JP7245800B2 - 魚釣用リール - Google Patents
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スプール3は、スプール軸9に取り付けられた支持部材40に、スプール3の後端部が当接してスプール軸9に位置決めされている。
支持部材40は、スプール軸9の前部9eの外周面の断面形状に対応する内周面41を備えており、スプール軸9の前部9eと、断面円形状の後部9e1との境界部分に設けられた段部9kに対して、軸方向前側から当て付けられて係止されている。そして、支持部材40の基部40aの前面に、スプール3の後部の後記する径方向内側部3d1の後端部3f及び後記する保持部材30の後端部32が当接している。
なお、保持部材30の後端部32は、周壁3c1の径方向内側部3d1の後端面3fと面一に配置されている。
前凹部3Aにおいて、釣糸巻回胴部3cの内面には、径方向外側に窪み周方向に延びる周溝部3gが形成されている。この周溝部3g内には、制動部材22の脱落を防止するための抜け止め部材3hが嵌合している。
回転側制動板23は、スプール軸9(保持部材30)に回転自在に支持され、スプール3と共回りできるようになっている。
そして、釣糸に作用する力が回転側制動板23に作用する摩擦抵抗力以上の場合、回転側制動板23及びスプール3が回転し、釣糸が繰り出される。
押圧部26の底部26aは、制動部材22の前側に位置し、底部26aの後面が一対の固定側制動板24のうち前側の固定側制動板24に当接している。
底部26aには、前後方向に貫通する貫通孔26bが形成され、その貫通孔26b内にスプール軸9の前部9eが挿入されている。貫通孔26bの内周面の形状は、スプール軸9の前部9eの外形状に倣って、断面形状が略小判形状(非円形状)に形成されている。
押圧部26は、操作部材27の後部に係止部材27aを介して分離不能に連結されている。押圧部26は、操作部材27に対して相対回転自在であり、かつ、軸方向に相対移動可能である。
ドラグノブ27dの前部には、釣人により把持される指掛け部27d1が形成されている。釣人が指掛け部27d1を把持してドラグノブ27dを回転操作すると、ドラグノブ27dとともにナット部材27eが回転し、ナット部材27eが前方または後方に移動する。
ドラグノブ27dの内側には、ドラグノブ27dを回転操作した際にクリック音を発生するクリック係合子27gが収容されている。
なお、ドラグノブ27dの回転操作が行われ、ナット部材27eが後方へ移動すると、コイルバネ28の付勢力(押圧部26に付与される押圧力)が大きくなる。
一方、ドラグノブ27dの回転操作が行われ、ナット部材27eが前方へ移動すると、コイルバネ28の付勢力(押圧部26に付与される押圧力)が小さくなる。
このように、押圧部26の底部26aと保持部材30の前端部33との相対的な位置関係(隙間Sの大きさ)を調整することにより、所定の範囲のドラグ力が発生するように構成することができる。
例えば、前記実施形態では、本発明を魚釣用スピニングリールに適用したものを示したが、これに限られることはなく、両軸受型の魚釣用リールに対して適用することができる。
この場合には、制動部材が備わるハンドル軸等に規制部としての保持部材を装着する。そして、調節体となるスタードラグの操作で制動部材に向けて押圧部が移動するように構成する。例えば、釣糸の繰り出しで回転する、ハンドル軸に摩擦結合されたドライブギャを、押圧部で押圧するように構成して、その押圧部が保持部材に当接するように構成する。これにより、スタードラグの回転操作による制動部材の軸方向の押圧力が所定の範囲に規制される。
2 ロータ
3 スプール(回転体)
5 ハンドル
9 スプール軸(支軸)
20 ドラグ装置
21 調節体
22 制動部材
26 押圧部
30 保持部材(規制部)
Claims (3)
- リール本体に設けられた支軸と、
前記支軸に回転自在に支持され、釣糸の繰り出しで回転する回転体と、
前記回転体の回転を制動する制動部材を有し、前記制動部材を調節体で押圧することで前記回転体に制動力を付与するドラグ装置と、を備えた魚釣用リールであって、
前記調節体による前記制動部材の押圧を所定の範囲に規制する規制部を設け、
前記調節体は前記制動部材を押圧する押圧部を備えており、
前記規制部は、前記支軸の外面側に設けられており、
前記規制部に対して前記押圧部が当接することで、前記制動部材に対する前記調節体の押圧が所定の範囲に規制されることを特徴とする魚釣用リール。 - 前記規制部は前記支軸と別部材であり、
前記支軸に回り止め嵌合していることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。 - 前記回転体は、前記支軸に前記制動部材を介して摩擦結合されるスプールであり、
前記調節体は、前記支軸の先端部に螺合により進退可能に取り付けられて、前記制動部材を押圧することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用リール。
Priority Applications (1)
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JP2020015132A JP7245800B2 (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | 魚釣用リール |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020015132A JP7245800B2 (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | 魚釣用リール |
Publications (2)
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JP2021122176A JP2021122176A (ja) | 2021-08-30 |
JP7245800B2 true JP7245800B2 (ja) | 2023-03-24 |
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ID=77457687
Family Applications (1)
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JP2020015132A Active JP7245800B2 (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | 魚釣用リール |
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Citations (1)
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2020
- 2020-01-31 JP JP2020015132A patent/JP7245800B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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