JP7255134B2 - 化粧シート - Google Patents

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Description

本発明は、化粧シートに関する。
化粧材の製造方法としては、特許文献1に開示されているように、アクリル系樹脂原反と、その原反の一方の面に形成され、アクリル系樹脂をバインダーとして含む絵柄層とを備える化粧シートを、上台であるアクリル系クリアー基材と、下台であるアクリル系着色基材とで挟んだ積層体を、熱ラミネートして化粧材を製造する方法が知られている。
特開2008-307746号公報
ところで、従来の化粧材においては、上台と化粧シートと下台とからなる複数の層を熱ラミネート機で張り合わせる際、上台と化粧シートのアクリル系樹脂原反とは密着性がよいものとなる。このため、上台とアクリル系樹脂原反との間では、密着不良や、エアガミ(空気溜まり)等の外観不良は発生しにくい。しかしながら、化粧シートの絵柄層と下台とは密着性が悪い(密着が弱い)ものとなるため、絵柄層と下台との間では、密着不良や外観不良が発生するという問題点があった。
そこで、本発明は、上記の課題に着目してなされたものであり、密着不良や外観不良の発生を低減することができる、化粧シートを提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、アクリル系樹脂で形成される第1アクリル系樹脂原反と、上記第1アクリル系樹脂原反の一方の面に形成され、ウレタン塩酢ビ系樹脂をバインダーとして含む絵柄層と、上記絵柄層の上記第1アクリル系樹脂原反側の面とは反対側の面に形成され、硬化剤を含む接着剤層と、上記接着剤層の上記絵柄層の面とは反対側の面に形成されるアンカー樹脂層と、上記アンカー樹脂層の上記接着剤層の面とは反対側の面に、アクリル系樹脂で形成される第2アクリル系樹脂原反と、を備えることを特徴とする化粧シートが提供される。
本発明の一態様によれば、密着不良や外観不良の発生を低減することができる、化粧シートが提供される。
本発明の一実施形態に係る化粧シートの構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る化粧シートを用いた化粧材の構成を示す断面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を以下において説明する。以下の説明で参照する図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚さと平面寸法との関係や、各層の厚さの比率等は、現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚さや寸法は、以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
さらに、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質や、それらの形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることが可能である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(化粧シート10の構成)
図1中に表すように、化粧シート10は、第1アクリル系樹脂原反1と、絵柄層2と、接着剤層3と、アンカー樹脂層4と、第2アクリル系樹脂原反5とを備えている。より詳しくは、化粧シート10は、アクリル系樹脂で形成された原反である第1アクリル系樹脂原反1と、第1アクリル系樹脂原反1の一方の面に形成され、アクリル系樹脂をバインダーとして含む絵柄層2と、絵柄層2の第1アクリル系樹脂原反1側の面とは反対側の面に形成され、硬化剤を含む接着剤層3と、接着剤層3の絵柄層2の面とは反対側の面に形成されるアンカー樹脂層4と、アンカー樹脂層4の接着剤層3の面とは反対側の面に、アクリル系樹脂で形成される第2アクリル系樹脂原反5と、を備えている。
以下、上述した各層の詳細について説明する。
(第1アクリル系樹脂原反1)
第1アクリル系樹脂原反1は、アクリル系樹脂で形成された原反であって、後述する第2アクリル系樹脂原反5と共に化粧シート10に機械的強度を付与する層、即ち化粧シート10の支持体となる層である。
第1アクリル系樹脂原反1には、例えば、アクリレート系共重合体樹脂を主成分とする樹脂シートが用いられる。第1アクリル系樹脂原反1の材料は、後述する絵柄層2との硬度や熱伸縮性等のバランスから、エチレン-アクリル酸メチル共重合体樹脂(EMA)、エチレン-アクリル酸エチル共重合体樹脂(EEA)、エチレン-メタクリル酸共重合体樹脂(EMAA)、エチレン-アクリル酸共重合体樹脂(EAA)、アイオノマー樹脂、またはそれらの混合物等のアクリレート系共重合体樹脂を主成分とするものを使用することができる。ここで、「主成分」とは、第1アクリル系樹脂原反1を構成する成分のうち、最も含有量が多い成分をいう。
上述の共重合体樹脂は、共重合組成によりシートの硬さが任意に変えられる利点があるので、本実施形態に係る化粧シート10に使用するのに適当である。特に、化粧シート10の硬さと柔軟性とのバランスを考慮すると、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)を使用することが最も好ましい。
第1アクリル系樹脂原反1の厚みは特に限定されず任意であるが、化粧シート10全体の厚み等を考慮すると、通常500~3000μm程度の厚さが適当である。
第1アクリル系樹脂原反1には、熱伸縮性を低減するために無機充填剤が適宜含有される。無機充填剤としては、例えばシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、タルク等をそれぞれ単独で、若しくは複数種を混合して使用することができるが、熱伸縮性の低減効果の面からは、タルクを主成分として使用することが最も望ましい。無機充填剤の含有量は、一般的には、樹脂成分100質量部当たり少なくとも20質量部以上が必要であり、50質量部以上500質量部以下の範囲内で適宜設計することが望ましい。無機充填剤の含有量が上記数値範囲内であれば、第1アクリル系樹脂原反1の熱伸縮性を効果的に低減することができる。
第1アクリル系樹脂原反1を所望の色調に着色するために、無機顔料又は有機顔料等の着色剤を添加してもよい。その他、必要に応じて、例えば紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、内部離型剤、帯電防止剤、抗菌剤等の各種の添加剤を適宜添加してもよい。なお、化粧シート10が裏刷り仕様の場合には、第1アクリル系樹脂原反1は透明であることが好ましい。
(絵柄層2)
絵柄層2は、化粧シート10に絵柄を付与する層であり、図1中に表すように、第1アクリル系樹脂原反1の一方の面に形成されている。
絵柄層2が形成する絵柄模様の種類には、特に制約はなく、例えば、木目柄、石目柄、布目柄、抽象柄、幾何学図形、文字、記号等を単独で、または、二種類以上を組み合わせて形成してもよい。
絵柄層2は、ウレタン塩酢ビ系樹脂をバインダーとして含むインキ(以下、絵柄層形成用インキとも称する)を、第1アクリル系樹脂原反1の一方の面に塗布して形成された層である。絵柄層2をウレタン樹脂系とすることにより、絵柄層形成用インキに後述する接着剤層形成用インキを塗工する際において、絵柄層2が溶けることを防止することができる。
絵柄層形成用インキは、上記ウレタン塩酢ビ系樹脂とともに、そのウレタン塩酢ビ系樹脂を架橋する架橋剤を含んでいてもよい。この架橋剤は、ウレタン塩酢ビ系樹脂を架橋して絵柄層全体に機械的強度を付与する機能を有することから、一般に「硬化剤」とも称される。絵柄層形成用インキに添加可能な架橋剤(硬化剤)としては、例えばウレタン硬化剤が挙げられる。より詳しくは、絵柄層形成用インキに添加可能なウレタン硬化剤としては、例えばIPDI(イソホロンジイソシアネート)やHDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)が挙げられる。本実施形態では、これらを単体またはそれらを混合して用いることができる。
絵柄層形成用インキが架橋剤を含む場合、その架橋剤の含有量は、絵柄層2におけるウレタン系樹脂の含有量を100質量部とした場合、0質量部超3質量部以下の範囲内であることが好ましい。架橋剤の含有量が上記数値範囲内であれば、絵柄層形成用インキの塗工性が向上する。なお、好ましくは、架橋剤の含有量は、絵柄層2におけるウレタン系樹脂の含有量を100質量部とした場合、3質量部である。つまり、絵柄層2に含有される、ウレタン硬化剤に対するウレタン塩酢ビ系樹脂の質量比である配合比を、100/3とすることが好ましい。
絵柄層形成用インキは、上記バインダー以外に、例えば、有機又は無機の染料又は顔料や、必要に応じて体質顔料、充填剤、粘着付与剤、分散剤、消泡剤、安定剤その他の添加剤を適宜添加してもよい。また、絵柄層形成用インキは、適当な希釈溶剤で所望の粘度に調整されている。
絵柄層2の形成方法には、特に制約はなく、例えば、グラビア印刷法、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、凸版印刷法、インクジェット印刷法等の任意の印刷方法を用いることが可能である。
また、下地着色を目的として、第1アクリル系樹脂原反1と絵柄層2との間ベタインキ層(図示せず)を設ける場合には、ベタインキ層の形成方法として、上記各種の印刷方法の他に、例えば、ロールコート法、グラビアコート法、ロッドコート法、ナイフコート法、エアーナイフコート法、スプレーコート法、リップコート法、ダイコート法等、任意のコーティング方法を用いることが可能である。
(接着剤層3)
接着剤層3は、絵柄層2とアンカー樹脂層4との密着性を高めるための層であり、図1中に表すように、絵柄層2の第1アクリル系樹脂原反1側の面とは反対側の面に形成されている。
接着剤層3は、ウレタン樹脂を含むインキ(以下、接着剤層形成用インキとも称する)を、絵柄層2の第1アクリル系樹脂原反1側の面とは反対側の面に塗布して形成された層である。
接着剤層3の塗布量(形成量)は、1.2g/m以上1.6g/m以下の範囲内であることが好ましい。接着剤層3の塗布量が上記数値範囲内であれば、絵柄層2とアンカー樹脂層4との密着性を使用上問題ない程度に高め、且つ外観不良の発生をより低減することが可能となる。
さらに、接着剤層形成用インキは、上記ウレタン系樹脂とともに、そのウレタン系樹脂を架橋する硬化剤(架橋剤)が含まれる。接着剤層形成用インキに添加可能な硬化剤としては、例えばウレタン硬化剤が挙げられる。より詳しくは、アンカー樹脂層形成用インキに添加可能なウレタン硬化剤としては、例えばIPDI(イソホロンジイソシアネート)やHDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)が挙げられる。本実施形態では、これらを単体またはそれらを混合して用いることができる。
接着剤層形成用インキが硬化剤を含む場合、その硬化剤の含有量は、接着剤層3におけるウレタン系樹脂の含有量を100質量部とした場合、0質量部超20質量部以下の範囲内であることが好ましい。硬化剤の含有量が上記数値範囲内であれば、接着剤層形成用インキの塗工性が向上する。
(アンカー樹脂層4)
アンカー樹脂層4は、外観不良の発生を低減するための層であり、図1中に表すように、接着剤層3の絵柄層2側の面とは反対側の面に形成されている。
アンカー樹脂層4は、ウレタン系樹脂を含むインキ(以下、アンカー樹脂層形成用インキとも称する)を、接着剤層3の絵柄層2側の面とは反対側の面に塗布して形成された層である。
アンカー樹脂層4の塗布量(形成量)は、1.2g/m以上1.6g/m以下の範囲内であることが好ましい。アンカー樹脂層4の塗布量が上記数値範囲内であれば、アンカー樹脂層4と、第2アクリル系樹脂原反5との密着性を使用上問題ない程度に高めることが可能となる。
アンカー樹脂層形成用インキは、上記ウレタン系樹脂以外に、例えば、有機又は無機の染料又は顔料や、必要に応じて体質顔料、充填剤、粘着付与剤、分散剤、消泡剤、安定剤その他の添加剤を適宜添加してもよい。また、アンカー樹脂層形成用インキは、適当な希釈溶剤で所望の粘度に調整されている。
アンカー樹脂層4の形成方法には、特に制約はなく、例えば、グラビア印刷法、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、凸版印刷法、インクジェット印刷法等の任意の印刷方法を用いることが可能である。
(第2アクリル系樹脂原反5)
第2アクリル系樹脂原反5は、第1アクリル系樹脂原反1と同様に、アクリル系樹脂で形成された原反であって、化粧シート10に機械的強度を付与する層、即ち化粧シート10の支持体となる層である。
第2アクリル系樹脂原反5は、アンカー樹脂層4の接着剤層3とは反対側の面に形成された層である。
第2アクリル系樹脂原反5の材質及び厚みについては、第1アクリル系樹脂原反1と同様とすることができる。
第2アクリル系樹脂原反5は、絵柄層2、接着層3及びアンカー樹脂層4が塗工された第1アクリル系樹脂原反1に、ドライラミネートにより貼り合わされることで、形成される。
(化粧シート10の製造方法)
化粧シート10の製造方法の一例について、簡単に説明する。
まず、第1アクリル系樹脂原反1の一方の面に、上述の絵柄層形成用インキを塗工して、絵柄層2を形成する。
次に、絵柄層2が形成された第1アクリル系樹脂原反1上に、上述の接着剤層形成用インキを塗工して、接着剤層3を形成する。
さらに、絵柄層2及び接着剤層3が順に形成された第1アクリル系樹脂原反1上に、上述のアンカー樹脂層形成用インキを塗工して、アンカー樹脂層4を形成する。
その後、絵柄層2、接着剤層3及びアンカー樹脂層4が順に形成された第1アクリル系樹脂原反1と、第2アクリル系樹脂原反5とをドライラミネートにより張り合わせることで、本実施形態に係る化粧シート10が製造される。なお、第2アクリル系樹脂原反5は、第1アクリル系樹脂原反1上のアンカー樹脂層4と張り合わされる。
(化粧材20)
図2を用いて、化粧材20の構成を説明する。
図2中に示すように、化粧材20は、アクリル系樹脂で形成されたクリアー基材6と、上述の化粧シート10と、アクリル系樹脂で形成された着色基材7とを備えている。より詳しくは、化粧材20は、アクリル系樹脂で形成された原反である第1アクリル系樹脂原反1と、第1アクリル系樹脂原反1の一方の面に形成され、ウレタン系樹脂をバインダーとして含む絵柄層2と、絵柄層2の第1アクリル系樹脂原反1側の面とは反対側の面に形成された接着剤層3と、接着剤層3の絵柄層2の面とは反対側の面に形成されたアンカー樹脂層4と、アンカー樹脂層4の接着剤層3の面とは反対側の面にアクリル系樹脂で形成された原反である第2アクリル系樹脂原反5と、第1アクリル系樹脂原反1の他方の面に形成され、アクリル系樹脂で形成されたクリアー基材6と、第2アクリル系樹脂原反5の他方の面に形成され、アクリル系樹脂で形成された着色基材7と、を備えている。ここで、クリアー基材6は、一般に「上台」と称される基材である。また、着色基材7は、一般に「下台」と称される基材である。つまり、化粧材20は、裏刷り仕様の化粧シート10に、上台としてのクリアー基材6と、下台としての着色基材7とを設けたものである。そこで、以下、上台であるクリアー基材6と、下台である着色基材7とについて説明し、化粧シート10については説明を省略する。
(クリアー基材6)
クリアー基材6は、アクリル系樹脂で形成された基材であって、第1アクリル系樹脂原反1の表面を保護する層である。
クリアー基材6には、例えば、アクリレート系共重合体樹脂を主成分とするシート状樹脂基材が用いられる。具体的には、クリアー基材6の材料は、第1アクリル系樹脂原反1との硬度や熱伸縮性等のバランスから、エチレン-アクリル酸メチル共重合体樹脂(EMA)、エチレン-アクリル酸エチル共重合体樹脂(EEA)、エチレン-メタクリル酸共重合体樹脂(EMAA)、エチレン-アクリル酸共重合体樹脂(EAA)、アイオノマー樹脂、またはそれらの混合物等のアクリレート系共重合体樹脂を主成分とするものを使用することができる。ここで、「主成分」とは、クリアー基材6を構成する成分のうち、最も含有量が多い成分をいう。
上述の共重合体樹脂は、共重合組成により基材の硬さが任意に変えられる利点があるので、本実施形態に係る化粧材20に使用するのに適当である。特に、化粧材20の硬さと柔軟性とのバランスを考慮すると、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)を使用することが最も好ましい。
クリアー基材6の厚みは特に限定されず任意であるが、化粧材20全体の厚み等を考慮すると、通常100μm~800μm程度の厚さが適当である。
クリアー基材6の形成方法には、特に制約はなく、例えば押出成型法等の任意の成型方法を用いることが可能である。
クリアー基材6には、熱伸縮性を低減するために無機充填剤が適宜含有される。無機充填剤としては、例えばシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、タルク等をそれぞれ単独で、若しくは複数種を混合して使用することができるが、熱伸縮性の低減効果の面からは、タルクを主成分として使用することが最も望ましい。無機充填剤の含有量は、一般的には、樹脂成分100質量部当たり少なくとも20質量部以上が必要であり、50質量部以上500質量部以下の範囲内で適宜設計することが望ましい。上記数値範囲内であれば、クリアー基材6の熱伸縮性を効果的に低減することができる。
クリアー基材6は、透明であれば着色されていてもよい。クリアー基材6を所望の色調に着色するために、無機顔料又は有機顔料等の着色剤を添加してもよい。その他、必要に応じて、例えば紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、内部離型剤、帯電防止剤、抗菌剤等の各種の添加剤を適宜添加してもよい。
(着色基材7)
着色基材7は、アクリル系樹脂で形成された基材であって、第2アクリル系樹脂原反5と接着する層である。
着色基材7には、例えば、アクリレート系共重合体樹脂を主成分とするシート状樹脂基材が用いられる。具体的には、着色基材7の材料は、第2アクリル系樹脂原反5との硬度や熱伸縮性等のバランスから、エチレン-アクリル酸メチル共重合体樹脂(EMA)、エチレン-アクリル酸エチル共重合体樹脂(EEA)、エチレン-メタクリル酸共重合体樹脂(EMAA)、エチレン-アクリル酸共重合体樹脂(EAA)、アイオノマー樹脂、またはそれらの混合物等のアクリレート系共重合体樹脂を主成分とするものを使用することができる。ここで、「主成分」とは、着色基材7を構成する成分のうち、最も含有量が多い成分をいう。
上述の共重合体樹脂は、共重合組成により基材の硬さが任意に変えられる利点があるので、本実施形態に係る化粧材20に使用するのに適当である。特に、化粧材20の硬さと柔軟性とのバランスを考慮すると、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)を使用することが最も好ましい。
着色基材7の厚みは特に限定されず任意であるが、化粧材20全体の厚み等を考慮すると、通常500μm~1000μm程度の厚さが適当である。
着色基材7の形成方法には、特に制約はなく、例えば押出成型法等の任意の成型方法を用いることが可能である。
着色基材7には、熱伸縮性を低減するために無機充填剤が適宜含有される。無機充填剤としては、例えばシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、タルク等をそれぞれ単独で、若しくは複数種を混合して使用することができるが、熱伸縮性の低減効果の面からは、タルクを主成分として使用することが最も望ましい。無機充填剤の含有量は、一般的には、樹脂成分100質量部当たり少なくとも20質量部以上が必要であり、50質量部以上500質量部以下の範囲内で適宜設計することが望ましい。上記数値範囲内であれば、着色基材7の熱伸縮性を効果的に低減することができる。
着色基材7を所望の色調に着色するために、無機顔料又は有機顔料等の着色剤を添加してもよい。その他、必要に応じて、例えば紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、内部離型剤、帯電防止剤、抗菌剤等の各種の添加剤を適宜添加してもよい。
(化粧材20の製造方法)
化粧材20の製造方法の一例について、簡単に説明する。
まず、上台であるクリアー基材6と、下台である着色基材7との間に、化粧シート10を、第1アクリル系樹脂原反1がクリアー基材6側を向き、第2アクリル系樹脂原反5が着色基材7側を向くように配置する。つまり、クリアー基材6と着色基材7との間に、裏刷り仕様の化粧シート10を配置する。
次に、この積層体を、例えば熱ラミネートする。
こうして、クリアー基材6と第1アクリル系樹脂原反1とを溶着するとともに、着色基材7と第2アクリル系樹脂原反5とを溶着して、化粧材20を製造する。
上記積層体を熱ラミネートするための方法としては、金属板を当接して平圧プレスする方法の他に、円圧式の連続ラミネート方式を用いることも可能である。特に、金属製無端ベルト、あるいは金属製や硬化型樹脂製のヒートドラムを使用した連続ラミネート方式を用いると、表面の反りや波打ち等が無く、さらに、層間の密着性がよく、稠密に硬化一体化された高品質の化粧材20を、高速度で連続的に製造可能な利点がある。
なお、上述した実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(本実施形態の効果)
本実施形態の化粧シート10であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)化粧シート10は、アクリル系樹脂で形成される第1アクリル系樹脂原反1と、第1アクリル系樹脂原反1の一方の面に形成され、ウレタン塩酢ビ系樹脂をバインダーとして含む絵柄層2と、絵柄層2の第1アクリル系樹脂原反1側の面とは反対側の面に形成され、硬化剤を含む接着剤層3と、接着剤層3の絵柄層2の面とは反対側の面に形成されるアンカー樹脂層4と、アンカー樹脂層4の接着剤層3の面とは反対側の面に、アクリル系樹脂で形成される第2アクリル系樹脂原反5と、を備える。
上記(1)の構成であれば、化粧シート10の一方の面が第1アクリル系樹脂原反1となり、他方の面が第2アクリル系樹脂原反5となる。化粧シート10を用いて化粧材20を製造する際には、熱ラミネートによって、第1アクリル系樹脂原反1と上台であるクリアー基材6とが接合され、第2アクリル系樹脂原反5と下台である着色基材7とが接合されることとなる。この際、第1アクリル系樹脂原反1とクリアー基材6との密着性が高いため、化粧シート10の第1アクリル系樹脂原反1側の面において密着不良や外観不良の発生を低減することができる。また、第1アクリル系樹脂原反1側と同様に、第2アクリル系樹脂原反5と着色基材7との密着性も高いものとなる。このため、特許文献1のようにアクリル系樹脂原反の一方の面に絵柄層を設けたのみの化粧シートに比べ、化粧シート10の第2アクリル系樹脂原反5側の面において密着不良や外観不良の発生を低減することができる。また、第2アクリル系樹脂原反を設けずに、下台側の面がアンカー樹脂層となる化粧シートと比べても、化粧シートと下台との密着性を向上させることができ、密着不良や外観不良の発生を低減することができる。つまり、上記(1)の構成によれば、上台及び下台と共に化粧シート10を熱ラミネートする際において、化粧材20の密着不良や外観不良の発生を低減することができる。
また、上記(1)の構成であれば、接着剤層3と第2アクリル系樹脂原反5との間にアンカー樹脂層4を設ける。これにより、接着剤層3と第2アクリル系樹脂原反5との密着性を向上させることができる。
(2)上記(1)の構成において、アンカー樹脂層4は、ウレタン系樹脂からなる。
(3)上記(2)の構成において、アンカー樹脂層4は、塗布量が5.0g/m以上6.0g/m以下である。
上記(3)の構成であれば、絵柄層2とアンカー樹脂層4との密着性を使用上問題ない程度に高め、且つ外観不良の発生をより低減することが可能となる。
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つの構成において、絵柄層2は、硬化剤としてウレタン硬化剤を含み、ウレタン硬化剤に対するウレタン塩酢ビ系樹脂の質量比である配合比が、100/3である。
上記(4)の構成であれば、絵柄層2を形成する絵柄層形成用インキの塗工性を向上させることができる。
<実施例>
本発明者が行った実施例について説明する。実施例では、上記実施形態と同様に、裏刷り仕様の化粧シート10を製造し、さらにこの化粧シート10を用いて化粧材20を製造した。化粧シート10は、表1に示すように、第1アクリル系樹脂原反1の一方の面に、絵柄層2、接着剤層3及びアンカー樹脂層4を順に塗布した後、第2アクリル系樹脂原反5をドライラミネートによって張り合わせて製造した。
化粧シート10の製造にあたり、第1アクリル系樹脂原反1及び第2アクリル系樹脂原反5として、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)で形成された原反を用いた。さらに、ポリウレタン樹脂を含むアンカー樹脂層形成用インキを塗布することで、アンカー樹脂層4を形成した。なお、実施例のアンカー樹脂層形成用インキは、硬化剤を含有していない。
そして、製造したこの裏刷り仕様の化粧シート10を、上台であるクリアー基材6と、下台である着色基材7との間に、第1アクリル系樹脂原反1がクリアー基材6側を向き、第2アクリル系樹脂原反5が着色基材7側を向くように配置した。
最後に、この積層体を熱ラミネートして、実施例1に係る化粧材を形成した。なお、熱ラミネートする際の条件は、以下の通りである。
加熱バー上部の温度 145℃
加熱バー下部の温度 145℃
加圧時間 120秒間
圧力 3kgf/cm
<比較例>
また、実施例では、比較としてアクリル系樹脂原反の一方の面に、アクリル系樹脂をバインダーとして含む絵柄層形成用インキを塗布して絵柄層を形成させた化粧シートを製造し、この化粧シートを用いて実施例と同様に化粧材を製造した(比較例)。
比較例において、アクリル系樹脂原反として、実施例における第1アクリル系樹脂原反1及び第2アクリル系樹脂原反5と同様なものを用いた。また、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)をバインダーとして含む絵柄層形成用インキを、このアクリル系樹脂原反に塗布することで、絵柄層を形成した。なお、比較例の絵柄層形成用インキは、硬化剤を含有していない。
さらに、化粧材の製造条件は、化粧シートの違い以外は、実施例と同一とした。
<性能評価>
以上の実施例の化粧材及び比較例の化粧材に対し、以下に示す性能評価を行なった。
「基材密着評価」
上記各化粧材に対し、上記各化粧シートと、上台であるクリアー基材または下台である着色基材との密着度について評価した。評価方法及び評価基準は、以下の通りである。
(評価方法)
実施例で述べた方法で熱ラミネートして形成した上記各化粧材を冷却した後、化粧シートと、上台であるクリアー基材または下台である着色基材とを剥がして、密着性を確認した。
(評価基準)
◎:基材の剥離は観察されず、使用上全く問題ない
×:基材の剥離が観察され、使用上問題がある
「エアガミ評価」
上記各化粧材に対し、上記各化粧シートと、上台であるクリアー基材または下台である着色基材との間に生じたエアガミについて評価した。評価方法及び評価基準は、以下の通りである。
(評価方法)
実施例で述べた方法で熱ラミネートして形成した上記各化粧材を冷却した後、目視にて上記各化粧材の外観を観察し、エアガミの有無を確認した。
(評価基準)
◎:エアガミは観察されず、使用上全く問題ない
×:エアガミが観察され、使用上問題がある
以上の結果を表1に示す。
Figure 0007255134000001
(評価結果)
表1中に表されるように、実施例は、比較例に比べて、基材密着評価及びエアガミ評価の両方が改善されている。このことから、上記実施形態に係る化粧シート10とすることで、化粧シート10と基材(上台であるクリアー基材6及び下台である着色基材7)との密着性が高まり、且つエアガミの発生が低減され外観不良が改善されたことが確認された。
1 第1アクリル系樹脂原反
2 絵柄層
3 接着剤層
4 アンカー樹脂層
5 第2アクリル系樹脂原反
6 クリアー基材
7 着色基材

Claims (4)

  1. アクリル系樹脂で形成される第1アクリル系樹脂原反と、
    前記第1アクリル系樹脂原反の一方の面に形成され、ウレタン塩酢ビ系樹脂をバインダーとして含む絵柄層と、
    前記絵柄層の前記第1アクリル系樹脂原反側の面とは反対側の面に形成され、硬化剤を含む接着剤層と、
    前記接着剤層の前記絵柄層の面とは反対側の面に形成されるアンカー樹脂層と、
    前記アンカー樹脂層の前記接着剤層の面とは反対側の面に、アクリル系樹脂で形成される第2アクリル系樹脂原反と、を備えることを特徴とする化粧シート。
  2. 前記アンカー樹脂層は、ウレタン系樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の化粧シート。
  3. 前記アンカー樹脂層は、塗布量が1.2g/m以上1.6g/m以下であることを特徴とする請求項2に記載の化粧シート。
  4. 前記絵柄層は、硬化剤としてウレタン硬化剤を含み、前記ウレタン硬化剤に対する前記ウレタン塩酢ビ系樹脂の質量比である配合比が、100/3であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の化粧シート。
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