JP6220631B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャッター装置やオーバーヘッドドア等の開閉装置に関し、特に動力源である開閉機を制御して開閉体を開閉動作させる開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載される発明のように、上下方向へ開閉動作する開閉体(シャッターカーテン2)と、該開閉体を上方側で巻き取ったり繰り出したりする巻取体(巻き取りドラム4)と、該巻取体を回転させる駆動源である開閉機(電動モータ7)と、該開閉機を制御する制御部(主制御部10)とを備えた開閉装置がある。
この従来技術によれば、開閉機(電動モータ7)の上部に制御部(主制御部10)を配置しているため、これら開閉機と制御部を一体的に扱うことができ、例えば、製造時やメンテナンス時に好都合な場合がある。
しかしながら、前記従来技術では、開閉機の上方側に制御部が隠れるようにして配置されるため、制御部を取り外すことなく点検口等からメンテナンスする場合には、そのメンテナンス作業が困難になるおそれがある。より具体的に説明すれば、制御部には、各種センサ等を接続するためのコネクタや、制御内容を切り換えるスイッチや、制御状態を表示する表示部等が設けられる場合があるが、これらに対する配線作業や操作等が、困難になる可能性がある。
特開2008−144448号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、制御部等に対するメンテナンス性を向上した開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、上下方向へ開閉動作する開閉体と、該開閉体をその上方側で収納したり送出したりする収納部と、該収納部内で前記開閉体を巻き取ったり繰り出したりする巻取体と、該巻取体を駆動回転させる開閉機と、該開閉機を制御する制御部とを備えた開閉装置であって、前記開閉機は、駆動軸側を前記巻取体の一端部の近傍に配置するとともに、反駆動軸側を前記巻取体の他端方向へ向けて固定され、前記収納部の下面には、点検口と、該点検口を開放可能に閉鎖する閉鎖部材とが設けられ、前記制御部は、制御のための信号線接続部を少なくとも有する被作業面を、反駆動軸側へ向けて、前記開閉機の上部又は下部に固定され、前記収納部内には、前記制御部の被作業面よりも反駆動軸側に、前記被作業面に対する作業を行うための作業空間が確保され、前記点検口は、前記開閉機及び前記作業空間を含む範囲に開口され、前記制御部は、前記開閉機の上部に固定され、前記作業空間の上方側には、操作面を下方へ向けるようにして、前記開閉機の電源回路用の遮断器が固定されていることを特徴とする


本発明は、以上説明したように構成されているので、制御部等に対するメンテナンス性を向上することができる。
本発明に係る開閉装置の一例を示す正面図である。 開閉機及び制御部の取付け構造の一例を示す要部正面図であり、巻取体の図示を省略している。 同取付け構造を示す側面図である。 制御部の一例を示す斜視図である 同制御部の被作業面を示す図である。 制御部載置ブラケットの一例を示す斜視図である。 遮断器支持ブラケットの一例を示す斜視図である。 同遮断器支持ブラケットを示す上面図である。
本実施の形態の第一の特徴は、上下方向へ開閉動作する開閉体と、該開閉体をその上方側で収納したり送出したりする収納部と、該収納部内で前記開閉体を巻き取ったり繰り出したりする巻取体と、該巻取体を駆動回転させる開閉機と、該開閉機を制御する制御部とを備えた開閉装置であって、前記開閉機は、駆動軸側を前記巻取体の一端部の近傍に配置するとともに、反駆動軸側を前記巻取体の他端方向へ向けて固定され、前記収納部の下面には、点検口と、該点検口を開放可能に閉鎖する閉鎖部材とが設けられ、前記制御部は、制御のための信号線接続部を少なくとも有する被作業面を、反駆動軸側へ向けて、前記開閉機の上部又は下部に固定され、前記収納部内には、前記制御部の被作業面よりも反駆動軸側に、前記被作業面に対する作業を行うための作業空間が確保され、前記点検口は、前記開閉機及び前記作業空間を含む範囲に開口されている。
この構成によれば、閉鎖部材を外して点検口を開放すれば、点検口が作業空間に連通し、該作業空間が制御部の被作業面の近くに位置するため、制御部への各種信号線の着脱作業等、制御部の被作業面に対する作業を容易に行うことができる。
第二の特徴としては、前記制御部は、前記開閉機の上部に固定され、前記作業空間の上方側には、操作面を下方へ向けるようにして、前記開閉機の電源回路用の遮断器が固定されている。
この構成によれば、遮断器に対する操作を、開放した際の点検口から容易に行うことができる。
第三の特徴としては、前記遮断器は、下端側を前記制御部に接続した遮断器支持ブラケットの上部側に固定されるとともに、前記被作業面よりも上側に位置している。
この構成によれば、遮断器を制御部と一体的に扱える上、制御部の被作業面に対する作業と、遮断器に対する操作との両方を、良好に行うことができる。
第四の特徴としては、前記遮断器支持ブラケットは、前記作業空間側へスライドして外せるように設けられている。
この構成によれば、遮断器の着脱や交換等の作業を容易に行うことができる。
なお、より好ましくは、前記制御部載置ブラケットを前記作業空間側からネジ止めする。
第五の特徴としては、前記制御部は、前記開閉機に対し、前記作業空間側へスライドさせて外せるように設けられている。
この構成によれば、前記制御部を障害物等のない作業空間側へ引き抜くようにして外すことができ、ひいては、メンテナンス時の作業性を向上することができる。
なお、より好ましくは、前記制御部を前記作業空間側からネジ止めする。
第六の特徴としては、前記開閉機の上部に制御部載置ブラケットが固定され、該制御部載置ブラケットの上面側に前記制御部が固定され、
前記制御部の下面には、駆動軸側を向いて突出した突片部が設けられ、該突片部には、駆動軸側を開口した凹部が設けられ、
前記制御部載置ブラケットには、前記制御部を載置してスライドさせる被スライド面と、前記制御部の前記突片部と前記凹部に対し、それぞれ、駆動軸側から嵌り合う凹部と凸部が設けられている。
この構成によれば、前記制御部をスライドさせて着脱できる上、装着時には、制御部側の突片部と制御部載置ブラケット側の凹部との嵌り合いにより、上下方向へのがたつきを抑制し、さらに、制御部側の凹部と制御部載置ブラケット側の凸部との嵌り合いにより、巻取体に交差する方向のがたつきも抑制することができる。
第七の特徴としては、前記点検口は、前記開閉機よりも反駆動軸側に、前記制御部を上下方向へ通過可能な開口を有する。
この構成によれば、前記制御部を障害物等のない作業空間側へ引き抜くようにして外して、点検口から収納部外へ引き出すことができ、ひいては、メンテナンス時の作業性をより向上することができる。
なお、本明細書中、「開閉体閉鎖方向」とは、当該開閉装置により開閉される開口部において、開閉体が空間を仕切るようにしてスライドする方向を意味し、「開閉体開放方向」とは、前記開閉体閉鎖方向に対する逆方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、当該開閉装置により開閉される開口部において、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。また、本明細書中、「開閉体厚さ方向」とは、全閉状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、本明細書中、「開閉体幅方向」又は「開閉体横幅方向」とは、開閉体開閉方向と略直交する方向であって、前記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。また、本明細書中、「面方向」とは、全閉状態の開閉体の面が連続する方向を意味する。
また、「駆動軸側」とは、開閉機の駆動軸の軸方向において駆動軸が突出する方向を意味し、「反駆動軸側」とは、前記駆動軸側に対する逆方向側を意味する。
次に、上記特徴を有する好ましい実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示す開閉装置1は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として適用可能である。
この開閉装置1は、上下方向へスライドしながら開閉動作する開閉体10と、該開閉体10の幅方向の端部を囲んで上下方向へ案内するガイドレール20と、該開閉体10をその上方側で収納したり送出したりする収納部30とを具備し、収納部30内のメンテナンス作業を下方側から行えるようにしている。
開閉体10は、開閉体本体11と、該開閉体本体11の下端側に接続されて開閉体本体11に相対して上下方向へ移動可能な可動座板12とを備える。
開閉体本体11は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなる所謂スラット11aを、上下に隣接する該スラット11a,11a間で回動するように複数連接している。可動座板12は、開閉体幅方向へわたる長尺状に形成され、開閉体本体11の下端側に、上下方向へスライドするように接続されている。
ガイドレール20は、開閉体10の幅方向の端部を囲む断面略コ字状の部材であり、開閉体10によって着座される着座対象部位G(例えば、床面や地面、枠部材等)と収納部30との間にわたって配設されている(図1参照)。
また、収納部30は、収納ケース31内に、開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取体32と、該巻取体32をチェーン及びスプロケット等の動力伝達手段を介して駆動回転させたり制動したりする開閉機34と、開閉機34等を制御する制御部36と、電源回路用の遮断器37とを具備している(図1参照)。
収納ケース31は、形鋼状の枠材を直方体状に組み、その外周面を必要に応じて板金等により閉鎖してなる。
この収納ケース31内には、制御部36の被作業面36a(図1及び図4参照)よりも反駆動軸側(図1によれば右方向側)に、前記被作業面36aに対する作業を行うための作業空間Sが確保される。
また、収納ケース31の下端面には、制御部載置ブラケット38、開閉機34及び遮断器37に対するメンテナンス作業を行うための点検口30aと、該点検口30aを開放可能に閉鎖する閉鎖部材30bとが設けられる。
作業空間Sは、図1及び図2に示すように、被作業面36aの反駆動軸側、及び開閉機34の反駆動軸側に位置する空間である。この作業空間Sは、図1に示す一例によれば、メンテナンス等のために開閉機34から取り外された制御部36や、制御部載置ブラケット38、遮断器支持ブラケット39、遮断器37等を、一時的に通過可能な程度の広さに確保される。
点検口30aは、開閉機34及び作業空間Sを含む範囲に位置するとともに、開閉機34よりも反駆動軸側に、制御部36、制御部載置ブラケット38及び遮断器支持ブラケット39等を上下方向へ通過可能な開口を確保している。
また、閉鎖部材30bは、点検口30aを覆い塞ぐように収納ケース31に装着される。この閉鎖部材30bは、収納ケース31に対し蝶番等を軸に回転して開閉する態様や、あるいは収納ケース31に対し着脱可能に係合した態様等とすればよい。
巻取体32は、収納ケース31に対し、ブラケット等を介して回転自在に支持された軸状もしくは筒状の部材であり、開閉体横幅方向へわたって設けられる。
開閉機34は、例えば、実開平01−118084号公報に示される周知構造の開閉機であり、その内部には、動力源となる電動モータや、該電動モータの駆動軸の回転を制動するブレーキ機構、該ブレーキ機構を制動状態に維持する付勢部材、該付勢部材の付勢力に抗してブレーキ機構の制動状態を解除する電磁ソレノイド等が設けられる。この開閉機34によれば、前記電動モータへ供給される電力を位相制御することにより前記駆動軸を正転又は反転させることができる。
この開閉機34は、駆動軸を巻取体32の一端部(図1によれば左端部)の近傍に配置するとともに、前記駆動軸の側と反対側である反駆動軸側を同巻取体32の他端方向へ向けて、収納ケース31に固定される。この固定箇所は、収納ケース31における閉鎖部材30b以外の不動部位であればよく、例えば、収納ケース31を構成する枠材や板金等に対しブラケット等を介して固定される。
なお、図2中、符号34aは、緊急時等に開閉機34の駆動軸を手動で回すためのチェーンであり、通常時は曲げられて収納ケース31内に収納されたり外されたりする。
制御部36は、例えば、プログラムに基づいて中央処理装置(CPU)を機能させる電子回路(例えば、マイコン等)や、リレー等により構成され、当該制御部36の外部から入力される複数の信号を処理し、その処理結果に応じて、開閉機34の動作を制御する。
この制御部36には、例えば、制御のための信号線接続部や、開閉位置や異常状態等を表示するディスプレイ、制御モード等を切り換える切換えスイッチ、設定値等を入力するスイッチ等を有する被作業面36aが設けられる。制御部36は、この被作業面36aを、反駆動軸側(図1によれば右方向)へ向けて、開閉機34の上部又は下部(図示例によれば上部)に固定される。
前記信号線接続部は、例えば、操作スイッチ(開放スイッチ、閉鎖スイッチ、停止スイッチなど)からの信号線、開閉体10の開閉状態を感知する上下限リミットスイッチからの信号線、可動座板12や光電センサ等による障害物感知装置からの信号線等が接続される端子である。
制御部36の外観形状は、図4に示すように矩形箱状を呈し、その下面には、駆動軸側(図1によれば左方向側)を向いて突出した突片部36bが設けられる。突片部36bは、開閉体厚さ方向へわたって突出する板状の突起である。この突片部36bには、駆動軸側を開口した複数(図示例によれば二つ)の凹部36b1が設けられる。
そして、制御部36は、制御部載置ブラケット38等を介して開閉機34の上部に固定される。
図4中、符号36cは、制御部載置ブラケット38の貫通孔38e1に挿通した止着具39b3(例えば、ネジやボルト等、図2参照)を螺合するためのネジ孔である。
制御部載置ブラケット38は、図6に示すように、金属製板金材料等から略板状に形成され、制御部36を載置してスライドさせる略平坦状の被スライド面38aや、制御部36の突片部36bと凹部36b1に対し、それぞれ、駆動軸側(図1によれば右側)から嵌り合う凹部38bと凸部38c、後述する遮断器支持ブラケット39が嵌め合せられる被嵌合片部38d、制御部36及び遮断器支持ブラケット39を不動に止着する被止着片部38e等を一体に有する。そして、この制御部載置ブラケット38は、ボルトやネジ、スリーブ、取付ブラケット等の止着具により、開閉機34の上部側に固定されている。
凹部38b及び凸部38cは、制御部載置ブラケット38の被スライド面38aにおける駆動軸寄り側を切り起こすようにして形成される。
凹部38bは、被スライド面38aの駆動軸寄りから断面逆L字状に上方へ突出する突片部の内側に形成される凹部であり、その開口を反駆動軸側へ向けている。この凹部38bの上下開口幅は、制御部36の突片部36bを嵌脱可能なように適宜に設定される。
また、凸部38cは、被スライド面38aの駆動軸寄りから上方へ突出する片状に形成され、制御部36における突片部36bの凹部36b1に対し嵌脱可能となるように、複数(図示例によれば二つ)設けられる。
また、被嵌合片部38dは、被スライド面38aの裏面における反駆動軸寄りから断面L字状に下方へ突出し、開口を反駆動軸側へ向けている。
また、被止着片部38eは、図6に示すように、制御部載置ブラケット38の反駆動軸側の縁部を上方へ折り曲げてなる。この被止着片部38eにおいて、長手方向の中央側には、制御部36を止着し固定するための貫通孔38e1が設けられ、同方向の両側には、遮断器支持ブラケット39を止着するためのネジ孔38e2,38e2が設けられる。
その他、図6中、符号38f,38g,38h,38iは、開閉機34へ止着される止着片であり、ボルトやネジ等を挿通する貫通孔を有する。
また、遮断器37は、開閉機34の電源回路を過電流等により遮断して開閉機34を保護する機器である。
この遮断器37は、制御部載置ブラケット38に支持された遮断器支持ブラケット39を介することで、操作面37aを下方へ向けた状態で、作業空間S及び被作業面36aよりも上方に位置して固定され(図2参照)、開閉機34及び制御部載置ブラケット38に対し、作業空間S側へスライドさせて外すことが可能である。
遮断器支持ブラケット39は、金属製板金材料等を曲げ加工することで、図7に示すように、略水平板状の遮断器取付部39aと、遮断器取付部39aから下方へ延設された二つの取付け片部39b,39bとから一体に構成される。
遮断器取付部39aは、図示例によれば、略矩形板状に形成され、その下面に、止着具(例えば、ボルトやネジ等)によって遮断器37が取り付けられる。
二つの取付け片部39b,39bは、開閉機34の駆動軸方向と交差する方向の一端側と他端側に位置するように間隔を置いて配置され、これらの間に、制御部36及び制御部載置ブラケット38が位置する。
各取付け片部39bは、制御部載置ブラケット38の下面に接触するように略水平方向へ曲げられた曲げ片部39b1と、制御部載置ブラケット38の被止着片部38eに対し反駆動軸側から接触するように上方へ曲げられた止着片部39b2とを有する。止着片部39b2には、止着具39b3(例えばネジやボルト等)を挿通可能な貫通孔が設けられる。
前記構成の遮断器支持ブラケット39を開閉機34及び制御部載置ブラケット38に組み付ける際には、二つの取付け片部39b,39bを制御部載置ブラケット38下面に沿って駆動軸側へスライドさせれば、各取付け片部39bが制御部載置ブラケット38の被嵌合片部38dに嵌り合うとともに、止着片部39b2が制御部載置ブラケット38後端の被止着片部38eに重なり合う。この状態で、止着片部39b2に止着具39b3(例えばネジやボルト等、図2参照)を挿通し、該止着具39b3を被止着片部38eに螺合すればよい。
次に上記構成の開閉装置1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
当該開閉装置1を現場等に設置した状態において、閉鎖部材30bを外す等して点検口30aを開放すると、該点検口30aが作業空間Sに連通し、該作業空間Sが制御部36の被作業面36a、及び遮断器37の操作面37aの近くに位置する。したがって、制御部36への信号線の接続作業や、制御モードの切り替え作業、設定値の変更作業、ディスプレイによる表示の確認、遮断器37の入切、操作モードの切り替え等、制御部36に対するメンテナンス作業や操作等を容易に行うことができる。
また、遮断器37のみを交換等のために外す際には、止着具39b3(図2参照)を緩めて外し、遮断器支持ブラケット39を作業空間S側へ引き抜いて、更に作業空間S下側の点検口30aに通過させればよい。そして、遮断器37を装着する際には、前記と逆の作業を行えばよい。
さらに、部品交換等のために開閉体10から制御部36を外す場合には、上記のようにして遮断器37及び遮断器支持ブラケット39を外した後、被止着片部38e(図6参照)の中央側の貫通孔38e1に挿通され止着された止着具39b3(図2参照)を外し、制御部36の反駆動軸側の部分を被止着片部38eの高さよりも高く持ち上げて、制御部36を反駆動軸側へスライドさせれば、制御部36下面の駆動軸側の突片部36bが制御部載置ブラケット38から外れる。そして、さらに、制御部36を作業空間S側へ引き抜くように移動し、該制御部36を下方へ移動して点検口30aから収納部30外へ引き出すことができる。
また、制御部36を装着するには、前記と逆の作業を行えばよく、この際、比較的高重量の制御部36を制御部載置ブラケット38上でスライドさせて定位置に固定できるため、その作業性が良好である。しかも、装着後の制御部36は、突片部36b及び凹部36b1,36b1(図4参照)と、制御部載置ブラケット38側の凹部38b及び凸部38c,38cとの嵌り合い、および止着具39b3の締付等により、駆動軸方向と該方向に交差する方向へのがたつきが抑制される。
なお、上記実施例では、特に好ましい態様として、制御部36を開閉機34の上部側に設けたが、他例としては、制御部36を開閉機34の下部側に配置することも可能である。
また、上記実施例によれば、収納部30の下面側において、開閉体幅方向の一部分に点検口30a及び閉鎖部材30bを設けるようにしたが、他例としては、これら点検口30a及び閉鎖部材30bを、収納部30の下面の全面に設けることも可能である。
また、図示例によれば、取り外した際の制御部36及び制御部載置ブラケット38等を、開閉機34の反駆動軸側において下方へ通過可能なように、点検口30aの寸法を設定したが、他例として、制御部載置ブラケット38の取り外しを想定していない場合等には、前記寸法を制御部36や制御部載置ブラケット38が通過不能な寸法とすることも可能である。但し、この場合でも、作業空間Sの寸法は、作業者等が点検口30aから被作業面36aへのメンテナンス作業を行えるように適宜に設定される。
また、図示例によれば、収納部30を直方体形状としたが、この収納部30は、下方面に点検口30aと閉鎖部材30bを備えていれば、直方体形状でなくてもよく、例えば、単なる天井裏空間のような空間を利用して、巻取体32、開閉機34及び制御部36を収納するようにしたものであってもよい。
また、図3の一例では、開閉体厚さ方向(図示の左右方向)において、巻取体32の中心に対し、開閉機34、制御部36、遮断器37及び作業空間S等が、繰り出された開閉体10(及びガイドレール20)とは反対側(図示の右側)に位置しているが、他例としては、巻取体32の巻取り繰出し回転方向を逆にして、巻取体32の中心に対して、開閉機34、制御部36、遮断器37及び作業空間S等が、繰り出される開閉体10(及びガイドレール20)と同じ側(図示の左側)に位置する態様とすることも可能である。
また、図3の一例では、開閉体厚さ方向において、巻取体32に対し、点検口30a、開閉機34、制御部36、遮断器37及び作業空間S等が横に並ぶような配置になっているが、他例としては、収納部30の開閉体厚さ方向の寸法を短くする等の目的で、巻取体32に対し、点検口30aの少なくとも一部、(必要に応じて、開閉機34、制御部36、遮断器37、作業空間S等の少なくとも一部も)、開閉体厚さ方向において巻取体32とオーバーラップする関係(但し、上下方向にはずれていて干渉しない関係)に配置してもよい。このようにするためには、図3に示すように、開閉体厚さ方向において、巻取体32の中心に対して、開閉機34、制御部36、遮断器37及び作業空間S等を、繰り出される開閉体10(及びガイドレール20)とは反対側(図示例によれば左側)に位置させると、点検口30a等が繰り出される開閉体10に干渉することがなく有利である。
なお、巻取体32の中心に対して、開閉機34、制御部36、遮断器37及び作業空間S等を、繰り出される開閉体10(及びガイドレール20)と同じ側に位置させる構成についても、例えば、ガイドレール20を巻取体32の中心寄りに配置する等して、繰り出される開閉体10が巻取体32の中心寄りのガイドレール20に呑み込まれるようにすれば、前記同様に開閉体厚さ方向においてオーバーラップする構成とすることは可能である。
また、開閉体10の他例としては、単数もしくは複数のパネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ配設してなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等とすることが可能である。
30:収納部
30a:点検口
30b:閉鎖部材
31:収納ケース
32:巻取体
34:開閉機
36a:被作業面
37:遮断器
38:制御部載置ブラケット
38b:凹部
38c:凸部
38e:被止着片部
39:遮断器支持ブラケット
39b:取付け片部
39b1:曲げ片部
S:作業空間

Claims (6)

  1. 上下方向へ開閉動作する開閉体と、該開閉体をその上方側で収納したり送出したりする収納部と、該収納部内で前記開閉体を巻き取ったり繰り出したりする巻取体と、該巻取体を駆動回転させる開閉機と、該開閉機を制御する制御部とを備えた開閉装置であって、
    前記開閉機は、駆動軸側を前記巻取体の一端部の近傍に配置するとともに、反駆動軸側を前記巻取体の他端方向へ向けて固定され、
    前記収納部の下面には、点検口と、該点検口を開放可能に閉鎖する閉鎖部材とが設けられ、
    前記制御部は、制御のための信号線接続部を少なくとも有する被作業面を、反駆動軸側へ向けて、前記開閉機の上部又は下部に固定され、
    前記収納部内には、前記制御部の被作業面よりも反駆動軸側に、前記被作業面に対する作業を行うための作業空間が確保され、
    前記点検口は、前記開閉機及び前記作業空間を含む範囲に開口され
    前記制御部は、前記開閉機の上部に固定され、
    前記作業空間の上方側には、操作面を下方へ向けるようにして、前記開閉機の電源回路用の遮断器が固定されていることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記遮断器は、下端側を前記制御部に接続した遮断器支持ブラケットの上部側に固定されるとともに、前記被作業面よりも上側に位置していることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記遮断器支持ブラケットは、前記作業空間側へスライドして外せるように設けられていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
  4. 前記制御部は、前記開閉機に対し、前記作業空間側へスライドさせて外せるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
  5. 前記開閉機の上部に制御部載置ブラケットが固定され、該制御部載置ブラケットの上面側に前記制御部が固定され、
    前記制御部の下面には、駆動軸側を向いて突出した突片部が設けられ、該突片部には、駆動軸側を開口した凹部が設けられ、
    前記制御部載置ブラケットには、前記制御部を載置してスライドさせる被スライド面と、前記制御部の前記突片部と前記凹部に対し、それぞれ、駆動軸側から嵌り合う凹部と凸部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の開閉装置。
  6. 前記点検口は、前記開閉機よりも反駆動軸側に、前記制御部を上下方向へ通過可能な開口を有することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の開閉装置。
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