JPH09330113A - 加工制御システム - Google Patents

加工制御システム

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JPH09330113A
JPH09330113A JP15239396A JP15239396A JPH09330113A JP H09330113 A JPH09330113 A JP H09330113A JP 15239396 A JP15239396 A JP 15239396A JP 15239396 A JP15239396 A JP 15239396A JP H09330113 A JPH09330113 A JP H09330113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストにかかる負荷を出来る限り低減させる
とともにシステムのトータルコストの削減を図る加工制
御システムを提供する。 【解決手段】 送信要求をホストに送出することでホス
トから加工部品名称と加工工程により特定される加工部
品工程等を含む加工部品データ、加工部品工程に対応す
る加工時間データ、予定稼働時間データを各々読み込む
加工部品データ読出し部301、加工時間データ読出し
部302及び稼働時間データ読出し部303と、上記各
データに基づいて最初に行う加工部品工程を選択する加
工部品工程選択部304と、送信要求してホストから加
工部品工程に対応した加工準備データを読み込む加工準
備データ読出し部305と、NC状態通知部307から
の加工完了通知等又は加工部品工程選択部304からの
選択加工部品工程の受信により加工実績データを作成し
データ送信部309を介してホストに送信する加工実績
データ作成部308とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加工制御システム、
特にネットワーク接続された加工作業に必要な各種加工
情報を保存するホストコンピュータと工作機械を制御し
て加工作業を行う数値制御装置との負荷分散に関する。
【0002】
【従来の技術】FMS等のようにホストコンピュータ
(以下、単に「ホスト」という)と数値制御装置とをネ
ットワーク結合し、ホストからの指令により数値制御工
作機械を自動制御する加工制御システムが存在する。図
5は、加工制御システムにおいてホストとなる情報管理
コンピュータ1と複数の数値制御装置3A、3B、3C
とをネットワークで結合した例である。図6は、従来の
数値制御装置の制御ブロック図であり、図7は、従来の
ホストの制御ブロック図である。
【0003】図7において、ホストは、データ入力部1
1を介して、数値制御工作機械が加工を行なうために必
要な各種データを入力する。各数値制御工作機械は、各
数値制御装置3A、3B、3Cが制御する。加工部品デ
ータ作成部12では、データ入力部11から入力された
加工部品名称、加工工程、加工ロット、納期から構成さ
れる加工部品データHAを作成し、データ保存部16に
保存する。図8は、加工部品データHAの構成例であ
る。加工時間データ作成部13では、データ入力部11
から入力された加工部品工程に対応した加工サイクルタ
イム、段取り替え時間から構成される加工時間データH
Bを作成し、データ保存部16に保存する。加工部品工
程とは、各加工部品の加工を行うための工程であり、加
工工程の一部を形成する。加工部品工程は、加工部品デ
ータに含まれる加工部品名称及び加工工程の組合せによ
り特定される。図9は、加工時間データHBの構成例で
ある。予定稼働時間データ作成部14は、データ入力部
11から入力された数値制御工作機械が稼働する一日単
位の稼働開始時間及び稼働終了時間から構成される予定
稼働時間データHCを作成し、データ保存部16に保存
する。図10は、予定稼働時間データHCの構成例であ
る。加工準備データ作成部15は、データ入力部11か
ら入力された加工部品工程に対応した加工プログラムフ
ァイル名、加工原点ファイル名、工具オフセットファイ
ル名から構成される加工準備データHDを作成し、さら
に、加工プログラムファイル名、加工原点ファイル名、
工具オフセットファイル名の指し示す実際のファイルデ
ータを作成し、データ保存部16に保存する。図11
は、加工準備データHDの構成例である。加工部品工程
選択部17は、データ保存部16から加工部品データH
A、加工時間データHB及び予定稼働時間データHCを
読み込み、加工する加工部品工程を選択し、選択した加
工部品工程HEを加工プログラム選択処理部18に渡
す。加工プログラム選択処理部18は、選択した加工部
品工程の加工プログラムが数値制御工作機械にすでに登
録されているかをチェックする。まだ登録されていなけ
れば、データ送信部20に加工準備データ通知HEを通
知して、ホストコンピュータ通信制御部24を介して数
値制御装置に加工プログラムデータ、加工原点データ及
び工具オフセットデータHFを転送させる。その後、加
工プログラム選択処理部18は、指令送信部21に加工
プログラム選択指令HGを渡す。指令送信部21は、ホ
ストコンピュータ通信制御部24を介して加工プログラ
ム選択指令を数値制御装置に送信する。なお、数値制御
装置は、加工プログラム選択指令HGを受け取ると加工
プログラム選択を実行する。加工プログラム選択処理部
18は、数値制御装置の加工プログラム選択が完了した
らNC起動処理部19にNC起動指令HHを渡す。NC
起動処理部19は、指令送信部21にNC起動指令HH
を渡すことにより、指令送信部21はホストコンピュー
タ通信制御部24を介してNC起動指令HHを数値制御
装置に送信する。この結果、数値制御装置は、数値制御
工作機械の動作を制御して加工を開始する。
【0004】NC起動処理部19のNC起動処理が完了
した後、NC状態監視部22は、数値制御装置からホス
トコンピュータ通信制御部24を介して送られてくるは
ずのNC状態通知NHを監視する。ここで、NC状態監
視部22は、NC状態通知NHを受け取り、通知内容が
加工完了通知の場合には、加工完了通知NIを加工部品
工程選択部17及び加工実績データ作成部23に通知す
る。加工部品工程選択部17は、加工完了通知NIを受
け取ると、次の加工部品工程の選択指示を出す。また、
加工実績データ作成部23は、加工完了通知NIを受け
取るとデータ保存部16の加工実績データを更新させ
る。
【0005】次に、図7に示したホストに対応した数値
制御装置の制御内容について、図6を用いて説明する。
【0006】データ受信部32は、ホストから数値制御
装置通信制御部31を介して受信した加工プログラムデ
ータ、加工原点データ及び工具オフセットデータHFを
加工準備データ保存部33に保存する。指令受付部34
は、加工プログラム選択指令HGを受け付けると、加工
プログラム選択部35に加工プログラム選択指令HGを
渡す。加工プログラム選択部35は、加工準備データ保
存部33に保存された加工プログラムデータ、加工原点
データ及び工具オフセットデータHFを読み出すことに
より、加工プログラム選択を実行する。また、指令受付
部34は、NC起動指令HHをホストから数値制御装置
通信制御部31を介して受信すると、NC起動処理部3
6にNC起動指令HHを渡す。NC起動処理部36は、
NC起動指令HHを受け取ると、NC起動を行ない、N
C工作機械を加工プログラムデータHFに従って動作さ
せる。NC状態通知部37は、NCの動作状態を監視
し、加工完了等の状態に変化が起こった際に、数値制御
装置通信制御部31を介してホストにNC状態通知NH
を送信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、ホストがリアルタイムに数値制御工作機械を
監視、制御し、同時に状況に応じて加工すべき加工部品
工程を選定し、加工プログラムデータ等を数値制御工作
機械に転送する必要があった。つまり、従来のようにホ
ストからの指令により数値制御工作機械を自動制御する
システムでは、ホストにかかる負荷は大きくなってしま
う。また、ホストに自動制御処理の機能を十分に発揮さ
せるためには、高性能なコンピュータを用いなくてはな
らず、ホストに要するコストの増大を招いていた。ま
た、綿密な加工スケジュール作成が必要であり、その作
成準備に多大な工数を要している。
【0008】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、ホストコンピュー
タにかかる負荷を出来る限り低減させるとともにシステ
ムのトータルコストの削減を図る加工制御システムを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明は、加工作業に必要な各種加工情報
を保存するホストコンピュータと、ネットワーク接続さ
れた前記ホストコンピュータから送られてくる各種加工
情報に基づいて工作機械を制御して加工作業を行う数値
制御装置とを有する加工制御システムにおいて、前記数
値制御装置は、加工部品名称、少なくとも1つの加工部
品を加工する加工工程、加工ロット数、完了納期を含む
加工部品に関する加工部品データを前記ホストコンピュ
ータから読み込む加工部品データ読出し手段と、読み込
んだ加工部品データに含まれる加工部品名称及び加工工
程により特定される各加工部品の加工工程である加工部
品工程に対応する加工サイクルタイム及び段取り替え時
間を含む加工時間データを前記ホストコンピュータから
読み込む加工時間データ読出し手段と、前記各数値制御
装置の各日の稼働時間に関する予定稼働時間データを前
記ホストコンピュータから読み込む稼働時間データ読出
し手段と、読み込んだ加工部品データ、加工時間データ
及び予定稼働時間データに基づいて、納期に間に合うた
めに加工を開始しなければならない最悪加工開始日時を
求め、求めた最悪加工開始日時が最も早い加工部品工程
を選択する加工部品工程選択手段と、選択された加工部
品工程に対応した、加工プログラムデータ、加工原点デ
ータ、工具オフセットデータのうち少なくともいずれか
一つを含む加工に必要な加工準備データを前記ホストコ
ンピュータから読み込む加工準備データ読出し手段とを
有し、読み込んだ加工準備データを用いて加工を行うこ
とを特徴とする。
【0010】また、少なくとも加工部品工程選択完了通
知、加工開始通知及び加工完了通知を含む加工準備デー
タを用いて行われた加工実績に関する加工実績データを
前記ホストコンピュータに送信する加工実績データ送信
手段を有することを特徴とする。
【0011】また、前記数値制御装置は、加工開始前に
前記ホストコンピュータからの選択無効指示を受け取る
と、改めて加工部品データを前記ホストコンピュータか
ら読み込み、加工部品工程を選択する処理を再度行うこ
とを特徴とする。
【0012】更に、前記ホストコンピュータは、加工部
品工程をいずれかの前記数値制御装置から受け取ったと
きは、その後当該数値制御装置から加工実績データの
内、加工部品工程選択完了通知を受け取るまで他の前記
数値制御装置に対する加工部品データの送信を待機する
ことを特徴とする。
【0013】以上の構成により、本発明に係る加工制御
システムでは、従来、ホストコンピュータが行ってきた
処理を数値制御装置に行わせるようにしたので、ホスト
コンピュータにかかる負荷を抑え、全体として安価なシ
ステムを実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。なお、従来例と同
様の要素には、同じ符号を付け説明を省略する。
【0015】図1は、本発明に係る数値制御装置の一実
施の形態を示したブロック構成図であり、図2は、それ
に対応したホストの一実施の形態を示したブロック構成
図である。
【0016】図1に示した数値制御装置は、次のものか
ら構成される。加工部品データ読出し部301は、加工
部品名称、加工部品を加工する加工工程、加工ロット
数、完了納期を含む加工部品に関する加工部品データを
ホストから読み込む加工部品データ読出し手段である。
加工時間データ読出し部302は、読み込んだ加工部品
データにより特定される加工部品工程に対応する加工サ
イクルタイム及び段取り替え時間を含む加工時間データ
をホストから読み込む加工時間データ読出し手段であ
る。稼働時間データ読出し部303は、各日の稼働時間
に関する予定稼働時間データをホストから読み込む稼働
時間データ読出し手段である。加工部品工程選択部30
4は、読み込んだ加工部品データ、加工時間データ及び
予定稼働時間データに基づいて、納期に間に合うために
加工を開始しなければならない最悪加工開始日時を求
め、求めた最悪加工開始日時が最も早い加工部品工程を
選択する加工部品工程選択手段である。加工準備データ
読出し部305は、選択された加工部品工程に対応し
た、加工プログラムデータ、加工原点データ、工具オフ
セットデータのうち少なくともいずれか一つを含む加工
に必要な加工準備データをホストから読み込む加工準備
データ読出し手段である。加工準備データ保存部306
は、ホストが転送してくる加工準備データHDを保存す
る。NC状態通知部307は、加工の完了通知等のNC
状態の変化の状況を通知する。加工実績データ作成部3
08は、NC状態通知部307からの通知を受けるとホ
ストへの送信用データを作成する。データ送信部309
は、加工実績データ作成部308が作成したデータをホ
ストに送信する手段であり、加工実績データ作成部30
8とともに加工実績データ送信手段を構成する。
【0017】一方、図2に示したホストは、従来と比べ
いくつかの構成要素が削除されており、残存する要素
は、従来と同じ機能を有する。本実施の形態におけるホ
ストは、工作機械による加工作業に直接使用する各種加
工データを自ら作成せずに、各数値制御装置から加工部
品データ要求NA、加工時間データ要求NB及び稼働時
間データ要求NCを受信すると、加工部品データHA、
加工時間データHB及び予定稼働時間データHCをそれ
ぞれ送信するというファイルサーバ的な機能のみを有し
ている。なお、本実施の形態において使用する加工部品
データHA、加工時間データHB、予定稼働時間データ
HC及び加工準備データHDの内容は、従来と同様であ
る。
【0018】次に、本実施の形態における動作について
説明する。
【0019】数値制御装置において、加工部品データ読
出し部301は、データ受信部32及び数値制御装置通
信制御部31を介してホストに加工部品データ要求NA
を送信することにより、ホストから送られてくる加工部
品データHAを数値制御装置通信制御部31、データ受
信部32経由で受け取る。同様にして、加工時間データ
読出し部302は、ホストに加工時間データ要求NBを
送信することにより加工時間データHBを受け取り、稼
働時間データ読出し部303は、ホストに稼働時間デー
タ要求NCを送信することにより予定稼働時間データH
Cを受け取る。
【0020】加工部品工程選択部304は、加工部品デ
ータ読出し部301から加工部品データHAを、加工時
間データ読出し部302から加工時間データHBを、稼
働時間データ読出し部303から予定稼働時間データH
Cをそれぞれ読み込み、加工部品データHA内の加工部
品工程の納期に間に合うために加工を開始しなければな
らない最悪加工開始日時を求め、最も最悪加工開始日時
の早い加工部品工程を選択する。この、加工部品工程選
択部304の処理に関しては、図3に示したフローチャ
ートを用いて説明する。
【0021】加工部品工程選択部304は、前述したよ
うに予定稼働時間データHC並びに加工部品データHA
を読み込み(S1、S2)、加工部品データ内の部品名
称及び加工工程の組合せから特定される加工部品工程を
取り出す(S3)。取り出した加工部品工程のロット、
納期を取り出した後(S4)、加工時間データHBを読
み込み(S5)、その中から加工部品工程に対応したサ
イクルタイム及び段取り時間を取り出す(S6)。サイ
クルタイムにロットを積算して、ロット分の加工時間を
求め(S7)、加工時間に段取り時間を加算して総加工
部品工程加工時間を求める(S8)。納期から予定稼働
時間を元に、総加工部品工程加工時間を減算し、最悪加
工開始時間を求める(S9)。以上のS2からS8まで
の処理を加工部品データHAを登録したファイル内の全
ての加工部品工程に対して行なう(S10)。全ての最
悪加工開始時間から、最も日時の早い加工部品工程を選
択すると(S11)、その選択した選択加工部品工程N
Fを加工実績データ作成部308に通知する(S1
2)。更に、選択加工部品工程NFを加工準備データ読
出し部305に通知する(S13)。このように、加工
部品工程選択部304は動作する。
【0022】加工部品工程選択部304から選択加工部
品工程NFが送られてくると、加工準備データ読出し部
305は、データ受信部32、数値制御装置通信制御部
31を経由してホストに加工準備データ転送要求NDを
送信することにより、ホストが転送してくる加工準備デ
ータHDを加工準備データ保存部306に保存するとと
もに、その加工準備データHDをもとに加工を開始す
る。
【0023】一方、加工実績データ作成部308は、選
択加工部品工程NFが送られてくると、加工実績データ
の更新を行う。図4は、この加工実績データの構成例で
あり、アスタリスク(*)のマークが付いているものが
それぞれ選択や加工開始や加工完了がされたものである
ことを示している。つまり、加工実績データ作成部30
8は、加工部品工程が新たに選択される度に該当する加
工部品工程の「選択」に記号を付すことで加工実績デー
タを更新し、ホストへ送信するための加工実績データN
Eを作成する。また、加工実績データ作成部308は、
NC状態通知部307から送られてくる加工の開始通知
や完了通知等のNC状態の変化の状況を受けると、該当
する加工部品工程の「開始」や「完了」に記号を付すこ
とで加工実績データを更新し、ホストへ送信するための
加工実績データNEを作成する。データ送信部309
は、加工実績データNEを受け取るとホストに送信す
る。
【0024】なお、ホストは、前述したように、各数値
制御装置から加工部品データ要求NA、加工時間データ
要求NB及び稼働時間データ要求NCを受信すると、加
工部品データHA、加工時間データHB及び予定稼働時
間データHCをそれぞれ送信するというファイルサーバ
的な動作を行う。また、数値制御装置から加工実績デー
タNEを受信したら、データ受信部101は、データ保
存部16に加工実績データNEを保存する。
【0025】ところで、本実施の形態におけるホスト
は、数値制御装置によって行われた加工部品工程の選択
を無効にする機能を有している。例えば、割込み加工部
品等が発生した場合、データ入力部11から加工部品デ
ータHAに割込み加工部品の情報を追加する必要がある
ので、前回の選択した加工部品工程をキャンセルさせ、
再び加工部品工程の選択処理を行わせる必要がある。こ
れは、加工実績において、選択が完了しており、まだ加
工開始していない場合に、ホストが選択無効指示HJを
数値制御装置に送信することにより行われる。数値制御
装置は、ホストから選択無効指示HJを受信した場合、
追加された加工部品データを含む加工部品データHAを
ホストから読み込み、加工部品工程選択部304に図3
に示した前述の加工部品工程の選択処理を再び行わせ
る。
【0026】更に、ホストは、いずれかの数値制御装置
に加工部品データHAを送信すると、その数値制御装置
から加工部品工程を選択した加工実績データNEの選択
マークを受信するまでは、他の数値制御装置から加工部
品データ要求NAを受信しても加工部品データHAを送
信しないことにより、他の数値制御装置との排他を行な
っている。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、従来ホストコンピュー
タによって行っていた加工部品工程の決定、決定した加
工部品工程の加工に必要なデータの読込み等の処理を全
て数値制御装置に自動で行わせるようにしたので、ホス
トコンピュータは、数値制御装置からの要求により必要
なデータを転送するファイルサーバ的な機能で実現する
ことが可能となる。これにより、従来ホストが行なって
きた数値制御装置の常時監視、加工の決定等にかかる負
荷を抑えることができる。また、システム全体のトータ
ルコストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る加工制御システムに含まれる数
値制御装置の一実施の形態を示したブロック構成図であ
る。
【図2】 本発明に係る加工制御システムに含まれるホ
ストコンピュータの一実施の形態を示したブロック構成
図である。
【図3】 本実施の形態の数値制御装置側に含まれる加
工部品工程選択部の処理を示したフローチャートであ
る。
【図4】 本実施の形態において使用される加工実績デ
ータの構成例を示した図である。
【図5】 加工制御システムを構成するネットワークで
接続されたホストコンピュータと数値制御装置との接続
例を示した図である。
【図6】 従来の数値制御装置を示したブロック構成図
である。
【図7】 従来のホストコンピュータを示したブロック
構成図である。
【図8】 加工部品データの構成例を示した図である。
【図9】 加工時間データの構成例を示した図である。
【図10】 予定稼働時間データの構成例を示した図で
ある。
【図11】 加工準備データの構成例を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 情報管理コンピュータ、3A,3B,3C 数値制
御装置、11 データ入力部、12 加工部品データ作
成部、13 加工時間データ作成部、14 稼働時間デ
ータ作成部、15 加工準備データ作成部、16 デー
タ保存部、20データ送信部、24 ホストコンピュー
タ通信制御部、101 データ受信部、31 数値制御
装置通信制御部、32 データ受信部、301 加工部
品データ読出し部、302 加工時間データ読出し部、
303 稼働時間データ読出し部、304 加工部品工
程選択部、305 加工準備データ読出し部、306加
工準備データ保存部、307 NC状態通知部、308
加工実績データ作成部、309 データ送信部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工作業に必要な各種加工情報を保存す
    るホストコンピュータと、 ネットワーク接続された前記ホストコンピュータから送
    られてくる各種加工情報に基づいて工作機械を制御して
    加工作業を行う数値制御装置と、 を有する加工制御システムにおいて、 前記数値制御装置は、 加工部品名称、少なくとも1つの加工部品を加工する加
    工工程、加工ロット数、完了納期を含む加工部品に関す
    る加工部品データを前記ホストコンピュータから読み込
    む加工部品データ読出し手段と、 読み込んだ加工部品データに含まれる加工部品名称及び
    加工工程により特定される各加工部品の加工工程である
    加工部品工程に対応する加工サイクルタイム及び段取り
    替え時間を含む加工時間データを前記ホストコンピュー
    タから読み込む加工時間データ読出し手段と、 前記各数値制御装置の各日の稼働時間に関する予定稼働
    時間データを前記ホストコンピュータから読み込む稼働
    時間データ読出し手段と、 読み込んだ加工部品データ、加工時間データ及び予定稼
    働時間データに基づいて、納期に間に合うために加工を
    開始しなければならない最悪加工開始日時を求め、求め
    た最悪加工開始日時が最も早い加工部品工程を選択する
    加工部品工程選択手段と、 選択された加工部品工程に対応した、加工プログラムデ
    ータ、加工原点データ、工具オフセットデータのうち少
    なくともいずれか一つを含む加工に必要な加工準備デー
    タを前記ホストコンピュータから読み込む加工準備デー
    タ読出し手段と、 を有し、読み込んだ加工準備データ
    を用いて加工を行うことを特徴とする加工制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加工制御システムにおい
    て、 少なくとも加工部品工程選択完了通知、加工開始通知及
    び加工完了通知を含む加工準備データを用いて行われた
    加工実績に関する加工実績データを前記ホストコンピュ
    ータに送信する加工実績データ送信手段を有することを
    特徴とする加工制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の加工制御システムにおい
    て、 前記数値制御装置は、加工開始前に前記ホストコンピュ
    ータからの選択無効指示を受け取ると、改めて加工部品
    データを前記ホストコンピュータから読み込み、加工部
    品工程を選択する処理を再度行うことを特徴とする加工
    制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の加工制御システムにおい
    て、 前記ホストコンピュータは、加工部品工程をいずれかの
    前記数値制御装置から受け取ったときは、その後当該数
    値制御装置から加工実績データの内、加工部品工程選択
    完了通知を受け取るまで他の前記数値制御装置に対する
    加工部品データの送信を待機することを特徴とする加工
    制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003022112A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Amada Co Ltd 情報通知方法及びそのシステム
US7567853B2 (en) * 2001-07-13 2009-07-28 Siemens Aktiengesellschaft Method and system for the electronic provision of services for machines via a data communication link

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003022112A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Amada Co Ltd 情報通知方法及びそのシステム
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