JP7291840B1 - 作業指示通信システムおよびそれに用いられる情報処理装置 - Google Patents

作業指示通信システムおよびそれに用いられる情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作業内容の一部に変更が生じた場合に、更新されたデータのダウンロードを適切に行うことができる作業指示通信システムおよびそれに用いられる情報処理装置を提供する。【解決手段】作業指示通信システムにおいて、サーバは、作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が実施する一または複数の作業項目の割り当てを示す割り当てデータと、作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために生成される更新管理データと、を記憶し、通信端末から送信される、作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいて、更新管理データを照会し、作業者に割り当てられている作業項目について作業内容が更新されているか否かを判定し、更新されている作業内容があれば、通信端末に、対応する作業内容の更新用データを送信する。【選択図】図4

Description

本開示は、作業指示通信システムおよびそれに用いられる情報処理装置に関する。
工場またはプラント等の広い敷地に配設された施設では、多数の工程が同時並行的に実施されており、その工程管理は重要である。例えば下記特許文献1には、作業者が所持するタブレット端末等の表示装置において、作業を開始する作業対象物に割り当てられている現品票の現品票識別情報を取得し、取得した現品票識別情報をサーバに送信して、作業者が開始する作業に関する作業内容情報を要求するシステムが開示されている。
特開2017-4385号公報
しかし、上記従来技術では、現品票に対応する作業の実行中に作業変更の必要が生じても、端末においてデータを更新する手段がない。
本開示は上記に鑑みなされたものであり、作業内容の一部に変更が生じた場合に、作業者への更新内容の反映を適切に行うことができる作業指示通信システムおよびそれに用いられる情報処理装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る作業指示通信システムは、サーバと、前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能に構成された通信端末と、を含み、前記サーバは、所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が実施する一または複数の作業項目の割り当てを示す割り当てデータと、前記複数の作業項目の何れかについて作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために生成される更新管理データと、を記憶し、前記通信端末から送信される、作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいて、前記更新管理データを照会し、前記問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられている作業項目について作業内容が更新されているか否かを判定し、
更新されている作業内容があれば、前記問い合わせ信号を送信した前記通信端末に、対応する作業内容の更新用データを送信する。
本開示の他の態様に係る情報処理装置は、通信端末と通信ネットワークを介して通信可能に構成された情報処理装置であって、前記情報処理装置は、処理回路を含み、前記処理回路は、所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が実施する一または複数の作業項目の割り当てを示す割り当てデータと、前記複数の作業項目の何れかについて作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために生成される更新管理データと、を記憶し、前記通信端末から送信される、作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいて、前記更新管理データを照会し、前記問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられている作業項目について作業内容が更新されているか否かを判定し、更新されている作業内容があれば、前記問い合わせ信号を送信した前記通信端末に、対応する作業内容の更新用データを送信する。
本開示によれば、作業内容の一部に変更が生じた場合に、作業者への更新内容の反映を適切に行うことができる。
図1は、本開示の一実施の形態に係る作業指示通信システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態における作業実績入力画面の一例を示す図である。 図3は、本実施の形態における更新管理データの構成を示す概念図である。 図4は、本実施の形態における作業内容の更新の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、本実施の形態において、実施済みの作業項目に変更があった旨の報知例を示す図である。 図6は、本実施の形態において、未実施の作業項目に変更があった旨の報知例を示す図である。
以下、一実施の形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
図1は、本開示の一実施の形態に係る作業指示通信システムの概略構成を示すブロック図である。本実施の形態における作業指示通信システム100は、通信端末1、管理端末2、およびサーバ3を備えている。通信端末1および管理端末2は、それぞれ、サーバ3と通信ネットワーク4を介して通信可能に構成されている。
通信端末1は、例えばタブレット端末またはスマートフォン等の携帯端末である。通信端末1は、工場またはプラント等の施設において所定の作業に従事する作業者が所持する。通信端末1は、所定のウェブブラウザにより後述する機能を発揮する限り、市販または汎用の通信端末でもよいし、施設作業専用の通信端末でもよい。作業者は、サーバ3から通信端末1にダウンロードした所定のデータに基づいて通信端末1の表示器12に表示される作業指示を参照して施設の所定の場所で所定の作業を行う。作業者は、所定の作業の完了後、その作業実績を送信するための通信を、通信端末1を通じてサーバ3に対して行う。
このために、通信端末1は、携帯電話網の基地局等を介して通信ネットワーク4に接続可能である。これに加えてまたはこれに代えて、通信端末1は、無線LANを介して通信ネットワーク4に接続可能としてもよい。
通信端末1は、各種の信号処理を行う処理回路10を備えている。処理回路10は、入力器11、表示器12、記憶器13、プロセッサ14および通信インターフェイス15等を含んでいる。入力器11および表示器12は、例えばタッチパネルにより構成される。記憶器13は、例えば、RAM、ROM等のメインメモリと、ハードディスク、フラッシュメモリ等の書き込み可能なストレージとを含む。プロセッサ14は、例えばCPUにより構成される。これらの各構成は、バス16により互いに通信接続されている。記憶器13には、通信端末1における各種処理を実行するための端末用作業指示プログラムが記憶されている。プロセッサ14は、端末用作業指示プログラムを読み出し、当該端末用作業指示プログラムに基づいて各種処理を実行する。すなわち、以下で説明する通信端末1の動作は、通信端末1の処理回路10における処理内容を示す。
なお、図1には、2つの通信端末1が示されており、そのうちの1つのみについて上記各構成が示されているが、他の通信端末1も同様の構成を備えている。また、作業指示通信システム100には、より多くの通信端末1が含まれ得る。例えば、作業者毎に1つの通信端末1が割り当てられている場合、作業指示通信システム100は、作業者の数に対応する数の通信端末1を含み得る。
管理端末2は、例えばパーソナルコンピュータ等の据え置き型の端末である。管理端末2は、通信端末1に対する指示を行ったり、サーバ3に後述する作業要領データ、割り当てデータ等をアップロードして登録したり、サーバ3に記憶される作業管理データベースの内容を閲覧したりする管理者が操作する端末である。管理端末2も、通信端末1と同様、入力器、表示器、記憶器、演算器および通信インターフェイス等を備えた処理回路を含んでいる。作業指示通信システム100は、1または複数の管理端末2を含み得る。
サーバ3は、例えばデータサーバ等のコンピュータとして構成される。サーバ3は、通信端末1または管理端末2から送信される各種データまたは各種信号に基づいて各種の信号処理を行う処理回路30を備えている。処理回路30は、記憶器33、プロセッサ34および通信インターフェイス35等を含んでいる。これらの各構成は、バス36により互いに通信接続されている。記憶器33には、サーバ3における各種処理を実行するためのサーバ用作業指示プログラムが記憶されている。プロセッサ34は、サーバ用作業指示プログラムを読み出し、当該サーバ用作業指示プログラムに基づいて各種処理を実行する。これにより、サーバ3は、作業指示通信システム100における情報処理装置として構成される。以下で説明するサーバ3の動作は、サーバ3の処理回路30における処理内容を示す。
なお、本明細書で開示する要素の機能は、開示された機能を実行するよう構成またはプログラムされた汎用プロセッサ、専用プロセッサ、集積回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、従来の回路、および/または、それらの組み合わせを含む回路または処理回路を使用して実行できる。プロセッサは、トランジスタやその他の回路を含むため、処理回路または回路と見なされる。本明細書において、回路、ユニット、手段、または部は、列挙された機能を実行するハードウェアであるか、または、列挙された機能を実行するようにプログラムされたハードウェアである。ハードウェアは、本明細書に開示されているハードウェアであってもよいし、あるいは、列挙された機能を実行するようにプログラムまたは構成されているその他の既知のハードウェアであってもよい。ハードウェアが回路の一種と考えられるプロセッサである場合、回路、ユニット、または手段はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせであり、ソフトウェアはハードウェアおよび/またはプロセッサの構成に使用される。
サーバ3の記憶器33には、施設における作業に関する作業実施内容データが記憶される。例えば、作業実施内容データには、作業項目データ、作業項目に対応する作業要領データ、作業者が実施する一または複数の作業項目の割り当てを示す割り当てデータ等が含まれる。作業項目データは、作業の名称、作業の実施場所、作業頻度等が作業項目毎にリスト化されたデータである。作業要領データは、作業項目データの各作業項目に対応付けられ、対応する作業の内容を図示等により分かり易く示したデータである。割り当てデータは、管理端末2を操作する管理者から通信端末1を操作する作業者への個別の指示内容を示すデータである。
新たな作業計画が立ち上げられた場合に、当該作業計画に必要な複数の作業項目が策定される。さらに、複数の作業項目のそれぞれについて、当該作業項目毎の具体的な作業要領を示す作業要領データが作成される。作業要領データは、写真または図面等のデータ、例えば、画像データ、二次元または三次元の設計データ図面等を含み、作業者が作業の詳細な内容を理解するためのデータである。そのため、個々の作業要領データは、データ量が比較的大きい。
作業項目データおよび作業要領データは、作業計画の進行に伴って順次作成される。管理端末2で作成された作業要領データは、サーバ3に順次アップロードされ、記憶器33に記憶される。作業要領データは、作業項目毎に対応付けられる。なお、作業要領データは、複数の作業計画において重複または再利用され得る。サーバ3の記憶器33に複数の作業要領データが蓄積されることにより、記憶器33には、作業計画毎の作業要領データ群が構築される。
割り当てデータは、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が作業実施の単位期間である第1期間T1において実施する一または複数の作業項目の割り当てを示すデータである。割り当てデータには、作業者が第1期間T1において実施する作業項目の実施順を示すデータが含まれ得る。第1期間T1は例えば1日における始業時点から終業時点までの間の期間である。割り当てデータには、簡単な作業項目の説明が含まれ得る。割り当てデータは、主にテキストデータである。そのため、作業実施順データは、データ量が比較的小さい。割り当てデータは、作業計画の進行状況、対応する作業者の能力および実施状況等を考慮して作成される。
管理端末2で作成された割り当てデータは、サーバ3にアップロードされ、作業者毎のデータとして記憶器33に記憶される。
作業者は、自らが第1期間T1において行う作業に関する各種データをサーバ3から作業者に割り当てられた通信端末1にダウンロードする。通信端末1には、所定のウェブブラウザによるアプリケーションプログラムが記憶されている。作業者は、ウェブブラウザで動作する所定の作業管理用のウェブページにアクセスし、サーバ3に各作業者に割り当てられたユーザIDを用いてログインすることにより、そのウェブページ上で操作入力を行うことが可能となる。作業者は、当該ウェブページにログインすることにより、各種データのダウンロードおよびアップロードを行うことができる。
作業者は、ダウンロードしたデータから生成される作業指示データに基づいて通信端末1の表示器12に表示される作業指示に基づいて作業者に割り当てられた作業項目を指定された作業順に従って実施する。作業者は、作業項目の実行を完了した場合に、所定の操作入力を行うことで作業の実績入力を行う。通信端末1のプロセッサ14は、作業者により実施された作業の実績を作業者の操作入力に基づいて登録し、登録内容に基づく作業実績データをサーバ3に送信する。
図2は、本実施の形態における作業実績入力画面の一例を示す図である。通信端末1は、上記作業指示データに基づいて表示器12に、その作業者が今から行うべき作業内容についての作業実績入力画面50を表示する。
作業実績入力画面50は、現作業内容表示欄51、作業情報表示欄52、作業要領表示欄53を含む。現作業内容表示欄51には、その作業者が現在行うべき作業の概要またはタイトルが表示される。例えば、作業項目には、所定の製品を製造するための部品の取り付け作業、取り付けた部品の調整作業等が含まれる。さらに、作業項目には、所定の装置の動作に関する作業、所定の部品の組み付け、所定の計測値を読み取る作業、装置の点検、清掃等を行う作業、所定の消費物等を補充する作業等が含まれ得る。現作業内容表示欄51の近傍には、次作業の内容が表示されてもよい。
作業情報表示欄52には、現在の作業に付随する情報が表示される。例えば、付随する情報は、作業毎に割り当てられた識別符号、製品番号、工程の種別、現作業を完了するまでの目標時間、作業者名等を含む。作業要領表示欄53には、作業項目に対応する作業要領が表示される。作業要領表示欄53には、作業項目に対応する説明図または写真等が表示され得る。作業要領表示欄53に表示されるデータが作業要領データである。
また、作業実績入力画面50には、仮想の次作業移行ボタン54が表示される。次作業移行ボタン54をタッチ操作する等により操作入力した場合、作業実施順データに基づいて、作業実績入力画面50には、作業者が次に行うべき作業内容が表示される。ここで、次作業移行ボタン54は、現在の作業の実施内容を示す作業実績データをサーバ3に送信するための仮想の操作信号送信ボタンとして機能する。
さらに、作業実績入力画面50には、現作業の実施内容についてのコメント入力を行うための仮想のコメント入力ボタン55が表示される。コメント入力ボタン55を操作入力した場合、表示器12にはコメント入力画面が表示され、作業者によるコメント入力が可能となる。なお、コメント入力画面には、作業項目に応じて、作業の実施内容についての作業内容入力欄が設けられてもよい。例えば、作業内容入力欄には、計測値または消費物の補充数等の入力欄が設けられてもよいし、例えば異常なしまたは要補修の選択欄等の複数の選択項目が表示された選択欄が設けられてもよい。あるいは、作業実績入力画面50に、作業内容入力欄が設けられていてもよい。
また、作業実績入力画面50には、作業を一時中断する場合に作業が停止していることを示す信号をサーバ3に送信するための仮想の中断ボタン56が表示される。同様に、作業実績入力画面50には、作業者が休憩を取る場合に、作業者が休憩中であることを示す信号をサーバ3に送信するための仮想の休憩ボタン57が表示される。
上述したように、各作業者は、作業期間である第1期間T1の開始までにサーバ3から作業手順の確認および作業実績の入力のための作業指示データを当該作業者が使用する通信端末1にダウンロードする。第1期間T1の開始後は、作業場所等によってはサーバ3と通信端末1との間で通信が行えないオフライン状態になり得る。
一方、作業に使用される機器の故障等の施設における状況変化、作業者の割り当て変更、作業対象の仕様変更等によって、各作業者に割り当てられている作業項目について作業内容を変更する必要が生じ得る。作業内容の変更は、当該作業項目についての作業要領データがサーバ3にアップロードされた後、さらには、当該作業項目が割り当てられた作業者によって当該作業者の通信端末1に作業要領データがダウンロードされた後でも生じ得る。
そのため、作業者に更新された作業内容を適切に実施させるには、サーバ3を介して作業内容の更新用データを、当該作業項目が割り当てられた作業者の通信端末1に追加的に送信し、通信端末1の記憶器13に記憶されるデータを更新する必要がある。
発明者らは、通信端末1において最新のデータを参照するための手段として、オンライン直接データベース参照方式、一括ダウンロード方式、データベース同期方式、プッシュ通信方式、プル通信方式についてそれぞれ検討を行った。
オンライン直接データベース参照方式は、通信端末1にデータをダウンロードせずに、通信端末1において必要なデータの参照を、サーバ3の記憶器33に直接アクセスすることにより行う方式である。この方式では、サーバ3の記憶器33においてデータが更新されていれば必ず通信端末1から最新のデータを参照することができる。
しかし、サーバ3と通信端末1との間の通信を行い得るオンライン状態を常時確保する必要があり、通信環境が悪い施設等においては使用できない。また、作業者が作業中である場合に、当該作業内容についてのデータが突然変更される状況が生じ得る。このため、作業者に対してデータ更新の通知を行う仕組みや、作業者が作業変更を拒否するための仕組みを別途設ける必要が生じる。さらに、サーバ3の記憶器33に記憶されるデータベースは、作業項目の数が増えるほどデータ量が大きくなる。そのため、通信端末1において所望のデータを参照するための処理は遅くなる。また、作業者が増えればサーバ3にアクセスする通信端末1の数も増える。このため、本方式のようにサーバ3と通信端末1との間の頻繁なやり取りは、通信負荷を増大させ、これも処理が遅延する原因となる。
一括ダウンロード方式は、上記従来技術と同様に、サーバ3の記憶器33にデータがアップロードされた後のデータ更新は行わない方式である。すなわち、作業期間である第1期間より前の第2期間がサーバ3から通信端末1にデータをダウンロードする期間として設定され、第2期間および第1期間においてはサーバ3へのデータ更新は行われない。この方式では、サーバ3の記憶器33から通信端末1にデータをダウンロードした後は、サーバ3と通信端末1との間はオフライン状態としてもよい。また、通信端末1におけるデータ参照時にサーバ3との通信が必要ないため、処理が速い。
しかし、第2期間および第1期間においてデータを変更することができないため、本開示の課題である作業内容の一部に変更が生じた場合に対応できない。
データベース同期方式は、所定のタイミング毎にサーバ3と通信端末1との間で通信を行い、通信端末1の記憶器13に記憶されているデータと、それに対応する、サーバ3の記憶器33に記憶されているデータとの間で同期させる方式である。この方式では、サーバ3の記憶器33においてデータが更新されていれば短時間で通信端末1の記憶器13に記憶されているデータも更新させることができる。また、オフライン状態の場合は同期が行えないが、オフライン状態の期間が一時的であればオンライン状態になった際に同期が行われるため、オンライン状態を常時確保する必要はない。
しかし、本方式においても、オンライン直接データベース参照方式と同様に、作業者への通知等を行う仕組みが別途必要である。さらに、サーバ3と通信端末1との間の同期処理における遅延の問題も、オンライン直接データベース参照方式と同様に、生じ得る。
プッシュ通信方式は、サーバ3の記憶器33に記憶されているデータの更新があった場合に、対応する通信端末1に更新があった旨のプッシュ通知を行い、それに基づいてサーバ3から通信端末1に更新されたデータをダウンロードする方式である。この方式では、サーバ3の記憶器33においてデータが更新された際に、対応する通信端末1にプッシュ通知が送信されるため、通信端末1に更新するべきデータがあることを迅速に通知することができる。サーバ3と通信端末1との間で頻繁に通信を行う必要がないため、処理の遅延を抑制することができる。
しかし、本方式においては、サーバ3が通信端末1にプッシュ通知を行うための仕組みを通信端末1に予め組み込んでおく必要がある。具体的には、サーバ3は、当該プログラムに基づいて通信端末1の登録を行う。プッシュ通知用のサーバは、通信端末1に対してデバイストークンを発行し、当該デバイストークンを通信端末1のIDに対応付けて記憶する。通信端末1は、発行されたデバイストークンと通信端末1を使用する作業者のユーザIDとをサーバ3に送信する。サーバ3は、受信したデバイストークンをユーザIDに対応付けて記憶する。
サーバ3において作業内容の変更に基づくデータ更新があった場合、作業内容が変更された作業項目に割り当てられた作業者のユーザIDに対応するデバイストークンをプッシュ通知用のサーバに送信する。プッシュ通知用のサーバは、デバイストークンに対応付けられた通信端末1に対してプッシュ通知を行う。
このように、本方式においては、予めユーザIDと通信端末1とをデバイストークンを介して対応付けておく必要がある。そのため、作業者は、予め登録した通信端末1を使用する必要があり、他の通信端末1を用いて作業を行うことができない。また、プッシュ通知用のサーバの運営者に対する費用等、上記のようなデバイストークンを用いたプッシュ通知の仕組みを導入するための費用が高い問題もある。
プル通信方式は、通信端末1からサーバ3に対してデータ更新の有無を問い合わせる方式である。この方式では、サーバ3の記憶器33においてデータが更新されても、当該データの更新が必要な通信端末1を特定する必要がないため、プッシュ通信方式のようなデバイストークンを用いた仕組みは不要である。すなわち、通信端末1からサーバ3に対してユーザIDさえ送信すれば、サーバ3は、ユーザIDで特定されるユーザに割り当てられた作業項目の中からデータ更新の有無を判定することができる。
また、オンライン直接データベース参照方式のようにサーバ3と通信端末1との間のオンライン状態を常時確保する必要がない。さらに、通信端末1を用いたデータの参照時に処理の遅延が生じない。データを即時に同期させる必要もないため、通信量の増大も防止できる。また、更新されたデータがある場合にそれをダウンロードするか否かまたはダウンロードした更新データを採用するかどうかについての仕組みを実装することは比較的容易である。
以上のような利点を考慮して、発明者らは、本実施の形態における作業指示通信システム100において、プル通信方式に基づいたデータ更新態様を採用するに至った。以下、より詳細に説明する。
図3は、本実施の形態における更新管理データの構成を示す概念図である。本実施の形態において、サーバ3の記憶器33は、複数の作業項目の何れかについて作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するための更新管理データを記憶する。図3に示すように、更新管理データは、作業項目特定データD1、作業者特定データD2、および時点特定データD3を含む。
作業項目特定データD1は、作業内容が更新された作業項目を特定するためのデータである。例えば、作業項目特定データD1は、作業項目毎に付与される作業項目IDにより構成される。作業者特定データD2は、作業内容が更新された作業項目に割り当てられている作業者を特定するためのデータである。例えば、作業者特定データD2は、ユーザIDにより構成される。時点特定データD3は、作業内容が更新された作業項目において作業内容が更新された時点を特定するためのデータである。例えば、時点特定データD3は、サーバ3に更新された作業内容データがアップロードされた時刻または日時を示すデータにより構成される。あるいは、時点特定データD3は、更新された作業内容データが作成された時刻または日時を示すデータであってもよい。
例えば、管理端末2からある作業項目について新しい作業要領データがサーバ3にアップロードされた場合、サーバ3は、当該新しい作業要領データに対応付けられている作業項目を特定し、作業項目特定データD1を生成する。また、サーバ3は、新しい作業要領データがアップロードされた時点に基づいて時点特定データD3を生成する。さらに、サーバ3は、特定された作業項目に割り当てられている作業者を記憶器33に記憶されている作業実施内容データから読み出し、作業者特定データD2を生成する。サーバ3は、このようにして生成された作業項目特定データD1、作業者特定データD2および時点特定データD3を対応付けて、更新管理データとして記憶器33に記憶する。
作業内容が更新された作業項目毎、すなわち、作業項目特定データD1毎に、作業者特定データD2および時点特定データD3が対応付けられる。したがって、作業項目特定データD1は、図3に示すように、データテーブルの形で表現できる。通信端末1または管理端末2は、作業者または管理者の操作入力に基づいて、サーバ3から更新管理データを取得し、図3に示すような、作業内容が変更された作業項目の一覧を示す更新情報テーブルを表示可能としてもよい。これにより、作業者または管理者は、作業者に割り当てられた作業項目についての作業内容の変更有無を確認することができる。
なお、本実施の形態において、新しい作業要領データは、古い、すなわち、更新前の作業要領データとは別のデータとしてサーバ3の記憶器33に記憶される。例えば、一の作業項目に対応する複数の作業要領データは、データが新しい順に識別子が付与されたファイル名を有してもよい。また、これらの作業要領データは、通信端末1において後述する更新登録されたか否かの状態を示す更新登録状態データに対応付けられてもよい。更新登録状態データは、例えば、作業要領データ毎に「更新前」または「更新済み」を示すフラグとして表現可能である。
また、本実施の形態では、更新管理データが作業項目特定データD1を基準として生成される態様を例示したが、更新管理データが作業者特定データD2を基準として生成されてもよい。例えば、更新管理データには、すべての作業者についての作業者特定データD2が予め生成される。新しい作業要領データがサーバ3にアップロードされる前の状態において、作業者特定データD2に対応付けられる作業項目特定データD1は、空のデータまたは更新がないことを示すデータである。新しい作業要領データがサーバ3にアップロードされた場合に、当該新しい作業要領データの作業項目が作業項目特定データD1として対応する作業者特定データD2に対応付けられる。
図4は、本実施の形態における作業内容の更新の流れの一例を示すフローチャートである。本例において、作業期間である第1期間より前の第2期間がサーバ3から通信端末1にデータをダウンロードする期間として設定される。各作業項目における作業要領データを含む作業実施内容データは、第2期間の終了すなわち第1期間の開始までにサーバ3の記憶器33に予め記憶される。第1期間の開始以降、第1期間の終了までの間にサーバ3にアップロードされる新しい作業要領データが更新用の作業内容データとして扱われる。なお、管理者がサーバ3に作業実施内容データをアップロードする期間は、第2期間より前に開始される第3期間として設定される。第3期間が開始するタイミングは、例えば前回の第1期間の終了タイミングまたはそれ以降に設定される。第3期間が終了するタイミングは、第2期間の開始タイミングでもよいし、第2期間の終了タイミングでもよい。
サーバ3は、第1期間において、サーバ3に新しい作業要領データがアップロードされたか否かを監視する(ステップS1)。新しい作業要領データがアップロードされた場合(ステップS1でYes)、サーバ3は、更新管理データを更新する(ステップS2)。すなわち、アップロードされた新しい作業要領データについての、作業項目、当該作業項目に割り当てられた作業者および更新時点についてのデータが更新管理データに追加される。
サーバ3は、通信端末1から送信される問い合わせ信号を受信したか否かを判定する(ステップS3)。本実施の形態において、サーバ3は、通信端末1から送信される所定のデータを問い合わせ信号として受信する。上述したように、通信端末1は、作業者により実施された作業の実績を作業者の操作入力に基づいて登録する。作業実績入力画面50における次作業移行ボタン54を操作入力することにより、現在の作業の実施内容を示す作業実績データがサーバ3に送信される。問い合わせ信号としてサーバ3が受信する所定のデータには、作業実績データが含まれる。すなわち、本実施の形態において、サーバ3は、作業実績データを問い合わせ信号として受信する。
作業実績データは、作業者が行った作業項目を特定する作業項目特定データ、および、当該作業項目に割り当てられた作業者、すなわち、作業を行った作業者を特定する作業者特定データを含む。さらに、問い合わせ信号として機能する作業実績データは、通信端末1の記憶器13に記憶されている作業要領データの最終更新時点を特定するデータを含む。複数の作業項目に対応して複数の作業要領データが通信端末1の記憶器13に記憶されている場合、最終更新時点を特定するデータは、複数の作業要領データのうちで最後に更新された作業要領データの最終更新時点のみを特定するデータであってもよいし、作業要領データ毎の最終更新時点を特定するデータであってもよい。
問い合わせ信号を受信した場合、サーバ3は、当該問い合わせ信号に基づいて、更新管理データを照会する(ステップS4)。より具体的には、サーバ3は、更新管理データの中から、問い合わせ信号に対応付けられる作業者に割り当てられた作業項目を検索する。作業項目データの中に、問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられた作業項目が見つかった場合、サーバ3は、当該作業項目について作業内容が更新されているか否か、すなわち、データ更新が必要か否かを判定する(ステップS5)。より具体的には、サーバ3は、更新管理データにおいて、当該作業項目における作業内容が更新された時点と、通信端末1に記憶される作業要領データの最終更新時点とを比較する。
更新管理データにおいて作業内容が更新された時点が通信端末1に記憶される作業要領データの最終更新時点より新しい作業要領データがある場合、サーバ3は、データ更新が必要と判定する(ステップS5でYes)。データ更新が必要と判定した場合、サーバ3は、当該新しい作業要領データを、問い合わせ信号を送信した通信端末1に送信する(ステップS6)。
なお、1つの作業項目にデータ更新が必要な複数の新しい作業要領データがある場合、複数の新しい作業要領データのうち、作業内容が更新された時点がより新しい作業要領データが通信端末1に送信される。これに代えて、複数の新しい作業要領データの何れもが通信端末1に送信されてもよい。
通信端末1は、新しい作業要領データを受信した場合、当該新しい作業要領データに対応する作業項目が実施済みか否かを判定する。より詳しくは、通信端末1は、当該作業者において、受信した新しい作業要領データに対応する作業項目の実施順が、作業実績入力画面50の現作業内容表示欄51に表示されている現作業内容に対応する作業項目より前の作業項目であるか後の作業項目であるかを判定する。
新しい作業要領データに対応する作業項目の実施順が現作業内容に対応する作業項目より前の作業項目である場合、通信端末1は、当該新しい作業要領データに対応する作業項目は実施済みであると判定する。この場合、通信端末1は、当該新しい作業要領データに基づく更新された作業内容は実施不能と判定する。このとき、通信端末1は、新しい作業要領データを記憶器13に記憶しない、または、破棄する。これに代えて、通信端末1は、実施不能な新しい作業要領データを記憶器13に記憶した上で、使用不可のデータとして登録してもよい。通信端末1は、更新された作業内容が実施不能と判定した場合に、サーバ3に実施不能であることを示す信号を送信してもよい。この場合、サーバ3は、対応する作業要領データを実施不能データとして登録する。
通信端末1は、実施済みの作業項目について新しい作業要領データを受信した場合、実施済みの作業項目に変更があった旨を作業者に報知する。図5は、本実施の形態において、実施済みの作業項目に変更があった旨の報知例を示す図である。本例において、通信端末1は、表示器12において表示する作業実績入力画面50上に、第1ポップアップ表示61を表示する。例えば、第1ポップアップ表示61は、作業者に実施済みの作業項目に対して変更が生じたことおよび作業指示者に連絡すべきことを報知する内容を含む。
第1ポップアップ表示61に対する作業者のタッチ操作により、第1ポップアップ表示61は消去され、第1ポップアップ表示61の表示前の状態、すなわち、作業実績入力画面50の表示状態に復帰する。
新しい作業要領データに対応する作業項目の実施順が現作業内容に対応する作業項目より後の作業項目である場合、通信端末1は、当該新しい作業要領データを記憶器13に記憶する。さらに、通信端末1は、未実施の作業項目に変更があった旨を作業者に報知する。
図6は、本実施の形態において、未実施の作業項目に変更があった旨の報知例を示す図である。本例において、通信端末1は、表示器12において表示する作業実績入力画面50上に、第2ポップアップ表示62を表示する。例えば、第2ポップアップ表示62は、作業者に未実施の作業項目に対して作業内容を変更することおよび当該作業内容の変更に問題がある場合には作業指示者に連絡すべきことを報知する内容を含む。
第2ポップアップ表示62に対する作業者のタッチ操作により、第2ポップアップ表示62は消去され、第2ポップアップ表示62の表示前の状態、すなわち、作業実績入力画面50の表示状態に復帰する。これを契機として、通信端末1は、新しい作業要領データを受信した作業項目について、更新された作業内容で作業を行う旨の更新登録を行う。すなわち、通信端末1が更新登録を行うための所定の条件として、新しい作業要領データに対応する作業項目の実施順が現作業内容に対応する作業項目より後の作業項目であることが設定される。これに代えて、通信端末1は、作業内容の変更を許可するか否かの操作入力を作業者に要求してもよい。この場合、通信端末1が更新登録を行う所定の条件として、作業者が作業内容の変更を許可することが設定される。
より具体的には、通信端末1は、作業実績入力画面50において当該作業項目の表示に使用する作業指示データとして、新しい作業要領データを使用するように設定する。これにより、サーバ3の記憶器33に記憶される作業要領データと、対応する通信端末1の記憶器13に記憶される作業要領データとが一致、すなわち、同期する。更新前の作業要領データは、記憶器13から削除されてもよいし、旧版として保存されてもよい。この後、作業実績入力画面50に新しい作業要領データに対応する作業項目を表示する場合、現作業内容表示欄51、作業情報表示欄52および作業要領表示欄53に表示される内容は、新しい作業要領データに基づく内容となる。
通信端末1は、更新登録された作業項目を特定する更新登録データをサーバ3に送信する。サーバ3は、更新管理データのうち、更新登録データを受信した作業項目を更新済みデータとして登録する。サーバ3は、更新登録データにより特定される作業項目における新しい作業要領データに対応付けられる更新登録状態データを「更新前」から「更新済み」に変更する。サーバ3は、管理端末2に更新登録状態データが「更新済み」に変更されたことを通知してもよい。
また、サーバ3は、作業内容が変更された作業項目の一覧を示す更新管理データから当該作業項目に関するデータを削除してもよい。あるいは、更新管理データは、上記更新登録状態データを含んでもよい。すなわち、作業内容が更新された作業項目毎、すなわち、作業項目特定データD1毎に、作業者特定データD2、時点特定データD3および更新登録状態データが対応付けられてもよい。
更新登録後、更新された作業内容の実施が困難である場合は、作業者は作業実績入力画面50に表示される仮想の中断ボタン56をタッチ操作することにより、作業を中断し、管理者に連絡する。管理者は、当該作業者の作業内容を再検討し、必要であれば、管理端末2を用いて新しい作業要領データを再度サーバ3にアップロードする。
以上のように、本実施の形態によれば、サーバ3から通信端末1に作業者に割り当てられた作業項目についての作業要領データがダウンロードされた後に、当該作業項目の作業内容が更新された場合、その後に通信端末1から送信される作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいてサーバ3から通信端末1へ作業内容の更新用データが送信される。このように、通信端末1からの問い合わせ信号に基づいて、サーバ3が更新されている作業内容があると判定すれば、問い合わせ信号を送信した通信端末1に、対応する作業内容の更新用データを送信することにより、作業者への更新内容の反映を適切に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、サーバ3には、作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために更新管理データが生成される。そのため、サーバ3は、問い合わせ信号を受信した場合に、更新管理データを照会することにより、問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられた作業項目について作業内容の更新の有無を判定する。これにより、サーバ3が作業内容の更新の有無を判定する際に、作業要領データのデータベースに直接アクセスする必要がなくなり、処理負荷を軽減することができる。
さらに、本実施の形態によれば、サーバ3においてデータが更新されても、当該データの更新が必要な通信端末1を特定する必要がないため、プッシュ通信方式のようなデバイストークンを用いた仕組みは不要である。したがって、作業者毎に専用の通信端末1を用意する必要がなくなる。
また、本実施の形態によれば、サーバ3と通信端末1との間のオンライン状態を常時確保する必要がない。さらに、更新された作業内容のデータは、通信端末1に記憶されるため、当該データの参照時に処理の遅延が生じない。また、通信端末1を起点としてデータの更新処理が行われるため、更新された作業内容のデータをダウンロードするか否かまたはダウンロードしたデータを採用するかどうかについての仕組みを容易に実装することができる。
また、本実施の形態によれば、更新管理データが、作業項目特定データD1、作業者特定データD2および時点特定データD3を含むため、サーバ3は、作業者と対応付けられた問い合わせ信号から更新の有無を容易に照会することができる。さらに、本実施の形態によれば、問い合わせ信号は、通信端末1に記憶される作業要領データの最終更新時点のデータを含むため、サーバ3は、更新管理データを照会する際に、対応する作業項目において更新管理データにおける更新時点と、通信端末1に記憶される作業要領データの更新時点とを比較することで、通信端末1におけるデータ更新の要否を簡単に判定することができる。
また、本実施の形態によれば、通信端末1からサーバ3に送信される作業実績データが問い合わせ信号として扱われる。作業者による作業項目の実施毎に送信される作業実績データが問い合わせ信号として扱われることにより、別途作業者が更新状況の確認操作を行うことなく、定期的に過不足のない問い合わせ信号の発信を実現することができる。
また、本実施の形態によれば、通信端末1において作業内容の更新用データが、対応する作業項目の作業内容として採用された場合に、更新登録が行われ、更新登録が行われた作業項目を特定する更新登録データがサーバ3に送信される。更新管理データにおいて、サーバ3が受信した更新登録データに対応する作業項目は、更新済みデータとして登録される。このため、更新管理データの登録状況を確認することにより、更新用データをサーバ3にアップロードした作業項目について、各作業者の通信端末1への更新状況を通信負荷やサーバ3における処理負荷をかけずに容易に管理することができる。
以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示は上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更、修正が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、問い合わせ信号として通信端末1からの作業実績データの送信信号を用いる態様を例示したが、これに限られない。例えば、問い合わせ信号として、通信端末1からサーバ3へ送信される他の送信信号が用いられてもよい。例えば、他の送信信号には、所定のデータとして作業に関連して使用される機器情報を送信するための送信信号が含まれ得る。機器情報は、例えば、溶接作業の場合において、使用した溶接機の番号を知らせるための情報等を含む。また、例えば、他の送信信号には、所定のデータとして作業者から管理者または所定の検査員へのメッセージ情報を送信する送信信号または管理者または検査員を呼び出すための呼び出し信号等が含まれ得る。
また、問い合わせ信号は、通信端末1を操作する作業者の操作入力によって送信される専用の信号であってもよい。あるいは、通信端末1から定期的に送信される状態確認信号等を問い合わせ信号として用いてもよい。あるいは、通信端末1からサーバ3に対して所定のデータの参照を要求するための参照命令を問い合わせ信号として用いてもよい。
また、上記実施の形態においては、更新管理データが、作業要領データが記憶されるサーバ3の記憶器33に記憶される態様を例示したが、これに限られない。例えば、更新管理データは、作業要領データが記憶されるサーバ3の記憶器33とは別の記憶器に記憶されてもよい。また、作業要領データが第1サーバの記憶器に記憶され、更新管理データが第1サーバとは異なる第2サーバの記憶器に記憶されてもよい。この場合、問い合わせ信号は、通信端末1から第2サーバに送信され、作業内容の更新が必要な場合には第2サーバから第1サーバへ通信を行い、第1サーバから対応する通信端末1に更新用データを送信してもよい。
また、上記実施の形態においては、更新管理データとして、時点特定データD3を含む態様を例示したが、これに限られない。例えば、更新管理データは、作業項目特定データD1と、作業者特定データD2と、通信端末1において更新登録されたか否かの状態を示す更新登録状態データとを含んでもよい。この場合、サーバ3は、問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられた作業項目が更新管理データに含まれている場合、当該作業項目に対応付けられている更新登録状態データを参照し、更新登録状態が「更新前」であれば、対応する更新用データを通信端末1に送信すればよい。
また、上記実施の形態では、作業実績入力画面50において作業者が行うべき複数の作業項目が作業順に表示される、すなわち、現作業が完了した後に次作業の作業内容が表示される態様としたが、これに限られない。例えば、作業実績入力画面には、その作業者が行うべき作業を特定するための作業項目が一覧表示されてもよい。このような作業実績入力画面には、作業項目毎に、その作業が完了した場合に、その作業の実施内容を示す作業実績データをサーバ3に送信するための仮想の作業完了ボタンが表示されてもよい。通信端末1が更新用データを受信した場合には、上記作業項目が一覧表示される画面において該当する作業項目に対して更新用データを受信したことを報知してもよい。例えば、一覧表示される画面における報知は、該当する作業項目の欄の色を変える、当該欄を点滅させる、当該欄に更新マークを表示する等の強調表示を含んでもよい。
また、上記実施の形態では、通信端末1のプロセッサ14が作業実績の入力を行う機能を有する態様を例示したが、通信端末1は当該機能を有していなくてもよい。
[本開示のまとめ]
[項目1]
本開示の一態様に係る作業指示通信システムは、サーバと、前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能に構成された通信端末と、を含み、前記サーバは、所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が実施する一または複数の作業項目の割り当てを示す割り当てデータと、前記複数の作業項目の何れかについて作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために生成される更新管理データと、を記憶し、前記通信端末から送信される、作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいて、前記更新管理データを照会し、前記問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられている作業項目について作業内容が更新されているか否かを判定し、
更新されている作業内容があれば、前記問い合わせ信号を送信した前記通信端末に、対応する作業内容の更新用データを送信する。
上記構成によれば、サーバから通信端末に作業者に割り当てられた作業項目についての作業要領データがダウンロードされた後に、当該作業項目の作業内容が更新された場合、その後に通信端末から送信される作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいてサーバから通信端末へ作業内容の更新用データが送信される。このように、通信端末からの問い合わせ信号に基づいて、サーバが更新されている作業内容があると判定すれば、問い合わせ信号を送信した通信端末に、対応する作業内容の更新用データを送信するため、作業者への更新内容の反映を適切に行うことができる。
また、上記構成によれば、サーバには、作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために更新管理データが生成される。そのため、サーバは、問い合わせ信号を受信した場合に、更新管理データを照会することにより、問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられた作業項目について作業内容の更新の有無を判定する。これにより、サーバが作業内容の更新の有無を判定する際に、作業要領データのデータベースに直接アクセスする必要がなくなり、処理負荷を軽減することができる。
[項目2]
項目1に記載の作業指示通信システムにおいて、前記更新管理データは、作業内容が更新された作業項目を特定するための作業項目特定データと、当該作業項目に割り当てられている作業者を特定するための作業者特定データと、当該作業項目における作業内容が更新された時点を特定するための時点特定データと、を含んでもよい。
これによれば、サーバは、作業者と対応付けられた問い合わせ信号から更新の有無を容易に照会することができる。
[項目3]
項目2に記載の作業指示通信システムにおいて、前記通信端末は、前記サーバから前記通信端末を使用する作業者に割り当てられた前記作業項目に対応する前記作業要領データを予めダウンロードして記憶し、前記問い合わせ信号は、前記通信端末に記憶される作業要領データの最終更新時点のデータを含み、前記サーバは、前記更新管理データの中から、前記問い合わせ信号に対応付けられる作業者に割り当てられた作業項目を検索し、当該作業項目における作業内容が更新された時点と、前記通信端末に記憶される作業要領データの最終更新時点とを比較し、作業内容が更新された時点が前記最終更新時点より新しい作業要領データがあれば、当該作業要領データを前記通信端末に送信してもよい。
この場合、サーバは、更新管理データを照会する際に、対応する作業項目において更新管理データにおける更新時点と、通信端末に記憶される作業要領データの更新時点とを比較することで、通信端末におけるデータ更新の要否を簡単に判定することができる。
[項目4]
項目1から3の何れかに記載の作業指示通信システムにおいて、前記通信端末は、所定のデータを前記サーバに送信し、前記サーバは、前記所定のデータを前記問い合わせ信号として受信してもよい。
これによれば、通信端末からサーバに送信されるデータが問い合わせ信号として扱われることにより、別途作業者が更新状況の確認操作を行うことのない問い合わせ信号の発信を容易に実現することができる。
[項目5]
項目1から4の何れかに記載の作業指示通信システムにおいて、前記通信端末は、前記作業内容の更新用データを受信した作業項目について、更新された作業内容で作業を行う旨の更新登録を所定の条件に基づいて行い、更新登録された作業項目を特定する更新登録データを前記サーバに送信し、前記サーバは、前記更新管理データのうち、更新登録データを受信した作業項目を更新済みデータとして登録してもよい。
これによれば、更新管理データの登録状況を確認することにより、更新用データをサーバにアップロードした作業項目について、各作業者の通信端末への更新状況を容易に管理することができる。
[項目6]
本開示の他の形態にかかる情報処理回路は、通信端末と通信ネットワークを介して通信可能に構成された情報処理装置であって、前記情報処理装置は、処理回路を含み、前記処理回路は、所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が実施する一または複数の作業項目の割り当てを示す割り当てデータと、前記複数の作業項目の何れかについて作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために生成される更新管理データと、を記憶し、前記通信端末から送信される、作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいて、前記更新管理データを照会し、前記問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられている作業項目について作業内容が更新されているか否かを判定し、更新されている作業内容があれば、前記問い合わせ信号を送信した前記通信端末に、対応する作業内容の更新用データを送信する。
1 通信端末
3 サーバ、情報処理装置
4 通信ネットワーク
30 サーバの処理回路
100 作業指示通信システム

Claims (4)

  1. サーバと、
    前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能に構成された通信端末と、を含み、
    前記サーバは、
    所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が実施する一または複数の作業項目の割り当てを示す割り当てデータと、前記複数の作業項目の何れかについて作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために生成される更新管理データと、を記憶し、
    前記通信端末から送信される、作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいて、前記更新管理データを照会し、前記問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられている作業項目について作業内容が更新されているか否かを判定し、
    更新されている作業内容があれば、前記問い合わせ信号を送信した前記通信端末に、対応する作業内容の更新用データを送信し、
    前記更新管理データは、作業内容が更新された作業項目を特定するための作業項目特定データと、当該作業項目に割り当てられている作業者を特定するための作業者特定データと、当該作業項目における作業内容が更新された時点を特定するための時点特定データと、を含み、
    前記通信端末は、前記サーバから前記通信端末を使用する作業者に割り当てられた前記作業項目に対応する前記作業要領データを予めダウンロードして記憶し、
    前記問い合わせ信号は、前記通信端末に記憶される作業要領データの最終更新時点のデータを含み、
    前記サーバは、前記更新管理データの中から、前記問い合わせ信号に対応付けられる作業者に割り当てられた作業項目を検索し、当該作業項目における作業内容が更新された時点と、前記通信端末に記憶される作業要領データの最終更新時点とを比較し、作業内容が更新された時点が前記最終更新時点より新しい作業要領データがあれば、当該作業要領データを前記通信端末に送信する、作業指示通信システム。
  2. 前記通信端末は、所定のデータを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記所定のデータを前記問い合わせ信号として受信する、請求項1記載の作業指示通信システム。
  3. 前記通信端末は、前記作業内容の更新用データを受信した作業項目について、更新された作業内容で作業を行う旨の更新登録を所定の条件に基づいて行い、更新登録された作業項目を特定する更新登録データを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記更新管理データのうち、更新登録データを受信した作業項目を更新済みデータとして登録する、請求項1または2に記載の作業指示通信システム。
  4. 通信端末と通信ネットワークを介して通信可能に構成された情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、処理回路を含み、
    前記処理回路は、
    所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が実施する一または複数の作業項目の割り当てを示す割り当てデータと、前記複数の作業項目の何れかについて作業内容が更新された場合に、作業内容が更新された作業項目を特定するために生成される更新管理データと、を記憶し、
    前記通信端末から送信される、作業者と対応付けられた問い合わせ信号に基づいて、前記更新管理データを照会し、前記問い合わせ信号に対応付けられた作業者に割り当てられている作業項目について作業内容が更新されているか否かを判定し、
    更新されている作業内容があれば、前記問い合わせ信号を送信した前記通信端末に、対応する作業内容の更新用データを送信し、
    前記更新管理データは、作業内容が更新された作業項目を特定するための作業項目特定データと、当該作業項目に割り当てられている作業者を特定するための作業者特定データと、当該作業項目における作業内容が更新された時点を特定するための時点特定データと、を含み、
    前記通信端末は、前記処理回路から前記通信端末を使用する作業者に割り当てられた前記作業項目に対応する前記作業要領データを予めダウンロードして記憶し、
    前記問い合わせ信号は、前記通信端末に記憶される作業要領データの最終更新時点のデータを含み、
    前記処理回路は、前記更新管理データの中から、前記問い合わせ信号に対応付けられる作業者に割り当てられた作業項目を検索し、当該作業項目における作業内容が更新された時点と、前記通信端末に記憶される作業要領データの最終更新時点とを比較し、作業内容が更新された時点が前記最終更新時点より新しい作業要領データがあれば、当該作業要領データを前記通信端末に送信する、情報処理装置。
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