JP7266396B2 - 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム - Google Patents
車両管理サーバおよびコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7266396B2 JP7266396B2 JP2018224418A JP2018224418A JP7266396B2 JP 7266396 B2 JP7266396 B2 JP 7266396B2 JP 2018224418 A JP2018224418 A JP 2018224418A JP 2018224418 A JP2018224418 A JP 2018224418A JP 7266396 B2 JP7266396 B2 JP 7266396B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- return
- vehicle
- time
- vehicle management
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims description 12
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 43
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 24
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- LFYJSSARVMHQJB-QIXNEVBVSA-N bakuchiol Chemical compound CC(C)=CCC[C@@](C)(C=C)\C=C\C1=CC=C(O)C=C1 LFYJSSARVMHQJB-QIXNEVBVSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 230000008676 import Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 1
- 238000012797 qualification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
第一の発明は、車両共有サービスに係るサービス対象車両の返却に寄与する情報を利用者へ提供するための車両管理サーバに係る。
すなわち、サービス対象車両の現在位置データを受信して時刻データと紐付けて取得する現在位置データ受信手段と、
サービス対象車両の返却地および返却予定時刻を含むデータを蓄積している車両管理データベースと、
前記の現在位置データから前記の返却地までの距離、現在時刻と実際に返却された返却完了時刻との差分である実際返却時間、および前記の返却予定時刻までに実際の返却が間に合ったか否か返却結果データについて蓄積された返却実績データを蓄積する実績データベースと、
時刻データを含んだ前記の現在位置データ、前記の返却地、前記の返却予定時刻、および前記の返却実績データを用いて返却可能エリアデータを演算する返却可能エリア演算手段と、
前記の現在位置データを送信してきたサービス対象車両へ前記の返却可能エリアデータを送信する返却可能エリア出力手段と、
を備えた車両管理サーバである(図3参照)。
「車両共有サービス」とは、カーシェアリングを管理運営するサービス、およびカーレンタルサービスの両方を指すものとする。
「サービス対象車両」とは、カーシェアリングであれば「シェアカー」、カーレンタルサービスであれば「レンタルされる車両(レンタカー)」を指すものとする。
サービス車両の利用を希望する者は、カーシェアリングの場合には、予め会員登録をした会員ユーザとなって「利用者」の資格を得るのが一般的である。
車両管理データベースにおいては、サービス対象車両の返却地および返却予定時刻を含むデータを予め蓄積している。また、実績データベースにおいては、現在位置データから返却地までの距離、現在時刻と実際に返却された返却完了時刻との差分である実際返却時間、および返却予定時刻までに実際の返却が間に合ったか否か返却結果データについて蓄積された返却実績データを予め蓄積している。
所定のサービス対象車両から現在位置データが送信されてきた場合、その現在位置データを現在位置データ受信手段が受信し、時刻データと紐付けて取得する。返却可能エリア演算手段は、現在位置データに係るサービス対象車両の返却地および返却予定時刻を車両管理データベースから引き出し、返却地に関わる返却実績データを実績データベースから引き出し、返却可能エリアデータを演算する。演算結果としての返却可能エリアデータは、返却可能エリア出力手段が現在位置データを送信してきたサービス対象車両へ送信する。
車両管理サーバとしては、現在位置データを受信し、返却地に伴う過去の関連データを使って返却可能エリアを演算するので、受信した現在位置データに基づいて、その日時における返却可能エリアを推定する演算を実行することに比べ、演算の負担が小さくて済む。
第一の発明は、以下のようにすることもできる。
すなわち、前記の返却可能エリアデータは、サービス対象車両におけるカーナビゲーション装置において、現在位置データおよび返却可能エリアを地図データ上に一画面で表現したものとする(図3、図6参照)。
前記の返却可能エリア演算手段が演算する返却可能エリアデータに地図データを含むこととしてもよいが(図5参照)、含まないこととする(サービス対象車両におけるカーナビゲーション装置において地図データと組み合わせて出力させる)のが望ましい(図6参照)。サービス対象車両へ送信するデータ量を抑制できるからである。
サービス対象車両におけるカーナビゲーション装置では、現在位置データおよび返却可能エリアを地図データ上に一画面で表現されるので、利用者は運転しながら、返却可能エリアと現在位置との関係を、直感的に把握できる。
第一の発明は、以下のようにすることもできる。
すなわち、前記の現在位置データ受信手段が取得した時刻データに紐付けられた現在位置データと、前記の車両管理データベースに蓄積された返却地および返却予定時刻データとを用いて、新たな実績データを作成する実績データ作成手段を備え、
その実績データ作成手段が作成した新たな実績データは、前記の実績データベースに蓄積することとするのである(図7参照)。
前記の現在位置データ受信手段が取得した時刻データに紐付けられた現在位置データと、前記の車両管理データベースに蓄積された返却地および返却予定時刻データとを用いて、新たな実績データを実績データ作成手段が作成する。作成された新たな実績データは、前記の実績データベースに蓄積する。
実績データが増えることによって、演算される返却可能エリアの精度向上が期待できる。
第一の発明は、以下のようにすることもできる。
すなわち、リアルタイムな渋滞情報を提供する渋滞情報サーバから渋滞データを受信する渋滞データ受信手段を備え、
前記の返却可能エリア出力手段は、前記の渋滞データ受信手段が受信した渋滞データをもサービス対象車両へ送信することとしてもよい(図8参照)。
「渋滞情報サーバ」とは、公益社団法人や民間企業が提供する情報サービス提供者に係るサーバである。
リアルタイムな渋滞情報を提供する渋滞情報サーバから渋滞データ受信手段が渋滞データを受信する。そして、返却可能エリア出力手段は、受信した渋滞データを返却可能エリアデータとともにサービス対象車両へ送信する。サービス対象車両には、返却実績データに基づいた返却可能エリアデータに加え、リアルタイムな情報としての渋滞データも提供されることとなる。
第一の発明は、以下のようにすることもできる。
すなわち、 前記の車両管理データベースには、サービス対象車両ごとの予約データが蓄積されており、前記の実績データベースにおける返却実績データを用いて返却予定時刻には明らかに返却困難であるサービス対象車両を特定する返却困難車両判断手段と、
その返却困難車両判断手段が返却困難と判断したサービス対象車両に係る予約データを前記の車両管理データベースから抽出して予約振り替えが必要か否かを判断する予約振り替え判断手段と、
その予約振り替え判断手段が予約振り替えを必要と判断した場合に、前記の車両管理データベースから予約の空いている車両に関するデータを取得して予約振り替えを演算し、演算した振り替えデータを前記の車両管理データベースへ蓄積させる振り替え演算手段と、を備えるのである( 図9 参照) 。
「返却実績データを用いて返却予定時刻には明らかに返却困難」と判断するのは、たとえば、返却予定時刻から現在時刻を差し引きした残り時間よりも30分長くても返却された例が存在しないような場合である。実績データの蓄積に応じて、返却困難と判断するアルゴリズムは適宜変更する。
実績データベースにおける返却実績データを用いて、返却予定時刻には明らかに返却困難であるサービス対象車両を返却困難車両判断手段が特定する。返却困難と判断したサービス対象車両に係る予約データを前記の車両管理データベースから抽出し、予約振り替えが必要か否かを予約振り替え判断手段が判断する。
予約振り替えを必要と判断した場合には、振り替え演算手段が車両管理データベースから予約の空いている車両に関するデータを取得して予約振り替えを演算する。そして、演算した振り替えデータを前記の車両仮データベースへ蓄積させる。
なお、振り替えた予約に係るユーザに対しては、別途の通信手段に基づいて、当該ユーザへ振り返られた車両を特定するための情報を送信することとなる。
第二の発明は、車両共有サービスに係るサービス対象車両の返却に寄与する情報を利用者へ提供するための車両管理サーバを制御するためのコンピュータプログラムに係る。
前記の車両管理サーバは、サービス対象車両の返却地および返却予定時刻を含むデータを蓄積している車両管理データベースと、
前記の現在位置データから前記の返却地までの距離、現在時刻と実際に返却された返却完了時刻との差分である実際返却時間、および前記の返却予定時刻までに実際の返却が間に合ったか否か返却結果データについて蓄積された返却実績データを蓄積する実績データベースと、を備えている。
前記のコンピュータプログラムは、
サービス対象車両の現在位置データを受信して時刻データと紐付けて取得する現在位置データ受信手順と、
時刻データを含んだ前記の現在位置データ、前記の返却地、前記の返却予定時刻、および前記の返却実績データを用いて返却可能エリアデータを演算する返却可能エリア演算手順と、
前記の現在位置データを送信してきたサービス対象車両へ前記の返却可能エリアデータを送信する返却可能エリア出力手順と
を車両管理サーバに実行させることとしたコンピュータプログラムである。
第二の発明は、返却可能エリアデータは、サービス対象車両におけるカーナビゲーション装置において、現在位置データおよび返却可能エリアを地図データ上に一画面で表現可能であるようなデータとすると、より好ましい。
第二の発明は、以下のようにしても良い。
すなわち、前記の現在位置データ受信手順にて取得した時刻データに紐付けられた現在位置データと、前記の車両管理データベースに蓄積された返却地および返却予定時刻データとを用いて、新たな実績データを作成する実績データ作成手順と、
その実績データ作成手順が作成した新たな実績データを前記の実績データベースに蓄積する実績データ蓄積手順と、
を前記の車両管理サーバに実行させることするのである。
第二の発明は、以下のようにしても良い。
すなわち、 リアルタイムな渋滞情報を提供する渋滞情報サーバから渋滞データを受信する渋滞データ受信手順と、
その渋滞データ受信手順にて受信した渋滞データを当該サービス対象車両へ送信する渋滞データ出力手順と、
を前記の車両管理サーバに実行させることしてもよい。
第二の発明は、以下のようにしても良い。
すなわち、 前記の車両管理データベースには、サービス対象車両ごとの予約データが蓄積されていることとし、
前記の実績データベースにおける返却実績データを用いて返却予定時刻には明らかに返却困難であるサービス対象車両を特定する返却困難車両判断手順と、
その返却困難車両判断手順にて返却困難と判断したサービス対象車両に係る予約データを前記の車両管理データベースから抽出して予約振り替えが必要か否かを判断する予約振り替え判断手順と、
その予約振り替え判断手順にて予約振り替えを必要と判断した場合に、前記の車両管理データベースから予約の空いている車両に関するデータを取得して予約振り替えを演算する予約振り替え演算手順と、
その予約振り替え演算手順にて演算した予約振り替えに係る振り替えデータを前記の車両仮データベースへ蓄積させる振り替えデータ蓄積手順と、を前記の車両管理サーバに実行させることとしてもよい。
ここで、「記録媒体」とは、それ自身では空間を占有し得ないプログラムを担持することができる媒体である。例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD-R、CD-RW、MO(光磁気ディスク)、DVD-R、DVD-RW、フラッシュメモリなどである。
また、この発明に係るプログラムを格納したコンピュータから、通信回線を通じて他の端末手段へ伝送することも可能である。
以下の実施形態では、カーシェアリングサービスを主に説明する。ただし、カーシェアリングサービスは、レンタカーサービスと置き換えることができる。
以下、カーシェアリングサービスに用いる自動車(サービス対象車両)を「シェアカー」と表記する。
なお、多機能カーナビゲーション装置へ出力表示は、デザインなどが適宜変更されることがある。
なお、ICカードに代わってスマートフォンを用いることもできる。すなわち、非接触通信が可能な会員ユーザに係るスマートフォンへ所定のデータを読み込ませ、ICカードの代用とするのである。
すなわち、シェアカーを、カーシェアリングの基地となっている駐車スペースへ停車させ、シェアカーのシフトレバーをパーキングモードにする。エンジンキーを抜き、グローブボックスをあける。グローブボックスの中には、エンジンキーを収納しておくキーボックスが設けられている。そのキーボックスへエンジンキーを挿入し、返却ポジションへ回す。登録済みカードをカードリーダ(車両解錠センサ)にかざすことで、シェアカーを施錠する。
図1は、車両管理サーバと、サービス対象車両(シェアカー)に搭載されたデータ処理装置と、の関係を示している。シェアカーを利用する会員に係る携帯通信端末(スマートフォンを含む携帯電話、タブレット型PCなど)と車両管理サーバとの間でも、予約などの際に通信があるが、その点は省略している。
車載機は、車両管理サーバとの無線通信のほか、車両解錠センサおよび多機能カーナビゲーション装置とのシリアル通信を行う。
カーナビゲーション機能を担保するため、GPS(Global Position System)を利用して現在位置データを取得している。そしてその現在位置データは、車載機を介して車両管理サーバへ送信する。
ただし、専用のアプリケーションが必須であるとする必要はなく、車両管理サーバが予め把握しているメールアドレスにて、車両管理サーバからの連絡や電子クーポンの受信が可能である、としてもよい。
図2(a)は、シェアカーからの現在位置データを受信した車両管理サーバにおいて、当該シェアカーがどこにあるか、返却場所がどこか、ということを認識している状態を概念的に示したものである。
図3では、サービス対象車両から現在位置データ(時刻データを含む)を受信し、返却加納エリアデータを返信するまでの機能を発揮する車両管理サーバの構成を示している。
すなわち、サービス対象車両から現在位置データを受信する現在位置データ受信手段と、当該サービス対象車両の返却地および返却予定時刻を蓄積している車両管理データベースと、返却の可否に関する過去データを蓄積している実績データベースと、返却可能エリアを演算する返却可能エリア演算手段と、演算した返却可能エリアデータをサービス対象車両へ送信する返却可能エリア出力手段と、を備えている。
図4は、実績データの構造についての例示である。実績データとは、返却地までの直線距離と返却までの残り時間との関係で、返却予定時刻までに返却が完了した場合に「○」、返却予定時刻までに返却が完了できなかったばあいには「X」という結果データを整理してある。
図5は、返却可能エリア演算手段が、どのようなデータに基づいて返却可能エリアを算出しているかを示している。
まず、所定のサービス対象車両から送信されてきた現在位置データは、「千葉県市川市(付近)」であるとし、それの時刻は、月曜日の13時55分であったとする。
また、返却予定時刻から現在時刻を差し引いた時間、すなわち返却までの残り時間は65分なので、抽出したデータテーブルの中から「60分」(図中の表においてハッチングを施した部位)を読み込む。そして、返却地までの直線距離において、返却できた距離と返却できなかった距離とのボーダーを把握する。
返却可能エリア演算手段が演算した返却可能エリアデータは、返却可能エリア出力手段にて、サービス対象車両の車載機へ送信される。
図6に示すのは、前述した「返却可能エリアデータ」の代わりに、「返却可能エリア表示用データ」を返却可能エリア演算手段が演算する、という場合を図示したものである。
すなわち、地図データを含まない「返却可能エリア表示用データ」を返却可能エリア演算手段が演算し、サービス対象車両へ送信された「返却可能エリア表示用データ」には、多機能カーナビゲーション装置が地図データと組み合わせて出力させることとしている。
車両管理サーバの運営者(カーシェアリングの事業者)としては、返却可能エリアに関する情報を提供することで、利用者が返却予定時刻を超過する事態を未然に防ぐことに寄与する。
図7は、実績データの新たな作成手順を示している。
サービス対象車両は、利用者による走行中、現在位置データを複数回、車両管理サーバへ送信している。現在位置データ受信手段は、送信されてきた現在位置データを受信する。受信した現在位置データには、受信時刻を含むこととする。
図8に示すのは、現在位置データに伴う時刻データは、サービス対象車両から受信した時刻データをそのまま使う場合を示したものである。
サービス対象車両の車載機が現在位置データを取得した時刻と、車両管理サーバがそのデータを受信した時刻とは厳密にはズレが発生する。しかし、最終的なアウトプットとしての返却可能エリアが厳密であることの意義は小さいので、サービス対象車両の負担軽減のため、図3などに示した時計機能を省略した実施形態とした。
返却可能エリアに関する情報提供は、返却実績データに基づいているが、車両管理サーバが一括して渋滞データを扱うことで、リアルタイムな情報提供をも伴わせて実行できることとなる。
図9に示すのは、返却実績データから見て返却予定時刻までの返却が困難な車両が出現した場合に、その車両に係る次の予約に関する調整などを実行する実施形態である。
すなわち、実績データベースにおける返却実績データを用いて返却予定時刻には明らかに返却困難であるサービス対象車両を特定する返却困難車両判断手段と、 その返却困難車両判断手段が返却困難と判断したサービス対象車両に係る予約データを前記の車両管理データベースから抽出して予約振り替えが必要か否かを判断する予約振り替え判断手段と、 その予約振り替え判断手段が予約振り替えを必要と判断した場合に、前記の車両管理データベースから予約の空いている車両に関するデータなどを取得して予約振り替えを演算し、演算した振り替えデータを前記の車両管理データベースへ蓄積させる振り替え演算手段と、を備えている。
図示は省略しているが、振り替えた予約に係るユーザに対しては、別途の通信手段に基づいて、当該ユーザへ振り返られた車両を特定するための情報を送信する。
図10に示すのは、延長申請画面出力命令手段が命令信号を発信したサービス対象車両に係る多機能カーナビゲーション装置の画面例である。
地図画面および車両の位置が表示されている右側へ、延長申し込みボタンを表示させる。
なお、次の予約に係るユーザとの関係で、120分の延長ができない場合には、30分および60分の延長ボタンしか表示しない、または120分延長ボタンは機能しない、とする。
図11に示すのは、返却可能エリアを表示する表現方法としてのバリエーションである。返却地のある場所、返却可能エリア、返却不能範囲のそれぞれを所定四方のメッシュとして、色分けして(図では色を使えないのでハッチングの種類を異ならせることで)示している。
また、実績データベースとしては、全エリアのデータを保有しなくても、境界となるエリアがどこになるかを保有していればよいので、データサイズを削減できる。同様に、返却可能エリア表示用データも小さくなるので、通信量を抑えられる。
Claims (10)
- 車両共有サービスに係るサービス対象車両の返却に寄与する情報を利用者へ提供するための車両管理サーバであって、
サービス対象車両の現在位置データを受信して時刻データと紐付けて取得する現在位置データ受信手段と、
サービス対象車両の返却地および返却予定時刻を含むデータを蓄積している車両管理データベースと、
前記の現在位置データから前記の返却地までの距離、現在時刻と実際に返却された返却完了時刻との差分である実際返却時間、および前記の返却予定時刻までに実際の返却が間に合ったか否か返却結果データについて蓄積された返却実績データを蓄積する実績データベースと、
時刻データを含んだ前記の現在位置データ、前記の返却地、前記の返却予定時刻、および前記の返却実績データを用いて返却可能エリアデータを演算する返却可能エリア演算手段と、
前記の現在位置データを送信してきたサービス対象車両へ前記の返却可能エリアデータを送信する返却可能エリア出力手段と、
を備えた車両管理サーバ。 - 前記の返却可能エリアデータは、サービス対象車両におけるカーナビゲーション装置において、現在位置データおよび返却可能エリアを地図データ上に一画面で表現したものとした
請求項1に記載の車両管理サーバ。 - 前記の現在位置データ受信手段が取得した時刻データに紐付けられた現在位置データと、前記の車両管理データベースに蓄積された返却地および返却予定時刻データとを用いて、新たな実績データを作成する実績データ作成手段を備え、
その実績データ作成手段が作成した新たな実績データは、前記の実績データベースに蓄積することとした
請求項1または請求項2のいずれかに記載の車両管理サーバ。 - リアルタイムな渋滞情報を提供する渋滞情報サーバから渋滞データを受信する渋滞データ受信手段を備え、
前記の返却可能エリア出力手段は、前記の渋滞データ受信手段が受信した渋滞データをもサービス対象車両へ送信することとした
請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両管理サーバ。 - 前記の車両管理データベースには、サービス対象車両ごとの予約データが蓄積されており、
前記の実績データベースにおける返却実績データを用いて返却予定時刻には明らかに返却困難であるサービス対象車両を特定する返却困難車両判断手段と、
その返却困難車両判断手段が返却困難と判断したサービス対象車両に係る予約データを前記の車両管理データベースから抽出して予約振り替えが必要か否かを判断する予約振り替え判断手段と、
その予約振り替え判断手段が予約振り替えを必要と判断した場合に、前記の車両管理データベースから予約の空いている車両に関するデータを取得して予約振り替えを演算し、演算した振り替えデータを前記の車両管理データベースへ蓄積させる振り替え演算手段と、を備えた
請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両管理サーバ。 - 車両共有サービスに係るサービス対象車両の返却に寄与する情報を利用者へ提供するための車両管理サーバを制御するためのコンピュータプログラムであって、
前記の車両管理サーバは、サービス対象車両の返却地および返却予定時刻を含むデータを蓄積している車両管理データベースと、
前記の現在位置データから前記の返却地までの距離、現在時刻と実際に返却された返却完了時刻との差分である実際返却時間、および前記の返却予定時刻までに実際の返却が間に合ったか否か返却結果データについて蓄積された返却実績データを蓄積する実績データベースと、を備えており、
前記のコンピュータプログラムは、
サービス対象車両の現在位置データを受信して時刻データと紐付けて取得する現在位置データ受信手順と、
時刻データを含んだ前記の現在位置データ、前記の返却地、前記の返却予定時刻、および前記の返却実績データを用いて返却可能エリアデータを演算する返却可能エリア演算手順と、
前記の現在位置データを送信してきたサービス対象車両へ前記の返却可能エリアデータを送信する返却可能エリア出力手順と
を車両管理サーバに実行させることとしたコンピュータプログラム。 - 前記の返却可能エリアデータは、サービス対象車両におけるカーナビゲーション装置において、現在位置データおよび返却可能エリアを地図データ上に一画面で表現可能であるようなデータとした請求項6 に記載のコンピュータプログラム。
- 前記の現在位置データ受信手順にて取得した時刻データに紐付けられた現在位置データと、前記の車両管理データベースに蓄積された返却地および返却予定時刻データとを用いて、新たな実績データを作成する実績データ作成手順と、
その実績データ作成手順が作成した新たな実績データを前記の実績データベースに蓄積する実績データ蓄積手順と、を前記の車両管理サーバに実行させることとした
請求項6または請求項7のいずれかに記載のコンピュータプログラム。 - リアルタイムな渋滞情報を提供する渋滞情報サーバから渋滞データを受信する渋滞データ受信手順と、
その渋滞データ受信手順にて受信した渋滞データを当該サービス対象車両へ送信する渋滞データ出力手順と、を前記の車両管理サーバに実行させることとした
請求項6から請求項8のいずれかに記載のコンピュータプログラム。 - 前記の車両管理データベースには、サービス対象車両ごとの予約データが蓄積されていることとし、
前記の実績データベースにおける返却実績データを用いて返却予定時刻には明らかに返却困難であるサービス対象車両を特定する返却困難車両判断手順と、
その返却困難車両判断手順にて返却困難と判断したサービス対象車両に係る予約データを前記の車両管理データベースから抽出して予約振り替えが必要か否かを判断する予約振り替え判断手順と、
その予約振り替え判断手順にて予約振り替えを必要と判断した場合に、前記の車両管理データベースから予約の空いている車両に関するデータを取得して予約振り替えを演算する予約振り替え演算手順と、
その予約振り替え演算手順にて演算した予約振り替えに係る振り替えデータを前記の車両管理データベースへ蓄積させる振り替えデータ蓄積手順と、を前記の車両管理サーバに実行させることとした
請求項6から請求項9のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018224418A JP7266396B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018224418A JP7266396B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020087229A JP2020087229A (ja) | 2020-06-04 |
JP7266396B2 true JP7266396B2 (ja) | 2023-04-28 |
Family
ID=70908386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018224418A Active JP7266396B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7266396B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003076762A (ja) | 2001-08-30 | 2003-03-14 | Hitachi Ltd | 電子情報の提供と利用サービスシステム |
JP2013040814A (ja) | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Navitime Japan Co Ltd | 探索結果生成装置、探索結果生成システム、サーバ装置、端末装置、探索結果生成方法、および、プログラム |
JP2014194805A (ja) | 2012-08-22 | 2014-10-09 | Mitsuhiko Kanzawa | 車両レンタル管理システム、車両レンタル管理プログラム、車両レンタル顧客端末、および車両レンタル顧客端末プログラム |
-
2018
- 2018-11-30 JP JP2018224418A patent/JP7266396B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003076762A (ja) | 2001-08-30 | 2003-03-14 | Hitachi Ltd | 電子情報の提供と利用サービスシステム |
JP2013040814A (ja) | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Navitime Japan Co Ltd | 探索結果生成装置、探索結果生成システム、サーバ装置、端末装置、探索結果生成方法、および、プログラム |
JP2014194805A (ja) | 2012-08-22 | 2014-10-09 | Mitsuhiko Kanzawa | 車両レンタル管理システム、車両レンタル管理プログラム、車両レンタル顧客端末、および車両レンタル顧客端末プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020087229A (ja) | 2020-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220084407A1 (en) | Connected user communication and interface system with shuttle tracking application | |
JP6601759B2 (ja) | 車両管理サーバ、およびコンピュータプログラム | |
JP6358583B2 (ja) | 車両管理サーバ、およびコンピュータプログラム | |
US20170262908A1 (en) | Gps and wireless integrated fleet management system and method | |
US20160371754A1 (en) | Transportation control and regulation system and method for for-hire vehicles | |
US20160370202A1 (en) | On board diagnostic (obd) device system and method | |
US20170178511A1 (en) | Determining parking status and parking availability | |
JP6869822B2 (ja) | カーシェアリング管理システム | |
JP2016206715A (ja) | レコメンド情報管理サーバおよびコンピュータプログラム | |
JP6841729B2 (ja) | 車両管理システム | |
US20140067489A1 (en) | For-hire-vehicle parameter update and management system and method | |
JP7389608B2 (ja) | 車両管理サーバ、およびコンピュータプログラム | |
CN110956302A (zh) | 车辆利用辅助系统 | |
JP2009015803A (ja) | 車輌管理システム | |
JP2010113510A (ja) | 車載表示装置 | |
JP6993767B2 (ja) | データ処理装置、車両管理サーバおよびコンピュータプログラム | |
WO2021164438A1 (zh) | 用于租赁车辆的方法、电子设备和计算机存储介质 | |
JP6778152B2 (ja) | カーシェアリング管理システム | |
JP7266396B2 (ja) | 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム | |
JP2017199236A (ja) | 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム | |
JP2022069173A (ja) | 充電予約システム | |
CN110249363B (zh) | 停车位管理系统、停车位管理方法以及存储有程序的计算机可读存储介质 | |
JP6061125B2 (ja) | 給油申請応答装置およびコンピュータプログラム | |
JP2012022675A (ja) | 車両トラブル管理システム | |
JP2018206310A (ja) | カーシェアリング管理サーバおよびコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221028 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7266396 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |