JP6537485B2 - 店舗側の操作量を軽減した店舗の混雑情報を提供する方法、コンピュータシステム及びコンピュータプログラム - Google Patents

店舗側の操作量を軽減した店舗の混雑情報を提供する方法、コンピュータシステム及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、飲食店などの店舗の混雑情報を店舗に備えられた端末に入力してサーバーへ送信し、それをサーバーが公開するコンピュータシステムを用いて店舗の混雑情報を公衆に提供するための方法及びそのコンピュータシステム、コンピュータプログラムに関するものであって、端末を操作する店舗側オペレーターの操作量を軽減し、且つ、店舗側オペレーターが混雑情報の入力を忘れることを防止すると共に、店舗用端末を導入や運用の容易なものとすることにより、より多くの店舗の正確な混雑情報をリアルタイムで公衆へ提供するための方法、コンピュータシステム及びコンピュータプログラムに関するものである。
近年は、インターネット及びワイヤレス通信技術の発達により、外出先であっても商業店舗に関する情報の入手が非常に容易となっている。
中でも飲食店の情報については、メニュー・料金・営業時間などの詳細なサービス内容が画像と共に容易に入手できる状況にある。
然しながら、例えば、飲食店の今現在の正確な混雑情報をリアルタイムで入手することは容易ではなく、例えば、インターネットで検索した飲食店へ実際に出向いてみると、混雑のために空席ができるまで長時間待たされることがよくある。
一部の飲食店のホームページでは、混雑に関する情報を提供しているものも見受けられるが、その内容は数日先の予約状況に関するものが殆どであり、今現在の正確な混雑情報をリアルタイムで提供しているものは少ない。
飲食店などの混雑情報を提供しようとするコンピュータシステムやサービスとしては、店舗側に備えられた店舗用端末に混雑情報を入力し、これをネットワークを介してサーバーへ送信して、それをサーバーがホームページなどで公開したり、混雑情報を要求する個人所有の端末へ個別に提供するものが存在する。
然しながら、混雑情報の入力を店舗側の従業員であるオペレーターが行っている現状においては、店舗が準備中や休業日などの営業時間外である場合に、店舗側オペレーターが営業時間外であることを店舗用端末に入力しないと、実際は営業していないのに営業中であるかのような混雑情報が開示されたままになってしまう場合がある。
また、営業中であっても、ランチタイムやディナータイムなどの繁忙時間帯にあっては、店舗側オペレーターが混雑情報の入力を忘れがちであり、実際にその店舗へ出向いてみると、ホームページで提供されている混雑情報とは異なる場合も多い。
更に、このようなコンピュータシステムで使用される店舗用端末は、店舗へ初めて導入する際の設定作業やアプリケーションのインストール等を行うのは店舗側オペレーターとなる店舗の従業員であることが通常であり、コンピュータに不慣れな従業員にとっては、そのような作業が多大な負担となっている。
また、運用段階になっても、サーバーと接続する度に店舗固有の認証データ(IDやパスワード)の入力を必要とするのが通常であり、そのような煩わしい接続操作が負担となって、この種のコンピュータシステムの導入が進まないという状況もあった。
この背景技術に関する先行技術文献には次のようなものが存在する。
特開2001−306665号
上記特許文献1に係るコンピュータシステムは、複数の店舗に混雑情報(空席情報)を入力する店舗用端末を設置して、これら各端末をサーバー(ホストコンピュータ)とオンラインで接続している。そして、各店舗用端末は、店舗側オペレーターが混雑情報を入力すると、その混雑情報がオンラインによってサーバーへ送信される仕組みになっている。
一方、サーバーは、各店舗用端末から受信した混雑情報を店舗毎に関連付けてデータベース化し、新しい混雑情報を受信するとデータベース上の当該店舗の混雑情報を更新する仕組みになっている。
また、サーバーは、別の通信ネットワークにも接続されていて、この通信ネットワークに接続している公衆からの情報要求に対して、該当する店舗の混雑情報を速やかに提供する仕組みになっている。
このように、上記特許文献1のコンピュータシステムの目的は、公衆からの情報要求に対してデータベースから該当する店舗の混雑情報を抽出して、速やかに公衆へ提供することにある。
然しながら、上記従来例では、準備中や休業日などの営業時間外である場合に、店舗側オペレーターが意識的にそのような状況であることを店舗用端末に入力しなければ提供される混雑情報は変わらないので、実際は営業してないのに営業しているかのような混雑情報が提供され続けてしまうという欠点があった。
また、営業中であっても、ランチタイムやディナータイムなどの繁忙時間帯にあっては、店舗側オペレーターが混雑情報の入力を忘れてしまうと、公衆へ提供される混雑情報が実際とは異なるものになってしまうという欠点もあった。
このように、実際とは異なる混雑情報を提供し続けてしまうと、その店舗の評判が悪化するという重大な問題にもなり兼ねない。
更に、この種のコンピュータシステムで使用される店舗用端末は、店舗へ初めて導入する際の設定作業やアプリケーションのインストール等を行うのは店舗側オペレーターとなる店舗の従業員であることが通常であり、コンピュータに不慣れな従業員にとっては、そのような導入作業が多大な負担となっている。
また、運用段階にあっては、サーバーと接続する度に店舗固有の認証データ(IDやパスワード)を入力することも多忙な店舗の従業員にとっては煩わしい操作となっていた。
このように、従来の方法・コンピュータシステム・コンピュータプログラムでは、店舗側オペレーターは営業中の混雑情報の入力だけではなく、準備中や休業日などの営業時間外であることの情報も意識的に入力する必要があるので、このような操作量の多さが店舗側オペレーターの負担となっていた。
また、店舗の繁忙時間帯にあっては、店舗側オペレーターが定期的な混雑情報の入力を忘れてしまうことがあり、実際とは異なる混雑情報が提供されている状況が見受けられた。
更に、店舗用端末の導入作業や運用段階でのサーバーとの接続操作の煩わしさも、この種のコンピュータシステムが多くの店舗に普及しない一因となっていたのである。
このような状況により、従来から下記(A)乃至(C)の課題を解決することにより、店舗の正確な混雑情報をリアルタイムで公衆に提供できる方法、コンピュータシステムおよびコンピュータプログラムに関する開発が切望されていた。

(A)店舗が準備中や休業日などの営業時間外である場合には、店舗側オペレーターが意識的に混雑情報を入力しなくても、自動的に営業時間外に該当する混雑情報に変更されることで、店舗側オペレーターが営業中の混雑情報の入力に専念できるように操作量の軽減ができること。
(B)営業中にあっては、店舗側オペレーターが混雑情報の入力を忘れることを防止すると共に、仮に何らかの理由で長時間入力ができなかったとしても、それに見合う混雑情報を自動的に公衆へ提供できること。
(C)店舗側オペレーターに対して導入作業や運用時の操作負担を掛けない店舗用端末を使用することで、コンピュータに不慣れな店舗への導入も促進できること。
本発明は、上述した従来の課題を解決するために、請求項1記載の方法の発明は、
サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続したコンピュータシステムを用いて店舗毎の混雑情報を公衆に提供する方法を前提として、
前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースを設けて、
(1)前記サーバーが、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用するステップと、
(2)前記店舗用端末が、入力された混雑データを前記サーバーへ送信するステップと、
(3)前記店舗用端末が、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信するステップと、
(4)前記サーバーが、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信するステップと、
(5)前記店舗用端末が、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促すステップと、
(6)前記店舗用端末が、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信するステップと、
(7)前記サーバーが、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用するステップと、
(8)前記サーバーが、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開するステップと
を実行すると共に、
前記店舗用端末は、電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各ステップが実行できるように必要な初期設定を全て完了した状態にしてから各店舗へ導入する構成を採用した。
また、請求項2記載のコンピュータシステムの発明は、
サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続して店舗の混雑情報を公衆に提供するコンピュータシステムを前提として、
前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースを設けて、
(1)前記サーバーは、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用する手段と、
(2)前記店舗用端末は、入力された混雑データを前記サーバーへ送信する手段と、
(3)前記店舗用端末は、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信する手段と、
(4)前記サーバーは、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信する手段と、
(5)前記店舗用端末は、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促す手段と、
(6)前記店舗用端末は、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信する手段と、
(7)前記サーバーは、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用する手段と、
(8)前記サーバーは、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開する手段と
を備えると共に、
前記店舗用端末は、電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各手段が実行できるように必要な初期設定を全て完了した状態にしてから各店舗へ導入する構成を採用した。
さらに、請求項3記載のコンピュータプログラムの発明は、
サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続したコンピュータシステムが店舗の混雑情報を公衆に提供するためのコンピュータプログラムを前提として、
前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースが設けられており、
(1)前記サーバーを、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用する手段と、
(2)前記店舗用端末を、入力された混雑データを前記サーバーへ送信する手段と、
(3)前記店舗用端末を、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信する手段と、
(4)前記サーバーを、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信する手段と、
(5)前記店舗用端末を、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促す手段と、
(6)前記店舗用端末を、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信する手段と、
(7)前記サーバーを、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用する手段と、
(8)前記サーバーを、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開する手段と
して機能させると共に、
前記店舗用端末に搭載されるアプリケーションは、前記店舗用端末の電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各手段を実行できるように前記店舗用端末にインストールされた状態にしてから各店舗へ導入する構成を採用した。
これにより、請求項1記載の方法の発明にあっては、
サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続したコンピュータシステムを用いることを前提として、
前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースを設けて、
(1)前記サーバーが、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用するステップと、
(2)前記店舗用端末が、入力された混雑データを前記サーバーへ送信するステップと、
を実行する構成の採用により、
営業時間外の店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データをサーバーが自動的に適用することとなるので、店舗側オペレーターが意識的に営業時間外であることを店舗用端末に入力する必要がなくなって、営業中の混雑データの入力に専念できるようになるので、店舗側オペレーターの操作量が軽減されることとなる。
そして、営業中の店舗については、サーバーは、店舗用端末から送信される混雑データを混雑情報として適用するので、店舗側オペレーターが店舗用端末に所望の混雑データを入力すればよいことになる。
これにより、店舗が営業中か営業時間外かに拘わらず、常に正確な店舗の混雑情報をリアルタイムで公衆へ提供できる方法が実現できることとなる。
また、請求項1に続けて記載されている
(3)前記店舗用端末が、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信するステップと、
(4)前記サーバーが、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信するステップと、
(5)前記店舗用端末が、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促すステップと、
(6)前記店舗用端末が、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信するステップと、
を実行する構成の採用により、
営業中に店舗側オペレーターが店舗用端末への混雑データの入力を忘れていると、店舗用端末がアラームを発生して入力を促すこととなる。また、店舗用端末からサーバーへのアラーム発生の問い合わせは1回だけでなく、所定間隔で繰り返されることで、アラームは何度か発生することになるので、店舗側オペレーターが最初のアラームを聞き逃したとしても問題はない。
これにより、店舗側オペレーターの入力忘れを防止できるので、正確な混雑情報を継続して公衆へ提供できる方法が実現できることとなる。
また、アラームを発生するか否かの判断をサーバー側で行うことによって、店舗用端末の処理負担が軽減できると共に、全店舗のアラーム発生状況をサーバーが一元的に管理することで、店舗用端末は、混雑データの入力に専念できる操作の容易な端末とすることができるので、コンピュータに不慣れな店舗へも導入が促進される。
さらに、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームは停止するので、アラームが必要以上に長時間鳴動するような問題も生じない。
更に、請求項1に続けて記載されている
(7)前記サーバーが、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用するステップと、
(8)前記サーバーが、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開するステップと
を実行する構成の採用により、
サーバーへ送信された最新の混雑データが現在の混雑情報としてWeb上に公開される訳であるが、営業中であるにも拘わらず何らかの理由で長時間入力ができなかった店舗については、サーバーがアラーム発生指示を所定回数送信した後に、サーバーの判断で所定の混雑データを当該店舗の混雑情報として適用するので、実際とは異なる混雑情報を提供し続けてしまう心配もなくなる。
これにより、やはり正確な混雑情報を公衆へ提供できる方法が実現できることとなる。
最後に、請求項1の後段に記載されている
前記店舗用端末は、電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各ステップが実行できるように必要な初期設定を全て完了した状態にしてから各店舗へ導入する構成の採用により、
店舗用端末は、店舗へ導入する際のアプリケーションのインストールや通信設定等を店舗側オペレーターが行う必要がなくなるばかりか、運用段階にあってもサーバーへの接続の度に店舗固有の認証データ(IDやパスワード等)を入力する操作も必要もなくなるので、コンピュータに不慣れな店舗であっても導入と運用が容易となる。
これにより、本発明による店舗の混雑情報を提供する方法が、更に多くの店舗に導入されることが期待できることとなる。
次に、請求項2記載のコンピュータシステムにあっては、
サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続して店舗の混雑情報を公衆に提供するコンピュータシステムを前提として、
前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースを設けて、
(1)前記サーバーは、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用する手段と、
(2)前記店舗用端末は、入力された混雑データを前記サーバーへ送信する手段と、
を備える構成の採用により、上記請求項1の効果と同様に、
営業時間外の店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データをサーバーが自動的に適用することとなるので、店舗側オペレーターが意識的に営業時間外であることを店舗用端末に入力する必要がなくなって、営業中の混雑データの入力に専念できるようになるので、店舗側オペレーターの操作量が軽減されることとなる。
そして、営業中の店舗については、サーバーは、店舗用端末から送信される混雑データを混雑情報として適用するので、店舗側オペレーターが店舗用端末に所望の混雑データを入力すればよいことになる。
これにより、店舗が営業中か営業時間外かに拘わらず、常に正確な店舗の混雑情報をリアルタイムで公衆へ提供できるコンピュータシステムが実現できることとなる。
また、請求項2に続けて記載されている
(3)前記店舗用端末は、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信する手段と、
(4)前記サーバーは、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信する手段と、
(5)前記店舗用端末は、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促す手段と、
(6)前記店舗用端末は、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信する手段と、
を備える構成の採用により、やはり上記請求項1の効果と同様に、
営業中に店舗側オペレーターが店舗用端末への混雑データの入力を忘れていると、店舗用端末がアラームを発生して入力を促すこととなる。また、店舗用端末からサーバーへのアラーム発生の問い合わせは1回だけでなく、所定間隔で繰り返されることで、アラームは何度か発生することになるので、店舗側オペレーターが最初のアラームを聞き逃したとしても問題はない。
これにより、店舗側オペレーターの入力忘れを防止できるので、正確な混雑情報を継続して公衆へ提供できるコンピュータシステムが実現できることとなる。
また、アラームを発生するか否かの判断をサーバー側で行うことによって、店舗用端末の処理負担が軽減できると共に、全店舗のアラーム発生状況をサーバーが一元的に管理することで、店舗用端末は、混雑データの入力と送信に特化した操作の容易な端末とすることができるので、コンピュータに不慣れな店舗へも普及が促進される。
さらに、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームは停止するので、アラームが必要以上に長時間鳴動するような問題も生じない。
更に、請求項2に続けて記載されている
(7)前記サーバーは、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用する手段と、
(8)前記サーバーは、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開する手段と
を備える構成の採用により、やはり上記請求項1の効果と同様に、
サーバーへ送信された最新の混雑データが現在の混雑情報としてWeb上に公開される訳であるが、営業中であるにも拘わらず長時間混雑データの入力がない店舗については、サーバーがアラーム発生指示を所定回数送信した後に、サーバーの判断で所定の混雑データを当該店舗の混雑情報として適用するので、実際とは異なる混雑情報を提供し続けてしまう心配もなくなる。
これにより、正確な混雑情報を公衆へ提供できるコンピュータシステムが実現できることとなる。
最後に、請求項2の後段に記載されている
前記店舗用端末は、電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各手段が実行できるように必要な初期設定を全て完了した状態にしてから各店舗へ導入する構成の採用により、これも上記請求項1の効果と同様に、
店舗用端末は、店舗へ導入する際のアプリケーションのインストールや通信設定等を店舗側オペレーターが行う必要がなくなるばかりか、運用段階にあってもサーバーへの接続の度に店舗固有の認証データ(IDやパスワード等)を入力する操作も必要もなくなるので、コンピュータに不慣れな店舗であっても導入と運用が容易となる。
これにより、本発明による店舗の混雑情報を提供するコンピュータシステムが、更に多くの店舗に導入されることが期待できることとなる。
そして、請求項3記載のコンピュータプログラムにあっては、
サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続したコンピュータシステムが店舗の混雑情報を公衆に提供するためのコンピュータプログラムを前提として、
前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースが設けられており、
(1)前記サーバーを、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用する手段と、
(2)前記店舗用端末を、入力された混雑データをサーバーへ送信する手段と、
して機能させる構成の採用により、上記請求項1及び請求項2の効果と同様に、
営業時間外の店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データをサーバーが自動的に適用することとなるので、店舗側オペレーターが意識的に営業時間外であることを店舗用端末に入力する必要がなくなって、営業中の混雑データの入力に専念できるようになるので、店舗側オペレーターの操作量が軽減されることとなる。
そして、営業中の店舗については、サーバーは、店舗用端末から送信される混雑データを混雑情報として適用するので、店舗側オペレーターが店舗用端末に所望の混雑データを入力すればよいことになる。
これにより、店舗が営業中か営業時間外かに拘わらず、常に正確な店舗の混雑情報をリアルタイムで公衆へ提供できるコンピュータプログラムが実現できることとなる。
また、請求項3に続けて記載されている
(3)前記店舗用端末を、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信する手段と、
(4)前記サーバーを、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信する手段と、
(5)前記店舗用端末を、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促す手段と、
(6)前記店舗用端末を、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信する手段と、
して機能させる構成の採用により、やはり上記請求項1及び請求項2の効果と同様に、
営業中に店舗側オペレーターが店舗用端末への混雑データの入力を忘れていると、店舗用端末がアラームを発生して入力を促すこととなる。また、店舗用端末からサーバーへのアラーム発生の問い合わせは1回だけでなく、所定間隔で繰り返されることで、アラームは何度か発生することになるので、店舗側オペレーターが最初のアラームを聞き逃したとしても問題はない。
これにより、店舗側オペレーターの入力忘れを防止できるので、正確な混雑情報を継続して公衆へ提供できるコンピュータプログラムが実現できることとなる。
また、アラームを発生するか否かの判断をサーバー側で行うことによって、店舗用端末の処理負担が軽減できると共に、全店舗のアラーム発生状況をサーバーが一元的に管理することで、店舗用端末は、混雑データの入力と送信に特化した操作の容易な端末とすることができるので、コンピュータに不慣れな店舗へも普及が促進される。
さらに、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームは停止するので、アラームが必要以上に長時間鳴動するような問題も生じない。
更に、請求項3に続けて記載されている
(7)前記サーバーを、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用する手段と、
(8)前記サーバーを、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開する手段と
して機能させる構成の採用により、やはり上記請求項1及び請求項2の効果と同様に、
サーバーへ送信された最新の混雑データが現在の混雑情報としてWeb上に公開される訳であるが、営業中であるにも拘わらず長時間混雑データの入力がない店舗については、サーバーがアラーム発生指示を所定回数送信した後に、サーバーの判断で所定の混雑データを当該店舗の混雑情報として適用するので、実際とは異なる混雑情報を提供し続けてしまう心配もなくなる。
これにより、やはり正確な混雑情報を公衆へ提供できるコンピュータプログラムが実現できることとなる。
最後に、請求項3の後段に記載されている
前記店舗用端末に搭載されるアプリケーションは、前記店舗用端末の電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各手段を実行できるように前記店舗用端末にインストールされた状態にしてから各店舗へ導入する構成の採用により、これも上記請求項1及び請求項2の効果と同様に、
店舗用端末は、店舗へ導入する際のアプリケーションのインストールや通信設定等を店舗側オペレーターが行う必要がなくなるばかりか、運用段階にあってもサーバーへの接続の度に店舗固有の認証データ(IDやパスワード等)を入力する操作も必要もなくなるので、コンピュータに不慣れな店舗であっても導入と運用が容易となる。
これにより、本発明による店舗の混雑情報を提供するコンピュータプログラムが、更に多くの店舗に導入されることが期待できることとなる。
なお、上記各請求項のステップ/手段(1)乃至(8)は、必ずしもこの番号通りの順序で実行されることに限定するものではなく、上記した効果が得られる限り、各ステップ/手段が実行される順序が入れ替わる場合もあり得る。
実施例1のシステム構成図である。 実施例1の店舗別マスターデータの内容を示す説明図である。 実施例1の混雑データの入力ログの内容を示す説明図である。 実施例1の店舗用端末の入力画面を示す説明図である。 実施例1の店舗用端末の処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例1のサーバーの処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例1のサーバーが提供するホームページ画面を示す参考図である。 実施例1の表示専用端末の画面を示す参考図である。
本発明の方法・コンピュータシステム・コンピュータプログラムについて、好適な実施の形態に基づいて詳述する。
なお、以下の説明では、本発明のコンピュータシステムについて詳述することにより、これを用いる本発明の方法およびコンピュータプログラムについても同時に説明を行うこととする。
(システム構成の説明)
図1は、本発明で用いるコンピュータシステムのハードウエア構成を示すシステム構成図である。
本実施例では、飲食店を対象としたコンピュータシステムを例示しているが、本発明が対象とする店舗は飲食店に限るものではなく、他の業種の店舗であっても構わないし、異なる業種の店舗を同時に対象とすることも可能である。
本システム構成では、1台のサーバー1と複数の店舗用端末2とをインターネットNを介して接続した構成(図中の一点鎖線で囲う範囲)を基礎とし、これに公衆たる一般ユーザーの個人所有端末3と、表示専用端末4、駅員用端末5および管理用端末6が同じくインターネットNを介して接続された状態にある。
このうち、サーバー1は、後述する店舗別マスターデータを格納したデータベースを記憶する記憶部と、後述するステップ/手段を実施する演算部と、各店舗用端末2とのデータ通信やWeb上へ情報を開示するためにインターネットNに接続する通信部とを備えるものであり、本システムにとって必須の構成である。
店舗用端末2は、複数の店舗に配置されるものであって、本実施例ではWi−Fi接続などの無線通信によってインターネットNへ接続されてサーバー1との通信が可能な状態となっている。この店舗用端末2も本発明の必須の構成である。
店舗用端末2の仕様としては、インターネットNに接続するための通信部と、アプリケーションをインストールする記憶部および入力されたデータを処理するための演算部とを備えるものであり、本実施例では、店内での持ち歩きやスペースの問題を考慮して、筐体が小型のスマートフォン型のものを採用している。ただし、筐体のタイプに関しては、これに限らず、店舗側の事情によってタブレット型やノート型またはデスクトップ型のような据置型のものを採用することも実施に応じて任意である。
なお、この店舗用端末2は、各店舗へ導入される前に、予め必要なアプリケーションのインストールやサーバー1との通信設定等の初期設定を全て完了させておくことで、各店舗へ導入された後は電源を入れるだけでサーバー1との通信が開始されて後述する各ステップ/手段が実行できる状態となっている。
これにより、店舗用端末2は、店舗側の従業員による導入時の設定作業や運用段階でのサーバー1への接続操作も不要となるので、コンピュータに不慣れな店舗であっても導入・運用が頗る容易となって、より多くの店舗への導入が期待できるようになる。
このように、本実施例のシステム構成は、上述したサーバー1と複数の店舗用端末2とをネットワークで接続した基礎構成を前提とするものである。
個人所有端末3は、公衆たる一般ユーザーが所有する個人用の端末であって、持ち歩き可能なスマートフォンやタブレット型パーソナルコンピュータまたは家屋内に据え置きのノート型、デスクトップ型パーソナルコンピュータなどの種々のタイプのものが考えられる。
個人所有端末3の目的は、サーバー1が開示する店舗の混雑情報を閲覧することであって、公衆たる一般ユーザーが所望の店舗の正確な混雑情報をリアルタイムで入手することによって、本発明の最終的な効果を得ることになる。
表示専用端末4は、個人所有端末3を持たない一般ユーザでも店舗の混雑情報が閲覧できるように、サーバー1が開示する各店舗の混雑情報を表示するための専用端末であって、本発明では付随的な構成である。
表示専用の端末であるため、CPU本体のタイプに特別な限定は無いが、本実施例では設置場所に捉われないコンパクトなスティック型パーソナルコンピュータを採用し、インターネット接続もWi−Fi接続などの無線通信で行っている。
この表示専用端末4は、主に人が多く集まる鉄道の駅構内や商業施設のロビー等に設置されることを予定しているもので、表示モニターは大型のものが望ましく、例えば、画面サイズ47インチ以上の表示モニターが推奨される。
また、表示専用端末4は、常に最新の混雑情報を画面に表示するように設定されているものであり、出来るだけリアルタイムな混雑情報を表示するべく1分間隔でサーバー1にアクセスして表示内容を更新するよう設定されている。
駅員用端末5は、鉄道利用客等からの問い合わせに応じて駅員が駅周辺の店舗の混雑情報を閲覧するための端末であって、その主たる用途は上記した個人所有端末3や表示専用端末4と変わることはない。なお、この駅員用端末5も本発明では付随的な構成である。
管理用端末6も、本発明の必須構成には含まれてはいないが、実際にはサーバー1の運用に重要なものであって、サーバー1のデータベースの管理・変更やサーバー1のメンテナンスを目的とする端末である。本実施例では、サーバー1から離れた場所に設置されているので、インターネットNを介してサーバー1に接続することで遠隔操作によってサーバー1のメンテナンス等を行っているものである。
以上が本実施例のコンピュータシステムを構成する各機器の内容である。
(店舗別マスターベースの説明)
次に、サーバー1のデータベースに格納されている店舗別マスターデータ10について詳述する。
店舗別マスターデータ10とは、店舗毎の情報を記録したデータの集合体であって、図2に示す如く、店舗毎の認証データ11、営業時間データ12、休業日データ13、混雑データ14の他に、地域データ、店名データ、アラームのON/OFFデータ等が含まれている。
このうち、本発明の必須構成は、認証データ11、営業時間データ12、休業日データ13、混雑データ14であり、店舗別マスターデータ10は、少なくとも店舗毎のこれらのデータを必ず含むことが必要になる。
認証データ11とは、サーバー1が各店舗を識別するための各店舗固有のIDデータであって、本実施例では複数桁の英数字を採用している。
営業時間データ12とは、各店舗の営業時間帯を示すデータであって、本実施例では、曜日ごとに24時間表示をもって、ランチタイムである昼の開始時間と終了時間、ディナータイムである夜の開始時間と終了時間を設定できるようにしてある。
ここで、ある曜日が定休日である場合は、その曜日の全ての開始時間・終了時間に「0:00」を入力することで、その曜日が定休日であることを示すことができる(図2に例示の営業時間データでいうと火曜日が定休日に該当する)。なお、設定された開始時間から終了時間までの時間帯以外の時間帯は、準備中や休憩中などの営業時間外という判断になる。
休業日データ13とは、各店舗の定休日以外の休業日(臨時休業日など)を示すデータであって、本実施例では、該当する日にマークを付したカレンダー形式のデータを採用している。
混雑データ14とは、まさに各店舗の混雑情報を示すデータであって、本実施例では、混雑情報を段階的に表現する複数のマーク(記号)とテキストデータをセットで用意し、各店舗は、その状況に応じた混雑データ14を用意された複数のマーク(記号)とテキストデータのセットの中から自由に選択できるようにした。
なお、上記で紹介した必須構成の各データ11乃至14の形式や表示は、いずれも実施例として紹介するものであって、その形式や表示は上記したものに限定されるものではない。
これら必須構成の各データ11乃至14のうち、営業時間データ12と、休業日データ13とによって、サーバー1は、各店舗が営業中か否かを判断することができる。
また、サーバー1は、認証データ11によって、店舗用端末2がどの店舗に所属するものかを特定することができるので、店舗用端末2から混雑データ14を受信した際には、送信元店舗の混雑データ14を他店舗のものと間違えることなく更新することができる。
このように、サーバー1に少なくとも店舗毎の認証データ11、営業時間データ12、休業日データ13、混雑データ14を含む店舗別マスターデータ10を格納したデータベースを設けることにより、サーバー1は、常に各店舗の営業状況を把握できる上に、各店舗の混雑情報も一元管理できるようになる。
その結果、サーバー1は、本発明の各請求項に記載した要所のステップ/手段を実行することができるようになるのである。すなわち、サーバー1が、この店舗別マスターデータ10を格納したデータベースを備えることは、各請求項に記載する各ステップ/手段を実行するための必須構成なのである。
なお、図2中の報告日時データとは、店舗別マスターデータ10に変更があった場合に、その変更日時を記録したものである。
また、図3に示す如く、本実施例の店舗別マスターデータ10には、混雑データ14の更新履歴を示すものとして、店舗用端末2に入力された混雑データ14の入力ログ(入力記録)も含まれている。同図は、この入力ログが店舗名と入力された最新の混雑データ14を表す記号とに関連付けて確認できるように表示した事例である。
これによって、最新の混雑データ14によって店舗別マスターデータ10が更新された履歴が確認できることとなる。
ただし、この入力ログの構成は、本発明では付随的なものであって必須構成ではない。
(サーバーと店舗用端末の処理の説明)
次に、本実施例のサーバー1と店舗用端末2の処理の流れについて詳述する。
まず、具体的に図示はしないが、サーバー1は、常にデータベースに格納されている店舗別マスターデータ10の営業時間データ12、休業日データ13を参照して、店舗毎に現在営業中であるか否かを判断している状態にある。
これにより、現在は営業時間外であると判断される店舗については、サーバー1は自動的に営業時間外に該当する混雑データ14を現在の混雑情報として適用する処理が実行されている。
また、サーバー1は、上記と同じ方法で現在営業中であると判断する店舗については、店舗用端末2から送信される混雑データ14を現在の混雑情報として適用する処理が実行されるように設定されている。
このサーバー1による処理が、本発明の各請求項に記載の(1)のステップ/手段に該当するものであり、この処理の実行によって、店舗が営業時間外である場合には、サーバー1が自動的に営業時間外に該当する混雑データ14を混雑情報として適用するので、店舗側オペレーターは、意識的に営業時間外であることを店舗用端末2に入力する必要がなくなって、営業中の混雑データ14の入力に専念できるようになり、店舗側オペレーターの操作量が軽減されることとなる。
一方、店舗用端末2は、電源を入れるとオペレーティングシステム起動の後に、本発明のコンピュータプログラムであるアプリケーションが自動的に起動して、図4に示す如く、タッチパネル2a上に入力画面を表示して、オペレーターが混雑データ14を入力できる状態となる。
実際の混雑データ14の入力方法は、タッチパネル2a上の文字「空席あり」「満席ですが直ぐに案内可能」「待ち時間30分程度」「待ち時間1時間程度」「待ち時間1時間以上」「待ち時間2時間以上」「お休み・営業時間外」の上部に表示されているマークボタン2bを押すことで所望の混雑データ14を入力することになる。また、入力画面は一見して目的のマークボタン2bが認識できるように極力簡素化したレイアウトを採用することで、店舗が繁忙時間帯であってもオペレーターがマークボタン2bの押し間違えをしないように考慮されている。
そして、図5に示す如く、店舗用端末2は、入力画面の表示と並行してインターネットNを介してサーバー1への接続を開始する(ステップ/手段S1)。
サーバー1との接続が成立すると、店舗側オペレーターによる混雑データ14入力の待機状態となって(ステップ/手段S2)、店舗側オペレータがいずれかのマークボタン2bを押して混雑データ14を入力すると(ステップ/手段S3)、それを最新の混雑データとして速やかにサーバー1へ送信する(ステップ/手段S4)。
この店舗用端末2によるサーバー1への混雑データ14の送信が本発明の各請求項に記載の(2)のステップ/手段に該当する。
また、本実施例の店舗用端末2は、店舗側オペレーターが混雑データ14を入力したか否かに係わらず、予め設定されている所定時刻になると、サーバー1に対してアラームを発生するか否かの問い合わせを送信する(ステップ/手段S5)。ここでアラームとは、店舗側オペレーターに混雑データ14の入力を促すために店舗用端末2が発するベル音や音楽、振動等のことを言う。
前記所定時刻とは、本発明のコンピュータプログラムで設定する時刻のことであって、本実施例では、例えば12時00分、12時30分、13時00分、13時30分のように一定間隔(本実施例では30分間隔)で複数の所定時刻を設定することで、サーバー1への問い合わせが所定間隔で複数回送信されることとなる。
この店舗用端末2による所定間隔でのアラーム発生の問い合わせ送信が本発明の各請求項に記載された(3)のステップ/手段に該当する。
次に、サーバー1は、図6に示す如く、上記した店舗用端末2からのアラーム発生の問い合わせを受信すると(ステップ/手段SS1)、データベースの店舗別マスターデータ10を参照して、送信元店舗が営業中であるか否かを判断する(ステップ/手段SS2)。
送信元店舗が営業中であると判断すると(ステップ/手段SS3)、アラームを発生させる決定をして、その決定による指示を店舗用端末2のアプリケーションへ送信する(ステップ/手段SS4)。
このとき、サーバー1は店舗用端末2へ送信したアラーム発生指示の回数をカウントする(ステップ/手段SS5)。
このサーバー1による判断とアラーム発生の指示の送信が、本発明の各請求項に記載の(4)のステップ/手段に該当する。
然しながら、サーバー1は、店舗別マスターデータ10の参照から送信元店舗が営業時間外であると判断すると、前記した店舗用端末2への指示は行わずに再び待機状態になる(ステップ/手段SS9)。
これにより、店舗が営業時間外である場合には、サーバー1は、店舗用端末2からアラーム発生の問い合わせを受けたとしてもアラームを発生させる決定をすることはない。
そして、この場合は、店舗別マスターデータ10の混雑データ14は更新されず現在のものが維持されることになる。
これに対して、図5に示す如く、店舗用端末2は、サーバー1からアラーム発生の指示を受信すると(ステップ/手段S6)、アラームを3分間発生させて店舗側オペレーターに混雑データ14の入力を促す(ステップ/手段S7)。
この店舗用端末2がアラームを発生させて入力を促す処理が、本発明の各請求項に記載の(5)のステップ/手段に該当する。
ここで、店舗側オペレーターが混雑データ14を入力した場合は(ステップ/手段S8)、店舗用端末2はその時点でアラームを停止し(ステップ/手段S9)、入力された混雑データを速やかにサーバー1へ送信する(ステップ/手段S10)。
この店舗用端末2がアラームを停止して入力された混雑データ14を送信する処理が、本発明の各請求項に記載の(6)のステップ/手段に該当すると共に、(2)のステップ/手段にも該当する。
しかし、店舗用端末2に混雑データ14の入力がなかった場合は、店舗用端末2は3分後にアラームを終了し(ステップ/手段S11,S12)、次の所定時刻に再びサーバー1に2回目のアラーム発生の問い合わせを送信することとなる(ステップ/手段S5)。
そして、この2回目の問い合わせに対してサーバー1から2回目のアラーム発生の指示を受信すると、店舗用端末2は再び2回目のアラームを3分間発生させることとなる。
このように、アラーム発生は、上記した店舗用端末2からの問い合わせとサーバー1からの指示の繰り返しにより、当該店舗が店舗別マスターデータ10に設定されている営業時間外に入るまで繰り返されることとなる。
店舗別マスターデータ10の設定から、店舗が営業時間外に入ると、サーバー1はアラーム発生指示を停止する。これにより、営業時間外にまでアラームが発生することはない。
サーバー1は、上記アラーム発生の指示を3回送信しても店舗用端末2が混雑データ14を送信して来なかった場合は、所定の混雑データ14を現在の混雑情報として適用する処理をする(ステップ/手段SS11)。
なお、ここで言う所定の混雑データ14とは、本実施例では「店舗へ直接に問い合わせを要する」に該当する混雑データ14としてサーバー1が予め用意したものである。
ただし、この所定の混雑データ14は、これに限らず、例えば「不明」に該当する混雑データ14としても構わないし、混雑データ14そのものをブランク(無し/空欄)として扱うなどの処理を採用しても構わない。
これにより、何らかの理由により、営業中にも拘わらず店舗側オペレーターが混雑データ14の入力を長時間にわたり怠ったとしても、現在の混雑情報としては「店舗へ直接に問い合わせを要する」に該当する混雑データ14が適用されるので、実際の混雑状況とは異なる混雑情報が継続して提供されてしまうことを防止することができるのである。
このサーバー1によるアラーム発生指示送信後の処理が、本発明の各請求項に記載の(7)のステップ/手段に該当するものである。なお、本実施例では、前記(7)で言う所定回数を3回に設定したものであるが、この所定回数も実施に応じて任意の回数に設定して構わない。
そしてサーバー1は、継続して3回目までのアラーム発生指示をカウントするが(ステップ/手段SS5)、4回目はカウントをクリアして「1」に戻し(ステップ/手段SS12)、以降はこれを繰り返すこととなる。
店舗用端末2からサーバー1へ混雑データ14が送信されると、サーバー1は送信元店舗の店舗別マスターデータ10の混雑データ14を送信されてきた最新のものに更新し(ステップ/手SS7)、これを当該店舗の現在の混雑情報としてWeb上に開示することで公衆へ提供する(ステップ/手段SS8)。
このサーバー1による現在の混雑情報をWeb上へ開示する処理が本発明の各請求項に記載の(8)のステップ/手段に該当する。これにより、公衆たる一般ユーザーは、インターネットNを介した個人所有端末3または表示専用端末4で各店舗の現在の混雑情報を閲覧することが可能となるのである。
(一般ユーザー(公衆)の混雑情報閲覧方法の説明)
上記したように、公衆たる一般ユーザーは、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等の個人所有端末3でサーバー1が提供する各店舗の現在の混雑情報を閲覧できる。
具体的には、例えば、一般ユーザーが外出中の場合には、スマートフォン等の携帯型の個人所有端末3をWi−Fiなどの無線通信サービスに接続して、インターネットNを介してサーバー1が混雑情報を提供しているホームページにアクセスする。
一般ユーザーが家屋内にいる場合には、家屋内のパーソナルコンピュータ等をインターネットNに接続して、上記と同様に上記ホームページにアクセスすることで現在の混雑情報を閲覧することができる。
図7は、混雑情報を提供するホームページ画面の参考図であるが、同図AおよびBは、スマートフォンの画面に表示されたホームページ画面を例示し、同図Cは、パーソナルコンピュータの画面に表示されたホームページ画面を例示している。いずれの画面も、複数の店舗を店舗毎に区分けして、各店舗の希望する紹介文と共に、最新の混雑情報が店舗用端末2の入力画面で押された混雑データ14のマークボタン2bの表示をもって提供されている。
なお、各画面上には、混雑データ14のマークボタン2bの表示が意味する混雑状況のテキストデータ2cを要所に表示することで、一般ユーザーは、各店舗の具体的な混雑情報を把握できるようになっている。
このように、サーバー1が提供するホームページでは、1つのホームページ上で複数の店舗の混雑情報を一望できるように表示しているので、これを閲覧する一般ユーザーにとっては、各店舗の混雑情報が比較しやすく、これから向かうべき目的の店舗を容易に選択することができるようになっている。
(表示専用端末の処理の説明)
表示専用端末4は、そのCPU本体であるスティック型パーソナルコンピュータがWi−Fi接続等の無線通信によってインターネットNを介して定期的にサーバー1へアクセスして、各店舗の現在の混雑情報を大型のモニター画面に表示する。
図8は、表示専用端末4のモニター画面が各店舗の混雑情報を表示している例示である。
表示専用端末4は、本発明の必須構成ではないが、より多くの店舗の混雑情報を、より多くの一般ユーザーが同時に閲覧できることを目的として、本実施例に構成されているものである。
より多くの店舗の混雑情報を表示するために、モニター画面が表示するものはサーバー1が提供するホームページ画面ではなく、表示専用端末4専用に製作された画面であり、その1画面で表示される店舗の混雑情報の数は、個人所有端末3よりも遙かに多い。
本実施例の表示専用端末4では、より多くの店舗の混雑情報を提供するために、サーバー1へのアクセスは1分間隔で行われて、1分毎に画面が更新される。但し、このアクセス間隔は1分間隔に限定するものではなく、設置される場所の事情等に応じて自由に設定することができる。
(駅員用端末の処理の説明)
この駅員用端末5も本発明の必須構成ではないが、インターネットNを介してサーバー1へ接続して、その画面上にサーバー1が提供するホームページを表示する。
これにより、各店舗の混雑情報を閲覧できるので、例えば、駅員が鉄道利用客等から周辺店舗の混雑状況について質問を受けた場合には、その駅員は、駅員用端末5の画面から得られる混雑情報を教えることで、鉄道利用客等の質問への対応が可能となるものである。
(管理用端末の処理の説明)
管理用端末6も本発明の必須構成ではないが、実際にはサーバー1の運用に大変重要な構成であって、サーバー1のデータベースの管理・変更やサーバー1のメンテナンスを目的とする端末であり、本実施例では、サーバー1から離れた場所に設置されて、インターネットNを介してサーバー1に接続することで遠隔操作によってサーバー1のメンテナンス等を行っている。
また、本実施例では、この管理用端末6だけがサーバー1のデータベースに格納された店舗別マスターデータ10の各データを編集できる権限をもっている。従って、本実施例では、店舗別マスターデータ10の各データの変更を希望する店舗がある場合は、その店舗から管理用端末6のオペレーターへデータの変更を依頼する必要がある。
(まとめ)
このように、本実施例のコンピュータシステムが、上記各請求項に記載の構成を実行することによって、従来の方法・コンピュータシステム・コンピュータプログラムでは不可能であった下記(A)乃至(C)の課題を解決することができるようになった。

(A)店舗が準備中や休業日などの営業時間外である場合には、店舗側オペレーターが意識的に混雑情報を入力しなくても、自動的に営業時間外に該当する混雑情報に変更されることで、店舗側オペレーターが営業中の混雑情報の入力に専念できるように操作量の軽減ができること。
(B)営業中にあっては、店舗側オペレーターが混雑情報の入力を忘れることを防止すると共に、仮に何らかの理由で長時間入力ができなかったとしても、それに見合う混雑情報を自動的に公衆へ提供できること。
(C)店舗側オペレーターに対して導入作業や運用時の操作負担を掛けない店舗用端末を使用することで、コンピュータに不慣れな店舗への導入も促進できること。
すなわち、営業時間外の店舗については、店舗側オペレーターが意識的に混雑データ14を入力しなくても、サーバー1が自動的に営業時間外であることに該当する混雑データ14を混雑情報として公衆へ提供するので、店舗側オペレータは、営業中の混雑データ14の入力に専念できるようになり、店舗側オペレーターの操作量を軽減することが可能となる。
そして、営業中の店舗については、店舗側オペレーターが混雑データ14の入力を忘れていると、店舗用端末2がアラームを発生して入力を催促するので、店舗側オペレーターの入力忘れを防止することができると共に、仮に店舗側オペレーターが長時間にわたり混雑データ14を入力しなくても、サーバー1の判断で所定の混雑データ14が適用されるので、実際とは異なる混雑情報が提供され続けてしまう心配もなくなる。
更に、店舗用端末2は、店舗への導入する際の設定作業や運用段階でのサーバー1への接続操作も不要となるので、コンピュータに不慣れな店舗であっても導入・運用が頗る容易となって、この種のコンピュータシステムの導入が促進されることとなるのである。
なお、アラームを発生するか否かの判断をサーバー1が行うことは、店舗用端末2の処理負担を軽減することにも役立ち、全店舗のアラーム発生状況をサーバー1が一元的に管理することは、店舗用端末2を混雑データ14の入力に専念させる操作の容易な端末にすることにも役立っている。
また、店舗用端末2のアラーム発生中に混雑データ14が入力されるとアラームは停止する構成となっているので、アラームが必要以上に長時間鳴動するような心配もない。
以上によって、本発明による店舗の混雑情報を提供する方法・コンピュータシステム・コンピュータプログラムが実施されることで、公衆たる一般ユーザーに対して、より多くの店舗の正確な混雑情報をリアルタイムで提供することが可能となるのである。
1 サーバー
2 店舗用端末
2a タッチパネル
2b マークボタン
2c テキストデータ
3 個人所有端末
4 表示専用端末
5 駅員用端末
6 管理用端末
10 店舗別マスターデータ
11 認証データ
12 営業時間データ
13 休業日データ
14 混雑データ
N インターネット
S1乃至S12 店舗用端末のステップ/手段
SS1乃至SS12 サーバーのステップ/手段

Claims (3)

  1. サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続したコンピュータシステムを用いて、店舗毎の混雑情報を公衆に提供する方法であって、
    前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースを設けて、
    (1)前記サーバーが、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用するステップと、
    (2)前記店舗用端末が、入力された混雑データをサーバーへ送信するステップと、
    (3)前記店舗用端末が、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信するステップと、
    (4)前記サーバーが、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信するステップと、
    (5)前記店舗用端末が、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促すステップと、
    (6)前記店舗用端末が、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信するステップと、
    (7)前記サーバーが、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用するステップと、
    (8)前記サーバーが、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開するステップと
    を実行すると共に、
    前記店舗用端末は、電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各ステップが実行できるように必要な初期設定を全て完了した状態にしてから各店舗へ導入することを特徴とする店舗の混雑情報を提供する方法
  2. サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続して店舗の混雑情報を公衆に提供するコンピュータシステムであって、
    前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースを設けて、
    (1)前記サーバーは、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用する手段と、
    (2)前記店舗用端末は、入力された混雑データをサーバーへ送信する手段と、
    (3)前記店舗用端末は、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信する手段と、
    (4)前記サーバーは、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信する手段と、
    (5)前記店舗用端末は、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促す手段と、
    (6)前記店舗用端末は、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信する手段と、
    (7)前記サーバーは、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用する手段と、
    (8)前記サーバーは、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開する手段と
    を備えると共に、
    前記店舗用端末は、電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各手段が実行できるように必要な初期設定を全て完了した状態にしてから各店舗へ導入することを特徴とする店舗の混雑情報を提供するコンピュータシステム
  3. サーバーと複数の店舗用端末とをネットワークで接続したコンピュータシステムが店舗の混雑情報を公衆に提供するためのコンピュータプログラムであって、
    前記サーバーには、少なくとも店舗毎の認証データ、営業時間データ、休業日データ、混雑データを含む店舗別マスターデータを格納したデータベースが設けられており、
    (1)前記サーバーを、前記店舗別マスターデータを参照して、営業時間外であると判断する店舗については、現在の混雑情報として営業時間外であることに該当する混雑データを自動的に適用し、営業中であると判断する店舗については、現在の混雑情報として前記店舗用端末から送信される混雑データを適用する手段と、
    (2)前記店舗用端末を、入力された混雑データをサーバーへ送信する手段と、
    (3)前記店舗用端末を、オペレーターに対して混雑データの入力を促すためのアラームを発生するか否かの問い合わせを前記サーバーに対して所定間隔で送信する手段と、
    (4)前記サーバーを、前記店舗用端末からの問い合わせを受信すると、送信元店舗の前記店舗別マスターデータを参照して当該店舗が営業中であると判断した場合に、前記店舗用端末へアラームを発生させる指示を送信する手段と、
    (5)前記店舗用端末を、前記サーバーからアラームを発生する指示を受信するとアラームを発生して前記オペレーターに対して混雑データの入力を促す手段と、
    (6)前記店舗用端末を、アラーム発生中に混雑データが入力されるとアラームを停止して、入力された混雑データを前記サーバへ送信する手段と、
    (7)前記サーバーを、前記アラームを発生させる指示を所定回数送信しても前記店舗用端末から混雑データの送信がない場合には、現在の混雑情報として所定の混雑データを自動的に適用する手段と、
    (8)前記サーバーを、前記店舗別マスターデータ内の最新の混雑データを各店舗の現在の混雑情報としてWeb上に公開する手段と
    して機能させると共に、
    前記店舗用端末に搭載されるアプリケーションは、前記店舗用端末の電源を入れるだけで前記サーバーとの通信が開始されて前記各手段を実行できるように前記店舗用端末にインストールされた状態にしてから各店舗へ導入することを特徴とする店舗の混雑情報を提供するコンピュータプログラム
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