JP3773224B2 - スピニングリール - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピニングリール、特に、レバーブレーキ機構によりロータを制動するレバーブレーキ型のスピニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロータを糸の張力に応じて逆転させて魚と簡単にやりとりするために、リール本体にロータの逆転量を調整するためのレバーブレーキ機構を設けたスピニングリールが特開平9−149751号公報が開示されている。このスピニングリールのブレーキ機構は、リール本体に固定されロータの内周側に配置された摩擦部材と、摩擦部材の内周側に配置された筒状の摺接部を有する制動部材と、リール本体に揺動自在に支持された制動レバーとを備えている。摩擦部材は、リール本体の前部から前方に突出する突出片に固定されている。制動部材は、摩擦部材に接触するように傾動可能である。制動レバーは、制動部材の摺接部を摩擦部材側に押圧し、摩擦部材との間で制動部材を挟持して制動部材を制動する。制動部材とロータとはワンウェイクラッチを介して連結されており、ワンウェイクラッチにより糸繰り出し方向の回転のみロータから制動部材に伝達されるようになっている。このため、制動部材はロータの糸繰り出し方向の回転にのみ連動して回転する。
【0003】
このスピニングリールのブレーキ機構では、制動レバーの先端を制動部材の圧接部に接触させ、制動部材を摩擦部材との間で挟持することで、ロータの糸繰り出し方向の回転に制動力を加えている。このような構成では、ワンウェイクラッチが設けられているので、糸巻き取り方向にロータが回転している際には、制動レバーを操作して制動部材を制動しても制動作用がロータに伝達されない。このため、糸巻き取り時に制動レバーを操作しても制動力の作用はなく、軽く糸巻き取りを行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなスピニングリールの内部には、海水等の付着による回転効率の低下を抑えるために、グリース等の油脂類が多く使用されている。従って組立作業を行う作業者の手には油脂類が付着しやすい。前記従来の構成では、摩擦部材が前方に突出する突出片に固定されているだけであるので、摩擦部材の内周側に配置された制動部材が組立作業時に外部に露出している。このため、組立作業時に作業者の手に付着した油脂類で制動部材が汚染されることがある。制動部材が油脂類により汚染されると、制動部材と摩擦部材との間の摩擦係数が小さくなり、所望の制動力が得られにくい。
【0005】
また、摩擦部材が前方に突出する突出片に固定されているだけであるので、制動レバーにより制動部材を摩擦部材側に押圧すると、突出片が強度的に弱い場合には、摩擦部材が径方向外方に逃げて所望の制動力が得られないことがある。
【0006】
本発明の課題は、レバーブレーキ型のスピニングリールにおいて、制動部材を汚染しにくくすることにある。
【0007】
本発明の別の課題は、制動時に摩擦部材が径方向外方に逃げないようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールは、リール本体と、ロータと、スプールと、レバーブレーキ機構とを備えている。ロータは、リール本体の前部に回転自在に装着されている。スプールは、ロータの内部でリール本体に前後移動自在かつ回転不能に装着されている。レバーブレーキ機構は、ロータの内周側に配置されリール本体に固定されたドラム部と、ドラム部の内周側に配置された筒状の摺接部を有しロータの糸繰り出し方向の回転に連動して回転しかつドラム部に接触するように傾動可能な制動部材と、リール本体に移動自在に装着され制動部材の摺接部をドラム部側に押圧する制動レバーとを有している。ドラム部は、リール本体に固定された筒状部と、制動レバーに対向する位置で筒状部に着脱自在に固定された摩擦部とを有している。
【0009】
このスピニングリールでは、ロータが糸繰り出し方向に回転しているときに制動レバーを移動させると、制動部材が傾動してその摺接部がドラム部側に押圧される。この結果、ドラム部と制動レバーとで制動部材が挟持されその制動力がロータに伝達される。ここで、ドラム部は筒状であるので、力が作用してもドラム部が径方向外方に逃げにくい。また、ドラム部により制動部材が覆われるので、作業者の手が制動部材に接触しにくくなる。このため、制動部材が油等により汚染されにくくなる。さらに、この場合には、筒状部で強度を維持し、かつ摩擦部で制動部材の摺接部と接触する。この摩擦部は筒状部に着脱自在に固定されているので、摩擦部が摩耗しても交換することで所望の制動性能を得ることができる。
【0010】
発明に係るスピニングリールは、発明に記載のリールにおいて、筒状部は周面に切欠き部を有し、摩擦部は切欠き部に嵌め込まれている。この場合には、切欠き部に摩擦部が嵌め込まれているので、摩擦部に制動部材を介して糸繰り出し方向の回転が作用しても、摩擦部がその方向に動くことはない。しかも嵌め込まれた摩擦部だけを簡単に交換できる。
【0011】
発明に係るスピニングリールは、発明又はに記載のリールにおいて、摩擦部は、筒状部の内面と面一に又は筒状部から内周側に突出して設けられている。この場合には、摩擦部は、筒状部の内面と面一に又は突出して設けられているので、制動部材が傾動したときに摩擦部に接触しやすくなる。
【0012】
発明に係るスピニングリールは、発明1からのいずれかに記載のリールにおいて、リール本体は合成樹脂製であり、ドラム部はリール本体と一体で形成されている。この場合には、金属に比べて比較的強度が弱い合成樹脂でリール本体を製造しても、ドラム部の強度が低下しにくく、ドラム部が径方向外方に逃げにくくなる。
【0013】
発明に係るスピニングリールは、発明に記載のリールにおいて、ドラム部の外周側に装着された金属製の補強リングをさらに備える。この場合には、ドラム部の外周側に金属製の補強リングが嵌め込まれるので、ドラム部がより変形しにくくなり、径方向外方に逃げにくくなる。
【0014】
発明に記載のスピニングリールは、発明に記載のリールにおいて、ドラム部は、補強リングを係止するための係止部材を有する。この場合には、補強リングがドラム部に装着されるとその状態で係止されるので、補強リングが脱落しにくい。
【0015】
発明に記載のスピニングリールは、発明からのいずれかに記載のリールにおいて、リール本体は、ガラス繊維強化ポリアミド樹脂製であり、摩擦部はポリアミド樹脂製である。この場合は、リール本体とリール本体と一体で形成されたドラム部とがガラス繊維強化ポリアミド樹脂製であるので、特にドラム部の強度が向上する。また、摩擦部はナイロン66等のポリアミド樹脂製であるので、制動部材と摩擦部とが接触しても制動部材の摩耗が少なくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔全体構成〕
図1に示す本発明の一実施形態によるスピニングリールは、ハンドル1を備えたリール本体2と、リール本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3と、ロータ3の前部に配置され釣り糸を巻き取るスプール4とを備えている。
【0017】
リール本体2は、たとえばガラス繊維強化ポリアミド樹脂製である。リール本体2は、ボディ2aを有しており、その上部にはスピニングリールを釣り竿に取り付けるための取付部2bが形成されている。取付部2bの上面は釣り竿に密着する取付面2cとなっている。ボディ2aの内部には、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5と、ロータ3を制動するためのレバーブレーキ機構6と、スプール4を回転軸芯Xに沿って前後方向に移動させてスプール4に釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構7とが設けられている。
【0018】
ロータ3は合成樹脂製であり、リール本体2に回転自在に支持されている。ロータ3は、円筒部3aと、円筒部3aの側方に互いに対向して設けられた第1アーム部3b及び第2アーム部3cとを有している。円筒部3aの前壁3dの中央部には貫通孔3eを有するボス部3fが形成されている。この貫通孔3eにスプール軸8及びピニオンギア12(後述)が貫通している。第1アーム部3bの先端と第2アーム部3cの先端部との間には、揺動自在にベールアーム9が設けられている。
【0019】
スプール4は合成樹脂製であり、ロータ3の第1アーム部3bと第2アーム部3cとの間に配置されている。スプール4はスプール軸8の先端に着脱自在かつ回転不能に装着されている。スプール4は、外周に釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの後部に一体成形されたスカート部4bと、糸巻き胴部4aの前端に固定されたフランジ部4cとを有している。スプール軸8は、オシレーティング機構7により前後方向に移動可能である。
【0020】
ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定されたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ハンドル軸10は、リール本体2に回転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形成されており、その前部12aはロータ3中心部を貫通してスプール4側に延びている。この前部12aにロータ3が回転不能に連結されている。
【0021】
〔レバーブレーキ機構の構成〕
レバーブレーキ機構6は、制動部20と、制動部20を制動状態に保持するための制動保持部21とを有している。
【0022】
制動部20は、図1及び図2に示すように、ボディ2aに揺動自在に支持された制動レバー30と、制動レバー30により制動される制動部本体31と、制動部本体31をロータ3の糸繰り出し方向の回転にのみ連動して回転させるワンウェイクラッチ32とを有している。
【0023】
制動レバー30は、ボディ2aと取付部2bとの境界部分においてボディ2aに支持軸33により回転自在に支持されており、かつコイルばね34により図1反時計回りに付勢されている。制動レバー30は、支持軸33から湾曲して取付面2cに沿って延びる操作レバー部30aと、支持軸33から湾曲して斜め下方に延びる制動作用部30bと、操作レバー部30aの途中から前方に延びるカバー部30cとを有している。カバー部30cは、合成樹脂製であり、その先端はベールアーム9より前方に延びている。制動レバー30の操作レバー部30aと制動作用部30bとはそれぞれ金属製である。制動作用部30bの先端には、圧接部30dが着脱自在に取り付けられている。圧接部30dは合成樹脂製であり、制動レバー30の揺動により制動部本体31をリール本体2側に押圧する。
【0024】
制動部本体31は、図2及び図3に示すように、ロータ3の内周側にロータ3と同芯に配置された制動円筒40と、制動円筒40を傾動自在かつ回転不能に支持する回転円筒41と、ボディ2aに設けられたドラム部42とを有している。
制動円筒40は薄肉の有底円筒形状の金属製円筒であり、その周部の先端の摺接部40aがドラム部42と制動レバー30の圧接部30dとの間に配置される。制動円筒40は、その中心部に鋸歯形状の内歯部40bを有している。
【0025】
回転円筒41は、大径部41aと小径部41bとを有する段付きの金属製円筒部材であり、大径部41aに内歯部40bに噛み合う外歯部41cが形成されている。この外歯部41cにワンウェイクラッチ32及び制動円筒40が回転不能に係止されている。大径部41aの内側には、ピニオンギア12との間に軸受43が配置されている。小径部41bの外側にはボディ2aとの間に軸受44が配置されている。このため、回転円筒41は、前部が軸受43によりピニオンギア12に回転自在に支持され、後部が軸受44によりボディ2aに回転自在に支持されている。また、回転円筒41はワンウェイクラッチ32によりロータ3の糸繰り出し方向の回転には一体で回転し、巻き取り時にはロータ3の回転力が作用しないようにロータ3に連結されている。
【0026】
制動円筒40とワンウェイクラッチ32との間には傾動した制動円筒40を元の姿勢に戻すための円錐コイルばね45が配置されている。また、制動円筒40と軸受44との間には制動円筒40を位置決めするためのフランジ46が嵌め込まれている。
【0027】
ドラム部42は、ボディ2aの前部において、ロータ3の円筒部3aの内周側に突出した円筒部42aと、円筒部42aに装着されたブレーキライナー42bと、円筒部42aの先端部外周に嵌め込まれた補強リング42cとを有している。
【0028】
円筒部42aは、制動円筒40を外側から覆うようにボディ2aと一体で形成されており、その材質はボディ2aと同様にガラス繊維強化ポリアミド樹脂である。円筒部42aには、図4に示すように、周方向の一部に切欠き部42dが形成されている。この切欠き部42dにブレーキライナー42bが着脱自在に嵌め込まれる。円筒部42aにはさらに、周方向に間隔を隔てて対向する2つの係止片42eが形成されている。係止片42eの先端には外周側の厚みが厚い係止爪42fが形成されており、この係止爪42fにより補強リング42cを装着状態で係止する。なお補強リング42cは金属製のリングであり、ブレーキライナー42bに径方向外方への力が作用したときにその力を受けるために設けられている。
【0029】
このようにドラム部42を設けると、円筒部42aやブレーキライナー42bで制動円筒40をカバーしているので、組立作業時等に制動円筒40に油に汚れた手が触れにくくなり、手の接触による制動円筒40への油の付着等を防止できる。
【0030】
ワンウェイクラッチ32は外輪遊転型のものであり、ロータ3の円筒部3aの内周面に回転不能に外輪が連結され、内輪が回転円筒41に回転不能に連結されている。
【0031】
制動保持部21は、図1に示すように、保持位置と解除位置とに揺動自在なレバー部51と、レバー部51の揺動により進退する押圧部52と、レバー部51を2つの位置で保持するためのトグルばね機構53とを有している。押圧部52は押圧ばね54により前進側に付勢されており、ボディ2aとの係合によりレバー51が保持位置に揺動すると前進し解除位置に揺動すると後退する。
【0032】
〔リールの操作及び動作〕
キャスティング時にはベールアーム9を糸開放姿勢側に倒し、釣り竿を振り出すことにより、スプール4の外周から釣り糸が繰り出される。釣り糸巻き上げ時には、ハンドル1を糸巻き取り方向に回転させると、ベールアーム9が図示しない戻し機構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドルの回転力は、ハンドル軸10、フェースギア11を介してピニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達された回転力は、ピニオンギアの前部12aを介してロータ3に伝達される。このときロータ3は、糸巻き取り方向に回転するので、この回転力は回転円筒41には伝達されない。ピニオンギア12が回転すると図示しない中間ギアによりその回転がオシレーティング機構7に伝達され、スプール軸8が前後方向に往復移動する。
【0033】
ロータ3を逆転させて魚とやりとりするときには、レバー51を解除位置に揺動させる。これにより、押圧部52が後退する。そして制動レバー30がコイルばね34により制動解除位置まで揺動する。この状態で制動レバー30を操作し魚とのやりとりを行う。釣り糸が魚により引かれてロータ3が糸繰り出し方向に逆転すると、前述したようにその回転力がワンウェイクラッチ32を介して回転円筒41に伝達され、さらに制動円筒40に伝達される。この結果、制動円筒40がロータ3と一体で回転する。
【0034】
そして、制動レバー30の操作レバー部30aをたとえば釣り竿を持つ手の中指で握って制動レバー30を図1の時計方向に揺動させると、制動レバー30の圧接部30dが制動円筒40の摺接部40aを径方向外方に押圧し、制動円筒40を図2に二点鎖線で示す位置に傾け、摺接部40aの外面をブレーキライナー42bに圧接する。このとき、ブレーキライナー42bに径方向外方への力が作用するが、この力は円筒部42aや補強リング42cで受けられる。この結果、逆転するロータ3に制動力が作用する。この制動力は制動レバー30に加える力を加減することで調整でき、ロータ3の逆転量を任意に調整できる。
【0035】
このとき、制動円筒40が回転円筒41に傾動自在に支持されているので、ピニオンギア12にそれをこぜようとする力が作用せず、ロータ3の回転が重くなることがない。また、外輪遊転型のワンウェイクラッチ32を用いているので、ロータ3の回転が逆転して高速回転しても、高速回転する程圧接力が強まり制動開始時の動作が安定する。
【0036】
釣り場を移動するときやリールを収納するときには、レバー51を保持位置側に揺動させる。この結果、押圧部52が前進し、制動レバー30が制動位置に揺動する。制動レバー30が制動位置になると、制動時と同様にして制動円筒40が制動される。この結果、釣り糸が仕掛けの自重等により繰り出されることはない。
【0037】
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、リール本体を合成樹脂製としたが、リール本体は金属製であってもよい。この場合、ドラム部をリール本体と別のたとえば合成樹脂製の部材にしてもよい。
【0038】
(b) 前記実施形態では、ブレーキライナーをドラム部に嵌め込んで固定したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ブレーキライナーを設けずにドラム部でブレーキライナーの作用を実現するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明に係るスピニングリールでは、ドラム部が筒状であるので、力が作用しても径方向外方にドラム部が逃げにくい。また、ドラム部により制動部材が覆われるので、作業者の手が制動部材に接触しにくくなる。このため、制動部材が油等により汚染されにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるスピニングリールの側面断面図。
【図2】 その制動部の要部断面図。
【図3】 制動部の展開斜視図。
【図4】 その要部斜視図。
【符号の説明】
2 リール本体
3 ロータ
4 スプール
6 レバーブレーキ機構
20 制動部
30 制動レバー
31 制動部本体
32 ワンウェイクラッチ
40 制動円筒
40a 摺接部
41 回転円筒
42 ドラム部
42a 円筒部
42b ブレーキライナー
42c 補強リング
42d 切欠き部
42e 係止片
42f 係止爪

Claims (7)

  1. リール本体と、
    前記リール本体の前部に回転自在に装着されたロータと、
    前記ロータの前部で前記リール本体に前後移動自在かつ回転不能に装着されたスプールと、
    前記ロータの内周側に配置され前記リール本体に固定されたドラム部と、前記ドラム部の内周側に配置された筒状の摺接部を有し前記ロータの糸繰り出し方向の回転に連動して回転しかつ前記ドラム部に接触するように傾動可能な制動部材と、前記リール本体に移動自在に装着され前記制動部材の摺接部を前記ドラム部側に押圧する制動レバーとを有するレバーブレーキ機構とを備え、
    前記ドラム部は、前記リール本体に固定された筒状部と、前記制動レバーに対向する位置で前記筒状部に固定された摩擦部とを有する、スピニングリール
  2. 前記筒状部は周面に切欠き部を有し、前記摩擦部は前記切欠き部に嵌め込まれている、請求項に記載のスピニングリール。
  3. 前記摩擦部は、前記筒状部の内面と面一に又は筒状部から内周側に突出して設けられている、請求項又はに記載のスピニングリール。
  4. 前記リール本体は合成樹脂製であり、前記ドラム部は前記リール本体と一体で形成されている、請求項1からのいずれかに記載のスピニングリール。
  5. 前記ドラム部の外周側に装着された金属製の補強リングをさらに備えた、請求項に記載のスピニングリール。
  6. 前記ドラム部は、前記補強リングを係止するための係止部材を有する、請求項に記載のスピニングリール。
  7. 前記リール本体は、ガラス繊維強化ポリアミド樹脂製であり、前記摩擦部はポリアミド樹脂製である、請求項からのいずれかに記載のスピニングリール。
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