JP5487997B2 - 電子計算機及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子計算機及びプログラムに関する。
従来、数式の演算を行う電子計算機においては、整数以外の計算結果の表示態様として、分数の括線や根号(√)、対数記号、定数(円周率「π」や光速度「c」等)、三角関数記号などの記号を含む式(以下、記号式とする)の態様と、小数(純小数及び帯小数を含む)の態様とが用いられており、計算式の形式や計算結果の桁数に応じて、これらの何れで計算結果を表示するかが判別されるようになっている(例えば、特許文献1,2参照)。
ここで、計算結果が記号式で表示される場合には、小数で表示される場合と異なり、近似値で表示されることがない分、正確な結果が得られ、誤差を含めずに他の計算に利用できるというメリットがある。
一方、計算結果が小数で表示される場合には、記号式で表示される場合と異なり、更に計算の必要が無い状態で結果が得られ、値の大小を把握しやすいので、最終結果の表示として適しているというメリットがある。
特開2005−339263号公報 特開2005−339265号公報
しかしながら、計算結果を記号式で表示すると電子計算機内で判別される場合には、計算式として入力される入力式と、計算結果として出力される出力式とが同一表記の記号式であっても、そのままその記号式が計算結果として表示されてしまう。具体的には、計算式として「√2+√3」が入力された場合に、計算結果を記号式で表示すると判別されると、記号式としての計算結果の内容は「√2+√3」であるから、この記号式「√2+√3」が計算結果としてそのまま出力されてしまう。そのため、ユーザにとっては何ら新たな情報を得られず、無益な計算結果が出力されてしまう。
本発明の課題は、ユーザにとって有益な計算結果を出力することのできる電子計算機及びプログラムを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電子計算機において、
ユーザから記号式の入力操作を受ける式入力手段と、
前記式入力手段により入力された記号式を単純化して、整数のみからなるか、或いは整数と記号とからなる第1の計算結果を算出する計算手段と、
前記第1の計算結果が前記記号式と同一表記であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記であると判別された場合に、当該第1の計算結果を小数に変換し、第2の計算結果とする小数変換手段と、
前記判別手段により前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記であると判別された場合には、前記記号式の計算結果として前記第2の計算結果を表示させるとともに、前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記でないと判別された場合には、前記記号式の計算結果として前記第1の計算結果を表示させる結果表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子計算機において、
前記記号式は、分数の括線、根号、定数、対数記号及び三角関数記号の少なくとも1つを含む式であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の電子計算機において、
前記式入力手段は、
前記記号式についての単位を入力可能であり、
前記結果表示制御手段は、
前記記号式の計算結果に前記単位を付けて表示させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、プログラムにおいて、
コンピュータに、
ユーザから記号式の入力操作を受ける式入力機能と、
前記式入力機能により入力された記号式を単純化して、整数のみからなる計算結果か、或いは整数と記号とからなる第1の計算結果を算出する計算機能と、
前記第1の計算結果が前記記号式と同一表記であるか否かを判別する判別機能と、
前記判別機能により前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記であると判別された場合に、当該第1の計算結果を小数に変換し、第2の計算結果とする小数変換機能と、
前記判別機能により前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記であると判別された場合には、前記記号式の計算結果として前記第2の計算結果を表示させるとともに、前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記でないと判別された場合には、前記記号式の計算結果として前記第1の計算結果を表示させる結果表示制御機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、入力された記号式を単純化して、整数のみからなるか、或いは整数と記号とからなる第1の計算結果が算出されるとともに、第1の計算結果が記号式と同一表記であるか否かが判別され、第1の計算結果と記号式とが同一表記でないと判別された場合には、記号式の計算結果として第1の計算結果が表示されるとともに、第1の計算結果と記号式とが同一表記であると判別された場合には、当該第1の計算結果が小数に変換されて第2の計算結果とされ、記号式の計算結果として第2の計算結果が表示されるので、計算式として入力される入力式と、計算結果として出力される出力式とが同一表記の記号式である場合には、その記号式(第1の計算結果)ではなく、小数の数値(第2の計算結果)が計算結果として表示される。従って、ユーザにとって何ら新たな情報を得られない無益な計算結果が出力されるのを防止し、有益な計算結果を出力することができる。
関数電卓の概略構成を示す平面図である。 関数電卓の機能構成を示すブロック図である。 計算処理の流れを示すフローチャートである。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[1.1 外観構成]
図1は、本発明に係る電子機器を適用した関数電卓1の概略構成を示す平面図である。
この図に示すように、関数電卓1は、各種キー群を有する入力キー群2と、ディスプレイ3と、を備えている。
入力キー群2は、ユーザから数値や演算記号等の数式構成要素の入力操作を受けたり、各種処理の指示操作を受けたりするためのキー群であり、それぞれ固有の機能を割り当てられた複数のキーを備えている。本実施の形態においては、入力キー群2は、テンキー20や演算記号キー21、カーソルキー22、EXEキー23、DELキー24等を備えている。
このうち、テンキー20は数値の入力操作を受けるキーであり、演算記号キー21は四則演算の記号や括弧、分数の括線、根号(√)、対数記号、定数(円周率「π」や光速度「c」等)、三角関数記号など、各種演算記号の入力操作を受けるキーである。
カーソルキー22は、ディスプレイ3内で編集対象位置や選択対象位置を示すカーソルを所定の方向に移動させる場合等に押下されるキーであり、本実施の形態においては、上下左右の4方向について入力可能に構成されている。
EXEキー23は、処理の実行指示や決定指示の入力操作を受けるキーであり、例えば数式の入力後には演算処理の実行を指示するキーとして機能するようになっている。DELキー24は、ディスプレイ3に表示されている数値や演算記号などの削除操作を受けるキーである。
ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等により構成されており、入力キー群2などの操作に応じた文字や符号、数式、演算結果などの他、関数電卓1を使用するために必要な各種データを表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ3には、タッチパネル30が表示画面全面に亘って一体的に設けられている。
[1.2 機能構成]
続いて、関数電卓1の機能構成を説明する。
図2は、関数電卓1の概略的な機能構成を示すブロック図である。
この図に示すように、関数電卓1は、キー入力部14と、表示部15と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、CPU(Central Processing Unit)11と、を備えて構成されている。
キー入力部14は、上述の入力キー群2を備えており、押下されたキーに対応する操作信号をCPU11に出力するようになっている。
表示部15は、上述のディスプレイ3を備えており、CPU11からの表示信号に従って各種情報をディスプレイ3に表示するようになっている。また、この表示部15は、ディスプレイ3と一体的に設けられたタッチパネル30を備えており、表示画面に対する入力ペンの接触位置情報をCPU11に出力するようになっている。
RAM12は、情報を一時的に格納する揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納する複数のワークエリアを有する。例えば、本実施の形態におけるRAM12は、ワークエリアとして入力式記憶領域120及び計算結果記憶領域121を有するようになっている。
入力式記憶領域120には、後述の計算処理(図3参照)において入力される数式が記憶されるようになっている。
計算結果記憶領域121には、後述の計算処理(図3参照)において算出される計算結果が記憶されるようになっている。
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)等により構成される不揮発性のメモリであり、各種プログラム及び各種データを記憶している。具体的には、記憶部13は、本発明に係るプログラムとしての計算プログラム130と、定数値データテーブル131とを記憶している。
計算プログラム130は、後述の計算処理(図3参照)をCPU11に実行させるためのプログラムである。
定数値データテーブル131は、円周率「π」や光速度「c」等、数式中に使用可能な定数と、当該定数の数値「3.14…」等とを対応付けて記憶している。
CPU11は、関数電卓1の各部を中央制御する。具体的には、CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM12に展開し、RAM12に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
[1.3 関数電卓の動作]
続いて、関数電卓1の動作について説明する。
図3は、計算処理の動作を説明するためのフローチャートである。なお、この計算処理は、ユーザによりタッチパネル30やキー入力部14を介して計算処理の実行指示が入力されると、記憶部13から計算プログラム130が読み出されてRAM12に適宜展開される結果、当該計算プログラム130とCPU11との協働によって実行される。
この図に示すように、計算処理においては、まずユーザが入力キー群2を操作して、分数の括線や根号(√)、対数記号、定数(πやc)、三角関数記号などの記号の含まれる数式(以下、記号式とする)を入力し(ステップS1)、EXEキー23を操作すると(ステップS2)、CPU11は、入力された記号式を入力式記憶領域120に記憶させるとともに、この記号式を単純化して、整数のみからなるか、或いは整数と記号とからなる計算結果(以下、第1の計算結果とする)を算出して計算結果記憶領域121に記憶させる(ステップS3)。なお、本実施の形態において記号式を単純化するとは、記号式中の記号部分を少なくすることをいう。また、上述のステップS1においてユーザは記号式の全体についての単位、例えば「ジュール(J)」等を入力しても良い。
次に、CPU11は、入力式記憶領域120及び計算結果記憶領域121内の情報に基づいて、入力された記号式と、当該記号式を単純化した計算結果(第1の計算結果)とが同一表記であるか否かを判別し(ステップS4)、同一表記ではないと判定した場合(ステップS4;No)には、計算結果記憶領域121内の計算結果(第1の計算結果)をディスプレイ3に表示させた後(ステップS5)、計算処理を終了する。なお、上述のステップS1において記号式について単位が入力されている場合には、ステップS5においてCPU11は、その単位を計算結果に付けて表示させる。
また、ステップS4において記号式と第1の計算結果とが同一表記であると判定した場合(ステップS4;Yes)には、CPU11は、当該第1の計算結果を小数に変換して別表記の計算結果(以下、第2の計算結果とする)とし、計算結果記憶領域121内の情報を更新した後(ステップS6)、計算結果記憶領域121内の計算結果(第2の計算結果)をディスプレイ3に表示させ(ステップS5)、計算処理を終了する。なお、本実施の形態において「小数」とは、純小数(例えば0.2等、整数部分が0の小数)と、帯小数(例えば1.75等、整数部分が0以外の小数)とを含む。また、入力された記号式と第1の計算結果とが同一表記である場合には、当該第1の計算結果は整数と記号とからなる記号式であり、この第1の計算結果を小数に変換するとは、当該記号式から記号を無くすよう計算を行って小数の計算結果に変換することをいう。また、このステップS6においてCPU11は、計算結果記憶領域121内の計算結果に定数が含まれている場合には、定数値データテーブル131を参照して当該定数を数値に置換する。また、ステップS5において第2の計算結果をディスプレイ3に表示させる場合には、CPU11は従来より公知の丸め補正処理によって当該第2の計算結果を所定の桁数で表示させるようになっている。
これにより、入力された記号式と第1の計算結果(整数のみ、或いは整数及び記号からなる計算結果)とが同一表記でないと判別された場合(ステップS4;No)には当該第1の計算結果が表示され、記号式と第1の計算結果とが同一表記であると判別された場合(ステップS4;Yes)には第2の計算結果(小数に変換された計算結果)が表示される。
[1.4 動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述した関数電卓1の動作を具体的に説明する。
(動作例1)
まず、図4(a),(b)に示すように、ユーザが入力キー群2を操作して、記号式「√2+√2」を入力し(ステップS1)、EXEキー23を操作すると(ステップS2)、この記号式が単純化され、整数と根号記号とからなる第1の計算結果「2√2」が算出されて計算結果記憶領域121に記憶される(ステップS3)
次に、入力された記号式「√2+√2」と、計算結果記憶領域121における第1の計算結果「2√2」とが同一表記ではないと判定され(ステップS4;No)、図4(c)に示すように、当該第1の計算結果「2√2」がディスプレイ3に表示される。
(動作例2)
まず、図5(a),(b)に示すように、ユーザが入力キー群2を操作して、記号式「√2+√3」を入力し(ステップS1)、EXEキー23を操作すると(ステップS2)、この記号式が単純化され、整数と根号記号とからなる第1の計算結果「√2+√3」が算出されて計算結果記憶領域121に記憶される(ステップS3)
次に、入力された記号式「√2+√3」と、計算結果記憶領域121における第1の計算結果「√2+√3」とが同一表記であると判定され(ステップS4;Yes)、当該計算結果「√2+√3」が小数「3.146…」に変換されて第2の計算結果とされ、計算結果記憶領域121内の情報が更新された後(ステップS6)、図5(c)に示すように、計算結果記憶領域121における第2の計算結果「3.146…」が所定の桁数でディスプレイ3に表示される(ステップS5)。
(動作例3)
まず、図6(a),(b)に示すように、ユーザが入力キー群2を操作して、記号式「(1/2)+(1/3)」を入力し(ステップS1)、EXEキー23を操作すると(ステップS2)、この記号式が単純化され、整数と分数の括線記号とからなる第1の計算結果「5/6」が算出されて計算結果記憶領域121に記憶される(ステップS3)
次に、入力された記号式「(1/2)+(1/3)」と、計算結果記憶領域121における第1の計算結果「5/6」とが同一表記ではないと判定され(ステップS4;No)、図6(c)に示すように、当該第1の計算結果「5/6」がディスプレイ3に表示される。
(動作例4)
まず、図7(a),(b)に示すように、ユーザが入力キー群2を操作して、記号式「5/6」を入力し(ステップS1)、EXEキー23を操作すると(ステップS2)、この記号式が単純化され、整数と分数の括線記号とからなる第1の計算結果「5/6」が算出されて計算結果記憶領域121に記憶される(ステップS3)
次に、入力された記号式「5/6」と、計算結果記憶領域121における第1の計算結果「5/6」とが同一表記であると判定され(ステップS4;Yes)、当該計算結果「5/6」が小数「0.833…」に変換されて第2の計算結果とされ、計算結果記憶領域121内の情報が更新された後(ステップS6)、図7(c)に示すように、計算結果記憶領域121における第2の計算結果「0.833…」が所定の桁数でディスプレイ3に表示される(ステップS5)。
(動作例5)
まず、図8(a),(b)に示すように、ユーザが入力キー群2を操作して、記号式「(1/2)+(1/2)」を入力し(ステップS1)、EXEキー23を操作すると(ステップS2)、この記号式が単純化され、整数のみからなる第1の計算結果「1」が算出されて計算結果記憶領域121に記憶される(ステップS3)
次に、入力された記号式「(1/2)+(1/2)」と、計算結果記憶領域121における第1の計算結果「1」とが同一表記ではないと判定され(ステップS4;No)、図8(c)に示すように、当該第1の計算結果「1」がディスプレイ3に表示される。
(動作例6)
まず、図9(a),(b)に示すように、ユーザが入力キー群2を操作して、記号式「π+(√2/2)」を入力し(ステップS1)、EXEキー23を操作すると(ステップS2)、この記号式が単純化され、整数と、定数と、根号記号と、分数の括線記号とからなる第1の計算結果「π+(√2/2)」が算出されて計算結果記憶領域121に記憶される(ステップS3)
次に、入力された記号式「π+(√2/2)」と、計算結果記憶領域121における第1の計算結果「π+(√2/2)」とが同一表記であると判定され(ステップS4;Yes)、当該計算結果「π+(√2/2)」が小数「4.142…」に変換されて第2の計算結果とされ、計算結果記憶領域121内の情報が更新された後(ステップS6)、図9(c)に示すように、計算結果記憶領域121における第2の計算結果「4.142…」が所定の桁数でディスプレイ3に表示される(ステップS5)。
(動作例7)
まず、図10(a),(b)に示すように、ユーザが入力キー群2を操作して、記号式「(5/2)・c」と、当該記号式全体の単位「J」とを入力し(ステップS1)、EXEキー23を操作すると(ステップS2)、この記号式が単純化され、整数と、定数と、分数の括線記号とからなる第1の計算結果「(5/2)・c」が算出されて計算結果記憶領域121に記憶される(ステップS3)
次に、入力された記号式「(5/2)・c」と、計算結果記憶領域121における第1の計算結果「(5/2)・c」とが同一表記であると判定され(ステップS4;Yes)、当該計算結果「(5/2)・c」が小数「7.5…×10」に変換されて第2の計算結果とされ、計算結果記憶領域121内の情報が更新された後(ステップS6)、図10(c)に示すように、計算結果記憶領域121における第2の計算結果「7.5…×10」が所定の桁数でディスプレイ3に表示される(ステップS5)。また、このとき計算結果には単位「J」が付記される。
以上、本実施の形態によれば、図3のステップS3〜S5や、図4〜図10等に示したように、入力された記号式が単純化されて、整数のみからなるか、或いは整数と記号とからなる第1の計算結果が算出されるとともに、第1の計算結果が記号式と同一表記であるか否かが判別され、第1の計算結果と記号式とが同一表記でないと判別された場合には、記号式の計算結果として第1の計算結果が表示される一方、第1の計算結果と記号式とが同一表記であると判別された場合には、当該第1の計算結果が小数に変換されて第2の計算結果とされ、記号式の計算結果として第2の計算結果が表示される。従って、計算式として入力される入力式と、計算結果として出力される出力式とが同一表記の記号式である場合には、その記号式(第1の計算結果)ではなく、最終結果の表示として適した小数の数値(第2の計算結果)が計算結果として表示されるため、ユーザにとって何ら新たな情報を得られない無益な計算結果が出力されるのを防止し、有益な計算結果を出力することができる。
また、図10等に示したように、記号式についての単位が入力されると、記号式の計算結果に当該単位が付けられて表示されるので、単位付きの式で計算を行うことができる。
なお、上記の実施の形態における関数電卓1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、本発明に係る電子計算機を関数電卓1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る計算プログラム130は、電子計算機に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
また、ステップS1の処理ではユーザが入力キー群2を介して記号式を入力することとして説明したが、タッチパネル30を介して入力することとしても良い。
1 関数電卓
2 入力キー群
3 ディスプレイ
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 キー入力部
15 表示部
130 計算プログラム

Claims (4)

  1. ユーザから記号式の入力操作を受ける式入力手段と、
    前記式入力手段により入力された記号式を単純化して、整数のみからなるか、或いは整数と記号とからなる第1の計算結果を算出する計算手段と、
    前記第1の計算結果が前記記号式と同一表記であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記であると判別された場合に、当該第1の計算結果を小数に変換し、第2の計算結果とする小数変換手段と、
    前記判別手段により前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記であると判別された場合には、前記記号式の計算結果として前記第2の計算結果を表示させるとともに、前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記でないと判別された場合には、前記記号式の計算結果として前記第1の計算結果を表示させる結果表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子計算機。
  2. 請求項1記載の電子計算機において、
    前記記号式は、分数の括線、根号、定数、対数記号及び三角関数記号の少なくとも1つを含む式であることを特徴とする電子計算機。
  3. 請求項1または2記載の電子計算機において、
    前記式入力手段は、
    前記記号式についての単位を入力可能であり、
    前記結果表示制御手段は、
    前記記号式の計算結果に前記単位を付けて表示させることを特徴とする電子計算機。
  4. コンピュータに、
    ユーザから記号式の入力操作を受ける式入力機能と、
    前記式入力機能により入力された記号式を単純化して、整数のみからなる計算結果か、或いは整数と記号とからなる第1の計算結果を算出する計算機能と、
    前記第1の計算結果が前記記号式と同一表記であるか否かを判別する判別機能と、
    前記判別機能により前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記であると判別された場合に、当該第1の計算結果を小数に変換し、第2の計算結果とする小数変換機能と、
    前記判別機能により前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記であると判別された場合には、前記記号式の計算結果として前記第2の計算結果を表示させるとともに、前記第1の計算結果と前記記号式とが同一表記でないと判別された場合には、前記記号式の計算結果として前記第1の計算結果を表示させる結果表示制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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