JP6642885B2 - ヒンジ - Google Patents
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Description
複合機1は本体2および原稿圧着板3を具備する。本実施形態において、複合機1は本発明の一実施形態に係るヒンジ100を具備する構成とするが、複合機1が後述する他の実施形態に係るヒンジを具備する構成とすることも可能である。
本体2は原稿読み取り装置、制御装置、印刷装置、表示装置および入力装置を具備する。
原稿読み取り装置は本体2の上面に配置される。原稿読み取り装置は本体2の上面に載置された原稿を読み取る(原稿の画像情報を生成する)。
制御装置は複合機1の各部の動作、より詳細には原稿読み取り装置、後述する印刷装置および後述するADFの動作を制御する。
また、制御装置は原稿読み取り装置が生成した画像情報および本体2に接続された回線(インターネット回線等)を通じて取得した画像情報を記憶することが可能である。
印刷装置は原稿読み取り装置の下方に配置される。印刷装置は制御装置が記憶した画像情報に基づいて所定の用紙に画像を印刷する。
表示装置は例えば液晶パネルからなり、複合機1の動作状況等に係る情報を表示する。
入力装置は例えばボタン、スイッチ等からなり、作業者が複合機1に対する指示等を入力する際に操作する。表示装置および入力装置は本体2の上面前部に配置される。
原稿圧着板3は原稿読み取り装置の上に載置された原稿を原稿読み取り装置に向かって押さえつける(圧着する)ことにより、原稿読み取り装置が原稿を読み取る際に原稿が動く(原稿読み取り装置との相対的な位置が変化する)ことを防止する。
原稿圧着板3は読取前原稿収容トレイ、ADF(Auto Document Feeder)および読取後原稿収容トレイを具備する。
ADFは読取前原稿収容トレイに積層状態で収容された複数枚の原稿を一枚ずつ順に取り出して原稿読み取り装置の上の所定の読取位置に載置する。原稿読み取り装置による原稿の読み取りが終了した後、ADFは読取位置に載置された原稿を読取後原稿収容トレイに搬送する。
事務機器の具体例としては、(a)原稿を読み取る機能および読み取った原稿に係る画像情報を他の機器(例えば、パーソナルコンピュータ)に送信する機能を具備するスキャナー、(b)原稿を読み取る機能、読み取った原稿に係る画像情報を通信回線を介して他の機器に送信する機能および他の機器から取得した画像情報をプリントアウトする機能を具備するファクス、(c)原稿を読み取る機能および読み取った原稿に係る画像情報をプリントアウトする機能を具備するコピー機、(d)上記スキャナー、ファクス、およびコピー機としての機能を兼ねる複合機、等が挙げられる。
すなわち、本発明に係るヒンジは、「二つの部材のうちの一方の部材(第一連結対象物)に他方の部材(第二連結対象物)を開閉可能に連結する用途」に広く適用可能である。
本発明に係るヒンジが適用される他の用途の具体例としては、事務機器の本体にトナーカートリッジを交換するためのハッチ(蓋)を開閉可能に連結する用途、自動車の車体にボンネットを開閉可能に連結する用途、便器に便座を開閉可能に連結する用途、等が挙げられる。
図1に示す如く、ヒンジ100は複合機1の本体2に原稿圧着板3を回動可能に連結する。
図2から図8に示す如く、ヒンジ100は下部固定部材110、中間部材20、第一回動ピン71、一対の軸受け74、上部固定部材30、第二回動ピン72、受圧ピン73、第一スライダ40、第二スライダ50、バネ部材60、図示しない副バネ部材、ダンパー62、およびカム部材160を具備する。
以下では便宜上、原稿圧着板3が本体2に対して閉じているとき(回動角度θ=0°のとき)の複合機1の上下方向、前後方向および左右方向を基準として(原稿圧着板3が本体2に対して閉じているときの複合機1の上下方向、前後方向および左右方向をそれぞれヒンジ100の上下方向、前後方向および左右方向に対応させて)ヒンジ100を構成する各部材の形状を説明する。
本実施形態の下部固定部材110は一枚の金属板を適宜折り曲げることにより成形される。下部固定部材110は底板111、左右の側板112・112、および背板113を具備する。
背板113の下端部は底板111の後端部に繋がっている(一枚の金属板を直角に折り曲げることにより、底板111および背板113が形成される)。
背板113の左右の端部には側方に突出する図示しない突起部が形成され、この突起部が側板112に貫装されることにより、下部固定部材110は強固な構造体を成す。
軸受け74は概ねリング状(薄い円筒形状)の部材であり、第一回動ピン71を下部固定部材110の側板112に開口された貫通孔に回転可能に軸支する。
なお、図示せぬEリングが第一回動ピン71の外周面の両端部に嵌装されることにより、第一回動ピン71は中間部材20および下部固定部材110から脱落しない。
第一スライダ40は後面の下半部で後側に突出して形成されるカム当接面41、及び、後面の上半部に形成される回動ピン支持面42を備える。第一スライダ40における第二スライダ50の側の面にはバネ部材60の後端部を収容するバネ受け用の孔部44が形成されている。孔部44の底面には、ダンパー62の先端部62aを押圧する押圧突起部43が第二回動ピン72の側に向かって突出して形成されている。図8に示す如く、孔部44の周囲には、図示しない副バネ部材の後端部を収容するバネ受け用の副孔部45・45・・・が四個形成されている。第一スライダ40は中間部材20の内部における後部で前後方向(カム部材160に接近する方向およびカム部材160から離間する方向)に摺動可能に収容される。図8に示す如く、第一スライダ40における第二スライダ50と対向する面には、第二スライダ50の側に突出する二個の突起部46・46が形成されている。
第二スライダ50はカバー部51を具備する部材である。本実施形態の第二スライダ50は樹脂材料からなる。カバー部51は第一スライダ40又は第二スライダ50からグリスが下方に垂れることを防止している。
第二スライダ50における第一スライダ40の側の面にはバネ部材60の前端部を収容するバネ受け用の孔部52が形成されている。図8に示す如く、孔部52の周囲には、図示しない副バネ部材の前端部を収容するバネ受け用の副孔部53・53・・・が四個形成されている。また、図8に示す如く、孔部52における第一回動ピン71の軸方向(左右方向)近傍には、挿入孔部54・54が第一回動ピン71の軸方向視で孔部52と重なるように形成されている。換言すれば、挿入孔部54・54は孔部52と、前側の幅孔部53・53とを並べた隙間(孔部52と副孔部53・53との第一回動ピン71の軸方向における隙間)に形成されている。
カム部材160は図9及び図10に示す如く、金属製の板状部材16を折り曲げて形成された部材であり、下部固定部材110に固定される。カム部材160は、固定部として板状の上側固定部161・161と、板状の下側固定部162・162とを備える。そして、それぞれの上側固定部161・161及び下側固定部162・162の間に配設される曲板部163を備えて構成される。
このように構成することにより、複合機1の本体2に対する原稿圧着板3の回動角度θが0°からφ°までの範囲において作業者が原稿圧着板3から手を離した場合には、回動角度θが保持される。
本実施形態の第一回動ピン71の軸線方向に垂直な面における断面形状は円形であるため、複合機1の本体2に対する原稿圧着板3の回動角度θがφ°から90°までの範囲で変化しても、(厳密には中間部材20に対する上部固定部材30の回動角度が変化しない限りにおいて)中間部材20に対する第一スライダ40の位置、ひいては付勢部材の全長(付勢部材が発生する付勢力)は変化しない。
30 上部固定部材(第二ウイング部材)
40 第一スライダ(第一スライド部材)
46 突起部
50 第二スライダ(第二スライド部材)
52 孔部
54 挿入孔部
60 バネ部材
71 第一回動ピン(回動軸)
110 下部固定部材(第一ウイング部材)
Claims (2)
- 第一連結対象物に固定される第一ウイング部材と、
前記第一ウイング部材に固定されるカム部材と、
第二連結対象物に固定されるとともに前記第一ウイング部材に回動軸を介して回動可能に連結され、前記第一ウイング部材に対して開状態と閉状態との間で遷移する第二ウイング部材と、
前記第二ウイング部材において前記回動軸の反対側に設けられる受圧部材と、
前記第二ウイング部材に収容されつつ前記カム部材に接近する方向および前記カム部材から離間する方向に移動可能な、第一スライド部材、及び、第二スライド部材と、
前記第一スライド部材と前記第二スライド部材との間に介挿され、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材の何れか一方を前記カム部材に接近する方向に付勢することにより前記カム部材におけるカム部に当接させると同時に、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材の何れか他方を前記受圧部材に接近する方向に付勢することにより前記受圧部材に当接させるバネ部材と、を具備するヒンジであって、
前記第二スライド部材には、前記第二ウイング部材が前記第一ウイング部材に対して閉状態である際の下部において、前記第一スライド部材の側に延出される板状のカバー部が形成され、
前記第二スライド部材における前記第一スライド部材側の面には、前記バネ部材の一端部が挿入される孔部が形成されるとともに、前記孔部における前記回動軸の軸方向近傍には、挿入孔部が前記回動軸の軸方向視で前記孔部と重なるように形成され、
前記第一スライド部材における前記第二スライド部材と対向する面には、前記第二スライド部材の側に突出する突起部が形成され、
前記第二ウイング部材を前記第一ウイング部材に対して閉状態とした際に、前記突起部が前記第二スライド部材の前記挿入孔部に挿入され、
前記第二ウイング部材を前記第一ウイング部材に対して開状態とした際に、前記突起部と前記カバー部の先端部とが重なる、ヒンジ。 - 前記バネ部材の周囲で前記第一スライド部材と前記第二スライド部材との間に介挿され、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材の何れか一方を前記カム部材に接近する方向に付勢することにより前記カム部材におけるカム部に当接させると同時に、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材の何れか他方を前記受圧部材に接近する方向に付勢することにより前記受圧部材に当接させる、複数の副バネ部材を備え、
前記第二スライド部材における前記第一スライド部材側の面には、前記孔部の周囲に形成されて前記副バネ部材の一端部が挿入される複数の副孔部が形成され、
前記挿入孔部は、前記孔部と前記副孔部との前記回動軸の軸方向における隙間に複数個が形成され、
前記第一スライド部材における前記第二スライド部材と対向する面には、前記第二スライド部材の側に突出する複数の前記突起部が形成され、
前記第二ウイング部材を前記第一ウイング部材に対して閉状態とした際に、複数の前記突起部が前記第二スライド部材の前記複数の挿入孔部にそれぞれ挿入され、
前記第二ウイング部材を前記第一ウイング部材に対して開状態とした際に、複数の前記突起部と前記カバー部の先端部とが重なる、請求項1に記載のヒンジ。
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