JP7279696B2 - 電子機器、表示制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器、表示制御方法およびプログラムに関する。
従来、表示部位を複数段に分けて配置することにより、複数の入力値や計算結果を並列表示可能にするための技術が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2001-188762号公報
一般に、電子卓上計算機(以下「電卓」と称する)の表示部で表示できる数値の桁数には制限がある。そのため、表示部で表示しきれない桁数の計算結果が出た場合には、例えば表示可能な範囲の桁数で取り纏めた概数を表示し、あるいは当該概数を表示しながら同時に概数であることをエラー表記により表現して処理するものが多い。
前記特許文献のように、表示部位を複数段に配置するような技術も考えられるが、その分だけ表示部が大きくなるばかりでなく、自ずと容量には制限がある。
また、例えば医療現場などの各種専業分野の作業現場において、煩雑な操作や高いスキルを必要とせず、より簡易に取扱うことが要求される電卓においても、携帯性等から装置の構成に関しては小型、軽量なものが求められる一方で、数値の範囲を求める計算など、特に計算式によって二値で一組となるような計算結果が得られる計算を実行した場合に、できるだけ理解し易く数値を表示する技術が求められている。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、表示容量が制限された表示部において、互いに関係性を有する複数の数値を表示する場合に、より理解し易い状態で数値を表示することが可能な電子機器、表示制御方法およびプログラムを提供することにある。
本発明に係る電子機器は、所定の入力手順に従って数値が入力された場合に複数の計算結果として第1の値と第2の値とを導出する導出手段と、前記導出手段によって導出された前記第1の値と前記第2の値とを表示する場合の表示文字数に基づいて、前記第1の値と前記第2の値とが同じ行に並べて表示される第1表示モードと前記第1の値と前記第2の値とが所定の操作に基づいて交互に表示される第2表示モードとのうちの何れか一方を設定する設定手段と、を備え、前記第2表示モードでは、前記第1の値と前記第2の値との間で表示位置にズレが生じるように前記第1の値と前記第2の値とが交互に表示されるとともに、前記第1の値と前記第2の値とのうちの一方が表示されているときに他方が表示されていないことを示すマークが前記他方に対応した位置に表示される、ことを特徴とする。
また、本発明に係る表示制御方法は、電子機器が実行する表示制御方法であって、所定の入力手順に従って数値が入力された場合に複数の計算結果として第1の値と第2の値とを導出する導出処理と、前記導出処理で導出された前記第1の値と前記第2の値とを表示する場合の表示文字数に基づいて、前記第1の値と前記第2の値とが同じ行に並べて表示される第1表示モードと前記第1の値と前記第2の値とが所定の操作に基づいて交互に表示される第2表示モードとのうちの何れか一方を設定する設定処理と、を含み、前記第2表示モードでは、前記第1の値と前記第2の値との間で表示位置にズレが生じるように前記第1の値と前記第2の値とが交互に表示されるとともに、前記第1の値と前記第2の値とのうちの一方が表示されているときに他方が表示されていないことを示すマークが前記他方に対応した位置に表示される、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、所定の入力手順に従って数値が入力された場合に複数の計算結果として第1の値と第2の値とを導出する導出手段、前記導出手段によって導出された前記第1の値と前記第2の値とを表示する場合の表示文字数に基づいて、前記第1の値と前記第2の値とが同じ行に並べて表示される第1表示モードと前記第1の値と前記第2の値とが所定の操作に基づいて交互に表示される第2表示モードとのうちの何れか一方を設定する設定手段、として機能させ、前記第2表示モードでは、前記第1の値と前記第2の値との間で表示位置にズレが生じるように前記第1の値と前記第2の値とが交互に表示されるとともに、前記第1の値と前記第2の値とのうちの一方が表示されているときに他方が表示されていないことを示すマークが前記他方に対応した位置に表示される、ことを特徴とする。
本発明によれば、表示容量が制限された表示部において、互いに関係性を有する複数の数値を表示する場合に、より理解し易い状態で数値を表示することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る専業電卓の外観構成を示す正面図。 同実施形態に係る機能回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係る散薬分包の量を計算する場合の過程の一部のキー操作と対応する表示とを例示する図。 同実施形態に係る散薬分包の量を計算する過程での処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る表示部での他の表示例を示す図。
以下、本発明を医療従事者が使用する専業技術計算用の電卓(以下「専業電卓」と称する)に適用した場合の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[構成]
図1は、本実施形態に係る専業電卓10の外観構成を示す正面図である。専業電卓10は、本体正面に表示部11およびキー入力部12を備える。
表示部11は、例えばモノクロの反射型液晶表示パネルで構成され、上段のドットマトリクス表示部11Aと、下段の日字状セグメント表示部11Bとの2段構成を採っている。日字状セグメント表示部11Bは、例えば10桁の日字状セグメントおよび小数点のセグメントを備え、入力された数値や計算結果の数値等を表示する。
キー入力部12は、四則演算を含む基本計算用に、数値や数式を入力し、あるいは計算の実行を指示するための数値・演算記号キー群12Aを備えるのに加えて、医療用計算の計算式を指定する医療計算キー群12Bと、指定された計算式中での変数の数値入力と次の計算工程への移行を指示する「入力・次」キー12Cとを備える。
数値・演算記号キー群12Aとしては、「0」~「9」(数値)キー、「+」「-」「×」「÷」(四則記号)キー、「+/-」(正負反転)キー、「→」キー、「C」(クリア)キー、「AC」(オールクリア)キー、[=](実行)キーなどを配列している。
医療計算キー群12Bとしては、腎機能計算でCCr(Creatinine Clearance:クレアチニンクリアランス(血清中のクレアチニンのクリアランス(腎臓が身体の老廃物を排泄する能力))を計算する「CCr_男女」キー、同じく腎機能計算で推定糸状体濾過量eGFR(estimated Glomeruler Filtration Rate)を計算する「GFR_男女」キー、算出された結果の数値を百分率(%)に変換する「%」キー、疾病等の経過日数を計算する「日数」キー、散薬鑑査計算で分包数等を計算する「散薬分包」キー、ボディマス指数BMI(Body Mass Index)と標準体重を計算する「BMI」キー、例えば藤本式あるいはDuBois式の体表面積を計算する「体表面積」キー、力価計算で成分量と秤量を計算する「バラ÷」キーを備える。
「CCr_男女」キーおよび「GFR_男女」キーに関しては、それぞれ男女で計算式が異なる。そのため、当該キーで計算を指定した後に、本来は男女を選択するためのキー操作が続いて必要となる。本実施形態の後述する動作においては、説明を簡略化するために、性別の選択のキー操作に関する図示と説明とを省略するものとする。
図2は、専業電卓10の電子回路の機能構成を示すブロック図である。
この関数電卓10の電子回路は、プロセッサであるCPU21を主体とし、ROM22、RAM23、表示駆動部24、表示部11、キー入力部12を接続して構成している。
キー入力部12は、前述した各種キーの操作に応じたキー操作信号をCPU21へ出力する。
ROM22は、電気的に書き換え可能なROM、例えばフラッシュメモリで構成され、CPU21が実行する各種動作プログラムや固定データ等を記憶するもので、通常計算プログラム22A、専業分野計算プログラム22Bを記憶している。
通常計算プログラム22Aは、数値・演算記号キー群12Aを用いた通常の数値計算を実行するためのプログラムである。
専業分野計算プログラム22Bは、キー入力部12の医療計算キー群12Bでのキー操作に対応した計算式での計算を実行するためのプログラムである。
RAM23は、ROM22から読み出した各種プログラムやデータ等を展開して保持するワークメモリである。
CPU21は、キー入力部12でのはキー操作に応じて適宜ROM22から必要なプログラム、データ等を読出してRAM23に展開して保持し、計算動作を実行して、各計算過程の表示データを表示駆動部24へ出力する。
表示駆動部24は、CPU21から与えられる表示データに基づいて表示部11を駆動し、通常計算および専業分野計算の各計算過程を表示させる。
[動作]
次に本実施形態の動作について説明する。
以下の動作は、基本的にCPU21がROM22に記憶された専業分野計算プログラム22Bを読出して実行する内容を示す。
なお、一部の計算においては、本来は性別を選択した上で男女それぞれの性別に基づいた計算式で計算を実行するものがあるが、本動作例では説明を簡易化するべく、性別を選択するためのキー操作等については、説明を省略するものとする。
図3は、散薬分包の量を計算する場合の過程の一部のキー操作と対応する表示とを例示する図である。図4は、散薬分包の量を計算する過程での処理内容を示すフローチャートである。
キー入力部12の数値・演算記号キー群12Aの「AC」キーと医療計算キー群12Bの「散薬分包」キーとが続けて操作されると、図4に示す専業分野計算の処理が開始される。図4に示す処理内容はすべて、CPU21がROM22の専業分野計算プログラム22Bを読出し、RAM23に展開して記憶させた上で実行する。
因みに、散薬分包は、次式
(「一薬重量(1回の薬量)[g]」*「散薬個数」)*(100±分包誤差[%])/100
+(一包重量(空包重量)[g]*「散薬個数」)
で求めるものとして、専業分野計算プログラム22B内に記述されている。変数として、一包重量、一薬重量、散薬個数、分包誤差に対応する各数値が入力されることで、計算式を実行する。
その当初、図3(A-1)において、キー操作として「AC」キーが操作されると、表示部11での表示がリセットされ、日字状セグメント表示部11Bでの表示が「0(ゼロ)」となる。
続く図3(A-2)において、「散薬分包」キーが操作されると、CPU21は専業分野計算プログラム22Bから対応する散薬分包の計算式を読み出し、図4の処理を開始するとともに、表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 一包重量? g」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bでは引続き、まだ変数に対応する数値が入力されていない状態「0(ゼロ)」を表示する。
図4において、CPU21は計算式中の変数を入力する途中であるか否かを判断する(ステップS101)。
図3(A-3)において、表示部11での表示に対応してキー入力部12が操作され、一包重量の変数に対する数値「0.6」が入力されると、日字状セグメント表示部11Bでは入力された数値「0.6」をそのまま表示する。
図3(A-4)において、「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で当該キーが操作されて変数が入力されたと判断し(ステップS101のYES)、その時点で入力されている数値「0.6」を一包重量の変数として入力する処理を実行する(ステップS102)。
変数の入力処理後、その時点で計算式の次の変数への入力に移行するよう設定し(ステップS103)、まだ数値が入力されていない変数がないかどうかにより、最後の変数入力が完了したかどうかを判断する(ステップS104)。
まだ数値が入力されていない変数があり、最後の変数入力が完了していないと判断した場合(ステップS104のNO)、次の入力を促すガイド表示を実行し(ステップS115)、すべての状態をクリアする「AC」キーの操作がないことを確認した上で(ステップS116のNO)、数値の入力と「入力・次」キー12Cの操作に備えてステップS101からの処理に戻る。
図3(A-4)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、次の変数入力のために表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 一薬重量? g」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bではまだ当該変数に対応する数値が入力されていない状態「0(ゼロ)」を表示する。
図3(A-5)において、表示部11での表示に対応してキー入力部12が操作され、一薬重量の変数に対する数値「2」が入力されると、日字状セグメント表示部11Bでは入力された数値「2」をそのまま表示する。
図3(A-6)において、「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で当該キーが操作されて変数が入力されたと判断し(ステップS101のYES)、その時点で入力されている数値「2」を一薬重量の変数として入力する処理を実行する(ステップS102)。
変数の入力処理後、その時点で計算式の次の変数への入力に移行するよう設定し(ステップS103)、さらにまだ数値が入力されていない変数があり、最後の変数入力が完了していないと判断すると(ステップS104のNO)、次の入力を促すガイド表示を実行し(ステップS115)、すべての状態をクリアする「AC」キーの操作がないことを確認した上で(ステップS116のNO)、数値の入力と「入力・次」キー12Cの操作に備えてステップS101からの処理に戻る。
図3(A-6)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、次の変数入力のために表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 散薬個数?」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bではまだ当該変数に対応する数値が入力されていない状態「0(ゼロ)」を表示する。
図3(A-7)において、表示部11での表示に対応してキー入力部12が操作され、散薬個数の変数に対する数値「9」が入力されると、日字状セグメント表示部11Bでは入力された数値「9」をそのまま表示する。
図3(A-8)において、「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で当該キーが操作されて変数が入力されたと判断し(ステップS101のYES)、その時点で入力されている数値「9」を散薬個数の変数として入力する処理を実行する(ステップS102)。
変数の入力処理後、その時点で計算式の次の変数への入力に移行するよう設定し(ステップS103)、さらにまだ数値が入力されていない変数があり、最後の変数入力が完了していないと判断すると(ステップS104のNO)、次の入力を促すガイド表示を実行し(ステップS115)、すべての状態をクリアする「AC」キーの操作がないことを確認した上で(ステップS116のNO)、数値の入力と「入力・次」キー12Cの操作に備えてステップS101からの処理に戻る。
図3(A-8)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、次の変数入力のために表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 分包誤差 %」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bではまだ当該変数に対応する数値が入力されていない状態「0(ゼロ)」を表示する。
図3(A-9)において、表示部11での表示に対応してキー入力部12が操作され、分包誤差の変数に対する数値「2」が入力されると、日字状セグメント表示部11Bでは入力された数値「2」をそのまま表示する。
図3(A-10)において、「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で当該キーが操作されて変数が入力されたと判断し(ステップS101のYES)、その時点で入力されている数値「2」を分包誤差の変数として入力する処理を実行する(ステップS102)。
変数の入力処理後、その時点で計算式の次の変数への入力に移行するよう設定する(ステップS103)。そしてすべての変数の数値が入力され、最後の変数入力が完了したと判断すると(ステップS104のYES)、それまでに入力された各変数の数値に基づいて前述した散薬分包の計算式に基づく計算を実行し、下限値と上限値とを順次計算する(ステップS105、S106)。
次に算出した下限値と上限値の数値の各桁数に基づいて、表示部11の日字状セグメント表示部11Bに当該下限値と上限値を同時に1行内(10桁以内)で表示しきれるか否かを判断する(ステップS107)。
日字状セグメント表示部11Bで下限値と上限値を同時に1行内で表示しきれると判断した場合(ステップS107のYES)、二値を日字状セグメント表示部11Bで同時に表示する二値表示フラグをオン設定する(ステップS108)。
またステップS107において、日字状セグメント表示部11Bで下限値と上限値を同時に1行内では表示しきれないと判断した場合(ステップS107のNO)、二値を分割して一値ずつ日字状セグメント表示部11Bで表示する一値表示フラグをオン設定する(ステップS109)。
ステップS108またはステップS109でのフラグ設定処理後、ステップS101からの処理に戻る。
ステップS101においては、散薬分包の計算で変数を入力する過程を終えたものと判断し(ステップS101のNO)、次に二値表示フラグがオン設定されているか否かを判断する(ステップS110)。
二値表示フラグがオン設定されていると判断すると(ステップS110のYES)、表示部11で「下限値~上限値」の形で散薬分包の計算結果を表示すべく計算結果を1行に纏める結合処理を実行して表示データを作成し(ステップS111)、作成した内容を表示部11の日字状セグメント表示部11Bで表示させる(ステップS115)。
図3(A-10)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、散薬分包の計算結果として表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 最小-最大 g」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bで計算結果「23.04-23.76」を1行に纏めた表示している。
以後、キー入力部12の「AC」キーが操作され、すべての状態をクリアするキー操作がなされたと判断する(ステップS116のYES)まで、ステップS101、S110、S111、S115、S116の処理を繰り返し実行し、表示部11での表示状態を継続する。
このとき、「入力・次」キー12Cの操作に関してはNOP命令として特に追加の処理を実行せず、「AC」キーが操作されたと判断した時点で(ステップS116のYES)、図4の処理を終了する。
以上、図3(A-1)~図3(A-10)は、散薬分包の計算結果を表示部11の日字状セグメント表示部11Bにおいて1行で表示しきれた場合の例を示したものである。
次に散薬分包の計算結果を表示部11の日字状セグメント表示部11Bにおいて1行で表示しきない場合について、図3(B-1)~図3(B-11)により説明する。
その当初、図3(B-1)において、キー操作として「AC」キーが操作されると、表示部11での表示がリセットされ、日字状セグメント表示部11Bでの表示が「0(ゼロ)」となる。
続く図3(B-2)において、「散薬分包」キーが操作されると、CPU21は専業分野計算プログラム22Bから対応する散薬分包の計算式を読み出し、図4の処理を開始するとともに、表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 一包重量? g」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bでは引続き、まだ変数に対応する数値が入力されていない状態「0(ゼロ)」を表示する。
図4において、CPU21は計算式中の変数を入力する途中であるか否かを判断する(ステップS101)。
図3(B-3)において、表示部11での表示に対応してキー入力部12が操作され、一包重量の変数に対する数値「0.62」が入力されると、日字状セグメント表示部11Bでは入力された数値「0.62」をそのまま表示する。
図3(B-4)において、「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で当該キーが操作されて変数が入力されたと判断し(ステップS101のYES)、その時点で入力されている数値「0.62」を一包重量の変数として入力する処理を実行する(ステップS102)。
変数の入力処理後、その時点で計算式の次の変数への入力に移行するよう設定し(ステップS103)、まだ数値が入力されていない変数がないかどうかにより、最後の変数入力が完了したかどうかを判断する(ステップS104)。
まだ数値が入力されていない変数があり、最後の変数入力が完了していないと判断した場合(ステップS104のNO)、次の入力を促すガイド表示を実行し(ステップS115)、すべての状態をクリアする「AC」キーの操作がないことを確認した上で(ステップS116のNO)、数値の入力と「入力・次」キー12Cの操作に備えてステップS101からの処理に戻る。
図3(B-4)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、次の変数入力のために表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 一薬重量? g」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bではまだ当該変数に対応する数値が入力されていない状態「0(ゼロ)」を表示する。
図3(B-5)において、表示部11での表示に対応してキー入力部12が操作され、一薬重量の変数に対する数値「3.2」が入力されると、日字状セグメント表示部11Bでは入力された数値「3.2」をそのまま表示する。
図3(B-6)において、「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で当該キーが操作されて変数が入力されたと判断し(ステップS101のYES)、その時点で入力されている数値「3.2」を一薬重量の変数として入力する処理を実行する(ステップS102)。
変数の入力処理後、その時点で計算式の次の変数への入力に移行するよう設定し(ステップS103)、さらにまだ数値が入力されていない変数があり、最後の変数入力が完了していないと判断すると(ステップS104のNO)、次の入力を促すガイド表示を実行し(ステップS115)、すべての状態をクリアする「AC」キーの操作がないことを確認した上で(ステップS116のNO)、数値の入力と「入力・次」キー12Cの操作に備えてステップS101からの処理に戻る。
図3(B-6)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、次の変数入力のために表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 散薬個数?」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bではまだ当該変数に対応する数値が入力されていない状態「0(ゼロ)」を表示する。
図3(B-7)において、表示部11での表示に対応してキー入力部12が操作され、散薬個数の変数に対する数値「92」が入力されると、日字状セグメント表示部11Bでは入力された数値「92」をそのまま表示する。
図3(A-8)において、「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で当該キーが操作されて変数が入力されたと判断し(ステップS101のYES)、その時点で入力されている数値「92」を散薬個数の変数として入力する処理を実行する(ステップS102)。
変数の入力処理後、その時点で計算式の次の変数への入力に移行するよう設定し(ステップS103)、さらにまだ数値が入力されていない変数があり、最後の変数入力が完了していないと判断すると(ステップS104のNO)、次の入力を促すガイド表示を実行し(ステップS115)、すべての状態をクリアする「AC」キーの操作がないことを確認した上で(ステップS116のNO)、数値の入力と「入力・次」キー12Cの操作に備えてステップS101からの処理に戻る。
図3(B-8)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、次の変数入力のために表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 分包誤差 %」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bではまだ当該変数に対応する数値が入力されていない状態「0(ゼロ)」を表示する。
図3(B-9)において、表示部11での表示に対応してキー入力部12が操作され、分包誤差の変数に対する数値「3」が入力されると、日字状セグメント表示部11Bでは入力された数値「3」をそのまま表示する。
図3(B-10)において、「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で当該キーが操作されて変数が入力されたと判断し(ステップS101のYES)、その時点で入力されている数値「3」を分包誤差の変数として入力する処理を実行する(ステップS102)。
変数の入力処理後、その時点で計算式の次の変数への入力に移行するよう設定する(ステップS103)。そしてすべての変数の数値が入力され、最後の変数入力が完了したと判断すると(ステップS104のYES)、それまでに入力された各変数の数値に基づいて前述した散薬分包の計算式に基づく計算を実行し、下限値と上限値とを順次計算する(ステップS105、S106)。
次に算出した下限値と上限値の数値の各桁数に基づいて、表示部11の日字状セグメント表示部11Bに当該下限値と上限値を同時に1行内(10桁以内)で表示しきれるか否かを判断する(ステップS107)。
ここで日字状セグメント表示部11Bで下限値と上限値を同時に1行内では表示しきれないと判断した場合(ステップS107のNO)、二値を分割して一値ずつ日字状セグメント表示部11Bで表示する一値表示フラグをオン設定し(ステップS109)、ステップS101からの処理に戻る。
ステップS101においては、散薬分包の計算で変数を入力する過程を終えたものと判断し(ステップS101のNO)、次に二値表示フラグがオン設定されているか否かを判断する(ステップS110)。
二値表示フラグがオン設定されておらず、代わって一値表示フラグがオン設定されていると判断すると(ステップS110のNO)、本実施形態ではデフォルトで先に下限値を表示する設定がなされているものとして、今回は下限値を表示する状態であるか否かを判断する(ステップS112)。
下限値を表示する状態であると判断すると(ステップS112のYES)、表示部11でまず一方の「下限値」の散薬分包の計算結果を表示すべく計算結果の表示データを作成し(ステップS113)、作成した内容を表示部11の日字状セグメント表示部11Bで表示させる(ステップS115)。
図3(B-10)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、計算結果の下限値の表示のために表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 最小 g」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bで算出した数値「345.37」を表示する。
図3(B-11)において、さらに「入力・次」キー12Cが操作されると、ステップS101で変数入力中ではないが当該キーが操作されたと判断し(ステップS101のNO)、ステップS110において二値表示フラグがオン設定されておらず、代わって一値表示フラグがオン設定されていると判断する(ステップS110のNO)。
続くステップS112において、すでに下限値を表示しており、今回は下限値を表示する状態ではないと判断すると(ステップS112のNO)、表示部11ではもう一方の「上限値」の散薬分包の計算結果を切り替えて表示すべく計算結果の表示データを作成し(ステップS114)、作成した内容を表示部11の日字状セグメント表示部11Bで表示させる(ステップS115)。
図3(B-11)においては、前記「入力・次」キー12Cの操作に対応して、計算結果の上限値を切り替えて表示するために、表示部11のドットマトリクス表示部11Aで「散薬分包 最大 g」と表示するとともに、日字状セグメント表示部11Bで算出した数値「363.03」を表示する。
以後、「入力・次」キー12Cが操作される毎に、上限値と下限値を順次切り替えるように循環的に表示し、「AC」キーが操作されたと判断した時点で、図4の処理を終了する。
このように、二値の計算結果を分割して表示する場合に、例えば前述したように「入力・次」キー12Cが操作される毎に表示内容を順次切り替えるような循環的な表示動作を実現することで、一度のみならず必要に応じて何度でも計算結果を確認できる。
なお、前述した図3(B-10)、図3(B-11)での表示部11の表示では、計算結果後の下限値を「最小」、上限値を「最大」の文字とともに該当する数値に併記して表示したことで、切り替えて表示される二値の数値の大小の関係から専業電卓10のユーザ自身が上限値であるのか下限値であるのかを判断する必要がなく、誤解を生じる可能性を低減できる。
さらに、本実施形態では、図3(B-10)、図3(B-11)での表示部11の表示に代えて、複数の数値を分割して表示する際、それら数値と他の数値との関係性に応じた情報をも合わせて、位置関係を異ならせて表示させるものとしても良い。
図5は、そのような表示部11での他の表示例を示す図である。
図5(A)では、図3(B-10)とドットマトリクス表示部11Aにおける表示内容は同じであるものの、日字状セグメント表示部11Bにおいては、10桁の表示範囲の左端側で下限値の数値「345.37」を表示し、その右側の桁で記号「--」を関係性を有する情報VAとして表示することで、右側(より大きい数値側)に関係性を有する数値があることを表現している。
同様に「入力・次」キー12Cの操作に伴って上限値の数値を表示する場合、図5(B)では、図3(B-11)とドットマトリクス表示部11Aにおける表示内容は同じであるものの、日字状セグメント表示部11Bにおいては、10桁の表示範囲の右端側で上限値の数値「363.03」を表示し、その左側の桁で記号「--」を関係性を有する情報VBとして表示することで、左側(より小さい数値側)に関係性を有する数値があることを表現している。
このように、複数の数値を分割して表示する際には、その時点で表示している数値と他の表示されていない数値との関係性に応じた記号などの情報をも合わせて表示させることで、他の数値との関係性をより理解し易く表現できる。
なお、これまでの説明は、いずれも計算式に基づいた計算から関係性を有する2つの数値が算出される場合について説明したが、設定されている計算式によっては、互いに関係性を有する3つ以上の数値が算出される場合もあり得る。
そのような場合、表示部でそれら算出された数値を一度に表示しきれない可能性がさらに高くなる。そのため、例えば「下限値-平均値-上限値」のような関係性を有する場合であれば、3値を、
「○-- 345.37」、または
「-○- 354.20」、または
「--○ 363.03」
と表示するように、その時点で表示されている数値の位置を記号「○」で表現するなど、関係性を有する複数の数値中でどの位置にあるのかを合わせて表示する方法も考えられる。
[実施形態の効果]
以上詳述した如く本実施形態によれば、表示容量が制限された表示部において、互いに関係性を有する複数の数値を表示する場合に、理解し易い形態で数値を表示することが可能となる。
なお本実施形態は、医療従事者が使用する専業技術計算用の電卓に適用した場合について説明したが、本発明は専業分野やその専業分野内で使用する計算式等を限定するものではなく、また一部のフィーチャフォン型スマートフォンなどのように、表示画面の容量が制限された携帯情報端末にインストールするアプリケーションソフトとして実現することも可能である。
その他、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
表示部と、
計算結果が関係性を持った複数の数値を含む場合に、前記複数の数値を数値毎に切り替えて前記表示部に表示させる制御部と、
を備える電子機器。
[請求項2]
前記制御部は、前記数値を、前記関係性を示す表示とともに前記表示部に表示させる、
請求項1記載の電子機器。
[請求項3]
前記制御部は、前記数値毎に前記表示部における表示位置を異ならせて前記表示部に表示させる、
請求項1または2記載の電子機器。
[請求項4]
前記複数の数値を一度に前記表示部で表示可能か否かを判断する判断部をさらに備え、
前記制御部は、前記判断部で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示可能と判断した場合に前記複数の数値を一度に前記表示部で表示させる一方、前記判断部で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示不可能と判断した場合には前記複数の数値を数値毎に切り替えて前記表示部で表示させる、
請求項1記載の電子機器。
[請求項5]
前記制御部は、前記判断部で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示不可能と判断した場合に、特定キーの操作に対応して前記複数の数値を数値毎に切り替えて、前記表示部で循環的に表示させる、
請求項4記載の電子機器。
[請求項6]
前記制御部は、前記判断部で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示不可能と判断した場合に、前記複数の数値を数値毎に切り替えて、前記複数の数値の関係性を示す情報を併記して前記表示部で表示させる、
請求項4または5記載の電子機器。
[請求項7]
前記制御部は、前記判断部で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示不可能と判断した場合に、前記複数の数値を数値毎に切り替えて、当該数値の他の数値との関係性に応じた情報とともに前記表示部で表示させる、
請求項4乃至6いずれかに記載の電子機器。
[請求項8]
前記複数の数値の関係性は、計算結果における最大値と最小値の関係である、
請求項1乃至7いずれかに記載の電子機器。
[請求項9]
表示部を備える装置での表示制御方法であって、
計算結果が複数の数値を含む場合に、前記複数の数値を一度に前記表示部で表示可能か否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示可能と判断した場合に前記複数の数値を一度に前記表示部で表示させる一方、前記判断工程で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示不可能と判断した場合には前記複数の数値を前記表示部で数値毎に切り替えて表示させる表示制御工程と、
を有する表示制御方法。
[請求項10]
表示部を備える装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータを、
計算結果が複数の数値を含む場合に、前記複数の数値を一度に前記表示部で表示可能か否かを判断する判断部と、
前記判断部で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示可能と判断した場合に前記複数の数値を一度に前記表示部で表示させる一方、前記判断部で前記複数の数値を一度に前記表示部で表示不可能と判断した場合には前記複数の数値を前記表示部で数値毎に切り替えて表示させる表示制御部と、
して機能させるプログラム。
10…専業電卓
11…表示部
11A…ドットマトリクス表示部
11B…日字状セグメント表示部
12…キー入力部
12A…数値・演算記号キー群
12B…医療計算キー群
12C…「入力・次」キー
21…CPU
22…ROM
22A…通常計算プログラム
22B…専業分野計算プログラム
23…RAM
24…表示駆動部

Claims (6)

  1. 所定の入力手順に従って数値が入力された場合に複数の計算結果として第1の値と第2の値とを導出する導出手段と、
    前記導出手段によって導出された前記第1の値と前記第2の値とを表示する場合の表示文字数に基づいて、前記第1の値と前記第2の値とが同じ行に並べて表示される第1表示モードと前記第1の値と前記第2の値とが所定の操作に基づいて交互に表示される第2表示モードとのうちの何れか一方を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記第2表示モードでは、前記第1の値と前記第2の値との間で表示位置にズレが生じるように前記第1の値と前記第2の値とが交互に表示されるとともに、前記第1の値と前記第2の値とのうちの一方が表示されているときに他方が表示されていないことを示すマークが前記他方に対応した位置に表示される、
    とを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の値は最小または下限を示す値であり、前記第2の値は最大または上限を示す値である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 所定の行に並べて表示可能な文字数が所定の数に限定されている表示部を備え、
    前記設定手段は、前記導出手段によって導出された前記複数の計算結果を表示する場合の表示文字数が前記所定の数以下の場合に前記第1表示モードを設定する一方で前記所定の数を超える場合に前記第2表示モードを設定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記数値の入力に対応させて前記入力手順を表示させる表示制御手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記入力手順を前記複数の計算結果が表示される行とは異なる行に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の電子機器。
  5. 電子機器が実行する表示制御方法であって、
    所定の入力手順に従って数値が入力された場合に複数の計算結果として第1の値と第2の値とを導出する導出処理と、
    前記導出処理で導出された前記第1の値と前記第2の値とを表示する場合の表示文字数に基づいて、前記第1の値と前記第2の値とが同じ行に並べて表示される第1表示モードと前記第1の値と前記第2の値とが所定の操作に基づいて交互に表示される第2表示モードとのうちの何れか一方を設定する設定処理と、
    を含み、
    前記第2表示モードでは、前記第1の値と前記第2の値との間で表示位置にズレが生じるように前記第1の値と前記第2の値とが交互に表示されるとともに、前記第1の値と前記第2の値とのうちの一方が表示されているときに他方が表示されていないことを示すマークが前記他方に対応した位置に表示される、
    とを特徴とする表示制御方法。
  6. コンピュータを、
    所定の入力手順に従って数値が入力された場合に複数の計算結果として第1の値と第2の値とを導出する導出手段、
    前記導出手段によって導出された前記第1の値と前記第2の値とを表示する場合の表示文字数に基づいて、前記第1の値と前記第2の値とが同じ行に並べて表示される第1表示モードと前記第1の値と前記第2の値とが所定の操作に基づいて交互に表示される第2表示モードとのうちの何れか一方を設定する設定手段、
    として機能させ、
    前記第2表示モードでは、前記第1の値と前記第2の値との間で表示位置にズレが生じるように前記第1の値と前記第2の値とが交互に表示されるとともに、前記第1の値と前記第2の値とのうちの一方が表示されているときに他方が表示されていないことを示すマークが前記他方に対応した位置に表示される、
    とを特徴とするプログラム。
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