JP2001128595A - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

Info

Publication number
JP2001128595A
JP2001128595A JP31461699A JP31461699A JP2001128595A JP 2001128595 A JP2001128595 A JP 2001128595A JP 31461699 A JP31461699 A JP 31461699A JP 31461699 A JP31461699 A JP 31461699A JP 2001128595 A JP2001128595 A JP 2001128595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverse rotation
braking
lever
brake
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31461699A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Sato
純 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP31461699A priority Critical patent/JP2001128595A/ja
Publication of JP2001128595A publication Critical patent/JP2001128595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキレバーの操作により逆転防止部を逆
転許可状態に切り換えできるスピニングリールにおい
て、逆転許可状態から逆転禁止状態への切換操作を手を
持ち替えることなく容易に行えるようにする。 【解決手段】 レバーブレーキ型のスピニングリールに
おいて、リール本体2の前部に揺動自在に装着された制
動レバー21と共通の揺動軸33回りに揺動する切換レ
バー22を設け、この切換レバー22により逆転防止部
14を逆転禁止状態と逆転許可状態とに切換できるよう
にする。この切換レバー22は、制動レバー21の制動
解除位置から制動位置への揺動に連動して逆転禁止位置
から逆転許可位置に揺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピニングリー
ル、特に、 糸繰り出し方向に逆転したロータを制動可
能なレバーブレーキ型のスピニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磯釣りを行う場合、釣り糸の送
り出しがスムーズになるように、あるいは、魚の警戒心
を刺激しないようにするために、比較的細い糸が使用さ
れる。このような細い糸はよれやすいため、また太い釣
り糸より強度が落ちるので魚の引きに応じて釣り糸の繰
り出し・巻取を行わなければならないため、レバーブレ
ーキ型のスピニングリールがしばしば使用される。レバ
ーブレーキ型のスピニングリールは、ロータを張力に応
じて逆転させて魚と簡単にやりとりすることができる。
【0003】この種のレバーブレーキ型のスピニングリ
ールにおいて、ロータの逆転を防止する逆転防止機構を
ブレーキレバーの操作により逆転禁止状態から逆転許可
状態に切り換え可能なものが、実公平8−859号公報
に開示されている。このスピニングリールは、逆転防止
機構の逆転禁止状態と逆転許可状態との切り換えをリー
ル本体の後部に設けられたストッパーレバーで操作可能
であるとともに、逆転禁止状態でブレーキレバーを釣り
竿装着側に操作して制動をかけると、逆転禁止状態が解
除されて逆転許可状態になるように構成されている。
【0004】このようなスピニングリールでは、リール
本体の後部に設けられたストッパレバーで逆転禁止状態
に切り換えることにより、仕掛けの取り替えや釣り場の
移動時に仕掛けの自重によって釣り糸が繰り出されるこ
とがなくなる。また、ブレーキレバーを操作することに
より逆転防止機構を逆転許可状態に切り換えでき、逆転
禁止状態からすばやく逆転許可状態にしさらにロータの
逆転を制動できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
逆転禁止状態にある逆転防止機構を逆転許可状態に切り
換える場合には、ブレーキレバーにより簡単に操作でき
る。しかし、逆転許可状態にある逆転防止機構を逆転禁
止状態に切り換える場合には、リール本体の後部にある
ストッパレバーを操作しなければならない。ストッパレ
バーは、リール本体の後部に設けられているため、片方
の手でハンドルを持って残りの手で釣り竿を持っている
場合には、どちらかの手を持ち替えてストッパレバーを
操作しなければならず、切換操作が煩わしい。
【0006】本発明の課題は、ブレーキレバーの操作に
より逆転防止機構を逆転許可状態に切り換えできるスピ
ニングリールにおいて、逆転許可状態から逆転禁止状態
への切換操作を手を持ち替えることなく容易に行えるよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールは、釣り竿に装着され、釣り竿の長手方向に沿う
軸周りに釣り糸を巻き取るリールであって、リール本体
と、ロータと、スプールと、逆転防止機構と、逆転制動
機構と、制動操作機構と、切換操作機構とを備えてい
る。リール本体は、釣り竿に装着される装着部と、装着
部と間隔を隔てて配置されたリールボディと、装着部と
リールボディとを連結する脚部とを有している。ロータ
は、リールボディの前部に回転自在に装着されたもので
ある。スプールは、ロータの前部でリール本体に前後移
動自在に装着され、ロータにより外周面に釣り糸が巻き
付けられるものである。逆転防止機構は、ロータの糸繰
り出し方向の回転を禁止する逆転禁止状態と両方向の回
転を許可する逆転許可状態とに切換可能な機構である。
逆転制動機構は、ロータの糸繰り出し方向の回転を制動
する機構である。制動操作機構は、逆転制動機構の制動
力を調整するために装着部に接近した制動位置と離反し
た制動解除位置との間でリール本体の前部に移動自在に
装着され、制動解除位置で保持される。切換操作機構
は、逆転防止機構を切換操作するために装着部に接近し
た逆転許可位置と離反した逆転禁止位置との間でリール
本体の前部に移動自在に装着され、逆転許可位置と逆転
禁止位置とで保持され、かつ制動力調整部材の装着部に
接近する方向の移動に連動して逆転禁止位置から逆転許
可位置に移動する。
【0008】このスピニングリールでは、逆転制動機構
を操作する際には、制動操作機構を装着部に接近する方
向に操作すると制動力が徐々に強くなる。また、制動操
作機構を制動解除位置に操作するとその位置で保持され
る。切換操作機構は、装着部に近い逆転許可位置に配置
されると逆転防止機構を逆転許可状態にし、装着部から
離反した逆転禁止位置に配置されると逆転禁止状態にす
る。また、逆転許可位置と逆転禁止位置とで保持され
る。ここで、逆転防止機構が逆転禁止状態のとき、制動
操作機構を装着部に接近する方向に操作すると、切換操
作機構が制動操作機構に連動して装着部に接近する方向
に移動し、逆転禁止位置から逆転許可位置に移動して逆
転防止機構が逆転許可状態に切り換わる。また、制動解
除状態でかつ逆転許可状態のときに、切換操作機構を装
着部から離反する方向に操作すると、逆転許可位置から
逆転禁止位置に揺動し、逆転防止機構を逆転禁止状態に
切り換えできる。
【0009】ここでは、逆転許可状態から逆転禁止状態
への操作をリール本体の後部ではなく、リール本体の前
部に設けられた切換操作機構により操作できるので、制
動操作機構を操作する手で切換操作機構を操作して逆転
禁止状態に切り換えできる。このため、逆転許可状態か
ら逆転禁止状態への切換操作を手を持ち替えることなく
容易に行うことができる。
【0010】発明2に係るスピニングリールは、発明1
に記載のリールにおいて、制動操作機構は、リール本体
の前部にロータと交差する軸に沿って配置された揺動軸
によりリール本体に揺動自在に設けられた制動レバー
と、制動レバーを制動解除位置で保持する制動保持機構
とを有する。この場合には、制動レバーを装着部に接近
する方向に操作すると制動力が徐々に増加するととも
に、切換操作機構が逆転禁止位置から逆転許可位置に移
動する。逆に操作すると制動力が減少し制動解除位置で
制動が解除されるとともにその位置で制動レバーが保持
される。ここでは、制動操作機構を揺動する制動レバー
で構成しているので、制動操作機構の構成が簡素にな
る。
【0011】発明3に係るスピニングリールは、発明2
に記載のリールにおいて、制動保持機構は、制動レバー
を制動解除位置側に付勢する第1付勢部材を有する。こ
の場合には、第1付勢部材によって制動レバーを制動解
除位置側に付勢することにより、制動レバーを制動解除
位置で保持しているので、制動保持機構の構成が簡素に
なる。また、制動レバーから手を離すだけで制動が解除
されるので、制動の解除操作が容易である。
【0012】発明4に係るスピニングリールは、発明2
に記載のリールにおいて、制動保持機構は、制動レバー
を制動位置側に付勢する第2付勢部材と、制動レバーを
第2付勢部材の付勢力に抗して制動解除位置で保持する
保持手段とを有する。この場合には、制動レバーを第2
付勢部材の付勢力に抗して制動解除位置側に操作すると
制動解除位置で保持される。また、制動レバーから手を
離すと第2付勢部材によって制動位置側に付勢されるの
で、第2付勢部材の付勢力に応じた所定の制動力でロー
タが制動される。このため、ロータを制動解除状態に維
持できるとともに、所定の制動力で簡単に制動できる。
【0013】発明5に係るスピニングリールは、発明2
から4のいずれかに記載のリールにおいて、切換操作機
構は、揺動軸によりリール本体に揺動自在に設けられた
切換レバーと、切換レバーを逆転許可位置と逆転禁止位
置とで保持する切換保持機構とを有する。この場合に
は、制動レバーと切換レバーとが同じ揺動軸で揺動する
ので、両レバーを連動させやすくなるとともに、両機構
をコンパクトに配置できる。
【0014】発明6に係るスピニングリールは、発明5
に記載のリールにおいて、制動レバーは、揺動軸に装着
される第1支持部と、第1支持部から装着部に向かって
延び途中に切換レバーに係合する係合部を有する制動操
作部と、第1支持部から逆転制動機構に接触するように
延びる制動作用部とを有し、切換レバーは、揺動軸に装
着される第2支持部と、第2支持部から係合部に係合可
能に装着部に向けて延びる切換操作部と、第2支持部か
ら逆転防止機構に向かって延びる切換作用部とを有す
る。この場合には、第1及び第2支持部から装着部に向
かって延びる制動操作部及び切換操作部で両レバーが係
合するので、両レバーを簡単な係合構造で装着部に接近
する方向で連動させることができる。
【0015】発明7に係るスピニングリールは、発明6
に記載のリールにおいて、逆転制動機構は、ロータの逆
転に連動して回転しかつロータの回転軸と交差する平面
に対して傾動自在な傾動部材と、傾動した傾動部材と接
触可能にリール本体に設けられた制動部材とを有し、制
動作用部は、装着部に接近する方向への移動により傾動
部材に接触して傾動部材を傾動させる。この場合には、
制動レバーの揺動により制動作用部を上下(装着部に接
離する方向)又は前後に移動させると、傾動部材が傾動
して制動部材に接触しロータが制動される。ここでは、
ロータの逆転に連動する傾動部材によりロータを制動す
るので、揺動する制動レバーにより簡単にロータを制動
できる。
【0016】発明8に係るスピニングリールは、発明6
又は7に記載のリールにおいて、逆転防止機構は、ロー
タに連動して回転するラチェットギアを有し、切換作用
部は、切換レバーが装着部から離反する方向に揺動する
とラチェットギアに係合する係合位置に移動し、装着部
に接近する方向に移動するとラチェットギアから離脱す
る離脱位置に移動する。この場合には、揺動により切換
作用部がラチェットギアに係合・離脱するので、逆転防
止機構の構成が簡素になる。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 〔全体構成〕図1に示す本発明の一実施形態によるスピ
ニングリールは、ハンドル1を備えたリール本体2と、
リール本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3
と、ロータ3の前部に配置され釣り糸を巻き取るスプー
ル4とを備えている。
【0018】リール本体2は、例えば合成樹脂製又は金
属製である。リール本体2は、釣り竿に装着される前後
に長い装着部2cと、装着部2cと間隔を隔てて配置さ
れたリールボディ2aと、装着部2cとリールボディ2
aとを連結する脚部2bとを有している。リールボディ
2aの内部には、ロータ3を回転させるためのロータ駆
動機構5と、ロータ3の糸繰り出し方向の回転(逆転)
を制動するための逆転規制機構を含むレバーブレーキ機
構6と、スプール4を回転軸芯Xに沿って前後方向に移
動させてスプール4に釣り糸を均一に巻き取るためのオ
シレーティング機構7と、ロータの逆転を禁止するため
の逆転防止装置13とが設けられている。
【0019】ロータ3は例えば合成樹脂又は金属製であ
り、リール本体2に回転自在に支持されている。ロータ
3は、円筒部3aと、円筒部3aの側方に互いに対向し
て設けられた第1アーム部3b及び第2アーム部3cと
を有している。円筒部3aの前壁3dの中央部には貫通
孔3eを有するボス部3fが形成されている。この貫通
孔3eにスプール軸8及びピニオンギア12(後述)が
貫通している。第1アーム部3bの先端と第2アーム部
3cの先端部とには、揺動自在にベールアーム9が設け
られている。このベールアーム9により釣り糸をスプー
ル4に案内する。
【0020】スプール4は例えば合成樹脂又は金属製で
あり、ロータ3の第1アーム部3bと第2アーム部3c
との間に配置されている。スプール4はスプール軸8の
先端に着脱自在かつ回転不能に装着されている。スプー
ル4は、外周に釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸
巻き胴部4aの後部に一体形成されたスカート部4b
と、糸巻き胴部4aの前端に固定されたフランジ部4c
とを有している。スプール軸8は、オシレーティング機
構7により前後方向に移動可能である。
【0021】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れたハンドル軸10と共に回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ハンドル軸10は、リール本体2に回
転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形
成されており、その前部12aはロータ3中心部を貫通
してスプール4側に延びている。この前部12aにロー
タ3が回転不能に連結されている。 〔レバーブレーキ機構の構成〕レバーブレーキ機構6
は、ロータ3の逆転を制動する逆転制動機構としての制
動部20と、制動部20を制動操作するための制動操作
部19とを有している。制動操作部19は、図1及び図
2に示す制動解除位置と、制動解除位置より装着部2c
側に揺動した制動位置とに揺動自在にリール本体2に取
り付けられた制動レバー21と、制動レバー21を制動
解除位置に保持する制動保持機構の第1付勢部材として
のコイルばね34とを有している。コイルばね34は制
動レバー21を制動解除位置側に付勢することで制動レ
バー21を制動解除位置側に保持する。
【0022】制動部20は、図1及び図2に示すよう
に、制動レバー21により制動力が調整される制動部本
体31と、制動部本体31をロータ3の糸繰り出し方向
の回転にのみ連動して回転させるワンウエイクラッチ3
2とを有している。制動レバー21は、リールボディ2
aと脚部2bとの境界部分においてリールボディ2aに
揺動軸33により揺動自在に支持されており、かつコイ
ルばね34により制動解除位置に保持されている。制動
レバー21の両側には切換レバー(後述)23が揺動軸
33に揺動自在に支持されている。制動レバー21は、
揺動軸33に支持される第1支持部21aと、第1支持
部21aから湾曲して斜め上前方にら延びる操作部21
bと、第1支持部21aから湾曲して斜め下方に延びる
制動作用部21cとを有している。操作部21bの先端
は2股に分かれており、人差し指を引っ掛けやすい形状
である。制動作用部21cの先端には、圧接部21dが
着脱自在に取り付けられている。圧接部21dは合成樹
脂製であり、制動レバー21の揺動により制動部本体3
1をリール本体2側に押圧する。制動レバー21が制動
位置に配置されると、制動部本体31に圧接部21dが
接触してロータ3が制動され、離反位置に配置されると
制動状態が解除されロータ3が自由回転状態になる。
【0023】制動部本体31は、図2及び図3に示すよ
うに、ロータ3の内周側にロータ3と同心に配置された
制動円筒40と、制動円筒40を傾動自在かつ回転不能
に支持する回転円筒41と、リールボディ2aに設けら
れたドラム部42とを有している。制動円筒40は薄肉
の有底円筒形状の金属製円筒であり、その周部の先端の
周接部40aがドラム部42と制動レバー21の圧接部
21dとの間に配置される。制動円筒40はその中心部
に鋸歯形状の内歯部(図示せず)を有している。回転円
筒41は、大径部41aと小径部41bとを有する段付
きの金属製円筒部材であり、大径部41aに内歯部に噛
み合う外歯部41cが形成されている。この外歯部41
cにワンウエイクラッチ32及び制動円筒40が回転不
能に係止されている。大径部41aの内側には、ピニオ
ンギア12との間に軸受43が配置されている。小径部
41bの外側にはリールボディ2aとの間に軸受44が
配置されている。このため、回転円筒41は、前部が軸
受43によりピニオンギア12に回転自在に支持され、
後部が軸受44によりリールボディ2aに回転自在に支
持されている。また、回転円筒41はワンウエイクラッ
チ32によりロータ3の糸繰り出し方向の回転には一体
で回転し、巻き取り時にはロータ3の回転力が作用しな
いようロータ3に連結されている。
【0024】制動円筒40とワンウエイクラッチ32と
の間には傾動した制動円筒41を元の姿勢に戻すための
円錐コイルばね45が配置されている。また、制動円筒
40と軸受44との間には、制動円筒40を位置決めす
るためのフランジ46が嵌め込まれている。ドラム部4
2は、リールボディ2aの前部において、ロータ3の円
筒部3aの内周側に突出した円筒部42aと、円筒部4
2aに装着されたブレーキライナー42bと、円筒部4
2aの先端部外周に嵌め込まれた補強リング42cとを
有している。円筒部42aは、制動円筒40を外側から
覆うようにリールボディ2aと一体で形成されており、
その材質はリールボディ2aと同様に合成樹脂又は金属
製である。
【0025】ワンウエイクラッチ32は外輪遊転型のも
のであり、ロータ3の円筒部3aの内周面に回転不能に
外輪が連結され、内輪が回転円筒41に回転不能に連結
されている。 〔逆転防止装置の構成〕逆転防止装置13は、ロータ3
の逆転を禁止する逆転禁止状態と許可する逆転許可状態
とに切換可能な逆転防止機構としての逆転防止部14
と、逆転防止部14を逆転禁止状態と逆転許可状態との
間で切換操作するための切換操作機構としての切換操作
部15とを有している。切換操作部15は、逆転許可位
置と逆転禁止位置との間で揺動する切換レバー22と、
切換レバー22を逆転許可位置と逆転禁止位置とで保持
する切換保持部23とを有している。切換レバー22
は、逆転禁止位置にあるとき、制動レバー21の制動解
除位置から制動位置への揺動に連動して逆転許可位置に
揺動する。
【0026】逆転防止部14は、図5に示すように、ピ
ニオンギア12に形成されたラチェットギア25と、ラ
チェットギアに噛み合うラチェット爪26とを備えてい
る。ラチェットギア25は、ピニオンギア13の後端に
形成されたギア部12bの前部に隣接して形成されてお
り、鋸歯状のラチェット歯25aを有している。ラチェ
ット爪26は、切換レバー22に設けられた支持軸28
を介して切換レバー22にスプール軸8と平行な軸回り
に揺動自在に装着されている。
【0027】ラチェット爪26は、ラチェット歯25に
係合する図5(a)に示す係合位置と、ラチェット歯2
5から離脱する図5(b)に示す離反位置とを取り得
る。ラチェット爪26は、切換レバー22が逆転禁止位
置に配置されると係合位置に配置され、逆転防止部14
が逆転禁止状態になる。また、逆転許可位置に配置され
ると離脱位置に配置され、逆転許可状態になる。ラチェ
ット爪26は、支持軸28の外周側に巻回された捩じり
コイルばね27により図5の反時計回りに僅かな力で付
勢されている。ラチェット爪26は、先端に形成された
爪部26aと、リールボディ2aに形成された突起部2
dに係止される係止片26bとを有しており、上下移動
時に係止片26bが突起部2dに係止されることにより
時計回りに揺動してラチェットギア25から離反する。
このように揺動させることにより切換レバー22の少な
い揺動距離でラチェットギア25からラチェット爪26
を離脱させることができる。また、ロータ3が糸巻取方
向に正転したとき、ラチェット爪26は捩じりコイルば
ね26の付勢力に抗して揺動してロータ3の正転を許容
する。
【0028】切換レバー22は、制動レバー21の両側
に配置されており、制動レバー22と同じ揺動軸33を
介してリール本体2に揺動自在に装着されている。すな
わち、制動レバー21と切換レバー22とはリール本体
2の前部の同芯位置で揺動する。切換レバー22は、図
1に実線で示す逆転許可位置とそれより装着部2cから
離反した2点鎖線で示す逆転禁止位置との間で揺動自在
である。切換レバー22は、揺動軸33に支持される第
2支持部22aと、第2支持部22aから湾曲して斜め
上前方にら延びる操作部22bと、第2支持部22aか
ら湾曲して斜め下方に延びる切換作用部22cとを有し
ている。
【0029】図4に示すように、第2支持部22aは、
制動レバー21の第1支持部21aの両側に第1支持部
21aを挟むように配置されている。操作部22bの先
端は、図1に示すように、第2支持部22aの両側部材
を連結するように形成されている。この連結部分が、制
動レバー21の操作部21bに係止され、制動レバー2
1の制動解除位置から制動位置への揺動操作に連動して
切換レバー22が2点鎖線で示す逆転禁止位置から逆転
許可位置に揺動する。切換作用部22cの先端下面に
は、両側部材を結んで1対のブラケット22dが着脱自
在に取り付けられている。このブラケット22dに支持
軸28が装着されており、支持軸28にラチェット爪2
6が揺動自在に装着されている。
【0030】切換保持部23は、図4に示すように、切
換レバー22を逆転禁止位置と逆転許可位置とに保持す
るためのものである。切換保持部23は、切換レバー2
2の第2支持部21bの側面に形成された上下1対の凹
穴部51a,51bと、リールボディ2aに収納された
位置決めピン52と、位置決めピン52を切換レバー2
2側に付勢するコイルばね53とを有している。凹穴部
51a,51bは、半球よりや浅い形状の凹部である。
リールボディ2aの切換レバー22に対向する壁面2e
には、離反位置に制動レバー21が配置されたときに凹
穴部51に対向する位置に収納凹部2fが形成されてお
り、位置決めピン52は収納凹部2fに軸方向に移動自
在に収納されている。
【0031】位置決めピン52は、頭部が半球状のピン
であり、コイルばね53により切換レバー22側に付勢
されている。切換レバー22が逆転禁止位置にあると
き、この位置決めピン52が、図4(a)に示すように
凹穴部51aにはまり込むことにより、切換レバー22
が逆転禁止位置で保持され、図4(b)に示すように凹
穴部51bにはまり込むことにより、逆転許可位置で保
持される。
【0032】このように逆転防止部14を切換操作する
切換操作部25を制動操作部19に隣接して設けたの
で、制動操作と切換操作とを手を持ち替えることなく容
易に行うことができる。 〔リールの動作及び操作〕キャスティング時にはベール
アーム9を糸開放姿勢側に倒し、釣り竿を降り出すこと
により、スプール4の外周から釣り糸が繰り出される。
釣り糸巻き上げ時には、ハンドル1を糸巻き取り方向に
回転させると、ベールアーム9が図示しない戻し機構に
より糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドルの回転力はハンド
ル軸10、フェースギア11を介してピニオンギア12
に伝達される。ピニオンギア12に伝達された回転力
は、ピニオンギア12の前部12aを介してロータ3に
伝達される。このときロータ3は糸巻き取り方向に回転
するので、この回転力は回転円筒41には伝達されな
い。また、逆転防止部14が逆転禁止状態であってもラ
チェット爪26は正転時には揺動して逃げるので、ロー
タ3の正転は許可されロータ3は正転する。ピニオンギ
ア12が正転すると図示しない中間ギアによりその回転
がオシレーティング機構7に伝達され、スプール軸8が
前後方向に往復移動する。
【0033】ロータ3を逆転させて魚とやりとりする時
には、制動解除位置にある制動レバー21を例えば中指
により装着部2c側に引っ張って操作し魚とのやりとり
を行う。釣り糸が魚により引かれてロータ3が糸繰り出
し方向に逆転すると、その回転力がワンウエイクラッチ
32を介して回転円筒41に伝達され、さらに制動円筒
40に伝達される。この結果、制動円筒40がロータ3
と一体で逆転する。
【0034】そして制動レバー21の操作部21aを例
えば釣り竿を持つ手の人差し指で握って制動レバー21
を図1の時計方向に揺動させると、制動レバー21の圧
接部21dが制動円筒40の周接部40aを径方向外方
に強く押圧し、制動円筒40を図2に実線で示す位置に
傾け、周接部40aの外面がブレーキライナー42bに
圧接する。この制動力は制動レバー21に加える力を加
減することにより調整でき、ロータ3の逆転量を任意に
調整できる。
【0035】釣り場を移動する時やリールを収納する時
には、制動レバー21から手を離して切換レバー22の
操作部22aを装着部2cから離反する方向に揺動させ
る。すると、切換レバー22は、逆転禁止位置に保持さ
れ、ラチェット爪26がラチェットギア25に係合して
逆転防止部14が逆転禁止状態になり、ロータの逆転
(糸繰り出し方向の回転)が禁止される。この結果、釣
り糸が仕掛けの自重等により繰り出されることはない。
この逆転許可位置から逆転禁止位置への操作を、従来の
ように、リール本体2の後部に設けられたストッパレバ
ーではなく、リール本体2の前部に設けられた切換レバ
ー22により行えるので、手を持ち替えることなく、逆
転禁止状態への切換操作を容易に行える。
【0036】さらに、仕掛けの垂らし長さを変更する場
合や、魚に当たりがあった時に魚に仕掛けを確実に食い
込ませるために、ロータ3の逆転をフリーにするために
は、制動レバー21を一端、制動レバー21を制動位置
側に操作して手を離すとよい。このような制動位置側へ
の操作を行うと、制動レバー21の揺動に連動して切換
レバー22が逆転許可位置側に移動して切換保持部23
によりその位置で保持される。すると、ラチェット爪2
6がラチェットギア25から離脱して逆転防止部14が
逆転許可状態になる。一方、制動レバー21から手を離
すと制動レバー21もコイルばね34により制動解除位
置側に付勢されて保持される。この結果、ロータ3は、
完全に非制動状態になり両方向に自在に回転できるよう
になる。この状態で制動レバー21を操作部21bによ
り引っ張れば、制動位置に揺動してロータ3の逆転を制
動できる。
【0037】ここでは、この逆転許可位置から逆転禁止
位置への操作を、従来のように、リール本体2の後部に
設けられたストッパレバーではなく、リール本体2の前
部に設けられた切換レバー22により行えるので、手を
持ち替えることなく、逆転禁止状態への切換操作を容易
に行える。 〔第2実施形態〕前記第1実施形態では、制動レバー2
1から手を離したとき、コイルばね34によって制動解
除状態に保持したが、手を離したときに、所定の制動力
を付与した状態にしてもよい。このような構成では、図
6に示すように、制動保持機構を、制動レバー21を制
動位置側に付勢する第2付勢部材としての制動力調整機
構48と、制動力調整機構54の付勢力に抗して制動レ
バー21を制動解除位置で保持する位置保持部49とで
構成すればよい。
【0038】制動力調整機構48、リールボディ2aの
後部に装着された調整つまみ55と、調整つまみ55の
先端に螺合する押圧部材56と、押圧部材56に軸方向
移動自在かつ回転自在に連結された調整ピン57と、押
圧部材56と調整ピン57との間に配置された調整ばね
58とを有している。調整つまみ55は、リールボディ
2aの後部に回転自在かつ軸方向移動不能に装着されて
いる。調整つまみ55の先端面には雌ネジ穴(図示せ
ず)が形成されており、この雌ネジ穴に押圧部材56の
後端部に形成された雄ネジ部(図示せず)が螺合してい
る。押圧部材56は、リールボディ2aの内部に回転不
能かつ軸方向移動自在に装着されている。押圧部材56
は、調整つまみ55の回動に応じて軸方向に移動する。
調整ピン57は、リールボディ2aに回転不能かつ軸方
向移動自在に装着されている。押圧部材56の先端に
は、軸方向に長い凹穴(図示せず)が形成されており、
この凹穴に調整ピン57の後端部が軸方向移動自在に挿
入されている。調整ピン57は、制動レバー21の制動
作用部21cに接触するようにリールボディ2aから突
出している。調整ばね58は、押圧部材56と調整ピン
57との間に圧縮状態に配置されており、調整ピン57
を押圧部材56から離反する方向に付勢している。
【0039】ここでは、調整つまみ55を回すことで押
圧部材56が前後に移動し、調整ばね58の付勢力が変
化する。これにより、制動レバー21がg制動位置にあ
る時の制動力が変化する。位置保持部49は、実施形態
1の切換保持部23と同様な構成であり、制動作用部2
1cの側面に形成された凹穴部60と、凹穴部に係止さ
れる位置決めピン61と、位置決めピン61の制動作用
部21c側に付勢するコイルばね(図示せず)とを有し
ている。位置決めピン61は、リールボディ2aの前部
で凹穴部60に対向する位置に進退自在に装着されてい
る。ここで、制動レバー21が制動解除位置にあると
き、凹穴部60に位置決めピン61が係合するように、
凹穴部60及び位置決めピン61の位置が決定されてい
る。
【0040】このような構成の第2実施形態によりスピ
ニングリールでは、位置保持機構49により位置保持さ
れていない状態で制動レバー21から手を離すと、制動
力調整機構48により制動レバー21は制動位置側に揺
動し、それに連動して切換レバー22も逆転許可位置側
に揺動する。一方、制動レバー21を装着部2cから離
反する方向に押圧すると、制動レバー21は位置保持部
49により制動解除位置に保持される。この状態では、
切換レバー22が逆転許可位置に配置されているので、
ロータ3は自由回転状態になる。そして、切換レバー2
2を押圧して装着部2cから離反した逆転禁止位置側に
揺動させると、逆転防止部14が逆転禁止状態になり、
ロータ3の逆転が禁止される。
【0041】一方、制動レバー21が制動位置にあり,
かつ切換レバー22が逆転許可位置にあるとき、切換レ
バー22を逆転禁止位置側に操作すると、切換レバー2
2に連動して制動レバー21が制動解除位置側に揺動
し、位置保持部49により制動解除位置で保持される。
また、制動解除位置にある制動レバー21を引っ張って
保持を解除すると、制動力調整機構48によって制動位
置側に制動レバー21が揺動し、それらに連動して切換
レバー22も逆転許可位置側に揺動する。
【0042】また、制動位置での制動力は、調整つまみ
55を回動させることにより調整できる。すなわち、調
整つまみ55を時計回りに回すと、押圧部材56が後退
して調整ばね58の付勢力が弱くなる。逆に調整つまみ
55を反時計回りに回すと、押圧部材56が前進して調
整ばね58の付勢力が強くなる。調整ばね58の付勢力
が強くなると、制動力が強くなる。
【0043】〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、逆転防止部をラチェットギア
とラチェット爪で構成したが、ローラ型のワンウェイク
ラッチで構成してもよい。 (b)前記実施形態では、切換保持部23や位置保持部
49を位置決めピンとにより構成したが、死点で付勢方
向が切り換わるトグルばね機構等の他の機構によりこれ
らの各部を構成してもよい。
【0044】(c)前記実施形態では、制動レバー21
や切換レバー22を揺動させたが、装着部2cに接離す
る方向に直線的に移動させてもよい。 (d)前記第2実施形態では、第2付勢部材としての制
動力調整機構を付勢力を調整可能にしたが、コイルばね
等の単純なばね部材によって第2付勢部材を構成しても
よい。
【0045】(e)前記実施形態では、スプール軸8に
スプール4を回転不能に装着したが、スプール軸8にド
ラグ機構を介してスプール4を連結してもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るスピニングリールでは、逆
転許可状態から逆転禁止状態への操作をリール本体の後
部ではなく、リール本体の前部に設けられた切換操作機
構により操作できるので、制動操作機構を操作する手で
切換操作機構を操作して逆転禁止状態に切り換えでき
る。このため、逆転許可状態から逆転禁止状態への切換
操作を手を持ち替えることなく容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスピニングリールの
側面断面図。
【図2】逆転禁止状態のときの要部断面図。
【図3】逆転許可状態のときの要部断面図。
【図4】図2のIV−IV断面図。
【図5】逆転防止部の動作を示す模式図。
【図6】第2実施形態の図3に相当する図。
【符号の説明】
2 リール 2a リールボディ 2b 脚部 2c 装着部 3 ロータ 4 スプール 6 レバーブレーキ機構 13 逆転防止装置 14 逆転防止部 15 逆転操作部 19 制動操作部 20 制動部(逆転制動機構) 21 制動レバー 21a 第1支持部 21b 操作部 21c 制動作用部 22 切換レバー 22a 第2支持部 22b 操作部 22c 切換作用部 23 切換保持部 25 ラチェットギア 26 ラチェット爪 34 コイルばね(第1付勢部材) 48 制動力調整機構(第2付勢部材) 49 位置保持部(位置保持機構)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り竿に装着され、前記釣り竿の長手方向
    に沿う軸回りに釣り糸を巻き取るスピニングリールであ
    って、 前記釣り竿に装着される装着部を有するリール本体と、 前記リール本体の前部に回転自在に装着されたロータ
    と、 前記ロータの前部で前記リール本体に前後移動自在に装
    着され、前記ロータにより外周面に釣り糸が巻き付けら
    れるスプールと、 前記ロータの糸繰り出し方向の回転を禁止する逆転禁止
    状態と両方向の回転を許可する逆転許可状態とに切換可
    能な逆転防止機構と、 前記ロータの糸繰り出し方向の回転を制動する逆転制動
    機構と、 前記逆転制動機構の制動力を調整するために前記装着部
    に接近した制動位置と離反した制動解除位置との間で前
    記リール本体の前部に移動自在に装着され、前記制動解
    除位置で保持される制動操作機構と、 前記逆転防止機構を切換操作するために前記装着部に接
    近した逆転許可位置と離反した逆転禁止位置との間で前
    記リール本体の前部に移動自在に装着され、前記逆転許
    可位置と前記逆転禁止位置とで保持され、かつ前記制動
    力調整部材の前記装着部に接近する方向の移動に連動し
    て前記逆転禁止位置から前記逆転許可位置に移動する切
    換操作機構と、を備えたスピニングリール。
  2. 【請求項2】前記制動操作機構は、前記リール本体の前
    部に前記ロータと交差する軸に沿って配置された揺動軸
    により前記リール本体に揺動自在に設けられた制動レバ
    ーと、前記制動レバーを前記制動解除位置で保持する制
    動保持機構とを有する、請求項1に記載のスピニングリ
    ール。
  3. 【請求項3】前記制動保持機構は、前記制動レバーを前
    記制動解除位置側に付勢する第1付勢部材を有する、請
    求項2に記載のスピニングリール。
  4. 【請求項4】前記制動保持機構は、前記制動レバーを前
    記制動位置側に付勢する第2付勢部材と、前記制動レバ
    ーを前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記制動解除位
    置で保持する保持手段とを有する、請求項2に記載のス
    ピニングリール。
  5. 【請求項5】前記切換操作機構は、前記揺動軸により前
    記リール本体に揺動自在に設けられた切換レバーと、前
    記切換レバーを前記逆転許可位置と前記逆転禁止位置と
    で保持する切換保持機構とを有する、請求項2から4の
    いずれかに記載のスピニングリール。
  6. 【請求項6】前記制動レバーは、前記揺動軸に装着され
    る第1支持部と、前記第1支持部から前記装着部に向か
    って延び途中に前記切換レバーに係合する係合部を有す
    る制動操作部と、前記第1支持部から前記逆転制動機構
    に接触するように延びる制動作用部とを有し、 前記切換レバーは、前記揺動軸に装着される第2支持部
    と、前記第2支持部から前記係合部に係合可能に前記装
    着部に向けて延びる切換操作部と、前記第2支持部から
    前記逆転防止機構に向かって延びる切換作用部とを有す
    る、請求項5に記載のスピニングリール。
  7. 【請求項7】前記逆転制動機構は、前記ロータの逆転に
    連動して回転しかつ前記ロータの回転軸と交差する平面
    に対して傾動自在な傾動部材と、傾動した前記傾動部材
    と接触可能に前記リール本体に設けられた制動部材とを
    有し、 前記制動作用部は、前記装着部に接近する方向への移動
    により前記傾動部材に接触して前記傾動部材を傾動させ
    る、請求項6に記載のスピニングリール。
  8. 【請求項8】前記逆転防止機構は、前記ロータに連動し
    て回転するラチェットギアを有し、 前記切換作用部は、前記切換レバーが前記装着部から離
    反する方向に揺動すると前記ラチェットギアに係合する
    係合位置に移動し、前記装着部に接近する方向に移動す
    ると前記ラチェットギアから離脱する離脱位置に移動す
    る、請求項6又は7に記載のスピニングリール。
JP31461699A 1999-11-05 1999-11-05 スピニングリール Pending JP2001128595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31461699A JP2001128595A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 スピニングリール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31461699A JP2001128595A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 スピニングリール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001128595A true JP2001128595A (ja) 2001-05-15

Family

ID=18055456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31461699A Pending JP2001128595A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 スピニングリール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001128595A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023935A (ja) * 2001-07-12 2003-01-28 Shimano Inc スピニングリールのロータ規制装置
CN100411512C (zh) * 2002-07-31 2008-08-20 株式会社岛野 纺车式渔线轮的动作装置
KR100877308B1 (ko) * 2001-09-10 2009-01-07 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴
KR100905294B1 (ko) * 2001-09-17 2009-07-02 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴
KR100923134B1 (ko) * 2001-10-25 2009-10-23 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴
KR100947802B1 (ko) 2002-03-15 2010-03-16 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴의 로터 제동 장치
JP2011062194A (ja) * 2009-08-20 2011-03-31 Shimano Inc スピニングリールのロータ制動装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023935A (ja) * 2001-07-12 2003-01-28 Shimano Inc スピニングリールのロータ規制装置
KR100877308B1 (ko) * 2001-09-10 2009-01-07 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴
KR100905294B1 (ko) * 2001-09-17 2009-07-02 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴
KR100923134B1 (ko) * 2001-10-25 2009-10-23 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴
KR100947802B1 (ko) 2002-03-15 2010-03-16 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴의 로터 제동 장치
CN100411512C (zh) * 2002-07-31 2008-08-20 株式会社岛野 纺车式渔线轮的动作装置
KR100950203B1 (ko) 2002-07-31 2010-03-29 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴의 동작 장치
JP2011062194A (ja) * 2009-08-20 2011-03-31 Shimano Inc スピニングリールのロータ制動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6412680B2 (ja) 両軸受リール
JP2014212739A5 (ja)
JP2001128595A (ja) スピニングリール
JP2003265082A (ja) スピニングリールのロータ制動装置
JP3325188B2 (ja) 魚釣り用両軸受型リール
JP3981325B2 (ja) スピニングリールのスプール支持構造
JP2001128599A (ja) スピニングリール
JP4772979B2 (ja) 両軸受リール
JP4963201B2 (ja) スピニングリールのスプール
JP2003079294A (ja) スピニングリール
JP3947383B2 (ja) スピニングリール
JP4462754B2 (ja) スピニングリール
JP2002000146A (ja) スピニングリール
JP2001028982A (ja) スピニングリール
JP3711312B2 (ja) スピニングリール
JP4785281B2 (ja) スピニングリールのロータ規制装置
JP2001103891A (ja) スピニングリール
JP4785305B2 (ja) スピニングリール
JP3031031U (ja) 魚釣用リ−ル
JP2001292669A (ja) スピニングリール
JP3566558B2 (ja) 両軸受リールのリール本体
JP3736792B2 (ja) スピニングリール
JP2011041560A (ja) スピニングリールのロータ制動装置
JPH02231028A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2002171881A (ja) スピニングリール