JPH1189489A - スピニングリール - Google Patents
スピニングリールInfo
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- JPH1189489A JPH1189489A JP25558297A JP25558297A JPH1189489A JP H1189489 A JPH1189489 A JP H1189489A JP 25558297 A JP25558297 A JP 25558297A JP 25558297 A JP25558297 A JP 25558297A JP H1189489 A JPH1189489 A JP H1189489A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- braking
- lever
- reel
- reel body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制動レバーを有するスピニングリールにおい
て、制動レバーを人差し指で細かく操作できしかもレバ
ー操作時に手が疲れにくいようにする。 【解決手段】 スピニングリールはレバーブレーキ型の
リールであって、スプール4とロータ3とリール本体2
と制動部本体31と制動レバー30とを備えている。リ
ール本体は、ロータ及びスプールを前端部で支持するリ
ールボディ2aと、リールボディからロータの径方向に
延びる取付脚部2bと、取付脚部の先端で前後に延びる
竿装着部2cとを有している。制動レバーは、リール本
体に移動自在に支持される支持部30aと、取付脚部と
10mm〜25mmの間隔をあけて支持部から竿装着部
側に延びる中間部30bと、中間部から湾曲して竿装着
部に沿って前方に延びる操作部30cと、支持部から制
動部に接触可能に延びる動作部30dとを有している。
て、制動レバーを人差し指で細かく操作できしかもレバ
ー操作時に手が疲れにくいようにする。 【解決手段】 スピニングリールはレバーブレーキ型の
リールであって、スプール4とロータ3とリール本体2
と制動部本体31と制動レバー30とを備えている。リ
ール本体は、ロータ及びスプールを前端部で支持するリ
ールボディ2aと、リールボディからロータの径方向に
延びる取付脚部2bと、取付脚部の先端で前後に延びる
竿装着部2cとを有している。制動レバーは、リール本
体に移動自在に支持される支持部30aと、取付脚部と
10mm〜25mmの間隔をあけて支持部から竿装着部
側に延びる中間部30bと、中間部から湾曲して竿装着
部に沿って前方に延びる操作部30cと、支持部から制
動部に接触可能に延びる動作部30dとを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り用リール、特
に、釣り竿の軸方向に沿った軸回りに釣り糸を巻き取る
スピニングリールに関する。
に、釣り竿の軸方向に沿った軸回りに釣り糸を巻き取る
スピニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスピニングリールは、リール本体
と、リール本体に回転自在に支持されたロータと、ロー
タの前方に設けられ外周に釣り糸が巻き付けられる糸巻
胴部を有するスプールとを有している。リール本体は、
ロータ及びスプールを前端部で支持するリールボディ
と、リールボディからロータの径方向外方に延びる取付
脚部と、取付脚部の先端から前後に延びる竿装着部とを
有している。ロータは、回転軸を挟むように対向して配
置された第1アーム及び第2アームを有しており、両ア
ームの先端には、ベールアームが開閉自在に設けられて
いる。ベールアームは、第1及び第2ロータアームの先
端に揺動自在に装着されたベール支持部材と、一方のベ
ール支持部材の先端に設けられたラインローラと、両ベ
ール支持部材の先端を連結するベールとを有している。
釣り糸を巻き取る際には、ベール及びラインローラによ
り釣り糸がスプールの糸巻胴部に案内される。
と、リール本体に回転自在に支持されたロータと、ロー
タの前方に設けられ外周に釣り糸が巻き付けられる糸巻
胴部を有するスプールとを有している。リール本体は、
ロータ及びスプールを前端部で支持するリールボディ
と、リールボディからロータの径方向外方に延びる取付
脚部と、取付脚部の先端から前後に延びる竿装着部とを
有している。ロータは、回転軸を挟むように対向して配
置された第1アーム及び第2アームを有しており、両ア
ームの先端には、ベールアームが開閉自在に設けられて
いる。ベールアームは、第1及び第2ロータアームの先
端に揺動自在に装着されたベール支持部材と、一方のベ
ール支持部材の先端に設けられたラインローラと、両ベ
ール支持部材の先端を連結するベールとを有している。
釣り糸を巻き取る際には、ベール及びラインローラによ
り釣り糸がスプールの糸巻胴部に案内される。
【0003】このようなスピニングリールリールにおい
て、魚とのやりとりを行う逆転時(糸繰り出し方向の回
転時)にロータの回転を制動する制動機構を有するもの
がある。この制動機構は、通常、リール本体の取付脚に
揺動自在に設けられた制動レバーにより操作される。制
動レバーは、取付脚部から斜め上前方に延びており、そ
の先端の操作部は、竿装着部の前方に配置されている。
このような制動レバーは、リールより前方で釣り竿を握
ってその手の人差し指で操作されるので、釣り竿を強く
握りつつ制動レバーを力をいれて操作することが行いづ
らい。すなわち、制動レバーを人差し指に力をいれて操
作すると、他の指で竿を力をいれて握ると同時に竿から
離れたところで人差し指の指先に力をいれなければなら
ないため、指と手の甲の筋肉に負担をかけ手が疲れやす
い。
て、魚とのやりとりを行う逆転時(糸繰り出し方向の回
転時)にロータの回転を制動する制動機構を有するもの
がある。この制動機構は、通常、リール本体の取付脚に
揺動自在に設けられた制動レバーにより操作される。制
動レバーは、取付脚部から斜め上前方に延びており、そ
の先端の操作部は、竿装着部の前方に配置されている。
このような制動レバーは、リールより前方で釣り竿を握
ってその手の人差し指で操作されるので、釣り竿を強く
握りつつ制動レバーを力をいれて操作することが行いづ
らい。すなわち、制動レバーを人差し指に力をいれて操
作すると、他の指で竿を力をいれて握ると同時に竿から
離れたところで人差し指の指先に力をいれなければなら
ないため、指と手の甲の筋肉に負担をかけ手が疲れやす
い。
【0004】そこで、最近、制動レバーの先端の操作部
を竿装着部の前側部に沿って近接して配置したものが実
開平4−117577号公報に開示されている。このよ
うに制動レバーの操作部を竿装着部の近傍に配置する
と、釣り竿の握持力を利用し、人指し指や中指を使用し
て制動レバーを強く握ることができる。したがって、釣
り竿を強く握りつつ制動レバーを力を入れて操作でき、
制動レバーを力を入れて操作しても手が疲れにくい。
を竿装着部の前側部に沿って近接して配置したものが実
開平4−117577号公報に開示されている。このよ
うに制動レバーの操作部を竿装着部の近傍に配置する
と、釣り竿の握持力を利用し、人指し指や中指を使用し
て制動レバーを強く握ることができる。したがって、釣
り竿を強く握りつつ制動レバーを力を入れて操作でき、
制動レバーを力を入れて操作しても手が疲れにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、スピニングリ
ールを使用してキャステングを行う際には、中指と薬指
との間に取付脚部を挟んで釣り竿を握り、人差し指の先
端でベールアームのラインローラの近傍を通る釣り糸を
引っ掛けた後ベールアームを開放する。そして、釣り糸
に人差し指で抵抗を与えるようにして釣り竿を振り投
げ、リールが真上を向いた状態で釣り糸を人指し指から
離し釣り糸を放出する。
ールを使用してキャステングを行う際には、中指と薬指
との間に取付脚部を挟んで釣り竿を握り、人差し指の先
端でベールアームのラインローラの近傍を通る釣り糸を
引っ掛けた後ベールアームを開放する。そして、釣り糸
に人差し指で抵抗を与えるようにして釣り竿を振り投
げ、リールが真上を向いた状態で釣り糸を人指し指から
離し釣り糸を放出する。
【0006】前記従来の制動レバーの操作部が竿装着部
の近傍に配置されたスピニングリールでは、中指で制動
レバーを操作するようにすれば、キャスティングの際に
人差し指で釣り糸に抵抗を与えることができる。しか
し、人差し指と中指との間で取付脚部を挟んで釣り竿を
握り、人差し指で制動レバーを操作すると、中指で制動
レバーを操作する場合に比べて手全体がリール後方に配
置されることになる。このため、人差し指の先端とライ
ンローラとの距離が遠くなり、キャスティングを行う際
に人差し指で釣り糸を引っ掛けにくくなる。したがっ
て、前記従来のスピニングリールでは、中指で制動レバ
ーを操作した方が釣り糸を引っ掛けやすい。しかし、中
指で制動レバーを操作すると人指し指で操作する場合に
比べて、人によっては細かな操作を行いづらい。
の近傍に配置されたスピニングリールでは、中指で制動
レバーを操作するようにすれば、キャスティングの際に
人差し指で釣り糸に抵抗を与えることができる。しか
し、人差し指と中指との間で取付脚部を挟んで釣り竿を
握り、人差し指で制動レバーを操作すると、中指で制動
レバーを操作する場合に比べて手全体がリール後方に配
置されることになる。このため、人差し指の先端とライ
ンローラとの距離が遠くなり、キャスティングを行う際
に人差し指で釣り糸を引っ掛けにくくなる。したがっ
て、前記従来のスピニングリールでは、中指で制動レバ
ーを操作した方が釣り糸を引っ掛けやすい。しかし、中
指で制動レバーを操作すると人指し指で操作する場合に
比べて、人によっては細かな操作を行いづらい。
【0007】本発明の課題は、制動レバーを有するスピ
ニングリールにおいて、制動レバーを人差し指で細かく
操作できしかもレバー操作時に手が疲れにくいようにす
ることにある。
ニングリールにおいて、制動レバーを人差し指で細かく
操作できしかもレバー操作時に手が疲れにくいようにす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールは、釣り竿の軸方向に沿った軸回りに釣り糸を巻
き取るリールであって、スプールと、ロータと、リール
本体と、制動部と、制動レバーとを備えている。スプー
ルは、釣り糸が外周に巻き付けられるものである。ロー
タは、スプールに釣り糸を巻き付けるためのものであ
る。リール本体は、ロータ及びスプールを前端部で支持
するリールボディと、リールボディからロータの径方向
に延びる取付脚部と、取付脚部の先端で前後に延びる竿
装着部とを有している。制動部は、ロータの内部に装着
されロータに接触して制動する。制動レバーは、リール
本体に移動自在に支持される支持部と、支持部から制動
部に圧接可能に延びる動作部と、動作部が制動部に圧接
した状態において取付脚部と10mm〜30mmの間隔
をあけて支持部から竿装着部側に延びる中間部と、中間
部から湾曲して竿装着部に沿って前方に延びる操作部と
を有している。
リールは、釣り竿の軸方向に沿った軸回りに釣り糸を巻
き取るリールであって、スプールと、ロータと、リール
本体と、制動部と、制動レバーとを備えている。スプー
ルは、釣り糸が外周に巻き付けられるものである。ロー
タは、スプールに釣り糸を巻き付けるためのものであ
る。リール本体は、ロータ及びスプールを前端部で支持
するリールボディと、リールボディからロータの径方向
に延びる取付脚部と、取付脚部の先端で前後に延びる竿
装着部とを有している。制動部は、ロータの内部に装着
されロータに接触して制動する。制動レバーは、リール
本体に移動自在に支持される支持部と、支持部から制動
部に圧接可能に延びる動作部と、動作部が制動部に圧接
した状態において取付脚部と10mm〜30mmの間隔
をあけて支持部から竿装着部側に延びる中間部と、中間
部から湾曲して竿装着部に沿って前方に延びる操作部と
を有している。
【0009】このスピニングリールでは、キャスティン
グの際には、中指と薬指との間で取付脚部を挟んで釣り
竿を握り、人差し指の先端でロータの近傍を通る釣り糸
を引っ掛けたのちロータのベールアームを開く。そし
て、釣り糸に人指し指で抵抗を与えるようにして釣り竿
を振り投げ、リールが真上を向いた状態で釣り糸を人指
し指から離し釣り糸を放出する。
グの際には、中指と薬指との間で取付脚部を挟んで釣り
竿を握り、人差し指の先端でロータの近傍を通る釣り糸
を引っ掛けたのちロータのベールアームを開く。そし
て、釣り糸に人指し指で抵抗を与えるようにして釣り竿
を振り投げ、リールが真上を向いた状態で釣り糸を人指
し指から離し釣り糸を放出する。
【0010】一方、糸繰り出し中に制動レバーを操作す
る際には、人差し指で操作部を操作する。このとき、制
動レバーの中間部とリール本体の取付脚部との間の隙間
が制動状態において10〜30mmあるので、制動中で
あっても隙間に中指をいれることができ、中指と薬指と
で取付脚部を挟んで釣り竿とともにリールを握りその握
持動作で人差し指で制動レバーの操作部を操作できる。
制動レバーの操作部を操作すると、支持部が移動し動作
部が制動部に圧接してロータが制動される。ここでは、
制動レバーの中間部とリール本体の取付脚部との間に制
動中であっても中指が入る程度の隙間があるので、取付
脚部を中指と薬指とで挟んで釣り竿を握っても人差し指
で制動レバーの操作部を操作できる。このため、制動レ
バーを細かく操作でき、しかも握持動作で制動レバーを
操作することで手が疲れにくくなる。
る際には、人差し指で操作部を操作する。このとき、制
動レバーの中間部とリール本体の取付脚部との間の隙間
が制動状態において10〜30mmあるので、制動中で
あっても隙間に中指をいれることができ、中指と薬指と
で取付脚部を挟んで釣り竿とともにリールを握りその握
持動作で人差し指で制動レバーの操作部を操作できる。
制動レバーの操作部を操作すると、支持部が移動し動作
部が制動部に圧接してロータが制動される。ここでは、
制動レバーの中間部とリール本体の取付脚部との間に制
動中であっても中指が入る程度の隙間があるので、取付
脚部を中指と薬指とで挟んで釣り竿を握っても人差し指
で制動レバーの操作部を操作できる。このため、制動レ
バーを細かく操作でき、しかも握持動作で制動レバーを
操作することで手が疲れにくくなる。
【0011】発明2に係るスピニングリールは、発明1
に記載のリールにおいて、支持部はリール本体に揺動自
在に支持されている。この場合には、操作部を操作する
と支持部が揺動し動作部が制動部に接触してロータが制
動される。ここでは、制動レバーをリール本体に揺動支
持すればよいので、制動レバーの支持構造が簡素にな
る。
に記載のリールにおいて、支持部はリール本体に揺動自
在に支持されている。この場合には、操作部を操作する
と支持部が揺動し動作部が制動部に接触してロータが制
動される。ここでは、制動レバーをリール本体に揺動支
持すればよいので、制動レバーの支持構造が簡素にな
る。
【0012】発明3に係るスピニングリールは、発明1
又は2に記載のリールにおいて、制動レバーは、中間部
からロータに沿って前方に延びる保護部をさらに有す
る。この場合には、人差し指で制動レバーの操作部を操
作しても回転するロータから人差し指が保護される。
又は2に記載のリールにおいて、制動レバーは、中間部
からロータに沿って前方に延びる保護部をさらに有す
る。この場合には、人差し指で制動レバーの操作部を操
作しても回転するロータから人差し指が保護される。
【0013】
〔全体構成〕図1に示す本発明の一実施形態によるスピ
ニングリールは、ハンドル1を備えたリール本体2と、
リール本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3
と、ロータ3の前部に配置され釣り糸を巻き取るスプー
ル4とを備えている。
ニングリールは、ハンドル1を備えたリール本体2と、
リール本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3
と、ロータ3の前部に配置され釣り糸を巻き取るスプー
ル4とを備えている。
【0014】リール本体2は、たとえばガラス繊維強化
ポリアミド樹脂製である。リール本体2は、ボディ2a
を有しており、その上部にはスピニングリールを釣り竿
に取り付けるための取付脚部2bが形成されている。取
付脚部2bの上面は釣り竿に密着する竿装着部2cとな
っている。ボディ2aの内部には、ロータ3を回転させ
るためのロータ駆動機構5と、ロータ3を制動するため
のレバーブレーキ機構6と、スプール4を回転軸芯Xに
沿って前後方向に移動させてスプール4に釣り糸を均一
に巻き取るためのオシレーティング機構7とが設けられ
ている。
ポリアミド樹脂製である。リール本体2は、ボディ2a
を有しており、その上部にはスピニングリールを釣り竿
に取り付けるための取付脚部2bが形成されている。取
付脚部2bの上面は釣り竿に密着する竿装着部2cとな
っている。ボディ2aの内部には、ロータ3を回転させ
るためのロータ駆動機構5と、ロータ3を制動するため
のレバーブレーキ機構6と、スプール4を回転軸芯Xに
沿って前後方向に移動させてスプール4に釣り糸を均一
に巻き取るためのオシレーティング機構7とが設けられ
ている。
【0015】ロータ3は合成樹脂製であり、リール本体
2に回転自在に支持されている。ロータ3は、円筒部3
aと、円筒部3aの側方に互いに対向して設けられた第
1アーム部3b及び第2アーム部3cとを有している。
円筒部3aの前壁3dの中央部には貫通孔3eを有する
ボス部3fが形成されている。この貫通孔3eにスプー
ル軸8及びピニオンギア12(後述)が貫通している。
第1アーム部3bの先端と第2アーム部3cの先端部と
の間には、揺動自在にベールアーム9が設けられてい
る。
2に回転自在に支持されている。ロータ3は、円筒部3
aと、円筒部3aの側方に互いに対向して設けられた第
1アーム部3b及び第2アーム部3cとを有している。
円筒部3aの前壁3dの中央部には貫通孔3eを有する
ボス部3fが形成されている。この貫通孔3eにスプー
ル軸8及びピニオンギア12(後述)が貫通している。
第1アーム部3bの先端と第2アーム部3cの先端部と
の間には、揺動自在にベールアーム9が設けられてい
る。
【0016】スプール4は合成樹脂製であり、ロータ3
の第1アーム部3bと第2アーム部3cとの間に配置さ
れている。スプール4はスプール軸8の先端に着脱自在
かつ回転不能に装着されている。スプール4は、外周に
釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの
後部に一体成形させれたスカート部4bと、糸巻き胴部
4aの前端に固定されたフランジ部4cとを有してい
る。スプール軸8は、オシレーティング機構7により前
後方向に移動可能である。
の第1アーム部3bと第2アーム部3cとの間に配置さ
れている。スプール4はスプール軸8の先端に着脱自在
かつ回転不能に装着されている。スプール4は、外周に
釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの
後部に一体成形させれたスカート部4bと、糸巻き胴部
4aの前端に固定されたフランジ部4cとを有してい
る。スプール軸8は、オシレーティング機構7により前
後方向に移動可能である。
【0017】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ハンドル軸10は、リール本体2に回
転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形
成されており、その前部12aはロータ3中心部を貫通
してスプール4側に延びている。この前部12aにロー
タ3が回転不能に連結されている。
れたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ハンドル軸10は、リール本体2に回
転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形
成されており、その前部12aはロータ3中心部を貫通
してスプール4側に延びている。この前部12aにロー
タ3が回転不能に連結されている。
【0018】〔レバーブレーキ機構の構成〕レバーブレ
ーキ機構6は、制動部20と、制動部20を制動状態に
保持するための制動保持部21とを有している。制動部
20は、図1及び図2に示すように、ボディ2aに揺動
自在に支持された制動レバー30と、制動レバー30に
より制動される制動部本体31と、制動部本体31をロ
ータ3の糸繰り出し方向の回転にのみ連動して回転させ
るワンウェイクラッチ32とを有している。
ーキ機構6は、制動部20と、制動部20を制動状態に
保持するための制動保持部21とを有している。制動部
20は、図1及び図2に示すように、ボディ2aに揺動
自在に支持された制動レバー30と、制動レバー30に
より制動される制動部本体31と、制動部本体31をロ
ータ3の糸繰り出し方向の回転にのみ連動して回転させ
るワンウェイクラッチ32とを有している。
【0019】制動レバー30は、ボディ2aと取付脚部
2bとの境界部分においてボディ2aに支持軸33によ
り揺動自在に支持されており、かつコイルばね34によ
り図1反時計回りに付勢されている。制動レバー30
は、支持軸33によりボディ2aに揺動自在に支持され
た支持部30aと、中間部30bと、操作部30cと、
動作部30dと、カバー部30eとを有している。中間
部30bは、取付脚部2bと隙間Dをあけて支持部30
aから竿装着部2c側に延びている。この中間部30b
と取付脚部2bとの隙間Dは、制動部本体31がロータ
3を制動した状態、つまり図1において動作部30dの
先端の圧接部31fが制動部本体31に圧接した状態に
おいて隙間Dに中指が入る程度がよく、具体的には制動
中の隙間Dは10〜30mmの範囲が好ましい。この隙
間Dが10mm未満であると制動時に隙間Dに中指が入
りにくく、30mmを超えると制動レバー30が取付脚
部2bから離れすぎ、リールとともに釣り竿を握った手
の人指し指で制動レバー30を操作しにくい。また、隙
間Dが30mmまであれば、たとえ厚手の手袋をした手
でリールとともに釣り竿を握っても中指を隙間Dに入れ
ることができる。
2bとの境界部分においてボディ2aに支持軸33によ
り揺動自在に支持されており、かつコイルばね34によ
り図1反時計回りに付勢されている。制動レバー30
は、支持軸33によりボディ2aに揺動自在に支持され
た支持部30aと、中間部30bと、操作部30cと、
動作部30dと、カバー部30eとを有している。中間
部30bは、取付脚部2bと隙間Dをあけて支持部30
aから竿装着部2c側に延びている。この中間部30b
と取付脚部2bとの隙間Dは、制動部本体31がロータ
3を制動した状態、つまり図1において動作部30dの
先端の圧接部31fが制動部本体31に圧接した状態に
おいて隙間Dに中指が入る程度がよく、具体的には制動
中の隙間Dは10〜30mmの範囲が好ましい。この隙
間Dが10mm未満であると制動時に隙間Dに中指が入
りにくく、30mmを超えると制動レバー30が取付脚
部2bから離れすぎ、リールとともに釣り竿を握った手
の人指し指で制動レバー30を操作しにくい。また、隙
間Dが30mmまであれば、たとえ厚手の手袋をした手
でリールとともに釣り竿を握っても中指を隙間Dに入れ
ることができる。
【0020】操作部30cは、中間部30bから湾曲し
て竿装着部2cに沿って前方に延びている。動作部30
dは、支持部30aから制動部本体31に接触可能に延
びている。カバー部30eは、支持部30aの先端から
前方に延びている。カバー部30eは合成樹脂製であ
り、その先端はベールアーム9より前方に延びている。
制動レバー30の他の部分は金属製である。動作部30
dの先端には、圧接部30fが着脱自在に取り付けられ
ている。圧接部30fは合成樹脂製であり、制動レバー
30の揺動により制動部本体31をリール本体2側に押
圧する。
て竿装着部2cに沿って前方に延びている。動作部30
dは、支持部30aから制動部本体31に接触可能に延
びている。カバー部30eは、支持部30aの先端から
前方に延びている。カバー部30eは合成樹脂製であ
り、その先端はベールアーム9より前方に延びている。
制動レバー30の他の部分は金属製である。動作部30
dの先端には、圧接部30fが着脱自在に取り付けられ
ている。圧接部30fは合成樹脂製であり、制動レバー
30の揺動により制動部本体31をリール本体2側に押
圧する。
【0021】制動部本体31は、図2及び図3に示すよ
うに、ロータ3の内周側にロータ3と同芯に配置された
制動円筒40と、制動円筒40を傾動自在かつ回転不能
に支持する回転円筒41と、ボディ2aに設けられたド
ラム部42とを有している。制動円筒40は薄肉の有底
円筒形状の金属製円筒であり、その周部の先端の摺接部
40aがドラム部42と制動レバー30の圧接部30f
との間に配置される。制動円筒40は、その中心部に鋸
歯形状の内歯部40bを有している。
うに、ロータ3の内周側にロータ3と同芯に配置された
制動円筒40と、制動円筒40を傾動自在かつ回転不能
に支持する回転円筒41と、ボディ2aに設けられたド
ラム部42とを有している。制動円筒40は薄肉の有底
円筒形状の金属製円筒であり、その周部の先端の摺接部
40aがドラム部42と制動レバー30の圧接部30f
との間に配置される。制動円筒40は、その中心部に鋸
歯形状の内歯部40bを有している。
【0022】回転円筒41は、大径部41aと小径部4
1bとを有する段付きの金属製円筒部材であり、大径部
41aに内歯部40bに噛み合う外歯部41cが形成さ
れている。この外歯部41cにワンウェイクラッチ32
及び制動円筒40が回転不能に係止されている。大径部
41aの内側には、ピニオンギア12との間に軸受43
が配置されている。小径部の外側にはボディ2aとの間
に軸受44が配置されている。このため、回転円筒41
は、前部が軸受43によりピニオンギア12に回転自在
に支持され、後部が軸受44によりボディ2aに回転自
在に支持されている。また、回転円筒41は、ワンウェ
イクラッチ32によりロータ3の糸繰り出し方向の回転
には一体で回転し、巻き取り時にはロータ3の回転力が
作用しないようにロータ3に連結されている。
1bとを有する段付きの金属製円筒部材であり、大径部
41aに内歯部40bに噛み合う外歯部41cが形成さ
れている。この外歯部41cにワンウェイクラッチ32
及び制動円筒40が回転不能に係止されている。大径部
41aの内側には、ピニオンギア12との間に軸受43
が配置されている。小径部の外側にはボディ2aとの間
に軸受44が配置されている。このため、回転円筒41
は、前部が軸受43によりピニオンギア12に回転自在
に支持され、後部が軸受44によりボディ2aに回転自
在に支持されている。また、回転円筒41は、ワンウェ
イクラッチ32によりロータ3の糸繰り出し方向の回転
には一体で回転し、巻き取り時にはロータ3の回転力が
作用しないようにロータ3に連結されている。
【0023】制動円筒40とワンウェイクラッチ32と
の間には傾動した制動円筒40を元の姿勢に戻すための
円錐コイルばね45が配置されている。また、制動円筒
40と軸受44との間には制動円筒40を位置決めする
ためのフランジ46が嵌め込まれている。ドラム部42
は、ボディ2aの前部において、ロータ3の円筒部3a
の内周側に突出した円筒部42aと、円筒部42aに装
着されたブレーキライナー42bと、円筒部42aの先
端部外周に嵌め込まれた補強リング42cとを有してい
る。
の間には傾動した制動円筒40を元の姿勢に戻すための
円錐コイルばね45が配置されている。また、制動円筒
40と軸受44との間には制動円筒40を位置決めする
ためのフランジ46が嵌め込まれている。ドラム部42
は、ボディ2aの前部において、ロータ3の円筒部3a
の内周側に突出した円筒部42aと、円筒部42aに装
着されたブレーキライナー42bと、円筒部42aの先
端部外周に嵌め込まれた補強リング42cとを有してい
る。
【0024】円筒部42aは、制動円筒40を外側から
覆うようにボディ2aと一体で形成されており、その材
質はボディ2aと同様にガラス繊維強化ポリアミド樹脂
である。円筒部42aには、図4に示すように、周方向
の一部に切欠き部42dが形成されている。この切欠き
部42dにブレーキライナー42bが着脱自在に嵌め込
まれる。円筒部42aにはさらに、周方向に間隔を隔て
て対向する2つの係止片42eが形成されている。係止
片42eの先端には外周側の厚みが厚い係止爪42fが
形成されており、この係止爪42fにより補強リング4
2cを装着状態で係止する。なお補強リング42cは金
属製のリングであり、ブレーキライナー42bに径方向
外方への力が作用したときにその力を受けるために設け
られている。
覆うようにボディ2aと一体で形成されており、その材
質はボディ2aと同様にガラス繊維強化ポリアミド樹脂
である。円筒部42aには、図4に示すように、周方向
の一部に切欠き部42dが形成されている。この切欠き
部42dにブレーキライナー42bが着脱自在に嵌め込
まれる。円筒部42aにはさらに、周方向に間隔を隔て
て対向する2つの係止片42eが形成されている。係止
片42eの先端には外周側の厚みが厚い係止爪42fが
形成されており、この係止爪42fにより補強リング4
2cを装着状態で係止する。なお補強リング42cは金
属製のリングであり、ブレーキライナー42bに径方向
外方への力が作用したときにその力を受けるために設け
られている。
【0025】このようにドラム部42を設けると、円筒
部42aやブレーキライナー42bで制動円筒40をカ
バーしているので、組立作業時等に制動円筒40に油に
汚れた手が触れにくくなり、手の接触による制動円筒4
0への油の付着等を防止できる。ワンウェイクラッチ3
2は外輪遊転型のものであり、ロータ3の円筒部3aの
内周面に回転不能に外輪が連結され、内輪が回転円筒4
1に回転不能に連結されている。
部42aやブレーキライナー42bで制動円筒40をカ
バーしているので、組立作業時等に制動円筒40に油に
汚れた手が触れにくくなり、手の接触による制動円筒4
0への油の付着等を防止できる。ワンウェイクラッチ3
2は外輪遊転型のものであり、ロータ3の円筒部3aの
内周面に回転不能に外輪が連結され、内輪が回転円筒4
1に回転不能に連結されている。
【0026】制動保持部21は、図1に示すように、保
持位置と解除位置とに揺動自在なレバー部51と、レバ
ー部51の揺動により進退する押圧部52と、レバー部
51を2つの位置で保持するためのトグルばね機構53
とを有している。押圧部52は押圧ばね54により前進
側に付勢されており、ボディ2aとの係合によりレバー
51が保持位置に揺動すると前進し解除位置に揺動する
と後退する。
持位置と解除位置とに揺動自在なレバー部51と、レバ
ー部51の揺動により進退する押圧部52と、レバー部
51を2つの位置で保持するためのトグルばね機構53
とを有している。押圧部52は押圧ばね54により前進
側に付勢されており、ボディ2aとの係合によりレバー
51が保持位置に揺動すると前進し解除位置に揺動する
と後退する。
【0027】〔リールの操作及び動作〕キャスティング
時には、ベールアーム9を糸開放姿勢側に倒し釣り竿を
振り出すことにより、スプール4の外周から釣り糸が繰
り出される。釣り糸巻き上げ時には、ハンドル1を糸巻
き取り方向に回転させると、ベールアーム9が図示しな
い戻し機構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドルの回
転力は、ハンドル軸10、フェースギア11を介してピ
ニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達
された回転力は、ピニオンギアの前部12aを介してロ
ータ3に伝達される。このときロータ3は、糸巻き取り
方向に回転するので、この回転力は回転円筒41には伝
達されない。ピニオンギア12が回転すると図示しない
中間ギアによりその回転がオシレーティング機構7に伝
達され、スプール軸8が前後方向に往復移動する。
時には、ベールアーム9を糸開放姿勢側に倒し釣り竿を
振り出すことにより、スプール4の外周から釣り糸が繰
り出される。釣り糸巻き上げ時には、ハンドル1を糸巻
き取り方向に回転させると、ベールアーム9が図示しな
い戻し機構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドルの回
転力は、ハンドル軸10、フェースギア11を介してピ
ニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達
された回転力は、ピニオンギアの前部12aを介してロ
ータ3に伝達される。このときロータ3は、糸巻き取り
方向に回転するので、この回転力は回転円筒41には伝
達されない。ピニオンギア12が回転すると図示しない
中間ギアによりその回転がオシレーティング機構7に伝
達され、スプール軸8が前後方向に往復移動する。
【0028】ロータ3を逆転させて魚とやりとりすると
きには、レバー51を解除位置に揺動させる。これによ
り、押圧部52が後退する。そして制動レバー30がコ
イルばね34により制動解除位置まで揺動する。この状
態で制動レバー30を操作し魚とのやりとりを行う。釣
り糸が魚により引かれてロータ3が糸繰り出し方向に逆
転すると、前述したようにその回転力がワンウェイクラ
ッチ32を介して回転円筒41に伝達され、さらに制動
円筒40に伝達される。この結果、制動円筒40がロー
タ3と一体で回転する。
きには、レバー51を解除位置に揺動させる。これによ
り、押圧部52が後退する。そして制動レバー30がコ
イルばね34により制動解除位置まで揺動する。この状
態で制動レバー30を操作し魚とのやりとりを行う。釣
り糸が魚により引かれてロータ3が糸繰り出し方向に逆
転すると、前述したようにその回転力がワンウェイクラ
ッチ32を介して回転円筒41に伝達され、さらに制動
円筒40に伝達される。この結果、制動円筒40がロー
タ3と一体で回転する。
【0029】そして、釣り竿を持つ手の中指と薬指との
間で取付脚部2bを挟んでを制動レバー30の操作部3
0cを釣り竿を握る握持動作によって人差し指で握って
制動レバー30を図1の時計方向に揺動させると、制動
レバー30の圧接部30fが制動円筒40の摺接部40
aを径方向外方に押圧し、制動円筒40を図2に二点鎖
線で示す位置に傾け、摺接部40aの外面がブレーキラ
イナー42bに圧接する。このとき、ブレーキライナー
42bに径方向外方への力が作用するが、この力は円筒
部42aや補強リング42cで受けられる。この結果、
逆転するロータ3に制動力が作用する。この制動力は、
制動レバー30に加える力を加減することで調整でき、
ロータ3の逆転量を任意に調整できる。この調整時に、
人差し指で操作部30cを細かく操作できるので、制動
力を微妙に調整することができる。
間で取付脚部2bを挟んでを制動レバー30の操作部3
0cを釣り竿を握る握持動作によって人差し指で握って
制動レバー30を図1の時計方向に揺動させると、制動
レバー30の圧接部30fが制動円筒40の摺接部40
aを径方向外方に押圧し、制動円筒40を図2に二点鎖
線で示す位置に傾け、摺接部40aの外面がブレーキラ
イナー42bに圧接する。このとき、ブレーキライナー
42bに径方向外方への力が作用するが、この力は円筒
部42aや補強リング42cで受けられる。この結果、
逆転するロータ3に制動力が作用する。この制動力は、
制動レバー30に加える力を加減することで調整でき、
ロータ3の逆転量を任意に調整できる。この調整時に、
人差し指で操作部30cを細かく操作できるので、制動
力を微妙に調整することができる。
【0030】このとき、制動円筒40が回転円筒41に
傾動自在に支持されているので、ピニオンギア12にそ
れをこぜようとする力が作用せず、ロータ3の回転が重
くなることがない。また、外輪遊転型のワンウェイクラ
ッチ32を用いているので、ロータ3の回転が逆転して
高速回転しても、高速回転する程圧接力が強まり制動開
始時の動作が安定する。
傾動自在に支持されているので、ピニオンギア12にそ
れをこぜようとする力が作用せず、ロータ3の回転が重
くなることがない。また、外輪遊転型のワンウェイクラ
ッチ32を用いているので、ロータ3の回転が逆転して
高速回転しても、高速回転する程圧接力が強まり制動開
始時の動作が安定する。
【0031】釣り場を移動するときやリールを収納する
ときには、レバー51を保持位置側に揺動させる。この
結果、押圧部52が前進し、制動レバー30が制動位置
に揺動する。制動レバー30が制動位置になると、制動
時と同様にして制動円筒40が制動される。この結果、
釣り糸が仕掛けの自重等により繰り出されることはな
い。
ときには、レバー51を保持位置側に揺動させる。この
結果、押圧部52が前進し、制動レバー30が制動位置
に揺動する。制動レバー30が制動位置になると、制動
時と同様にして制動円筒40が制動される。この結果、
釣り糸が仕掛けの自重等により繰り出されることはな
い。
【0032】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、カバー部30eを設けた
が、カバー部を必ずしも設ける必要はない。また、カバ
ー部30e側で制動力を調整することもできる。 (b) 前記実施形態では、制動レバーがリール本体2
に揺動自在に支持されていたが、制動レバーの支持構造
は揺動構造に限定されるものではなく、制動レバーがリ
ール本体に対して上下に直線的に移動する構造でもよ
い。
が、カバー部を必ずしも設ける必要はない。また、カバ
ー部30e側で制動力を調整することもできる。 (b) 前記実施形態では、制動レバーがリール本体2
に揺動自在に支持されていたが、制動レバーの支持構造
は揺動構造に限定されるものではなく、制動レバーがリ
ール本体に対して上下に直線的に移動する構造でもよ
い。
【0033】
【発明の効果】本発明に係るスピニングリールでは、制
動レバーの中間部とリール本体の取付脚部との間に中指
が入る程度の隙間があるので、取付脚部を中指と薬指と
で挟んで釣り竿を握っても人差し指で制動レバーの操作
部を操作できる。このため、制動レバーを細かく操作で
き、しかも握持動作で制動レバーを操作することで手が
疲れにくくなる。
動レバーの中間部とリール本体の取付脚部との間に中指
が入る程度の隙間があるので、取付脚部を中指と薬指と
で挟んで釣り竿を握っても人差し指で制動レバーの操作
部を操作できる。このため、制動レバーを細かく操作で
き、しかも握持動作で制動レバーを操作することで手が
疲れにくくなる。
【図1】本発明の一実施形態によるスピニングリールの
側面断面図。
側面断面図。
【図2】その制動部の要部断面図。
【図3】制動部の展開斜視図。
【図4】その要部斜視図。
2 リール本体 3 ロータ 4 スプール 6 レバーブレーキ機構 20 制動部 30 制動レバー 30a 支持部 30b 中間部 30c 操作部 30d 動作部 30e カバー部 31 制動部本体
Claims (3)
- 【請求項1】釣り竿の軸方向に沿った軸回りに釣り糸を
巻き取るスピニングリールであって、 前記釣り糸が巻き付けられるスプールと、 前記スプールに釣り糸を巻き付けるためのロータと、 前記ロータ及びスプールを前端部で支持するリールボデ
ィと、前記リールボディから前記ロータの径方向に延び
る取付脚部と、前記取付脚部の先端で前後に延びる竿装
着部とを有するリール本体と、 前記ロータの内部に装着され前記ロータに接触して制動
する制動部と、 前記リール本体に移動自在に支持される支持部と、前記
支持部から前記制動部に圧接可能に延びる動作部と、前
記動作部が前記制動部に圧接した状態において前記取付
脚部と10mm〜30mmの間隔をあけて前記支持部か
ら前記竿装着部側に延びる中間部と、前記中間部から湾
曲して前記竿装着部に沿って前方に延びる操作部とを有
する制動レバーと、を備えたスピニングリール。 - 【請求項2】前記支持部は前記リール本体に揺動自在に
支持されている、請求項1に記載のスピニングリール。 - 【請求項3】前記制動レバーは、前記中間部から前記ロ
ータに沿って前方に延びる保護部をさらに有する、請求
項1又は2に記載のスピニングリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25558297A JPH1189489A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | スピニングリール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25558297A JPH1189489A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | スピニングリール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1189489A true JPH1189489A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17280727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25558297A Pending JPH1189489A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | スピニングリール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1189489A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100438756C (zh) * | 2005-05-12 | 2008-12-03 | 大和精工株式会社 | 钓鱼用卷轴 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25558297A patent/JPH1189489A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100438756C (zh) * | 2005-05-12 | 2008-12-03 | 大和精工株式会社 | 钓鱼用卷轴 |
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