JP7287364B2 - 判定装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態にかかる自動操舵システム10の構成例を示す。自動操舵システム10は、例えば、乗用車、トラック等の車両に搭載されるシステムである。自動操舵システム10は、車両のパワーステアリング20と、判定装置100とを備える。
図2は、本実施形態にかかる判定装置100の構成例を示す。判定装置100は、記憶部1及び制御部2を備える。記憶部1は、例えば、コンピュータ等のBIOS(Basic Input Output System)等を格納するROM(Read Only Memory)、及び作業領域となるRAM(Random Access Memory)を含む。また、記憶部1は、HDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置を含んでもよい。記憶部1は、制御部2が実行するプログラムを記憶している。
推定部203は、ステアリングホイール21の特性、第1検出センサ31が検出した操舵角、及び第2検出センサ32が検出した操舵トルクに基づいて、運転者がステアリングホイール21に加えたドライバ入力トルクを推定する。ステアリングホイール21の特性は、例えば、ステアリングホイール21の回転運動を示す運動方程式に含まれる慣性係数や粘性係数等である。ステアリングホイール21の特性は、記憶部1に記憶されている。推定部203は、記憶部1に記憶されているステアリングホイール21の特性を取得する。
第1指定部204は、第1検出センサ31の検出結果に基づいて、ステアリングホイール21に運転者が接触しているか否かの指標である第1指標値を指定する。より詳しくは、第1指定部204は、推定部203が推定したドライバ入力トルクに基づいて、第1指標値を指定する。例えば、第1指定部204は、推定部203が推定したドライバ入力トルクが閾値を超えた場合に、ステアリングホイール21がハンズオン状態であることを示す値「1」を第1指標値として指定する。一方、第1指定部204は、推定部203が推定したドライバ入力トルクが閾値以下である場合に、ステアリングホイール21がハンズオフ状態であることを示す値「0」を第1指標値として指定する。閾値は、運転者がステアリングホイール21に接触していない状態において車両の振動等に起因して、推定部203によりドライブ入力トルクとして誤って推定される可能性があるノイズの最大値である。
第2指定部205は、第2検出センサ32の検出結果に基づいて、ステアリングホイール21に運転者が接触しているか否かの指標である第2指標値を指定する。より詳しくは、第2指定部205は、第2検出センサ32が検出した操舵トルクが閾値を超えたか否かに基づいて、第2指標値を指定する。例えば、第2指定部205は、第2検出センサ32が検出した操舵トルクが閾値を超えた状態が所定時間以上継続した場合に、ステアリングホイール21がハンズオン状態であることを示す値「1」を第2指標値として指定する。一方、第2指定部205は、第2検出センサ32が検出した操舵トルクが閾値を超えた状態が所定時間以上継続していない場合に、ステアリングホイール21がハンズオフ状態であることを示す値「0」を第2指標値として指定する。
第1判定部206は、第1指定部204が指定した第1指標値を使用可能であるか否かを判定する。例えば、第1判定部206は、第1検出センサ31が故障していると判定した場合に、第1指標値を使用可能でないと判定する。一例としては、第1判定部は、第1検出センサ31が信号を出力していない場合に、第1検出センサ31が故障していて第1指標値が使用可能でないと判定する。
第2判定部207は、第1指標値を使用可能であると第1判定部206が判定した場合に、第1指標値が第1条件を満たすことを条件として、車両のステアリングホイール21がハンズオン状態であると判定する。より詳しくは、第2判定部207は、第1指標値を使用可能であると第1判定部206が判定した場合に、第1指標値が第1条件を満たしているか否かを判定する。第1条件は、例えば、第1指標値がハンズオン状態であることを示す値であることである。
図3は、ステアリングホイール21がハンズオン状態であるかハンズオン状態であるかの判定装置100による判定の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順は、例えば、車両の走行中に開始する。
本実施形態によれば、第2判定部207は、第1指標値を使用可能でないと第1判定部206が判定した場合に、第1指標値の代わりに第2指標値を用いて、ステアリングホイール21がハンズオン状態であるかハンズオフ状態であるかを判定する。このようにして、第2判定部207は、第1検出センサ31の故障等に起因して第1指標値を指定する精度が低下した場合であっても、ステアリングホイール21がハンズオン状態であるかハンズオフ状態であるかを判定する精度が低下することを抑制することができる。このため、第2判定部207は、自動操舵機能のオンオフを適切に切り替えられなくなることを抑制することができる。
本実施形態では、第1指定部204は、第1検出センサ31によるステアリングホイール21の操舵角の検出結果に基づいて、第1指標値を指定する場合の例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、第1検出センサ31は、ステアリングホイール21に配置されたタッチセンサであってもよく、第1指定部204は、第1検出センサ31の検出結果に基づいて、第1指標値を指定してもよい。
本実施形態では、第2指定部205は、第2検出センサ32によるステアリングホイール21にかかる操舵トルクの検出結果に基づいて、第2指標値を指定する場合の例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、第2検出センサ32は、ステアリングホイール21に配置されたタッチセンサであってもよく、第2指定部205は、タッチセンサである第2検出センサ32の検出結果に基づいて、第2指標値を指定してもよい。
2 制御部
10 自動操舵システム
20 パワーステアリング
21 ステアリングホイール
22 モータ
23 ウォーム
24 ウォームホイール
25 第1トーションバー
26 第2トーションバー
27 アクチュエータ
28 車輪
31 第1検出センサ
32 第2検出センサ
100 判定装置
201 角度制御部
202 モータ制御部
203 推定部
204 第1指定部
205 第2指定部
206 第1判定部
207 第2判定部
208 出力部
300 判定装置
301 特定部
Claims (4)
- 車両のパワーステアリングのステアリングホイールに運転者が接触しているハンズオン状態であるか、前記ステアリングホイールに運転者が接触していないハンズオフ状態であるかを判定する判定装置において、
前記ステアリングホイールの状態を示す第1状態量として前記ステアリングホイールの操舵角を検出する第1検出センサの検出結果に基づいて、前記ステアリングホイールに運転者が接触しているか否かの指標である第1指標値を指定する第1指定部と、
前記ステアリングホイールの状態を示す第2状態量を検出する第2検出センサの検出結果に基づいて、前記ステアリングホイールに運転者が接触しているか否かの指標である第2指標値を指定する第2指定部と、
前記第1指標値を使用可能であるか否かを判定する第1判定部と、
前記第1指標値を使用可能であると前記第1判定部が判定した場合に、前記第1指標値が第1条件を満たすことを条件として、前記ステアリングホイールが前記ハンズオン状態であると判定し、前記第1指標値を使用可能でないと前記第1判定部が判定した場合に、前記第2指標値が第2条件を満たすことを条件として、前記ステアリングホイールが前記ハンズオン状態であると判定する第2判定部と、
前記第2判定部の判定結果を出力する出力部と、
トルクセンサが検出した前記ステアリングホイールにかかる操舵トルク、前記操舵角及び前記ステアリングホイールの特性に基づいて、前記運転者が前記ステアリングホイールに加えたドライバ入力トルクを推定する推定部と、を備え、
前記第1指定部は、前記推定部が推定した当該ドライバ入力トルクに基づいて、前記第1指標値を指定し、
前記第1判定部は、前記特性が変動したと判定した場合に、前記第1指標値が使用可能でないと判定する、
判定装置。 - 車両のパワーステアリングのステアリングホイールに運転者が接触しているハンズオン状態であるか、前記ステアリングホイールに運転者が接触していないハンズオフ状態であるかを判定する判定装置において、
前記ステアリングホイールの状態を示す第1状態量として前記ステアリングホイールの操舵角を検出する第1検出センサの検出結果に基づいて、前記ステアリングホイールに運転者が接触しているか否かの指標である第1指標値を指定する第1指定部と、
前記ステアリングホイールの状態を示す第2状態量として前記ステアリングホイールにかかる操舵トルクを検出する第2検出センサの検出結果に基づいて、前記ステアリングホイールに運転者が接触しているか否かの指標である第2指標値を指定する第2指定部と、
前記第1指標値を使用可能であるか否かを判定する第1判定部と、
前記第1指標値を使用可能であると前記第1判定部が判定した場合に、前記第1指標値が第1条件を満たすことを条件として、前記ステアリングホイールが前記ハンズオン状態であると判定し、前記第1指標値を使用可能でないと前記第1判定部が判定した場合に、前記第2指標値が第2条件を満たすことを条件として、前記ステアリングホイールが前記ハンズオン状態であると判定する第2判定部と、
前記第2判定部の判定結果を出力する出力部と、
前記ステアリングホイールの特性、前記操舵角及び前記操舵トルクに基づいて、前記運転者が前記ステアリングホイールに加えたドライバ入力トルクを推定する推定部と、を備え、
前記第1指定部は、前記推定部が推定した当該ドライバ入力トルクに基づいて、前記第1指標値を指定し、
前記第2指定部は、前記操舵トルクが閾値より大きいか否かに基づいて、前記第2指標値を指定し、
前記第1判定部は、前記特性が変動したと判定した場合に、前記第1指標値が使用可能でないと判定する、
判定装置。 - 前記第1判定部は、前記第1検出センサが故障していると判定した場合に、前記第1指標値を使用可能でないと判定する、
請求項1又は2に記載の判定装置。 - 前記第1判定部は、前記ハンズオフ状態において前記操舵トルク及び前記特性に基づいて、前記ステアリングホイールの操舵角を推定し、推定した当該操舵角と、前記第1検出センサにより検出された前記操舵角との偏差を算出し、当該偏差が閾値より大きい場合に、前記第1指標値が使用可能でないと判定する、
請求項1に記載の判定装置。
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