実施の形態と共通の構成要素の説明については、適宜、省略するものとする。
[変形例1]
上記実施の形態では、給紙ローラ211Aおよび分離ローラ212Aが、ピックアップローラ201Aにより繰り出された記録媒体PAを1枚ずつ分離したがこれに限定されるものではない。これに代えて、例えば、給紙ローラ211Aおよび分離摩擦片が、記録媒体PAを1枚ずつ分離してもよい。以下に、本変形例に係る給紙部200Cについて説明する。
図12は、給紙部200Cおよびレジストローラ対320を簡略化して表す概略図である。給紙部200Cは、分離部210Cを有している。分離部210Cは、分離摩擦片212Cを有している。分離摩擦片212Cは、給紙ローラ211Aに対向して配置され、給紙ローラ211Aと当接するコルクやゴムなどのプレート部材である。記録媒体PAが搬送される場合には、給紙ローラ211Aは記録媒体PAの被転写面と当接し、分離摩擦片212Cは記録媒体PAの裏面と当接する。すなわち、分離摩擦片212Cは、記録媒体PAを挟んで給紙ローラ211Aと反対側に位置するようになっている。分離部210Cでは、給紙ローラ211Aおよび分離摩擦片212Cが、ピックアップローラ201Aにより繰り出された記録媒体PAを挟持するとともに、給紙ローラ211Aが記録媒体PAを搬送する。ピックアップローラ201Aから複数の記録媒体PAが搬送される場合には、分離部210Cは、複数の記録媒体PAのうち、一の記録媒体PAを搬送方向Fに向けて搬送するとともに、他の記録媒体PAから一の記録媒体PAを分離する。分離部210Cは、下流に搬送される一の記録媒体PAに分離負荷をかけるようになっている。ここで、分離摩擦片212Cは、本発明における「分離部材」の一具体例に対応する。
[変形例2]
上記実施の形態では、プレッシャローラ321の回転軸を含むプレッシャローラ321の断面において、中間部M1L,M1Rの外郭はストレート形状であったが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、中間部M1Lの外郭は、端部E1Lと中央部M0とを結ぶ弧状の形状であり、中間部M1Rの外郭は、端部E1Rと中央部M0とを結ぶ弧状の形状であってもよい。
[変形例3]
上記実施の形態では、レジストローラ対320は、プレッシャローラ321およびレジストローラ322を有していたが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、レジストローラ対310が、プレッシャローラ321およびレジストローラ322を有していてもよい。
[変形例4]
上記実施の形態では、レジストローラ322の弾性材324L,324Rはレジストローラ322の中心部を被覆しないようにしたが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、レジストローラの弾性材はさらにレジストローラ322の中心部を被覆していてもよい。以下に、本変形例に係るレジストローラ322Dについて説明する。
図13は、記録媒体PA1における、本変形例に係るレジストローラ322Dおよびプレッシャローラ321による摩擦力の分布を表している。摩擦力の分布は、幅方向において一様ではなく、プレッシャローラ321の形状に応じて変化する。記録媒体PA1は、部位S0を有している。部位S0は、記録媒体PA1のうちのレジストローラ322Dと中央部M0とに挟持された部位である。この例では、部位S0では一様な摩擦力fr1が発生し、部位S1Lでは一様な摩擦力fr2が発生し、部位S1Rでは一様な摩擦力fr3が発生する。また、記録媒体PA1のうちのレジストローラ322Dと中間部M1Lとに挟持された部位および記録媒体PA1のうちのレジストローラ322Dと中間部M1Rとに挟持された部位では、摩擦力fr1以下であり、摩擦力fr2以上である摩擦力が発生する。この場合、部位S0の全体にかかる摩擦力は、特に大きくなる。プレッシャローラ321およびレジストローラ322Dでは、この余剰な摩擦力が搬送方向Fと反対方向に発生する分離負荷DLを打ち消すことができるので分離負荷DLの影響を緩和することができる。その結果、記録媒体PA1にかかる応力が一様に近くなるので記録媒体PA1における各部位は変形しにくくなる。
[その他の変形例]
また、これらの変形例のうちの2以上を組み合わせてもよい。
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態等では、プレッシャローラ321は金属部材であり、レジストローラ322は弾性材324L,324Rを有していたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、プレッシャローラは弾性材を有し、レジストローラは金属部材であってもよい。
また、例えば、上記の実施の形態等では、プレッシャローラ321の中央部M0の直径D0は、端部E1Lの直径D1Lおよび端部E1Rの直径D1Rよりも大きく、弾性材324L,324Rの外径は幅方向に沿って実質的に一定であったが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、プレッシャローラの直径は、幅方向に沿って実質的に一定であり、レジストローラの弾性材の外径は、中心部に近い部位において大きく、端部において小さくなるようにしてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態等では、レジストローラ322は、金属製のシャフト323および弾性材324L,324Rにより構成したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、シャフトおよび弾性材を弾性体により構成するようにしてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態等では、本技術を単機能のプリンタに適用したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、コピー機能、ファックス機能、スキャン機能、プリント機能などを有する、いわゆる多機能周辺装置(MFP;Multi Function Peripheral)に適用してもよい。
また、例えば、上記の実施の形態等では、トナー現像ユニット500が形成したトナー像を、記録媒体PA,PBに直接転写したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、トナー現像ユニット500が形成したトナー像を、一旦中間転写ベルトに転写し、中間転写ベルトに転写されたトナー像を記録媒体PA,PBに転写してもよい。
1…画像形成装置、2…本体フレーム、3,6,901,902,903,903,904…搬送ローラ対、4…排出ローラ対、5…排出部、100A,100B…媒体積載部、200A,200B,200C…給紙部、201A,201B…ピックアップローラ、210A,210B,210C…分離部、211A…給紙ローラ、212A…分離ローラ、212C…分離摩擦片、213A…トルクリミッタ、300…搬送部、310,320…レジストローラ対、321…プレッシャローラ、322…レジストローラ、322D…レジストローラ、323…シャフト、324L,324R…弾性材、400…画像形成部、500,500C,500K,500M,500Y…トナー現像ユニット、501,501C,501K,501M,501Y…感光ドラム、600,600C,600K,600M,600Y…露光ユニット、601…搬送ベルト、700…転写ベルトユニット、701…転写ベルト、702,702C,702K,702M,702Y…転写ローラ、800…定着器ユニット、801…加熱ローラ、802…加圧ローラ、900…両面搬送ユニット、901,902,903,904…搬送ローラ対、D0,D1L,D1R…直径、DL…分離負荷、E1L,E1R…端部、F…搬送方向、FR1,FR2,FR3…摩擦力、M0…中央部、M1L,M1R…中間部、P,PA,PA1,PA2,PB…記録媒体、S0,S0L,S0R,S1L,S1R…部位、W1,W2,W3,W4,W5…幅、fr1,fr2,fr3…摩擦力。


Claims (13)

  1. 互いに重なり合った複数の記録媒体から一の前記記録媒体を分離可能な分離部と、
    第1の軸を中心として回転可能な第1のローラと前記第1のローラと当接する第2のローラとを含み、前記分離部において分離された前記一の記録媒体の斜行を矯正しつつ搬送可能なレジストローラ対と
    を有し、
    前記第1のローラは、第1の径を有する第1の端部と、第2の径を有する第2の端部と、前記第1の軸に沿って前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置すると共に前記第1の径および前記第2の径の双方よりも大きい第3の径を有する中間部とを含む
    媒体搬送装置。
  2. 前記中間部は、前記第1の軸と略平行であって第1の長さを有する中間外周面を含む中間ストレート部を含む
    請求項1に記載の媒体搬送装置。
  3. 前記分離部は、前記第1の軸に沿って、前記第1の長さよりも長い第2の長さを有する
    請求項2に記載の媒体搬送装置。
  4. 前記中間部は、前記第1の軸に沿って第3の長さを有し、
    前記第3の長さは、前記第1の軸に沿った前記一の記録媒体の長さよりも短い
    請求項2または請求項3に記載の媒体搬送装置。
  5. 前記第1の端部は、前記第1の軸と略平行な第1の外周面を含む第1のストレート部を有し、
    前記第2の端部は、前記第1の軸と略平行な第2の外周面を含む第2のストレート部を有する
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の媒体搬送装置。
  6. 前記第2のローラは、前記第1のローラと当接し、前記第1の軸と略平行な第3の外周面を含む第3のストレート部を有する
    請求項5に記載の媒体搬送装置。
  7. 前記中間ストレート部の一部は、前記第3のストレート部と対向している
    請求項6に記載の媒体搬送装置。
  8. 前記第1のストレート部の一部は、前記第3のストレート部と対向している
    請求項6または請求項7に記載の媒体搬送装置。
  9. 前記分離部は、
    前記一の記録媒体の表面と対向する第3のローラと、
    前記一の記録媒体を挟んで前記第3のローラと反対側に位置する分離部材とを含む
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の媒体搬送装置。
  10. 前記レジストローラ対は、前記分離部に挟持されている前記一の記録媒体の一部を挟持可能である
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の媒体搬送装置。
  11. 前記第1のローラは金属部材を有する
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の媒体搬送装置。
  12. 前記第2のローラは弾性部材を有する
    請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の媒体搬送装置。
  13. 複数の記録媒体のうちの一の記録媒体を搬送する媒体搬送装置と、
    現像剤を用いて前記一の記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、
    前記一の記録媒体に形成された前記トナー像を定着させる定着部と
    を備え、
    前記媒体搬送装置は、
    互いに重なり合った前記複数の記録媒体から前記一の記録媒体を分離可能な分離部と、
    第1の軸を中心として回転可能な第1のローラと前記第1のローラと当接する第2のローラとを含み、前記分離部において分離された前記一の記録媒体の斜行を矯正しつつ搬送可能なレジストローラ対と
    を有し、
    前記第1のローラは、第1の径を有する第1の端部と、第2の径を有する第2の端部と、前記第1の軸に沿って前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置すると共に前記第1の径および前記第2の径の双方よりも大きい第3の径を有する中間部とを含む
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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