JP7292941B2 - 窒化アルミニウム複合フィラー - Google Patents

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Description

本発明は、新規な窒化アルミニウムからなる複合フィラーを提供するものである。詳しくは、多面体粒子からなる窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーが存在する新規な複合フィラーを提供するものである。
放熱シートや放熱グリースとして各種電子機器に広く利用される放熱材料として、シリコーンゴムやシリコーングリースに、熱伝導性フィラーを充填した組成物が使用されている。上記熱伝導性フィラーとして、電気絶縁性に優れており且つ高熱伝導性を有していることから、窒化アルミニウムが注目されている。
放熱材料の熱伝導率を向上させるには、高熱伝導性を有したフィラーを高充填することが重要であると考えられていた。そのため、放熱材料のフィラーとしての窒化アルミニウム粉末を構成する粒子としては、球状であり、数10~数100μm程度の幅広い粒径分布とすることにより細密な充填構造を採ることが好ましいとされている(特許文献1参照)。
一方、絶縁放熱用フィラーとして、細長い針状の形状をした窒化アルミニウムである窒化アルミニウムウィスカーが知られている(特許文献2参照)。この窒化アルミニウムウィスカーは、優れた電気絶縁性と高い熱伝導性を有しているが、樹脂中において窒化アルミニウムウィスカーがランダムな方向を向くように充填させる必要があり、充填方法、成形方法によりその性能にバラツキが発生することが懸念される。
WO2011/093488号公報 特開昭62-283900号公報
このため、本発明者らは、窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーとを組み合わせて放熱性を向上させようと試みた。一般に窒化アルミニウムウィスカーと組み合わせる窒化アルミニウム粉末としては、焼結顆粒のような大粒径の球状粒子が使用される。ウィスカーと大粒径粉球状粒子では、点接触で熱パス経路が構成される。
近年、材料自体の軽質化や高粘性樹脂・無溶媒樹脂の使用に伴い、それ自体の充填を少なくしても、放熱性などの効果を発揮しうる放熱性フィラーが望まれている。しかしながら、点接触では、熱パスが少ないため、低充填の場合の熱伝導性を高くできないという課題があった。
従って、本発明の目的は、樹脂に充填した際、従来のフィラー形状では達成できない優れた熱伝導性の付与を可能とした窒化アルミニウム複合フィラーを提供することにある。
そこで本発明者ら、上記課題についてさらに検討した結果、多面体粒子を含む窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーとを組み合わせることで、接触面積が多くなり、熱パス経路が多くなるため、従来の球状粒子を用いる場合よりも、熱伝導性を高く担保することができ、低充填量で充填した樹脂に優れた熱伝導性を付与し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の構成は以下の通りである。
すなわち本発明にかかる複合フィラーは、少なくとも2面の平坦面を有する面構造を備えた多面体粒子であり、粒度分布曲線における累積50%値(D50)が20μm~200μmの窒化アルミニウム粉末と、平均直径(D)が0.1~1.0μmであり、平均長さ(L)が10~80μmの範囲にある窒化アルミニウムウィスカーとを含む。
複合フィラー中の、前記窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーとの合計体積を100体積%としたときに、窒化アルミニウム粉末を80~90体積%、窒化アルミニウムウィスカーを20~10体積%の比率で含むことが好ましい。
このような複合フィラーは、揮発性溶媒中に、窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーを分散させたのち、噴霧乾燥することで製造することができる。
本発明の樹脂組成物は、前記複合フィラーと樹脂成分と、樹脂組成物の体積に対して、前記複合フィラーを5~80体積%で含む。
本発明の複合フィラーは、所定の窒化アルミニウム粉末と窒化アルミニウムウィスカーとを組み合わせているので、ウィスカーの線状部分が多面体と線接触ないし面接触するため、熱パス経路が多くなり、従来の球状粒子を用いる場合よりも、熱伝導性を高く担保することができ、高粘性樹脂や無溶媒樹脂など、充填量を多くできない樹脂であっても、低充填量で充填した樹脂に優れた熱伝導性を付与できる。
本発明の複合フィラーにおける、ウィスカーと多面体粒子の接触状態を示す模式図を示す。 窒化アルミニウム粉末の粒子構造を示す一態様のSEM写真を示す。 窒化アルミニウム粉末の粒子構造を示す一態様のSEM写真を示す。
以下、本発明の実施形態を説明するが、本発明はこれらの記載に何ら限定されない。
<窒化アルミニウム粉末>
窒化アルミニウム粉末は、少なくとも2面の平坦面を有する面構造を備えた多面体粒子であり、粒度分布曲線における累積50%値(D50)が20μm~200μm、好ましくは30μm~100μmの範囲にある。
2面以上の平坦面があれば、粉末自体の形状は特に制限されず、たとえば、板状、円筒状、直方体状のように2面が平行で存在していてもよく、また四面体以上の多面体であってもよい。そのうち、四面体以上の多面体の面構造を有するものが、後述の窒化アルミニウムウィスカーと上記面との接触機会が多く、好適である。
本発明で使用される多面体粒子は、SEM写真による観察において、その特徴を確認することができる。例えば、図2は、本発明で使用される代表的な窒化アルミニウム粒子のSEM写真であり、上記図2において確認されるように、多面体形状を有し、複数の平面がランダムに存在する。さらに、国際公開2017/131239号にある、図3に示されるように、胴部の一部に六角柱形状を示すものも例示される。図3の粒子は、端部に椀状の凸部とを有する形状を成した窒化アルミニウム粒子である。完全な六角柱も本発明の態様に含まれ、六角柱の少なくとも一部の平面が維持される範囲で、角部が曲面もしくは平面に面取りされた形状、また、胴部の一部にくびれや出っ張りを有する形状であってもよい。
窒化アルミニウム粉末は、該長径(L)に対する短径(D)との比(L/D)が0.8~1.2であり、上記平面の少なくとも一面は、その面積(S)が、S/L≧1.0を満たすことが好ましい。
上記窒化アルミニウム粒子の表面を形成する平面は、窒化アルミニウムの結晶面に由来するものと考えられる。前記平面は、同方位の結晶面により構成される。上記平面は状態でランダムに存在する。
また、上記結晶面は、少なくとも1つの面、好ましくは、前記SEM写真で観察される粒子の面積に対して、50%以上、特に、80%以上の面積比で存在し、その結晶面の面積(S)が、S/L≧1.0を満たす平面であると、上記窒化アルミニウム粉末には大面積を有する平面がランダムに存在するため、後述する窒化アルミニウムウィスカーとの間の接触面積が増加し、熱伝導率が向上した複合フィラーを得ることができる。
尚、上記面積比は、前記SEM写真で観察される状態を画像解析により算出した値である。
<窒化アルミニウムウィスカー>
窒化アルミニウムウィスカーは、平均直径(D)が0.1~1.0μm、好ましくは0.2~0.9μmであり、平均長さ(L)が10~80μm、好ましくは15~75μmの範囲にある。
また、(L/D)は、10~800、好ましくは100~700である。
このような窒化アルミニウムウィスカーを用いることにより、樹脂中において上記窒化アルミニウムウィスカーが上記窒化アルミニウム粉末に接触することで上記窒化アルミニウム粉末同士の橋渡しとして機能する。
このような窒化アルミニウムウィスカーは、特開2017-149624号公報に記載の製造方法で、アルミナ粉末、カーボン粉末、遷移金属成分、及び硫黄成分を含む原料混合物を、上記遷移金属成分が、上記アルミナ粉末100重量部に対して、元素換算で0.05~5重量部、上記硫黄成分が、上記遷移金属成分に対して、10~1000mol%の割合となるように調整し、窒素雰囲気にて加熱して上記アルミナ粉末を還元窒化することで製造可能である。
また、前記窒化アルミニウムウィスカーの形状は、棒状であってもよいし、不規則に湾曲した線状であってもよい。
窒化アルミニウムウィスカーは、樹脂内で絡み合って構成される。ウィスカー同士が焼結したり融合して一体化しているものではなく、通常、ウィスカーは独立して存在しているが、一部が融合していたり焼結したりするものを除外するものではない。
<複合フィラー>
本発明にかかる複合フィラーは、前記窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーとを含む。
各成分比はその効果を発揮できれば限定されないが、前記複合フィラー中の、前記窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーとの合計体積を100体積%としたときに、窒化アルミニウム粉末を80~90体積%、窒化アルミニウムウィスカーを20~10体積%の比率で含むことが好ましい。尚、前記窒化アルミニウム粉末及びウィスカーの割合は、対象とするフィラーの任意の箇所よりサンプリングした試料のSEM写真の視野範囲における面積割合(%)を体積%として示した値である。
このような窒化アルミニウム粉末と窒化アルミニウムウィスカーとを組み合わせると、例えば図1(a)に示されるように、ウィスカーの線状部分が多面体構造の平面とが、線接触ないし面接触すると考えられる。このため、熱パス経路が多くなるため、熱伝導性を高く担保できると本発明者らは考えている。一方、球状粒子の場合、図1(b)に示されるようにウィスカーとの接触は点接触となり、熱パス経路が少なくなると考えられる。
熱パス経路が多いと、充填した樹脂に対して優れた熱伝導性を付与できる。このため、低充填量であっても高い熱伝導性を付与できる上に、ウィスカーを含むことで、窒化アルミニウム粉末の沈降を抑制することもできる。
複合フィラーの体積を100体積%としたときに、窒化アルミニウム粉末および窒化アルミニウムウィスカーが占める割合が、70体積%以上、好ましくは80体積%以上、さらに好ましくは90体積%以上であることが好ましい。
複合フィラーの体積に含まれる他の成分としては、空隙や他の充填材などが挙げられる。他の充填材として、具体的には、アルミナ粉末、窒化硼素粉末、ダイヤモンド粉末などを使用してもよい。これらを含むことで、樹脂成形体の熱伝導性の向上効果をより顕著に発揮できる場合がある。
複合フィラーは、所望の形状に賦形してもよく、例えば顆粒状であっても、シート形状であってもいずれでもよい。
複合フィラーの製造方法
本発明にかかる複合フィラーの製造方法は特に制限されず、窒化アルミニウムウィスカーと窒化アルミニウム粉末を公知の方法で混合すれば製造することが可能である。
たとえば、乾燥状態で、双方をブレンドすることで製造することが可能である。
また、揮発性溶媒中に、所定の割合で窒化アルミニウムウィスカーと窒化アルミニウム粉末を混合し、混合物スラリーを、噴霧乾燥させることで製造することができる。
さらに窒化アルミニウムウィスカーと窒化アルミニウム粉末を必要に応じてバインダーなどの存在下に混合し、混合物を、非せん断条件あるいは弱いせん断条件下に押出成形したのち、成形物を所定の形状に、加工することで製造することができる。なお強いせん断条件で押出成形すると、ウィスカーが切れたり、繊維と粒子の接触効率が低くなることがある。
いずれの製造方法でも分散媒としては、揮発性であれば特に制限されず、水、アセトン、アルコール、トルエン、エタノールなどを使用可能である。
<樹脂組成物>
本発明にかかる樹脂組成物は、上記複合フィラーとともに、樹脂成分とを含む。
樹脂成分はエポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂や、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリフェニレンサルファルド等の熱可塑性樹脂、アクリル樹脂またシリコーンゴム、EPR、SBR等のゴム類、シリコーンオイル等が挙げられる。
さらに高粘性樹脂であっても充填が可能である。たとえばエポキシ、シリコーン、ポリイミド、ウレタン、アクリルから選ばれる少なくとも1種の樹脂成分と組み合わせることが好ましい。また、無溶媒樹脂は一般的に粘度が高いが、本発明の複合フィラーは、無溶媒の樹脂成分であっても、充填可能であり、無溶剤であると溶媒除去に伴う処理を省略できるという効果も奏する。
樹脂組成物は、小さいシェアで混合して成形するか、或いは複合構造体を型に充填した後、上記液状の樹脂成分を含浸させ、上記樹脂を硬化させて成形体を得る方法が推奨される。なおメルトフローレートの高い熱可塑性樹脂に配合して混練し、成形することも可能である。
上記樹脂組成物において、複合フィラーの配合量は、特に制限されるものではないが、5~80体積%、好ましくは10~75体積%が一般的である。充填量は、樹脂組成物の体積と複合構造体の体積から算出できる。
以上のような本発明にかかる複合フィラーは、優れた熱伝導性の付与を可能とした窒化アルミニウムからなる新たな材料を提供することが可能である。
以下、本発明を実施例により、詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
実施例および比較例で使用した窒化アルミニウム粒子は以下のようにして調製した。
製造例1:多面体窒化アルミニウム粒子
・アルミナ粉末
α-アルミナ:D50 3.518μm
・カーボン粉末
カーボン粉末B:平均粒径 20nm、DBP吸収量 115cm3/100g、含有
硫黄量 3000ppm
・硫黄成分
硫黄粉末:純度 98%以上
以上の原材料を使用して、アルミナ粉末100重量部及びカーボン粉末50重量部からなる混合物に、該混合物内の硫黄成分量が上記アルミナ粉末100重量部に対し5重量部となるように硫黄粉末を添加し、これらが均一に混合されるまで振動式攪拌機により混合し、原料混合物を得た。
上記原料混合物を、カーボン製のセッターに、20mm厚となるように収納し、窒素を流通可能な反応容器内にセットし、窒素ガスを流通させながら、加熱温度1775℃で還元窒化を行った。
その際、反応容器に供給する一酸化炭素ガスの割合が53体積%となるように、調整し、還元窒化反応を行い、還元窒化反応終了後、前記加熱温度を維持したまま、5時間保持して、反応容器より反応生成物を取り出した。
その後、上記反応生成物を、大気雰囲気において700℃で、5時間加熱して未反応のカーボン粉末を燃焼除去し、窒化アルミニウム粉末を得た。上記方法により得られた窒化アルミニウム粒子は、図2に示されるような多面体粒子で、D50 30μmであった。窒化アルミニウム粒子を任意に10粒選択して、前記測定方法に従い、長径(L)、短径粒(D)を測定したところ、L/Dは1.02であった。また、SEM写真をもとに該粒子表面に存在する平面の面積(S)がS/L≧1.0を満たす面について、窒化アルミニウム粒子全表面に対する割合は30%であった。
製造例2:球状窒化アルミニウム粒子
窒化アルミニウム粉末に焼結助剤として酸化イットリウム、有機結合剤及び溶媒を添加混合しスラリーを作製後、スプレードライヤーで得られた約30μm球状造粒粉を得た。球状造粒粉を100℃で乾燥後、500℃の酸素雰囲気下で有機結合剤を燃焼除去したのち、1750℃で焼結し、焼結顆粒よりなる窒化アルミニウム粉末を製造した。
実施例1
平均直径0.5μm、平均長さ60μmからなる窒化アルミニウム繊維;15体積%、製造例1の多面体窒化アルミニウム粒子を含む窒化アルミニウム粉末;85体積%混合物からなる窒化アルミニウム複合フィラーを用意した。
得られた複合フィラーと、エポキシ樹脂とを羽根型撹拌機にて撹拌して、厚さ1mmの樹脂組成物を作製した。具体的には樹脂としてエポキシ樹脂(三菱化学株式会社jER828)100重量部と硬化剤(イミダゾール系硬化剤、四国化成工業株式会社製キュアゾール2E4MZ)5重量部との混合物を、基材樹脂として準備した。次に、基材樹脂と、複合フィラーとを、複合フィラーの充填率が60体積%となるように羽根型撹拌機にて混合して樹脂組成物を作製した。
得られた樹脂組成物の一部を金型体に注型し、熱プレスを使用し、温度:100℃、圧力:10MPa、保持時間:2時間の条件で硬化させ、直径10mm、厚さ1mmの樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物の熱伝導率測定は、レーザーフラッシュ法熱物性測定装置(京都電子製LFA-502)を用いて実施した。熱伝導率を測定した結果、実施例1の複合フィラーを用いた場合は7.0W/mKであった。
実施例2
実施例1において、複合フィラーを、充填率が70体積%となるように基体樹脂と混合した以外は実施例1と同様にして、樹脂組成物を作製した。
得られた樹脂組成物の熱伝導率は8.1W/mKであった。
比較例1
多面体窒化アルミニウム粒子の代わりに、製造例2の球状窒化アルミニウム粒子を使用した以外は、同様にして複合フィラーを調製した。複合フィラーと、エポキシ樹脂とを、複合フィラーの充填率が60体積%となるように実施例1と同様に混合して樹脂組成物を作製した。
得られた樹脂組成物の熱伝導率は6.5W/mKであった。
比較例2
比較例1において、複合フィラーを、充填率が70体積%となるように基体樹脂と混合した以外は比較例1と同様にして、樹脂組成物を作製した。
得られた樹脂組成物の熱伝導率は7.3W/mKであった。
以上の結果から、多面体窒化アルミニウム粒子を使用すると、同じ複合フィラーの充填率にしたときに、球状窒化アルミニウム粒子を使用する場合に比べて、ウィスカーとの接触面が多くなり、高熱伝導率を組成物に付与できることが分かった。

Claims (3)

  1. 少なくとも2面の平坦面を有する面構造を備えた多面体粒子であり、粒度分布曲線における累積50%値(D50)が20μm~200μmの窒化アルミニウム粉末と、
    平均直径(D)が0.1~1.0μmであり、平均長さ(L)が10~80μmの範囲にある窒化アルミニウムウィスカーとを含み、
    複合フィラー中の、前記窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーとの合計体積を100体積%としたときに、窒化アルミニウム粉末を80~90体積%、窒化アルミニウムウィスカーを20~10体積%(ただし、窒化アルミニウムウィスカーが20体積%は除く)の比率で含む複合フィラー。
  2. 揮発性溶媒中に、窒化アルミニウム粉末と、窒化アルミニウムウィスカーを分散させたのち、噴霧乾燥することを特徴とする請求項に記載に複合フィラーの製造方法。
  3. 請求項に記載の複合フィラーと樹脂成分とを含み、組成物の体積に対し、前記複合フィラーを5~80体積%で含むことを特徴とする樹脂組成物。
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