JP7271326B2 - 開閉装置の修復方法及び開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ロールスクリーン、ブラインド等、開閉体を巻取軸から繰出して閉鎖方向へ導くようにした開閉装置、特にシャッター装置として好適な開閉装置を修復するようにした開閉装置の修復方法及び開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体を閉鎖方向へ案内するガイドレールと、前記開閉体をその開放方向側から繰出す巻取軸と、前記巻取軸を収納する収納ケースと、閉鎖された前記開閉体を閉鎖方向側で受ける下枠とを備えた窓用シャッター装置がある。
このような窓用シャッター装置では、ガイドレールや、収納ケース、下枠等、外部に露出する外装部材について、その一部分が、建物の壁材の裏側に埋め込まれ、シール材の充填等により壁材との隙間が水密に塞がれている。
特開2014-31635号公報(図2参照)
ところで、前記従来技術において、巻取軸は支持ブラケットを介して収納ケースに対し一体的に支持されている。その支持部分が、長期使用や塩害等に起因して損傷した場合、支持ブラケットの交換を要する。しかしながら、支持ブラケットと一体的な収納ケースの後端側が建物の壁材の裏側に埋め込まれていると、その壁材を破壊しシール材を取り除く必要がある。さらに、収納ケース及び支持ブラケットを新規のものに交換した後に、壁材及びシール材の施工が必要になる。このため、その作業時間及び材料コスト等の増大を招くおそれがある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体を閉鎖方向へ案内する既設ガイドレールと、前記開閉体をその開放方向側で巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、前記巻取軸の端部側を支持する既設支持ブラケットと、前記巻取軸及び前記既設支持ブラケットを内在する収納ケースとを備えた開閉装置を修復するようにした開閉装置の修復方法において、前記巻取軸を取り外す工程と、前記既設支持ブラケットの内側に修復用支持ブラケットを設ける工程と、前記修復用支持ブラケットに巻取軸を装着する工程とを含み、前記修復用支持ブラケットは、巻取軸の一端側を支持する一方の支持部と、同巻取軸の他端側を支持する他方の支持部と、これら一方及び他方の支持部を連結して一体化する連結部とを有することを特徴とする開閉装置の修復方法。
本発明は、以上説明したように構成されているので、支持ブラケットを容易に修復することができる。
本発明に係る修復方法により修復された開閉装置の一例を示す斜視図である。 修復前の開閉装置を示す斜視図である。 既設支持ブラケットの一例を示し、(a)は開閉装置の前方側から視た図、(b)は開閉装置の側方側から視た図である。 修復前の開閉装置について、開閉カバーを外した状態を示す縦断面図である。 修復前の開閉装置について、開閉体を外した状態を示す縦断面図である。 修復前の開閉装置について、既設ガイドレールと開閉体の関係を示す横断面図である。 修復前の開閉装置について、収納ケースから主な内部部品を外した状態を示す縦断面図である。 修復途中の開閉装置の縦断面図であり、収納ケース内に巻取軸及び修復用支持ブラケットを挿入し、さらに既設ガイドレールに修復用ガイドレールを装着しようとしている状態を示す。 修復用支持ブラケットに修復用巻取軸を装着しようとしている状態を示す斜視図である。 既設ガイドレールに修復用ガイドレール及びカバー部材を装着しようとしている状態を示す横断面図である。 既設ガイドレールに装着された修復用ガイドレールに、修復用開閉体を嵌め合わせた状態を示す横断面図である。 修復後の開閉装置を示す縦断面図である。 本発明に係る修復方法により修復された開閉装置の他例を示す斜視図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第一の特徴は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体を閉鎖方向へ案内する既設ガイドレールと、前記開閉体をその開放方向側で巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、前記巻取軸の端部側を支持する既設支持ブラケットと、前記巻取軸及び前記既設支持ブラケットを内在する収納ケースとを備えた開閉装置を修復するようにした開閉装置の修復方法において、前記巻取軸を取り外す工程と、前記既設支持ブラケットの内側に修復用支持ブラケットを設ける工程と、前記修復用支持ブラケットに巻取軸を装着する工程とを含む(図1~図9、図13参照)。
第二の特徴は、前記修復用支持ブラケットに巻取軸を装着する前記工程では、前記修復用支持ブラケットに対し既設の巻取軸に換えて修復用の巻取軸を装着する(図9参照)。
第三の特徴として、前記修復用支持ブラケットに巻取軸を装着する前記工程では、先に取り外した既設の巻取軸を前記修復用支持ブラケットに装着する。
第四の特徴として、前記修復用支持ブラケットは、巻取軸の一端側を支持する一方の支持部と、同巻取軸の他端側を支持する他方の支持部と、これら一方及び他方の支持部を連結して一体化する連結部とを有する(図9参照)。
第五の特徴として、前記収納ケースは、前記修復用支持ブラケットを通過可能な開口部と、該開口部を開閉可能に塞ぐ開閉カバーとを備え、前記既設支持ブラケットの内側に修復用支持ブラケットを設ける前記工程では、前記開閉カバーを開放してした状態で前記開口部に前記修復用支持ブラケットを通過させる(図8参照)。
第六の特徴は、前記開閉体を幅寸法の狭い修復用開閉体に交換する工程を含む(図11参照)。
第七の特徴は、前記既設ガイドレールに対し、前記修復用開閉体の幅方向端部を閉鎖方向へ案内する修復用ガイドレールを設ける工程を含む(図10参照)。
第八の特徴は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体をその開放方向側で巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、前記巻取軸を内在する収納ケースとを備えた開閉装置において、前記収納ケース内に、前記巻取軸の端部側を支持可能に形成された既設支持ブラケットと、この既設ブラケットの内側に位置する修復用支持ブラケットとが設けられ、前記巻取軸の端部側が、前記修復用支持ブラケットによって支持されている(図1、図9、図12及び図13参照)。
<第一の実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、以下の説明では、開閉体厚さ方向において、屋外側を前、屋内側を後と表現する場合がある。
図1は、本実施の形態の開閉装置の修復方法の概略を示している。
本実施の形態の修復方法は、既設の巻取軸32を取り外す工程、既設支持ブラケット34(図2参照)の内側に修復用支持ブラケット35(図1及び図9参照)を設ける工程、修復用支持ブラケット35に対し既存の巻取軸32に換えて修復用の巻取軸32’を装着する工程等により、開閉装置の巻取軸の支持構造を修復する。
以下、この修復方法及び各部の構造を詳細に説明する。
修復前の開閉装置1(図2参照)は、空間を仕切るように下方へ閉鎖動作する開閉体10と、開閉体10の幅方向の端部を凹状に囲んで閉鎖方向へ案内する左右の既設ガイドレール20,20と、開閉体10をその開放方向側で収納する収納部30と、全閉状態の開閉体10の閉鎖方向端部に対向する下枠40とを具備する。
この開閉装置1は、構造物開口部の窓サッシSの屋外側に位置するように、構造物壁面に固定されて窓用シャッター装置を構成する。
図1中、符号W1、W2は、横方向へスライドして開閉する窓である。
符号d2は既設ガイドレール20に形成された損傷である。なお、損傷d2は、例えば強風時の飛来物等との接触により形成されたものであり、この損傷の具体例としては、凹みや、欠け、摩耗、塗装剥がれ等が挙げられる。
開閉体10は、横長略矩形状の磁性金属板を曲げ加工してなるスラット11aを、上下に隣接するスラット11a,11a間で回動するように複数連接することで、開閉体本体11を構成し、この開閉体本体11の下側の端部に、下枠40に当接させるための座板部材12(水切り又は幅木と呼称される場合もある。)を、開閉体幅方向にわたって接続している。
この開閉体10の幅方向の端部には、必要に応じて、開閉体厚み方向へ突出してガイドレール内から抜けないように係合する抜止め部材13(図6参照)が設けられる。
既設ガイドレール20は、開閉体10の幅方向の端部側を開閉方向へ案内する部材である。各既設ガイドレール20は、収納部30と下枠40との間にわたって略鉛直状に設けられる。
より詳細に説明すれば、この既設ガイドレール20は、図6に横断面形状を示すように、開閉体10の幅方向の端部を凹状に囲んで上下方向へ案内するガイド本体部21と、このガイド本体部21の後方側(図6の上方側)に設けられて不動部位(例えば、構造物壁面やサッシ等)に止着される止着柱部22とを一体的に有し、上下方向へ連続している。
収納部30は、収納ケース31内に、巻取軸32の端部側を支持する既設支持ブラケット34や、開閉体10をその開方方向側で巻き取ったり繰り出したりする既設の巻取軸32(図2参照)、この巻取軸32を電動で回転させる開閉機33、開閉機33の回転力を巻取軸32へ伝達する動力伝達ユニット36等を収納している。
収納ケース31は、巻取軸32の上側を開閉体幅方向へわたって覆う上側カバー31aと、上側カバー31aの下側に着脱可能に止着された開閉カバー31bと、これら上側カバー31a及び開閉カバー31bの幅方向の両端部をそれぞれ覆う側部カバー31cとから横長略箱状に形成され(図2参照)、その下端面の開口に、開閉体10を遊挿する。
上側カバー31aは、開閉体幅方向へ連続する縦断面略逆L字状の部材であり(図4参照)、後述する開閉カバー31bが外された際に下方側に開口部Aを形成する。
この上側カバー31aの天壁部の後側の端部には、上方へ折り曲げられた形状の止着片部31a1が設けられる。また、上側カバー31aの前壁部の下端側には、後側へ折り曲げられた凹片部31a2が設けられる。
止着片部31a1は、外壁x1の裏側の構造物壁面x2(例えば下地部材や骨材等の表面)に止着されている。
外壁x1の端部と上側カバー31a上面の間は、シール材等により水密処理が施されている。
上側カバー31aの下側の開口部Aは、後述する巻取軸32,32’、開閉機33、修復用支持ブラケット35、動力伝達ユニット36等を通過可能な大きさに形成される。
また、開閉カバー31bは、開口部Aを塞ぐように開閉体幅方向へ連続する縦断面略L字状に形成される(図4参照)。
この開閉カバー31bの前壁部の上端側には、後側へ折り曲げられて、上側カバー31aの凹片部31a2に重ね合わせられる凹片部31b1が設けられる。そして、同前壁部の下端側には、後側へ曲げられた下壁部31b2が設けられる。また、この下壁部31b2よりも後側には、開閉体10を遊挿するための開口が確保される。
既設支持ブラケット34は、収納ケース31の側部カバー31c内面に沿う略板状の部材である。
この既設支持ブラケット34は、図3に示すように、側部カバー31cの内面に沿う平板状の本体板部34aと、この本体板部34aの上端側、前端側、下端側で開閉体幅方向へ突出する止着片部34bと、同本体板部34aの後端側で上下方向にわたって開閉体幅方向へ突出する止着片部34cと、本体板部34aの中央側で既設の巻取軸32の端部側を支持する支持片34dとを一体的に具備する。この既設支持ブラケット34は、例えば、板金材料をプレス加工することにより形成される。
各止着片部34b,34cは、本体板部34a端部側を断面L字状に曲げ加工することで、本体板部34aと一体に形成される。
上端側、前端側、下端側の止着片部34bには、上側カバー31a及び開閉カバー31bが、止着具(例えば、ネジやボルト等)によって止着される。
また後端側の止着片部34cは、構造物壁面x2に対し止着具(例えば、ネジやボルト等)によって止着される。図3中の符号34c1は、止着具を挿通するための貫通孔である。
支持片34dは、例えば板金材料を曲げ加工することで、上方を開口した側面視凹状に形成され、その凹状部分により、巻取軸32の端部、又は巻取軸32の端部に同軸状に接続された支持アダプター32dを受ける。
この支持片34dは、既設支持ブラケット34の本体板部34aに対し、止着具(例えば、ネジやボルト等)によって着脱可能に止着される。
なお、支持片34dの他例としては、本体板部34aに対し、溶接等によって着脱不能に固定された態様とすることも可能である。この場合、後述する修復方法において、支持片34dは、工具等により切断されるようにしてもよいし、装着されたままとすることも可能である。
巻取軸32は、長尺状の固定軸32aと、固定軸32aの外周部に回転自在に支持された回転体32bと、固定軸32aの周囲に配設されるとともに固定軸32aに対し回転体32bを巻き取り方向へ回転させるコイルスプリング32cとを具備し、回転体32bの周囲に開閉体10の上端側を止着している。
固定軸32aは、例えば金属製パイプ材からなり、その端部側が、支持アダプター32dを介して、既設支持ブラケット34の支持片34dに回転不能に固定される。
支持アダプター32dは、一端側を既設支持ブラケット34の凹部に嵌合可能な直方体状に形成するとともに、他端側を固定軸32aの端部側に挿入可能な軸状に形成した部材であり、固定軸32aの端部側に、止着具(例えばネジやボルト等)によって、回転不能に固定される。
なお、他例としては、支持アダプター32dを省き、固定軸32aの端部側を、直接、既設支持ブラケット34に嵌合させることも可能である。
回転体32bは、図示例によれば、固定軸32aに対しベアリング等を介して回動自在に支持された複数の支持円盤と、これら支持円盤の外周側に軸方向へわたるように固定された複数の連結棒とから構成される。この回転体32bの他例としては、固定軸32aの周囲を回転するように設けられた円筒状部材や、籠状部材とすることが可能である。
コイルスプリング32cは、その一端側が固定軸32aに止着されるとともに他端側が回転体32bに止着されることで、固定軸32aに対し回転体32bを巻取り方向へ付勢している。
開閉機33は、電動モータの回転力を、複数のギヤを介して適度な回転数及び回転トルクに調整し、出力軸によって出力するように構成される。前記出力軸は、動力伝達ユニット36に係合している。
この開閉機33は、図示しないブラケット等を介して、収納ケース31内の不動部位に支持されている。
動力伝達ユニット36は、開閉機33の出力軸の回転力を回転体32bへ伝達する装置であり、例えば、チェーン、スプロケット、及びこれらを覆うケース等を組み合わせた機構とすればよい。
次に上記構成の開閉装置1(図2参照)について、既設支持ブラケット34が、長期使用や塩害等に起因して損傷したものと過程し、その損傷部分を修復する工程(手順)を詳細に説明する。
先ず、最初の工程では、図4に示すように、収納部30から開閉カバー31bが取り外され、収納部30の前面壁の下部から同収納部30の下端部にわたって、開閉体幅方向へ連続を開口部Aが確保される。
次に、既設の巻取軸32によって開閉体10が巻き取られて既設ガイドレール20の上方へ引き抜かれる。引き抜かれた開閉体10は、巻取軸32から巻き戻され、既設ガイドレール20の外側へ繰り出される(図5及び図6参照)。
そして、開閉体10の上端部が、既設の巻取軸32の回転体32bから外される。
次の工程では、図7に示すように、収納部30内における主な部材が、開口部Aを介して、外部に取り出される。
詳細に説明すれば、既設の巻取軸32及び支持アダプター32dが支持片34dから外されて外部に取り出され、開閉機33及び動力伝達ユニット36が収納部30内の不動部位から外されて外部に取り出され、さらに、支持片34dが既設支持ブラケット34の本体板部34aから外され外部に取り出される。
なお、前記取り出しの順序は、適宜変更が可能である。
次の工程では、図8に示すように、開閉カバー31bを開放した状態で、開口部Aに修復用支持ブラケット35と修復用の巻取軸32’を通過させるようにして、これら修復用支持ブラケット35及び巻取軸32’が、収納部30内に装着される。
修復用の巻取軸32’は、固定軸32a’及びチューブラモータ32b’の周囲で回転体32c’が駆動回転するように構成したものである。
固定軸32a’は、開閉体幅方向の片半部側(図9によれば右半部側)に対応する長さの円筒状の部材であり、例えば金属製パイプ材から形成される。
この固定軸32a’の周囲には、固定軸32a’に対し回転体32c’を巻き取り方向へ付勢するようにコイルスプリング32d’が装着される。
この固定軸32a’の一端側は後述する修復用支持ブラケット35によって回転不能に支持される。
チューブラモータ32b’は、筒状のモータケース32b1’に内在する電動モータの回転力を、複数のギヤを介して適度な回転数及び回転トルクに調整し、モータケース32b1’と同芯状の出力軸32b2’によって出力するように構成される。
このチューブラモータ32b’は、固定軸32a’の他半部側(図9によれば左半部側)に同軸状に配設され、その出力軸32b2’が修復用支持ブラケット35によって回転不能に支持される。
回転体32c’は、固定軸32a’及びモータケース32b1’に対しベアリング等を介して回動自在に支持された複数の支持円盤と、これら支持円盤の外周側に軸方向へわたるように固定された複数の連結棒とを具備し、前記連結棒及び複数の支持円盤により、内在する固定軸32a’及びモータケース32b1’を一体化している。
なお、この回転体32c’の他例としては、固定軸32a’及びモータケース32b1’の周囲を回転するように設けられた円筒状部材や、籠状部材とすることが可能である。
修復用支持ブラケット35は、修復用の巻取軸32’の一端側(詳細には固定軸32a’の端部側)を支持する一方の支持部35aと、同巻取軸32’の他端側(詳細には出力軸32b2’の端部側)を支持する他方の支持部35bと、これら一方及び他方の支持部35a,35bを連結して一体化する連結部35cとを有する。
この修復用支持ブラケット35は、例えば、板金材料の曲げ加工により、平面視コ字状に形成される(図9参照)。
支持部35aは、収納ケース31の側部カバー31cに沿う支持板部35a2と、この支持板部35a2の内側に固定された支持片35a1を有する。
支持部35bは、支持部35aと左右対称に構成され、支持板部35b2及び支持片35b1を有する。
支持片35a1,35b1は、既設支持ブラケット34の支持片34dと同様に構成され、上方を開口した側面視凹状に形成される。
支持片35a1,35b1は、それぞれ、支持板部35a2,35b2に対し、溶接等によって不動に固定される。
連結部35cは、支持片35a1の後端部と、支持板部35b2の後端部とを連結する矩形板状に形成される。この連結部35cには、適宜に間隔を置いて、複数の止着孔35c1が設けられる。
上記構成の修復用支持ブラケット35は、収納部30内に挿入された後、収納部30内の不動部位に固定される(図8参照)。
具体的に説明すれば、連結部35cが、止着孔35c1に挿通される止着具(例えば、ネジやボルト等)によって、構造物壁面x2、又は構造物壁面x2と一体の骨材(例えば、梁や柱等の構造材を含む)に止着固定される。
また、収納部30内に挿入された修復用の巻取軸32’は、図9に示すように、固定軸32a’の一端側が、修復用支持ブラケット35の支持片35a1に凹凸状に嵌め合わせられ、止着具(例えばネジやボルト等)によって回転不能に固定され、同様に、チューブラモータ32b’の出力軸32b2’も、支持片35b1に凹凸状に嵌め合わせられ止着具によって回転不能に固定される。
なお、図示例では、前記したように、固定軸32a’と出力軸32b2’を、それぞれ、直接、支持片35a1,35b1に止着固定したが、他例としては、上記支持アダプター32dのような中間部材を介して止着固定されるようにしてもよい。
次の工程では、修復用ガイドレール70が、既設ガイドレール20の内側面(図10によれば、ガイド本体部21の右端面)に沿って上下方向へわたって装着される。
修復用ガイドレール70は、既設ガイドレール20のガイド本体部21と略同形状であって修復用開閉体10’を開閉方向へ案内するガイド本体部71と、このガイド本体部71の既設ガイドレール20側の端部から突出する止着片部72とを一体に有する。
止着片部72は、上下方向へ連続する略板状に形成され、ガイド本体部21の開口からガイド本体部21内へ挿入され、止着具73(例えば、ネジやボルト、リベット等)によって(図11参照)、ガイド本体部21の内面に止着される。
この止着片部72の他例としては、上下方向において部分的に設けられた態様とすることも可能である。
次の工程では、左側と右側の各々において、既設ガイドレール20及び修復用ガイドレール70の前方側の端面と側方側の端面とを、上下方向にわたって、カバー部材80によって覆う(図10参照)。
カバー部材80は、既設ガイドレール20及び修復用ガイドレール70の屋外側の露出面を覆う横断面略L字状の部材であり、上下方向へ連続している。このカバー部材80は、既設ガイドレール20及び修復用ガイドレール70に対し、リベット等の止着具74(図11参照)によって止着される。
このカバー部材80の後端部80aは、構造物の外壁x1よりも屋外側に位置する。したがって、カバー部材80の装着作業に伴って構造物の外壁x1を外す必要はない。
なお、修復用ガイドレール70を装着する前記工程は、前記のように修復用支持ブラケット35及び修復用の巻取軸32’を装着した後とするのが好ましいが、他例としては、修復用支持ブラケット35及び修復用の巻取軸32’を装着する前とすることも可能である。
次に、既存の開閉体10に換えて、幅寸法の狭い修復用開閉体10’が、修復用の巻取軸32’に吊るされる。
修復用開閉体10’は、上記した既設の開閉体10と略同構造の開閉体であり、横方向の間隔が狭くなった左右の修復用ガイドレール70,70に嵌り合うように、横幅寸法(詳細には開閉体本体11の横幅寸法)が、開閉体10よりも小さく設定されている。
この修復用開閉体10’は、既存の開閉体10を取り外す上記手順と逆の手順により修復用の巻取軸32’に吊るされ、左右の修復用ガイドレール70,70に嵌め合わせられる(図11参照)。
すなわち、修復用開閉体10’は、その上端部が、修復用の巻取軸32’の回転体32c’に止着されて、一旦、修復用の巻取軸32’に巻き取られる。そして、修復用開閉体10’の下端側が左右の修復用ガイドレール70,70に対し上方側から嵌め合わせられる。
次の工程では、図12に示すように、開閉カバー31bにより開口部Aを塞ぐようにして、開閉カバー31bが上側カバー31aに装着され、修復された開閉装置1’が完成する(図1参照)。
修復後の開閉装置1’は、収納部30内に、既設の巻取軸32の端部側を支持していた既設支持ブラケット34と、この既設支持ブラケット34の内側に位置する修復用支持ブラケット35と、既設の巻取軸32に置換された修復用の巻取軸32’とを備え、修復用の巻取軸32’の端部側が、修復用支持ブラケット35によって支持されている。
よって、上述した開閉装置の修復方法、及びこの修復方法によって修復された開閉装置によれば、既設支持ブラケット34が損傷した場合でも、この既設支持ブラケット34を取り外すことなく、修復用支持ブラケット35を用いて容易に修復することができる。
この修復は、開閉装置1の前方側から開閉カバー31bを外すことにより形成される開口部Aを介して行われる。このため、外壁x1を壊して収納ケース31全体を構造物壁面x2から外す作業や、外壁x1を再施工する作業等を要することなく、その作業性が良好である。
また、既設ガイドレール20が変形等の損傷d2により機能を損ねてしまった場合でも、この既設ガイドレール20を交換することなく修復用ガイドレール70を装着して、この修復用ガイドレール70によってガイドレールとしての機能を回復することができる。
<第二の実施態様>
次に、他の実施態様について説明する。なお、以下に示す実施態様は、上記開閉装置1の一部を変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、重複する詳細説明を省略する。
図13は、第二の実施態様の修復方法の概略を示している。
修復後の開閉装置2’は、開閉装置1’における修復用支持ブラケット35を、左右の修復用支持ブラケット38,39に置換したものである。
この修復方法では、既設支持ブラケット34の内側に修復用支持ブラケット35を設ける工程に換えて、既設支持ブラケット34の内側に左右の修復用支持ブラケット38,39を設ける工程を有する。
修復用支持ブラケット38,39は、上記修復用支持ブラケット35から、連結部35cを省いて、二部材としている。
一方の修復用支持ブラケット38は、上記修復用支持ブラケット35の支持板部35b2と略同形状の支持板38b2と、この支持板38b2の後側で開閉体幅方向へ突出する止着片部38b3と、支持板38b2の中央寄りに固定された支持片38b1とを一体に有する。
上記構成の修復用支持ブラケット38は、止着片部38b3に挿通される止着具(例えば、ネジやボルト等)によって、構造物壁面x2、又は構造物壁面x2と一体の骨材(例えば、梁や柱等の構造材を含む)に止着固定される。
他方の修復用支持ブラケット39は、一方の修復用支持ブラケット38と左右対称に構成され、同様にして、構造物壁面x2、又は構造物壁面x2と一体の骨材に止着固定される。
よって、図13に示す開閉装置の修復方法によれば、図1に示した修復方法と略同様に、既設支持ブラケット34が損傷した場合でも、この既設支持ブラケット34を取り外すことなく、左右の修復用支持ブラケット38,39を用いて容易に修復することができる。
また、この修復方法では、左右の既設支持ブラケット34のうち、その一方のみを修復用支持ブラケット38(又は39)により修復することも可能である。
<変形例>
上記実施の態様では、既設の巻取軸32を修復用の巻取軸32’に交換するようにしたが、他例としては、先に取り外した既設の巻取軸32を、交換することなく、修復用支持ブラケット35に装着することも可能である。
この場合、修復用支持ブラケット35の支持片35a1,35b1間が、修復前よりも狭くなるので、既設の巻取軸32は、例えば、支持アダプター32dを省いた状態で、直接、支持片35a1に止着すればよい。
また、上記実施態様によれば、特に好ましい態様として、収納ケース31の前面の下部側と下面にわたって開口部Aが形成されるようにしたが、他例としては、収納ケース31の下面のみに、巻取軸32,32’や修復用支持ブラケット35を挿通可能な開口部を設けた態様とすることも可能である。
さらに、他例としては、収納ケース31の上部側に修復用支持ブラケット35を通過可能な開口部を設け、この開口部を開閉カバーにより開閉可能に塞いだ態様とすることも可能である。
また、上記実施態様によれば、開閉カバー31bを上側カバー31aに対し着脱可能に構成したが、他例としては、開閉カバー31bを上側カバー31aに対しヒンジ部を支点にして回動するように設けてもよい。
また、上記実施態様によれば、修復前後の巻取軸32,32’を何れも電動回転式巻取軸としたが、他例としては、修復前の巻取軸を手動回転式、修復後の巻取軸を電動回転式とすることも可能であり、また、その逆に、修復前の巻取軸を電動回転式、修復後の巻取軸を手動回転式とすることも可能である。
また、上記実施態様によれば、既設支持ブラケット34の支持片34dを外して、修復用支持ブラケット35が設けられるようにしたが、他例としては、既設支持ブラケット34の支持片34dを外さずに、その支持片34dの内側(巻取軸側)に修復用支持ブラケット35が設けられるようにすることも可能である。
なお、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
10:開閉体(既設)
10’:修復用開閉体
20:既設ガイドレール
30:収納部
31:収納ケース
31a:上側カバー
31b:開閉カバー
32:巻取軸(既設)
32’:巻取軸(修復用)
34:既設支持ブラケット
35:修復用支持ブラケット
35a:支持部
35a1,35b1:支持片
35a2,35b2:支持板部
35c:連結部
38,39:修復用支持ブラケット
A:開口部

Claims (7)

  1. 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体を閉鎖方向へ案内する既設ガイドレールと、前記開閉体をその開放方向側で巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、
    前記巻取軸の端部側を支持する既設支持ブラケットと、前記巻取軸及び前記既設支持ブラケットを内在する収納ケースとを備えた開閉装置を修復するようにした開閉装置の修復方法において、
    前記巻取軸を取り外す工程と、前記既設支持ブラケットの内側に修復用支持ブラケットを設ける工程と、前記修復用支持ブラケットに巻取軸を装着する工程とを含み、
    前記修復用支持ブラケットは、巻取軸の一端側を支持する一方の支持部と、同巻取軸の他端側を支持する他方の支持部と、これら一方及び他方の支持部を連結して一体化する連結部とを有することを特徴とする開閉装置の修復方法。
  2. 前記修復用支持ブラケットに巻取軸を装着する前記工程では、前記修復用支持ブラケットに対し既設の巻取軸に換えて修復用の巻取軸を装着することを特徴とする請求項1記載の開閉装置の修復方法。
  3. 前記修復用支持ブラケットに巻取軸を装着する前記工程では、先に取り外した既設の巻取軸を前記修復用支持ブラケットに装着することを特徴とする請求項1記載の開閉装置の修復方法。
  4. 前記収納ケースは、前記修復用支持ブラケットを通過可能な開口部と、該開口部を開閉可能に塞ぐ開閉カバーとを備え、
    前記既設支持ブラケットの内側に修復用支持ブラケットを設ける前記工程では、前記開閉カバーを開放してした状態で前記開口部に前記修復用支持ブラケットを通過させることを特徴とする請求項1~3何れか1項記載の開閉装置の修復方法。
  5. 前記開閉体を幅寸法の狭い修復用開閉体に交換する工程を含むことを特徴とする請求項1~4何れか1項記載の開閉装置の修復方法。
  6. 前記既設ガイドレールに対し、前記修復用開閉体の幅方向端部を閉鎖方向へ案内する修復用ガイドレールを設ける工程を含むことを特徴とする請求項5記載の開閉装置の修復方法。
  7. 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体をその開放方向側で巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、前記巻取軸を内在する収納ケースとを備えた開閉装置において、
    前記収納ケース内に、前記巻取軸の端部側を支持可能に形成された既設支持ブラケットと、この既設支持ブラケットの内側に位置する修復用支持ブラケットとが設けられ、
    前記修復用支持ブラケットは、巻取軸の一端側を支持する一方の支持部と、同巻取軸の他端側を支持する他方の支持部と、これら一方及び他方の支持部を連結して一体化する連結部とを有し、
    前記巻取軸の端部側が、前記修復用支持ブラケットによって支持されていることを特徴とする開閉装置。
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