JP7282336B2 - 容器のシート取出し口 - Google Patents

容器のシート取出し口 Download PDF

Info

Publication number
JP7282336B2
JP7282336B2 JP2022144859A JP2022144859A JP7282336B2 JP 7282336 B2 JP7282336 B2 JP 7282336B2 JP 2022144859 A JP2022144859 A JP 2022144859A JP 2022144859 A JP2022144859 A JP 2022144859A JP 7282336 B2 JP7282336 B2 JP 7282336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
plate
movable
sheet
movable plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022144859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022168228A (ja
Inventor
栄一 愛宕
謙一 板川
幸一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shirouma Science Co Ltd
Hakujuji KK
Original Assignee
Shirouma Science Co Ltd
Hakujuji KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP2018134353A external-priority patent/JP2020011747A/ja
Application filed by Shirouma Science Co Ltd, Hakujuji KK filed Critical Shirouma Science Co Ltd
Priority to JP2022144859A priority Critical patent/JP7282336B2/ja
Publication of JP2022168228A publication Critical patent/JP2022168228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7282336B2 publication Critical patent/JP7282336B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

本発明は、多数枚のシートが連続的に引き出される状態で収容された容器本体と、容器本体の口部に取り付けられると共にシートを取り出すためのシート取出し口とを備える容器において、そのシート取出し口に関する。
従来のシート取出し口の一例としては、平板と、平板に形成されたスリットと、スリット部の両端に形成された切れ込みと、平板のうち隣り合う切り込みの間の部分である可撓部とを備えるものが存在する(特許文献1)。
特開2008-239180号公報
これは、切れ込みを利用して可撓部を撓ませ、スリット部を大きく開口できるようにし、初回(使い始めのとき)にシートをスリットに通す作業を容易にできるようにするものである。
また上記したシート取出し口は、スリット部が平板に形成されているので、スリット部の一辺を構成する可撓部は平板の平面(水平面)を基準にして一方側に可動するものである。
本発明は上記実情を考慮して創作されたものであり、その目的は、スリットの両端に切れ込みを備えるものとは異なる構造を採用することにより、初回にシートをスリットに通す場合に、スリットを大きく開口できるようにすることである。
本発明の容器のシート取出し口は、多数枚のシートが連続的に引き出される状態で収容された容器本体の口部を閉鎖する閉鎖板であって合成樹脂製の一体成形品の閉鎖板と、閉鎖板に形成されると共にシートを通すスリットとを備える。閉鎖板は、口部の開口を狭める環状の枠部と、枠部に対し口径方向内側に突出すると共にシートを挟む場合には容器本体とは反対側に向かって隆起する形態の隆起部を備える。隆起部は、スリットの長手方向に対して交差する両側に分け離てられた一対の分離板を備える。一対のうち一方の分離板は変形不能な不動板である。一対のうちもう一方の分離板は、隆起の形態から容器本体側に向かって陥没可能且つ陥没の形態から隆起の形態に復元可能な可動板を備える。可動板は、スリットに沿ってその長手方向の中央側に配置される可動板本体と、スリットの長手方向の両端部に架け渡す状態で配置されると共に可動板本体と枠部との間において可動板本体を陥没および復元可能に支える外周ヒンジ部を備える。可動板本体は、スリットに沿って間隔をあけて配置された複数枚の可動片部と、隣り合う可動片部を接合すると共に隣り合う可動片部よりも薄い内側ヒンジ部と、隣り合う可動片部の間においてスリットから内側ヒンジ部に向かって切除されたかのように凹む切除凹部を備える。そして内側ヒンジ部は、可動板が陥没するときには谷折り線となって可動片部を変位させ、隆起するときには山折り線となって可動片部を変位させることを可能とするものである。
また可動板本体を指で押し込みやすくするには次のようにすることが望ましい。
すなわち何れかの可動片部は局部的に盛り上がった滑り止め部を備え、滑り止め部のある可動片部を指で押し込むときに、押し込みやすくしたことである。
また次のようにすることが望ましい。
すなわち外周ヒンジ部はその厚みによって外周ヒンジ部自身を変形可能とし、各内側ヒンジ部はその厚みによって内側ヒンジ部自身を変形可能とし、各可動片部は厚みに関して外周ヒンジ部よりも厚く、外周ヒンジ部のような変形を不能とすることである。
また次のようにすることがより望ましい。
すなわちスリットは口部の貫通方向から視て一直線に形成され、可動板本体は三枚の可動片部と二つの内側ヒンジ部と二つの切除凹部を備え、口部の貫通方向から視て、中央の可動片部は四角形、一対の側方の可動片部は三角形であり、中央の可動片部はスリットに接近するにつれて容器本体とは反対側に向かう傾斜板にすることである。
本発明のシート取出し口は、可動板本体が隆起および陥没するときの支点(基準)が外周ヒンジ部となるので、基準に対して可動板本体が隆起および陥没するもの(両方に変位したもの)と考えることができ、可動板本体を陥没させたときにスリットを大きく開口できるようになり、使い始めにシートをスリットに通しやすくなる。
またシート取出し口は、可動板本体が複数枚の可動片部と内側ヒンジ部とを備えるので、可動板本体の全部が外周ヒンジ部のような厚みである場合に比べて、可動板本体の剛性を高め、シートを引き出しているときにシートを挟む力を強くすることができる。
またシート取出し口は、隣り合う可動片部の間においてスリットから内側ヒンジ部に向かって切除されたかのように凹む切除凹部を備えるので、内側ヒンジ部をスリット側から裂け難くする。
またシート取出し口は、何れかの可動片部に滑り止め部を備えるものであれば、滑り止め部のある可動片部を指で押し込むときに、押し込みやすくなる。
容器を示す断面図である。 容器の蓋を示す平面図である。 図2における蓋の第一実施形態の中蓋がシートを挟むときの状態を示す平面図である。 図3のIV-IV線断面図である。 中蓋がシートを通すときの状態を示す断面図である。 中蓋がシートを通すときの状態を示す別の断面図である。 第二実施形態の中蓋がシートを挟むときの状態を示す平面図である。 図7のVIII-VIII線断面図である。 第二実施形態の中蓋がシートを通すときの状態を示す断面図である。 第三実施形態の中蓋がシートを挟むときの状態を示す平面図である。 図10のXI-XI線断面図である。 第三実施形態の中蓋がシートを通すときの状態を示す断面図である。 蓋の例を示す平面図である。
図1に示すように容器1は、内容物9を収容する容器本体2と、容器本体2に取り付ける蓋3とを備える。
内容物9はたとえば長尺シートをロール状に巻いたものである。そして長尺シートにはその長手方向に間隔をあけてミシン目状の切り込みが形成されている。切り込みは長尺シートの幅方向に沿って延長するものである。そして切り込みに対して両側にシート9aが部分的に連続する状態で配置されることになる。内容物9は容器本体2に収容されると、多数枚のシート9aが連続的に引き出される状態となる。ちなみにシート9aは例えば湿ったもので、アルコールタオルやウェットティッシュ等と称されるものが挙げられる。
容器本体2は、中空の下胴部21と、下胴部21の上端部に着脱可能に連結する上胴部22とを備える。
下胴部21は、筒状の下筒部21aと、下筒部21aの下端の開口を塞ぐ底部21bとを備える。
上胴部22は、下筒部21aに着脱可能に連結する筒状の上筒部22aと、上筒部22aの上端部から上筒部22aの口径方向内側に向かって突出する天板部22bと、天板部22bの口径方向内側から上方に突出する口部22hとを備える。
上筒部22aはその内周面に雄ネジ(符号省略)を備える。また雄ネジに嵌り合う雌ネジ(符号省略)を下筒部21aはその外周面に備える。
天板部22bは、上筒部22aの上端部における周方向の全周から口径方向内側に向かって突出する環状の外周天板部22cと、外周天板部22cの内周部における周方向の全周から底部21bに向かって突出する筒状の筒天板部22dと、筒天板部22dの下端部における周方向の全周から口径方向内側に向かって突出する環状の内周天板部22eとを備える。そして内周天板部22eの内周における周方向の全周から口部22hが上方に突出している。
口部22hは、筒状、より詳しく言えば円筒状となっており、その外周面には雄ネジ(符号省略)が蓋3を着脱可能に連結するために形成されている。
蓋3は、容器本体2の口部22hに取り付けられると共に内容物9が引き出される中蓋4と、中蓋4に対して着脱可能な外蓋7と、中蓋4と外蓋7を接合する帯片8とを備える。蓋3は合成樹脂製であり、一体成形品である。
以下で使用する用語、又は既に使用した用語を説明しておく。
「中心線」とは、口部22hの貫通方向に延長する線であって且つ口部22hを貫通方向から視たときの口部22hの中心を通過する線である。ちなみに本実施形態では、口部22hが上下方向に貫通する円筒状であるので、中心線Lが延長する方向は上下方向と一致する。また中心線Lが延長する方向は、本実施形態ではシート9aの引き出し方向に一致する。
「口径方向」とは、中心線Lに対して直交する平面上において中心線Lとの交点を中心とし、当該平面上において中心を通過する直線が延長する方向を言う。ちなみに本実施形態では、口部22hの外周面と内周面とはいずれも円筒状であるので、口径方向は直径方向と一致する。
「容器本体側」とは、容器本体2の口部22hを基準とした場合には内容物9が充填されている側であり、図1では下側である。
「反容器本体側」とは、容器本体2とは反対側のことであり、容器本体2の口部22hを基準とした場合にはシート9aが引き出される側であり、図1では上側である。
また中心線Lを中心とする環状物の場合、口径方向のうち中心線Lに対して近い側を内側あるいは内周側、中心線Lに対して遠い側を外側、あるいは外周側という場合がある。
第一実施形態の中蓋4は図1~6に示すように、容器本体2の口部22hに取り付ける筒状の取付部5と、取付部5に対して口径方向内側に突出するシート取出し口6とを備える。中蓋4は合成樹脂製であり、一体成形品である。
取付部5は円筒状となっており、その内周面には口部22hの雄ネジに嵌め込む雌ネジ5aが形成されている。
シート取出し口6は、取付部5の上端部における周方向の全周から口径方向内側に突出すると共に容器本体2の口部22hの開口を閉鎖する環状の閉鎖板10と、閉鎖板10に形成されるスリットSと、スリットSに対して交差する状態で閉鎖板10に形成されると共にスリットSと協働してシート9aを挟みながら通す補助スリットS1とを備える。
閉鎖板10は、取付部5の周方向の全周から口径方向内側に突出する枠部11と、枠部11に対しその周方向の全周から口径方向内側に突出すると共にシート9aを挟む場合には枠部11から容器本体2とは反対側に向かって隆起する隆起部30とを備える。
枠部11は、口部22hの開口を狭める外枠部12と、外枠部12の内周部の全周から容器本体2側に向かって突出する筒状の内向筒部13と、外枠部12の内周部の全周から反容器本体側に向かって突出する筒状の外向筒部14と、内向筒部13のうち容器本体側の内周部の全周から口径方向内側に向かって突出する内枠部15とを備える。口部22hの貫通方向から視ると、内枠部15はその内周が円形になっている。
スリットSは口部22hの貫通方向から視て、一直線に形成されると共に隆起部30を2分する。したがってスリットSの長手方向の両端は、内枠部15の内周全周のうち対向する2つの部位に達するものとなる。またスリットSは隆起部30の隆起する曲面に沿って延びる。そしてスリットSは、その長手方向の両端を結ぶ仮想の直線に対し一方側(反容器本体側)に、その長手方向の両端以外の部分が配置されている。
補助スリットS1はスリットSの長手方向の中央部においてスリットSに対して直交するものである。また補助スリットS1は隆起部30の中央部に形成され、補助スリットS1の長手方向の両端は内枠部15の内周に対して離れている。
隆起部30は山型に隆起する形状になっている。そして隆起部30は、スリットSの長手方向に対して交差する両側に分け離てられた一対の分離板31,41を備える。
一対の分離板31,41は板状となっている。したがって隆起部30はその容器本体側が空間部となっており、当該空間部は容器本体2の内部空間に通じている。
一対のうち一方の分離板31は、隆起の形態から容器本体側に向かって陥没可能且つ陥没の形態から隆起の形態に復元可能な可動板32と、隆起部30のうち枠部側である裾部において可動板32と枠部11(内枠部15)とを接合すると共に枠部11に対する姿勢を不動に保持する不動裾部39とを備える。
不動裾部39はその厚みによって変形不能なものである。不動裾部39の外周は内枠部15の内周に一致する半円状にしてある。また口部22hの貫通方向から視て、不動裾部39の内周は、内枠部15の内周の一端から他端に向かうにつれてスリットSから離れるように真っ直ぐ延びる第1の直線部(符号省略)と、第1の直線部の両端のうち内枠部15の内周から離れている一端からスリットSと平行に延びる第2の直線部(符合省略)と、第2の直線部のうち他端から内枠部15の他端に向かうにつれてスリットSに接近する状態で真っ直ぐ延びる第3の直線部(符号省略)とを備えるものである。また不動裾部39は中心線Lに接近するにつれて反容器本体側に向かうように隆起(傾斜)したものである。
可動板32は、スリットSに沿ってその長手方向の中央側に配置される可動板本体33と、スリットSの長手方向の一端部から他端部に達する状態に延びると共に可動板本体33をその外周側から陥没および復元可能に支える外周ヒンジ部34とを備える。
外周ヒンジ部34は、口部22hの貫通方向から視て、正六角形を少しゆがめた形の六角形である。より詳しく言えば、正六角形であれば、その頂点は内枠部15の内周円の上に配置されるが、本実施形態の六角形は連続する三辺の両端における2つの頂点が、スリットSの両端(内枠部15の内周円の上)に配置され、当該連続する三辺の両端以外の残りの2つの頂点が、不動裾部39の内周の上(内枠部15の内周円よりも口径方向の内側)に配置される。言い換えれば連続する三辺のうち中央の一辺が正六角形の位置よりも正六角形の中心に接近した位置に配置される。
また外周ヒンジ部34は厚みに関して不動裾部39よりも薄いもので、その厚みによって外周ヒンジ部34自身を変形可能とし、可動板本体33を陥没および復元可能に支える。また外周ヒンジ部34はスリットSの長手方向の両端部に架け渡す状態で配置される。
可動板本体33は、自身の弾性によって、陥没および隆起の二形態をそれぞれ維持するものである。また可動板本体33は、スリットSに沿って間隔をあけて配置された三枚の可動片部33a,33b,33cと、隣り合う可動片部33a,33b又は33b,33cを接合すると共に隣り合う可動片部33a,33b又は33b,33cよりも薄い二つの内側ヒンジ部35,35とを備える。
三枚の可動片部33a,33b,33cは厚みに関して外周ヒンジ部34よりも厚く、外周ヒンジ部34のような変形を不能とするものである。また三枚の可動片部33a,33b,33cは、スリットSの長手方向の両側部に配置される一対の側方の可動片部33a,33cと、スリットSの長手方向の中央部に配置される中央の可動片部33bである。なお側方の可動片部33a,33cは三角形であり、中央の可動片部33bは四角形である。
2つの内側ヒンジ部35,35は厚みに関して可動片部33a,33b,33cよりも薄く、本実施形態では外周ヒンジ部34と同じであるものとする。また2つの内側ヒンジ部35,35はその厚みによって外周ヒンジ部34のように内側ヒンジ部35自身の変形を可能とする。そして内側ヒンジ部35は、可動板32が陥没するときには谷折り線となって三枚の可動片部33a,33b,33cを変位させ、隆起するときには山折り線となって三枚の可動片部33a,33b,33cを変位させる。また内側ヒンジ部35は内側弾性部35とも称され、可動板本体33を陥没および隆起の二形態に変形可能とするものである。また内側弾性部35としての内側ヒンジ部35は本実施形態では可動板本体33の一部を構成するものである。
また一対のうち他方の分離板41は変形不能な不動板41である。不動板41は、内枠部15の内周に沿って延びる外周板部42と、外周板部42の内周部からスリットSの長手方向の中央部に向かって延びる中央板部43とを備える。
外周板部42は内枠部15の内周のうちスリットSで区画された範囲(半周)に沿って延びるものである。そして外周板部42は口部22hの貫通方向から視て半円の帯状である。また外周板部42は中心線Lに接近するにつれて反容器本体側に向かうように隆起(傾斜)したものである。
中央板部43は中心線Lに対して直交する板である。また中央板部43に対してスリットSを挟んで対向する位置には、中央の可動片部33bが配置されている。そして中央の可動片部33bも、中心線Lに対して直交する板である。したがって中央板部43と中央の可動片部33bは、容器本体側と反容器本体側の両面が平面部となっており、これら平面部はスリットSの長手方向の中央部に隣接するものである。
また隆起部30は、一対の分離板31,41の他に、可動板32が隆起する方向に変位したときの限界位置を規制する一対のストッパ51,51を備える。
一対のストッパ51,51は、スリットSのうちシート9aを通す領域を中央板部の範囲に定めるようにスリットSの長手方向に間隔をあけて形成される。また一対のストッパ51,51は何れも可動板32のうち容器本体側の面から突出している。そして一対の分離板31,41でシート9aを挟む場合には、ストッパ51はスリットSを横切る状態で突出し、不動板41に対し容器本体側において重なり合っている。
外蓋7は図1に示すように、中蓋4の外向筒部14の開口を塞ぐ板状の外蓋本体71と、外蓋本体71の一面から突出する共に中蓋4の外向筒部14に連結する連結部72とを備える。
連結部72と外向筒部14は、口径方向に嵌り合う凹部72aと凸部14aとを備えるものである。本実施形態では外蓋7を中蓋4に連結した状態において、外向筒部14はその上端部に口径方向外側に突出する凸部14aを備え、連結部72はその下端部よりも上側に口径方向内側に凹む凹部72aを備えるものである。
帯片8は、その厚みによって弾性変形可能なもので、外蓋7を中蓋4に対して閉める場合にはU字状に湾曲し、外蓋7を開ける場合には曲率が小さくなるように延びる。
上記した容器1は、第一実施形態の中蓋4におけるシート取出し口6のスリットSに初回にシート9aを通す場合には次のようにする。
1)まず可動板32を陥没させる。そうすると、外周ヒンジ部34を支点にして可動板本体33が容器本体側に変位する。この変位した状態は、可動板本体33の弾性によって維持される。ちなみに便宜上、外周ヒンジ部34を線分として考えれば、線分の外周ヒンジ部34(基準線)は同一平面に配置されていることになる。この同一平面は図6に示すように中心線Lに対して傾斜した面34sであり、以下では基準面34sという。可動板32が陥没したときは、可動板本体33は基準面34sに対して容器本体側に変位した形態となる。いっぽう可動板32が隆起したときは、可動板本体33は基準面34sに対して反容器本体側に変位した形態になる。つまり可動板本体33は基準面34sに対して両方に変位するものである。したがって基準面34sに対し一方に変位するものと比べれば、可動板32を陥没させたときにスリットSを大きく開口できるようになる。このように
して、シート9aをスリットSに通しやすくする。また可動板本体33が陥没の形態に変形したときには、可動板本体33のうちスリットS側の縁部は基準面34sに対して容器本体側に湾曲した形態となっており、その湾曲形態による弾性によって、可動板本体33は陥没形態を維持している。そして陥没形態が維持されることにより、シート9aをスリットSに通す作業が行いやすくなる。
2)その後、シート9aの一部を細い棒状に丸めて、その棒状にした先部を容器本体側からスリットSに通す。
3)中蓋4を容器本体2の口部22hに嵌める。
4)一対のストッパ51,51の間にシート9aが収容されるようにしながら、可動板本体33を反容器本体側に押し込んで、可動板32を隆起させる。そうするとシート9aが可動板32と不動板41との間(スリットS)に挟まれる。また可動板本体33が隆起の形態に変形したときには、可動板本体33のうちスリットS側の縁部は基準面34sに対して反容器本体側に湾曲した形態となっており、その湾曲形態による弾性によって、可動板本体33は隆起形態を維持している。
5)シート9aを引き出すと、その引き出し力によって可動板32が反容器本体側に変位しようと(さらに隆起しようと)するが、一対のストッパ51,51によって可動板32の変位が阻止される。このように一対のストッパ51,51を備えるものなので、ストッパ51を備えない場合に比べて、シート9aを引き出しているときにスリットSおよび補助スリットS1でシート9aを挟む力を強くすることができる。
またシート取出し口6は、容器本体側の面に関し、スリットSの長手方向の中央部に対して隣接する平面部を一対の分離板31,41が備えるので、例えば半球状の湾曲面を一対の分離板31,41が備える場合に比べて、可動板本体33の剛性を高め、シート9aを引き出しているときにシート9aを挟む力を強くすることができる。しかも平面部はシート9aの引き出し方向(中心線L)に対して直交する面なので、例えば中心線Lに接近するにつれて反容器本体側に向かう傾斜面にしてある場合に比べて、シート9aの引き出し力に対して一対の分離板31,41の形状を維持する力が大きくなり、その結果、シート9aを引き出しているときにシート9aを挟む力を強くすることができる。
またシート取出し口6は、可動板本体33が複数枚の可動片部33a,33b,33cと内側ヒンジ部35とを備えるので、可動板本体33の全部が外周ヒンジ部34のような厚みである場合に比べて、可動板本体33の剛性を高め、シート9aを引き出しているときにシート9aを挟む力を強くすることができる。
第二実施形態の中蓋4のシート取出し口6は図7~9に示すように、閉鎖板10とスリットSとを備え、第一実施形態での補助スリットS1を備えないものである。また第二実施形態の中蓋4のシート取出し口6は一対の分離板31,41に関して第一実施形態の中蓋4のシート取出し口6に相違するものである。
一対の分離板31,41の外周は正六角形に近似する六角形になっている。そして一対のうち一方の分離板31は、可動板32を備え、第一実施形態での不動裾部39を備えないものである。言い換えれば分離板31は可動板32のみを備える。また一対の分離板31,41は隆起部30を構成するものであり、隆起部30の外周を包囲する枠部11と隆起部30とによって閉鎖板10が形成される。そして可動板32のみを備える分離板31は、可動板32の外周ヒンジ部34が枠部11に対して直接的に接合するものである。
可動板32の外周は正六角形に近似した六角形の三辺に相当する形状である。また可動板32の可動板本体33は、三枚の可動片部33a,33b,33cと、二つの内側ヒンジ部35,35の他に、隣り合う可動片部33a,33bおよび33b,33cの間においてスリットSから内側ヒンジ部35に向かって切除されたかのように凹む切除凹部36とを備える。
切除凹部36は内側ヒンジ部35をスリット側から裂け難くするものである。
また中央の可動片部33bは中心線Lに接近するにつれて反容器本体側に向かう傾斜板であり、その傾斜板のうち口径方向の中央部に局部的に盛り上がった滑り止め部33eを備える。
滑り止め部33eは中央の可動片部33bにおいて局部的に盛り上がっているので、中央の可動片部33bを指で押し込むときに、押し込みやすくなる。
一対の分離板31,41のうち不動板41の外周は正六角形に近似した六角形の三辺に相当する形状である。そして不動板41は、可動板32の三枚の可動片部33a,33b,33cに近似する形状の三枚の不動片部41a,41b,41cを備えるものである。
また可動板32の中央の可動片部33bと不動板41の中央の不動片部41bとはスリットSを挟んで対向するものであり、可動板32が隆起した場合には互いの容器本体側の面がスリットSに接近するにつれて反容器本体側に向かうように傾斜している。可動片部33bの容器本体側の面は平面であるが、不動片部41bの容器本体側の面は平面というよりも、中心が容器本体側に位置する湾曲面(球面の一部)である。
第二実施形態の中蓋4におけるシート取出し口6のスリットSに初回にシート9aを通す場合には第一実施形態での1)~5)の手順通りにする。
この場合、可動板32が陥没および隆起するときの基準面34sが、第一実施形態と相違する。外周ヒンジ部34を線分として考えた場合に、線分の外周ヒンジ部34(基準線)は、図9に示すように中心線Lに対して直交する水平面に位置する。したがって第二実施形態では、可動板32が陥没および隆起するとき基準面34sは水平面である。そして可動板本体33は水平面の基準面34sに対して両方に変位する。
なお第二実施形態の中蓋4におけるシート取出し口6は、一対の分離板31,41の間(スリットS)にシート9aを挟んだ状態でシート9aを引き出すと、一対の分離板31,41が反容器本体側に変位しようとするが、一対の分離板31,41自身の剛性によって、一対の分離板31,41(特に可動板32)の変位が阻止される。
第三実施形態の中蓋4のシート取出し口6は図10~12に示すように、一対の分離板31,41に関して第一の実施形態の中蓋4のシート取出し口6に相違するものである。
一対の分離板31,41の外周は半円の円弧と三角形の二辺とが結合したような曲線形状になっている。
一対のうち一方の分離板31の外周は三角形の二辺に相当する形状である。そして当該一方の分離板31は可動板32を備え、第一実施形態での不動裾部39を備えないものである。
また可動板32の可動板本体33は、二枚の可動片部33h,33iと一つの内側ヒンジ部35と切除凹部36とを備えることについては、第一実施形態の可動板本体33と相違する。
また可動片部33h,33iは厚みに関してスリット寄りの縁部を、当該縁部に対してスリットSから離れた部分よりも厚くし、変形し難くしてある。
切除凹部36はスリットSの長手方向の中央部に配置され、スリットSと切除凹部36からシート9aが引き出されるようにする。したがって切除凹部36は補助スリットとしての機能を兼備する。
一対のうち他方の分離板41(不動板41)の外周は半円状である。そして不動板41は、一枚の板であり、スリットSの長手方向の中央部に向かうにつれて反容器本体側に向かって膨らむ球面の一部のような湾曲形状である。
また第三実施形態の中蓋4におけるシート取出し口6のスリットSに初回にシート9aを通す場合には第一実施形態での1)~5)の手順通りにする。
この場合、可動板32が陥没および隆起するときの基準面34sは、第二実施形態と同様に水平面である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、内側弾性部35は上記実施形態では内側ヒンジ部35であり、可動板本体33の一部を構成するものであったが、本発明ではこれに限らず可動板本体33の全部を構成するものであっても良い。この場合、可動板本体33の全部が外周ヒンジ部34と同等の厚みとなり、可動板本体33が全体として変形して、陥没および復元可能になる。
またストッパ51は、一対の分離板31,41でシート9aを挟む場合には、上記実施形態では、不動板41に対し容器本体側において重なり合うものであったが、本発明ではこれに限らず、ストッパ51は隙間のある状態で不動板41に対して容器本体側に配置されているものであっても良い。この場合であっても、シート9aを引き出す力が加わった場合には可動板32が外周ヒンジ部34を支点(基準)として反容器本体側に弾性変形して変位し、その変位したときにストッパ51が不動板41に重なり合うものであっても良い。したがってストッパ51は、一対の分離板31,41でシート9aを挟む場合に、不動板41に重なり合っていても、隙間のある状態で対向していても、シート9aを引き出す力が加わった場合に接触することになる。
また容器1は上記実施形態では3つの部品、つまり下胴部21と上胴部22と蓋3とで構成され、蓋3にシート取出し口6を備えるものであったが、本発明ではこれに限らず、2つの部品、つまり上胴部22と蓋3とが一体成形された1つの部品(以下「蓋体」と称する。)と、蓋体に着脱可能な下胴部21とで構成され、蓋体にシート取出し口6を備えるものであっても良い。
また上記実施形態での図2は口部の貫通方向から蓋3を視た状態を示すものであり、帯片8は中蓋4から外蓋7へ向かって口径方向外側に延びている。また帯片8の延び方は、図2ではスリットSが一直線に延びる方向に対して直交する方向に延びるものであり、しかも中蓋4の外周のうちスリットSに対して不動板41側から延びるものである。しかしながら帯片8の延び方は、本発明ではこれに限らず、他の方向(スリットSが一直線に延びる方向に対して直交する方向以外)に向かって延びるものや、中蓋4の外周のうちスリットSに対して可動板32側から延びるものであっても良い。たとえば図13に示すように帯片8の延び方は、スリットSが一直線に延びる方向に対して斜めに交差する方向に向かって延びるものであり、しかも中蓋4の外周のうちスリットSに対して可動板32側から延びるものであっても良い。
1 容器
2 容器本体
21 下胴部
21a 下筒部
21b 底部
22 上胴部
22a 上筒部
22b 天板部
22c 外周天板部
22d 筒天板部
22e 内周天板部
22h 口部
3 蓋
4 中蓋
5 取付部
5a 雌ネジ
6 シート取出し口
7 外蓋
71 外蓋本体
72 連結部
72a凹部
8 帯片
9 内容物
9a シート
10 閉鎖板
11 枠部
12 外枠部
13 内向筒部
14 外向筒部
14a 凸部
15 内枠部
30 隆起部
31 分離板
32 可動板
33 可動板本体
33a,33b,33c,33h,33i 可動片部
33e 滑り止め部
34 外周ヒンジ部
34s 基準面
35 内側ヒンジ部(内側弾性部)
36 切除凹部
39 不動裾部
41 分離板(不動板)
41a,41b,41c,41 不動片部
42 外周板部
43 中央板部
51 ストッパ
L 中心線
S スリット
S1 補助スリット

Claims (4)

  1. 多数枚のシートが連続的に引き出される状態で収容された容器本体の口部を閉鎖する閉鎖板であって合成樹脂製の一体成形品の閉鎖板と、閉鎖板に形成されると共にシートを通すスリットとを備え、
    閉鎖板は、口部の開口を狭める環状の枠部と、枠部に対し口径方向内側に突出すると共にシートを挟む場合には容器本体とは反対側に向かって隆起する形態の隆起部を備え、
    隆起部は、スリットの長手方向に対して交差する両側に分け離てられた一対の分離板を備え、
    一対のうち一方の分離板は変形不能な不動板であり、
    一対のうちもう一方の分離板は、隆起の形態から容器本体側に向かって陥没可能且つ陥没の形態から隆起の形態に復元可能な可動板を備え、
    可動板は、スリットに沿ってその長手方向の中央側に配置される可動板本体と、スリットの長手方向の両端部に架け渡す状態で配置されると共に可動板本体と枠部との間において可動板本体を陥没および復元可能に支える外周ヒンジ部を備え、
    可動板本体は、スリットに沿って間隔をあけて配置された複数枚の可動片部と、隣り合う可動片部を接合すると共に隣り合う可動片部よりも薄い内側ヒンジ部と、隣り合う可動片部の間においてスリットから内側ヒンジ部に向かって切除されたかのように凹む切除凹部を備え
    内側ヒンジ部は可動板が陥没するときには谷折り線となって可動片部を変位させ、隆起するときには山折り線となって可動片部を変位させることを可能とすることを特徴とする容器のシート取出し口。
  2. 何れかの可動片部は局部的に盛り上がった滑り止め部を備え、滑り止め部のある可動片部を指で押し込むときに、押し込みやすくしたことを特徴とする請求項1に記載の容器のシート取出し口。
  3. 外周ヒンジ部はその厚みによって外周ヒンジ部自身を変形可能とし、
    各内側ヒンジ部はその厚みによって内側ヒンジ部自身を変形可能とし、
    各可動片部は厚みに関して外周ヒンジ部よりも厚く、外周ヒンジ部のような変形を不能とするものであることを特徴とする請求項1に記載の容器のシート取出し口
  4. スリットは口部の貫通方向から視て一直線に形成され、
    可動板本体は三枚の可動片部と二つの内側ヒンジ部と二つの切除凹部を備え、
    口部の貫通方向から視て、中央の可動片部は四角形、一対の側方の可動片部は三角形であり、
    中央の可動片部はスリットに接近するにつれて容器本体とは反対側に向かう傾斜板であることを特徴とする請求項3に記載の容器のシート取出し口
JP2022144859A 2018-07-17 2022-09-12 容器のシート取出し口 Active JP7282336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022144859A JP7282336B2 (ja) 2018-07-17 2022-09-12 容器のシート取出し口

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018134353A JP2020011747A (ja) 2018-07-17 2018-07-17 容器のシート取出し口
JP2022144859A JP7282336B2 (ja) 2018-07-17 2022-09-12 容器のシート取出し口

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018134353A Division JP2020011747A (ja) 2018-07-17 2018-07-17 容器のシート取出し口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022168228A JP2022168228A (ja) 2022-11-04
JP7282336B2 true JP7282336B2 (ja) 2023-05-29

Family

ID=87761072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022144859A Active JP7282336B2 (ja) 2018-07-17 2022-09-12 容器のシート取出し口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7282336B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008100749A (ja) 2006-10-20 2008-05-01 Uni Charm Corp 保湿容器
JP2012066873A (ja) 2009-11-13 2012-04-05 Fukuyoo Kosan Kk 収納容器
JP2014504239A (ja) 2010-12-08 2014-02-20 ゴジョ・インダストリーズ・インコーポレイテッド 拭き取りシートディスペンサー
JP2016011129A (ja) 2014-06-30 2016-01-21 日本クロージャー株式会社 逆止弁付き容器用キャップ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3843017A (en) * 1973-04-04 1974-10-22 Sterling Drug Inc Dispensing treated towelettes
JPS6030188Y2 (ja) * 1979-10-09 1985-09-11 株式会社吉野工業所 ウエツトペ−パ等の紙収納容器
JP3318166B2 (ja) * 1995-08-04 2002-08-26 中村 憲司 ウエットティッシュ包装体
JPH11165776A (ja) * 1997-11-28 1999-06-22 Pigeon Corp シート部材取り出し口付き蓋体及びシート部材取り出し口付き蓋体を有する容器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008100749A (ja) 2006-10-20 2008-05-01 Uni Charm Corp 保湿容器
JP2012066873A (ja) 2009-11-13 2012-04-05 Fukuyoo Kosan Kk 収納容器
JP2014504239A (ja) 2010-12-08 2014-02-20 ゴジョ・インダストリーズ・インコーポレイテッド 拭き取りシートディスペンサー
JP2016011129A (ja) 2014-06-30 2016-01-21 日本クロージャー株式会社 逆止弁付き容器用キャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022168228A (ja) 2022-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2013257492B2 (en) Microwave container
WO2017169326A1 (ja) 衛生用薄葉紙収納容器
JP4751820B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納箱
JP7282336B2 (ja) 容器のシート取出し口
JP2005504687A (ja) スライド・カバー付き容器
JP4769574B2 (ja) ウエットシート収容容器
JP6014422B2 (ja) 吐出キャップ
JP6535291B2 (ja) 合成樹脂製容器
JP2020011747A (ja) 容器のシート取出し口
JP4954598B2 (ja) 合成樹脂製包装容器
JP6803208B2 (ja) ウェットティッシュ収納容器
JP2014234160A (ja) クリップ
EP3715278A1 (en) Container cover
JP4575139B2 (ja) 分配包装体
JP5900870B2 (ja) ヒンジキャップ
JP2004136976A (ja) ねじ式蓋構造並びにこれを用いたねじ式蓋部及びその製造方法
JP5047695B2 (ja) 注出キャップ
JP2017214082A (ja) 伸縮可能な容器
JP4432075B2 (ja) 洗眼容器
JP6960021B2 (ja) ウェットティッシュ収納容器
JP7440146B1 (ja) 環状具
JP6998007B2 (ja) 蓋部構造及びこれを用いた包装容器
JP6086722B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6674995B1 (ja) 包装用容器
JP5929137B2 (ja) 蓋とそれを用いたウェットティッシュ用容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7282336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150