JP7278381B2 - 液滴パターンを生成する方法、液滴パターンを有する膜を成形するためのシステム、および、液滴パターンを使って物品を製造する方法 - Google Patents

液滴パターンを生成する方法、液滴パターンを有する膜を成形するためのシステム、および、液滴パターンを使って物品を製造する方法 Download PDF

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Description

本開示は、液滴パターンを生成する方法、液滴パターンを有する膜を成形するためのシステム、および、液滴パターンを使って物品を製造する方法に関する。
ナノ加工は、100ナノメートル以下の順序の特徴を有する非常に小さな構造の製造を含む。ナノ加工がかなりの影響を及ぼした応用の1つは、集積回路の製造である。半導体加工産業は、基板上に形成される単位面積当たりの回路を増加させながら、より大きな生産歩留まりのために努力を続けている。ナノ製造における改良はより大きなプロセス制御を提供すること、および/または、スループットを改良することを含み、同時に、形成される構造の最小特徴寸法の継続的な低減を可能にする。
今日使用されている1つのナノ製造技術は、通常、ナノインプリント・リソグラフィと呼ばれている。ナノインプリント・リソグラフィは、例えば、基板上の膜を成形することによって集積デバイスの1つ以上の層を作製することを含む、種々の用途において有用である。集積デバイスの例には、CMOSロジック、マイクロプロセッサ、NANDフラッシュメモリ、NORフラッシュメモリ、DRAMメモリ、MRAM、3Dクロスポイントメモリ、Re-RAM、Fe-RAM、STT-RAM、MEMSなどが含まれるが、これらに限定されない。例示的なナノインプリント・リソグラフィ・システムおよびプロセスは、米国特許第8,349,241号、米国特許第8,066,930号、および米国特許第6,936,194号などの多数の刊行物に詳細に記載されており、これらはすべて基準により本明細書に組み込まれる。
上記特許の各々に開示されたナノインプリント・リソグラフィ技術は、成形可能材料(重合可能である)層にレリーフパターンを形成することによって基板上の膜を成形することを記載している。次いで、この膜の形状を使用して、レリーフパターンに対応するパターンを下にある基板に、および/または、その上に転写することができる。
パターニングプロセスは基板から離間されたテンプレートを使用し、成形可能材料は、テンプレートと基板との間に適用される。テンプレートは、成形可能材料と接触させられ、成形可能材料を広げ、テンプレートと基板との間の空間を満たす。成形可能液体は、成形可能液体と接触するテンプレートの表面の形状に一致する形状(パターン)を有する膜を形成するために固化される。固化の後、テンプレートは、テンプレートと基板とが離間するように、固化された層から分離される。
次に、基板および固化層は、固化層および/または固化層の下にあるパターン化層の一方または両方のパターンに対応するイメージを基板に転写するために、エッチングプロセスなどの追加のプロセスを受けることができる。
パターニングされた基板は、例えば、硬化、酸化、層形成、堆積、ドーピング、平坦化、エッチング、成形可能材料除去、ダイシング、ボンディング、およびパッケージングなどを含む、デバイス(物品)製造のための公知のステップおよびプロセスをさらに受けることができる。
本発明の第1の側面は、液滴パターン情報を生成する生成方法に係り、前記生成方法は、代表的基板に形成された基板パターン、および、代表的テンプレートのテンプレートパターンの一方または両方に関するパターン情報を取得することと、複数のフィールドのそれぞれにパターンが形成された基板の前記複数のフィールドの位置の測定を行うことによって得られる、基準に対する前記複数のフィールドの配置のオフセット情報を取得することと、前記測定が行われた基板においてテンプレートのパターンが転写されるフルフィールド上に配置するための成形可能材料の液滴パターン情報を生成すること、および、前記テンプレートと前記測定が行われた基板との間の体積を満たし、かつ、前記測定が行われた基板においてエッジの境界領域と他のフィールドとによって境界が規定され、前記テンプレートの前記パターンの一部だけが転写されるパーシャルフィールドの領域内に成形可能材料を配置するように、前記オフセット情報を用いて、前記測定が行われた基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を表す前記成形可能材料の液滴パターン情報を生成すること、を含む。
本発明の第2側面は、物品製造方法に係り、前記物品製造方法は、代表的基板の基板パターン、および、代表的テンプレートのテンプレートパターンの一方または両方に関するパターン情報を取得すること、複数のフィールドのそれぞれにパターンが形成された基板の前記複数のフィールドの位置の測定を行うことによって得られる、基準に対する前記複数のフィールドの配置のオフセット情報を取得すること、および、前記測定が行われた基板においてテンプレートのパターンが転写されるフルフィールド上に配置するための成形可能材料の第1液滴パターン情報を生成すること、および、前記テンプレートと前記測定が行われた基板との間の体積を満たし、かつ、前記測定が行われた基板においてエッジの境界領域と他のフィールドとによって境界が規定され、前記テンプレートの前記パターンの一部だけが転写されるパーシャルフィールドの領域内に成形可能材料を配置するように、前記オフセット情報を用いて、前記測定が行われた基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を表す前記成形可能材料の第2液滴パターン情報を生成すること、を含み、前記第2液滴パターン情報に従って前記特定基板の前記パーシャルフィールド上に成形可能材料を分配することと、前記成形可能材料と前記テンプレートとを接触させることと、前記基板上に硬化した成形可能材料を形成するように前記テンプレートの下の前記成形可能材料を硬化させることと、硬化した前記成形可能材料を使って前記基板を処理して物品を製造することと、を含む。
本発明の第3側面は、システムに係り、前記システムは、複数のフィールドのそれぞれにパターンが形成された基板の前記複数のフィールドの位置の測定を行うことによって得られる、基準に対する前記複数のフィールドの配置のオフセット情報オフセット情報を取得すること、および、前記測定が行われた基板においてテンプレートのパターンが転写されるフルフィールド上に配置するための成形可能材料の第1液滴パターン情報を生成すること、および、前記テンプレートと前記測定が行われた基板においてエッジの境界領域と他のフィールドとによって境界が規定され、前記テンプレートの前記パターンの一部だけが転写されるパーシャルフィールドの領域内に成形可能材料を配置するように、前記オフセット情報を用いて、前記測定が行われた基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を表す前記成形可能材料の第2液滴パターン情報を生成すること、を含むプロセッサと、前記第2液滴パターン情報に従って、前記特定基板の前記パーシャルフィールド上に成形可能材料を分配するように構成された流体ディスペンサと、前記成形可能材料を前記テンプレート内の前記テンプレートと接触させるように構成された位置決めシステムと、前記成形可能材料を硬化させるように構成された硬化システムと、を備える。
第1実施形態は、液滴パターン情報を生成する生成方法でありうる。前記方法は、パターン情報を取得することを含みうる。前記パターン情報は、代表的な基板の基板パターン、および、代表的なテンプレートのテンプレートパターンの一方または両方を含みうる。前記方法は、基準状態に対する特定基板の複数のフィールドの測定された状態を代表する、前記特定基板の前記複数のフィールドに関するオフセット情報を受信することを更に含みうる。前記液滴パターン情報は、前記特定基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を代表しうる。前記方法は、前記テンプレートと前記測定された状態における前記特定基板との間の体積を満たし、かつ、前記特定基板のエッジにおいて境界領域に広がらない成形可能材料を代表する液滴パターン情報を出力することを更に含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記測定された状態は、前記代表的な基板上の前記基板パターンの基準位置に対する前記特定基板上の前記基板パターンの測定されたオフセットを代表する情報を含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記測定されたオフセットは、前記基準位置に対する前記基板パターンの前記測定されたオフセットを代表する、第1軸に沿った距離、第2軸に沿った距離、および回転角度のうちの1以上を含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記測定された状態は、前記特定基板の、収量に寄与しない周辺部分の寸法を代表する情報を含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記測定された状態は、第1軸に沿った距離、第2軸に沿った距離、半径、偏心、真円度外れ、前記境界領域の幅、内側境界領域プロファイルのうちの1以上を含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記パターン情報は、前記代表的な基板を複数のフルフィールドと、前記複数のフルフィールドを取り囲み、前記境界領域によって、および、1又は複数の前記フルフィールドによって境界が規定される複数のパーシャルフィールドと、に分割することを代表するパターンレイアウト情報を含みうる。前記複数のフルフィールドのうち各フルフィールドは、前記テンプレートを使ってインプリントされる前記特定基板の特定部分を代表しうる。前記複数のパーシャルフィールドのうち各パーシャルフィールドは、前記境界領域と交差する前記テンプレートの部分を使ってインプリントされる前記特定基板の特定部分を代表しうる
第1実施形態の1つの側面において、前記液滴パターン情報を生成することは、前記テンプレートと代表的なフルフィールドとの間の体積を満たし、かつ、インプリント中に前記代表的なフルフィールドを超えて広がらない前記成形可能材料を前記代表的なフルフィールド上に配置するための複数の位置を代表するフルフィールド液滴パターンを生成することを含みうる。前記液滴パターン情報を生成することは、複数のパーシャルフィールド液滴パターンを生成することを含みうる。各液滴パーシャルフィールド液滴パターンは、前記特定基板の前記境界領域と各パーシャルフィールド液滴パターンとの交線を決定するように前記オフセット情報に基づいて前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって生成されうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって各パーシャル液滴パターンを生成することは、前記境界領域と前記特定基板上の各パーシャルフィールドとの前記交線で前記フルフィールド液滴パターンからの切り出しを行うことを含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって各パーシャル液滴パターンを生成することは、前記境界領域に近接する前記パーシャルフィールドの領域において、液滴を加えること、液滴を除去すること、および、液滴を移動させることと、のうち1以上をさらに含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記パターン情報は、前記代表的な基板を複数のフルフィールドと、前記複数のフルフィールドを取り囲み、前記境界領域との交差によって1つの側が規定され、かつ、1又は複数の前記フルフィールドによって境界が規定されパーシャルフィールドとに分割することを代表しうる。前記複数のフルフィールドのうちの各フルフィールドは、同様のフルパターンを有する。前記複数のパーシャルフィールドのうちの各パーシャルフィールドは、前記境界領域と交差する前記フルパターンの一部を有する、前記特定基板の特定の部分を代表する。
第1実施形態の1つの側面において、前記液滴パターン情報を生成することは、前記テンプレートと代表的なフルフィールドとの間の体積を満たすように、前記代表的なフルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を代表するフルフィールド液滴パターンを生成することを含みうる。前記液滴パターン情報を生成することは、複数のパーシャルフィールド液滴パターンを生成することを更に含みうる。各パーシャルフィールド液滴パターンは、前記オフセット情報に基づいて、前記特定基板の前記境界領域と各パーシャルフィールド液滴パターンとの前記交線を決定するように前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって生成されうる。前記成形可能材料は、インプリント中に前記境界領域に広がらない。
第1実施形態の1つの側面において、前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって各パーシャル液滴パターンを生成することは、前記境界領域と前記特定基板上の各パーシャルフィールドとの交線で前記フルフィールド液滴パターンからの切り出しを行うことを含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって各パーシャル液滴パターンを生成することは、前記境界領域に近接する前記パーシャルフィールドの領域において、液滴を加えること、液滴を除去すること、および、液滴を移動させること、のうちの1以上をさらに含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記基板パターンは、インプリント処理中に前記テンプレートが位置合わせされる前記基板のトポグラフィであってよく、前記オフセット情報は、前記特定基板の中心および前記基板上の層の中心のいずれか1つに対する前記基板トポグラフィの位置を含みうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記オフセット情報は、1以上のフルフィールドにおける前記特定基板の基板パターンとの前記テンプレートの1つ以上の位置合わせに基づきうる。
第1実施形態の1つの側面において、前記基板パターンおよび前記テンプレートパターンの一方または両方がフィーチャを有しなくてよい。
第1実施形態の1つの側面において、前記測定された状態は、前記代表的な基板の基準エッジに対する前記特定基板上の最上膜の測定された範囲を代表する情報を含みうる。
第2実施形態は、物品を製造する物品製造方法でありうる。前記物品製造方法は、前記液滴パターン情報を生成することを含みうる。前記液滴パターン情報を生成することは、パターン情報を取得することを含みうる。前記パターン情報は、代表的な基板の基板パターン、および、代表的なテンプレートのテンプレートパターンの一方または両方を含みうる。前記液滴パターン情報を生成することは、基準状態に対する特定基板の複数のフィールドの測定された状態を代表する、前記特定基板の複数のフィールドに関するオフセット情報を取得することを更に含みうる。前記液滴パターン情報は、前記特定基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を代表しうる。前記液滴パターン情報を生成することは、前記テンプレートと前記測定された状態における前記特定基板との間の体積を満たし、かつ、前記特定基板のエッジにおいて境界領域に広がらない成形可能材料を代表する液滴パターン情報を生成することを更に含みうる。前記物品製造方法は、前記液滴パターン情報に従って前記特定基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料を分配することを更に含みうる。前記物品製造方法は、前記成形可能材料と前記テンプレートとを接触させることを更に含みうる。前記物品製造方法は、前記基板上に硬化した成形可能材料を形成するように前記テンプレートの下の前記成形可能材料を硬化させることを更に含みうる。前記物品製造方法は、硬化した前記成形可能材料を使って前記板を処理して前記物品を製造することを更に含みうる。
実施形態は、基板上の膜を成形するためのシステムでありうる。前記システムは、テンプレートを保持するように構成されたテンプレートチャックを備えうる。前記システムは、前記特定基板を保持するように構成された基板チャックを更に備えうる。前記背システムは、液滴パターン情報を生成するように構成されたプロセッサを更に備えうる。前記液滴パターン情報を生成することは、代表的な基板の基板パターン、および、代表的なテンプレートのテンプレートパターンの一方または両方を取得することを含みうる。前記液滴パターン情報を生成することは、基準状態に対する特定基板の複数のフィールドの測定された状態を代表する、前記特定基板の前記複数のフィールドに関するオフセット情報を取得することを更に含みうる。前記液滴パターン情報を生成することは、前記テンプレートと前記測定された状態における前記特定基板との間の体積を満たし、かつ、前記特定基板のエッジにおいて境界領域に広がらない成形可能材料を代表する液滴パターン情報を生成することを更に含みうる。前記液滴パターン情報は、前記特定基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を代表しうる。前記システムは、前記液滴パターン情報に従って、前記特定基板の前記パーシャルフィールド上に成形可能材料を分配するように構成された流体ディスペンサを更に備えうる。前記システムは、前記成形可能材料を前記テンプレート内の前記テンプレートと接触させるように構成された位置決めシステムを更に備えうる。前記システムは、前記成形可能材料を硬化させるように構成された硬化システムを更に備えうる。
本開示のこれらおよび他の目的、特徴、および利点は、添付の図面および提供される特許請求の範囲と併せて、本開示の例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって明らかになるのであろう。
本発明の特徴および利点が詳細に理解されうるように、本発明の実施形態のより具体的な説明は、添付の図面に示される実施形態を参照することによってなされうる。
しかし、添付の図面は本発明の典型的な実施形態を示すに過ぎず、したがって、本発明は他の等しく有効な実施形態を認めることができるので、本発明の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
一実施形態で使用されるように、基板から離間されたメサを有するテンプレートを有する例示的なナノインプリントリソグラフィーシステムの説明図である。 一実施形態で使用することができる例示的なテンプレートの図。 一実施形態で使用される例示的なインプリント方法を示すフローチャート。 一実施形態で使用される例示的な基板を示す図。 一実施形態で使用される例示的な基板を示す図。 一実施形態で使用されるフルフィールドの例示的な液滴パターンを示す図。 一実施形態で使用されるパーシャルフィールドの例示的な液滴パターンを示す図。 一実施形態で使用されるパーシャルフィールドの例示的な液滴パターンを示す図。
図面全体を通して、別段の記載がない限り、同じ参照符号および文字は、例示された実施形態の同様の特徴、要素、構成要素または部分を示すために使用される。さらに、本開示は図面を参照して詳細に説明されるが、例示的な実施形態に関連してそのように行われる。添付の特許請求の範囲によって定義される主題の開示の真の範囲および精神から逸脱することなく、記載された例示的な実施形態に対して変更および修正を行うことができることが意図される。
インプリンティング処理は、基板を複数のフィールドに分割することを含むことができる。次に、1つ以上のフィールドをテンプレートによってインプリントすることができる。基板は、複数のフィールド(矩形または他の何らかの形状であってもよい)を有する正確なモザイク化に適応しない形状(円形または他の何らかの形状であってもよい)を有する可能性がある。この場合、基板は、複数のパーシャルフィールドによって囲まれた複数のフルフィールドに分割されてもよい。
インプリント工程は、液滴パターンの生成も含む。液滴パターンは、成形可能材料が各フィールドのエッジ、テンプレートのエッジ、および/または、基板のエッジを越えて漏出させない一方で、各フィールドにおいてテンプレートと基板との間の体積を満たす、基板上に堆積される成形可能材料の液滴の位置、サイズ、および/または体積のリストであってもよい。液滴パターンは、基板パターン情報およびテンプレートパターン情報に基づいて生成することができる。流体シミュレーション方法、および/または、他のシミュレーション方法が、液滴パターンがテンプレートと基板との間の体積をどのように充填するかを予測するために使用されてもよい。実験的方法を用いて液滴パターンを生成することもできる。
各フルフィールドの液滴パターンは、実質的に同じであってもよい。本開示の文脈において、実質的に同じである各液滴パターンは、流体ディスペンサおよび運動コントローラの配置および体積精度によって制限される設計目標である。流体ディスペンサ122は、非常に小さい液滴については0.01pLから非常に大きい液滴については10mLの間の精度を有することができる。ステージコントローラは、小さな液滴を非常に正確に配置するためには1nm未満、非常に大きな液滴のためには10mmの精度を有することができる。一方、各パーシャルフィールドの液滴パターンは、フルフィールド液滴パターンの修正バージョンである。例えば、パーシャルフィールドは、フルフィールド液滴パターンから「切り出される」パーシャルフィールド液滴パターンを必要とすることがある。パーシャルフィールド液滴パターンは、基板中心および基板半径に対応する半径に沿って切り出されるフルフィールド液滴パターンであってもよく、液滴パターン基板エッジ除外領域を引いた半径であってもよい。出願人は、パーシャルフィールド液滴パターンが基板の中心にはないが、各基板に特有の量だけオフセットされた半径に沿って切り取られる場合、インプリントプロセスがより良好な結果をもたらすことを見出した。一実施形態では、基板半径が基板の傾斜部分または丸みを帯びた部分を含まない基板のパターン化領域の縁部を指す。
インプリンティング処理は、多層を生成するために使用される多段階処理において、わずか1段階であってもよい。異なる層の全ては互いに整列される必要があるが、必ずしも基板の中心と整列される必要はない。したがって、基板上の第1のパターン化層(LOパターン)は、すべての後続の層の好ましい位置を決定する。本出願人は、LOパターンの実際の配置が基板中心に対して何らかの固有の変動性を有することを見出した。出願人はまた、LO配置の基板間のばらつきが、インプリントされる各パーシャルフィールドに対して具体的に切り出された固有の液滴パターンを必要とするほど十分に大きいことを見出した。したがって、所与のパーシャルフィールド液滴パターンを用いたインプリントは、幾つかの基板に理想的でありうるのに対して、基板上に異なるLO配置を有する他の基板上に、又は異なる基板トポグラフィを生じさせ、過剰又は不十分な成形可能材料に関連する欠陥を生じさせうる。
本出願人はまた、基板が幾何学的形状の変化を有しうることを見出した。例えば、直径300mmの基板は、±0.2mm又は±0.02mmの直径公差を有することができる。基板はまた、ノッチ、平坦な側面、または位置合わせを助ける他の特徴を含むことができ、部分的なフィールド液滴パターンを生成するときに考慮に入れる必要がある場合がある。
あるいは、基板全体に、単一のテンプレートを用いて一度にすべてインプリントすることができる。基板およびテンプレートの一方または両方は、基板を横切ってフィールドされる再送フィールドを有することができる。この場合、フルフィールド液滴パターン及びパーシャルフィールド液滴パターンは、上述したのと同じ方法で生成される。
必要なのは、基板の一方または両方における変動、および基板上のパターンの位置を考慮に入れた部分的なフィールド液滴パターンを生成する方法である。必要性は、基板とテンプレートの両方にパターンがある場合に最大となる。また、基板およびテンプレートの一方または両方の幾何学的形状の変動のために、テンプレートおよび基板上にフィーチャがない場合であっても、必要性がある。
ナノインプリントシステム(整形システム)
図1は、一実施形態を実施することができるナノインプリント・リソグラフィ・システム100の説明図である。ナノインプリント・リソグラフィー・システム100は、基板102の膜を成形するために使用される。基板102は、基板チャック104に結合されてもよい。基板チャック104は真空チャック、ピン型チャック、溝型チャック、静電チャック、電磁チャック等であってもよいが、これらに限定されない。
基板102および基板チャック104は、基板位置決めステージ106によってさらに支持されてもよい。基板位置決めステージ106は、x軸、y軸、z軸、q軸、y軸、およびcp軸のうちの1つまたは複数に沿った並進運動および/または回転運動を提供することができる。また、基板位置決めステージ106、基板102、及び基板チャック104は、ベース(図示せず)上に位置決めされてもよい。基板位置決めステージは、位置決めシステムの一部であってもよい。
基板102から離間してテンプレート108がある。テンプレート108は、テンプレート108のフロントエンド上で基板102に向かって延びるメサ(モールドとも呼ばれる)110を有する本体を含むことができる。メサ110は、テンプレート108の前側にも、その上にパターン化表面112を有する可能性がある。あるいは、テンプレート108がメサ110なしで形成されてもよく、その場合、基板102に対向するテンプレートの表面はモールド110と同等であり、パターニング表面112は基板102に対向するテンプレート108の表面である。
テンプレート108は、溶融シリカ、石英、シリコン、有機ポリマー、シロキサンポリマー、ホウケイ酸ガラス、フルオロカーボンポリマー、金属、硬化サファイアなどを含むがこれらに限定されない材料から形成されてもよい。パターニング表面112は、複数の離間したテンプレート凹部114および/またはテンプレート突起116によって画定されるフィーチャを有することができる。パターニング面112は、基板102上に形成されるパターンの基礎を形成するパターンを定義する。代替の実施形態では、パターン化表面112が特徴のないものであり、その場合、平面表面が基板上に形成される。代替的な実施形態では、パターン形成面112がフィーチャを有せず、基板と同じサイズであり、基板全体にわたって平面表面が形成される。
テンプレート108は、テンプレートチャック118に結合することができる。テンプレートチャック118は、真空チャック、ピン型チャック、溝型チャック、静電チャック、電磁チャック、および/または他の同様のチャック型であってもよいが、これらに限定されない。テンプレートチャック118は、テンプレート108にわたって変化する応力、圧力、および/または、歪みをテンプレート108に加えるように構成されてもよい。テンプレートチャック118は、テンプレート108の異なる部分を縮め、および/または、引き延ばすことができる圧電アクチュエータを含んでもよい。テンプレートチャック118は、テンプレートを曲げ、変形させるテンプレートの背面に圧力差を加えることができるゾーンベースの真空チャック、アクチュエータアレイ、圧力ブラダなどのシステムを含んでもよい。
テンプレートチャック118は、位置決めシステムの一部であるインプリントヘッド120に結合することができる。インプリントヘッドは、ブリッジに連結されてもよい。インプリントヘッド120は、ボイスコイルモータ、圧電モータ、リニアモータ、ナットおよびスクリューモータなどの1以上のアクチュエータを含むことができ、これらのアクチュエータはテンプレートチャック118を基板に対して少なくともz軸方向に、および潜在的に他の方向(例えば、x軸、y軸、θ軸、ψ軸、およびφ軸)に移動させるように構成される。
ナノインプリント・リソグラフィ・システム100は、流体ディスペンサ122をさらに含んでもよい。流体ディスペンサ122はまた、ブリッジに移動可能に連結されてもよい。一実施形態では、流体ディスペンサ122およびインプリントヘッド120が1以上の、または、すべての位置決め構成要素を共有する。代替実施形態では、流体ディスペンサ122およびインプリントヘッド120が互いに独立して移動する。流体ディスペンサ122を使用して、液体成形可能材料124(例えば、重合可能材料)を基板102上にパターンで堆積させることができる。追加の成形可能材料124はまた、成形可能材料124が基板102上に堆積される前に、滴下分配、スピンコーティング、浸漬コーティング、化学蒸着(CVD)、物理蒸着(PVD)、薄膜堆積、厚膜堆積などの技法を使用して基板102に追加されてもよい。成形可能材料124は、設計上の考慮事項に応じて、型112と基板102との間に所望の体積が画定される前および/または後に、基板102上に分配されてもよい。成形可能材料124は、米国特許第7,157,036号および米国特許第8,076,386号に記載されているようなモノマーを含む混合物を含むことができ、これらは両方とも基準により本明細書に組み込まれる。
異なる流体ディスペンサ122は、成形可能材料124を分配するために異なる技術を使用することができる。成形可能材料124が噴射可能である場合、インクジェットタイプのディスペンサを使用して成形可能材料を分配することができる。例えば、サーマルインクジェッティング、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)ベースのインクジェッティング、バルブジェット、および圧電インクジェッティングは、ジェッタブル液体を分配するための一般的な技術である。
ナノインプリント・リソグラフィ・システム100は、露光経路128に沿って化学線エネルギーを導く少なくとも1つの放射線源126を含む硬化システムをさらに含むことができる。インプリントヘッドおよび基板位置決めステージ106は、テンプレート108および基板102を露光経路128と重ね合わせて位置決めするように構成することができる。放射線源126は、テンプレート108が成形可能材料128と接触した後、露光経路128に沿って化学線エネルギーを送る。図1は、テンプレート108が成形可能材料124と接触していないときの露光経路128を示しており、これは、個々の構成要素の相対位置を容易に識別することができるように、例示の目的で行われる。当業者であれば、テンプレート108が成形可能材料124と接触したときに、露光経路128が実質的に変化しないことを理解するのであろう。
ナノインプリント・リソグラフィ・システム100は、テンプレート108が成形可能材料124と接触した後、成形可能材料124の広がりを見るように配置されるフィールドカメラ136をさらに含んでもよい。図1は、フィールドカメラのイメージフィールドの光軸を破線として示す図である。図1に図示されるように、ナノインプリント・リソグラフィ・システム100は、化学線と、フィールドカメラによって検出される光とを組み合わせる1つまたは複数の光学構成要素(ダイクロイックミラー、ビームコンバイナ、プリズム、レンズ、ミラーなど)を含んでもよい。フィールドカメラ136は、テンプレート108の下で成形可能材料の広がりを検出するように構成することができる。図1に示されるようなフィールドカメラ136の光軸は直線状であるが、1つまたは複数の光学部品によって曲げられてもよい。フィールドカメラ136は、CCD、センサーアレイ、ラインカメラ、および、成形可能材料と接触しているテンプレート108の下の領域と、成形可能材料124と接触していないテンプレート108の下の領域との間のコントラストを示す波長を有する光を集めるように構成された光検出器のうちの1つまたは複数を含んでもよい。フィールドカメラ136は、可視光の単色画像を集めるように構成することができる。フィールドカメラ136は、テンプレート108の下の成形可能材料124の広がりの画像、硬化した成形可能材料からのテンプレート108の分離を提供するように構成されてもよく、インプリントプロセスの進行を追跡するために使用されてもよい。また、フィールドカメラ136は干渉縞を測定するように構成されてもよく、干渉縞は、成形可能材料がパターン化表面112と基板表面130との間のギャップの間に124広がるにつれて変化する。
ナノインプリント・リソグラフィ・システム100は、フィールドカメラ136とは別個の液滴検査システム138をさらに含んでもよい。液滴検査システム138は、CCD、カメラ、ラインカメラ、および光検出器のうちの1つ以上を含んでもよい。液滴検査システム138は、レンズ、ミラー、アパーチャ、フィルタ、プリズム、偏光子、ウィンドウ、適応光学系、および/または光源などの1つまたは複数の光学構成要素を含むことができる。
液滴検査システム138は、パターニング面112が基板102上の成形可能材料124に接触する前に液滴を検査するように配置されてもよい。
ナノインプリント・リソグラフィ・システム100は、テンプレート108および基板102の一方または両方に熱放射の空間分布を提供するように構成されうる熱放射源134をさらに含んでもよい。熱放射源134は、基板102およびテンプレート108の一方または両方を加熱し、成形可能材料124を固化させない1つまたは複数の熱電磁放射源を含むことができる。熱放射源134は熱放射の空間的時間分布を変調するために、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、Liquid Crystal on Silicon(LCoS)、LiquidCrystal Device(LCD)などの空間光変調器を含んでもよい。ナノインプリント・リソグラフィ・システムはさらに、型板108が基板102上の成形可能材料124と接触するときに、フィールドカメラ136によって集められた化学線、熱放射線、および放射線を、インプリントフィールドと交差する単一の光路上に結合するために使用される1つまたは複数の光学部品を含んでもよい。熱放射源134は、テンプレート108が成形可能材料128と接触した後、熱放射経路(図1では2本の太い暗線として図示されている)に沿って熱放射を送ることができる。図1は、テンプレート108が成形可能材料124と接触していないときの熱放射経路を示しており、これは、個々の構成要素の相対位置を容易に識別することができるように、例示の目的で行われている。当業者であれば、テンプレート108を成形可能材料124と接触させても、熱放射経路は実質的に変化しないことを理解するのであろう。図1では熱放射経路がテンプレート108で終端して示されているが、基板102で終端してもよい。代替実施形態では、熱放射源134は基板102の下にあり、熱放射経路は化学線および可視光と組み合わされない。
成形可能材料124が基板上に分配される前に、基板コーティング132が基板102に塗布されてもよい。一実施形態では、基板コーティング132は接着層であってもよい。一実施形態では、基板が基板チャック104上にロードされる前に、基板コーティング132を基板102に塗布することができる。代替実施形態では、基板102が基板チャック104上にある間に、基板コーティング132を基板102に塗布することができる。一実施形態では、基板コーティング132がスピンコーティング、ディップコーティングなどによって塗布することができる。一実施形態では、基板102は半導体ウエハであってもよい。別の実施形態では、基板102がインプリントされた後に娘テンプレートを作成するために使用することができるブランクテンプレート(レプリカブランク)とすることができる。
ナノインプリント・リソグラフィ・システム100は、基板チャック104、基板位置決めステージ106、テンプレートチャック118、インプリントヘッド120、流体ディスペンサ122、放射源126、熱放射源134、フィールドカメラ136、および/または液滴検査システム138などの1つまたは複数の構成要素および/またはサブシステムと通信する1つまたは複数のプロセッサ140(コントローラ)によって調整、制御、および/または指示することができる。プロセッサ140は、非一時的コンピュータ可読メモリ142に記憶されたコンピュータ可読プログラム内の命令に基づいて動作することができる。プロセッサ140は、CPU、MPU、GPU、ASIC、FPGA、DSP、および汎用コンピュータのうちの1つ以上でありうるか、またはそれらを含みうる。プロセッサ140は、目的で構築されたコントローラであってもよく、またはコントローラであるように構成された汎用コンピューティングデバイスであってもよい。非一時的コンピュータ可読可能メモリの例としては、RAM、ROM、CD、DVD、Blu-Ray、ハードドライブ、ネットワーク接続されたアタッチトストレージ(NAS)、イントラネット接続された一時的でないコンピュータ可読可能なストレージデバイス、およびインターネット接続された一時的でないコンピュータ可読可能なストレージデバイスが挙げられるが、これらに限定されない。
インプリントヘッド120、基板位置決めステージ106、またはその両方が成形可能材料124で充填される所望の空間(3次元における有界の物理的広がり)を規定するために、モールド110と基板102との間の距離を変化させる。例えば、インプリントヘッド120は、モールド110が成形可能材料124と接触するようにテンプレート108に力を加えることができる。所望の体積が成形可能材料124で満たされた後、放射源126は基板表面130およびパターニング表面112の形状に一致して、成形可能材料124を硬化、固化、および/または架橋させる化学線(例えば、UV、248nm、280nm、350nm、365nm、395nm、400nm、405nm、435nmなど)を生成し、基板102上にパターニングされた層を画定する。成形可能材料124は、テンプレート108が成形可能材料124と接触している間に硬化され、基板102上にパターン化された層を形成する。したがって、ナノインプリント・リソグラフィ・システム100は、インプリントプロセスを使用して、パターン化表面112内のパターンの逆数である凹部および突起を有するパターン化層を形成する。
代替の実施形態では、ナノインプリント・リソグラフィ・システム100がインプリントプロセスを使用して、特徴のないパターン化表面112を有する平面層を形成する。
インプリントプロセスは、基板表面130全体に広がる複数のインプリントフィールドで繰り返し実行することができる。各インプリントフィールドは、メサ110と同じサイズであってもよいし、メサ110のパターン領域と同じサイズであってもよい。メサ110のパターン領域は、デバイスの特徴である基板102上にパターンをインプリントするために使用されるか、次いでデバイスの特徴を形成するために後続のプロセスで使用されるパターン化表面112の領域である。メサ110のパターン領域は、押し出しを防止するために使用される質量速度変動フィーチャ(流体制御フィーチャ)を含んでもよく、または含まなくてもよい。代替実施形態では、基板102が基板102またはメサ110でパターニングされる基板102の領域と同じサイズの1つのインプリントフィールドのみを有する。代替の実施形態では、インプリントフィールドは重なり合う。インプリントフィールドのいくつかは、基板102の境界を横切るパーシャルインプリントフィールドであってもよい。
パターン化層は、各インプリントフィールドにおいて基板表面130とパターニング表面112との間の成形可能材料124の最小厚さである残留層厚さ(RLT)を有する残留層を有するように形成されてもよい。パターン化層はまた、厚さを有する残留層の上に延在する突起などの1つまたは複数の特徴を含むことができる。これらの突起は、メサ110の凹部114と一致する。
テンプレート
図2は、一実施形態で使用することができるテンプレート108の図である。パターニング表面112は、メサ110(図2の破線ボックスによって識別される)上にあってもよい。メサ110は、テンプレートの前側の凹面244によって取り囲まれている。メサ側壁246は、凹表面244をメサ110のパターン化表面112に接続する。メサ側壁246は、メサ110を取り囲む。メサが丸いか、または丸いコーナーを有する実施形態では、メサ側壁246がコーナーのない連続壁である単一のメサ側壁を指す。
インプリント工程
図3は、1つ以上のインプリントフィールド(パターン領域またはショット領域とも呼ばれる)上に形成可能材料124内にパターンを形成するために使用することができる、ナノインプリント・リソグラフィ・システム100によるインプリントプロセス300のフローチャートである。インプリントプロセス300は、ナノインプリント・リソグラフィ・システム100によって、複数の基板102上で繰り返し実行されてもよい。プロセッサ140は、インプリントプロセス300を制御するために使用することができる。
代替実施形態では、インプリントプロセス300を使用して、基板102を平坦化する。その場合、パターニング表面112はフィーチャを有せず、基板102と同じ大きさであってもよいし、より大きくてもよい。
インプリントプロセス300の開始は、テンプレート搬送機構にテンプレート108をテンプレートチャック118上に装着させるテンプレート装着ステップを含むことができる。インプリンティング処理はまた、基板実装ステップを含んでもよく、プロセッサ140は基板搬送機構に基板102を基板チャック104上に実装させてもよい。基板は、1つ以上のコーティングおよび/または構造を有する可能性がある。テンプレート108および基板102がナノインプリント・リソグラフィ・システム100上に実装される順序は特に限定されず、テンプレート108および基板102は順次または同時に実装されてもよい。
位置決めステップでは、プロセッサ140が基板位置決めステージ106および/またはディスペンサ位置決めステージの一方または両方が基板102のインプリントフィールド/(インデックス/最初は1に設定されてもよい)を、流体ディスペンサ122の下の流体ディスペンサ位置に移動させてもよい。基板102はN個のインプリントフィールドに分割することができ、各インプリントフィールドは、インデックスiによって識別される。ここで、Nは、1、10、75などの実数である。つまり、
Figure 0007278381000001
である。分配ステップS302において、プロセッサ140は、流体ディスペンサ122に、インプリントフィールド/上に成形可能材料を分配させることができる。一実施形態では、流体ディスペンサ122は、成形可能材料124を複数の液滴として分配する。流体ディスペンサ122は、1つのノズルまたは複数のノズルを含んでもよい。流体ディスペンサ122は、1つまたは複数のノズルから成形可能材料124を同時に噴射することができる。インプリントフィールドiは、流体ディスペンサが成形可能材料124を吐出している間、流体ディスペンサ122に対して移動されてもよい。したがって、液滴のいくつかが基板上に着地する時間は、インプリントフィールドiにわたって変化しうる。一実施形態では分配ステップS302中に、成形可能材料124は液滴パターンに従って基板上に分配されてもよい。液滴パターンは、成形可能材料の液滴を堆積させる位置、成形可能材料の液滴の体積、成形可能材料のタイプ、成形可能材料の液滴の形状パラメータなどの1つまたは複数の情報を含むことができる。一実施形態では、液滴パターンが分配される液滴の体積と、液滴を堆積させる場所の位置のみを含むことができる。
液滴が分配された後、接触ステップ5304を開始することができ、プロセッサ140は基板位置決めステージ106およびテンプレート位置決めステージの一方または両方に、テンプレート108のパターニング表面112をインプリントフィールドi内の成形可能材料124と接触させることができる。
スプレッディングステップS306の間、成形可能材料124は、次に、インプリントフィールドiおよびメサ側壁246のエッジに向かって広がる。インプリントフィールドのエッジは、メサ側壁246によって画定することができる。成形可能材料124がどのように広がり、メサを充填するかは、フィールドカメラ136を介して観察することができ、成形可能材料の流体フロントエンドの進行を追跡するために使用することができる。
硬化ステップS308において、プロセッサ140は、化学線の硬化照明パターンをテンプレート108、メサ110及びパターニング面112を通して送るように、放射線源126に命令を送ることができる。硬化照明パターンは、パターニング表面112の下の成形可能材料124を硬化(重合)させるのに十分なエネルギーを提供する。
分離ステップS310において、プロセッサ140は、基板チャック104、基板位置決めステージ106、テンプレートチャック118、およびインプリントヘッド120のうちの1つ以上を使用して、テンプレート108のパターン化表面112を基板102上の硬化成形可能材料から分離する。
インプリントされるべき追加のインプリントフィールドがある場合、プロセスはステップS302に戻る。一実施形態では、製造品(例えば、半導体デバイス)を作成するために、処理ステップS312において基板102に対して追加の処理が実行される。一実施形態では、各インプリントフィールドが複数の装置を含む。
処理ステップS312におけるさらなる処理はパターン化層内のパターンに対応するレリーフイメージを基板内に、またはそのパターンの逆に転写するためのエッチング処理を含んでもよい。処理ステップS312におけるさらなる処理はまた、例えば、硬化、酸化、層形成、堆積、ドーピング、平坦化、エッチング、成形可能材料除去、ダイシング、ボンディング、パッケージングなどを含む、物品製造のための既知のステップおよびプロセスを含んでもよい。基板102は、複数の物品(デバイス)を製造するために処理されてもよい。
フィールドレイアウト
単一の基板を使用して、10~10,000の同一のデバイスを製造することができる。単一の基板を複数のデバイスに変えることは、多段階製造プロセスである。これらの製造プロセスは基板プロセス全体(例えば、スピンコーティング、平坦化、ウエハ・インプリント・リソグラフィ全体など)、走査プロセス(例えば、検査、ダイシングなど)、ステップおよびリピートプロセス(例えば、インプリント・リソグラフィ、液滴パターン分配など)を含んでもよい。ステップ・アンド・リピート・プロセスでは、基板を複数のフィールドに分割する必要がある。各フィールドは、1または多数の同一のデバイスを含むことができる。基板は、フィールドとは異なる形状を有する可能性がある。この場合、基板は、複数のフルフィールドと複数のパーシャルフィールドとに分割される必要がある。フルフィールドの各々は、互いに同一であってもよい。複数のパーシャルフィールドは、複数のフルフィールドを取り囲むことができ、各パーシャルフィールドは、基板のエッジまたは境界領域によって、また、フルフィールドのうちの1以上によって境界が定められうる。図4Aは、中心基準点448を有する代表的な円形基板102の図である。円形基板は、複数のフルフィールドと複数のパーシャルフィールドを含む84の代表的な矩形フィールドに分割される。代替の実施形態では、基板をモザイク状にするために、1つまたは複数の幾何学的形状が使用される。
図4Bは、パターン402aおよび最上膜402bを含む例示的な基板102の図である。これらのパターンは、ドープ領域、エッチング領域、および/またはデバイスを形成するために形成または使用される下層基板に対する他の修正であってもよい。例示的な基板102はまた、パターンを含んでもよいし、含まなくてもよい、絶縁材料、金属、平坦化材料、レジストなどの1つまたは複数の膜を含んでもよい。出願人は、これらのパターンおよび膜の各々が図4Bに示されるように、必ずしも基板の中心と整列していないことを確認した。膜及び基板の中心を有するパターンの図4Bにおけるミスアラインメントは、説明目的のために誇張されており、0.001mmから5mmのオーダーでありうる。本出願人はまた、各フィルムの半径方向の広がりも、必ずしも基板または下にあるパターンの中心と整列していないことを確認した。
液滴パターン生成
本出願人は、成形可能材料124の複数の液滴を基板102上に堆積させ、次にこれにインプリントすることが有用であることを見出した。インプリンティングはフィールドごとに、またはウエハ全体に基づいて行うことができる。成形可能材料124の液滴はフィールドごとに、または基板全体に堆積されてもよい。本出願人は液滴が基板全体に堆積される場合であっても、液滴パターンを生成することはフィールド毎に行われることが好ましいことを見出した。
フルフィールドのための液滴パターンを生成することは、代表的な基板102の基板パターンと、代表的なテンプレート102のテンプレートパターンとを受信するプロセッサ140を含むことができる。
基板パターンは、代表的な基板の基板トポグラフィ、代表的な基板のフィールド、および/または代表的な基板のフルフィールドに関する情報を含むことができる。基板トポグラフィは、測定されてもよいし、以前の製造ステップに基づいて生成されてもよいし、および/または、設計データに基づいて生成されてもよい。代替の実施形態では、基板パターンは、以前の製造ステップがなかったか、または基板がトポグラフィを低減するために以前に平坦化されていたために、フィーチャを有しない。基板トポグラフィは、ベベル、代表基板のエッジの丸めなどの形状に関する情報を含んでもよい。基板トポグラフィは、基板の向きを識別する1つまたは複数のフラットまたはノッチの形状および位置に関する情報を含むことができる。基板トポグラフィは、パターンが形成される基板の領域を囲む参照エッジの形状および位置に関する情報を含んでもよい。
テンプレートパターンは、代表的なテンプレートのパターニング表面112のトポグラフィに関する情報を含むことができる。パターニング表面112のトポグラフィは、設計データに基づいて測定および/または生成されてもよい。代替の実施形態では、代表的な実施形態のテンプレートパターンはフィーチャを有せず、基板102を平坦化するために使用されてもよく、パターニング表面112は、個々のフルフィールド、複数フィールドまたは基板全体であってもよいし、基板よりも大きくてもよい。
基板パターンおよびテンプレートパターンが受け取られると、プロセッサ140は、基板とパターニング表面とがインプリント中にギャップによって分離されるときに基板とパターニング表面との間の体積を満たす膜を生成する成形可能材料124の分布を計算することができ、基板上の成形可能材料の分布は、成形可能材料の面密度、成形可能材料の液滴の位置、および/または成形可能材料の液滴の体積の形態をとることができ、成形可能材料の分布を計算することは、成形可能材料の材料特性、パターニング表面の材料特性、基板表面の材料特性、パターニング表面と基板表面との間の体積の空間変動、流体流、蒸発などのうちの1つまたは複数を考慮に入れることができる。
一実施形態では、成形可能材料の分布の計算が基板パターンおよびテンプレートパターンの一方または両方の反復性を利用して、計算時間を短縮する。例えば、フルフィールド液滴パターン550は、図5Aに示されるように、フルフィールドについて計算されてもよい。図5Aに示すフルフィールド液滴パターン550は、液滴の規則的なアレイとして示されており、フルフィールド液滴パターン550は、不規則であってもよく、ほんの数滴または何百万もの液滴を含んでもよい。
一実施形態では、フルフィールド液滴パターン550が代表的な基板の基板表面130の代表的なフルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を代表する。また、フルフィールド液滴パターンは、テンプレート108のパターニング表面112と基板表面130の代表的なフルフィールドとの間の体積を充填する。本文脈では、テンプレート108のパターニング表面112と、インプリント処理中の基板表面130の代表的なフルフィールドとの間に体積を充填することは、時間の0.001%~10%で満たすことができる設計目標である。フルフィールド液滴パターンはまた、インプリントプロセスの間、代表的なフルフィールドを越えて広がらない。本文脈では、インプリントプロセス中に代表的なフルフィールドを越えて広がらないことは、時間の0.001%~10%で満たすことができる設計目標である。フルフィールド液滴パターンは、成形可能材料124が化学線によって硬化される前にメサ側壁246を越えずにテンプレート108の突起116及び凹部114を満たすことができるように生成される。一実施形態では、液滴パターン情報を出力するステップは、液滴パターン情報を1以上のプロセッサに送り、次いで、1以上のプロセッサが流体ディスペンサ122および1以上の位置決めステージに命令を送ることを含むことができる。一実施形態では、液滴パターン情報を出力するステップは、液滴パターン情報を非一時的なコンピュータ可読メモリに保存するステップを含むことができ、コンピュータ可読メモリは、次に、1以上の流体ディスペンサ122および1以上の位置決めステージに命令を送信するために使用することができる。一実施形態では、液滴パターン情報を出力するステップは、液滴パターン情報をオペレータに提示することを含むことができ、オペレータは、次に、流体ディスペンサ122および1つまたは複数の位置決めステージのうちの1以上への命令の送信を承認することができる。
パーシャルフィールド液滴パターン生成
図5Bは、特定のパーシャルフィールド液滴パターン552aを形成するために、フルフィールド液滴パターン550がどのようにクロッピングされるかを示す図である。各パーシャルフィールドは、1以上のフルフィールドによって境界が規定されうる。パーシャルフィールドのいくつかは、別のパーシャルフィールドによって境界が規定されうる。また、各パーシャルフィールドは、基板のエッジまたは基板のエッジの境界領域554によって境界が規定されうる。一実施形態では、パーシャルフィールド液滴パターン552aは、図5Bに示すように、境界領域554に基づいてフルフィールド液滴パターン550から切り出されたものである。境界領域554内または基板の外側にある液滴は、フルフィールド液滴パターンから除去され、したがって、パーシャルフィールド液滴パターン552aを形成する。一実施形態では、各パーシャル液滴パターン552aを生成するようにフルフィールド液滴パターン550を修正することは、境界領域554に隣接するパーシャルフィールドの領域内に、液滴を追加すること、液滴を除去すること、および、液滴を移動させることのうちの1以上をさらに含む。一実施形態では、フルフィールド液滴パターン550は、成形可能材料124が特定基板の境界領域554内に広がらないように修正される。本開示の文脈では、特定基板の境界領域554に広がらない成形可能材料124は、境界領域554のあるパーセンテージ(例えば、90%、99%、または99.999%)を超えることが設計目標であることを意味する。一実施形態によると、各パーシャル液滴パターン552aを生成することは、特定基板の測定された状態を考慮に入れて、各パーシャルフィールにおけるテンプレート下の液滴の広がりをシミュレートすることを含んでもよい。
一実施形態では、基板は、形成すべきパターンの下に下地パターンを含むことができる。基準位置に対する、各特定基板に対する下地パターンの位置は、第1軸に沿った距離Δx、第2軸に沿った距離Δy、および/または、回転の角度Δθによって変化しうる。第2軸は、第1軸に対して垂直であってもよい。図5Cは、基準位置に対する特定基板のオフセットΔxを考慮に入れるために生成された特定のパーシャルフィールド液滴パターン552bの図である。
一実施形態では、各パーシャルフィールド液滴パターンが特定基板の測定された状態に基づいて調整される。特定基板の固有の属性は、特定基板の測定された状態を代表するオフセット情報を含むことができる。
一実施形態では、基板の測定された状態が特定基板上のLOパターンの位置を含むことができる。一実施形態によると、LOパターンは、エッチングおよび/または基板に追加され、その上に後続のすべてのパターンが整列される第1パターンである。一実施形態では、特定基板の測定された状態がインプリントの直前まで不明である。特定基板のパーシャルフィールド液滴パターンは、特定基板の状態が測定された後にのみ生成されてもよい。一実施形態では、基板の測定された状態が代表的な基板の基準エッジに対する特定基板上の膜の最上面の範囲を含むことができる。一実施形態では、基板の測定された状態が代表的な基板の基準エッジに対する特定基板上の1以上の膜の範囲と、代表的な基板上の基準位置に対する特定基板上の1以上のパターンの位置とを含むことができる。
一実施形態では、テンプレート上のアライメントマークが基板上のアライメントマークと位置合わせされる際に、フルフィールドがインプリントされたときに、特定基板の状態の態様を代表するオフセット情報が測定される。次に、1以上のフルフィールド・インプリントからの位置合わせデータを使用して、特定のパーシャルフィールドに対する境界領域554の位置を決定するために使用することができるオフセット情報を生成することができる。したがって、パーシャルフィールド液滴パターン552aは、1以上のフルフィールドがインプリントされた後に生成されうる。
一実施形態では、基板トポグラフィが事前測定され、事前測定によって特定基板に関するオフセット情報が生成され、次に、このオフセット情報がプロセッサ140に送られ、次いで、パーシャルフィールド液滴パターン552aを生成するために使用される。一実施形態によると、事前測定は、表面プロファイラ(例えば、スタイラスベースの表面プロファイラまたは光学ベースの表面プロファイラ)で行われる。
一実施形態では、特定基板の測定された状態を代表するオフセット情報が特定基板の下にあるパターンおよび/またはインプリントされたフルフィールドに対する特定基板の境界領域554の形状および位置に関する情報を含む。境界領域554の形状は、特定基板の第1軸に沿ったオフセット、特定基板の第2軸に沿ったオフセット、特定基板の回転オフセット、特定基板の半径および/または境界領域の内側エッジ、特定基板の直径および/または境界領域の内側エッジ、特定基板の偏心率および/または境界領域の内側エッジ、特定基板の真円度および/または境界領域の内側エッジ、境界領域の幅、境界領域プロファイルの内側エッジのうちの1つまたは複数を考慮に入れることができる。
境界領域の内側エッジの形状は、基板の形状、基板上の1以上のパターン化層のエッジの形状、および/または基板上の1以上のパターン化されていない層のエッジの形状によって決定することができる。一実施形態では、特定基板が1以上の層を特定基板に追加する処理ステップを受けることができる。これらの1つ以上の層の各々は、基板のエッジ内に挿入される外側エッジプロファイルを有する可能性がある。境界領域の内側エッジはまた、これらの下にある層の縁内に挿入されてもよい。一実施形態では、境界領域の内側エッジの形状が基板102上の最上膜402bの範囲によって決定することができる。一実施形態によると、境界領域の内側エッジの形状は、基板上の最上膜の範囲と、基板上のパターン化層の範囲とによって決定されてもよい。一実施形態では、境界領域の内側エッジの形状が基板102上の複数の膜の範囲によって決定されてもよい。
一実施形態では、各パーシャル液滴パターンを生成するようにフルフィールド液滴パターンを修正することは、境界領域に隣接するパーシャルフィールドの領域において、液滴を追加すること、液滴を除去すること、および液滴を移動させることのうちの1以上をさらに含むことができる。一実施形態では、パーシャルフィールド液滴パターンを生成することは、境界領域の内側エッジの外側にあるフルフィールド液滴パターンから液滴を除去することと、境界領域の近くに追加の液滴を追加して、境界の近くのインプリントパターンの厚さを増加させることとを含むことができる。一実施形態では、パーシャルフィールド液滴パターンを生成することは、境界領域の内側エッジの外側にあるフルフィールド液滴パターンから液滴を除去することと、境界領域の近くで液滴を移動させて、境界の近くのインプリントパターンの厚さを修正することとを含むことができる。一実施形態では、パーシャルフィールド液滴パターンを生成することは、境界領域の内側エッジの外側にあるフルフィールド液滴パターンから液滴を除去することと、境界領域の近くにある追加の液滴を除去して、境界領域の近くのインプリントパターンの厚さを修正することとを含むことができる。
位置合わせ
インプリントプロセス300は、ステップS302、S304、S306のうちの1以上の間に実行される位置合わせプロセスを含むことができる。位置合わせプロセスには、特定基板、テンプレート、及び基板チャック上の位置合わせマークの測定が含まれる場合がある。一実施形態では、特定基板上のアライメントマークが任意の下にある層の位置を定義する。各フルフィールドは、複数のアライメントマークを含むことができる。フルフィールドをインプリントするために使用される場合、アライメントプロセスは、オフセット情報を生成するために使用されてよく、オフセット情報は、次いで、パーシャルフィールド液滴パターンをカスタマイズするために使用されうる。オフセット情報を決定するために、複数のフルフィールドにわたる複数のアライメントマークからの情報を組み合わせて、平均値および/または高次統計などの統計技術を使用することができる。代替実施形態では、各パーシャルフィールドに近い1以上のフィールドからの1以上のアライメントマークがオフセット情報を決定するために使用される。代替実施形態では、1以上のフィールドからの1つまたは複数のアライメントマークの加重平均を使用して、オフセット情報を決定する。ここで、重み付けは、特定のパーシャルフィールドからのアライメントマークおよび/またはフィールドの距離に基づいて決定される。代替実施形態では、位置合わせデータ内の外れ値がオフセット情報を決定するために使用されない。
様々な態様のさらなる修正および代替実施形態は、この説明を考慮すれば当業者には明らかであろう。したがって、この説明は、例示としてのみ解釈されるべきである。本明細書で示され、説明される形態は、実施形態の例として解釈されるべきであることが理解されるべきである。要素およびデータは本明細書に図示され、説明されたものと置き換えることができ、部品およびプロセスは逆にすることができ、特定の特徴は独立して利用することができ、すべて、この説明の恩恵を受けた後に当業者には明らかになるのであろう。

Claims (15)

  1. 液滴パターン情報を生成する生成方法であって、
    代表基板に形成された基板パターン、および、代表テンプレートのテンプレートパターンの一方または両方に関するパターン情報を取得することと、
    複数のフィールドのそれぞれにパターンが形成された基板の前記複数のフィールドの位置の測定を行うことによって得られる、基準に対する前記複数のフィールドの配置のオフセット情報を取得することと、
    前記測定が行われた基板においてテンプレートのパターンが転写されるフルフィールド上に配置するための成形可能材料の液滴パターン情報を生成すること、および、前記テンプレートと前記測定が行われた基板との間の体積を満たし、かつ、前記測定が行われた基板においてエッジの境界領域と他のフィールドとによって境界が規定され、前記テンプレートの前記パターンの一部だけが転写されるパーシャルフィールドの領域内に成形可能材料を配置するように、前記オフセット情報を用いて、前記測定が行われた基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を表す前記成形可能材料の液滴パターン情報を生成すること、を含む、
    ことを特徴とする液滴パターン情報の生成方法。
  2. 前記オフセット情報は、前記基準対する前記基板パターンの前記測定されたオフセットを表す、第1軸に沿った距離、第2軸に沿った距離、および回転角度のうちの1以上を含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の生成方法。
  3. 前記パーシャルフィールドの液滴パターン情報は、複数の前記フルフィールドを取り囲み、前記基板のエッジにおける境界領域によって、および、1又は複数の前記フルフィールドによって境界が規定される複数の前記パーシャルフィールドの液滴パターン情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生成方法。
  4. 前記液滴パターン情報を生成することは、
    前記テンプレートと前記フルフィールドとの間の体積を満たし、かつ、インプリント中に前記フルフィールドを超えて広がらない前記成形可能材料を前記フルフィールド上に配置するための複数の位置を代表する前記フルフィールド液滴パターンを生成することと、 複数の前記パーシャルフィールド液滴パターンを生成することと、を含み、 複数の前記パーシャルフィールド液滴パターンのそれぞれは、前記境界領域と前記パーシャルフィールド液滴パターンとの交線を決定するように前記オフセット情報に基づいて前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって生成される、
    ことを特徴とする請求項に記載の生成方法。
  5. 前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって前記パーシャルフィールドの液滴パターン情報を生成することは前記交線で前記フルフィールド液滴パターンからの切り出しを行うことを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の生成方法。
  6. 前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって前記パーシャルフィールドの液滴パターン情報を生成することは、前記境界領域に近接する前記パーシャルフィールドの領域において、液滴を加えること、液滴を除去すること、および、液滴を移動させることと、のうち1以上をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の生成方法。
  7. 前記パーシャルフィールドの液滴パターン情報は、複数の前記フルフィールドを取り囲み、前記基板のエッジにおける境界領域との交差によって1つの側が規定され、かつ、1又は複数の前記フルフィールドによって境界が規定された複数のパーシャルフィールドの液滴パターン情報を含み
    複数の前記フルフィールドのうちの各フルフィールドは、同様のフルパターンを有し、
    複数の前記パーシャルフィールドのうちの各パーシャルフィールドは、前記境界領域と交差する前記フルパターンの一部を有する、前記基板の特定の部分を代表する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生成方法。
  8. 前記液滴パターン情報を生成することは、
    前記テンプレートと前記フルフィールドとの間の体積を満たすように、前記フルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を表す前記フルフィールドの液滴パターンを生成することと、
    複数の前記パーシャルフィールド液滴パターンを生成することと、を含み、
    前記複数のパーシャルフィールド液滴パターンのそれぞれは、前記オフセット情報に基づいて、前記基板の前記境界領域と各パーシャルフィールド液滴パターンとの交線を決定するように前記フルフィールドの液滴パターンを修正することによって生成され、
    前記成形可能材料は、インプリント中に前記境界領域に広がらない、
    ことを特徴とする請求項に記載の生成方法。
  9. 前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって各パーシャルフィールドの液滴パターンを生成することは、前記境界領域と前記基板上の各パーシャルフィールドとの交線で前記フルフィールド液滴パターンからの切り出しを行うことを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の生成方法。
  10. 前記フルフィールド液滴パターンを修正することによって各パーシャルフィールドの液滴パターンを生成することは、前記境界領域に近接する前記パーシャルフィールドの領域において、液滴を加えること、液滴を除去すること、および、液滴を移動させること、のうちの1以上をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の生成方法。
  11. 前記基板パターンは、インプリント処理中に前記テンプレートが位置合わせされる前記基板のトポグラフィであり、前記オフセット情報は、前記基板の中心および前記基板上の層の中心のいずれか1つに対する前記基板のトポグラフィの位置を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生成方法。
  12. 前記オフセット情報は、1以上のフルフィールドにおける前記基板の基板パターンとの前記テンプレートの1つ以上の位置合わせに基づく、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生成方法。
  13. 前記基板パターンおよび前記テンプレートパターンの一方または両方がフィーチャを有しない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生成方法。
  14. 代表基板の基板パターン、および、代表テンプレートのテンプレートパターンの一方または両方に関するパターン情報を取得すること、
    複数のフィールドのそれぞれにパターンが形成された基板の前記複数のフィールドの位置の測定を行うことによって得られる、基準に対する前記複数のフィールドの配置のオフセット情報を取得すること、および、
    前記測定が行われた基板においてテンプレートのパターンが転写されるフルフィールド上に配置するための成形可能材料の第1液滴パターン情報を生成すること、および、前記テンプレートと前記測定が行われた基板との間の体積を満たし、かつ、前記測定が行われた基板においてエッジの境界領域と他のフィールドとによって境界が規定され、前記テンプレートの前記パターンの一部だけが転写されるパーシャルフィールドの領域内に成形可能材料を配置するように、前記オフセット情報を用いて、前記測定が行われた基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を表す前記成形可能材料の第2液滴パターン情報を生成すること、を含み、
    前記第2液滴パターン情報に従って前記基板の前記パーシャルフィールド上に成形可能材料を分配することと、
    前記成形可能材料と前記テンプレートとを接触させることと、
    前記基板上に硬化した成形可能材料を形成するように前記テンプレートの下の前記成形可能材料を硬化させることと、
    硬化した前記成形可能材料を使って前記基板を処理して物品を製造することと、
    を含むことを特徴とする物品製造方法。
  15. 基板上の膜を成形するためのシステムであって、
    テンプレートを保持するように構成されたテンプレートチャックと、
    基板を保持するように構成された基板チャックと、
    液滴パターン情報を生成するように構成されたプロセッサであって、
    代表基板の基板パターン、および、代表テンプレートのテンプレートパターンの一方または両方に関するパターン情報を取得すること、
    複数のフィールドのそれぞれにパターンが形成された基板の前記複数のフィールドの位置の測定を行うことによって得られる、基準に対する前記複数のフィールドの配置のオフセット情報を取得すること、および、
    前記測定が行われた基板においてテンプレートのパターンが転写されるフルフィールド上に配置するための成形可能材料の第1液滴パターン情報を生成すること、および、前記テンプレートと前記測定が行われた基板においてエッジの境界領域と他のフィールドとによって境界が規定され、前記テンプレートの前記パターンの一部だけが転写されるパーシャルフィールドの領域内に成形可能材料を配置するように、前記オフセット情報を用いて、前記測定が行われた基板のパーシャルフィールド上に成形可能材料の液滴を配置するための複数の位置を表す前記成形可能材料の第2液滴パターン情報を生成すること、を含むプロセッサと
    前記第2液滴パターン情報に従って、前記基板の前記パーシャルフィールド上に成形可能材料を分配するように構成された流体ディスペンサと、
    前記成形可能材料を前記テンプレート内の前記テンプレートと接触させるように構成された位置決めシステムと、
    前記成形可能材料を硬化させるように構成された硬化システムと、
    を備えることを特徴とするシステム。
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