JP7281267B2 - 半導体装置、半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

半導体装置、半導体装置の製造方法に関する。
従来、トランジスタやダイオード等の半導体素子を含む半導体装置は、半導体素子に接続されたリードと、半導体素子を封止する封止樹脂を有している(例えば、特許文献1参照)。半導体装置のリードは、たとえばはんだによって回路基板のパッドに接続される。
特開2009-71033号公報
ところで、回路基板に実装された半導体装置において、半導体装置のリードを回路基板のパッドに接続するはんだが不足する場合がある。はんだの不足は、半導体装置の実装強度の不足を招く。
本発明の目的は、実装強度の向上を可能とすることにある。
本開示の一態様である半導体装置は、半導体素子と、複数のリードと、前記複数のリードのそれぞれの一部と前記半導体素子を覆う封止樹脂と、を有し、前記複数のリードはそれぞれ、前記封止樹脂の側面から突出する外部接続部を有し、前記複数のリードのうちの少なくとも1つのリードの前記外部接続部は、前記封止樹脂の側面に沿った幅方向の両端からそれぞれ前記幅方向の中央部側であって、先端面から前記封止樹脂に向かって延びる一対の凹部を有し、幅方向の両端を端部接続部とし、前記一対の凹部の間を中央接続部とした。
また、本開示の別の一態様である半導体装置の製造方法は、複数のリードのそれぞれの一部と半導体素子とを樹脂封止した半導体装置の製造方法であって、前記複数のリードを形成するリードフレームを用意する工程と、前記複数のリードのそれぞれの一部と、前記リードフレームに実装した半導体素子を覆う封止樹脂を形成する工程と、前記複数のリードを切断して前記封止樹脂の側面から突出する外部接続部を形成する工程と、を有し、前記複数のリードは、前記外部接続部を形成するフレーム接続部によって前記リードフレームのフレーム部に接続され、前記フレーム接続部は、幅方向に沿って延びる第1貫通孔と、前記第1貫通孔の両端部から前記フレーム部と反対方向に延びる第2貫通孔とが形成され、前記外部接続部を形成する工程において、前記第1貫通孔を跨ぐように前記フレーム接続部を切断し、前記封止樹脂の側面に沿った幅方向の両端からそれぞれ前記幅方向の中央部側であって、先端面から前記封止樹脂に向かって延びる一対の凹部を有する前記外部接続部を形成し、前記外部接続部の幅方向の両端を端部接続部とし、前記一対の凹部の間を中央接続部とした。
また、本開示の別の一態様である半導体装置は、ダイパッドと外部接続部とを有する第1リードと、内部接続部と外部接続部とを有する第2リードと、前記ダイパッドに実装された半導体素子と、前記半導体素子と前記第2リードとを電気的に接続する接続板と、を含み、前記接続板は、前記半導体素子に接続される素子接続部と、前記第2リードに接続されるリード接続部と、前記素子接続部と前記リード接続部とを連結する連結部と、を有し、前記第2リードは、前記リード接続部が接続され、複数の規制面を有し、前記複数の規制面により前記接続板の移動を規制する規制部を有する。
本開示の一態様である半導体装置、半導体装置の製造方法によれば、実装強度を向上できる。
半導体装置の概略平面図。 半導体装置の概略側面図。 半導体装置の概略底面図。 リードを示す半導体装置の一部斜視図。 内部構成を示す半導体装置の平面図。 内部構成を示す半導体装置の側面図。 リードとクリップの接続を示す断面図。 半導体素子とクリップの接続を示す一部拡大図。 リードを含むリードフレームの一部平面図。 クリップを含むリードフレームの一部平面図。 第1の参考例のリードの状態を示す半導体装置の一部斜視図。 第2の参考例のリードの状態を示す半導体装置の一部斜視図。 実施形態のリードの状態を示す半導体装置の一部斜視図。 第1の参考例のリードの実装状態を示す斜視図。 第2の参考例のリードの実装状態を示す斜視図。 実施形態のリードの実装状態を示す斜視図。 実施形態のリードの実装状態を示す断面図。 実施形態のリードの実装状態を示す斜視図。 実施形態のリードの実装状態を示す断面図。 変形例の半導体装置を示す概略側面図。 変形例の半導体装置を示す概略側面図。 変形例の半導体装置を示す概略平面図。 変形例の半導体装置を示す概略平面図。 変形例の半導体装置を示す概略平面図。 変形例の半導体装置を示す概略平面図。 図23の半導体装置のリードを含むリードフレームの一部平面図。
以下、各形態を説明する。
なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、または別の図面中のものと異なる場合がある。また、断面図では、理解を容易にするために、一部の構成要素のハッチングを省略している場合がある。
図1、図2及び図3に示すように、半導体装置1は、概略長方形板状に形成されている。
半導体装置1は、第1リード10、第2リード20、半導体素子30、接続板(クリップ)40、封止樹脂50を有している。本実施形態の半導体装置1は、複数(図1では2つ)の第2リード20を有している。
半導体素子30は、第1リード10の上面に実装されている。半導体素子30は例えばダイオードであり、上面と下面とにそれぞれ電極を有している。半導体素子30の下面の電極は、後述するはんだ71(図6、図8参照)により第1リード10の上面に電気的に接続されている。半導体素子30の上面の電極は、クリップ40により第2リード20に電気的に接続されている。第1リード10及び第2リード20の一部、半導体素子30、及びクリップ40は、封止樹脂50により覆われている。
封止樹脂50は、矩形板状に形成されている。封止樹脂50の材料としては、絶縁性を有する樹脂、例えばエポキシ樹脂を用いることができる。
図2に示すように、封止樹脂50は、上面51と底面52とを有している。底面52は、実装に際して回路基板と対向する面となる。図3に示すように、第1リード10と第2リード20は、封止樹脂50の底面52において露出している。封止樹脂50から露出する第1リード10と第2リード20の面は実装面であり、回路基板に実装する際に、はんだにより回路基板のパッドと電気的に接続される。
図1に示すように、第1リード10は、封止樹脂50の第1端部(図1において上端部)の側の側面53から突出し、第2リード20は、封止樹脂50において第1端部と反対側の第2端部(図1において下端部)の側の側面54から突出している。2つの第2リード20は、封止樹脂50の側面54に沿って配列されている。
第1リード10は、長方形板状の素子実装部(ダイパッド)11と、ダイパッド11から延びる接続部12とを有している。半導体素子30は、ダイパッド11の上面に実装されている。接続部12の先端部分(図1において上端)は、封止樹脂50から突出している。この封止樹脂50から突出する部分は、回路基板に対して半導体装置1を接続際に、先端面にはんだが付着する外部接続部13である。本実施形態の第1リード10は、ダイパッド11から延びるタイバー部14を有している。タイバー部14の先端はそれぞれ封止樹脂50の側面から突出している。
第2リード20は、長方形板状に形成されている。第2リード20は、封止樹脂50により覆われた内部接続部21と、封止樹脂50から突出する外部接続部22とを有している。内部接続部21は、上述のクリップ40により半導体素子30に接続される。外部接続部22は、第1リード10の外部接続部13と同様に、回路基板に対して半導体装置1を接続際に、先端面にはんだが付着する部分である。
図1,図3及び図4に示すように、第1リード10の外部接続部13は、封止樹脂50の側面53に沿って延びる略長方形板状に形成されている。外部接続部13は、封止樹脂50の側面53に沿った幅方向において、その幅方向の両端部から中央よりに、封止樹脂50に向かう凹部13b,13dを有している。これらの凹部13b,13dにより、外部接続部13は、幅方向両端の端部接続部13a,13eと、端部接続部13a,13eより中央側の凹部13b,13dと、凹部13b,13dの間の中央接続部13cとを有している。端部接続部13a,13eの幅は、中央接続部13cの幅の半分(1/2)より小さいことが好ましい。凹部13b,13dの深さ(外部接続部13の先端から封止樹脂50に向かう方向の長さ)は、外部接続部13の長さ(封止樹脂50から外部接続部13の先端までの長さ)の約半分(約1/2)であることが好ましい。
図1,図3に示すように、第2リード20の外部接続部22は、第1リード10と同様に、端部接続部22a,22e、凹部22b,22d、中央接続部22cを有している。
第1リード10は、表面の略全体がめっき層により覆われている。同様に、第2リード20は、表面の略全面がめっき層により覆われている。第1リード10と第2リード20は、後述するリードフレーム100(図9参照)により一体的にめっき処理された後、切断処理により形成される。従って、切断面やめっきマスクにより覆われた面以外の面はめっき層により覆われている。切断面は、例えば、第1リード10の端部接続部13a,13eの端面、タイバー部14の端面、第2リード20の端部接続部22a,22eである。本実施形態において、第1リード10の凹部13b,13dの側面及び中央接続部13cの側面、第2リード20の凹部22b,22dの側面及び中央接続部22cの側面は、めっき層が形成されている。なお、本実施形態において、端部接続部13a,13e,22a,22eとタイバー部14の端面の一部は、切断処理によって、めっき層に覆われることがある。
第1リード10、第2リード20の材料としては、導電性を有する金属、例えば銅(Cu)、Cu合金、ニッケル(Ni)、Ni合金、42アロイなどを用いることができる。めっき層の材料としては、例えば、銀(Ag)、ニッケル(Ni)、錫(Sn)、それらを含む合金、等を用いることができる。なお、複数のめっき層を用いることもできる。
次に、半導体装置1の内部構成について説明する。
図5に示すように、第1リード10のダイパッド11は、基部11aと、基部11aの両側(図5において左右両側)のフランジ部11bとを有している。図5において、ハッチングを付してフランジ部11bを判り易くしている。フランジ部11bは、基部11aの厚さよりも薄い。フランジ部11bの上面は、基部11aの上面と略面一である。従って、フランジ部11bは、封止樹脂50の底面52において露出しない。つまり、封止樹脂50は、フランジ部11bを埋設するように形成される。このため、第1リード10が封止樹脂50から剥離することが抑制される。なお、図5では、封止樹脂50を想像線(二点鎖線)により示している。以下の説明に用いる図面においても同様としている。
第2リード20の内部接続部21は、基部21aと、基部21aの両側(図5において左右両側)のフランジ部21bとを有している。図5において、ハッチングを付してフランジ部21bを判り易くしている。フランジ部21bは、第1リード10のダイパッド11のフランジ部11bと同様に、基部21aの厚さより薄い。従って、封止樹脂50は、フランジ部21bを埋設するように形成される。これにより、第2リード20が封止樹脂50から剥離することが抑制される。
図5及び図6に示すように、第2リード20には、規制部としての接続凹部23を有している。接続凹部23は、第2リード20の内部接続部21をその上面から凹設して形成されている。図6に示すように、本実施形態において、接続凹部23は、第1リード10のダイパッド11と対向する側を開放するように形成されている。図5に示すように、第2リード20の接続凹部23は、第1リード10のダイパッド11に向かう第1規制面23aと、その第1規制面23aと平行な方向において互いに対向する第2規制面23b,23cとにより区画されている。
図5及び図6に示すように、クリップ40は、板状の導電板を屈曲形成した接続板である。クリップ40は、半導体素子30に接続される素子接続部41と、第2リード20にそれぞれ接続されるリード接続部42と、素子接続部41とリード接続部42とを互いに連結する連結部43とを有している。
本実施形態において、半導体装置1は、2つの第2リード20を有している。従って、クリップ40は、2つの第2リード20に対応する2つのリード接続部42を有している。連結部43は、1つの素子接続部41と、2つのリード接続部42とを連結する。本実施形態において、クリップ40は、連結部43から延びる2つのタイバー部44を有している。
図8に示すように、素子接続部41は、半導体素子30の電極31にはんだ72により接続される。素子接続部41は、矩形状に形成されている。素子接続部41には、複数の突起41aが形成されている。なお、素子接続部41には、少なくとも1つの突起41aが形成されていればよい。
突起41aは、素子接続部41の幅方向(図5において左右方向)に延びる突条に形成されている。図8に示すように、突起41aは、素子接続部41と半導体素子30との間に隙間を形成する。この隙間を埋めるようにはんだ72が素子接続部41と半導体素子30との間に介在され、素子接続部41と半導体素子30とがはんだ72により互いに接続される。
図5,図6及び図7に示すように、クリップ40のリード接続部42は、第2リード20の接続凹部23に配置される。リード接続部42は、矩形平板状に形成されている。リード接続部42は、接続凹部23を区画する第1規制面23aと第2規制面23b,23cと対向して配置される。図6及び図7に示すように、リード接続部42は、はんだ73により接続凹部23と接続される。
クリップ40の材料としては、例えば、Cu,アルミニウム(Al)、Cu合金、Al合金、等を用いることができる。クリップ40は、第1リード10、第2リード20と同様に、表面の略全面において、めっき層により覆われている。めっき層の材料としては、例えば、銀(Ag)、ニッケル(Ni)、錫(Sn)、それらを含む合金、等を用いることができる。なお、複数のめっき層を用いることもできる。なお、めっき層により覆われていない部分は、第1リード10、第2リード20と同様に、リードフレームにおいて切断される切断面(全部又は一部)である。
次に、本実施形態の半導体装置1の製造工程の概略を説明する。
なお、製造工程の説明において、上述の各部材となる部分については同じ符号を付して説明する。
図9に示すように、リードフレーム100は、フレーム部101と、フレーム部101に支持された第1リード10と第2リード20とを含む。リードフレーム100の母材は、例えば銅(Cu)からなる。
リードフレーム100は、所定厚さの金属板(銅板)を加工して形成される。例えば抜き加工によって金属板に貫通孔102,103,104を形成することにより、フレーム部101と第1リード10と第2リード20とを形成する。そして、例えばプレス加工により、第1リード10のダイパッド11と第2リード20の内部接続部21とにフランジ部11b,21bを形成する。また、例えばプレス加工により、第2リード20の内部接続部21に、接続凹部23を形成する。なお、図9では、斜め線のハッチングにより、リードフレーム100を判り易くしている。また、複数の離散点からなるハッチングにより、フランジ部11b,21bを判り易くしている。
第1リード10のダイパッド11は、フレーム接続部111とタイバー112とを介してフレーム部101に接続されている。第1リード10の外部接続部13は、フレーム接続部111を切断線L1にて切断して形成される。第1リード10のタイバー部14は、タイバー112を切断線L2にて切断して形成される。第2リード20の内部接続部21は、フレーム接続部113を介してフレーム部101に接続されている。第2リード20の外部接続部22は、フレーム接続部113を切断線L3にて切断して形成される。
フレーム接続部111には、貫通孔120が形成されている。貫通孔120は、例えば抜き加工により形成される。貫通孔120は、フレーム接続部111の幅方向(切断線L1に沿った方向)に沿って延びる第1貫通孔121と、その第1貫通孔121の両端部からダイパッド11に向かってそれぞれ延びる第2貫通孔122とを含む。第1貫通孔121は、切断線L1による切断加工によって、2つの第2貫通孔122に挟まれた部分が切断されないように形成されている。この貫通孔120をまたぐように切断線L1にて切断することにより、第1リード10の外部接続部13が形成される。つまり、第1貫通孔121と第2貫通孔122によって、図1等に示す中央接続部13cと凹部13b,13dとが形成される。
同様に、フレーム接続部113には、貫通孔130が形成されている。貫通孔120は、フレーム接続部113の幅方向(切断線L3に沿った方向)に沿って延びる第1貫通孔131と、その第1貫通孔131の両端部から内部接続部21に向かってそれぞれ延びる第2貫通孔132とを含む。第1貫通孔131は、切断線L3による切断加工によって、2つの第2貫通孔132に挟まれた部分が切断されないように形成されている。この貫通孔130をまたぐように切断線L3にて切断することにより、第2リード20の外部接続部22が形成される。つまり、第1貫通孔131と第2貫通孔132によって、図1等に示す中央接続部22cと凹部22b,22dとが形成される。
リードフレーム100は、めっき処理により、全面にめっき層が形成される。つまり、貫通孔120,130の内面にめっき層が形成される。これにより、第1リード10の外部接続部13の凹部13b,13dと中央接続部13c、第2リード20の外部接続部22の凹部22b,22dと中央接続部22cにめっき層が形成される。
図10に示すように、リードフレーム200は、フレーム部201と、フレーム部201に支持されたクリップ40を含む。リードフレーム200の母材は、例えば銅(Cu)からなる。クリップ40は、タイバー202を介してフレーム部201に接続されている。
リードフレーム200は、所定厚さの金属板(銅板)を加工して形成される。例えば、二期加工によって、金属板に貫通孔203,204を形成することにより、フレーム部201とタイバー202とクリップ40とを形成する。そして、例えばプレス加工により、クリップ40の素子接続部41とリード接続部42と連結部43とを成形する。リードフレーム200は、めっき処理により、全面にめっき層が形成される。そして、リードフレーム200は、切断加工により切断線L4にてタイバー202を切断し、クリップ40が個片化される。
図9に示すリードフレーム100には、図5に示す半導体素子30とクリップ40が接続される。そして、金型により封止樹脂50(二点鎖線にて示す)が形成される。
そして、切断加工により、切断線L1~L3にてフレーム接続部111,113とタイバー112とを切断し、半導体装置1が個片化される。
なお、図9は、1つの半導体装置の第1リード10と第2リード20とを含む領域のリードフレーム100が示されている。図10は、1つの半導体装置のためのクリップ40を含む領域のリードフレーム200が示されている。これらの領域のリードフレーム100,200は、例えばマトリックス状に配列され、複数の半導体装置1(第1リード10及び第2リード20、クリップ40、封止樹脂50)が同時に形成される。
(作用)
次に、上述の半導体装置1の作用を説明する。
先ず、本実施形態に対する第1の参考例及び第2の参考例を説明する。なお、第1の参考例及び第2の参考例について、上述の半導体装置1と同じ部材については同じ符号を付して説明する。
図11は、第1の参考例の半導体装置80の一部を示す。
図11に示す半導体装置80において、リード81の端面81aは、幅方向の全体に亘って切断された切断面である。
図14に示すように、この半導体装置80を回路基板300に実装する。半導体装置80のリード81は、回路基板300のパッド301に対してはんだ302により接続される。このリード81の場合、切断面である端面81aに対するはんだ302の濡れ性が悪い。このため、端面81aに付着するはんだ302の量が、半導体装置80を固定するために必要な量よりも不足することがあり、実装強度が低下する。なお、リード81の切断方向によっては、リード81の表面のめっき層がリード81の切断によって端面81aを僅かに覆ってそのめっき層にはんだ302が付着する場合がある。しかし、めっき層が僅かであるため、やはりはんだ302が不足し、実装強度が低下する。
図12は、第2の参考例の半導体装置90の一部を示す。
図12に示す半導体装置90において、リード91は、幅方向の両端部の接続部92と、接続部92の間の凹部93とを有する。このリード91は、リードフレームのフレーム部と接続される部分に、幅方向に延びる貫通孔を、その貫通孔を跨ぐように切断して形成される。貫通孔により、凹部93の側面にめっき層が形成される。このため、はんだの濡れ性が図11に示す半導体装置80に比べてよい。しかし、封止樹脂50を形成する際に樹脂ばり55が生じる。樹脂ばり55は、封止樹脂50の成型において、金型とリード91との隙間に生じる。溶融した樹脂は、リード91の幅方向の中央にてリード91の表面に出やすく、リード91の幅方向の端部では比較的出にくい、という性質がある。従って、樹脂ばり55は、リード91の中央付近で大きく広がって形成されやすい。この樹脂ばり55により、凹部93の側面が部分的に覆われることがある。このため、図15に示すように、半導体装置90を回路基板300に実装した場合、リード91の凹部93の側面に付着するはんだ302の量が、半導体装置90を固定するために必要な量よりも不足することがあり、実装強度が低下する。
図13は、本実施形態の半導体装置1の一部を示す。
図13に示す半導体装置1において、第1リード10は、幅方向の両端部から中央よりの位置に凹部13b,13dを有している。この凹部13b,13dにより、外部接続部13は、幅方向両端の端部接続部13a,13eと、端部接続部13a,13eより中央側の凹部13b,13dと、凹部13b,13dの間の中央接続部13cとを有している。
上述したように、端部接続部13a,13eの幅は、中央接続部13cの幅の半分(1/2)より小さい。このように、中央接続部13cの幅を大きくし、凹部13b,13dを外部接続部13の両端部とすることにより、封止樹脂50を形成する際に樹脂ばり55は、中央接続部13cの上面にとどまり、中央接続部13cの側面は覆われ難い。また、凹部13b,13dの深さは、外部接続部13の長さの約半分とした。凹部13b,13dの深さが深すぎると、樹脂ばり55の影響を受けやすくなる。一方、凹部13b,13dの深さが浅すぎると、はんだの濡れ性が低下する場合がある。このため、回路基板に実装した際にはんだが外部接続部13(中央接続部13c及び凹部13b,13d)に十分に付着する。このため、はんだ付けが強固となり、回路基板に対する実装強度が向上する。
外部接続部13において、凹部13b,13dの側面と、中央接続部13cの側面は、めっき層が形成されている。従って、はんだの濡れ性が良い。このため、図16A及び図16Bに示すように、半導体装置1を回路基板300に実装した場合、はんだ302は外部接続部13(中央接続部13c及び凹部13b,13d)に十分に付着する。このため、回路基板300のパッド301に対するはんだ付けが強固となり、回路基板300に対する実装強度が向上する。また、図17A及び図17Bに示すように、はんだ302の量を多くすると、外部接続部13の端部接続部13a,13eの前面にはんだ302が付着するため、回路基板300に対する実装強度をより向上する。
第2リード20の外部接続部22は、第1リード10の外部接続部13と同様に形成されている。従って、第2リード20においても、第1リード10と同様に、回路基板に対する実装強度が向上する。
図5及び図6に示すように、クリップ40のリード接続部42は、第2リード20の接続凹部23に配置される。リード接続部42は、矩形平板状に形成されている。リード接続部42は、接続凹部23を区画する第1規制面23aと第2規制面23b,23cと対向して配置される。リード接続部42は、はんだ73により接続凹部23と接続される。
はんだ73は、リフロー処理によって溶融される。リード接続部42は、第2リード20の接続凹部23の内部に配置されている。このため、溶融したはんだ73によるリード接続部42の移動(第2リード20が配列された方向の移動、第2規制面23b,23cと直交する方向)が接続凹部23の第2規制面23b,23cによって規制される。このため、リード接続部42と接続凹部23との相対的な位置ずれ、つまり第2リード20が配列された方向(図5において左右方向)の位置ずれが抑制される。
また、はんだ付け処理において、リード接続部42は、溶融したはんだ73の表面張力によって、第1規制面23aに向かう方向に移動する。そして、第1規制面23aによって、溶融したはんだ73によるリード接続部42の移動(第1リード10から第2リード20に向かう方向への移動)が規制される。このため、リード接続部42と接続凹部23との相対的な位置ずれ、つまり第1規制面と直交する方向(図5において上下方向)の位置ずれが抑制される。
半導体装置1は2つの第2リード20を有し、半導体素子30の上面の電極31は、クリップ40により2つの第2リード20に接続されている。このため、クリップ40の傾きが抑制される。クリップ40の傾きのずれは、素子接続部41の位置ずれ、つまり、半導体素子30と素子接続部41との相対的な位置ずれとなる。従って、2つの第2リード20を有し、それら2つの第2リード20に対してクリップ40のリード接続部42を接続することで、半導体素子30と素子接続部41との位置ずれが抑制される。
クリップ40のリード接続部42は、長方形状に形成されている。第2リード20の接続凹部23は、第1規制面23aと第2規制面23b,23cとにより区画され、第1規制面23aと第2規制面23b,23cは互いに直交している。溶融したはんだ73の表面張力によって、リード接続部42は、リード接続部42の各辺が、接続凹部23の第1規制面23aと第2規制面23b,23cとに対して略平行となる。このため、第2リード20に対するクリップ40の相対的な傾きを抑制できる。
半導体装置1は2つの第2リード20を有し、半導体素子30の上面の電極31は、クリップ40により2つの第2リード20に接続されている。従って、2つの第2リード20のうちの1つの第2リード20に回路基板の配線を接続すればよく、回路基板における設計の自由度が向上する。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)第1リード10の外部接続部13は、幅方向の両端部から中央よりの位置に凹部13b,13dを有している。この凹部13b,13dにより、外部接続部13は、幅方向両端の端部接続部13a,13eと、端部接続部13a,13eより中央側の凹部13b,13dと、凹部13b,13dの間の中央接続部13cとを有している。封止樹脂50を形成する際に樹脂ばり55は、中央接続部13cの上面にとどまり、中央接続部13cの側面は覆われない。このため、回路基板に実装した際にはんだが外部接続部13(中央接続部13c及び凹部13b,13d)に十分に付着する。このため、はんだ付けが強固となり、回路基板に対する実装強度を向上できる。
第2リード20の外部接続部22は、第1リード10の外部接続部13と同様に形成されている。従って、第2リード20においても、第1リード10と同様に、回路基板に対する実装強度が向上する。
(2)凹部13b,13dの側面と、中央接続部13cの側面は、めっき層が形成されている。従って、はんだの濡れ性が良い。このため、回路基板に実装した際にはんだが外部接続部13(中央接続部13c及び凹部13b,13d)に十分に付着する。このため、はんだ付けが強固となり、回路基板に対する実装強度を向上できる。
第2リード20の外部接続部22は、第1リード10の外部接続部13と同様に形成されている。従って、第2リード20においても、第1リード10と同様に、回路基板に対する実装強度が向上する。
(3)第2リード20は、接続凹部23を有し、その接続凹部23は、第1規制面23aと、その第1規制面23aと直交する第2規制面とにより区画される。クリップ40のリード接続部42は、はんだ73により接続凹部23と接続される。接続凹部23の第1規制面23aと第2規制面23b,23cは、それぞれの面に応じた方向において、リード接続部42の移動を規制する。このため、第2リード20に対するクリップ40の相対的な位置ずれを抑制できる。クリップ40の位置ずれは、半導体素子30に対するクリップ40の素子接続部41の位置ずれとなる。従って、半導体素子30とクリップ40の素子接続部41との相対的な位置ずれを抑制できる。これにより、半導体素子30と第2リード20との間の安定した電気的な接続が得られる。
(変形例)
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態の半導体装置1は、2つの第2リード20を有し、2つの第2リード20はそれぞれ、接続凹部23を有している。従って、上記実施形態の半導体装置1は、2対の第2規制面23b,23cを有している。これに対し、1対の第2規制面23b,23cとしてもよい。例えば、図5に示す左側の第2リード20において第2規制面23b(又は第2規制面23c)を省略し、右側の第2リード20において第2規制面23c(又は第2規制面23b)を省略する。また、図5に示す左側(又は右側)の第2リード20において第2規制面23b,23cを省略する。このようにしても、クリップ40の移動の規制できる。
・上記実施形態に対し、クリップ40の形状を適宜変更してもよい。
図18に示すように、半導体装置1aのクリップ40aは、第2リード20の接続凹部23に対して、リード接続部42の端面42aが当接するように、屈曲して形成されている。そして、リード接続部42の端部が、はんだにより第2リード20の接続凹部23に接続される。この場合、第2リード20の接続凹部23は、上記実施形態と同様に、第1リード10の側が開放されていてもよく、また開放されていなくてもよい。
図19に示すように、半導体装置1bのクリップ40bは、第2リード20の接続凹部23に対して、リード接続部42の端部42bが、接続凹部23より外部接続部22の側に位置するようにしてもよい。このクリップ40bでは、リード接続部42の端部42bより素子接続部41の側の部分42cが、はんだにより第2リード20の接続凹部23に接続される。
・上記実施形態に対し、第2リード20の数を適宜変更してもよい。
図20に示すように、この半導体装置1cは、1つの第1リード10と1つの第2リード20を有している。クリップ40cは、一端の素子接続部41と、他端のリード接続部42と、素子接続部41とリード接続部42の間の連結部43を有している。
図21に示すように、半導体装置1dにおいて、第2リード20の幅を適宜変更してもよい。そして、第2リード20の幅に応じて、クリップ40dのリード接続部42の幅を設定してもよい。
・上記実施形態に対し、上面に2つ以上の電極を有する半導体素子を有する半導体装置としてもよい。半導体装置には、半導体素子の電極に応じて、2つ以上の第2リードが備えられる。
図22に示すように、半導体装置1eにおいて、ダイパッド11に実装された半導体素子30eは、上面に2つの電極31a,31bを有している。この半導体素子30eは、例えば、トランジスタである。電極31aは第1の接続板(クリップ)45aを介して第2リード20aに接続され、電極31bは第2の接続板(クリップ)45bを介して第2リード20bに接続される。半導体素子としては、上面にアノード電極とカソード電極とを有するダイオード等を用いることもできる。
・上記実施形態に対し、外部接続部13,22の形状を適宜変更してもよい。
図23に示すように、外部接続部13において、端部接続部13a,13eを中央接続部13cの端面よりも突出するようにしてもよい。図24に示すように、フレーム接続部111を切断線L1にて切断する工程において、端部接続部13a,13eを中央接続部13cの端面よりも突出するようにフレーム接続部111を切断する。切断線L1の位置を調整することにより、中央接続部13cの端面から突出する端部接続部13a,13eの長さを変更できる。
同様に、図23に示すように、外部接続部22において、端部接続部22a,22eを中央接続部22cの端面よりも突出するようにしてもよい。図24に示すように、フレーム接続部113を切断線L3にて切断する工程において、端部接続部22a,22eを中央接続部22cの端面よりも突出するようにフレーム接続部113を切断する。切断線L3の位置を調整することにより、中央接続部22cの端面から突出する端部接続部22a,22eの長さを変更できる。
・上記実施形態では、クリップ(接続板)40により半導体素子30と第2リード20とを接続したが、ワイヤを用いて接続するようにしてもよい。ワイヤを用いた場合、ワイヤを第2リード20の接続凹部23に接続してもよい。また、第2リード20において、接続凹部23を省略することもできる。
1…半導体装置、10…第1リード(リード)、20…第2リード(リード)、13,22…外部接続部、13b,13d,22b,22d…凹部、13a,13e,22a,22e…端部接続部、13c,22c…中央接続部、30…半導体素子、40…接続板(クリップ)、50…封止樹脂。

Claims (25)

  1. 半導体素子と、
    複数のリードと、
    前記複数のリードのそれぞれの一部と前記半導体素子を覆う封止樹脂と、
    を有し、
    前記複数のリードはそれぞれ、前記封止樹脂の側面から突出する外部接続部を有し、
    前記複数のリードのうちの少なくとも1つのリードの前記外部接続部は、前記封止樹脂の側面に沿った幅方向の両端からそれぞれ前記幅方向の中央部側であって、先端面から前記封止樹脂に向かって延びる一対の凹部を有し、幅方向の両端を端部接続部とし、前記一対の凹部の間を中央接続部とし、
    前記端部接続部は、前記中央接続部の端面よりも突出している、
    半導体装置。
  2. 前記端部接続部、前記一対の凹部、及び前記中央接続部は、前記複数のリードの厚さ方向において前記複数のリードの全体にわたって形成されている、
    請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記凹部の内面と前記中央接続部の端面を覆うめっき層を有する、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記端部接続部の端面の少なくとも一部はめっき層により覆われていない、請求項1~の何れか1項に記載の半導体装置。
  5. 半導体素子と、
    複数のリードと、
    前記複数のリードのそれぞれの一部と前記半導体素子を覆う封止樹脂と、
    を有し、
    前記複数のリードはそれぞれ、前記封止樹脂の側面から突出する外部接続部を有し、
    前記複数のリードのうちの少なくとも1つのリードの前記外部接続部は、前記封止樹脂の側面に沿った幅方向の両端からそれぞれ前記幅方向の中央部側であって、先端面から前記封止樹脂に向かって延びる一対の凹部を有し、幅方向の両端を端部接続部とし、前記一対の凹部の間を中央接続部とし、
    前記端部接続部、前記一対の凹部、及び前記中央接続部は、前記複数のリードの厚さ方向において前記複数のリードの全体にわたって形成され、
    前記凹部の内面と前記中央接続部の端面を覆うめっき層を有し、
    前記端部接続部の端面の少なくとも一部はめっき層により覆われていない、
    半導体装置。
  6. 複数のリードのそれぞれの一部と半導体素子とを樹脂封止した半導体装置の製造方法であって、
    前記複数のリードを形成するリードフレームを用意する工程と、
    前記複数のリードのそれぞれの一部と、前記リードフレームに実装した半導体素子を覆う封止樹脂を形成する工程と、
    前記複数のリードを切断して前記封止樹脂の側面から突出する外部接続部を形成する工程と、
    を有し、
    前記複数のリードは、前記外部接続部を形成するフレーム接続部によって前記リードフレームのフレーム部に接続され、
    前記フレーム接続部は、幅方向に沿って延びる第1貫通孔と、前記第1貫通孔の両端部から前記フレーム部と反対方向に延びる第2貫通孔とが形成され、
    前記外部接続部を形成する工程において、前記第1貫通孔を跨ぐように前記フレーム接続部を切断し、前記封止樹脂の側面に沿った幅方向の両端からそれぞれ前記幅方向の中央部側であって、先端面から前記封止樹脂に向かって延びる一対の凹部を有する前記外部接続部を形成し、前記外部接続部の幅方向の両端を端部接続部とし、前記一対の凹部の間を中央接続部とした、
    半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1貫通孔と前記第2貫通孔を形成した前記リードフレームの表面にめっき層を形成した、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記外部接続部を形成する工程において、前記端部接続部を前記中央接続部の端面よりも突出するように、前記外部接続部を切断する、請求項6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. ダイパッドと外部接続部とを有する第1リードと、
    内部接続部と外部接続部とを有する第2リードと、
    前記ダイパッドに実装された半導体素子と、
    前記半導体素子と前記第2リードとを電気的に接続する接続板と、
    を含み、
    前記接続板は、前記半導体素子に接続される素子接続部と、前記第2リードに接続されるリード接続部と、前記素子接続部と前記リード接続部とを連結する連結部と、を有し、
    前記第2リードは、前記リード接続部が接続され、前記素子接続部が接続される前記半導体素子の電極と同じ方向を向き、かつ前記リード接続部が配置される配置面と、複数の規制面とを有し、前記第1リードの側が開放され、前記複数の規制面により前記接続板の移動を規制する規制部を有し、
    前記複数の規制面は、前記リード接続部と対向し、かつ前記配置面と交差する第1規制面と、前記リード接続部と対向するとともに前記第1規制面と直交し、かつ前記配置面と交差する第2規制面とを含む、
    半導体装置。
  10. ダイパッドと外部接続部とを有する第1リードと、
    内部接続部と外部接続部とを有する第2リードと、
    前記ダイパッドに実装された半導体素子と、
    前記半導体素子と前記第2リードとを電気的に接続する接続板と、
    を含み、
    前記接続板は、前記半導体素子に接続される素子接続部と、前記第2リードに接続されるリード接続部と、前記素子接続部と前記リード接続部とを連結する連結部と、を有し、
    前記第2リードは、前記リード接続部が接続され、複数の規制面を有し、前記複数の規制面により前記接続板の移動を規制する規制部を有し、
    前記第1リードの前記外部接続部と前記第2リードの前記外部接続部は、封止樹脂の側面から突出する外部接続部を有し、
    前記第1リードと前記第2リードのうちの少なくとも一方の外部接続部は、前記封止樹脂の側面に沿った幅方向の両端からそれぞれ前記幅方向の中央側であって、先端面から前記封止樹脂に向かって延びる一対の凹部を有し、幅方向の両端を端部接続部とし、前記一対の凹部の間を中央接続部とし、
    前記端部接続部は、前記中央接続部の端面よりも突出している、
    半導体装置。
  11. 前記複数の規制面は、前記リード接続部に対向する第1規制面と、前記リード接続部に対向するとともに前記第1規制面と直交する第2規制面とを含み、
    前記規制部は、前記第1規制面及び前記第2規制面と交差し、前記素子接続部が接続される前記半導体素子の電極と同じ方向を向き、かつ前記リード接続部が配置される配置面をさらに有する、請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記第1規制面は、前記ダイパッドの側に向いている、請求項9又は11に記載の半導体装置。
  13. 前記規制部は、互いに対向する2つの前記第2規制面を有している、請求項11又は12に記載の半導体装置。
  14. 前記規制部は、前記第2リードの上面に形成された接続凹部である、請求項9~13の何れか1項に記載の半導体装置。
  15. 前記接続凹部は、前記第1リード側が開放されている、請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記ダイパッドと前記内部接続部と前記半導体素子と前記接続板とを覆う封止樹脂を有する、請求項9~15の何れか1項に記載の半導体装置。
  17. 前記第1リードと前記第2リードは、前記封止樹脂の底面において露出している、請求項16に記載の半導体装置。
  18. 複数の前記第2リードを有し、複数の前記第2リードは、前記封止樹脂の側面に沿って配置されている、請求項16又は17に記載の半導体装置。
  19. 前記ダイパッドには1つの半導体素子が実装され、
    前記ダイパッドは四角形状に形成され、
    前記ダイパッドにおいて前記外部接続部と反対側の辺に沿って2つの前記第2リードが配設され、
    前記接続板は、前記半導体素子に接続される1つの前記素子接続部と、2つの前記第2リードにそれぞれ接続される2つの前記リード接続部と、を有し、前記連結部は1つの前記素子接続部と2つの前記リード接続部とを連結する、
    請求項9~18の何れか1項に記載の半導体装置。
  20. 前記ダイパッドには、上面に2つの電極を有する1つの半導体素子が実装され、
    前記ダイパッドは四角形状に形成され、
    前記ダイパッドにおいて前記外部接続部と反対側の辺に沿って2つの前記第2リードが配設され、
    前記接続板は、前記半導体素子の2つの電極のうちの一方の電極と、2つの前記第2リードのうちの一方の第2リードとを接続する第1の接続板と、前記半導体素子の2つの電極のうちの他方の電極と、2つの前記第2リードのうちの他方の第2リードとを接続する第2の接続板と、を含む、
    請求項9~18の何れか1項に記載の半導体装置。
  21. 前記第1リードの前記外部接続部と前記第2リードの前記外部接続部は、封止樹脂の側面から突出する外部接続部を有し、
    前記第1リードと前記第2リードのうちの少なくとも一方の外部接続部は、前記封止樹脂の側面に沿った幅方向の両端からそれぞれ前記幅方向の中央側であって、先端面から前記封止樹脂に向かって延びる一対の凹部を有し、幅方向の両端を端部接続部とし、前記一対の凹部の間を中央接続部とした、
    請求項9~20の何れか1項に記載の半導体装置。
  22. 前記凹部の内面と前記中央接続部の端面を覆うめっき層を有する、請求項21に記載の半導体装置。
  23. 前記端部接続部の端面の少なくとも一部はめっき層により覆われていない、請求項21又は22に記載の半導体装置。
  24. 半導体素子と、
    複数のリードと、
    前記複数のリードのそれぞれの一部と前記半導体素子を覆う封止樹脂と、
    を有し、
    前記複数のリードはそれぞれ、前記封止樹脂の側面から突出する外部接続部を有し、
    前記複数のリードのうちの少なくとも1つのリードの前記外部接続部は、前記封止樹脂の側面に沿った幅方向の両端からそれぞれ前記幅方向の中央部側であって、先端面から前記封止樹脂に向かって延びる一対の凹部を有し、幅方向の両端を端部接続部とし、前記一対の凹部の間を中央接続部とし、
    前記凹部の内面と前記中央接続部の端面を覆うめっき層を有し、
    前記端部接続部の端面の少なくとも一部はめっき層により覆われていない、
    半導体装置。
  25. ダイパッドと外部接続部とを有する第1リードと、
    内部接続部と外部接続部とを有する第2リードと、
    前記ダイパッドに実装された半導体素子と、
    前記半導体素子と前記第2リードとを電気的に接続する接続板と、
    を含み、
    前記接続板は、前記半導体素子に接続される素子接続部と、前記第2リードに接続されるリード接続部と、前記素子接続部と前記リード接続部とを連結する連結部と、を有し、
    前記第2リードは、前記リード接続部が接続され、複数の規制面を有し、前記複数の規制面により前記接続板の移動を規制する規制部を有し、
    前記ダイパッドには1つの半導体素子が実装され、
    前記ダイパッドは四角形状に形成され、
    前記ダイパッドにおいて前記外部接続部と反対側の辺に沿って2つの前記第2リードが配設され、
    前記接続板は、前記半導体素子に接続される1つの前記素子接続部と、2つの前記第2リードにそれぞれ接続される2つの前記リード接続部と、を有し、前記連結部は1つの前記素子接続部と2つの前記リード接続部とを連結する、
    半導体装置。
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