JP2012214026A - 多層積層フィルムおよびこれを用いた窓部材、合わせガラス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる層(A層)と少なくともA層を構成する樹脂とは異なる性質を有する熱可塑性樹脂からなる層(B層)が交互にそれぞれ10層以上積層されてなり、波長590nmにおけるレタデーションが1700nm以上であり、波長400nm〜800nmの範囲における平均透過率が80%以上であることを特徴とする多層積層フィルム。
【選択図】なし
Description
ここで、Rはレタデーション、dは光学的異方体の厚み、n2は光学的異方体の遅相軸の屈折率、n1は光学的異方体の進相軸の屈折率である。なお、(n1−n2)は複屈折とも称せられる。
本発明に用いうる熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチルペンテン−1)などのポリオレフィン、シクロオレフィンとしては、ノルボルネン類の開環メタセシス重合,付加重合,他のオレフィン類との付加共重合体である脂環族ポリオレフィン、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネートなどの生分解性ポリマー、ナイロン6、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン66などのポリアミド、アラミド、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、エチレン酢酸ビニルコポリマー、ポリアセタール、ポリグルコール酸、ポリスチレン、スチレン共重合ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエステル、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、変性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリアリレート、4フッ化エチレン樹脂、3フッ化エチレン樹脂、3フッ化塩化エチレン樹脂、4フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合体、ポリフッ化ビニリデンなどが挙げられる。これらの中で、強度・耐熱性・透明性の観点から、特にポリエステルを用いることが好ましく、ポリエステルとしては芳香族ジカルボン酸または脂肪族ジカルボン酸とジオールを主たる構成成分とする単量体からの重合により得られるポリエステルが好ましい。ここで、芳香族ジカルボン酸として、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4-ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、4,4′-ジフェニルジカルボン酸、4,4′-ジフェニルエーテルジカルボン酸、4,4′-ジフェニルスルホンジカルボン酸などを挙げることができる。脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ダイマー酸、ドデカンジオン酸、シクロヘキサンジカルボン酸とそれらのエステル誘導体などが挙げられる。中でも好ましくはテレフタル酸と2,6-ナフタレンジカルボン酸を挙げることができる。これらの酸成分は1種のみ用いてもよく、2種以上併用してもよく、さらには、ヒドロキシ安息香酸等のオキシ酸などを一部共重合してもよい。
[物性の測定方法ならびに効果の評価方法]
物性値の評価方法ならびに効果の評価方法は次の通りである。
王子計測機器(株)製 位相差測定装置(KOBRA−21ADH)を用いた。サンプルをフィルム幅方向中央部から3.5cm×3.5cmで切り出し、フィルムの進相軸が本測定装置にて定義されている角度0°となるように装置に設置した。入射角0°における波長590nmのレタデーションと、入射角を遅相軸方向、進相軸方向それぞれに10°、20°、30°、40°、50°傾けた場合における波長590nmのレタデーションを測定した。表1におけるR(0°)は入射角0°におけるレタデーションであり、Rminは入射角0°または、入射角を遅相軸方向、進相軸方向それぞれに10°、20°、30°、40°、50°傾けた場合において測定したレタデーションの最小値である。
日立製作所製 分光光度計(U−4100 Spectrophotomater)に付属の12°正反射付属装置P/N134−0104を取り付け、入射角度φ=12度における波長250〜2600nmの絶対透過率及び反射率を測定した。測定条件:スリットは2nm(可視)/自動制御(赤外)とし、ゲインは2と設定し、走査速度を600nm/min.とした。サンプルをフィルム幅方向中央部から5cm×5cmで切り出し測定した。これらの結果から、可視光透過率、赤外線反射率を求めた。
平均反射率:800nmから1200nmの波長範囲のうち最も平均反射率が高くなるように選んだ300nmの範囲の平均反射率。
反射波長2:前記平均反射率を求めた波長範囲の中で最も高い波長
(3)Ttd/Tmd
サンプルをフィルム幅方向中央部から、150mm(フィルム幅方向)×10mm(フィルム長手方向)と150mm(フィルム長手方向)×10mm(フィルム幅方向)に切り出した。このサンプル片を、23℃、相対湿度60%の雰囲気に30分間放置し、その雰囲気下で、サンプル長手方向に約100mmの間隔で2つの印をつけ、Nikon社製万能投影機(Model V−16A)を用いて、その印の間隔を測定し、その値をAとした。次に、サンプルを、張力フリーの状態で150℃の雰囲気中で30分間放置し、次いで、23℃、相対湿度60%の雰囲気中で1時間冷却、調湿後、先につけた印の間隔を測定し、これをBとした。このとき、下記式(6)より、フィルム幅方向の熱収縮率(Ttd)とフィルム長手方向の熱収縮率(Tmd)を求めた後、フィルム幅方向の熱収縮率(Ttd)とフィルム長手方向の熱収縮率(Tmd)の比Ttd/Tmdを求めた。フィルム幅方向、長手方向それぞれについて、試験数は3とし、その平均値を採用した。
(4)厚みムラ
王子計測機器(株)製 位相差測定装置(KOBRA−21ADH)を用いた。サンプルをフィルム幅方向中央部から3.5cm×3.5cmで切り出し、フィルムの進相軸が本測定装置にて定義されている角度0°となるように装置に設置し、入射角0°における配向角を測定し配向方向を求めた。次に、サンプルをフィルム幅方向中央部から、1.2m(フィルム配向方向に対する垂直方向)×5cm(フィルム配向方向)に切り出した。アンリツ社製 フィルムシックネステスターKG601Aを用い、サンプル長手方向に速度3m/sで1m走行させフィルム厚みを測定した。アンリツ社製 広範囲電子マイクロメータK306Cにてフィルム厚みを読み取り、次式にて厚みムラを算出した。
光源にフジカラーライトボックス100V、8W(k.k進光社製)を用い、20cm×20cmの2枚の偏光板を用いたクロスニコル法にて目視検査を行なった。サンプルをフィルム幅方向中央部から、20cm(フィルム幅方向)×20cm(フィルム長手方向)に切り出し、観察面側の偏光板の偏光方向とフィルム幅方向が一致するように設置した。フィルム面に対して真正面から見た部分に対して評価を行ない、評価基準は次のとおりである。
○:干渉色がごく僅かに見えるが、使用上問題ない
×:強い干渉色が見える
(実施例1)
A層を構成する熱可塑性樹脂(以下、熱可塑性樹脂Aとも称する)としてIV=0.65のポリエチレンテレフタレートを用い、またB層を構成する熱可塑性樹脂(以下、熱可塑性樹脂Bとも称する)としてポリエチレンテレフタレートの共重合体(シクロヘキサンジメタノール成分を全ジオールに対して33mol%共重合したポリエチレンテレフタレート)を用いた。熱可塑性樹脂Aおよび熱可塑性樹脂Bを、それぞれ、押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比が熱可塑性樹脂A/熱可塑性樹脂B=1/1.07になるように計量しながら、11層フィードブロックにて合流させて、厚み方向に交互に11層積層(A層が6層、B層が5層)された積層体とした。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを、90℃、延伸倍率3.3倍、延伸速度100%/sで縦延伸を行い、両端部をクリップで把持するテンターに導き110℃、4.2倍横延伸した後、230℃で熱処理を施し、約2%の幅方向リラックスを実施し、厚み80μmの多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
縦延伸倍率を3.1倍としたこと以外は実施例1と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
縦延伸倍率を2.7倍としたこと以外は実施例1と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
縦延伸倍率を2.3倍としたこと以外は実施例1と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
積層数を31層(A層が16層、B層が15層)としたこと以外は実施例1と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
約5%の幅方向リラックスを行なったこと以外は実施例1と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
熱可塑性樹脂Bとして、ポリスチレン(GPPS HF77、PSジャパン(株))を用い、積層数を31層(A層が16層、B層が15層)、縦延伸倍率を2.3倍、150℃で熱処理を施し、約5%の幅方向リラックスを行なったこと以外は実施例1と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。得られた多層積層フィルムは、真正面だけでなくフィルム全体で干渉色がほとんど見えないものであった。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
熱可塑性樹脂AとしてIV=0.65のポリエチレンテレフタレートを用い、また熱可塑性樹脂BとしてDurastar DS2010(イーストマンケミカル社製)を用いた。熱可塑性樹脂AおよびBを、それぞれの押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比が熱可塑性樹脂A/熱可塑性樹脂B=1/1.07になるように計量しながら、251層フィードブロックにて合流させて、厚み方向に交互に251層積層(A層が126層、B層が125層)され、A層とB層の層厚みは、表層から反対側の表層に向かって、光学厚みが200nmから300nmへ連続的に変化するように積層した。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを、90℃、延伸倍率2.7倍、延伸速度100%/sで縦延伸を行い、両端部をクリップで把持するテンターに導き110℃、4.2倍横延伸した後、230℃で熱処理を施し、約5%の幅方向リラックスを実施し、厚み56μmの多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
熱可塑性樹脂Bとしてポリエチレンテレフタレートの共重合体(シクロヘキサンジメタノール成分を全ジオールに対して33mol%共重合したポリエチレンテレフタレート)を用い、積層数を401層(A層が201層、B層が200層)、フィルム厚みを90μmとしたこと以外は実施例8と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
積層数を601層(A層が301層、B層が300層)、フィルム厚みを130μmとしたこと以外は実施例8と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
縦延伸温度を80℃、縦延伸速度を200%/sとしたこと以外は実施例9と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
B層としてポリエチレンテレフタレートの共重合体(シクロヘキサンジメタノール成分を全ジオールに対して33mol%共重合したポリエチレンテレフタレート)に20wt%ポリブチレンテレフタレート(東レ(株)製トレコン1100S)をコンパウンドしたものを用いたこと以外は実施例11と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
熱可塑性樹脂AとしてIV=0.65のポリエチレンテレフタレートを用い、また熱可塑性樹脂Bとしてポリスチレン(GPPS HF77、PSジャパン(株))を用いた。熱可塑性樹脂AおよびBを、それぞれの押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比が熱可塑性樹脂A/熱可塑性樹脂B=1/1.07になるように計量しながら、401層フィードブロックにて合流させて、厚み方向に交互に401層積層(A層が201層、B層が200層)され、A層とB層の層厚みは、表層から反対側の表層に向かって、光学厚みが200nmから300nmへ連続的に変化するように積層した。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを、80℃、延伸倍率2.3倍、延伸速度300%/sで縦延伸を行い、両端部をクリップで把持するテンターに導き110℃、4.2倍横延伸した後、150℃で熱処理を施し、約5%の幅方向リラックスを実施し、厚み90μmの多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
最表層のA層の厚みを20μmとし、フィルム厚みを130μmとしたこと以外は、実施例9と同様の条件にて多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
熱可塑性樹脂AとしてIV=0.65のポリエチレンテレフタレートを用い、また熱可塑性樹脂Bとしてポリエチレンテレフタレートの共重合体(シクロヘキサンジメタノール成分33mol%を共重合したポリエチレンテレフタレート)を用いた。熱可塑性樹脂AおよびBを、それぞれの押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比が熱可塑性樹脂A/熱可塑性樹脂B=1/1.07になるように計量しながら、11層フィードブロックにて合流させて、厚み方向に交互に11層積層(A層が6層、B層が5層)された積層体とした。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを、90℃、延伸倍率3.5倍、延伸速度100%/sで縦延伸を行い、両端部をクリップで把持するテンターに導き110℃、3.5倍横延伸した後、230℃で熱処理を施し、約2%の幅方向リラックスを実施し、厚み80μmの多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
熱可塑性樹脂AとしてIV=0.65のポリエチレンテレフタレートを用い、また熱可塑性樹脂BとしてDurastar DS2010(イーストマンケミカル社製)を用いた。熱可塑性樹脂AおよびBを、それぞれの押出機にて280℃で溶融させ、FSSタイプのリーフディスクフィルタを5枚介した後、ギアポンプにて吐出比が熱可塑性樹脂A/熱可塑性樹脂B=1/1.07になるように計量しながら、251層フィードブロックにて合流させて、厚み方向に交互に251層積層(A層が126層、B層が125層)され、A層とB層の層厚みは、表層から反対側の表層に向かって、光学厚みが200nmから300nmへ連続的に変化するように積層した。次いで、Tダイに供給し、シート状に成形した後、ワイヤーで8kVの静電印可電圧をかけながら、表面温度25℃に保たれたキャスティングドラム上で急冷固化し、未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを、90℃、延伸倍率3.5倍、延伸速度100%/sで縦延伸を行い、両端部をクリップで把持するテンターに導き110℃、3.5倍横延伸した後、230℃で熱処理を施し、約2%の幅方向リラックスを実施し、厚み56μmの多層積層フィルムを得た。物性結果を表1に、各種条件を表2にまとめた。
2:入射光
3:遅相軸
4:進相軸
5:入射光の進相軸方向への傾斜角度
6:入射光の遅相軸方向への傾斜角度
7:遅相軸方向
8:進相軸方向
9:厚み方向
Claims (8)
- 熱可塑性樹脂からなる層(A層)と少なくともA層を構成する樹脂とは異なる性質を有する熱可塑性樹脂からなる層(B層)が交互にそれぞれ10層以上積層されてなり、入射角0°における波長590nmにおけるレタデーションが1700nm以上であり、波長400nm〜800nmの範囲における平均透過率が80%以上であることを特徴とする多層積層フィルム。
- 150℃雰囲気下で30分間処理した際の長手方向の熱収縮率Tmdと幅方向の熱収縮率Ttdの比Ttd/Tmdが0.8以上、1.2以下であることを特徴とする請求項1に記載の多層積層フィルム。
- 入射角0°から50°の角度の範囲にわたって波長590nmにおけるレタデーションが1700nm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の多層積層フィルム。
- 波長800nm〜1200nmの範囲のうち、300nmの波長範囲にわたって平均反射率が80%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の多層積層フィルム。
- 配向方向に対して垂直方向における、厚みのムラが3%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の多層積層フィルム。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の多層積層フィルムを具備した窓部材。
- 第一のガラスと、第一の中間膜と、請求項1〜5のいずれかに記載の多層積層フィルムと、第二の中間膜と、第二のガラスとが、この順に積層された合わせガラス。
- レタデーションが1000nm以上である透明なフィルムが、第一のガラスと第一の中間膜との間、第二のガラスと第二の中間膜との間の少なくともいずれかの場所にさらに積層されている請求項7記載の合わせガラス。
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