JP7262091B2 - 開閉装置、並びに情報端末機器 - Google Patents
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Description
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図1は実施例1の複写機の構成の説明図である。図1中、(a)は閉成位置である第1位置、(b)は開成位置である第2位置である。図1の(a)に示すように、実施例1の開閉装置10は、機器本体側の一例である画像読取装置2に対して、蓋体側の一例であるADF付きの原稿圧着板3を上下に回動させて開閉自在に連結している。図1の(b)に示すように、複写機1は、開閉装置10により、画像読取装置2に対して原稿圧着板3を上方へ開放して、ガラス板5上に原稿を置くことが可能である。開閉装置10は、不図示のネジにより、取付部材11を画像読取装置2に固定すると共に、不図示のネジにより、支持部材12を原稿圧着板3に固定している。操作部6には、不図示のタッチパネル及び各種スイッチが配置されている。
図2は開閉装置の外観の説明図である。図3は開閉装置の分解斜視図である。図4は組立状態の開閉装置の断面図である。図5は組立状態の開閉装置の平面図である。図5では、支持部材12下のトーションスプリング16を一点鎖線で図示している。
図6はトーションスプリングを後方へ移動させた状態の説明図である。図7はトーションスプリングを下方へ移動させた状態の説明図である。図8は開閉装置の開成角度とアシストトルクの関係の説明図である。図6中、(a)はトーションスプリングを基準位置に配置した場合の第1位置、(b)はトーションスプリングを基準位置に配置した場合の第2位置、(c)はトーションスプリングを後方位置に配置した場合の第1位置である。(d)はトーションスプリングを後方位置に配置した場合の第2位置である。図7中、(a)はトーションスプリングを下方位置に配置した場合の第1位置、(b)はトーションスプリングを下方位置に配置した場合の第2位置、(c)はトーションスプリングを後方下方位置に配置した場合の第1位置である。(d)はトーションスプリングを後方下方位置に配置した場合の第2位置である。
実施例1では、トーションスプリング16は、弾性材料の線材が巻かれて取付部材に収容されたコイル部16aに連続し、支持部材12のヒンジシャフト13から離れた位置に当接してコイル部16aにねじり力を作用させる他端部16bを有する。このため、圧縮コイルばねを使用した場合に必要であったスライダが省略され、部品点数を削減してコストダウンを実現できる開閉装置を提供することができる。また、補助付勢力を発生するコイル部16aから離れた位置で他端部16bが支持部材12に接触するため、支持部材12の回動を高速で繰り返してもトーションスプリング16全体の姿勢が不安定にならず、安定した再現性の高い補助付勢力を出力可能である。
そこで、実施例3では、図10に示すように、実施例1におけるトーションスプリング16の一端部16cの拘束位置を前後に移動させることにより、トーションスプリング16の補助付勢力を調整可能にしている。この調整機構以外は実施例1と同一であるため、図10中、実施例1と共通の部材には図4と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図11に示すように、実施例4では、取付部材11の底部11fには、下方へ向かう途中で外側に折れ曲がった開口部11gが形成されている。開口部11gの折れ曲がった角部11hに対してトーションスプリング16の一端部16cが係合することにより、トーションスプリング16が取付部材11に対して実施例1よりも強固に回転止めされている。このため、実施例3では、図4に示すピン14を設けていない。一端部16cは、コイル部16aを形成する線材の端部を浅いU字型(鈎状)に折り返して形成されている。トーションスプリング16は、捩じり弾性変形させた状態で、取付部材11の保持部11dと支持部材12の頂上部12pとの間に保持されている。
図11に示すように、支持部材12は、支持部材12におけるトーションスプリング16の他端部16bが当接して移動する面に、機器本体(2)に対する蓋体(3)の開成角度が所定角度以下の範囲でトーションスプリング16の捩じれ弾性変形量を低下させるように形成されたカム面12kを有する。図12に示すように、凸部12eの厚みは、トーションスプリング16の片持梁部16p,16pの間隔よりも大きく、後退部12fの厚みは、トーションスプリング16の片持梁部16p,16pの間隔よりも小さい。このため、支持部材12の閉成方向の回動に伴ってトーションスプリング16の他端部16bの当接位置がカム面12kの頂上12pを越えると、後退部12fが片持梁部16p,16pの間隔に落ち込んで、トーションスプリング16の捩じり弾性変形量が低下する。これにより、トーションスプリング16が支持部材12に作用する補助付勢力が低下する。
本発明の開閉装置は、上述した実施例で説明した具体的な構成及び用途には限定されない。上述した実施例の構成の一部又は全部を等価な構成に置き換えた別の形態でも実施可能である。実施例1では、複写機1の原稿圧着板3を画像読取装置2に取付ける開閉装置10について説明した。しかし、開閉装置10は、複写機、印刷機、複合機、スキャナ等の各種の情報端末機器、又は便器や各種生産設備でも使用可能である。
2 画像読取装置(機器本体側)
3 原稿圧着板(蓋体側)
5 ガラス板
6 操作部
10 開閉装置
11 取付部材
11a 軸受部
11b 軸孔
11d 保持部
11f 底部
11g 開口部
11h 角部
11j 突当部
12 支持部材
12a 取付部
12b 軸孔
12c 取付穴
12e 凸部
12f 後退部
12g 当接面
12j 突当部
12k カム面
12p 頂上
13 ヒンジシャフト
13a 中央部
13b 端部
14 ピン(挟込部材)
16 トーションスプリング
16a コイル部
16b 他端部
16c 一端部
P1 第1位置
P2 第2位置
Claims (7)
- 機器本体側に取付けられるケース状の取付部材と、蓋体側に取付けられる支持部材と、前記支持部材を前記取付部材に対して回動可能に連結するヒンジシャフトと、前記支持部材に補助付勢力を作用させる補助付勢手段と、を有する開閉装置であって、
前記補助付勢手段は、前記ケース状の取付部材内の保持部に取り付けたピンをその軸方向へ通して設けたところの、前記取付部材と前記支持部材の間に弾設したトーションスプリングで構成され、このトーションスプリングは、前記ピンに直交する面に対して対称に形成された一対のコイル部と、この一対のコイル部の両内側の一対の線材からなる一端部と、前記一対のコイル部の両外側を繋いで設けたU字形状を呈した他端部を有し、前記一端部を前記取付部材の上下方向に設けた開口部へ挿入させ、前記他端部を前記支持部材の当接部に当接させたことを特徴とする開閉装置。 - 前記取付部材は、前記機器本体の後部上端部に設けた取付孔に挿脱可能に取り付けられるか、前記機器本体の後部上端部に縦方向に取り付けられるか、前記機器本体の後部上端に水平状態で取り付けられるか、のいずれか一つの手段により前記機器本体へ取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
- 前記支持部材は、前記支持部材の前記トーションスプリングの他端部が当接して移動する面に、前記ヒンジシャフトに垂直な断面形状を前記トーションスプリング側へ突出させたカム面を有することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
- 前記トーションスプリングは、前記補助付勢力を低下させる方向の前記支持部材の回動に伴って、前記支持部材に対する前記トーションスプリングの他端部の当接位置が前記支持部材の回動端側から前記ヒンジシャフト側へ移動することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
- 機器本体側に取付けられるケース状の取付部材と、蓋体側に取付けられる支持部材と、前記支持部材を前記取付部材に対して回動可能に連結するヒンジシャフトと、前記支持部材に補助付勢力を作用させる補助付勢手段と、を有する開閉装置であって、
前記補助付勢手段は、前記ケース状の取付部材内の保持部に取り付けたピンをその軸方向へ通して設けたところの、前記取付部材と前記支持部材の間に弾設したトーションスプリングで構成され、このトーションスプリングは、前記ピンに直交する面に対して対称に形成された一対のコイル部と、この一対のコイル部の両内側の一対の線材からなる一端部と、前記一対のコイル部の両外側を繋いで設けたU字形状を呈した他端部を有し、前記一端部を前記取付部材の上下方向に設けた開口部へ挿入させ、前記他端部を前記支持部材の当接部に当接させると共に、前記トーションスプリングの一端部は、前記補助付勢力を調整するために前記取付部材に対して位置調整可能に設けられた第1腕部ホルダにより保持されていることを特徴とする開閉装置。 - 機器本体側に取付けられるケース状の取付部材と、蓋体側に取付けられる支持部材と、前記支持部材を前記取付部材に対して回動可能に連結するヒンジシャフトと、前記支持部材に補助付勢力を作用させる補助付勢手段と、を有する開閉装置であって、
前記補助付勢手段は、前記ケース状の取付部材内の保持部に取り付けたピンをその軸方向へ通して設けたところの、前記取付部材と前記支持部材の間に弾設したトーションスプリングで構成され、このトーションスプリングは、前記ピンに直交する面に対して対称に形成された一対のコイル部と、この一対のコイル部の両内側の一対の線材からなる一端部と、前記一対のコイル部の両外側を繋いで設けたU字形状を呈した他端部を有し、前記一端部を前記取付部材の上下方向に設けた開口部へ挿入させ、前記他端部を前記支持部材の当接部に当接させると共に、前記支持部材は、前記支持部材の前記トーションスプリングの他端部が当接して移動する面に、前記機器本体に対する前記蓋体の開成角度が所定角度以下の範囲で前記トーションスプリングの捩じれ弾性変形量を低下させるように形成されたカム面を有することを特徴とする開閉装置。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載の開閉装置を有し、前記機器本体側と前記蓋体とが前記開閉装置により開閉自在に連結されていることを特徴とする情報端末機器。
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JP2017253628A JP7262091B2 (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 開閉装置、並びに情報端末機器 |
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