JP5134235B2 - 開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーンシャッター装置やオーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ロールスクリーン装置、ブラインド、オーニング装置等、開閉体をスライドさせて開閉動作するようにした開閉装置に対し後付けされる開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットに関するものである。
従来、開閉装置には、特許文献1の第1図に示されるように、開閉体(スラット2)を手で持ち上げるようにして開放し、同開閉体(スラット2)を手で下げるようにして閉鎖動作するようにした開閉装置がある。
この開閉装置によれば、前記開放動作の際の力が撚りスプリング(6)の付勢力により補助されるため、使用者が開閉体を手軽に開放することができる。
ところで、上記のような手動式の開閉装置が既設されている現場では、例えば使用者の高齢化等の理由により、開閉体を電動で開閉可能にすることが求められている。
そこで、既設の手動式開閉装置に電動機構を後付けして、該手動式開閉装置を電動で開閉可能にすることが提案される。
しかしながら、開閉体を電動で開閉可能にするためには、回転比の異なる複数のスプロケットや、これらスプロケットの支持軸、これらスプロケット間に巻かれるチェーン等、多種類の部品を後付けで新設する必要があり、容易ではない。
実開平4−6494号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、既設の開閉装置に対し、回転駆動源の動力によって開閉体を開閉動作させるための機構を容易に設置することができる開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットを提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、回転駆動源の出力軸に接続可能な駆動回転体と、該駆動回転体から回転力を伝達されて回転する従動回転体と、これら駆動回転体と従動回転体とをそれぞれ回転可能に支持するとともに不動部位に対し固定されるように構成されたベース部材とを有する開閉装置用後付け駆動ユニットと、固定軸と、該固定軸の周囲に回動自在に支持されるとともに前記従動回転体に接続可能な巻取体とを有する交換用巻取軸と、不動部位に固定されるように構成された巻取軸支持アダプターと、を備えた開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットであって、前記従動回転体及び前記ベース部材には、前記巻取軸支持アダプターを挿通可能な貫通孔が設けられ、前記巻取軸支持アダプターは、前記従動回転体及び前記ベース部材を支持しないように前記貫通孔に挿通されて、前記固定軸に接続されるように構成されていることを特徴とする。
第一の形態の開閉装置用後付け駆動ユニットは、回転駆動源の出力軸に接続可能な駆動回転体と、該駆動回転体から回転力を伝達されて回転する従動回転体と、これら駆動回転体と従動回転体とをそれぞれ回転可能に支持するベース部材とを具備し、前記従動回転体は、開閉装置の開閉動作に伴って回転する部位に連結されるように構成され、前記ベース部材は、不動部位に対し固定されるように構成されている。
当該開閉装置用後付け駆動ユニットは、手動で開閉体を開閉する開閉装置に装着されて該開閉装置を回転駆動源の動力によって開閉できるようにするものであるが、例えば、電動で開閉体を開閉する開閉装置の駆動機構が故障した際に、該駆動機構の交換部品として用いることも可能である。
また、上記回転駆動源は、電動で出力軸を回転するようにした機構であるのが好ましいが、エアーモータ等、電動以外の駆動力により出力軸を回転させる機構であってもよい。
また、上記駆動回転体の回転力を上記従動回転体に伝達する機構の具体例としては、駆動スプロケット又は駆動ホイールの回転力をチェーンやベルト等によって従動スプロケット又は駆動ホイールに伝達するようにした動力伝達機構や、複数の歯車を噛み合わせてなる動力伝達機構等が挙げられる。
また、上記ベース部材の具体例としては、上記駆動回転体と上記従動回転体とをそれぞれ独立して支持する軸部を一体的に備えた構成等が挙げられる。
また、「開閉装置の開閉動作に伴って回転する部位」という構成は、好ましくは開閉装置の開閉体を巻き取ったり繰り出したりするために回転する巻取軸とされるが、他例としては、該巻取軸と連動して回転する部材としてもよい。
更に、この構成は、開閉体を巻き取ることなく収納するようにした開閉装置において、該開閉体を開閉動作させるために回転する部位であってもよく、例えば、オーバーヘッドドアの開閉体を回転式電動機によって開閉させるようにした機構において、該回転式電動機の出力軸や、該出力軸に連動する歯車やスプロケット等とすることも可能である。
また、上記不動部位とは、開閉装置の開閉動作に伴って回転する部位に対し、不動な部位であればよく、この不動部位には、例えば、開閉体を巻き取るための巻取軸および該巻取軸に巻かれる開閉体を収納する収納ケースや、開閉装置の設置対象となる躯体等が挙げられる。
また、第二の形態の開閉装置用後付け駆動ユニットでは、上記ベース部材および上記従動回転体は、開閉装置の開閉体を巻き取るための巻取軸の回転部位に対し略同軸状に設けられ、上記ベース部材には、不動部位に対し嵌合されることで、該ベース部材が前記巻取軸の周方向へ回るのを阻む回止め部材が設けられている。
ここで、上記巻取軸は、不動部位に固定された固定軸に対しその周囲の巻取体を回転させる態様とするのが好ましいが、他例としては、巻取体の端部が不動部位に対し回転可能に支持された態様とすることも可能である。
また、第三の形態の開閉装置用後付け駆動ユニットでは、上記回止め部材は、周方向の位置が調整可能となるように設けられている。
この第三の形態に係わる回止め部材の具体例としては、複数の止着孔が選択的に用いられて上記ベース部材に止着されることにより、周方向の位置を調整可能にした態様や、周方向に回転して所定角度毎に係止されるようにした態様等が挙げられる。
また、第四の形態の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットでは、上記開閉装置用後付け駆動ユニットと、該ユニットの駆動回転体に接続可能な回転駆動源と、該ユニットの従動回転体が接続可能な交換用巻取軸とを備えた。
また、第五の形態の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットでは、上記交換用巻取軸の端部が支持される巻取軸支持アダプターを備えた開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットであって、前記巻取軸支持アダプターは、不動部位に固定された際の上記開閉装置用後付け駆動ユニットに挿通されて、該開閉装置用後付け駆動ユニットよりも交換用巻取軸側に突出するように構成されている。
ここで、上記巻取軸支持アダプターは、上記巻取軸が固定軸の周囲で巻取体を回転させる態様である場合に、その固定軸の端部が連結固定される構成としてもよいし、上記巻取軸全体が不動部位に対し回転する態様とした場合に、この回転する巻取軸の端部を回転自在に支持する構成としてもよい。
また、第六の形態の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットの装着方法では、既設の巻取軸を取り外し、不動部位に上記巻取軸支持アダプターを固定し、固定された巻取軸支持アダプターに上記開閉装置用後付け駆動ユニットを環装し、同巻取軸支持アダプターに上記交換用巻取軸を接続するとともに、この交換用巻取軸と上記開閉装置用後付け駆動ユニットとを接続し、上記駆動回転体に上記回転駆動源を接続するようにした。
上記形態は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の形態によれば、既設の手動式開閉装置に対し当該開閉装置用後付け駆動ユニットを装着するだけで、駆動回転体と従動回転体とを具備した動力伝達機構を容易に新設することができる。
したがって、例えば、不動部位に直接支持軸を二つ設置し、その各支持軸に駆動回転体や従動回転体を設置するという段階的な作業や、回転駆動源の設置部を新たに設ける作業等を必要とせず、既設の開閉装置に対し、回転駆動源の動力によって開閉体を開閉動作させるための機構を容易に設置することができる。
また、駆動機構がユニット化されているため、当該駆動ユニットを新規に製造される開閉装置の部品として用いた場合でも、組み立て工程の簡素化による生産性の向上や、コスト低減等の効果を得ることができる。
更に、第二の形態によれば、ベース部材の回止め部材を不動部位に対し嵌合させることで、ベース部材が巻取軸の回転部位と一緒に回転してしまうのを防ぐことができる。
更に、第三の形態によれば、回止め部材と不動部位との嵌合状態や、開閉装置用後付け駆動ユニットの周方向位置を良好にするために、回止め部材の周方向位置を調整することができる。
更に、第四の形態によれば、既設の開閉装置における巻取軸が上記開閉装置用後付け駆動ユニットを装着不能な態様である場合であっても、その巻取軸を交換用巻取軸に交換し、回転駆動源をセットすれば、回転駆動源の動力によって開閉体が開閉動作する開閉装置とすることができる。
更に、第五の形態によれば、巻取軸支持アダプターを不動部位に固定し、該アダプターを開閉装置用後付け駆動ユニットに挿通させた際に、巻取軸支持アダプターが開閉装置用後付け駆動ユニットよりも交換用巻取軸側に突出する。
したがって、巻取軸支持アダプターに対し交換用巻取軸を接続する作業を良好に行うことができる。
更に、第六の形態によれば、既設の開閉装置を回転駆動源の動力によって開閉動作可能な開閉装置にする作業を、効率的に行うことができる
次に、上記形態の好ましい具体例を、図面に基づいて説明する。
以下の具体例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物の開口部分や、構築・構造物の内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、構築・構造物内部の空間を仕切ったり開放したりする所謂シャッター装置に適用可能であり、特に好ましいとして窓用シャッター装置に適用した一例について説明する。
図1に示す開閉装置1は、当初、手で持ち上げて開閉体10を開放し、手で下げるようにして開閉体10を閉鎖する手動開閉式の窓用シャッター装置であったが、本発明に係わる開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットAを装着することで、開閉体10を電動で開閉する電動開閉式の窓用シャッター装置として用いられる。
より詳細に説明すれば、この開閉装置1は、空間を仕切ったり開放したりするようにして開閉動作する開閉体1aと、該開閉体1aをその幅方向の両端側で開閉方向へ案内するガイドレール1b,1bと、該開閉体をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納ケース1cとを備える。
そして、この開閉装置1は、収納ケース1c内の図示しない巻取軸が外され、開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットAが装着されることによって、開閉体1aを電動で巻き取ったり繰り出したりする構造に改良されている。
開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットAは、図3に示すように、開閉装置用後付け駆動ユニット10と、該開閉装置用後付け駆動ユニット10の駆動回転体11に接続可能な回転駆動源20と、該開閉装置用後付け駆動ユニット10の従動回転体12が接続可能な交換用巻取軸30と、該交換用巻取軸30を不動部位に固定するための巻取軸支持アダプター40とを備えている。
開閉装置用後付け駆動ユニット10は、回転駆動源20の出力軸21に接続可能な駆動回転体11と、該駆動回転体11から無端輪状動力伝達部材15を介して回転力を伝達される従動回転体12と、これら駆動回転体11と従動回転体12とをそれぞれ回転可能に支持するベース部材13とを具備し、駆動回転体11およびベース部材13を、交換用巻取軸30に対し略同軸状に配設するようにしている。
駆動回転体11と従動回転体12は、図4に示すように、回転比が異なるスプロケット状に形成され、これら両回転体11,12には、所謂チェーンである無端輪状動力伝達部材15が巻かれている。
なお、他例としては、これら駆動回転体11、従動回転体12、無端輪状動力伝達部材15を、ベルトとプーリーからなる動力伝達機構や、複数の歯車からなる動力伝達機構に置換することも可能である。
駆動回転体11は、その外周に無端輪状動力伝達部材15と係合可能な凹凸部11aを有するとともに、後述する回転駆動源20の出力軸21を嵌合するための複数の接続部11bを有する。
また、従動回転体12は、その中心側に後述する巻取軸支持アダプター40を挿通可能な貫通孔12aを有する環状を呈し、その外周には、無端輪状動力伝達部材15と係合可能な凹凸部12bを有し、また、交換用巻取軸30側(図2における右側)の側面には、交換用巻取軸30を接続するための被接続部12c,12cを有する。
これら被接続部12c,12cは、図示例によれば、軸対称に二つ配設されている。各被接続部12cは、開閉装置1の開閉動作に伴って回転する交換用巻取軸30に連結されるように、断面略コ字枠状に突設されている。
また、この従動回転体12における交換用巻取軸30と逆側(図2における右側)の側面は、凹状に形成され、環状のベアリング部材14が嵌め合わせられている。このベアリング部材14は、耐摩耗性の良好な合成樹脂材料を環状に成形し、その内周面を摺接面としたものであり、他例としてはボールベアリングとすることも可能である。
また、ベース部材13は、駆動回転体11及び従動回転体12を支持するための基部13aと、回転駆動源20を支持するための駆動源支持部13bと、基部13aに止着された回止め部材13cとからなる。
基部13aは、図示例によれば、その上部側に、ベアリング部材14の内周面に摺接させるための環状突部13a1を有するとともに、該環状突部13a1の中心側に、後述する巻取軸支持アダプター40を挿通するための貫通孔13a2を有し、更に、該貫通孔13a2内に回止め部材13cを止着するための止着部13a3を有する。
前記回止め部材13cは、その上部側に、複数の止着孔13c1を交換用巻取軸30の周方向へわたるように配設してなり、これら止着孔13c1が、適宜選択され、ネジやボルト等の止着具によって基部13aの止着部13a3に止着されるようになっている。
そして、この回止め部材13cの下部側は、略板状に形成され、後述する巻取軸支持アダプター40に対し凹凸状に嵌合する。
また、この基部13aの下部側には、駆動回転体11を回転自在に支持するための軸部13dが突設され、更に該軸部13dよりも下側に、回転駆動源20を支持する支持ブラケット50を止着するための断面略L字状の止着部13eを有する。
また、この基部13aには、不動部位に対し固定されるように、止着孔13fが形成されている。この止着孔13fは、図示した好ましい一例によれば、基部13aの下部側に単数配設されているが、他の箇所に配設してもよいし、複数設けるようにしてもよい。
上記構成のベース部材13には、その環状突部13a1にベアリング部材14を介して従動回転体12が支持され、軸部13dに駆動回転体11が支持される。そして、これら従動回転体12および駆動回転体11に無端輪状動力伝達部材15が巻かれた状態で、その従動回転体12側の部分が蓋部材16によって覆われる。
蓋部材16は、無端輪状動力伝達部材15を駆動回転体11側へ挿通させるようにして従動回転体12を覆う環状に形成され、その中央側の貫通孔16aに、従動回転体12の被接続部12c、及び巻取軸支持アダプター40を挿通させる。
この蓋部材16は、ネジやボルト等の止着具によって、外周側がベース部材13に対し止着される。
また、回転駆動源20は、その内部に、回転電動機、該電動機の出力を適宜の回転数及びトルクにて伝達する動力伝達機構(例えば歯車機構等)、該動力伝達機構の回転力を外部へ出力する出力軸21等を備える。出力軸21は、外部へ露出され、その突端側が、駆動回転体11に対し回転力を伝達可能な凹凸状に形成されている。
この回転駆動源20は、出力軸21が駆動回転体11に接続された状態で、ベース部材13の止着部13eに止着された支持ブラケット50上に載置され、ネジやボルト等の止着具によって固定される。
また、交換用巻取軸30は、巻取軸支持アダプター40に対し接続される固定軸31と、該固定軸31に対し回動自在に支持された複数の支持円盤32と、これら支持円盤32の外周側に軸方向へわたるように固定された複数の連結棒33と、固定軸31の周囲に配設されるとともに固定軸31に対し支持円盤32及び連結棒33を巻き取り方向へ回転させるコイルスプリング34とを具備し、支持円盤32及び連結棒33の周囲に開閉体1aを巻き付けるように構成される。
固定軸31は、図示例によれば金属製パイプ材からなり、その一端側が巻取軸支持アダプター40の突端側部分に対し環状に接続され、ネジやボルト等の止着具等によって止着されるようになっている。この固定軸31における図示しない他端側は、開閉装置1の収納ケース1c内に不動に固定される。
また、支持円盤32は、ベアリング等を介して、固定軸31に対し回動自在となるように支持されている。
この支持円盤32は、固定軸31の軸方向へわたって所定間隔置きに複数配設され、特に開閉装置用後付け駆動ユニット10側においてはその配設ピッチが他の箇所よりも短く設定されている。すなわち、開閉装置用後付け駆動ユニット10から伝達される回転力に耐え得るように、支持円盤32の配設ピッチが短く設定されている。
また、連結棒33は、上記複数の支持円盤32間を連結するようにして、支持円盤32の外周側に固定された棒状部材であり、図示例によれば、軸対称に二本配設されている。
各連結棒33の一端側は、固定軸31の軸方向最端部側の支持円盤32よりも開閉装置用後付け駆動ユニット10側へ突出することで、交換用巻取軸30と従動回転体12とを接続するための接続部33aとなっている。
また、コイルスプリング34は、その一端側が固定軸31に止着されるとともに他端側が支持円盤32に止着されることで、固定軸31に対し支持円盤32を巻取り方向へ付勢している。
また、巻取軸支持アダプター40は、固定軸31によって接続される被接続部41と、開閉装置1の収納ケース1cを構成する側部カバー1c11(図5参照)に支持ブラケット1c12を介して固定される固定部42とからなる。
被接続部41は、略円柱状を呈し、前記側部カバー1c11に止着された際の開閉装置用後付け駆動ユニット10よりも交換用巻取軸30側に、ネジやボルト等の止着具によって固定軸31を止着するための止着孔41aを有する。
また、固定部42は、図示例によれば、略立方体状に形成されるとともに、その側部カバー1c11側に、開閉装置用後付け駆動ユニット10の回止め部材13cを上方から嵌め合わせるための切欠部42aを有する。また、この固定部42の側面には、側部カバー1c11側の支持ブラケット1c12に対しネジやボルト等の止着具によって止着するための止着孔42bを有する。
次に、上記開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットAを、手動開閉式に構成された開閉装置に対し組み付ける手順について、詳細に説明する。
先ず、手動開閉式に構成された開閉装置から図示しない巻取軸が取り外される。
そして、図5(a)に示すように不動部位である支持ブラケット1c12に対し巻取軸支持アダプター40が装着される。
支持ブラケット1c12は、収納ケース1cの側部カバー1c11に固定された断面略コ字枠状のブラケットであり、手動式開閉装置の巻取軸の固定軸(図示せず)が直接接続されるように構成されている。
支持ブラケット1c12に装着された巻取軸支持アダプター40は、ボルトとナット等の止着具によって不動に固定される。
次に、図5(a)に示すように、側部カバー1c11から突出する巻取軸支持アダプター40に対し、開閉装置用後付け駆動ユニット10が環状に装着されるとともに、ベース部材13の回止め部材13cが巻取軸支持アダプター40の切欠部42aに嵌め合せられる。
この際、必要に応じて、回止め部材13cと前記切欠部42aとの嵌合状態をより良好にする場合や、開閉装置用後付け駆動ユニット10の周方向位置を調整したい場合等には、ベース部材13の回止め部材13cを、一旦取り外し周方向位置をずらして再度止着すればよい。
そして、開閉装置用後付け駆動ユニット10は、ネジ等の止着具によって開閉装置1側部カバー1c11に固定される。
この状態では、図5(b)に示すように、開閉装置用後付け駆動ユニット10における蓋部材16および従動回転体12の中心側から、巻取軸支持アダプター40の被接続部41が突出する。
次に、開閉装置用後付け駆動ユニット10における従動回転体12の被接続部12c,12cに対し、交換用巻取軸30の接続部33a,33aが接続されるとともに、巻取軸支持アダプター40の被接続部41に対しては同交換用巻取軸30の固定軸31が接続される。
そして、巻取軸支持アダプター40における被接続部41と固定軸31とは、ネジやボルト等の止着具によって固定される。この際、前記被接続部41の止着孔41aが開閉装置用後付け駆動ユニット10の蓋部材16よりも交換用巻取軸30側に位置するため、その止着作業を容易に行うことができる。
次に、開閉装置用後付け駆動ユニット10におけるベース部材13の止着部13eに対し、ネジやボルト等の止着具によって支持ブラケット50が止着される。
その後、支持ブラケット50上に回転駆動源20が載置されるとともに、該回転駆動源20の出力軸21が駆動回転体11に接続され、そして、該回転駆動源20と支持ブラケット50とがネジやボルト等の止着具によって固定される。
而して、上記構成の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットA及びその装着方法によれば、一体的に構成された開閉装置用後付け駆動ユニット10を装着する作業であるため、例えば側部カバー1c11に対し駆動回転体11や従動回転体12を支持するための軸部材を個々に固定するような作業を必要とせず、その作業性が良好である。
なお、上記実施の形態によれば、手動式開閉装置の巻取軸(図示せず)を交換用巻取軸30に交換するようにしているが、手動式開閉装置に、上記交換用巻取軸30と略同構成の巻取軸が具備されている場合には、交換用巻取軸30を交換しないようにすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、手動式開閉装置を、開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットAによって電動式開閉装置に改良する手順を示しているが、電動式開閉装置の電動機構が故障した際等に、該電動機構を、当該開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットAによって置き換えるようにしてもよい。
本発明に係わる開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットを装着した開閉装置の一例を示す斜視図である。 同開閉装置の一例を示す要部断面図である。 本発明に係わる開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットの斜視図である。 本発明に係わる開閉装置用後付け駆動ユニットの分解斜視図である。 本発明に係わる開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットを開閉装置に組み付ける手順の一例を、(a)〜(b)に順次に示す斜視図である。
1:開閉装置
1a:開閉体
1c12:支持ブラケット(不動部位)
11:駆動回転体
12:従動回転体
13:ベース部材
13c:回止め部材
20:回転駆動源
21:出力軸
40:巻取軸支持アダプター
A:開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット

Claims (11)

  1. 回転駆動源の出力軸に接続可能な駆動回転体と、該駆動回転体から回転力を伝達されて回転する従動回転体と、これら駆動回転体と従動回転体とをそれぞれ回転可能に支持するとともに不動部位に対し固定されるように構成されたベース部材とを有する開閉装置用後付け駆動ユニットと、
    固定軸と、該固定軸の周囲に回動自在に支持されるとともに前記従動回転体に接続可能な巻取体とを有する交換用巻取軸と、
    不動部位に固定されるように構成された巻取軸支持アダプターと、を備えた開閉装置用後付け駆動ユニット装着セットであって、
    前記従動回転体及び前記ベース部材には、前記巻取軸支持アダプターを挿通可能な貫通孔が設けられ、
    前記巻取軸支持アダプターは、前記従動回転体及び前記ベース部材を支持しないように前記貫通孔に挿通されて、前記固定軸に接続されるように構成されていることを特徴とする開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット
  2. 前記貫通孔は、前記巻取軸支持アダプターに対し全周にわたって接触しないように形成されていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット
  3. 前記ベース部材における前記貫通孔の周囲に、前記交換用巻取軸側へ突出する環状突部を設け、該環状突部によって前記従動回転体を回転自在に支持したことを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット
  4. 前記環状突部の外周にベアリング部材を介して前記従動回転体を支持したことを特徴とする請求項3記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット
  5. 前記ベース部材における前記貫通孔の内周部には、前記巻取軸支持アダプターに対し凹凸状に嵌合することで、前記ベース部材が前記巻取軸の周方向へ回るのを阻む回止め部材が止着されていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット。
  6. 前記ベース部材における前記貫通孔の内周部には、周方向へわたって複数の止着孔が設けられ、前記回止め部材は、前記複数の止着孔に選択的に止着されることで、周方向の位置が調整可能となっていることを特徴とする請求項5記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット
  7. 前記巻取軸支持アダプターには、前記回り止め部材を嵌め合せるための切欠部が設けられていることを特徴とする請求項5又は6記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット
  8. 前記従動回転体を覆う環状の蓋部材が設けられ、この蓋部材は、その中央側の貫通孔に、前記巻取軸支持アダプターを挿通させることを特徴とする請求項1乃至7何れか1項記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット。
  9. 前記交換用巻取軸の前記巻取体は、前記固定軸に対し回動自在に支持された複数の支持円盤と、これら支持円盤の外周側に軸方向へわたるように固定された複数の連結棒とを具備し、前記連結棒の一端側は、前記従動回転体に接続される接続部となっていることを特徴とする請求項1乃至8何れか1項記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット。
  10. 前記支持円盤は、前記固定軸の軸方向へわたって所定間隔置きに複数配設され、前記開閉装置用後付け駆動ユニット側においてはその配設ピッチが他の箇所よりも短く設定されていることを特徴とする請求項9記載の開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット。
  11. 前記開閉装置用後付け駆動ユニットの前記駆動回転体に接続可能な回転駆動源を備えたことを特徴とする請求項1乃至10何れか1項記載の駆動ユニット装着セット。
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