JP7316330B2 - 接触線モーションに基づいて成形パラメータを決定するシステム及び方法 - Google Patents

接触線モーションに基づいて成形パラメータを決定するシステム及び方法 Download PDF

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Description

本開示は、成形パラメータを決定するためのシステム及び方法に関する。特に、接触線モーションに基づいて成形パラメータを決定することに関する。
ナノ製造は、100ナノメートル以下のオーダーのフィーチャを有する非常に小さい構造の製造を含む。ナノ製造が大きな影響を与えた1つのアプリケーションは、集積回路の製造である。半導体プロセス産業は、基板上に形成される単位面積当たりの回路を増加させながら、より大きな生産歩留まりを追求し続けている。ナノ製造の改善は、より優れたプロセス制御を提供すること、及び/又は、形成された構造の最小フィーチャ寸法の継続的な縮小も可能にしながら、スループットを改善すること、を含む。
今日用いられている1つのナノ製造技術は、一般的に、ナノインプリントリソグラフィと呼ばれている。ナノインプリントリソグラフィは、例えば、基板上にフィルムを成形することによって、集積デバイスの1つ以上の層(レイヤ)を製造することを含む様々なアプリケーションで有用である。集積デバイスの例は、CMOSロジック、マイクロプロセッサ、NANDフラッシュメモリ、NORフラッシュメモリ、DRAMメモリ、MRAM、3Dクロスポイントメモリ、Re-RAM、Fe-RAM、STT-RAM、MEMSなどを含むが、これらに限定されない。例示的なナノインプリントリソグラフィシステム及びプロセスは、米国特許第8,349,241号、米国特許第8,066,930号及び米国特許第6,936,194号などの多数の刊行物に詳細に記載されており、これらは全て参照により本明細書に組み込まれる。
上述した特許のそれぞれに開示されたナノインプリントリソグラフィ技術は、成形可能材料(重合可能)層におけるレリーフパターンの形成によって、基板上のフィルムを成形することを記載している。そして、このフィルムの成形は、レリーフパターンに対応するパターンを、下にある基板の中及び/又は上に転写するために用いられる。
成形プロセスは、基板から離間したテンプレートを用いる。成形可能液体は、基板上に塗布される。テンプレートは、ドロップパターンとして堆積された成形可能液体と接触させられ、成形可能液体は、広げられ、テンプレートと基板との間の空間を満たす。成形可能液体は、テンプレートの成形面に一致する形状(パターン)を有するフィルムを形成するために固化される。固化後、テンプレートは、テンプレートと基板とが離間するように、固化層から引き離される。
そして、基板及び固化層は、例えば、硬化、酸化、層形成、堆積、ドーピング、平坦化、エッチング、成形可能材料の除去、ダイシング、ボンディング、パッケージングなどを含むデバイス(物品)製造のための公知のステップ及びプロセスを受ける。例えば、固化層上のパターンは、基板上にパターンを転写するエッジングプロセスを受けてもよい。
第1実施形態は、基板上のフィルムを成形する方法であってもよい。かかる方法は、テンプレートでフィルムを成形することと、前記テンプレートで前記フィルムを成形しながら前記フィルムと前記テンプレートからの反射による干渉縞を撮像することと、前記干渉縞を撮像することによって取得された画像の時系列を分析して、前記干渉縞の径に関する情報の時系列を求めることと、前記干渉縞の径に関する情報の時系列に基づいて、成形条件として前記フィルムを成形するために前記テンプレートに加える力の軌道を決定することと、を備えていてもよい。
第1実施形態は、決定された前記テンプレートに加える力の軌道を表示デバイスに提示すること、を更に備えていてもよい。
第1実施形態は、未充填欠陥を低減するように前記成形条件を決定てもよい。
第1実施形態は、物品を製造する方法であってもよい。前記物品を製造する方法は、上述の方法を用いて決定された成形条件で基板の上のフィルムを成形することと、前記基板を加工することと、前記加工された基板から前記物品を形成することと、を更に備えていてもよい。
第1実施形態の側面において、前記テストフィルムを成形することは、テスト基板の上に成形可能材料の液滴のドロップパターンを分配することと、初期接触時間よりも前に、初期背圧で前記テンプレートを湾曲させることと、を備えていてもよい。前記初期接触時間において、前記湾曲させたテンプレートは、初期接触位置に位置決めされてもよい。前記初期接触時間において、前記湾曲されたテンプレートの一部は、成形可能材料の前記液滴の一部と接触してもよい。前記初期接触時間から始まる第1接触期間の間に、前記テンプレートに与えられる背圧は、背圧軌道に沿って低減されてもよい。前記第1接触期間の間に、前記テンプレートに与えられる力は、力軌道に沿って低減されてもよい。前記第1接触期間の後の充填期間の間に、前記背圧、及び、前記テンプレートに与えられる前記力は、実質的に一定に保たれてもよい。前記充填期間の後の硬化期間の間に、前記成形可能材料は、化学線に曝されてもよい。
第1実施形態は、一組の予備テストフィルムを成形することを更に備えていてもよい。前記一組の予備テストフィルムは、第1充填時間の予備テストフィルムと、前記第1充填時間よりも長い第2充填時間の予備テストフィルムとを含んでいてもよい。前記第1充填時間の予備テストフィルムは、成形条件の第1サブセット及び前記第1充填時間で成形されてもよい。前記第2充填時間の予備テストフィルムは、成形条件の前記第1サブセット及び前記第2充填時間で成形されてもよい。第1実施形態は、前記一組の予備テストフィルムの未充填欠陥密度の一組の予備マップを生成することを更に備えていてもよい。前記一組の予備マップは、前記第1充填時間マップと、前記第2充填時間マップとを含んでいてもよい。
第1実施形態は、前記第1充填時間マップにおいて閾値を上回る欠陥密度と、前記第2充填時間マップにおいて前記閾値を下回る欠陥密度とを備える前記一組の予備マップにおける位置として、未充填敏感位置のセットを特定することと、予備テストフィルムの広がり特性のセットを推定するために、前記第1充填時間の予備テストフィルムを成形しながら前記第1充填時間の予備テストフィルムを撮像することによって取得される画像の予備シリーズを分析することと、前記未充填敏感位置のセットと、前記予備テストフィルムの広がり特性のセットとを備える相関セットを生成することと、を更に備えていてもよい。
第1実施形態の側面において、成形条件のセットは、前記成形条件を作成するために用いられる前記フィルムを成形している間に用いられ、前記成形条件のセットは、前記成形条件の第1サブセットの第1バリエーションと、前記第1填時間とを含んでいてもよい。
第1実施形態は、未充填欠陥の予期された改善のマップに基づいて、前記第1バリエーションが前記成形条件の第1サブセット及び前記第1充填時間の改善であるかどうかを判定すること、を更に備えていてもよい。
第1実施形態の側面において、前記テンプレートに加える力の軌道は、インプリント力軌道及びインプリント背圧軌道の1つ又は両方を含んでいてもよい。
第1実施形態の側面において、一組の予備マップを生成することは、前記第1充填時間マップを構成する未充填欠陥の位置を特定するために、前記第1充填時間の予備テストフィルムを検査することと、前記第2充填時間マップを構成する未充填欠陥の位置を特定するために、前記第2充填時間の予備テストフィルムを検査することと、を備えていてもよい。前記方法は、前記第1充填時間マップにおける欠陥を方位角方向に平均化することによって、欠陥密度の、第1充填時間の半径方向のヒストグラムを生成することと、前記第2充填時間マップにおける欠陥を方位角方向に平均化することによって、欠陥密度の、第2充填時間の半径方向のヒストグラムを生成することと、を更に備えていてもよい。前記未充填敏感位置のセットは、前記第2充填時間の半径方向のヒストグラムと前記第1充填時間の半径方向のヒストグラムとの間の差が欠陥密度の閾値を上回る、未充填敏感の半径方向の領域のセットであってもよい。前記相関セットを生成することは、前記未充填敏感の半径方向の領域のセットに対応する前記予備テストフィルムの広がり特性のセットに基づいて、未充填敏感の広がり時間を特定すること、を備えていてもよい。
第1実施形態の側面において、前記予備テストフィルムの広がり特性のセットは、半径方向に平均化された推定接触半径の予備時系列を含んでいてもよい。前記未充填敏感の広がり時間を特定することは、前記半径方向に平均化された推定接触半径が前記未充填敏感の半径方向の領域のセット内にある、前記半径方向に平均化された推定接触半径の時系列における期間を特定することを備えていてもよい。
第1実施形態の側面において、成形条件の第1セットは、前記成形条件を作成するために使用される前記フィルムを成形するために使用され、前記成形条件の第1セットは、成形条件の第1サブセットのバリエーションを含んでいてもよい。前記バリエーションは、前記未充填敏感の広がり時間のセットにおける少なくとも1つの期間の間の前記成形条件の第1サブセットにおける背圧軌道及び力軌道の1つ又は両方に対する調整を含んでいてもよい。
第1実施形態の側面において、前記予備テストフィルムの広がり特性のセットは、半径方向に平均化された推定接触半径の予備セットと相関する予備広がり時間のセットを含んでいてもよい。前記フィルムの広がり特性は、半径方向に平均化された推定接触半径のテストセットと相関するテスト広がり時間のセットを含んでいてもよい。前記方法は、前記半径方向に平均化された推定接触半径のテストセットの未充填敏感位置のセットにおける前記テスト広がり時間のセットと、前記半径方向に平均化された推定接触半径の予備セットの未充填敏感位置のセットにおける前記予備広がり時間のセットと、の間の広がり時間の差を算出することを更に備えていてもよい。前記成形条件は、前記広がり時間の差に基づいていていてもよい。
第1実施形態の側面において、前記予備テストフィルムの広がり特性のセットは、半径方向に平均化された推定接触半径の予備セットと相関する、半径方向に平均化された推定接触角の予備セットを含んでいてもよい。前記フィルムの広がり特性は、半径方向に平均化された推定接触半径のテストセットと相関する、半径方向に平均化された推定接触角のテストセットを含んでいてもよい。前記方法は、前記半径方向に平均化された推定接触半径のテストセットの前記未充填敏感位置のセットにおける前記半径方向に平均化された推定接触角のテストセットと、前記半径方向に平均化された推定接触半径の予備セットの前記未充填敏感位置のセットにおける前記半径方向に平均化された推定接触角の予備セットと、の間の接触角の差を算出することを更に備えていてもよい。前記成形条件は、前記接触角の差に基づいていてもよい。
実施形態は、成形システム制御装置であってもよく、メモリと、プロセッサと、を備える。前記プロセッサは、成形条件を成形システムに送り、前記成形システムは、前記成形条件でフィルムを成形し、テンプレートで前記フィルムを成形しながら前記フィルムと前記テンプレートからの反射による干渉縞を撮像することによって取得された前記干渉縞の画像の時系列を前記成形システムから受け、前記画像の時系列を前記メモリに格納し、前記画像の時系列を分析して、前記干渉縞の径に関する情報の時系列を求め前記干渉縞の径に関する情報の時系列に基づいて、前記成形条件として前記フィルムを成形するために前記プレートに加える力の軌道を決定してもよい。
本開示のこれらの及びその他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び提供される特許請求の範囲と併せて、本開示の例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって明らかにされるであろう。
本発明の特徴及び利点が詳細に理解されるように、発明の実施形態のより具体的な説明は、添付図面に示されている実施形態を参照することによってなされる。但し、添付図面は、発明の典型的な実施形態を示すだけであって、従って、本発明は、その他の同等に効果的な実施形態を認めることができるため、発明の範囲を限定するものとみなされるべきではないことに注意されたい。
図1は、実施形態で使用される、基板から離間したメサを備えるテンプレートを有する例示的なナノインプリントリソグラフィシステムの図である。 図2は、実施形態で使用される例示的なテンプレートの図である。 図3は、実施形態で使用される例示的なインプリント方法を示すフローチャートである。 図4は、実施形態において特定される未充填欠陥の顕微鏡写真である。 図5Aは、例示的な実施形態において生成される、未充填欠陥の位置の分布のマップである。 図5Bは、例示的な実施形態において生成される、未充填欠陥の位置の分布のマップである。 図5Cは、実施形態において生成される、欠陥のカウントのヒストグラムを示す。 図5Dは、実施形態において、ヒストグラムを生成するために使用される、半径方向のビンに分割された、成形フィールドを示す。 図5Eは、実施形態において使用される、図5Cの情報を正規化するために使用される、図5Dのビンの面積の変動を示すチャートである。 図6Aは、実施形態において実行される方法を示すフローチャートである。 図6Bは、実施形態において実行される方法を示すフローチャートである。 図7は、例示的な実施形態において生成される、一連のスプレッドカメラ画像である。 図8は、実施形態において使用される、スプレッドカメラ画像における縞の間の関係をテンプレートの形状に示す略図である。 図9Aは、例示的な実施形態において、接触期間の間にとることが可能なテンプレートの形状を示す図である。 図9Bは、例示的な実施形態において、接触期間の間にとることが可能なテンプレートの形状を示す図である。 図9Cは、例示的な実施形態において、接触期間の間にとることが可能なテンプレートの形状を示す図である。 図9Dは、例示的な実施形態において、接触期間の間にとることが可能なテンプレートの形状を示す図である。 図10Aは、例示的な実施形態において使用される、例示的な力軌道を示すチャートである。 図10Bは、例示的な実施形態において使用される、例示的な力軌道を示すチャートである。 図11Aは、例示的な実施形態において生成される、広がり特性のチャートである。 図11Bは、例示的な実施形態において生成される、広がり特性のチャートである。 図11Cは、例示的な実施形態において生成される、広がり特性のチャートである。 図11Dは、例示的な実施形態において生成される、広がり特性のチャートである。
図面全体にわたって、別段の記載がない限り、同一の参照符号及び文字は、図で示された実施形態の同様な特徴、要素、構成要素又は部分を示すために使用される。また、主題の開示は、図面を参照して詳細に説明されるが、実例となる例示的な実施形態に関連して、そのように行われる。添付された特許請求の範囲によって定義される、主題の開示の真の範囲及び主旨から逸脱することなく、記載された例示的な実施形態に対して、変更及び修正を行うことができることが意図される。
ナノインプリントリソグラフィ技術は、成形可能材料から基板上のフィルムを成形するために使用することができる。成形プロセスは、接触期間、及び、それに続く硬化期間の間に行われる。接触期間より前では、テンプレート(又はスーパーストレート)の成形面(パターニング面又は平坦化面)は、湾曲している。接触期間の間、湾曲した成形面は、基板上の成形可能材料に接触させられる。次に、成形面は、平らにされる。接触期間の後、成形可能材料が化学線に曝され、成形可能材料を硬化させる。接触期間の間、成形面と基板との間のガスが逃げる。硬化期間が開始されるときに、成形面と基板との間に残存するガスは、未充填欠陥を引き起こす。
スループットを増加させながら、未充填欠陥の数を最小化することは、ナノインプリントリソグラフィ技術の性能を改善する。未充填欠陥の数を最小化することは、未充填欠陥の数を最小化する成形パラメータを決定することを含む。接触期間の間に成形面がどのように制御されるかに影響を与える多数の成形パラメータが存在する。これらの成形パラメータを決定する従来技術の方法は、異なる成形パラメータで実験を行い、未充填欠陥を特定するために、これらの実験によって製造された成形フィルムを検査することを含む。これらの成形パラメータを決定することは、時間及びリソースが非常にかかるプロセスである。出願人は、これらの成形パラメータを決定するのに要する時間及びリソースを低減するシステム及び方法を見出した。
成形システム
図1は、実施形態で実行される成形システム100(例えば、ナノインプリントリソグラフィシステム又はインクジェット適応平坦化システム)の図である。成形システム100は、基板102の上にインプリント(成形)フィルムを製造するために使用される。基板102は、基板チャック104に結合される。基板チャック104は、真空チャック、ピン型チャック、溝型チャック、静電チャック、電磁チャックなどであってもよいが、これらに限定されない。
基板102及び基板チャック104は、基板位置決めステージ106によって更に支持されてもよい。基板位置決めステージ106は、位置軸x、y及びz、及び、回転軸θ、ψ及びφのうちの1つ以上に沿った並進及び/又は回転運動を提供する。また、基板位置決めステージ106、基板102及び基板チャック104は、ベース(不図示)の上に位置決めされてもよい。基板位置決めステージは、位置決めシステムの一部であってもよい。代替の実施形態において、基板チャック104は、ベースに取り付けられていてもよい。
基板102から離間しているのは、テンプレート108(スーパーストレートとも称される)である。テンプレート108は、テンプレート108のフロントサイド上に基板102に向かって延在するメサ(モールドとも称される)110を有する本体を含む。メサ110は、テンプレート108のフロントサイド上にも成形面112を有する。成形面112は、パターニング面としても知られ、成形可能材料124を成形するテンプレートの面である。実施形態において、成形面112は、平面であり、成形可能材を平坦化するために使用される。また、テンプレート108は、メサ110なしで形成されていてもよく、この場合、基板102に面するテンプレートの面は、メサ110と同等であり、成形面112は、基板102に面するテンプレート108の面である。
テンプレート108は、これらに限定されないが、溶融シリカ、石英、シリコン、有機ポリマー、シロキサンポリマー、ホウケイ酸ガラス、フルオロカーボンポリマー、金属、硬化サファイアなどを含む、このような材料から形成されてもよい。成形面112は、複数の離間したテンプレート凹部114及び/又はテンプレート凸部116によって定義されるフィーチャを有してもよい。成形面112は、基板102の上に形成すべきパターンの基礎を形成するパターンを定義する。代替の実施形態において、成形面112は、フィーチャレスであり、この場合、平面が基板上に形成される。代替の実施形態において、成形面112は、フィーチャレスであり、基板と同じサイズであり、平面が基板の全体にわたって形成される。
テンプレート108は、テンプレートチャック118に結合される。テンプレートチャック118は、真空チャック、ピン型チャック、溝型チャック、静電チャック、電磁チャック及び/又はその他の同様なチャックタイプであってもよいが、これらに限定されない。テンプレートチャック118は、テンプレート108にわたって変化するストレス、圧力及び/又はストレインをテンプレート108に与えるように構成されていてもよい。テンプレートチャック118は、テンプレート倍率制御システム121を含んでいてもよい。テンプレート倍率制御システム121は、テンプレート108の異なる部分をスクイーズ及び/又はストレッチすることができる圧電アクチュエータ(又はその他のアクチュエータ)を含んでいてもよい。テンプレートチャック118は、テンプレートを湾曲させる及び変形させるように、テンプレートのバックサイドに圧力差を与えることができる、ゾーンベース真空チャック、アクチュエータアレイ、圧力ブラダなどのシステムを含んでいてもよい。
テンプレートチャック118は、位置決めシステムの一部である成形ヘッド120に結合される。成形ヘッド120は、ブリッジに移動可能に結合されていてもよい。成形ヘッド120は、基板に対してテンプレートチャック118を、少なくともz軸方向、及び、潜在的にその他の方向(例えば、位置軸x及びy、及び、回転軸θ、ψ及びφ)に移動させるように構成された、ボイスコイルモータ、圧電モータ、リニアモータ、ナット及びスクリューモータなどの1つ以上のアクチュエータを含む。
成形システム100は、流体ディスペンサ122を更に備えていてもよい。また、流体ディスペンサ122は、ブリッジに移動可能に結合されていてもよい。実施形態において、流体ディスペンサ122及び成形ヘッド120は、位置決め構成要素の1つ以上又は全てを共有する。代替の実施形態において、流体ディスペンサ122及び成形ヘッド120は、互いに独立して移動する。流体ディスペンサ122は、ドロップパターンで、基板102の上に液体成形可能材料124(例えば、重合可能材料)を配置するために使用されてもよい。付加的な成形可能材料124は、成形可能材料124が基板102の上に配置されるより前に、ドロップディスペンス、スピンコーティング、ディップコーティング、化学蒸着(CVD)、物理蒸着(PVD)、薄膜蒸着、厚膜蒸着などの技術を用いて、基板102の上に加えられてもよい。成形可能材料124は、設計検討に応じて、所望の体積が成形面112と基板102との間に定義される前及び/又は後に、基板102の上に分配されてもよい。成形可能材料124は、米国特許第7,157,036号及び米国特許第8,076,386号に記載されているようなモノマーを含む混合物を備えてもよく、これらの両方は参照により本明細書に組み込まれる。
異なる流体ディスペンサ122は、成形可能材料124を分配するために、異なる技術を使用してもよい。成形可能材料124が噴射可能である場合、成形可能材料を分配するために、インクジェット型ディスペンサが使用されてもよい。例えば、サーマルインクジェット、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)ベースのインクジェット、バルブジェット及び圧電インクジェットは、噴射可能な液体を分配するための一般的な技術である。
成形システム100は、液体成形可能材料の相変化を、上面が成形面112の形状によって決定される固体材料に誘導する硬化システムを更に備えていてもよい。硬化システムは、少なくとも、露光パス128に沿って化学線エネルギーを導く放射線源126を含んでいてもよい。成形ヘッド及び基板位置決めステージ106は、テンプレート108及び基板102を露光パス128と重ね合わせて位置決めするように構成されていてもよい。放射線源126は、テンプレート108が成形可能材料128に接触した後、露光パス128に沿って化学線エネルギーを送る。図1は、テンプレート108が成形可能材料124と接触していないときの露光パス128を示し、これは、個々の構成要素の相対位置が容易に特定されるように、例証目的で行われる。当業者は、テンプレート108が成形可能材料124と接触させられたときに、露光パス128は実質的に変化しないことを理解するであろう。実施形態において、化学線エネルギーは、テンプレートチャック118及びテンプレート108の両方を介して、テンプレート108の下の成形可能材料124に導かれてもよい。実施形態において、放射線源126によって生成された化学線エネルギーは、成形可能材料124のモノマーの重合を誘導するUV光である。
成形システム100は、テンプレート108が成形可能材料128に接触した後、成形可能材料124の広がりを調査するように位置決めされたフィールドカメラ136を更に備えていてもよい。図1は、フィールドカメラのイメージングフィールドの光軸を破線として示す。図1に示されるように、成形システム100は、化学線をフィールドカメラによって検出すべき光と組み合わせる1つ以上の光学部品(ダイクロイックミラー、ビームコンバイナ、プリズム、レンズ、ミラーなど)を含んでいてもよい。フィールドカメラ136は、テンプレート108の下の成形可能材料の広がりを検出するように構成されていてもよい。フィールドカメラ136の光軸は、図1に示されるように、直線であるが、1つ以上の光学部品によって曲げられてもよい。フィールドカメラ136は、成形可能材料と接触しているテンプレート108の下部の領域と、成形可能材料124と接触していないテンプレート108の下部の領域との間のコントラストを示す波長を有する光を集めるように構成された、CCD、センサアレイ、ラインカメラ及びフォトディテクタのうちの1つ以上を含んでいてもよい。フィールドカメラ136は、可視光の単色画像を集めるように構成されていてもよい。フィールドカメラ136は、テンプレート108の下部の成形可能材料124の広がりの画像、硬化した成形可能材料からのテンプレート108の引き離しの画像を提供するように構成されてもよく、インプリント(成形)プロセスを追跡するために使用することができる。また、フィールドカメラ136は、成形面112と基板面130との間のギャップの間の成形可能材料124の広がりにつれて変化する干渉縞を計測するように構成されていてもよい。
成形システム100は、フィールドカメラ136から離れた液滴検査システム138を更に備えていてもよい。液滴検査システム138は、CCD、カメラ、ラインカメラ及びフォトディテクタのうちの1つ以上を含んでいてもよい。液滴検査システム138は、レンズ、ミラー、アパーチャ、フィルタ、プリズム、偏光子、ウィンドウ、補償光学及び/又は光源などの1つ以上の光学部品を含んでいてもよい。液滴検査システム138は、成形面112が基板102の上の成形可能材料124に接触するより前に、液滴を検査するように位置決めされてもよい。代替の実施形態において、フィールドカメラ136は、液滴検査システム138として構成されていてもよく、成形面112が成形可能材料124に接触するより前に使用されてもよい。
成形システム100は、テンプレート108及び基板102のうちの1つ又は両方に対して、熱放射の空間分布を提供するように構成された熱放射源134を更に含んでいてもよい。熱放射源134は、基板102及びテンプレート108のうちの1つ又は両方を加熱し、成形可能材料124を固化させない、1つ以上の熱電磁放射源を含んでいてもよい。熱放射源134は、熱放射の時空間的分布を変調するために、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、Liquid Crystal on Silicon(LCoS)、液晶デバイス(LCD)などのSLMを含んでいてもよい。成形システム100は、テンプレート108が基板102の上の成形可能材料124と接触するときにインプリントフィールドと交差する単一の光路上に、化学線と、熱線と、フィールドカメラ136によって集められた放射線とを組み合わせるために使用される1つ以上の光学部品を更に備えていてもよい。熱放射源134は、テンプレート108が成形可能材料128と接触した後、(図1では、2つの太い暗線として示されている)熱放射パスに沿って熱放射を送ってもよい。図1は、テンプレート108が成形可能材料124と接触していないときの熱放射パスを示し、これは、個々の構成要素の相対位置が容易に特定されるように、例証目的で行われる。当業者は、テンプレート108が成形可能材料124と接触させられたときに、熱放射パスは実質的に変化しないことを理解するであろう。図1において、熱放射パスは、テンプレート108で終端することが示されているが、基板102で終端してもよい。代替の実施形態において、熱放射源134は、基板102の下部にあり、熱放射パスは、化学線及び可視光と組み合わされない。
成形可能材料124が基板上に分配されるより前に、基板コーティング132が基板102に適用されてもよい。実施形態において、基板コーティング132は、接着層であってもよい。実施形態において、基板コーティング132は、基板が基板チャック104の上にロードされるより前に、基板102に適用されてもよい。代替の実施形態において、基板コーティング132は、基板102が基板チャック104の上にある間に、基板102に適用されてもよい。実施形態において、スピンコーティング、ディップコーティング、ドロップディスペンス、スロットディスペンスなどによって、基板コーティング132が適用されてもよい。実施形態において、基板102は、半導体ウエハであってもよい。別の実施形態において、基板102は、インプリントされた後にドーターテンプレートを作成するために使用されるブランクテンプレート(レプリカブランク)であってもよい。
成形システム100は、ガス及び/又は真空システムなどのインプリントフィールド雰囲気制御システムを含んでいてもよく、その例は、米国特許出願公開第2010/0096764号明細書及び米国特許出願公開第2019/0101823号明細書に記載され、参照により本明細書に組み込まれる。ガス及び/又は真空システムは、1つ以上の異なるガスが異なる時間及び異なる領域で流れるように構成された、ポンプ、バルブ、ソレノイド、ガス源、ガス管などの1つ以上を含んでいてもよい。ガス及び/又は真空システムは、基板102のエッジに、及び、かかるエッジからガスを輸送し、基板102のエッジでガスの流れを制御することによってインプリントフィールド雰囲気を制御する第1ガス輸送システムに接続してもよい。ガス及び/又は真空システムは、テンプレート108のエッジに、及び、かかるエッジからガスを輸送し、テンプレート108のエッジでガスの流れを制御することによってインプリントフィールド雰囲気を制御する第2ガス輸送システムに接続してもよい。ガス及び/真空システムは、テンプレート108のトップに、及び、かかるトップからガスを輸送し、テンプレート108を介してガスの流れを制御することによってインプリントフィールド雰囲気を制御する第3ガス輸送システムに接続してもよい。第1、第2及び第3ガス輸送システムの1つ以上は、インプリントフィールド内及び周りのガスの流れを制御するために、組み合わせて、又は、別々に使用されてもよい。
成形システム100は、基板チャック104、基板位置決めステージ106、テンプレートチャック118、成形ヘッド120、流体ディスペンサ122、放射線源126、熱放射源134、フィールドカメラ136、インプリントフィールド雰囲気制御システム及び/又は液滴検査システム138などの1つ以上の構成要素及び/又はサブシステムと通信する1つ以上のプロセッサ140(コントローラ)によって、調整、制御及び/又は指示されてもよい。プロセッサ140は、非一時的コンピュータ可読メモリ142に格納されたコンピュータ可読プログラムの指示に基づいて動作してもよい。プロセッサ140は、CPU、MPU、GPU、ASIC、FPGA、GSP及び汎用コンピュータの1つ以上であってもよいし、含んでいてもよい。プロセッサ140は、専用コントローラであってもよいし、コントローラであるように構成された汎用コンピューティングデバイスであってもよい。非一時的コンピュータ可読メモリの例は、これに限定されるものではないが、RAM、ROM、CD、DVD、Blu-Ray、ハードドライブ、ネットワーク対応ストレージ(NAS)、イントラネット接続非一時的コンピュータ可読ストレージデバイス、及び、インターネット接続非一時的コンピュータ可読ストレージデバイスを含む。コントローラ140は、成形システム100aに含まれる、及び、成形システム100aと通信する両方の複数のプロセッサを含んでいてもよい。プロセッサ140は、分析が行われ、ドロップパターンなどの制御ファイルが生成される、ネットワークコンピュータ140aと通信してもよい。実施形態において、オペレータ及び/又はユーザに提示される、ネットワークコンピュータ140a、及び、プロセッサ140と通信するディスプレイの1つ又は両方に、1つ以上のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)141が存在する。
成形ヘッド120及び基板位置決めステージ106のいずれか、又は、両方は、成形可能材料124で充填される所望の空間(3次元での有界の物理的範囲)を定義するために、モールド110と基板102との間の距離を変化させる。例えば、成形ヘッド120は、モールド110が成形可能材料124と接触するように、テンプレート108に力を与えてもよい。所望の体積が成形可能材料124で充填された後、放射線源126は、基板面130及び成形面112の形状に一致して、成形可能材料124を硬化、固化及び/又は架橋させる化学線(例えば、UV、248nm、280nm、350nm、365nm、395nm、400nm、405nm、435nmなど)を生成し、基板102の上にパターン層を定義する。成形可能材料124は、テンプレート108が成形可能材料124と接触している間に硬化され、基板102の上にパターン層を形成する。従って、成形システム100は、成形面112のパターンの逆である凹部及び凸部を有するパターン層を形成するために、成形プロセスを使用する。代替の実施形態において、成形システム100は、フィーチャレスの成形面112で平面層を形成するために、成形プロセスを使用する。
成形プロセスは、基板面130にわって広がる複数のインプリントフィールド(単なるフィールド又はショットとしても知られる)において繰り返し行われる。インプリントフィールドのそれぞれは、メサ110と同じサイズであってもよいし、メサ110のパターン領域のみと同じサイズであってもよい。メサ110のパターン領域は、基板102の上に、デバイスのフィーチャであるパターンをインプリントするために使用される、又は、デバイスのフィーチャを形成するための後続のプロセスにおいて使用される、成形面112の領域である。メサ110のパターン領域は、押出がインプリントフィールドエッジの上に形成されるのを防止するために使用される質量速度変動フィーチャ(流体制御フィーチャ)を含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。代替の実施形態において、基板102は、基板102、又は、メサ110でパターニングすべき基板102の領域と同じサイズである1つのインプリントフィールドのみを有する。代替の実施形態において、インプリントフィールドは、オーバーラップする。インプリントフィールドの幾つかは、基板102の境界と交差するパーシャルインプリントフィールドであってもよい。
パターン層は、各インプリントフィールドにおいて、基板面130と成形面112との間の成形可能材料124の最小厚さである残留層厚(RLT)を有する残留層を有するように形成されてもよい。また、パターン層は、厚さを有する残留層の上に延在する凸部などの1つ以上のフィーチャを含んでいてもよい。これらの凸部は、メサ110の凹部114と一致する。
テンプレート
図2は、実施形態で使用されるテンプレート108(縮尺通りではない)の図である。成形面112は、(図2において、破線ボックスによって特定される)メサ110の上にあってもよい。メサ110は、テンプレートのフロントサイドの凹面244によって取り囲まれている。メサ側壁246は、凹面244をメサ110の成形面112に接続する。メサ側壁246は、メサ110を取り囲む。メサが丸い、又は、丸いコーナーを有する実施形態において、メサ側壁246は、コーナーのない連続壁である単一のメサ側壁を参照する。実施形態において、メサ側壁246は、垂直プロファイル、角度のついたプロファイル、曲面プロファイル、階段プロファイル、S字状プロファイル、凸状プロファイル、又は、それらのプロファイルの組み合わせであるプロファイルの1つ以上を有していてもよい。
成形プロセス
図3は、成形システム100によって行われる成形プロセス300を含む、物品(デバイス)を製造する方法のフローチャートである。成形プロセス300は、1つ以上のインプリントフィールド(パターン領域又はショット領域とも称される)の上の成形可能材料124にパターンを形成するために使用することができる。成形プロセス300は、成形システム100によって、複数の基板上で繰り返し行われてもよい。プロセッサ140は、成形プロセス300を制御するために使用されてもよい。
代替の実施形態において、成形プロセス300は、基板102を平坦化するために使用されてもよい。この場合、成形面112は、フィーチャレスであり、基板102と同じサイズ、又は、基板102よりも大きいサイズであってもよい。
成形プロセス300の開始は、テンプレート搬送機構にテンプレート108をテンプレートチャック118の上に載置させるテンプレート載置ステップを含んでいてもよい。また、成形プロセス300は、基板載置ステップを含んでいてもよく、プロセッサ140は、基板搬送機構に基板102を基板チャック104の上に載置させてもよい。基板は、1つ以上のコーティング及び/又は構造を有していてもよい。テンプレート108と基板102とを成形システム100に載置する順序は、特に限定されず、テンプレート108と基板102とを順次又は同時に載置してもよい。
位置決めステップにおいて、プロセッサ140は、基板位置決めステージ106及び/又はディスペンサ位置決めステージの1つ又は両方に、基板102のインプリントフィールドi(インデックスiは、最初に1に設定されてもよい)を、流体ディスペンサ122の下の流体分配位置に移動させてもよい。基板102は、N個のインプリントフィールドに分割されてもよく、各インプリントフィールドは、成形フィールドインデックスiによって特定される。ここで、Nは、成形フィールドの数であり、1、10、62、75、84、100など
Figure 0007316330000001
の実数の正の整数である。分配ステップS302において、プロセッサ140は、流体ディスペンサ122に、ドロップパターンに基づいて、インプリントフィールド上に成形可能材料を分配させてもよい。実施形態において、流体ディスペンサ122は、複数の液滴として、成形可能材料124を分配する。流体ディスペンサ122は、1つのノズル又は多数のノズルを含んでいてもよい。流体ディスペンサ122は、1つ以上のノズルから成形可能材料124を同時に噴射してもよい。インプリントフィールドは、流体ディスペンサが成形可能材料124を噴射している間に、流体ディスペンサ122に対して移動させてもよい。従って、液滴の幾つかが基板上に着地する時間は、インプリントフィールドiにわたって変化する。分配ステップS302は、各インプリントフィールドiに対する分配期間Tの間に行われてもよい。
実施形態において、分配ステップS302の間、成形可能材料124は、ドロップパターンに従って、基板102の上に分配される。ドロップパターンは、成形可能材料の液滴を配置する位置、成形可能材料の液滴の体積、成形可能材料のタイプ、成形可能材料の液滴の形状パラメータなどの1つ以上などの情報を含んでいてもよい。実施形態において、ドロップパターンは、分配すべき液滴の体積、及び、液滴を配置する位置のみを含んでいてもよい。
液滴が分配された後、接触ステップS304が開始され、プロセッサ140は、基板位置決めステージ106及びテンプレート位置決めステージの1つ又は両方に、テンプレート108の成形面112を、特定のインプリントフィールドの成形可能材料124に接触させてもよい。接触ステップS304は、分配期間Tの後に開始し、成形面112と成形可能材料124との初期接触で始まる接触期間Tcontactの間に行われてもよい。接触期間Tcontactの開始において、テンプレートチャック118は、成形面112の一部分のみが成形可能材料の一部分と接触するように、テンプレート108を湾曲させるように構成される。実施形態において、接触期間Tcontactは、テンプレート108がテンプレートチャック118によってもはや湾曲させられてないときに終了する。基板面130に対して成形面112が湾曲される度合いは、スプレッドカメラ136で推定してもよい。スプレッドカメラ136は、少なくとも成形面112及び基板面130からの反射に起因する干渉縞を記録するように構成されてもよい。隣接する干渉縞間の距離が小さいほど、成形面112が湾曲される度合いが大きくなる。
充填ステップS306の間、成形可能材料124は、インプリントフィールドのエッジ及びメサ側壁246に向かって広がる。インプリントフィールドのエッジは、メサ側壁246によって定義されてもよい。どのように成形可能材料124が広がってメサを充填するのかは、フィールドカメラ136を介して観察してもよく、成形可能材料の流体フロントの進行を追跡するために使用されてもよい。実施形態において、充填ステップS306は、充填期間Tの間に起こる。充填期間Tは、接触ステップS304が終了したときに開始する。充填期間Tは、硬化期間Tの開始で終了する。実施形態において、充填期間Tの間、背圧及びテンプレートに与えられる力は、実質的に、一定に保たれる。実質的に一定は、本文脈において、背圧変動及び力変動が設定値の0.1%未満である、成形システム100の制御公差内であることを意味する。
硬化ステップS308において、プロセッサ140は、硬化期間Tの間、テンプレート108、メサ110及び成形面112を介して、化学線の硬化照明パターンを送るために、放射線源126に指示を送ってもよい。硬化照明パターンは、成形面112の下の成形可能材料124を硬化(重合)させるために、十分なエネルギーを提供する。硬化期間Tは、テンプレートの下の成形可能材料が成形可能材料を固化(硬化)させるために十分な高い強度を備えた化学線を受ける期間である。代替の実施形態において、成形可能材料124は、硬化期間Tの前に、成形可能材料を硬化させないが、成形可能材料の粘土を増加させる化学線のゲル化照明パターンに曝される。
引き離しステップS310において、プロセッサ140は、引き離し期間Tの間、基板102の上の硬化した成形可能材料からテンプレート108の成形面112を引き離すために、基板チャック104、基板位置決めステージ106、テンプレートチャック118及び成形ヘッド120の1つ以上を使用する。インプリントすべき付加的なインプリントフィールドが存在する場合、プロセスは、ステップS302に戻る。代替の実施形態において、ステップS302の間に、2つ以上のインプリントフィールドが成形可能材料124を受けて、プロセスは、ステップS302又はS304に戻る。
実施形態において、成形プロセス300が終了した後、処理ステップS312において、製品(例えば、半導体デバイス)を作成するように、付加的な半導体製造プロセスが基板102の上で行われる。実施形態において、各院プリントフィールドは、複数のデバイスを含む。
処理ステップS312における更なる半導体製造プロセスは、パターン層のパターン又はそのパターンの逆に対応するレリーフイメージを基板内に転写するためのエッチングプロセスを含んでいてもよい。また、処理ステップS312における更なるプロセスは、例えば、検査、硬化、参加、層形成、堆積、ドーピング、平坦化、エッチング、成形可能材料除去、ダイシング、ボンディング、パッケージング、マウンティング、回路基板アセンブリなどを含む、物品製造のための公知のステップ及びプロセスを含んでいてもよい。基板102は、複数の物品(デバイス)を製造するために処理されてもよい。
未充填欠陥
図4は、未充填欠陥424bを備えた基板102の上の硬化した成形可能材料424aの顕微鏡写真である。未充填欠陥は、成形プロセス300の間に起こる可能性のあるタイプ欠陥である。これらの未充填欠陥は、顕微鏡、表面形状測定装置、自動検査ツール(例えば、KLA-Tencor Corporation、Milpitas、CAによって以前に販売されているWI-2200 Wafer Inspector)、原子間力顕微鏡、又は、基板上の小さなフィーチャを検査することができる別のデバイスで、硬化した成形可能材料を検査することによって見つけられる。成形可能材料124が成形面112の下の特定の領域を充填するための時間を有していない場合に、未充填欠陥が起こる。換言すれば、成形面112の下で捕捉されたガスは、硬化ステップS308の前に、逃げるための時間を有していない。
成形プロセス300の2つの目標は、硬化した成形可能材料424aにおける未充填欠陥の数を最小化すること、及び、成形プロセス300を行うために使用される総成形時間(Ttotal)を最小化すること、である。これらは、相反する目標である。成形プロセス300の最適化は、未充填欠陥の数が未充填欠陥の閾値を下回り、総成形時間Ttotalが目標総成形時間を下回るように、成形条件を修正することを含む。従来技術において、これは、複数の成形条件で複数の基板を成形して、未充填欠陥を特定するために、基板のそれぞれの上の硬化した成形可能材料を検査することによって達成される。
出願人は、充填期間Tが短い場合、基板の特定の領域が基板のその他の領域よりも未充填欠陥に敏感であることを見出した。充填期間Tが長くなると、これらの位置における未充填欠陥は消失し、発生する可能性が低くなる。図5Aは、充填期間Tが短い場合の未充填欠陥の位置の分布の実験データである。図5Bは、充填期間Tが長い場合の未充填欠陥の位置の分布の実験データである。本文脈において、長い充填期間は、短い充填期間の少なくとも2倍の長さである。
出願人は、未充填データに半径方向のシグネチャがあることが多いと判定した。未充填データのこの半径方向のシグネチャは、図5Cにおいて、対数スケール(y軸)のヒストグラムに示される長い充填期間の半径方向のヒストグラム及び短い充填期間の半径方向のヒストグラムによって示されるように、半径方向のヒストグラムで特徴づけることができる。
基板120は、複数の成形フィールド548に分割されてもよい。成形フィールド548は、任意の形状、例えば、矩形、多角形、又は、1つ以上の直線状のエッジ及び1つ以上の曲線状のエッジを備えた形状をとることができる。成形フィールド584は、図5Dにおいて、グレーのビンと白のビンとが交互に示されているように、複数の半径方向のビンに分割されてもよい。これらの半径方向のビンは、図5Dに示すように、成形フィールド内に内接されていてもよい。欠陥カウントは、(図5Eに示されるように)成形フィールド584と交差する半径方向のリングビンの単位領域に基づいて正規化されてもよい。半径方向のヒストグラムは、成形フィールド584と交差する半径方向のリングの領域にわたって、長い充填時間マップのそれぞれにおける欠陥を方位角方向に平均化することによって形成されてもよい。
接触ステップS304の間、成形面112は、成形フィールド584の中心から成形可能材料に接触し始め、次いで、半径方向に、エッジに広がる。欠陥の半径方向の分布は、接触ステップS304の間に起こる成形可能材料の動的な広がりの間に引き起こされる。充填ステップS306が短すぎると、これらの欠陥は残存する。換言すれば、充填ステップS306が十分に長ければ、欠陥の半径方向の分布は減少する。
動的な広がりは、接触ステップS306の間、力軌道及びテンプレート背圧軌道を制御することによって制御されてもよい。出願人は、力軌道及びテンプレート背圧軌道を変更することが未充填欠陥の半径方向の分布に影響を及ぼすことを実験的に確認した。これまで、成形条件(例えば、力軌道、背圧軌道)の良好なセットを見つけることは、成形条件のテストセットでテストフィルムを成形することと、サブミクロンの未充填欠陥を検出するために、硬化したテストフィルムを検査することと、未充填欠陥が閾値を下回るまで、成形条件のテストセットの新しいセットで処理を繰り返すことと、の反復プロセスを含む。この反復プロセスは、時間及びリソースが非常にかかるプロセスである。出願人は、より少なない時間、より少ないリソースで、成形条件の良好なセットを決定する、より速いプロセスを可能にする、改善されたプロセスを見出した。
最適化プロセス
図6Aは、相関セット生成プロセス600aの図である。図6Bは、相関セットを使用する成形条件最適化プロセス600bの図である。相関セット生成プロセス600aは、成形プロセス300を用いて、一組の予備テストフィルムを形成することを含んでいてもよい。成形プロセス300は、成形条件のサブセット、及び、長い充填時間の予備テストフィルムを形成するための長い充填期間を用いて行われる。また、成形プロセス300は、成形条件のサブセット、及び、短い充填時間の予備テストフィルムを形成するための短い充填期間を用いて行われる。成形プロセス300の間、予備シリーズの画像(スプレッドカメラ画像)が接触期間の間に生成される。予備シリーズの画像は、スプレッドカメラで取得してもよく、少なくとも成形面112及び基板面130からの反射に起因する干渉縞を含む。図7は、短い充填時間の予備テストフィルムを形成する際に、成形プロセス300の接触期間Tcontactの間に生成される予備シリーズの画像の例である。
相関セット生成プロセス600aは、欠陥マップを形成するために、フィルムが検査される検査ステップS614を含んでいてもよい。検査ステップS614は、未充填欠陥密度の一組の予備マップを形成するために、2回行われる。検査ステップS614は、短い充填時間の予備テストフィルムの検査に基づいて、短い充填時間マップ(図5A参照)を生成してもよい。また、検査ステップS614は、長い充填時間の予備テストフィルムの検査に基づいて、長い充填時間マップ(図5B参照)を生成してもよい。検査ステップS614は、顕微鏡、表面形状測定装置、自動検査ツール(例えば、KLA-Tencor Corporation、Milpitas、CAによって以前に販売されているWI-2200 Wafer Inspector)、原子間力顕微鏡、又は、基板上の硬化した成形可能材料のフィルムの小さなフィーチャを検査することができる別のデバイスを用いて行われてもよい。
相関セット生成プロセス600aは、未充填敏感位置のセットを特定するために、特定ステップS616を含んでいてもよい。特定ステップS616は、短い充填時間マップにおける未充填欠陥位置を特定することを含み、短い充填時間マップにおける欠陥として特定されない。これらの特定された位置は、高い確実性で、未充填敏感位置である。実施形態において、この特定ステップS616は、図5Cに示されているようなヒストグラムを形成するために、欠陥が方位角方向に合計され、特定の半径にわたってビニングされる(binned)統計的方法で行われる。例えば、未充填敏感位置は、図5Cにおいて、9~20mmである。実施形態において、この特定ステップS616は、ヒストグラムを形成するために、欠陥が方位角方向に平均化され、特定の半径にわたってビニングされる統計的方法で行われる。実施形態において、この特定ステップS616は、ヒストグラムを形成するために、欠陥が方位角方向に平均化され、特定の半径にわたってビニングされ、平均化領域にわたって正規化される統計的方法で行われる。実施形態において、この特定ステップS616は、ヒストグラムを形成するために、欠陥が方位角方向に平均化され、特定の半径にわたってビニングされ、平均化領域にわたって正規化され、差が閾値と比較される統計的方法で行われる。
相関セット生成プロセス600aは、一組の予備テストフィルムの広がり特性を推定するために、分析画像ステップS618を含んでいてもよい。分析画像ステップS618は、短い充填時間の予備テストフィルムを形成する際に、接触期間Tcontactの間に取得される予備シリーズの画像を分析することを含んでいてもよい。図7に示すように、予備シリーズの画像は、干渉縞を含む。これらの干渉縞の分析は、成形面112の下の成形可能材料の広がりを特徴づけるために使用される。干渉縞に対する主な影響は、成形面112及び基板面130からの反射を形成する干渉である。
接触期間Tcontactの間、接触角θは、接触半径bが増加するにつれて減少する。最も内側の縞rの位置は、図8によって示すように、RLTが計測波長λよりも小さい場合における接触半径bの合理的な推定値である。予備テストフィルムの広がり特性のセットは、最も内側の縞の半径r(t)の時系列によって推定されるような接触半径b(t)の時系列を含んでいてもよい。最も内側の縞の半径r(t)の時系列は、半径の関数として、広がり時間tspread(r)のシリーズを与えるために、反転されてもよい。予備テストフィルムの広がり特性のセットは、半径の関数として、広がり時間tspread(r)のシリーズを含んでいてもよい。予備テストフィルムの広がり特性のセットは、最も内側の縞の半径の時系列の時間微分(v(t)=dr/dt)によって推定される、接触半径の広がり速度v(t)の時系列を含んでいてもよい。予備テストフィルムの広がり特性のセットは、最も内側の縞の半径の関数として、広がり速度v(r)の半径方向のシリーズを含んでいてもよい。
2番目の最も内側の縞と1番目の最も内側の縞との間の縞差Δrは、以下の式(1)及び図8によって記載されるように、接触角θ及び計測波長λに関連している。予備テストフィルムの広がり特性のセットは、縞差Δr(t)の時系列を含んでいてもよい。予備テストフィルムの広がり特性のセットは、接触角θ(t)の時系列を含んでいてもよい。予備テストフィルムの広がり特性のセットは、接触角(ω(t)=dθ/dt)の時間微分の時系列を含んでいてもよい。予備テストフィルムの広がり特性のセットは、接触角(ω(r)=dθ/dt)の時間微分の半径方向のシリーズを含んでいてもよい。
Figure 0007316330000002
相関セット生成プロセス600aは、生成相関セットステップS620を含んでいてもよい。生成相関セットステップS620は、予備テストフィルムの広がり特性のセットを未充填敏感位置と相関させることを含んでいてもよい。生成相関セットステップS620は、広がり特性の1つ以上の値を、特定の未充填敏感位置に関連づけることを含んでいてもよい。生成相関セットステップS620は、未充填敏感位置のセットに基づいて、未充填敏感半径のセットを決定することを含んでいてもよい。生成相関セットステップS620は、未充填敏感半径を、予備テストフィルムのセットに関連づけることを含んでいてもよい。
図6Bに示される成形条件最適化プロセス600bは、テスト成形条件を生成するためのテスト成形条件生成ステップS620aを含んでいてもよい。テスト成形条件生成ステップS620aは、相関セント、短い充填時間、及び、成形条件のサブセットに基づいて生成される。テスト成形条件生成ステップS620aは、成形条件のサブセットの1つ以上を調整することを含む。調整される成形条件は、接触期間Tcontactの間の力軌道、及び、接触期間Tcontactの間の背圧軌道の1つ以上を含む。力軌道又は背圧軌道は、相関セットに基づいて決定される期間の間に調整されてもよい。
成形条件最適化プロセス600bは、テスト成形条件を用いて、成形プロセス300でテストフィルムを成形することを含んでいてもよい。テスト時間シリーズの画像は、成形プロセス300の間に生成されてもよい。成形条件最適化プロセス600bは、上述したように、分析画像ステップS618を含んでいてもよいが、テスト時間シリーズの画像に対して、テストフィルムの広がり特性を生成する。テスト時間シリーズの画像は、スプレッドカメラで取得してもよく、少なくとも成形面112及び基板面130からの反射に起因する干渉縞を含む。
成形条件最適化プロセス600bは、未充填欠陥が減少すると予期される改善Eが推定される推定低減ステップS622を含んでいてもよい。推定低減ステップS622は、成形システム100に接続されたディスプレイ上、又は、成形システム100から情報を受けるコンピュータ上でGUI141に表示される図11A~図11Dに示すように、テストフィルムの広がり特性を未充填位置のセットにおける予備テストフィルムの広がり特性のセットと比較することによって行われる。
成形条件最適化プロセス600bは、予期される改善Eが、予期される改善の閾値Eと比較される比較ステップS624を含んでいてもよい。予期される改善Eと予期される改善の閾値Eとは、成形フィールドにわたって変化してもよい。予期される改善Eと予期される改善の閾値Eとは、成形フィールドにわたって半径方向の変動を有していてもよい。予期される改善Eが閾値よりも大きくない場合、新しいテスト成形条件の生成ステップS620bが行われる。新しいテスト成形条件の生成ステップS620bは、力軌道及び/又は背圧軌道が調整される、以前に使用されたテスト成形条件のセットの変動を生成してもよい。予期される改善Eが閾値よりも大きい場合、生成ステップS620cにおいて、デバイス生産成形条件(device-yielding shaping conditions)のセットが生成されてもよい。生成ステップS620cよりも前、又は、その間に、検査ステップS614において、予期される改善Eが正しいことを確認するために、テストフィルムが検査されてもよい。
予期される改善Eが正しくない場合、推定されたS622が再調整され、プロセス600bが繰り返される。デバイス生産成形条件は、デバイス生産基板を生成するために、成形プロセス300によって使用されてもよい。これらのデバイス生産基板は、デバイス(物品)を生産するために、処理ステップS312において処理されてもよい。
接触期間の間のテンプレートの湾曲
図9Aは、分配期間Tの後で、且つ、接触期間Tcontactよりも前に、テンプレートチャック118によって保持された、時間tにおけるテンプレート108を示し、テンプレートは、背圧P(t)によって湾曲し、高さz(t)で、基板102の上の成形可能材料124の上方に保持される。図9Bは、接触期間Tcontactの開始時に、テンプレートチャック118によって保持された、時間tにおけるテンプレート108を示し、テンプレートは、背圧P(t)によって湾曲し、成形面112の最初の部分は、高さz(t)において、基板102の上の成形可能材料124の一部と接触し、力F(t)は、アクチュエータによってテンプレートチャック118の背面に供給される。図9Cは、接触期間Tcontactの間に、テンプレートチャック118によって保持された、時間tにおけるテンプレート108を示し、テンプレートは、背圧P(t)によって湾曲し、成形面112の一部は、高さz(t)において、基板102の上の成形可能材料124の一部と接触し、力F(t)は、アクチュエータによってテンプレートチャック118の背面に供給される。図9Dは、接触期間Tcontactの終了時、且つ、充填期間Tの開始時に、テンプレートチャック118によって保持された、時間tにおけるテンプレート108を示し、テンプレートは、背圧P(t)によって湾曲せず、成形面112は、高さz(t)において、基板102の上の成形可能材料124と接触し、力F(t)は、アクチュエータによってテンプレートチャック118の背面に供給される。
図10Aは、相関セット生成プロセス600aにおいて、短い充填時間の予備テストフィルム、及び、長い充填時間の予備テストフィルムを形成する際に使用される、接触期間Tcontact、充填期間T、硬化期間Tcureの間の予備力軌道Fを示すチャートである。図10Bは、テスト成形条件でテストフィルムを形成するための成形条件最適化プロセス600bで使用される、テスト力軌道Fbを示すチャートである。未充填敏感位置が成形フィールドの中心の近傍よりもエッジの近傍にある場合、図10Aに対して図10Bに示されているように、より大きい力が最初に使用され、より小さい力が後で使用される。
図11A~図11Dは、予備テストフィルム及びテストフィルムを形成する間に取得された画像から取得された広がり特性を示すチャートである。図11Aは、短い充填時間の予備テストフィルム及びテストフィルムについて、接触期間Tcontactの間の最も内側の縞の平均半径を、フィールドのパーセントとして示すチャートである。フィールドのパーセントは、成形フィールドの中心から成形フィールドの最も遠いコーナーまでの半径に対する相対値を意味する。特定の半径(例えば、フィールドの60%)における予期される改善Eは、短い充填時間の予備テストフィルム及びテストフィルムに対する平均半径の間の差(図11Aにおいて、グレーの矢印によって示される)に基づいて推定されてもよい。特定の半径は、例えば、図5Cにおけるデータによって決定されるように、未充填敏感位置に関連づけられていてもよい。この差が予期される改善の閾値Eを上回る場合、テストフィルムに対する成形条件は、短い充填時間の予備テストフィルムに対する成形条件の改善と推定される。データは、特定の半径における改善を決定するために補間されてもよい。
図11Bは、インプリントフィールドの変化のパーセントとしての広がり時間が時間とともにどのように変化するのかを示すチャートであり、これは、図11Cに提示されるデータの単なるローテーションであり、分析は、図11Aと同じである。
図11Cは、最も内側の縞の平均半径と2番目の最も内側の縞の平均半径との間の差を、フィールドのパーセントとして、短い充填時間の予備テストフィルム及びテストフィルムに対する接触期間Tcontactのパーセントの関数としての成形フィールドのパーセントとして示すチャートである。これは、上述の式(1)を用いて、接触角に変換されてもよく、接触期間の代わりに、推定された接触半径が図11Dに示されるように使用されてもよい。なお、60%において、図11Dにグレーの矢印によって示されるように、接触角の小さな改善のみが存在する。
実施形態において、予期される改善Eは、多数の異なる広がり特性の変化の重み付け和として決定されてもよい。上述の例は、半径にわたって平均化されたデータで示されたが、これは、必要なステップではなく、情報は、代わりに、特定の未充填敏感位置において集められてもよい。
様々な態様の更なる修正及び代替の実施形態は、この説明を考慮すれば、当業者には明らかであろう。従って、この説明は、例示としてのみ解釈されるべきである。ここで示されて説明される形態は、実施形態の例として解釈されるべきであることが理解されるべきである。要素及び材料は、ここに示されて説明されたものに置換することができ、部品及びプロセスは、逆にしてもよく、特定のフィーチャは、独立して利用してもよく、全て、この説明の利益を得たあとに、当業者には明らかになるであろう。

Claims (15)

  1. 基板上のフィルムを成形する方法であって、
    テンプレートでフィルムを成形することと、
    前記テンプレートで前記フィルムを成形しながら前記フィルムと前記テンプレートからの反射による干渉縞を撮像することと、
    前記干渉縞を撮像することによって取得された画像の時系列を分析して、前記干渉縞の径に関する情報の時系列を求めることと、
    前記干渉縞の径に関する情報の時系列に基づいて、成形条件として前記フィルムを成形するために前記テンプレートに加える力の軌道を決定することと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 決定された前記テンプレートに加える力の軌道を表示デバイスに提示すること、を更に有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 充填欠陥を低減するように前記成形条件を決定すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 品を製造する方法であって、
    請求項1に記載の方法を用いて決定された成形条件で基板の上のフィルムを成形することと、
    記基板を加工することと、
    前記加工された基板から前記物品を形成することと、
    を備えることを特徴とする方法。
  5. 前記フィルムを成形することは、
    基板上に成形可能材料の液滴のドロップパターンを分配することと、
    初期接触時間よりも前に、初期背圧で前記テンプレートを湾曲させることと、
    前記初期接触時間において、前記湾曲させたテンプレートを初期接触位置に位置決めすることであって、前記初期接触時間において、前記湾曲されたテンプレートの一部は、成形可能材料の前記液滴の一部と接触することと、
    前記初期接触時間から始まる第1接触期間の間に、背圧軌道に沿って前記テンプレートに与えられる背圧を低減することと、
    前記第1接触期間の間に、力軌道に沿って前記テンプレートに与えられる力を低減することと、
    前記第1接触期間の後の充填期間の間に、前記背圧、及び、前記テンプレートに与えられる前記力を実質的に一定に保つことと、
    前記充填期間の後の硬化期間の間に、前記成形可能材料を化学線に曝すことと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 一組の予備テストフィルムを成形することであって、
    前記一組の予備テストフィルムは、第1充填時間の予備テストフィルムと、前記第1充填時間よりも長い第2充填時間の予備テストフィルムとを含み、
    前記第1充填時間の予備テストフィルムは、成形条件の第1サブセット及び前記第1充填時間で成形され、
    前記第2充填時間の予備テストフィルムは、成形条件の前記第1サブセット及び前記第2充填時間で成形されることと、
    前記一組の予備テストフィルムの未充填欠陥密度の一組の予備マップを生成することであって、
    前記一組の予備マップは、前記第1充填時間のマップと、前記第2充填時間のマップとを含むことと、
    前記第1充填時間のマップにおいて閾値を上回る欠陥密度と、前記第2充填時間のマップにおいて前記閾値を下回る欠陥密度とを備える前記一組の予備マップにおける位置として、未充填敏感位置のセットを特定することと、
    予備テストフィルムの広がり特性のセットを推定するために、前記第1充填時間の予備テストフィルムを成形しながら前記第1充填時間の予備テストフィルムを撮像することによって取得される画像の予備シリーズを分析することと、
    前記未充填敏感位置のセットと、前記予備テストフィルムの広がり特性のセットとを備える相関セットを生成することと、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 成形条件のセットは、前記成形条件を作成するために用いられる前記フィルムを成形している間に用いられ、前記成形条件のセットは、前記成形条件の第1サブセットの第1バリエーションと、前記第1充填時間とを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 充填欠陥の予期された改善のマップに基づいて、前記第1バリエーションが前記成形条件の第1サブセット及び前記第1充填時間の改善であるかどうかを判定すること、を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記テンプレートに加える力の軌道は、インプリント力軌道及びインプリント背圧軌道の1つ又は両方を含む、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 一組の予備マップを生成することは、
    前記第1充填時間のマップを構成する未充填欠陥の位置を特定するために、前記第1充填時間の予備テストフィルムを検査することと、
    前記第2充填時間のマップを構成する未充填欠陥の位置を特定するために、前記第2充填時間の予備テストフィルムを検査することと、
    を備え、
    前記方法は、
    前記第1充填時間のマップにおける欠陥を方位角方向に平均化することによって、欠陥密度の、第1充填時間の半径方向のヒストグラムを生成することと、
    前記第2充填時間のマップにおける欠陥を方位角方向に平均化することによって、欠陥密度の、第2充填時間の半径方向のヒストグラムを生成することと、
    を更に備え、
    前記未充填敏感位置のセットは、前記第2充填時間の半径方向のヒストグラムと前記第1充填時間の半径方向のヒストグラムとの間の差が欠陥密度の閾値を上回る、未充填敏感の半径方向の領域のセットであり、
    前記相関セットを生成することは、前記未充填敏感の半径方向の領域のセットに対応する前記予備テストフィルムの広がり特性のセットに基づいて、未充填敏感の広がり時間を特定すること、を備えることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  11. 前記予備テストフィルムの広がり特性のセットは、半径方向に平均化された推定接触半径の予備時系列を含み、
    前記未充填敏感の広がり時間を特定することは、前記半径方向に平均化された推定接触半径が前記未充填敏感の半径方向の領域のセット内にある、前記半径方向に平均化された推定接触半径の時系列における期間を特定することを備える、ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 成形条件の第1セットは、前記成形条件を作成するために使用される前記フィルムを成形するために使用され、前記成形条件の第1セットは、成形条件の第1サブセットのバリエーションを含み、
    前記バリエーションは、前記未充填敏感の広がり時間のセットにおける少なくとも1つの期間の間の前記成形条件の第1サブセットにおける背圧軌道及び力軌道の1つ又は両方に対する調整を含む、ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記予備テストフィルムの広がり特性のセットは、半径方向に平均化された推定接触半径の予備セットと相関する予備広がり時間のセットを含み、
    前記フィルムの広がり特性は、半径方向に平均化された推定接触半径のテストセットと相関するテスト広がり時間のセットを含み、
    前記方法は、
    前記半径方向に平均化された推定接触半径のテストセットの未充填敏感位置のセットにおける前記テスト広がり時間のセットと、
    前記半径方向に平均化された推定接触半径の予備セットの未充填敏感位置のセットにおける前記予備広がり時間のセットと、
    の間の広がり時間の差を算出することを更に備え、
    記成形条件は、前記広がり時間の差に基づいている、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  14. 前記予備テストフィルムの広がり特性のセットは、半径方向に平均化された推定接触半径の予備セットと相関する、半径方向に平均化された推定接触角の予備セットを含み、
    前記フィルムの広がり特性は、半径方向に平均化された推定接触半径のテストセットと相関する、半径方向に平均化された推定接触角のテストセットを含み、
    前記方法は、
    前記半径方向に平均化された推定接触半径のテストセットの前記未充填敏感位置のセットにおける前記半径方向に平均化された推定接触角のテストセットと、
    前記半径方向に平均化された推定接触半径の予備セットの未充填敏感位置のセットにおける前記半径方向に平均化された推定接触角の予備セットと、
    の間の接触角の差を算出することを更に備え、
    記成形条件は、前記接触角の差に基づいている、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  15. 成形システム制御装置であって、
    メモリと、
    プロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    成形条件を成形システムに送り、前記成形システムは、前記成形条件でフィルムを成形し、
    テンプレートで前記フィルムを成形しながら前記フィルムと前記テンプレートからの反射による干渉縞を撮像することによって取得された前記干渉縞の画像の時系列を前記成形システムから受け、前記画像の時系列を前記メモリに格納し、
    前記画像の時系列を分析して、前記干渉縞の径に関する情報の時系列を求め
    前記干渉縞の径に関する情報の時系列に基づいて、前記成形条件として前記フィルムを成形するために前記テンプレートに加える力の軌道を決定する、
    ことを特徴とする成形システム制御装置。
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