JP7259207B2 - フィルム - Google Patents
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Description
0°≦|Φ1s-Φ2|<45° ・・・(1)
Tλs-Tλf≧5nm ・・・(2)
Tλs≧381nm ・・・(3)
(ここで、Φ1sはフィルム面内においてTλsをとる方位角方向であり、Φ2は表示装置に設置される偏光板又は偏光子の透過軸の方位角である。
また、Tλsは、フィルムに直線偏光を入射角0°で照射し、波長300nm~440nmの範囲において透過率50%以下をとる最も長波長の波長をTλとし、
フィルムの入射光軸を中心として、フィルム面上の任意の方位角方向を0°とし、0°から175°まで5°間隔で直線偏光の方位角を半回転させて測定される各方位角方向におけるTλをTλ(0°)、Tλ(5°)、・・・、Tλ(170°)、Tλ(175°)とし、該Tλ(0°)~Tλ(175°)の中で、最も長波長のTλであり、Tλfは、最も短波長のTλである。)
0°≦|Φ1s-Φ2|<45° ・・・(1)
Tλs-Tλf≧5nm ・・・(2)
Tλs≧381nm ・・・(3)
(ここで、Φ1sはフィルム面内においてTλsをとる方位角方向であり、Φ2は表示装置に設置される偏光板又は偏光子の透過軸の方位角である。
また、Tλsは、フィルムに直線偏光を入射角0°で照射し、波長300nm~440nmの範囲において透過率50%以下をとる最も長波長の波長をTλとし、
フィルムの入射光軸を中心として、フィルム面上の任意の方位角方向を0°とし、0°から175°まで5°間隔で直線偏光の方位角を半回転させて測定される各方位角方向におけるTλをTλ(0°)、Tλ(5°)、・・・、Tλ(170°)、Tλ(175°)とし、該Tλ(0°)~Tλ(175°)の中で、最も長波長のTλであり、Tλfは、最も短波長のTλである。)
方位角について図を用いて説明する。図1は本発明のフィルムまたは表示装置に設置される偏光板又は偏光子の上面図である。ここで図1中の1及び2はそれぞれ直角の関係を持つ任意の方向である。フィルムに入射角度0°で入射される直線偏光の振動方向または、偏光板又は偏光子の透過軸の方向を4とすると、方位角とは、方向4と方向2とで挟まれた角度5のことである。
|Rsb-Rfb|>3 ・・・(4)
(ここでRsbはフィルムのΦ1s方向における反射率スペクトルから算出されるb*値であり、RfbはフィルムのΦ1f方向における反射率スペクトルから算出されるb*値である。また、Φ1fはフィルム面内において、前記Tλfをとる方位角方向である。)
図4に示すように、本発明のフィルムはΦ1s方向の反射率スペクトルに対して、Φ1f方向の反射率スペクトルは低波長の方向にシフトしているため、RfbはRsbよりも低い値をとる。その結果、外光を反射した際のb*値を0に近づけることができる。一方、従来の長波長紫外線を反射するフィルムのRfbはRsbとほぼ同じ値をとるため、本願のフィルムよりも外光を反射した際のb*値が低くなる(-側に大きくなる)。十分なb*値抑制の観点から、|Rsb-Rfb|>5であることが好ましく、より好ましくは|Rsb-Rfb|>10であり、さらに好ましくは|Rsb-Rfb|>15である。
式(5)を満たす好適な各層の厚みは70nm以下である。そのため、本発明のフィルムが前述の多層積層フィルムである場合は、各層の厚みを70nm以下とすることで波長381nm~440nm及び、波長380nm以下の紫外線領域の波長の光を反射でカットすることが可能となる。
なお、多層積層フィルムにおいて、望ましい反射波長範囲及び反射率を調整する方法は、A層とB層の面内屈折率差、積層数、層厚み分布、製膜条件(例えば延伸倍率、延伸速度、延伸温度、熱処理温度、熱処理時間)の調整等が挙げられる。反射率が高くなり積層数が少なく済むことから、A層とB層の面内屈折率差は0.02以上が好ましく、より好ましくは0.04以上、さらに好ましくは0.08以上である。また、TλsとTλfの差を大きくする方法としては、A層とB層何れか一方又は両方のそれぞれの面内における屈折率の異方性Δnを大きくすることである。Δnが大きくなることでΦ1s方向の反射波長λΦ1sとΦ1f方向の反射波長λΦ1fの差が大きくなる。ここでΔnは面内の各方位角方向の屈折率の最大値-最小値である。また、一般的に熱可塑性樹脂がΔnを持つときは、面内の各方位角方向の屈折率の最大値と最小値の方向は直行する。
また、ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)を0.1~3.0重量%の範囲で添加することも好ましく、より好ましくは0.1~1.0重量%の範囲である。
SRave<SRf・・・(7)
SRave<130・・・(8)
ここで、反射率の差分和とは、前記200nm以上の厚みを有するA層からなる表層の反対側の表層面に黒塗り処理を施し、前記厚み200nm以上のA層からなる表層側から1nm間隔で波長450nm~800nmの範囲で反射率を測定し、波長450nm~800nmの範囲の反射率の2次近似値を求め、波長450nm~800nmの範囲における反射率測定値と2次近似値の差分の絶対値(差分値)を求め、該差分値を波長450nm~800nmの範囲で総和した値を表す。SRsはフィルムのΦ1s方向にて測定した反射率から求められる反射率の差分和を表し、SRfはフィルムのΦ1f方向にて測定した反射率から求められる反射率の差分和を表し、SRaveはフィルムのΦ1s方向にて測定した反射率と、Φ1f方向に直交する方向にて測定した反射率を平均した反射率から求めた差分和を表す。溶融押出時のフローマークの抑制や積層精度の向上といった製膜安定性の観点や、内部の層の保護、耐傷付き・押痕性、耐熱性の付与といった機械・熱特性向上の観点から、多層積層フィルムの少なくとも片方の表層は200nm以上の層厚みを持つことが好ましい。一方で、屈折率を異なる樹脂を積層し、少なくとも片方の表層が200nm以上の層厚みを持つ多層積層フィルムは、波長の変化に対して、反射率スペクトルが周期的に変動(=リップル)する性質を持つ。可視光領域の波長において反射率スペクトルがリップルを持つと、その多層積層フィルムの反射光や透過光の色が見る場所によって変わる干渉ムラが発生し、該多層積層フィルムや、該多層積層フィルムを用いた製品の外観品位を低下させる。そこで、少なくとも片方の表層が200nm以上の厚みを有するA層であり、前記200nm以上の厚みを有するA層からなる表層側から測定される反射率の差分和が(6)、(7)、(8)式をいずれも満たすことを特徴とする多層積層フィルムを用いることで、反射率スペクトルの可視光領域におけるリップルを抑制することができる。
反射光35の各波長における位相はπであることに対して、反射光36の各波長の位相は式(9)であるため、反射光35と反射光36の合成光は、各波長によって強めあったり、弱めあったりすることで、反射率スペクトルにリップルが生じる。この反射率スペクトルのリップル形状は、反射光35、36の反射率、λ、na、dによって決定される。
一軸延伸法では長手方法、幅方向、長手方向と幅方向の中間方向(斜め方向)の何れかの一方方向に延伸を行うことが好ましい。
二軸延伸法では、長手方法、幅方向、長手方向と幅方向の中間方向(斜め方向)の何れか一方に強く延伸を行い、他の方向に弱く延伸を行うことが好ましい。また、各方向への延伸は複数回組み合わせて行っても良い。
熱処理工程及び、熱処理工程直後に1%以上20%以下の延伸を行うことも好ましい。このような延伸を行うことで多層積層フィルムに発生するボーイングを抑制することができ、多層積層フィルムの幅方向の広範囲に亘って、均一な配向角を得ることができる。
また、フィルムの熱収縮率を小さくするために、熱処理工程中又は冷却工程中にフィルムを幅方向又は及び又は、長手方向に縮める(リラックス)ことも好ましい。リラックスの割合としては1%~10%の範囲が好ましく、より好ましくは1~5%の範囲である。ボーイングを抑制し、熱収縮率を小さくするためには、熱処理工程及び/又は、熱処理工程直後に1%以上20%以下の延伸を行った後に、熱処理工程中又は冷却工程中にフィルムを幅方向又は及び又は、長手方向に縮めることが好ましい。
最後に巻取り機にてフィルムを巻き取ることによって本発明の多層積層フィルムが製造される。
[物性の測定方法ならびに効果の評価方法]
物性値の評価方法ならびに効果の評価方法は次の通りである。
日立製作所(株)製 分光光度計(U-4100 Spectrophotomater)に付属の12°正反射付属装置P/N134-0104を取り付け、入射角度=12度における波長240~800nmの絶対反射率及び、入射角度=0°における透過率を測定した。測定条件:スリットは2nm(可視)/自動制御(赤外)とし、ゲインは2と設定し、走査速度を600nm/分とした。サンプルをフィルム幅中央部から4cm×4cmで切り出し測定した。付属のグランテーラ偏光子を設置して、偏光成分を方位角0°~175°において、5°刻みで回転させた各方位角で波長240nm~800nmの絶対反射率及び透過率を測定した。
上述の方法で測定したΦ1s方向とΦ1f方向それぞれの絶対反射率について、JISZ8701(1999)に従いX10、Y10、Z10を求めた。標準の光はD65相対分光分布を用いた。求めたX10、Y10、Z10を用いて、CIE1976に従い、Φ1s方向のb*値(Rsb)、Φ1f方向のb*値(Rfb)を算出した。また、Φ1s方向とΦ1f方向の絶対反射率を平均した値からb*値(反射b*)を算出した。得られたRsb、RfbからRsb-Rfbを求めた。
日本電色工業(株)製 ヘーズメーター(NDH5000)を用いて、JISK7361-1に基づいて測定を行った。サンプルをフィルム幅中央部から4cm×4cmで切り出し測定した。
フィルムをサンプル幅中央部から10mm幅×150mm幅で切り出し。引張試験機(RTG1210)を用い、長手方向にチャックで把持して、速度300mm/minで引っ張り、破断した際の伸度を破断点伸度とした。測定は5回行い、その平均値を用いた。測定は25℃に保たれた部屋で行った。
フィルムの200nm以上の厚みを有す表層の反対側の表層面にスプレーを用いて黒色塗料を塗布した。続いて、日立製作所(株)製 分光光度計(U-4100 Spectrophotomater)に付属の12°正反射付属装置P/N134-0104を取り付け、黒色塗料の塗布面の反対面から測定を行い、入射角度12度における波長450~800nmの透過率を1nm刻みで測定し、その最大透過率が0.1%以下であることを確認した。測定条件:スリットは2nm(可視)/自動制御(赤外)とし、ゲインは2と設定し、走査速度を600nm/分とした。その後、付属の12°正反射付属装置P/N134-0104とグランテーラ偏光子を取り付け、黒色塗料の塗布面の反対面から測定を行い、Φ1s方向とΦ1f方向について、入射角度=12度における波長450nm~800nmの絶対反射率を1nm刻みで測定し、波長450nm~800nmの範囲における各波長において、Φ1s方向の反射率とΦ1f方向の反射率を測定し、Φ1s方向とΦ1f方向の反射率の平均値を算出した。Φ1s方向の反射率、Φ1f方向の反射率、Φ1s方向の反射率とΦ1f方向の反射率の平均値それぞれについて、波長450nm~800nmの範囲にて、2次近似値を求め、波長450nm~800nmの範囲における反射率測定値と2次近似値の差分の絶対値(差分値)を求め、該差分値を波長450nm~800nmの範囲で総和し、SRs、SRf、SRaveを求めた。
多層フィルムの各層の厚みは、ミクロトームを用いて断面を切り出したサンプルについて、透過型電子顕微鏡(TEM)観察により求めた。透過型電子顕微鏡JEM1400Plus(日本電子(株)製)を用い、加速電圧100kVの条件でフィルムの断面を10000~40000倍に拡大観察し、断面写真を撮影、層構成および各層厚みを測定した。尚、場合によっては、コントラストを高く得るために、公知のRuO4やOsO4などを使用した染色技術を用いた。撮影したTEM画像について、画像処理ソフトImage-Pro Plus ver.4(販売元 プラネトロン(株))を用いて画像解析を行った。画像解析処理は、垂直シックプロファイルモードで、厚み方向位置と幅方向の2本のライン間で挟まれた領域の平均明るさとの関係を、数値データとして読み取った。読み取った数値データについて、表計算ソフト(Excel2010)を用いて、位置(nm)と明るさのデータに対してサンプリングステップ6(間引き2)でデータ採用した後に、5点移動平均の数値処理を施した。さらに、この得られた周期的に明るさが変化するデータを微分し、VBA(ビジュアル・ベーシック・フォア・アプリケーションズ)プログラムにより、その微分曲線の極大値と極小値を読み込み、隣り合うこれらの間隔を1層の層厚みとして層厚みを算出した。この操作をTEM画像毎に行い、全ての層の層厚みを算出した。
樹脂A:IV=0.65のポリエチレンテレフタレート
樹脂B:IV=0.66のポリエチレンナフタレート
樹脂C:IV=0.72のポリエチレンテレフタレートの共重合体(シクロヘキサンジカルボン酸成分20mol%、スピログリコール成分20mol%共重合したポリエチレンテレフタレート)屈折率1.55
樹脂D:IV=0.73のポリエチレンテレフタレートの共重合体(シクロヘキサンジメタノール成分33mol%共重合したポリエチレンテレフタレート)屈折率1.57
(フィルムに用いた紫外線吸収剤(UVA))
UVA_A:2,4,6-トリス(2-ヒドロキシ-4-ヘキシロキシ-3-メチルフェニル)-1,3,5-トリアジン、分子量700
(樹脂と紫外線吸収剤の混合物)
下記分量の樹脂と紫外線吸収剤を押出機を用いて混合した。
樹脂E:樹脂C/UVA_A(90重量%/10重量%)
IV(固有粘度)の測定方法
溶媒としてオルトクロロフェノールを用いて、温度100℃で20分溶解した後、温度25℃でオストワルド粘度計を用いて測定した溶液粘度から算出した。
A層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Aを、B層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Cを用いた。樹脂Aおよび樹脂Cを、それぞれ、押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比(積層比)が樹脂A/樹脂C=1/1になるように計量しながら、201層フィードブロック(A層が101層、B層が100層)にて交互に合流させた。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸多層積層フィルムを得た。この未延伸フィルムの両面に空気中でコロナ放電処理を施し、そのフィルム両面の処理面に(ガラス転移温度が18℃のポリエステル樹脂)/(ガラス転移温度が82℃のポリエステル樹脂)/平均粒径100nmのシリカ粒子からなる積層形成膜塗液を塗布した。その後、両端部をクリップで把持するテンターに導き100℃、5.0倍横延伸した後、230℃で熱処理及び5%の幅方向リラックスを実施し、100℃で冷却した後、厚み12μmの多層積層フィルムを得た(両表層を含めた各層の厚みは40nmから65nmであった)。得られたフィルムの物性を表1に示す。なお、表中、SRa、SRt、SRavの項のところに「-」とあるのは、表層の厚みが200nm未満であることを表す。
A層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Aを、B層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Cを用いた。樹脂Aおよび樹脂Cを、それぞれ、押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比(積層比)が樹脂A/樹脂C=1/1になるように計量しながら、201層フィードブロック(A層が101層、B層が100層)にて交互に合流させた。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸多層積層フィルムを得た。この未延伸フィルムを、90℃、延伸倍率2.8倍で縦延伸を行い、フィルムの両面に空気中でコロナ放電処理を施し、そのフィルム両面の処理面に(ガラス転移温度が18℃のポリエステル樹脂)/(ガラス転移温度が82℃のポリエステル樹脂)/平均粒径100nmのシリカ粒子からなる積層形成膜塗液を塗布した。その後、両端部をクリップで把持するテンターに導き100℃、4.5倍横延伸した後、230℃で熱処理及び5%の幅方向リラックスを実施し、100℃で冷却した後、厚み12μmの多層積層フィルムを得た(両表層を含めた各層の厚みは40nmから65nmであった)。得られたフィルムの物性を表1に示す。
縦延伸倍率を3.5倍、横延伸倍率を3.6倍としたこと以外は実施例2と同様の方法で厚み12μmの多層積層フィルムを得た(両表層を含めた各層の厚みは40nmから65nmであった)。得られたフィルムの物性を表1に示す。
A層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Aを、B層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Cを用いた。樹脂Aおよび樹脂Cを、それぞれ、押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比(積層比)が樹脂A/樹脂C=1/1になるように計量しながら、267層フィードブロック(A層が134層、B層が133層)にて交互に合流させた後、さらに3層ピノールを用いて、積層比が樹脂A/樹脂C=2.4/1となるように両表層にA層を合流させた。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸多層積層フィルムを得た。この未延伸フィルムを、90℃、延伸倍率2.8倍で縦延伸を行い、フィルムの両面に空気中でコロナ放電処理を施し、そのフィルム両面の処理面に(ガラス転移温度が18℃のポリエステル樹脂)/(ガラス転移温度が82℃のポリエステル樹脂)/平均粒径100nmのシリカ粒子からなる積層形成膜塗液を塗布した。その後、両端部をクリップで把持するテンターに導き100℃、4.5倍横延伸した後、230℃で熱処理及び5%の幅方向リラックスを実施し、100℃で冷却した後、厚み24μm(両表層それぞれ5μm、2層目から134層目に向かって等比数列的に40nmから65nmに層厚みが増加し、134層目から266層目に向かって等比数列的に65nmから40nmに層厚みが減少)の多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
B層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Dを用いたこと以外は実施例3と同様の方法にて厚み24μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
A層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Bを、B層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Dを用い、120℃、延伸倍率2.8倍で縦延伸を行い、140℃、延伸倍率4.5倍で横延伸を行ったこと以外は実施例3と同様の方法にて厚み23μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
B層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂C/樹脂Eをそれぞれ85重量%/15重量%用いたこと以外は実施例3と同様の方法にて厚み24μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
縦延伸倍率を3.5倍、横延伸倍率を3.6倍としたこと以外は実施例3と同様の方法で厚み24μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
80μmTAC(トリアセチルセルロースフィルム)/偏光子/80μmTACの順で積層し、図3の透過率スペクトルを示す偏光板を作成した。本偏光板に対して、実施例6の多層積層フィルムを用い、多層積層フィルム/偏光板の順に積層し、積層する際の|Φ1s-Φ2|について0°、40°、90°の3パターンの設置角度で作成した。それぞれの積層体の物性を表2に示す。
横延伸倍率を4.8倍としたこと以外は、実施例6と同様の方法で厚み24μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
縦延伸倍率を2.7倍、横延伸倍率を4.8倍としたこと以外は、実施例6と同様の方法で厚み24μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
縦延伸倍率を2.9倍としたこと以外は、実施例6と同様の方法で厚み24μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
A層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂Aを、B層を構成する熱可塑性樹脂として樹脂C/樹脂Eをそれぞれ85重量%/15重量%ブレンドして用いた。樹脂Aおよび樹脂C/樹脂Eを、それぞれ、押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比(積層比)が樹脂A/樹脂C=1/1になるように計量しながら、267層フィードブロック(A層が134層、B層が133層)にて交互に合流させた後、さらに3層ピノールを用いて、積層比が樹脂A/(樹脂C/樹脂E)=1.9/1となるように両表層にA層を合流させた。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸多層積層フィルムを得た。この未延伸フィルムを、90℃、延伸倍率2.8倍で縦延伸を行い、フィルムの両面に空気中でコロナ放電処理を施し、そのフィルム両面の処理面に(ガラス転移温度が18℃のポリエステル樹脂)/(ガラス転移温度が82℃のポリエステル樹脂)/平均粒径100nmのシリカ粒子からなる積層形成膜塗液を塗布した。その後、両端部をクリップで把持するテンターに導き100℃、4.5倍横延伸した後、230℃で熱処理及び5%の幅方向リラックスを実施し、100℃で冷却した後、厚み20μm(両表層それぞれ3μm、2層目から134層目に向かって等比数列的に40nmから65nmに層厚みが増加し、134層目から266層目に向かって等比数列的に65nmから40nmに層厚みが減少)の多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
横延伸倍率を4.8倍としたこと以外は、実施例11と同様の方法で厚み20μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
縦延伸倍率を2.7倍、横延伸倍率を4.8倍としたこと以外は、実施例11と同様の方法で厚み20μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
縦延伸倍率を2.9倍、横延伸倍率を4.5倍としたこと以外は、実施例11と同様の方法で厚み20μmの多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの物性を表1に示す。
2:フィルムまたは表示装置に設置される偏光板又は偏光子の面内における方位1と直角の関係を持つ任意の方向
3:フィルムまたは表示装置に設置される偏光板又は偏光子
4:直線偏光の振動方向または表示装置に設置される偏光板又は偏光子の透過軸の方向
5:方位角
6:本発明のフィルム
7:フィルム面内においてTλsをとる方向(Φ1s)
8:表示装置に設置される偏光板又は偏光子
9:表示装置に設置される偏光板又は偏光子の透過軸をとる方向(Φ2)
10:LED光源
11:第二の偏光板
12:液晶層
13:第一の偏光板
14:偏光子
15:偏光子保護フィルム又は位相差フィルム
16:本発明のフィルム
17:偏光子保護フィルム又は位相差フィルム
18:タッチパネル基材
19:カバーガラス又は透明支持体
20:本発明のフィルムを用いたタッチパネル基材
21:有機ELパネル
22:偏光板又は円偏光板
23:可視光反射率
24:反射率の2次近似値
25:反射率測定値と2次近似値の差分の絶対値(差分値)
26:Φ1s方向の反射率スペクトル
27:Φ1f方向の反射率スペクトル
28:Φ1s方向の反射率と、Φ1f方向の反射率を平均した反射率スペクトル
29:Φ1s方向の反射率スペクトル
30:Φ1f方向の反射率スペクトル
31:Φ1s方向の反射率と、Φ1f方向の反射率を平均した反射率スペクトル
32:A層
33:A層に隣接するB層
34:フィルムに入射した光
35:フィルム表面で反射された反射光
36:表層A層と表層A層に隣接するB層との界面37で反射された後、表面を通過した直後の反射光
37:表層A層と表層A層に隣接するB層との界面
Claims (12)
- 下記式(1)を満たす、偏光板及び/又は偏光子を有する表示装置に用いられ、下記式(2)および(3)を満足し、かつ以下の特徴A、B、及びCを備えるフィルム、あるいは、前記フィルムに、紫外線吸収剤を含んでなる層を設けた積層体を用いた、液晶表示装置。
0°≦|Φ1s-Φ2|<45° ・・・(1)
Tλs-Tλf≧5nm ・・・(2)
Tλs≧381nm ・・・(3)
(ここで、Φ1sはフィルム面内においてTλsをとる方位角方向であり、Φ2は表示装置に設置される偏光板又は偏光子の透過軸の方位角である。
また、Tλsは、フィルムに直線偏光を入射角0°で照射し、波長300nm~440nmの範囲において透過率50%以下をとる最も長波長の波長をTλとし、フィルムの入射光軸を中心として、フィルム面上の任意の方位角方向を0°とし、0°から175°まで5°間隔で直線偏光の方位角を半回転させて測定される各方位角方向におけるTλをTλ(0°)、Tλ(5°)、・・・、Tλ(170°)、Tλ(175°)とし、該Tλ(0°)~Tλ(175°)の中で、最も長波長のTλであり、Tλfは、最も短波長のTλである。)
特徴A:熱可塑性樹脂Aを主成分とする層(A層)と、前記熱可塑性樹脂Aとは異なる熱可塑性樹脂Bを主成分とする層(B層)とが交互に51層以上積層されてなり、前記熱可塑性樹脂Aおよび/または前記熱可塑性樹脂Bがポリエステル樹脂である多層積層フィルムである。
特徴B:少なくとも片方の表層が200nm以上の厚みを有する前記A層であり、前記200nm以上の厚みを有するA層からなる表層側から測定される反射率の差分和が下記(6)、(7)、(8)式をいずれも満たす。
SRave<SRs・・・(6)
SRave<SRf・・・(7)
SRave<130・・・(8)
ここで、反射率の差分和とは、前記200nm以上の厚みを有するA層からなる表層の反対側の表層面に黒塗り処理を施し、前記厚み200nm以上のA層からなる表層側から1nm間隔で波長450nm~800nmの範囲で反射率を測定し、波長450nm~800nmの範囲の反射率の2次近似値を求め、波長450nm~800nmの範囲における反射率測定値と2次近似値の差分の絶対値(差分値)を求め、該差分値を波長450nm~800nmの範囲で総和した値を表す。SRsはフィルムのΦ1s方向にて測定した反射率から求められる反射率の差分和を表し、SRfはフィルムのΦ1f方向にて測定した反射率から求められる反射率の差分和を表し、SRaveはフィルムのΦ1s方向にて測定した反射率と、Φ1f方向に直交する方向にて測定した反射率を平均した反射率から求めた差分和を表す。
特徴C:Φ1s方向において波長381nm~410nmの範囲における平均透過率が20%以下かつ、前記フィルムの波長440nmにおける透過率が70%以上である。 - 前記フィルムが下記式(4)を満たす請求項1に記載の液晶表示装置。
|Rsb-Rfb|>3 ・・・(4)
(ここでRsbはフィルムのΦ1s方向における反射率スペクトルから算出されるb*値であり、RfbはフィルムのΦ1f方向における反射率スペクトルから算出されるb*値である。また、Φ1fはフィルム面内において、前記Tλfをとる方位角方向である。) - 前記フィルムにおいて、波長240nm~380nmの範囲におけるΦ1s方向の平均透過率とΦ1f方向の平均透過率の平均が20%以下である請求項1または2に記載の液晶表示装置。
- 前記フィルムのΦ1f方向の破断点伸度が30%以上である請求項1~3の何れかに記載の液晶表示装置。
- 前記ポリエステル樹脂が、ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、ジオール成分としてエチレングリコールを含んでなり、さらに、ジカルボン酸成分として、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、ジオール成分としてシクロヘキサンジメタノール、スピログリコールのうち少なくとも何れか1つの共重合成分を含んでなる請求項1~4の何れかに記載の液晶表示装置。
- 前記フィルムが紫外線吸収剤を含む請求項1~5の何れかに記載の液晶表示装置。
- 下記式(1)を満たす、偏光板及び/又は偏光子を有する表示装置に用いられ、下記式(2)および(3)を満足し、かつ以下の特徴A、B、及びCを備えるフィルム、あるいは、前記フィルムに、紫外線吸収剤を含んでなる層を設けた積層体を用いた、有機EL表示装置。
0°≦|Φ1s-Φ2|<45° ・・・(1)
Tλs-Tλf≧5nm ・・・(2)
Tλs≧381nm ・・・(3)
(ここで、Φ1sはフィルム面内においてTλsをとる方位角方向であり、Φ2は表示装置に設置される偏光板又は偏光子の透過軸の方位角である。
また、Tλsは、フィルムに直線偏光を入射角0°で照射し、波長300nm~440nmの範囲において透過率50%以下をとる最も長波長の波長をTλとし、フィルムの入射光軸を中心として、フィルム面上の任意の方位角方向を0°とし、0°から175°まで5°間隔で直線偏光の方位角を半回転させて測定される各方位角方向におけるTλをTλ(0°)、Tλ(5°)、・・・、Tλ(170°)、Tλ(175°)とし、該Tλ(0°)~Tλ(175°)の中で、最も長波長のTλであり、Tλfは、最も短波長のTλである。)
特徴A:熱可塑性樹脂Aを主成分とする層(A層)と、前記熱可塑性樹脂Aとは異なる熱可塑性樹脂Bを主成分とする層(B層)とが交互に51層以上積層されてなり、前記熱可塑性樹脂Aおよび/または前記熱可塑性樹脂Bがポリエステル樹脂である多層積層フィルムである。
特徴B:少なくとも片方の表層が200nm以上の厚みを有する前記A層であり、前記200nm以上の厚みを有するA層からなる表層側から測定される反射率の差分和が下記(6)、(7)、(8)式をいずれも満たす。
SRave<SRs・・・(6)
SRave<SRf・・・(7)
SRave<130・・・(8)
ここで、反射率の差分和とは、前記200nm以上の厚みを有するA層からなる表層の反対側の表層面に黒塗り処理を施し、前記厚み200nm以上のA層からなる表層側から1nm間隔で波長450nm~800nmの範囲で反射率を測定し、波長450nm~800nmの範囲の反射率の2次近似値を求め、波長450nm~800nmの範囲における反射率測定値と2次近似値の差分の絶対値(差分値)を求め、該差分値を波長450nm~800nmの範囲で総和した値を表す。SRsはフィルムのΦ1s方向にて測定した反射率から求められる反射率の差分和を表し、SRfはフィルムのΦ1f方向にて測定した反射率から求められる反射率の差分和を表し、SRaveはフィルムのΦ1s方向にて測定した反射率と、Φ1f方向に直交する方向にて測定した反射率を平均した反射率から求めた差分和を表す。
特徴C:Φ1s方向において波長381nm~410nmの範囲における平均透過率が20%以下かつ、前記フィルムの波長440nmにおける透過率が70%以上である。 - 前記フィルムが下記式(4)を満たす請求項7に記載の有機EL表示装置。
|Rsb-Rfb|>3 ・・・(4)
(ここでRsbはフィルムのΦ1s方向における反射率スペクトルから算出されるb*値であり、RfbはフィルムのΦ1f方向における反射率スペクトルから算出されるb*値である。また、Φ1fはフィルム面内において、前記Tλfをとる方位角方向である。) - 前記フィルムにおいて、波長240nm~380nmの範囲におけるΦ1s方向の平均透過率とΦ1f方向の平均透過率の平均が20%以下である請求項7または8に記載の有機EL表示装置。
- 前記フィルムのΦ1f方向の破断点伸度が30%以上である請求項7~9の何れかに記載の有機EL表示装置。
- 前記ポリエステル樹脂が、ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、ジオール成分としてエチレングリコールを含んでなり、さらに、ジカルボン酸成分として、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、ジオール成分としてシクロヘキサンジメタノール、スピログリコールのうち少なくとも何れか1つの共重合成分を含んでなる請求項7~10の何れかに記載の有機EL表示装置。
- 前記フィルムが紫外線吸収剤を含む請求項7~11の何れかに記載の有機EL表示装置。
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