JP2002092209A - 保守点検情報管理システム - Google Patents

保守点検情報管理システム

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JP2002092209A
JP2002092209A JP2000278559A JP2000278559A JP2002092209A JP 2002092209 A JP2002092209 A JP 2002092209A JP 2000278559 A JP2000278559 A JP 2000278559A JP 2000278559 A JP2000278559 A JP 2000278559A JP 2002092209 A JP2002092209 A JP 2002092209A
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Koichi Suzuki
孝一 鈴木
Makoto Nishida
眞 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、保守点検情報の保存に要する手間
を軽減することができる保守点検情報管理システムを提
供すること。 【解決手段】 本発明に係る保守点検情報管理システム
は、作業者に保守点検情報の入力を要求し、前記作業者
が保守点検情報を入力した場合に、その保守点検情報を
サーバマシン1の外部記憶装置8に記憶させておき、そ
の外部記憶装置8を作業者側と管理者側とに開示するよ
うになっている。したがって、本発明に係る保守点検情
報管理システムは、外部記憶装置8に記憶されている保
守点検情報を作業者側と管理者側とから確認することが
できるため、保守点検情報を作業者側と管理者側とで個
別に保存しておく必要はなく、保守点検情報の保存に要
する手間を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保守点検作業に関
する情報を管理する情報管理システムに係り、特に、保
守点検完了通知と保守点検情報の保存に要する手間を軽
減することができる保守点検情報管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物等の保守点検作業に関する情
報の管理は、前記保守点検作業を実施する作業者側と前
記対象の管理者側とで個別に行っており、それぞれの側
で保守点検報告書を綴じた保守点検台帳を独自に備えて
保守点検情報を保存するとともに、保守点検完了通知と
それぞれの側に備えた保守点検報告書をそれぞれが参照
して前記保守点検情報を、例えば保守点検状況の確認な
どに利用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような保守点検台帳を作成するには、保守点検作業を実
施するたびに、保守点検を実施した作業者は作業者側の
保守点検台帳に保守点検報告書を綴じるとともに、前記
保守点検報告書の本書を保守点検先の管理者に郵便など
で送付して、前記管理者に、送付した保守点検報告書を
管理者側の保守点検台帳に綴じさせなければならなず、
多くの時間と手間とを要していた。
【0004】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、保守点検情報の保存に要する手間を軽
減することができる保守点検情報管理システムを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の請求項1に係る保守点検情報管理システム
は、対象の保守点検作業を行う作業者に前記対象の保守
点検情報の入力を要求する保守点検情報入力要求手段
と、前記作業者が保守点検情報を入力した場合にその保
守点検情報を記憶する保守点検情報記憶手段と、前記保
守点検情報記憶手段に記憶されている保守点検情報を前
記作業者側及び前記対象の管理者側に開示する保守点検
情報開示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2に係る保守点検情報管理システム
は、上記請求項1に記載の保守点検情報管理システムに
おいて、前記保守点検情報入力要求手段は、保守点検項
目を説明する画像情報又は音声情報の入力を要求するよ
うになっている。また、請求項3に係る保守点検情報管
理システムは、上記請求項1又は2に記載の保守点検情
報管理システムにおいて、前記保守点検情報入力要求手
段は、前記作業者に保守の実施時期の候補の入力を要求
するとともに、前記保守点検情報開示手段は、前記管理
者に前記実施時期の候補を開示するようになっていて、
前記開示された前記実施時期の候補のうちから所望の時
期を前記管理者に選択させる保守実施時期選択手段と、
前記保守実施時期選択手段が選択させた前記管理者の選
択結果を前記作業者に通知する通知手段と、を備えた。
【0007】さらに、請求項4に係る保守点検情報管理
システムは、上記請求項1〜3に記載の保守点検情報管
理システムを、前記作業者及び前記管理者が操作可能な
端末装置に通信手段を介して接続されたコンピュータに
よって実現したものである。ここで、請求項1に係る発
明にあっては、まずは、保守点検情報入力要求手段が対
象の保守点検作業を行う作業者に前記対象の保守点検情
報の入力を要求し、保守点検情報が入力されると、保守
点検情報記憶手段がその保守点検情報を記憶する。
【0008】そして、その保守点検情報記憶手段に記憶
されている前記保守点検情報を、保守点検情報開示手段
が、前記作業者側及び前記管理者側に開示するので、前
記保守点検情報を前記作業者側と前記管理者側とで個別
に保存しておく必要はなく、保守点検情報の保存に要す
る手間を軽減することができる。また、前記作業者の入
力直後に、前記管理者は、その内容を読むことが可能と
なり、保守点検結果を知るまでの時間を短縮することが
できる。
【0009】また、請求項2に係る発明にあっては、前
記保守点検情報入力要求手段は、保守点検項目を説明す
る画像情報又は音声情報の入力を要求するため、対象の
破損の度合いや異音の発生状態など、文字情報では伝え
ることが難しい保守点検情報をわかりやすく伝えること
ができる。さらに、請求項3に係る発明にあっては、前
記保守点検情報入力要求手段は、保守の実施時期の候補
の入力を要求するため、前記保守点検情報開示手段は、
前記管理者に前記実施時期の候補を開示することができ
る。
【0010】そして、管理者が前記保守情報開示手段に
より開示された前記実施時期の候補のうちから所望の時
期を選択すると、通知手段が、前記管理者の選択結果を
前記作業者に通知するため、前記作業者は、前記管理者
が所望する保守の実施時期を知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る保守点検情報管理シ
ステムを、建物の保守管理に利用した例を、図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明に係る保守点検情報管理
システムの一実施形態を示す。図1に示すように、保守
点検情報管理システムは、サーバマシン1と、建物の保
守点検作業を行う作業会社の担当者が使用する複数の作
業会社用クライアントマシン2と、建物の管理会社の担
当者が使用する複数の管理会社用クライアントマシン3
と、を備え、それぞれのマシン1、2、3が通信回線
4、5、6を介してインターネット7に接続されて構成
される。
【0012】サーバマシン1は外部記憶装置8を有し、
その外部記憶装置8には、WWWサーバソフトと、保守
点検情報管理プログラムと、保守点検情報管理プログラ
ムに参照される各種情報と、が記憶される。記憶される
情報としては、作業会社が保守点検作業を依頼されてい
る建物の名前、管理会社が保守点検作業を依頼している
作業会社の名前、システムを利用する各管理会社が管理
している建物に対して過去に実施された保守点検の状況
や将来に実施される保守点検の予定等、が挙げられる。
【0013】また、各作業会社用クライアントマシン2
及び各管理会社用クライアントマシン3は、WWWブラ
ウザをそれぞれ有している。保守点検情報管理プログラ
ムは、作業会社用クライアントマシン2上のWWWブラ
ウザからサーバマシン1上の作業会社用ページが開かれ
ると実行され、作業会社の担当者に保守点検結果の入力
の要求等を行う作業会社用処理と、管理会社用クライア
ントマシン3上のWWWブラウザからサーバマシン1上
の管理会社用ページが開かれると実行され、管理会社の
担当者に保守点検結果の開示等を行う管理会社用処理
と、からなる。
【0014】本実施形態における作業者用処理の内容
は、具体的には、その処理の手順の概要を表すフローチ
ャートである、図2に示すように、先ずそのステップ2
01において、図3(a)に示すように、作業会社の担
当者に会員番号の入力を要求するようになっている。入
力が要求される会員番号は、システムを利用する各作業
会社毎に予め定められているものである。
【0015】前記作業会社の担当者により作業会社の会
員登録番号が入力されると、ステップ202に移行し、
サーバマシン1の外部記憶装置8に記憶されている情報
に基づいて、図3(b)に示すように、作業会社用クラ
イアントマシン2上のWWWブラウザに、その作業会社
が保守点検作業を依頼されている複数の建物の名前を表
示して、前記担当者に前記建物のいずれかの選択を要求
するようになっている。
【0016】前記担当者により建物の名前が入力される
と、ステップ203に移行し、図3(c)に示すよう
に、作業会社用クライアントマシン2上のWWWブラウ
ザに、「保守点検実施時期の入力」「保守点検状況の入
力」「保守点検状況の確認」等の項目を表示し、ステッ
プ204に移行するようになっている。ステップ204
では、「保守点検実施時期の入力」が前記担当者により
選択されたか否かを判定するようになっている。ステッ
プ204の判定が「YES」の場合には、ステップ20
5に移行し、図3(d)に示すように、作業会社用クラ
イアントマシン2上のWWWブラウザに、カレンダー状
の保守点検実施時期予定表を表示して、前記担当者に保
守点検実施時期の候補を複数選択することを要求するよ
うになっている。
【0017】前記担当者により保守点検実施時期の候補
が選択されると、ステップ206に移行し、前記選択の
結果をサーバマシン1の外部記憶装置8に記憶させると
ともに、管理会社の担当者に電子メールで保守点検を実
施する予定があることを通知するようになっている。一
方、ステップ204の判定が「NO」の場合には、ステ
ップ207に移行し、「保守点検状況の入力」が前記担
当者により選択されたか否かを判定するようになってい
る。ステップ207の判定が「YES」の場合には、ス
テップ208に移行し、図3(e)に示すように、作業
会社の担当者に保守点検の実施状況の入力を要求するよ
うになっている。入力が要求される保守点検実施状況に
は、保守点検実施時期、保守点検項目、保守点検の内容
等があり、保守点検の内容として文字情報だけでなく画
像情報や音声情報を利用できるようになっている。
【0018】前記担当者により保守点検実施状況が入力
されると、ステップ209に移行し、前記保守点検の実
施状況をサーバマシン1の外部記憶装置8に記憶させる
とともに、管理会社の担当者に電子メールで保守点検が
終了したことを通知するようになっている。一方、ステ
ップ207の判定が「NO」の場合には、ステップ21
0に移行し、「保守点検状況の確認」が選択されたか否
かを判定するようになっている。ステップ210の判定
が「YES」の場合には、ステップ211に移行し、図
3(f)に示すように、作業会社用クライアントマシン
2上のWWWブラウザに、サーバマシン1の外部記憶装
置8に記憶されている過去の保守点検の実施状況を表示
するようになっている。
【0019】ステップ210の判定が「NO」の場合に
は、再びステップ204に移行し、ステップ203で作
業会社用クライアントマシン2上のWWWブラウザに表
示された項目のうちのいずれかが選択されるまで上記手
順を繰り返すようになっている。次に、本実施形態にお
ける管理者用処理の内容は、具体的には、その処理の手
順の概要を表すフローチャートである、図4に示すよう
に、先ずそのステップ401において、図5(a)に示
すように、管理会社の担当者に会員番号の入力を要求す
るようになっている。入力が要求される会員番号は、シ
ステムを利用する各管理会社毎に予め定められているも
のである。
【0020】前記管理会社の担当者により管理会社の会
員登録番号が入力されると、ステップ402に移行し、
サーバマシン1の外部記憶装置8に記憶されている情報
に基づいて、図5(b)に示すように、管理会社用クラ
イアントマシン3上のWWWブラウザに、その管理会社
が保守点検作業を依頼している複数の保守点検対象とそ
の依頼先の作業会社の名前を表示して、前記担当者に前
記保守点検対象のいずれかの選択を要求するようになっ
ている。
【0021】前記担当者により保守点検対象の名前が入
力されると、ステップ403に移行し、図5(c)に示
すように、作業会社用クライアントマシン2上のWWW
ブラウザに、「保守点検実施時期の選択」「保守点検状
況の確認」等の項目を表示し、ステップ404に移行す
るようになっている。ステップ404では、「保守点検
実施時期の選択」が前記担当者により選択されたか否か
を判定するようになっている。ステップ404の判定が
「YES」の場合には、ステップ405に移行し、図5
(d)に示すように、管理会社用クライアントマシン3
上のWWWブラウザに、カレンダー状の保守点検実施時
期予定表を表示して、前記担当者に選択された保守点検
実施時期の候補を表示し、その保守点検実施時期の候補
のうちから所望の時期の選択を要求するようになってい
る。
【0022】前記担当者により所望の保守点検実施時期
が選択されると、ステップ406に移行し、前記選択の
結果をサーバマシン1の外部記憶装置8に記憶させると
ともに、前記作業会社の担当者に電子メールで保守点検
実施時期を選択したことを通知するようになっている。
一方、ステップ404の判定が「NO」の場合には、ス
テップ407に移行し、「保守点検状況の確認」が選択
されたか否かを判定するようになっている。ステップ4
07の判定が「YES」の場合には、ステップ408に
移行し、図5(e)に示すように、管理会社用クライア
ントマシン3上のWWWブラウザに、サーバマシン1の
外部記憶装置8に記憶されている過去の保守点検の実施
状況を表示するようになっている。
【0023】ステップ407の判定が「NO」の場合に
は、再びステップ404に移行し、ステップ403で管
理会社用クライアントマシン3上のWWWブラウザに表
示された項目のうちのいずれかが選択されるまで上記手
順を繰り返すようになっている。次に、本実施形態の動
作を具体的な状況を交えて詳細に説明する。
【0024】定期的に行っている保守点検作業の実施時
期が近づいたので、作業会社の担当者が、作業会社用ク
ライアントマシン2上のWWWブラウザからサーバマシ
ン1上の作業会社用ページを開いたとする。すると、作
業会社用処理が実行され、図3(a)に示すように、作
業会社の担当者に会員番号の入力が要求される。前記担
当者が作業会社の会員登録番号を入力したとする。する
と、ステップ202に移行し、サーバマシン1の外部記
憶装置8に記憶されている情報に基づいて、図3(b)
に示すように、作業会社用クライアントマシン2上のW
WWブラウザに、その作業会社が保守点検作業を依頼さ
れている複数の建物の名前が表示されて、前記担当者に
前記建物のいずれかの選択が要求される。
【0025】前記担当者が保守点検作業を行う建物の名
前を入力したとする。すると、ステップ203に移行
し、図3(c)に示すように、作業会社用クライアント
マシン2上のWWWブラウザに、「保守点検実施時期の
入力」「保守点検状況の入力」「保守点検状況の確認」
等の項目が表示される。前記担当者が「保守点検実施時
期の入力」を選択したとする。すると、ステップ204
の判定が「YES」となり、ステップ205に移行し、
図3(d)に示すように、作業会社用クライアントマシ
ン2上のWWWブラウザに、保守点検実施時期予定表が
表示される。
【0026】前記担当者が保守点検実施時期の候補を複
数選択したとする。すると、ステップ206に移行し、
前記選択の結果がサーバマシン1の外部記憶装置8に記
憶されるとともに、管理会社の担当者に電子メールで保
守点検を実施する予定があることが通知される。ここ
で、前記電子メールを受信した管理会社の担当者が、保
守点検を実施する予定があることを知って、管理会社用
クライアントマシン3上のWWWブラウザからサーバマ
シン1上の管理会社用ページを開いたとする。すると、
管理会社用処理が実行され、図5(a)に示すように、
作業会社の担当者に会員番号の入力が要求される。
【0027】前記管理会社の担当者が管理会社の会員登
録番号を入力したとする。すると、ステップ402に移
行し、サーバマシン1の外部記憶装置8に記憶されてい
る情報に基づいて、図5(b)に示すように、管理会社
用クライアントマシン3上のWWWブラウザに、その管
理会社が保守点検作業を依頼している複数の作業会社の
名前が表示されて、前記担当者に前記作業会社のいずれ
かの選択が要求される。
【0028】前記担当者が電子メールを送信してきた作
業会社の名前を選択したとする。すると、ステップ20
3に移行し、図5(c)に示すように、作業会社用クラ
イアントマシン2上のWWWブラウザに、「保守点検実
施時期の選択」「保守点検状況の確認」等の項目が表示
される。前記担当者が「保守点検実施時期の選択」を選
択したとする。すると、ステップ404の判定が「YE
S」となり、ステップ405に移行し、図5(d)に示
すように、管理会社用クライアントマシン3上のWWW
ブラウザに、保守点検実施時期予定表を表示して、前記
担当者に選択された保守点検実施時期の候補を表示す
る。
【0029】前記担当者が、保守点検実施時期の候補の
うちから所望の時期を選択したとする。すると、ステッ
プ406に移行し、前記選択の結果がサーバマシン1の
外部記憶装置8に記憶されるとともに、前記作業会社の
担当者に電子メールで保守点検実施時期が選択されたこ
とが通知される。ここで、前記電子メールを受信した前
記作業会社の担当者が、前記保守点検会社の作業者が所
望する保守点検の実施時期を知って、その実施時期に前
記建物の保守点検を実施した後、作業会社用クライアン
トマシン3上のWWWブラウザからサーバマシン1上の
管理会社用ページを開いて、「保守点検状況の入力」を
選択したとする。すると、ステップ204の判定が「N
O」となり、ステップ207の判定が「YES」となる
ため、ステップ208に移行し、図3(e)に示すよう
に、作業会社の担当者に保守点検の実施状況の入力が要
求される。
【0030】前記担当者が、保守点検実施時期、保守点
検項目、保守点検の内容等の保守点検の実施状況を、文
字情報、画像情報、及び音声情報として入力したとす
る。すると、ステップ209に移行し、前記保守点検の
実施状況がサーバマシン1の外部記憶装置8に記憶され
るとともに、管理会社の担当者に電子メールで保守点検
が終了したことが通知される。
【0031】このように、保守点検の内容を説明する画
像情報や音声情報を入力することにより、建物の破損の
度合いや異音の発生状態など、文字情報では伝えること
が難しい保守点検の実施状況をわかりやすく伝えること
ができる。ここで、前記電子メールを受信した前記管理
会社の担当者が、保守点検が終了したことを知って、管
理会社用クライアントマシン3上のWWWブラウザから
サーバマシン1上の管理会社用ページを開いて、「保守
点検状況の確認」を選択したとする。すると、ステップ
407の判定が「YES」となり、ステップ408に移
行し、図5(e)に示すように、管理会社用クライアン
トマシン3上のWWWブラウザに、サーバマシン1の外
部記憶装置8に記憶されている過去の保守点検の実施状
況が表示されるため、前記管理会社の担当者は今回の保
守点検の実施状況を確認することができる。
【0032】また、今回の保守点検の実施状況を作業会
社の担当者が確認しようとし、作業会社用クライアント
マシン2上のWWWブラウザからサーバマシン1上の作
業会社用ページを開いて、「保守点検状況の確認」を選
択したとする。すると、ステップ210の判定が「YE
S」となり、ステップ211に移行し、図3(f)に示
すように、作業会社用クライアントマシン2上のWWW
ブラウザに、サーバマシン1の外部記憶装置8に記憶さ
れている過去の保守点検の実施状況が表示されるため、
前記作業会社の担当者は今回の保守点検の実施状況を確
認することができる。
【0033】このように、保守点検状況をサーバマシン
1の外部記憶装置8に記憶させておき、その外部記憶装
置8を作業会社と管理会社とに開示するようにしたた
め、保守点検情報を作業者側と管理者側とで個別に保存
しておく必要はなく、保守点検情報の保存に要する手間
を軽減することができる。なお、本実施形態において
は、ステップ205及びステップ208は保守点検情報
入力要求手段に対応し、外部記憶装置8は保守点検情報
記憶手段に対応し、ステップ211及びステップ40
5、ステップ408は保守点検情報開示手段に対応し、
ステップ405は保守実施時期選択手段に対応し、ステ
ップ406は通知手段に対応し、作業者用クライアント
マシン2及び管理者用クライアントマシン3は端末装置
に対応し、通信回線4、5、6及びインターネット7は
通信手段に対応し、サーバマシン1はコンピュータに対
応する。
【0034】また、上記実施形態は本発明に係る保守点
検情報管理システムの一例を示したものであり、システ
ムの構成、対象の種類等を限定するものではない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る保守
点検情報管理システムは、保守点検情報を記憶する保守
点検情報記憶手段に記憶されている情報を、作業者側及
び管理者側に開示する保守点検情報開示手段を備えたた
め、前記保守点検情報記憶手段に記憶されている前記保
守点検情報を前記作業者側と前記管理者側とから確認す
ることができ、前記保守点検情報を前記作業者側と前記
管理者側とで個別に保存しておく必要はなく、保守点検
情報の保存に要する手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図2】本実施形態における処理の概要を示すフローチ
ャートである。
【図3】本実施形態の動作を説明するディスプレイの状
態図である。
【図4】本実施形態における処理の概要を示すフローチ
ャートである。
【図5】本実施形態の動作を説明するディスプレイの状
態図である。
【符号の説明】 1 サーバマシン 2 作業会社用クライアントマシン 3 管理会社用クライアントマシン 4、5、6 通信回線 7 インターネット 8 外部記憶装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象の保守点検作業を行う作業者に前記
    対象の保守点検情報の入力を要求する保守点検情報入力
    要求手段と、前記作業者が保守点検情報を入力した場合
    にその保守点検情報を記憶する保守点検情報記憶手段
    と、前記保守点検情報記憶手段に記憶されている保守点
    検情報を前記作業者側及び前記対象の管理者側に開示す
    る保守点検情報開示手段と、を備えたことを特徴とする
    保守点検情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記保守点検情報入力要求手段は、保守
    点検の内容を説明する画像情報又は音声情報の入力を要
    求するようになっている請求項1に記載の保守点検情報
    管理システム。
  3. 【請求項3】 前記保守点検情報入力要求手段は、前記
    作業者に保守の実施時期の候補の入力を要求するととも
    に、前記保守点検情報開示手段は、前記管理者に前記実
    施時期の候補を開示するようになっていて、前記開示さ
    れた前記実施時期の候補のうちから所望の時期を前記管
    理者に選択させる保守実施時期選択手段と、前記保守実
    施時期選択手段が選択させた前記管理者の選択結果を前
    記作業者に通知する通知手段と、を備えた請求項1又は
    請求項2に記載の保守点検情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記作業者及び前記管理者が操作可能な
    端末装置に通信手段を介して接続されたコンピュータに
    よって実現された請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の保守点検情報管理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095359A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの運転停止通知システム

Cited By (1)

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JP2010095359A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの運転停止通知システム

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