JP2022035090A - ヒンジ及びヒンジを備えた電子機器 - Google Patents

ヒンジ及びヒンジを備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

Figure 2022035090000001
【課題】比較的安価にまた簡易な構成で付勢部材の弾性力を調整することができるヒンジとする。
【解決手段】ヒンジ100において、第一回動軸71を介して第一ウイング部材に回動可能に設けられるカム部材75と、第二ウイング部材に収容されつつカム部材75に接近する方向およびカム部材75から離間する方向に移動可能な第一スライダ40と、第一スライダ40をカム部材75に接近する方向に付勢することにより第一スライダ40をカム部材75に当接させるバネ60と、カム部材75を所定の角度に回動させてカム部材75による第一スライダ40への押圧力を調整してバネ60の弾性力を調整する調整部90と、を具備するものとする。
【選択図】図4

Description

本発明は、第一連結対象物に第二連結対象物を開閉可能に連結するヒンジ及び当該ヒンジを備えた電子機器に関する。
従来、複写機、ファクシミリ、スキャナー等、オフィスで使用される事務機器の多くは、その本体の上面に原稿読み取り部(コンタクトガラス)を具備するとともに、当該原稿読み取り部を覆う原稿圧着板を具備する。原稿圧着板は、原稿読み取り部に載置された原稿を原稿読み取り部に密着させるとともに原稿読み取り部に対する原稿の位置を保持するものである。
事務機器の本体と原稿圧着板とを連結する器具としては、第一ウイング部材と、第一ウイング部材に固定されるカム部材と、第一ウイング部材に回動軸を介して回動可能に連結される第二ウイング部材と、カム部材に接近する方向およびカム部材から離間する方向に移動可能なスライド部材と、スライド部材をカム部材に接近する方向に付勢することによりスライド部材をカム部材に当接させる付勢部材と、を具備するヒンジが知られている。
例えば、前記ヒンジでは、第二ウイング部材の第一ウイング部材に対する回動角度が所定領域にあるとき、付勢部材に生じる弾性力により、第二ウイング部材を第一ウイング部材に対して開状態となる方向に回動させる構成としている。
また、前記ヒンジでは、例えばカム部材等の摩耗や付勢部材の弾性力が低下すること等によって、第二ウイング部材の第一ウイング部材に対する回動角度が所定領域にあるときでも、付勢部材に生じる弾性力によって第二ウイング部材が第一ウイング部材に対して開状態となる方向に回動しなくなる場合がある。そして、前記ヒンジには、このようにカム部材等の摩耗や付勢部材の弾性力が低下したときに付勢部材の弾性力を調整する手段として弾力調整手段を備えるものがある(特許文献1参照)。
特開2011-139317号公報
しかしながら、前記ヒンジの弾力調整手段は、調節部材を左右いずれかの方向へ回して係止駒を介して第2調節プレートを左右へ回転させ、第1調節プレートとの間の互いのカム部の接触により第2調節プレートを上下動作させて、この第2調節プレート上に圧接している付勢部材の弾性力を調節するものであり、多くの部品を備えて構成される。
このように、前記弾力調整手段を備えるヒンジでは、付勢部材の弾性力を調整する構成を実現するにあたって部品点数が多いことから、構成が複雑なものとなりまたコストアップの要因となっていた。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、比較的安価にまた簡易な構成で付勢部材の弾性力を調整することができるヒンジを提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、第一連結対象物に固定される第一ウイング部材と、第二連結対象物に固定されるとともに前記第一ウイング部材に回動軸を介して回動可能に連結され、前記第一ウイング部材に対して開状態と閉状態との間で遷移する第二ウイング部材と、前記回動軸を介して前記第一ウイング部材に回動可能に設けられるカム部材と、前記第二ウイング部材に収容されつつ前記カム部材に接近する方向および前記カム部材から離間する方向に移動可能なスライド部材と、前記スライド部材を前記カム部材に接近する方向に付勢することにより前記スライド部材を前記カム部材に当接させる付勢部材と、前記カム部材を所定の角度に回動させて前記カム部材による前記スライド部材への押圧力を調整して前記付勢部材の弾性力を調整する調整部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記調整部は、前記カム部材に当接して押圧することによって前記カム部材を所定の角度に回動させる当接体と、前記カム部材を所定の角度に回動させるときに作業者によって操作される操作体と、を備え、前記操作体を操作して前記当接体を前記カム部材に近接または離間する方向に移動させることによって、前記カム部材を所定の角度に回動させて前記付勢部材の弾性力を調整するものである。
請求項3においては、前記調整部の前記操作体は、前記ヒンジの外側に露出した状態とされるものである。
請求項4においては、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のヒンジを備えた電子機器としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、比較的安価にまた簡易な構成で付勢部材の弾性力を調整することができる。
本発明の実施形態に係るヒンジを具備する複合機を示す側面図。 同じくヒンジの開いた状態を示す側面図。 同じくヒンジの開いた状態を示す斜視図。 同じくヒンジの開いた状態を示す断面図。 同じくヒンジの開いた状態においてカム部材を回動させた状態を示す拡大断面図。 (a)同じくヒンジの開いた状態を示す拡大斜視図、(b)同じくヒンジの開いた状態において下部固定部材を分解した状態を示す拡大斜視図。
以下では図1を用いて事務機器の実施の一形態である複合機1について説明する。
複合機1は本体2および原稿圧着板3を具備する。本実施形態において、複合機1は、本発明の第一実施形態に係るヒンジ100または本体2に対して原稿圧着板3を開閉可能とする開閉装置(以下「開閉装置」と称する)を具備する構成とするが、複合機1または開閉装置が後述する他の実施形態に係るヒンジまたは開閉装置を具備する構成とすることも可能である。
本体2は本発明に係る第一連結対象物の実施の一形態である。
本体2は原稿読み取り装置、制御装置、印刷装置、表示装置および入力装置を具備する。
原稿読み取り装置は本体2の上面に配置される。原稿読み取り装置は本体2の上面に載置された原稿を読み取る(原稿の画像情報を生成する)。
制御装置は複合機1の各部の動作、より詳細には原稿読み取り装置、後述する印刷装置および後述するADFの動作を制御する。
また、制御装置は原稿読み取り装置が生成した画像情報および本体2に接続された回線(インターネット回線等)を通じて取得した画像情報を記憶することが可能である。
印刷装置は原稿読み取り装置の下方に配置される。印刷装置は制御装置が記憶した画像情報に基づいて所定の用紙に画像を印刷する。
表示装置は例えば液晶パネルからなり、複合機1の動作状況等に係る情報を表示する。
入力装置は例えばボタン、スイッチ等からなり、作業者が複合機1に対する指示等を入力する際に操作する。表示装置および入力装置は本体2の上面前部に配置される。
原稿圧着板3は本発明に係る第二連結対象物の実施の一形態である。
原稿圧着板3は原稿読み取り装置の上に載置された原稿を原稿読み取り装置に向かって押さえつける(圧着する)ことにより、原稿読み取り装置が原稿を読み取る際に原稿が動く(原稿読み取り装置との相対的な位置が変化する)ことを防止する。
原稿圧着板3は読取前原稿収容トレイ、ADF(Auto Document Feeder)および読取後原稿収容トレイを具備する。
ADFは読取前原稿収容トレイに積層状態で収容された複数枚の原稿を一枚ずつ順に取り出して原稿読み取り装置の上の所定の読取位置に載置する。原稿読み取り装置による原稿の読み取りが終了した後、ADFは読取位置に載置された原稿を読取後原稿収容トレイに搬送する。
「事務機器」は、少なくとも原稿を読み取る(原稿の画像情報を取得する)機能を具備する装置を指す。
事務機器の具体例としては、(a)原稿を読み取る機能および読み取った原稿に係る画像情報を他の機器(例えば、パーソナルコンピュータ)に送信する機能を具備するスキャナー、(b)原稿を読み取る機能、読み取った原稿に係る画像情報を通信回線を介して他の機器に送信する機能および他の機器から取得した画像情報をプリントアウトする機能を具備するファクス、(c)原稿を読み取る機能および読み取った原稿に係る画像情報をプリントアウトする機能を具備するコピー機、(d)上記スキャナー、ファクス、およびコピー機としての機能を兼ねる複合機、等が挙げられる。
以下で詳述する実施形態に係るヒンジはいずれも複合機1の本体2に原稿圧着板3を開閉可能(回動可能)に連結する用途に用いられるが、本発明に係るヒンジの用途はこれに限定されない。
すなわち、本発明に係るヒンジは、「二つの部材のうちの一方の部材(第一連結対象物)に他方の部材(第二連結対象物)を開閉可能に連結する用途」に広く適用可能であり、例えば、スキャナー、ファクス、およびコピー機、若しくは複合機等のOA機器、自動車、便座、または、炊飯器等の各種電子機器等に用いられる。ヒンジが二つの部材のうちの一方の部材に他方の部材を開閉可能に連結するものとして、例えば、プリンタの本体に回動可能に連結される扉部分、複合機の本体に回動可能に連結される原稿圧着装置、スタンドに回動可能に連結されるディスプレイ、便座に回動可能に連結される便座、自動車の車体に回動可能に連結されるボンネット等がある。
以下の説明では、原稿圧着板3が閉じているとき(原稿圧着板3の下面が本体2の上面に当接しているとき)の原稿圧着板3の回動角度θ(より厳密には、本体2に対する原稿圧着板3の回動角度θ)を「0度」とし、原稿圧着板3が開く方向に回動した場合に回動角度θが増加する(回動角度θが正になる)ように原稿圧着板3の回動角度θを定義する(図1参照)。本実施形態において、本体2に対する原稿圧着板3の回動角度θは、後述する第二ウイング部材の第一ウイング部材に対する閉状態からの回動角度とも一致する。このため、本実施形態では双方とも「回動角度θ」と記載する。
以下では、図1から図6を用いて本発明に係るヒンジの一実施形態であるヒンジ100について説明する。なお、開閉装置は、本体2に対して原稿圧着板3を開閉可能とする装置としてヒンジ100を用いて構成したものを示す。
図1に示す如く、ヒンジ100は複合機1の本体2に原稿圧着板3を回動可能に連結する。
図2から図4に示す如く、ヒンジ100は下部固定部材10、中間部材20、第一回動軸71、上部固定部材30、第二回動軸72、受圧部73、第一スライダ40、第二スライダ50、バネ60、ダンパー62、カム部材75、フェンス部材80、及び調整部90を具備する。
以下では便宜上、原稿圧着板3が本体2に対して閉じているとき(回動角度θ=0度のとき)の複合機1の上下方向、前後方向および左右方向を基準として(原稿圧着板3が本体2に対して閉じているときの複合機1の上下方向、前後方向および左右方向をそれぞれヒンジ100の上下方向、前後方向および左右方向に対応させて)ヒンジ100を構成する各部材の形状を説明する。
下部固定部材10は本発明に係る第一ウイング部材の実施の一形態である。下部固定部材10は複合機1の本体2に固定される。
下部固定部材10は、一枚の金属板を適宜折り曲げることにより成形される。下部固定部材10は底板11、左右の側板12・12、および背板13を具備する。
下部固定部材10の底板11は下部固定部材10の下部を成す板状の部材である。底板11の形状は平面視で前後方向にやや長い概ね長方形である。
下部固定部材10の側板12は下部固定部材10における左右それぞれの側部を成す板状の部材である。側板12は側面視で概ね前下がりの階段の如き形状を有する。側板12の下端部は底板11の端部に繋がっている(一枚の金属板を直角に折り曲げることにより、底板11および側板12・12が形成される)。側板12の後上端部には、第一回動軸71を挿通するための貫通孔が開口される。
下部固定部材10の背板13は下部固定部材10の後部を成す板状の部材である。背板13は前後一対の板面を有する。背板13の形状は正面視で左右方向にやや長い概ね長方形である。
背板13の下端部は底板11の後端部に繋がっている(一枚の金属板を直角に折り曲げることにより、底板11および背板13が形成される)。
背板13の上部における左右中央部には、貫通孔である孔部14が形成される。
中間部材20は、一枚の金属板を適宜折り曲げることにより、天板21及び左右の側板22・22で形成される部材である。中間部材20は、天板21が側板22・22の上部に配置され、天板21の左右両側から側板22・22が下方に折り曲げられるようにして、正面視略コ字状に構成される。中間部材20は、側板22・22の下端部が左右中央側に延出するようにそれぞれ折り曲げられるようにして、下方側の左右中央部が開口する箱状に構成される。中間部材20は後述する如く第一スライダ40、第二スライダ50、バネ60、ダンパー62等を収容した状態で、第一回動軸71を介して下部固定部材10に回動可能に支持される。側板22・22の後部には、第一回動軸71を挿通するための貫通孔が左右方向に開口されている。
第一回動軸71は、本発明に係る回動軸の実施の一形態である。
第一回動軸71は、概ね円柱形状(ピン状)の部材である。
第一回動軸71は、中間部材20の側板22・22の貫通孔及び下部固定部材10の側板12・12の貫通孔に挿通される。中間部材20は第一回動軸71を介して下部固定部材10に回動可能に連結される。
上部固定部材30は本発明に係る固定部材の実施の一形態であり、一枚の金属板を適宜折り曲げることにより、天板31及び左右の側板32・32で形成される略筒状の部材である。上部固定部材30は、天板31が側板32・32の上部に配置され、天板31の左右両側から側板32・32が下方に折り曲げられるようにして、正面視略コ字状に構成される。上部固定部材30は後述する如く第二回動軸72を介して中間部材20に回動可能に支持される。上部固定部材30は原稿圧着板3に固定される。
また、側板32・32には受圧部73を取付けるための貫通孔が形成される。
第二回動軸72は、上部固定部材30を中間部材20に回動可能に連結する回動軸を成す部材である。第二回動軸72は概ね円柱形状の部材であり、上部固定部材30及び中間部材20の前部に挿通される。その結果、上部固定部材30は第二回動軸72を介して中間部材20に回動可能に連結される。
受圧部73は、ピン状に構成される。受圧部73は、側板32・32の貫通孔に挿通されて上部固定部材30に固定される。受圧部73のスライダ側の面は、カム面として構成され、第二スライダ50のカム当接部52と当接する。
なお、受圧部73は、ピン状のものに限定されるものではなく、板状の部材を折り曲げて構成すること等、他の構成とすることもできる。
第一スライダ40は本発明に係るスライド部材の実施の一形態である。第一スライダ40は樹脂材料からなる。
第一スライダ40は、有底に構成される本体41と、本体41の底部後面から後方(本体41の外側)に突出するカム当接部42とを備える。また、第一スライダ40は、カム当接部42において、カム部材75のカム面76に当接するように構成される。第一スライダ40(本体41)にはバネ60の後端部を収容するバネ受け穴が形成されている。第一スライダ40は中間部材20の内部における後部で前後方向に摺動可能に収容される。
第二スライダ50は本発明に係るスライド部材の実施の一形態である。第二スライダ50は樹脂材料からなる。
第二スライダ50は後方が開口し前面に底部を備える。第二スライダ50は、底部前面にカム当接部52を備える。第二スライダ50にはバネ60の前端部を収容するバネ受け穴が形成されている。
本実施形態では、「中間部材20、上部固定部材30、第一スライダ40、第二スライダ50、第二回動軸72および受圧部73を合わせたもの」が本発明に係る第二ウイング部材の実施の一形態に相当する。言い換えれば、本発明に係る第二ウイング部材の実施の一形態は、中間部材20、上部固定部材30、第一スライダ40、第二スライダ50、第二回動軸72および受圧部73を具備する。そして、上部固定部材30が原稿圧着板3に固定されることにより、第二ウイング部材は第二連結対象物に固定される。
本実施形態においては、第二ウイング部材が第一ウイング部材に最も近接した状態を第二ウイング部材の「閉状態」(原稿圧着板3が本体2に対して閉じている状態)とする。閉状態とは、第二ウイング部材の第一ウイング部材に対する閉状態からの回動角度θが0度となる状態を指す。また、第二ウイング部材が第一ウイング部材から最も離間した状態を第二ウイング部材の「開状態」とする。開状態とは、原稿圧着板3が本体2に対して開いている状態であり、回動角度θが90度となる状態を指す。
バネ60は、付勢部材の実施の一形態であり、金属製の巻きバネ(圧縮バネ)で構成される。バネ60は中間部材20の内部(第一スライダ40と第二スライダ50とのバネ受け孔)に収容される。
バネ60の後端部は第一スライダ40に形成されたバネ受け穴に挿入されてバネ受け穴の底面に当接する。また、バネ60の前端部は第二スライダ50に形成されたバネ受け穴に挿入されてバネ受け穴の底面に当接する。
バネ60が発生する付勢力、すなわち、圧縮される方向に弾性変形したバネ60が元の形状(外力が作用していないときの形状)に戻ろうとする力(弾性力)により、第一スライダ40は中間部材20の長手方向のうち第一回動軸71に接近する方向に付勢され、第二スライダ50は中間部材20の長手方向のうち受圧部73に接近する方向に付勢される。
ダンパー62は、第一スライダ40及び第二スライダ50のバネ受け穴に収容されている。ダンパー62の本体部は、第一スライダ40の底部に固定され、その先端部が第二回動軸72側に突出する。ダンパー62は、第二スライダ50の底部によって先端部が押圧力を受けたときに反力を発生させる。このため、当該反力により第一スライダ40が移動する速度が小さくなり、ダンパー62による緩衝効果が発生する。ダンパー62は一般的な流体ダンパーで構成される。
カム部材75は、樹脂素材で構成される。
カム部材75は、下部固定部材10内に配置される。カム部材75は、下部固定部材10の底板11の後部、側板12の後部、および背板13に当接するように配置される。
カム部材75の後上端部には、第一回動軸71を挿通するための貫通孔が開口される。カム部材75は、前記貫通孔に第一回動軸71が挿通されることによって下部固定部材10に取付けられる。カム部材75は、第一回動軸71を介して下部固定部材10に回動可能に設けられる。カム部材75は、第一回動軸71を回動軸心として、下部固定部材10、中間部材20、第一スライダ40、または第二スライダ50等に対して回動可能に構成される。
カム部材75の上前部(前記貫通孔の前下方)には、第一スライダ40のカム当接部42に当接するカム面76が形成される。第二ウイング部材を閉状態とした際には、第一スライダ40のカム当接部42がカム部材75のカム面76に当接するとともに、第二スライダ50のカム当接部52が受圧部73に当接する。
第一スライダ40のカム当接部42がカム部材75のカム面76に当接するとともに、第二スライダ50のカム当接部52が受圧部73に当接する結果として、バネ60に生じる弾性力により、中間部材20(第二ウイング部材)は下部固定部材10に対して開く方向に回動するように付勢され、上部固定部材30は中間部材20に対して閉じる方向に回動するように付勢される。この際、ダンパー62の先端部は第二スライダ50の底部によって押圧され、ダンパー62の本体部側に押し込まれる。
カム部材75は、操作孔77を備える。
操作孔77は、カム部材75の後面に開口し、前後方向に延びる略円柱状の孔である。操作孔77は、その前端部(孔底)がカム部材75の前後略中央部に至るように構成される。操作孔77の開口部は、カム部材75における後面の上部左右中央であって前記第一回動軸71を挿通するための貫通孔の下方に配置される。カム部材75は、操作孔77の開口部が下部固定部材10の背板13の孔部14と一致するように配置される。
また、カム部材75は、左右方向に貫通してその側面に開口する支持孔78が形成される。下部固定部材10の側板12・12の貫通孔及びカム部材75の支持孔78に第一回動軸71が挿通されて、カム部材75が下部固定部材10に対して回動可能に支持される。カム部材75の回動方向は、第一ウイング部材に対する第二ウイング部材の回動方向と一致する。
また、カム部材75は、その側面に開口する案内孔79・79が形成される。また、下部固定部材10の側板12・12には、挿通孔が形成される(図2参照)。
下部固定部材10の側板12・12の挿通孔及びカム部材75の案内孔79・79に、左右一対のビス17・17の軸部が挿通される。ビス17は、下部固定部材10の側板12の挿通孔に挿通された状態で、下部固定部材10の側板12に固定される。
カム部材75の案内孔79は、カム部材75の案内孔79にビス17挿通された状態においてカム部材75が下部固定部材10に対して回動可能なように、長孔状に構成される。なお、カム部材75の案内孔79は、カム部材75が第一回動軸71を介して下部固定部材10に回動可能に支持される構成であれば、長孔状に構成されることに限定されず、円状、楕円状、または凹状等であってもよいものとする。
本実施形態では、第二ウイング部材の第一ウイング部材に対する閉状態からの回動角度θが0度から第一の所定角度φ1までの第一領域にあるとき(0度≦θ≦φ1のとき)、バネ60に生じる弾性力により、第二ウイング部材を第一ウイング部材に対して開状態となる方向に回動させる構成としている。例えば、第一の所定角度φ1は60度(回動角度θ=第一の所定角度φ1=60度)に設定されている。なお、第一の所定角度φ1は60度以外の他の角度に設定することも可能である。
本実施形態においては、上部固定部材30に固定された原稿圧着板3の自重に起因してヒンジ100を閉じようとする回転力と、バネ60の付勢力に起因してヒンジ100を開こうとする回転力と、が概ね平衡するように、第一スライダ40のカム当接部42またはカム部材75のカム面76の形状等が予め定められる。
このように構成することにより、複合機1の本体2に対する原稿圧着板3の回動角度θが0度からφ1までの範囲において作業者が原稿圧着板3から手を離した場合には、回動角度θが保持される。
フェンス部材80は、カム部材75のカム面76の近傍において、カム部材75のカム面76及び第一スライダ40のカム当接部42の下方(第二ウイング部材の開状態ではカム部材75と第一スライダ40の当接部分の前方)に配置される。フェンス部材80は、中間部材20の閉状態から開状態まで(中間部材20の回動範囲の全域に亘って)、第一スライダ40及びカム部材75の外側から、第一スライダ40のカム当接部42とカム部材75のカム面76との当接部分側に異物(例えば原稿等)が入り込むことを防止する。フェンス部材80は、カム部材75のカム面76(第一スライダ40のカム当接部42とカム部材75のカム面76との当接部分)を下方外側または前方外側等から見えないようにして、外側との空間を遮蔽するように構成される。
フェンス部材80は、上部フェンス体81と、下部フェンス体82と、を備える。
上部フェンス体81または下部フェンス体82は、互いに回動可能なように、上部フェンス体81の下部と下部フェンス体82の上部とが連結される。
上部フェンス体81は、上方に突出する左右一対のアームを備え、当該アームは、その上方の突出側の端部において左右方向内側に突出する凸部を有する。第一スライダ40の前部両側面に上下方向に形成された案内溝に上部フェンス体81の凸部が配置されて、上部フェンス体81は、第一スライダ40の案内溝に沿って上下方向に移動可能に構成される。
下部フェンス体82は、上方に突出する左右一対のアームを備え、当該アームは、その上方の突出側の端部において左右方向外側に突出する凸部を有する。
カム部材75の前部両側面から前方に突出する支持アームに形成される貫通孔に下部フェンス体82の凸部が挿通されて、下部フェンス体82は、カム部材75に回動可能に支持される。
このように構成されるフェンス部材80は、第一ウイング部材に対して第二ウイング部材が閉じる方向に回動したときには、上部フェンス体81と下部フェンス体82とが近接するように(折りたたまれるように)変遷し、また、第一ウイング部材に対して第二ウイング部材が閉じる方向に回動したときには、上部フェンス体81と下部フェンス体82とが離間するように変遷する。
下部固定部材10に対して中間部材20が開いた状態(例えば、下部固定部材10に対して中間部材20が20°開いた状態)で、且つ、中間部材20に対して上部固定部材30が開いた状態(例えば、上部固定部材30が下部固定部材10に対して0°の状態)とすることができる。このような状態(リフト状態)とすることによって、複合機1の本体2に対して原稿圧着板3を持ち上げた状態にして、本体2(本体2の上端のコンタクトガラス)と原稿圧着板3との間に比較的分厚い原稿を配置することができ、また、メンテナンスや点検等を行い易くする。
支持部材15は、下部固定部材10に取付けられて調整部90を支持する。
支持部材15は、一枚の金属板を適宜折り曲げることにより成形される。支持部材15は、中板と左右一対の側板とを備える。支持部材15の側板は、中板の左右端部から後方にそれぞれ突出し、さらにその後端部が左右外側にそれぞれ突出するように形成される。
支持部材15の中板の左右中央には、調整部90(調整部90の当接体91)が挿通される貫通孔が形成される。支持部材15は、支持体16を有し、前記貫通案に支持体16が固定されて構成される。支持体16は、略円柱状に構成されてその内周面にネジ溝が形成される部材(ナット)である。
支持部材15は、支持部材15の側板の左右外側に突出する部分を下部固定部材10の側板12に係合させ、また、ビスや接着剤等によって下部固定部材10の背板13に支持部材15の中板が固定されること等によって、下部固定部材10の背板13の外側(後方)に設けられる。支持部材15が下部固定部材10に取付けられた状態では、支持部材15の貫通孔(支持体16)は、下部固定部材10の背板13の孔部14と一致するように配置される。
調整部90は、作業者によって操作されることによってカム部材75を所定の角度に回動させて、カム部材75のカム面76による第一スライダ40のカム当接部42への押圧力を調整して、バネ60の弾性力を調整する。調整部90は、下部固定部材10の支持部材15(支持部材15の支持体16)に支持されて、下部固定部材10に設けられる。
調整部90は、ビス状の部材であって、当接体91と、操作体92と、を備える。
調整部90の当接体91は、その先端部でカム部材75に当接してカム部材75を押圧することによって、カム部材75を所定の角度に回動させる。当接体91は、ビスの軸部(ネジ部)を成す部分であり、円柱状に構成され、外周面にネジ溝が形成されて構成される。当接体91は支持部材15の支持体16に螺合されて、当接体91の少なくとも先端側の一部がカム部材75の操作孔77内に配置される。
調整部90の操作体92は、当接体91によってカム部材75を所定の角度に回動させるときに、ドライバ等の一般的な工具からなる操作具を用いて作業者によって操作される部分である。操作体92は、ビスの頭部を成す部分であり、当接体91の基端部に連接される。操作体92は、例えばプラスドライバからなる操作具によって操作可能なようにプラス溝(不図示)を備える。操作体92は、支持部材15の支持体16の後方外側に配置されて、第一ウイング部材に対する第二ウイング部材のいずれの回動状態(第一ウイング部材に対する第二ウイング部材の回動状態にかかわらず)においてもヒンジ100の外側に露出した状態とされる。
調整部90は、操作体92を操作することによって、当接体91におけるカム部材75の操作孔77内への挿入深さを変更可能に構成される。調整部90は、操作体92を操作して当接体91をカム部材75に近接または離間する方向に移動させることによって、カム部材75を所定の角度に回動させてバネ60の弾性力を調整する。
調整部90は、当接体91におけるカム部材75の操作孔77内への挿入深さを深くして、当接体91の前端部を前方(カム部材75に近接する方向)に移動させていき、当接体91の先端部をカム部材75の操作孔77の前端部(孔底)に当接させた状態とする。さらに、当接体91の前端部を前方に移動させるようにしてカム部材75を押圧することによって、カム部材75の下部が上方に回動するように、カム部材75を所定の角度に回動させる(図5参照)。このように、カム部材75を所定の角度に回動させることによって、カム部材75のカム面76による第一スライダ40のカム当接部42への押圧力が高くなるようにして、バネ60の長さが比較的短くなるようにする。このようにして、バネ60の弾性力が強くなるように調整する。
また、当接体91の前端部を後方に移動させるようにして、カム部材75の下部が後方に回動する方向にカム部材75を所定の角度に回動させることによって、カム部材75のカム面76による第一スライダ40のカム当接部42への押圧力が低くなるようにして、バネ60の長さが比較的長くなるようにする。このようにして、バネ60の弾性力が弱くなるように調整する。
カム部材75の操作孔77の直径(上下幅)は、カム部材75が所定の角度に回動可能なように、調整部90の当接体91の直径よりも大きく構成される。なお、カム部材75の操作孔77は、カム部材75が所定の角度に回動可能な構成であればよく、円柱状に構成されることに限定されない。
調整部90の操作体92は、マイナスドライバによって操作可能なようにマイナス溝を備える構成であってもよく、また、角状(六角状)等に構成されてもよい。
このように、調整部90が、カム部材75を所定の角度に回動させて、カム部材75のカム面76による第一スライダ40のカム当接部42への押圧力を調整して、バネ60の弾性力を調整することから、比較的安価にまた簡易な構成でバネ60(付勢部材)の弾性力を調整することができる。
またこのように、調整部90が、当接体91と、操作体92と、を備え、当接体91はその先端部でカム部材75に当接してカム部材75を押圧することによってカム部材75を所定の角度に回動させるものであり、操作体92は当接体91によってカム部材75を所定の角度に回動させるときに作業者によって操作されるものであり、操作体92を操作して当接体91をカム部材75に近接または離間する方向に移動させることによってカム部材75を所定の角度に回動させてバネ60の弾性力を調整することから、カム部材75のカム面76による第一スライダ40のカム当接部42への押圧力を調整してバネ60の弾性力を調整することができるものを比較的簡易な構成で実現することができる。
また、調整部90はビス状の部材であって、当接体91はビスの軸部を成すように構成され、操作体92はビスの頭部を成すように構成されることから、カム部材75のカム面76による第一スライダ40のカム当接部42への押圧力を調整してバネ60の弾性力を調整することができるものを比較的簡易な構成で実現することができる。
調整部90の操作体92は第一ウイング部材に対する第二ウイング部材の回動状態にかかわらずヒンジ100の外側に露出した状態とされることから、第一ウイング部材に対する第二ウイング部材の回動状態によって操作体92がヒンジ100の内部に隠れた状態となるものに比べて、カム部材75を所定の角度に回動させるときの作業を容易に行うことができる。
カム部材75は操作孔77を備え、調整部90の当接体91の少なくとも先端側の一部は、カム部材75の操作孔77内に配置されることから、カム部材75のカム面76による第一スライダ40のカム当接部42への押圧力を調整してバネ60の弾性力を調整することができるものを比較的コンパクトに構成することができる。
図3から図6に示すように、ヒンジ100は、ガタ防止部95を備える。
ガタ防止部95は、ヒンジ100を介して連結される本体2と原稿圧着板3との間に隙間が生じることによる所謂ガタが生まれることを抑制する。ガタ防止部95は、下部固定部材10に固定されるとともに、原稿圧着板3に固定される。ガタ防止部95は、一枚の金属板を適宜折り曲げることにより成形される。ガタ防止部95は、側面視略L字状に構成され、上方に延出する部分と前方に延出する部分を備える。ガタ防止部95の上方に延出する部分は、カム部材75内に配置され、ビス等によって下部固定部材10の背板12に固定される。
ガタ防止部95は、その前方に延出する部分において、底部96と、取付孔97と、左右一対の張り出し部98・98を備える。
ガタ防止部95の底部96は、平板状に構成される。
ガタ防止部95の取付孔97は、原稿圧着板3に固定されるためのボルト等が挿通される上下方向に貫通する貫通孔であり、底部96の左右中央に形成される。
ガタ防止部95の張り出し部98・98は、底部96の左右両側部からそれぞれ左右に延出するように構成される。ガタ防止部95の張り出し部98は、底部96の左右両側部から下部固定部材10の底板11の厚み分左上方または右上方に傾斜する部分と、当該傾斜する部分の外側端部(上端部)から左方または右方外側に延出する部分とを有して構成される。ガタ防止部95の張り出し部98は、底部96の前端部よりも後方に位置する。
下部固定部材10は、配置孔18と、左右一対の凸部19・19とを備える。
下部固定部材10の配置孔18は、ガタ防止部95の底部96が配置される部分であり、下部固定部材10の底板11が貫通するように構成される。下部固定部材10の底板11における配置孔18の前方部分は、ガタ防止部95の底部96の前端部を配置可能なように、上方に窪む凹状に構成される。
下部固定部材10の凸部19・19は、側板12・12の前部において内側に突出するように構成される。下部固定部材10の凸部19は、ガタ防止部95の張り出し部98が配置可能なように、ガタ防止部95の張り出し部98の厚み分底板11から上方に距離を空けて配置される。
このように構成されるガタ防止部95では、その上方に延出する部分が下部固定部材10に固定された状態で、ガタ防止部95の底部96が下部固定部材10の配置孔18内に配置される。このとき、ガタ防止部95の底部96の前端部が、前記下部固定部材10の上方に窪む凹状に構成される部分内に配置され、ガタ防止部95の底部96の張り出し部98が、下部固定部材10の底部11の上方であって凸部19の下方に配置(下部固定部材10の底部11と凸部19とで挟まれるように配置)される。
このような状態で、ガタ防止部95の底部が原稿圧着板3に固定される。
このように構成されることから、簡易な構成で、ヒンジ100を介して連結される本体2と原稿圧着板3との間に隙間が生じることによる所謂ガタが生まれることを抑制することができる。
1 複合機
2 本体
3 原稿圧着板
10 下部固定部材
14 孔部
15 支持部材
16 支持体
17 ビス
20 中間部材
30 上部固定部材
40 第一スライダ
41 本体
42 カム当接部
50 第二スライダ
71 第一回動軸
72 第二回動軸
73 受圧部
75 カム部材
76 カム面
77 操作孔
78 支持孔
79 案内孔
90 調整部
91 当接体
92 操作体
95 調整部
100 ヒンジ

Claims (4)

  1. 第一連結対象物に固定される第一ウイング部材と、
    第二連結対象物に固定されるとともに前記第一ウイング部材に回動軸を介して回動可能に連結され、前記第一ウイング部材に対して開状態と閉状態との間で遷移する第二ウイング部材と、
    前記回動軸を介して前記第一ウイング部材に回動可能に設けられるカム部材と、
    前記第二ウイング部材に収容されつつ前記カム部材に接近する方向および前記カム部材から離間する方向に移動可能なスライド部材と、
    前記スライド部材を前記カム部材に接近する方向に付勢することにより前記スライド部材を前記カム部材に当接させる付勢部材と、
    前記カム部材を所定の角度に回動させて前記カム部材による前記スライド部材への押圧力を調整して前記付勢部材の弾性力を調整する調整部と、を具備するヒンジ。
  2. 前記調整部は、前記カム部材に当接して押圧することによって前記カム部材を所定の角度に回動させる当接体と、前記カム部材を所定の角度に回動させるときに作業者によって操作される操作体と、を備え、前記操作体を操作して前記当接体を前記カム部材に近接または離間する方向に移動させることによって、前記カム部材を所定の角度に回動させて前記付勢部材の弾性力を調整する、請求項1に記載のヒンジ。
  3. 前記調整部の前記操作体は、前記ヒンジの外側に露出した状態とされる、
    請求項2に記載のヒンジ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のヒンジを備えた電子機器。
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