JP2002084935A - スピニングリールの操作部 - Google Patents

スピニングリールの操作部

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JP2002084935A
JP2002084935A JP2000277836A JP2000277836A JP2002084935A JP 2002084935 A JP2002084935 A JP 2002084935A JP 2000277836 A JP2000277836 A JP 2000277836A JP 2000277836 A JP2000277836 A JP 2000277836A JP 2002084935 A JP2002084935 A JP 2002084935A
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reel body
reel
operation knob
knob
rotor
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Kouji Takikura
恒治 滝倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リール本体の後部で操作可能なスピニングリ
ールの操作部において、リール本体の後部での釣り糸の
引っ掛かりを生じにくくする。 【解決手段】 スピニングリールの制動操作部21は、
釣り竿に装着されるスピニングリールのハンドルの回転
に応じて回転するロータを制動操作するために、リール
本体2の後部に揺動自在に設けられたものであって、操
作軸52と、操作ツマミ51とを備えている。操作軸5
2は、ハンドル1の回転軸と交差する軸回りに回動自在
にリール本体2に装着され、一端がリール本体2の後部
に配置される軸である。操作ツマミ51は、操作軸52
の一端に回転不能に設けられ、輪郭の少なくとも一部が
リール本体2の後部輪郭より内側に配置され、残りの輪
郭がリール本体2の後部輪郭と滑らかに連なるように形
成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り用リールの操
作部、特に、釣り竿に装着されるスピニングリールのハ
ンドルの回転に応じて回転するロータを制御操作するた
めに、リール本体の後部に揺動自在に設けられたスピニ
ングリールの操作部に関する。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールは、一般に、釣り竿に
装着されるリール本体と、リール本体の前部に前後に往
復移動自在に装着された糸巻用のスプールと、スプール
に釣り糸を案内するロータとを有している。ロータは、
ハンドルの回転によりスプール軸回りに回転する。ロー
タには糸繰り出し方向の回転(逆転)を禁止する逆転防
止機構が設けられており、逆転防止機構は、ロータを逆
転禁止する逆転禁止状態と逆転許可する逆転許可状態と
を取り得る。この逆転防止機構を切換操作するために、
スピニングリールにはストッパ操作部が設けられてい
る。
【0003】ストッパ操作部は、リール本体の後部で操
作可能である。ストッパ操作部は、リール本体にスプー
ル軸と平行な軸回りに揺動自在に装着されたストッパ軸
と、ストッパ軸の後端部に回動不能に装着されたストッ
パツマミとを有している。ストッパツマミは、操作しや
すいようにリール本体の後部から突出して配置されてい
る。このようにリール本体の後部で操作する操作部は、
ストッパ操作部以外にもある。たとえば、レバーブレー
キ型のスピニングリールにおいて、ロータを制動する制
動操作部も同じようにリール本体の後部で操作可能であ
り、リール本体の後部に突出するブレーキツマミを有し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のリール本体
の後部で操作可能なスピニングリールでは、操作ツマミ
がリール本体の後部から突出している。このため、釣り
竿をキャステング操作したときに、糸ふけが生じて釣り
糸がリール本体の後部に回り込むと、釣り糸が操作ツマ
ミに引っ掛かるおそれがある。
【0005】本発明の課題は、リール本体の後部で操作
可能なスピニングリールの操作部において、リール本体
の後部での釣り糸の引っ掛かりを生じにくくすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールの操作部は、釣り竿に装着されるスピニングリー
ルのハンドルの回転に応じて回転するロータを制御操作
するために、リール本体の後部に揺動自在に設けられた
操作部であって、操作軸と、操作ツマミとを備えてい
る。操作軸は、ハンドルの回転軸と交差する軸回りに回
動自在にリール本体に装着され、一端がリール本体の後
部に配置される軸である。操作ツマミは、操作軸の一端
に回転不能に設けられ、輪郭の少なくとも一部がリール
本体の後部輪郭より内側に配置され、残りの輪郭がリー
ル本体の後部輪郭と滑らかに連なるように形成されたも
のである。
【0007】このスピニングリールの操作部では、操作
ツマミを揺動操作するとロータが制御される。たとえ
ば、ロータの逆転が禁止・解除されたり、ロータが制動
・制動解除されたりする。このロータの制御操作に使用
される操作ツマミの輪郭の少なくとも一部がリール本体
の後部輪郭より内側に配置され輪郭の残りが後部輪郭と
滑らかに連なるように形成されている。このため、キャ
スティング時等に糸ふけ等により釣り糸がリール本体の
後部に向けてたるんでも、操作ツマミに釣り糸が引っ掛
かりにくくなり、リール本体の後部での釣り糸の引っ掛
かりが生じにくくなる。
【0008】発明2に係るスピニングリールの操作部
は、発明1に記載の操作部において、リール本体は、内
部に空間が形成されたリールボディと、リールボディの
後部に操作ツマミの周囲の少なくとも一部を覆うように
設けられたカバー部材とを有し、操作ツマミは、カバー
部材の後部輪郭より内側に少なくとも輪郭の一部が配置
されている。この場合には、カバー部材を設けることに
よりリールボディの形状に関わらず釣り糸の引っ掛かり
を生じにくくすることができる。
【0009】発明3に係るスピニングリールの操作部
は、発明1又は2に記載の操作部において、操作ツマミ
は、揺動範囲の両端で輪郭の全部が後部輪郭より内側に
配置されている。この場合には、操作ツマミ全体の輪郭
がリール本体の後部輪郭より内側に配置されているの
で、さらに釣り糸の引っ掛かりを生じにくくすることが
できる。
【0010】発明4に係るスピニングリールの操作部
は、発明1から3のいずれかに記載の操作部において、
操作ツマミは、操作軸の軸芯より釣り竿装着部分から離
反する方向で揺動する。この場合には、通常は、釣り竿
から離反するにつれて後方に突出するリール本体に対し
て操作ツマミが操作軸の軸芯より離反する側で揺動する
ので、操作ツマミをリール本体の内側に配置しやすくな
る。
【0011】発明5に係るスピニングリールの操作部
は、発明1から3のいずれかに記載の操作部において、
操作ツマミは、操作軸の軸芯より釣り竿装着部分に接近
する方向で揺動する。この場合には、操作ツマミが釣り
竿に接近する側で揺動するので、操作ツマミを操作しや
すくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示す本発明の一実
施形態を採用したスピニングリールは、レバーブレーキ
型のスピニングリールであり、ハンドル1及びブレーキ
レバー30が装着されたリール本体2と、リール本体2
の前部に回転自在に支持されたロータ3と、ロータ3の
前部に配置され釣り糸を巻き取るスプール4とを備えて
いる。
【0013】リール本体2は、図1に示すように、釣り
竿に装着されるT字状の竿装着部2aを有するリールボ
ディ2bと、リールボディ2bの側部に着脱自在に装着
された蓋部材2cと、リールボディ2bの後部に装着さ
れたカバー部材2dとを有している。
【0014】リールボディ2bは、図2に示すように、
内部に形成された機構収納空間14を有している。リー
ルボディ2bの内部の機構収納空間14には、ロータ3
を回転させるためのロータ駆動機構5と、ロータ3を制
動するためのレバーブレーキ機構6の一部と、スプール
4を回転軸芯Xに沿って前後方向に移動させてスプール
4に釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機
構7とが設けられている。
【0015】カバー部材2dは、たとえばステンレス製
の金属薄板をプレス加工して得られたものであり、蓋部
材2cが装着されたリールボディ2bを後方から覆うよ
うにねじにより着脱自在に装着されている。カバー部材
2dは、後述する操作ツマミ51の輪郭を隠すようにリ
ールボディ2bより後方に突出して形成されている。カ
バー部材2dには、操作ツマミ51の輪郭の一部を除い
て隠すための凹部2eが形成されている。凹部2eは、
操作ツマミ51の周囲を囲み、操作ツマミ51の輪郭を
一部を除いて内側に配置するように凹んで形成されてい
る。操作ツマミ51の輪郭のうち、内側に配置されずに
凹部2eから後方(図1右方)飛び出した部分は、カバ
ー部材2dの後部輪郭と滑らかに連なるように形成され
ている。
【0016】ロータ3は合成樹脂製であり、リールボデ
ィ2bに回転自在に支持されている。ロータ3は、円筒
部3aと、円筒部3aの側方に互いに対向して設けられ
た第1アーム部3b及び第2アーム部3cとを有してい
る。円筒部3aの前壁3dの中央部には貫通孔3eを有
するボス部3fが形成されている。この貫通孔3eにス
プール軸8及びピニオンギア12(後述)が貫通してい
る。貫通孔3eは略矩形形状であり、この貫通孔3eに
ピニオンギア12が回転不能に係止される。第1アーム
部3bの先端と第2アーム部3cの先端部との間には、
揺動自在にベールアーム9が設けられている。
【0017】スプール4は合成樹脂製であり、ロータ3
の第1アーム部3bと第2アーム部3cとの間に配置さ
れている。スプール4はスプール軸8の先端に着脱自在
かつ回転不能に装着されている。スプール4は、外周に
釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの
後部に一体成形されたスカート部4bと、糸巻き胴部4
aの前端に固定されたフランジ部4cとを有している。
スプール軸8は、オシレーティング機構7により前後方
向に移動可能である。
【0018】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ハンドル軸10は、リール本体2に回
転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形
成されており、その前部12aはロータ3の貫通孔3e
を貫通してスプール4側に延びている。ピニオンギア1
2は、中間部及び後部をそれぞれ軸受によりリールボデ
ィ2bに支持されている。
【0019】レバーブレーキ機構6は、図2に示すよう
に、ロータ3の円筒部3aの内部に配置された制動部2
0と、制動部20を制動状態に保持するための制動操作
部21とを有している。
【0020】制動部20は、リールボディ2b及び蓋部
材2cに揺動自在に支持されたブレーキレバー30と、
ブレーキレバー30により制動される制動部本体31
と、制動部本体31をロータ3の糸繰り出し方向の回転
にのみ連動して回転させるワンウェイクラッチ32とを
有している。
【0021】制動部本体31は、図2に示すように、ロ
ータ3の内周側にロータ3と同芯に配置された制動円筒
40と、制動円筒40を傾動自在かつ回転不能に支持す
る回転円筒41と、リールボディ2bに設けられたドラ
ム部42とを有している。
【0022】制動円筒40は薄肉の有底円筒形状の金属
製円筒であり、その周部の先端の摺接部がドラム部42
とブレーキレバー30の先端との間に配置される。ドラ
ム部42は制動円筒40を外側から覆うようにリールボ
ディ2bと一体で形成された円筒形状の部材である。ド
ラム部42のブレーキレバー30の先端に対向する位置
には、ブレーキライナー42aが装着されている。
【0023】ワンウェイクラッチ32は外輪遊転型のも
のであり、ロータ3の円筒部3aの内周面に回転不能に
外輪が連結され、内輪が回転円筒41に回転不能に連結
されている。
【0024】制動操作部21は、リールボディ2bに回
動自在に設けられた操作軸52と、操作軸52の後端部
に設けられ保持位置と解除位置とに揺動自在な操作ツマ
ミ51と、操作ツマミ51の揺動により進退する押圧軸
55と、操作軸52を2つの位置で保持するためのトグ
ルばね機構53とを有している。押圧軸55は押圧ばね
54により前進側に付勢されており、リールボディ2b
との係合により操作ツマミ51が保持位置に揺動すると
前進し解除位置に揺動すると後退する。
【0025】操作ツマミ51は、操作軸52の後部に回
転不能に装着されており、前述したように、カバー部材
2dに形成された凹部2e内に輪郭の大部分が配置され
ている。操作ツマミ51の輪郭のうち、内側に配置され
ずに凹部2eから後方(図1右方)飛び出した部分は、
カバー部材2dの後部輪郭と滑らかに連なるように形成
されている。
【0026】このように操作ツマミ51の輪郭を形成す
ることにより、糸ふけにより釣り糸がリール本体2の後
部に回り込んでも、釣り糸が操作ツマミ51に引っ掛か
りにくくなる。
【0027】〔リールの操作及び動作〕キャスティング
時には、ベールアーム9を糸開放姿勢側に倒し釣り竿を
振り出すことにより、スプール4の外周から釣り糸が繰
り出される。
【0028】このとき、糸ふけにより釣り糸がリール本
体2の後部に回り込んでも、操作ツマミ51がカバー部
材2dの後部輪郭と滑らかに連なっているので、回り込
んだ釣り糸が操作ツマミ51に引っ掛かりにくくなる。
【0029】釣り糸巻き上げ時には、ハンドル1を糸巻
き取り方向に回転させると、ベールアーム9が図示しな
い戻し機構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドルの回
転力は、ハンドル軸10、フェースギア11を介してピ
ニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達
された回転力はロータ3に伝達される。このときロータ
3は、糸巻き取り方向に回転するので、この回転力は回
転円筒41には伝達されない。ピニオンギア12が回転
すると図示しない中間ギアによりその回転がオシレーテ
ィング機構7に伝達され、スプール軸8が前後方向に往
復移動する。
【0030】ロータ3を逆転させて魚とやりとりすると
きには、操作ツマミ51を解除位置に揺動させる。これ
により、押圧軸55が後退する。そしてブレーキレバー
30がコイルばね34により制動解除位置まで揺動す
る。この状態でブレーキレバー30を操作し魚とのやり
とりを行う。釣り糸が魚により引かれてロータ3が糸繰
り出し方向に逆転すると、前述したようにその回転力が
ワンウェイクラッチ32を介して回転円筒41に伝達さ
れ、さらに制動円筒40に伝達される。この結果、制動
円筒40がロータ3と一体で回転する。
【0031】そして、ブレーキレバー30を釣り竿を握
る握持動作によって中指で握ってブレーキレバー30を
図1の時計方向に揺動させると、ブレーキレバー30の
先端が制動円筒40を径方向外方に押圧し、制動円筒4
0を傾けて制動円筒40をブレーキライナー42aに圧
接する。この結果、逆転するロータ3に制動力が作用す
る。この制動力は、ブレーキレバー30に加える力を加
減することで調整でき、ロータ3の逆転量を任意に調整
できる。
【0032】釣り場を移動するときやリールを収納する
ときには、操作ツマミ51を保持位置側に揺動させる。
この結果、押圧軸55が前進し、ブレーキレバー30が
制動位置に揺動する。ブレーキレバー30が制動位置に
なると、制動時と同様にして制動円筒40が制動され
る。この結果、釣り糸が仕掛けの自重等により繰り出さ
れることはない。
【0033】〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、レバーブレーキ型のスピニン
グリールの制動操作よりの操作ツマミ51を例に説明し
たが、図3及び図4に示すように、フロントドラグ形の
スピニングリールの逆転防止機構160をするための操
作ツマミ151をリール本体102の後部輪郭より内側
に配置する構成でもよい。
【0034】フロントドラグ形のスピニングリールは、
ハンドル101を有するリール本体102と、リール本
体102の前部に回転自在に支持されたロータ103
と、ロータ103の前部に配置され釣り糸を巻き取るス
プール104とを備えている。
【0035】リール本体102は、釣り竿が装着される
T字状の竿装着部102aを有するリールボディ102
bと、リールボディ102bに形成された開口を塞ぐ蓋
部材102cとを有している。リールボディ102bの
後部輪郭は、後述する操作ツマミの周囲を覆うように後
方に湾曲している。リールボディ102bの操作ツマミ
の配置部分には凹んだ凹部102eが形成されている。
この実施形態では、カバー部材ではなくリールボディ1
02bの後部輪郭内に操作ツマミ151の輪郭の全てが
配置されている。
【0036】スプール104の内部にはドラグ機構(図
示せず)が設けられている。ドラグ機構は、仕掛けに魚
がかかったときに釣り糸に過剰な張力が使用して釣り糸
が切れるのを防止するために設けられている。
【0037】ロータ103の内部には、ロータ103を
逆転許可状態と逆転禁止状態とに切換可能な逆転防止機
構160が装着されており、逆転防止機構160は、ス
トッパ操作部121によって切換操作される。
【0038】ストッパ操作部121は、先端が逆転防止
機構160に係止され基端がリール本体102の後部に
延びる操作軸152と、操作軸152の基端部に回転不
能に装着された操作ツマミ151とを有している。操作
軸152は、リールボディ102bに回動自在に装着さ
れており、回動することにより逆転防止機構160を逆
転許可状態と逆転禁止状態とに切換可能である。操作ツ
マミ151は、リールボディ102bに対してたとえば
90度揺動自在であり、揺動端の一端側で逆転防止機構
160が逆転可能状態になり、他端側で逆転禁止状態に
なる。操作ツマミ151の輪郭全体は、凹部102e内
に配置され、リールボディ102bの後部輪郭から突出
していない。このため、糸ふけにより釣り糸がリール本
体102の後部に回り込んでも釣り糸が引っ掛かりにく
いこのような構成のフロントドラグ形のスピニングリー
ルにおいても、操作ツマミ151に釣り糸が引っ掛かり
にくくなり、前記実施形態と同様な効果が得られる。
【0039】(b) 前記実施形態では、カバー部材又
はリールボディ凹部を設けることにより操作ツマミを覆
うようにしたが、図5に示すように、リール本体202
に1対のガード部材200を設けてもよい。1対のガー
ド部材200は、たとえば凸に湾曲する線材製であり、
操作ツマミ251の両側に配置されている。このような
ガード部材200をリール本体202に設けても操作ツ
マミ251に釣り糸が引っ掛かりにくくなる。
【0040】(c) 前記実施形態では、操作ツマミを
操作軸の軸芯より釣り竿に接近する側で揺動させたが、
図6に示すように、操作ツマミ351を操作軸352の
軸芯より釣り竿から離反側で揺動させてもよい。リール
本体302の後部輪郭が釣り竿から離反するにつれて後
方に突出している場合、このように構成すると、操作ツ
マミ351を凹部302eに収納しやすくなる。
【0041】(d) 前記実施形態では、リールボディ
2bに竿装着部2aを設けたタイプのスピニングリール
に本発明を適用したが、蓋部材に竿装着部を設けたタイ
プのスたピニングリールにも本発明を適用できる。
【0042】(e) 前記実施形態では、操作軸がスプ
ール軸と平行に配置されていたが、操作軸はハンドルの
回転軸と交差する方向に配置されているものであれば、
スプール軸と平行に配置されていなくてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ロータの制御操作に使
用される操作ツマミの輪郭の少なくとも一部がリール本
体の後部輪郭より内側に配置され輪郭の残りが後部輪郭
と滑らかに連なるように形成されている。このため、キ
ャスティング時等に糸ふけ等により釣り糸がリール本体
の後部に向けてたるんでも、操作ツマミに釣り糸が引っ
掛かりにくくなり、リール本体の後部での釣り糸の引っ
掛かりが生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの側面図。
【図2】その側面断面図。
【図3】他の実施形態のスピニングリールの側面図。
【図4】他の実施形態のスピニングリールの側面断面
図。
【図5】他の実施形態の図4に相当する図。
【図6】他の実施形態の図4に相当する図。
【符号の説明】
1 ハンドル 2,102,202 リール本体 2b,102b リールボディ 2d,102d カバー部材 2e,102e,302e 凹部 3,103 ロータ 21 制動操作部 51,151,251,351 操作ツマミ 52,152,352 操作軸 121 ストッパ操作部 200 ガード部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り竿に装着されるスピニングリールのハ
    ンドルの回転に応じて回転するロータを制御操作するた
    めに、リール本体の後部に揺動自在に設けられたスピニ
    ングリールの操作部であって、 前記ハンドルの回転軸と交差する軸回りに回動自在に前
    記リール本体に装着され、一端が前記リール本体の後部
    に配置される操作軸と、 前記操作軸の一端に回転不能に設けられ、輪郭の少なく
    とも一部が前記リール本体の後部輪郭より内側に配置さ
    れ、前記輪郭の残りが前記リール本体の後部輪郭と滑ら
    かに連なるように形成された操作ツマミと、を備えたス
    ピニングリールの操作部。
  2. 【請求項2】前記リール本体は、 内部に空間が形成されたリールボディと、 前記リールボディの後部に前記操作ツマミの周囲の少な
    くとも一部を覆うように設けられたカバー部材とを有
    し、 前記操作ツマミは、前記カバー部材の後部輪郭より内側
    に輪郭の少なくとも一部が配置されている、請求項1に
    記載のスピニングリールの操作部。
  3. 【請求項3】前記操作ツマミは、揺動範囲の両端で輪郭
    の全部が前記リール本体の後部輪郭より内側に配置され
    ている、請求項1又は2に記載のスピニングリールの操
    作部。
  4. 【請求項4】前記操作ツマミは、前記操作軸の軸芯より
    釣り竿装着部分から離反する方向で揺動する、請求項1
    から3のいずれかに記載のスピニングリールの操作部。
  5. 【請求項5】前記操作ツマミは、前記操作軸の軸芯より
    釣り竿装着部分に接近する方向で揺動する、請求項1か
    ら3のいずれかに記載のスピニングリールの操作部。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009106228A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール
CN102550510A (zh) * 2010-12-01 2012-07-11 古洛布莱株式会社 钓鱼用电动卷线器的控制盒

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