JP7245799B2 - 魚釣用リール及びその制動力調節具 - Google Patents

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本発明は、魚釣用リール及びその制動力調節具に関するものである。
従来の魚釣用リールとしては、スプールから釣糸が繰り出される際に、釣糸の繰り出し
を制御するドラグ機構を設けたものが知られている。このドラグ機構は、釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部と、制動力発生部に対する外圧を調節する制動部と、制動部に設けられ手の指で回動操作可能な操作部と、を含んで構成されている。操作部を回動させることにより制動力発生部に作用する押圧力を調節することができ、釣糸の繰り出しを制御することができる。
特開2012-205517号公報
従来の魚釣用リールでは、例えば、実釣状況に対応すべく、ドラグ機構の操作部を回動してスプールを確実に固定したい場合、必要以上のトルクで操作部を回動するとドラグ機構が破損するおそれがある。また、このような破損を回避するために、必要以上の強度でドラグ機構及びその周辺部材を構成しなければならず、魚釣用リールの大型化、重量化を招いている。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、ドラグ機構の操作部の必要以上の締め込みに起因する破損を防ぐとともに、魚釣用リールの小型化、軽量化を図ることができる魚釣用リール及びその制動力調節具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明は、釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部と、前記制動力発生部に対する外圧を調節する制動部と、前記制動部に設けられ手の指で回動操作可能な操作部と、を有するドラグ機構を備えた魚釣用リールにおいて、前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有することを特徴とする。
この魚釣用リールでは、ドラグ力制限装置により制動力発生部に作用する外圧が制限されるため、操作部の必要以上の締め込みに起因するドラグ機構の破損を防ぐことができる。また、魚釣用リールに入力できる人力を制限することができるため、各部材を最適強度で設計することができ、魚釣用リールの小型化、軽量化を図ることができる。
また、前記制動部は、押圧部と、押圧部に収納される圧縮コイルばねと、リール本体のスプール軸に螺合する係合歯付きナット部材と、を有し、前記ドラグ力制限装置は、前記操作部の内部に設けられた付勢部材と、前記付勢部材によって前記係合歯付きナット部材に付勢されるピンと、を有し、前記操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記付勢部材によって付勢された前記ピンと前記係合歯付きナット部材とが係合し両者が共回りし、操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記係合歯付きナット部材に対して前記ピンが前記付勢部材の付勢力に抗して空転することが好ましい。
この魚釣用リールでは、ピン、付勢部材及び係合歯付きナット部材を用いてドラグ力制限装置を簡易に構成することができる。
また、前記操作部は、操作部本体と、前記操作部本体と別体で設けられた指掛け部と、前記操作部本体と前記指掛け部とを相対回転可能に保持するカバー部材と、を有し、前記ドラグ力制限装置は、前記指掛け部と前記操作部本体との間に設けられた摩擦部を有し、前記操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記操作部本体と前記指掛け部とが前記摩擦部の摩擦力によって共回りし、前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記操作部本体に対して前記指掛け部が前記摩擦部の摩擦力に抗して空転することが好ましい。
この魚釣用リールでは、摩擦部を用いてドラグ力制限装置を簡易に構成することができる。
また、前記ドラグ力制限装置は、環状体と、前記環状体から径方向外側に張り出す複数の指掛け部を有する操作部と、前記環状体と前記指掛け部との間に設けられる回転力伝達制御部とを備え、前記指掛け部の正回転方向に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記指掛け部の回転力が前記環状体に伝達されて一体的に回転し、前記指掛け部の正回転方向に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記指掛け部の回転力が前記環状体に伝達されないことが好ましい。
この魚釣用リールでは、環状体、指掛け部及びコイルばね等の弾性材を用いてドラグ力制限装置を簡易に構成することができる。
また、本発明は、釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部に対する外圧を調節する制動部及び該制動部に設けられ、手の指で回動操作可能な操作部を備えた魚釣用リールの制動力調節具において、前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、前記制動部は、押圧部と、押圧部に収納される圧縮コイルばねと、リール本体のスプール軸に螺合する係合歯付きナット部材と、を有し、前記ドラグ力制限装置は、前記操作部の内部に設けられた付勢部材と、前記付勢部材によって前記係合歯付きナット部材に付勢されるピンと、を有し、前記操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記付勢部材によって付勢された前記ピンと前記係合歯付きナット部材とが係合し両者が共回りし、操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記係合歯付きナット部材に対して前記ピンが前記付勢部材の付勢力に抗して空転することを特徴とする。
また、本発明は、釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部に対する外圧を調節する制動部及び該制動部に設けられ、手の指で回動操作可能な操作部を備えた魚釣用リールの制動力調節具において、前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、前記操作部は、操作部本体と、前記操作部本体と別体で設けられた指掛け部と、前記操作部本体と前記指掛け部とを相対回転可能に保持するカバー部材と、を有し、前記ドラグ力制限装置は、前記指掛け部と前記操作部本体との間に設けられた摩擦部を有し、前記操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記操作部本体と前記指掛け部とが前記摩擦部の摩擦力によって共回りし、前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記操作部本体に対して前記指掛け部が前記摩擦部の摩擦力に抗して空転することを特徴とする。
また、本発明は、釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部に対する外圧を調節する制動部及び該制動部に設けられ、手の指で回動操作可能な操作部を備えた魚釣用リールの制動力調節具において、前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、前記ドラグ力制限装置は、環状体と、前記環状体から径方向外側に張り出す複数の指掛け部を有する操作部と、前記環状体と前記指掛け部との間に設けられる回転力伝達制御部とを備え、前記指掛け部の正回転方向に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記指掛け部の回転力が前記環状体に伝達されて一体的に回転し、前記指掛け部の正回転方向に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記指掛け部の回転力が前記環状体に伝達されないことを特徴とする。
本発明によれば、ドラグ機構の操作部の必要以上の締め込みに起因する破損を防ぐとともに、小型化、軽量化を図ることができる魚釣用リール及びその制動力調具を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る魚釣用リールの全体構成を示す図である。 第1実施形態に係る制動部及び操作部の構造を示す拡大断面図である。 図2のIII-III矢視図である。 本発明の第2実施形態に係る制動部及び操作部の構造を示す拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る魚釣用リールを示す側面図である。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る魚釣用リールの実施形態について図面を参照して説明する。各実施形態において、同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の説明において、「前後」「上下」を言うときは、図1に示した方向を基準とする。
図1に示すように、主として、魚釣用リールとしての魚釣用スピニングリールRは、図示しない釣竿に装着するための脚部1Aが形成されたリール本体1(例えば、金属材料で形成される)と、リール本体1の前方に回転可能に設けられたロータ4と、このロータ4の回転運動と同期して前後方向移動可能に設けられたスプール5とを有して構成される。
リール本体1には、図示しない軸受を介してハンドル軸2が回転可能に支持されている。ハンドル軸2の図示しない突出端部には、巻き取り操作されるハンドル7が取り付けられている。ハンドル軸2には、図示しない軸筒が回り止め固定されている。この軸筒には、ロータ4を巻き取り駆動するための内歯が形成されたドライブギヤ6が一体的に形成されている。このドライブギヤ6は、ハンドル軸2と直交する方向に延出するとともに内部に軸方向に延出する空洞部を有する駆動軸筒8のピニオンギヤ8aに噛合している。
駆動軸筒8は、図示しない軸受を介してリール本体1に回転可能に支持されている。また、駆動軸筒8はスプール5側に向けて延出しており、その先端部にロータ4が取り付けられている。
ロータ4の内側において、駆動軸筒8の周囲には、図示しない一方向クラッチが取り付けられている。一方向クラッチは、ハンドル7(ロータ4)の釣糸放出方向への逆回転を防止する公知の逆転防止機構(ストッパ)を構成している。一方向クラッチは、リール本体1の下部に設けられた切換部材1aに連動しており、切換部材1aを回動操作することで、一方向クラッチが作動状態と非作動状態とに切り換えられるように構成されている。この場合、切換部材1aを作動状態に切り換えることで、ハンドル7(ロータ4)の逆転方向の回転(釣糸放出方向の回転)が防止される。
駆動軸筒8の空洞部には、摺動可能なクリアランスを有してスプール軸9が挿通支持されている。スプール軸9の後端には、スプール5(スプール軸9)を前後往復動させるための公知のスプール往復動装置3が係合している。
このような構成を有する魚釣用スピニングリールRにおいて、ハンドル7により巻き取り操作を行うと、ロータ4が巻き取り駆動機構を介して回転駆動するとともに、スプール5がスプール往復動装置3を介して前後往復動する。これにより、釣糸は、ロータ4の釣糸案内部4aを介してスプール5の巻回胴部5aに均等に巻回される。
スプール(回転体)5は、図1に示すように、釣糸が巻回される巻回胴部5aと、前方鍔部5bと、後方円筒部(スカート部とも称される)5cと、を備えており、円筒形状を呈している。スプール5の前側にはドラグ機構10が設けられている。
スプール5は、支持部材(図示省略)を介してスプール軸9に取り付けられている。スプール軸9は支持部材が外嵌される後部9aと、後部9aの先端側に連続する前部9bと、を備えている。前部9bの周面には雄ねじが形成されている。この雄ねじには、制動部30の係合歯付きナット部材33が螺合している。
ドラグ機構10は、制動力発生部20と、制動部30と、操作部40と、ドラグ力制限装置50とを含んで構成されている。ドラグ機構10は、スプール5から釣糸が繰り出される際に、釣糸の繰り出しを制御する機構である。
制動力発生部20は、中央にスプール軸9の後部9aが挿通されるとともに、スプール5の前側の内部に設けられている。制動力発生部20は、いずれも図示は省略するが、複数枚のライニング材と、固定制動板及び回転制動板等を備えている。固定制動板は、後部9aに配置された保持部材(図示省略)の非円形の外周(断面小判形状)に対して回り止め嵌合されている。回転制動板は、外周部がスプール5の内面の所定位置に回り止め嵌合されている。固定制動板及び回転制動板は、それぞれ2枚以上設けてもよい。固定制動板及び回転制動板の摩擦係合面には、複数のライニング材が配置されている。
ドラグ機構10は、制動部30及び操作部40を一体的にユニット化した制動力調具A(ドラグノブ)の回転操作で、スプール5の前側の前部に設けた制動力発生部20に対する押圧力を強弱することで、スプール軸9に回転可能に支持されたスプール5の摩擦結合力を調節する。
制動部30は、図1及び図2に示すように、押圧部31と、圧縮コイルばね32と、係合歯付きナット部材33と、シール部材34と、クリック係合子35(環状板バネ)とを備えている。制動部30は、スプール5の前側に設けられた前凹部5Aに設けられている。押圧部31は、図2に示すように、有底円筒状を呈しており、底部31aと、底部31aに連続して前方に延出する周壁部31bとを備えている。
押圧部31の内側には、圧縮コイルばね32及びクリック係合子35が収容されている。圧縮コイルばね32の後端は押圧部31の底部31aに当接し、前端は係合歯付きナット部材33に当接している。また、底部31aの後面は、制動力発生部20に当接している。底部31aは、圧縮コイルばね32の付勢力によって制動力発生部20の固定制動板及び回転制動板等を押圧している。クリック係合子35は、周壁部31bの一部と係合し、回転不能に設置されている。
周壁部31bの前側と、操作部40の操作部本体41の後側とは係止部材36を介して互いに係合して分離しないように相対回転可能に組付けられている。周壁部31bには、シール部材34が取り付けられている。シール部材34は、周方向に亘って延設されている。シール部材34の先端部は、前凹部5Aの先端内周縁部に当接している。これにより、海水や砂塵等が制動部30に付着しないようになっている。
係合歯付きナット部材33の内周面には雌ねじが形成されており、スプール軸9の前部9bの外周面に形成された雄ねじと螺合している。図3に示すように、係合歯付きナット部材33には、ドラグ力制限装置50のピン53と係合するラチェット式の係合歯33aが周方向に等間隔で複数個形成されている。
操作部40は、図1及び図2に示すように、操作部本体41と、指掛け部42とで構成されている。操作部40は、手の指の操作によって回動する部材である。操作部本体41は、図2に示すように、円板状を呈する基部41aと、第一凹部41bと、第二凹部41cと、第三凹部41dと、第四凹部41eとを備えている。
第一凹部41bは、基部41aの後面の中央に設けられており係合歯付きナット部材33が配置される円柱状の中空部を備えた凹部である。第一凹部41bの内径は、係合歯付きナット部材33の外径と略同等に形成されている。第二凹部41cは、基部41aの後面において、第一凹部41bよりも後側に設けられた凹部である。第二凹部41cは、ドラグ力制限装置50が配置される部位である。
第三凹部41dは、基部41aの後面において、第二凹部41cよりも後側に設けられた凹部である。第三凹部41dは、クリック係合子35が配置される部位である。図3に示すように、第三凹部41dの内面には、クリック係合子35と係合する凸凹歯43が周方向全体に亘って形成されている。回転不能に配置されたクリック係合子35に対して、操作部40の回動操作によって操作部本体41の凸凹歯43の係合位置が周方向に移動する毎にクリック音が発生する。
第四凹部41eは、基部41aの前面において、外縁に沿って周方向に設けられた凹部である。第四凹部41eは、指掛け部42の両端部が嵌合される部位である。
指掛け部42は、操作部40を回動させる際に手の指を掛止させる部位である。指掛け部42は、中央部が最も前側に位置するように(突出するように)アーチ状になっている。指掛け部42と操作部本体41とは中央においてねじ49で締結されている。つまり、操作部本体41と指掛け部42とは一体的に回動する。
ドラグ力制限装置50は、図2に示すように、第二凹部41cに配置されている。ドラグ力制限装置50は、付勢部材保持部51と、付勢部材52と、ピン53とで構成されている。ドラグ力制限装置50は、操作部40に設定上限値以上のトルクが作用したときに、ドラグ力(制動力)を制限する装置である。
付勢部材保持部51は、図3に示すように、付勢部材52を内部に保持する筒状部材(凹部)である。付勢部材保持部51は、操作部本体41の半径方向に沿って配置されている。付勢部材52は、例えばコイルスプリングであって、ピン53を径方向内側に付勢する。
ピン53は、付勢部材52によって係合歯付きナット部材33に付勢されており、係合歯付きナット部材33に当接している。より詳しくは、ピン53の先端は、第一凹部41b内に位置するとともに、係合歯付きナット部材33の係合歯33aと係合している。
ドラグ力制限装置50は、操作部40に作用するトルクの上限値が予め定められている。つまり、操作部40に設定上限値未満のトルクが作用したときは操作部40の回動に応じてドラグの調節が可能となる。一方、操作部40に設定上限値以上のトルクが作用したときは操作部40が空転し、制動力発生部20にそれ以上押圧力が作用しないように構成されている。
詳述すると、操作部40に設定上限値未満のトルクが作用したときは、付勢部材52の付勢力によってピン53と係合歯付きナット部材33の係合歯33aとが係合するため、正回転X1方向(締め付ける方向)又は逆回転X2方向(緩む方向)に操作部40と係合歯付きナット部材33とが共周りする。
これにより、係合歯付きナット部材33の雌ねじ部がスプール軸9の軸方向に沿って移動し、操作部40の回動操作量(軸方向への移動量)に応じて、圧縮コイルばね32が圧縮または伸長する。そして、圧縮コイルばね32のばね力が押圧部31に作用し、押圧部31が制動力発生部20を押圧することで、スプール5の釣糸繰り出し方向の回転に対する制動力を調節することができる。つまり、操作部40に設定上限値未満のトルクが作用したときは、通常のドラグの調節を行うことができる。
一方、操作部40を正回転X1方向(締め付ける方向)に回動させることで、操作部40に設定上限値以上のトルクが作用した場合、付勢部材52の付勢力に抗してピン53が係合歯33aを乗り越えるため係合歯付きナット部材33に対して操作部40が空転する。これにより、制動部30の係合歯付きナット部材33がスプール軸9の軸方向に移動しないため、制動力発生部20にそれ以上の押圧力が伝達されない。
以上説明した本実施形態の魚釣用スピニングリールRによれば、ドラグ力制限装置50により制動力発生部20に作用する外圧が制限されるため、操作部40の必要以上の締め込みに起因するドラグ機構10の破損を防ぐことができる。また、魚釣用スピニングリールRに入力できる人力を制限することができるため、各部材を最適強度で設計することができ、魚釣用スピニングリールRの小型化、軽量化を図ることができる。換言すると、操作部40の締め込む力を一定に制限することで、釣糸に作用する張力及び魚釣用スピニングリールRで巻き上げ可能な張力が規定できるため、その張力に応じた最適な強度設計ができ、魚釣用スピニングリールRの軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、制動部30がリール本体1のスプール軸9に進退自在に螺合しているため、スプール軸9に対して制動部30を安定して進退させることができる。
また、本実施形態では、スプール5の前部に設けられた制動力発生部20が、ドラグ力制限装置50を介して操作部40の操作によって押圧されるようにしているため、押圧力の伝達構造又は制限構造を簡易に形成することができる。
また、本実施形態では、操作部40に設定上限値未満のトルクが作用したとき、付勢部材に52よって付勢されたピン53と係合歯付きナット部材33とが係合し両者が共回りし、操作部40に設定上限値以上のトルクが作用したとき、係合歯付きナット部材33に対してピン53が空転するようにした。これにより、簡易な構成でドラグ力制限装置50を構成することができる。
ドラグ力制限装置50のトルク制限値は、付勢部材52のばね力の強弱仕様で設定される。なお、付勢力は、付勢部材52に代えてゴム等の弾性材や磁力等で構成しても良い。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る魚釣用スピニングリールについて説明する。図4に示すように、第2実施形態に係る魚釣用スピニングリールRAでは、摩擦部45を備える点で第1実施形態に係る魚釣用スピニングリールRと主に相違する。第2実施形態では、第1実施形態と相違する部分を中心に説明する。
制動部30Aは、押圧部31と、圧縮コイルばね32と、ナット部材37と、シール部材34と、クリック係合子35とを備えている。ナット部材37は、例えば、内周面に雌ねじが形成された六角ナットであって、スプール軸9の前部9bの外周面に形成された雄ねじに螺合している。ナット部材37は、操作部本体41Aの後面の中央において、第一凹部41bに嵌め合わされている。
操作部40Aは、操作部本体41Aと、指掛け部42Aと、摩擦部45と、カバー部材46とを備えている。操作部本体41Aの基部41aには、後面に設けられた第一凹部41bと、第三凹部41dと、前面に設けられた取付座面41fが形成されている。第一凹部41bは、ナット部材37が軸方向移動可能に回り止め嵌合される凹部であって、六角柱の中空部を有する。第三凹部41dは、第一凹部41bの後側に設けられており、クリック係合子35が配置されている。
取付座面41fは、基部41aの前面の外縁に沿って形成されている。取付座面41fは、周方向に亘って摩擦部45が配置される部位である。指掛け部42Aは、操作部本体41Aとは別体で形成されている。指掛け部42Aの両端の裏面42Aaと取付座面41fとの間に摩擦部45が挟持されている。摩擦部45は、例えば、摩擦部材で構成されている。カバー部材46は、操作部本体41A及び指掛け部42Aの外周縁において両者を保持する部材である。
カバー部材46は、操作部40に設定上限値以上のトルクが作用したときに、操作部本体41Aと指掛け部42Aとを相対回転可能に保持することができる。例えば、本実施形態では、カバー部材46の内周面と操作部本体41Aの外周面とが螺合するとともに、カバー部材46で操作部本体41Aの外周縁の表面を押さえている。これにより、カバー部材46で操作部本体41Aと指掛け部42Aとを保持することができる。
本実施形態のドラグ力制限装置50Aは、摩擦部45を備えて構成されている。第2実施形態の魚釣用スピニングリールRAにおいて、操作部40Aに設定上限値未満のトルクが作用したとき、操作部本体41Aと指掛け部42Aとが摩擦部45の摩擦力によって共回りしドラグの調節を行うことができる。
一方、操作部40に設定上限値以上のトルクが作用したとき、摩擦部45の摩擦力に抗して指掛け部42Aが操作部本体41Aに対して空転する。これにより、指掛け部42Aに作用するトルクが、ナット部材37に伝達しないため、制動部30の押圧力が制動力発生部20に伝達することもない。このように、第2実施形態の魚釣用スピニングリールRAによっても、操作部40Aの締め込みに起因するドラグ機構10Aの破損を防ぐことができる。
また、本実施形態によっても、魚釣用スピニングリールRAに入力できる人力を制限することができるため、各部材を最適強度で設計することができ、魚釣用スピニングリールRAの小型化、軽量化を図ることができる。また、本実施形態では、摩擦部45を用いてドラグ力制限装置50Aを簡易に構成することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る魚釣用リールについて説明する。図5に示すように、第3実施形態に係る魚釣用リールRBは、両軸受型のリールである点で第1実施形態に係る魚釣用スピニングリールRと主に相違する。第3実施形態では、第1実施形態と相違する部分を中心に説明する。
第3実施形態に係る魚釣用リールRBは、リール本体101と、リール本体101に回転可能に設けられたスプール(図示省略)と、スプールに釣糸を均一に巻き付けるためのレベルワインド機構(図示省略)と、リール本体101の側部に設けられたフレーム102と、ドラグ機構103とを有する。
リール本体101の左右のフレーム102の間に、スプール軸が回転可能に支持されており、スプール軸に釣糸が巻回されるスプールが取り付けられている。スプールは、ハンドル120を回転操作することによって回転させることができるように構成されている。ハンドル120は、リール本体101の右側部から突出したハンドル軸(図示省略)の先端部に取り付けられている。
リール本体101には、駆動歯車(図示省略)に係合して、スプールに所定の制動力(ドラグ力)を付与するドラグ機構103が収容されている。ドラグ機構103は、釣糸の繰り出しで回転する回転体(スプール)の回転を制動する制動力発生部(図示省略)と、制動力発生部に対する外圧を調節する制動部(図示省略)と、制動部に設けられ手の指で回動操作可能な操作部110とを備えている。
ドラグ機構103は、ハンドル120のハンドル軸に対して軸方向に移動可能に取り付けられている。操作部110を回動操作すると、操作部110の回転操作量(軸方向への移動量)に応じて、操作部110と押圧部の間に配置されたばね部材(図示省略)が圧縮又は伸長する。そして、ばね部材のばね力が押圧部に作用し、押圧部が制動力発生部を押圧することで制動力を調節することができる。
操作部110は、環状体111と、環状体111の外縁から径方向外側に延設された複数の指掛け部112とを有する。環状体111は、中央にハンドル軸が挿通しており、概ね円形を呈する。環状体111の側面111aには、指掛け部112が対応する位置に円弧状の凹溝113が形成されている。また、環状体111の指掛け部112が対応する位置には、左右方向に延在する軸部114が形成されている。軸部114は、指掛け部112が傾倒する際の支点となる部位である。
指掛け部112は、本実施形態では放射状に等間隔で5つ設けられているが、個数を限定するものではない。指掛け部112は、基端から先端に向けて先細りとなるように形成されており、基端部は凹溝113の形状に沿って円弧状に形成されている。指掛け部112の基端部のうち逆回転X2側に、環状体111の側面111aに当接する張出部112aが形成されている。ここで、環状体111の中心から径方向に延びる線を基準線Yとする。指掛け部112は、基準線Yよりも正回転X1側の傾倒を許容する一方、張出部112aが環状体111の側面111aに当接しているため、基準線Yよりも逆回転X2側には傾倒しないようになっている。
指掛け部112の内部には、コイルばね115(回転力伝達制御部)が配置されている。コイルばね115の円筒部内に軸部114が挿通されている。また、コイルばね115の一方のアーム部は環状体111の側面に111aに当接し、他方のアーム部は指掛け部112の内部に設けられた当接座面115aに当接している。コイルばね115は、軸部114を支点として環状体111に対して指掛け部112を常時逆回転X2側に付勢している。
本実施形態のドラグ力制限装置150は、環状体111と、指掛け部112と、コイルばね115とで構成されている。ドラグ力制限装置150は、指掛け部112ごとに設けられている。
指掛け部112は、指掛け部112の正回転X1方向(締め付ける方向)に設定上限値未満のトルクが作用したとき、回転力伝達制御部を形成するコイルばね115の付勢力が勝ることによって環状体111と指掛け部112とが一体的に回転する。これにより、釣糸繰り出し方向の回転に対して制動力を付与することができる。
一方、指掛け部112に、正回転X1方向に設定上限値以上のトルクが作用したとき、コイルばね115の付勢力が負けてしまうので軸部114を支点として指掛け部112が正回転X1側に傾倒する。これにより、操作部110の環状体111が回転しないため、押圧部を介して制動力発生部に押圧力が伝達しない。これにより、必要以上の締め込みに起因するドラグ機構103の破損を防ぐことができる。
なお、指掛け部112から手の指を離せば、コイルばね115の付勢力によって指掛け部112が元の位置に復元する。また、指掛け部112は、張出部112aを備えているため、指掛け部112を逆回転X2方向に回転操作する場合は、常に環状体111と指掛け部112とが一体的に回動する。これにより、釣糸繰り出し方向の回転に対して制動力を軽減することができる。
ドラグ力制限装置150のトルク制限値は、コイルばね115のばね力の強弱仕様で設定される。
以上説明した第3実施形態に係る魚釣用リールRBによっても、ドラグ力制限装置150により制動力発生部に作用する外圧が制限されるため、操作部110の必要以上の締め込みに起因するドラグ機構103の破損を防ぐことができる。また、魚釣用リールRBに入力できる人力を制限することができるため、各部材を最適強度で設計することができ、魚釣用リールRBの小型化、軽量化を図ることができる。
また、第3実施形態によれば、両軸受型リールであっても環状体111、指掛け部112及びコイルばね115を備えたドラグ力制限装置150を簡易に構成することができる。なお、指掛け部112への付勢力は、コイルばね115に代えてゴム等の弾性材や磁力等で構成しても良い。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。例えば、第3実施形態の両軸受型リールにおいても、摩擦部を用いてドラグ力制限装置を構成してもよい。この場合、具体的な図示は省略するが、例えば制動力発生部を制動部を介して押圧操作する操作部の環状体を、いずれも環状を呈する第一部材及び第二部材で構成してその一方に指掛け部を一体形成し、その部材間に摩擦部(回転力伝達制御部)を設けて連結することで、ドラグ力制限装置を構成してもよい。つまり、環状体を構成する第一部材と第二部材とを摩擦嵌合してもよい。
この場合は、操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記第一部材と前記第二部材との間に介設された摩擦部によって両者が一体的に回動してドラグの調節を行うことができる。一方、操作部110に設定上限値以上のトルクが作用したとき、摩擦部の摩擦に抗して第一部材に対して第二部材が空転するため、必要以上の締め込みに起因するドラグ機構の破損を防ぐことができる。
1 リール本体
5 スプール(回転体)
9 スプール軸
10 ドラグ機構
20 制動力発生部
30 制動部
31 押圧部
32 圧縮コイルばね
33 係合歯付きナット部材
40 操作部
41 操作部本体
42 指掛け部
45 摩擦部
46 カバー部材
50 ドラグ力制限装置
52 付勢部材
53 ピン
111 環状体
112 指掛け部
115 コイルばね
R 魚釣用スピニングリール(魚釣用リール)

Claims (6)

  1. 釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部と、
    前記制動力発生部に対する外圧を調節する制動部と、
    前記制動部に設けられ手の指で回動操作可能な操作部と、を有するドラグ機構を備えた魚釣用リールにおいて、
    前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、
    前記制動部は、押圧部と、押圧部に収納される圧縮コイルばねと、リール本体のスプール軸に螺合する係合歯付きナット部材と、を有し、
    前記ドラグ力制限装置は、前記操作部の内部に設けられた付勢部材と、前記付勢部材によって前記係合歯付きナット部材に付勢されるピンと、を有し、
    前記操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記付勢部材によって付勢された前記ピンと前記係合歯付きナット部材とが係合し両者が共回りし、
    操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記係合歯付きナット部材に対して前記ピンが前記付勢部材の付勢力に抗して空転することを特徴とする魚釣用リール。
  2. 釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部と、
    前記制動力発生部に対する外圧を調節する制動部と、
    前記制動部に設けられ手の指で回動操作可能な操作部と、を有するドラグ機構を備えた魚釣用リールにおいて、
    前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、
    前記操作部は、操作部本体と、前記操作部本体と別体で設けられた指掛け部と、前記操作部本体と前記指掛け部とを相対回転可能に保持するカバー部材と、を有し、
    前記ドラグ力制限装置は、前記指掛け部と前記操作部本体との間に設けられた摩擦部を有し、
    前記操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記操作部本体と前記指掛け部とが前記摩擦部の摩擦力によって共回りし、
    前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記操作部本体に対して前記指掛け部が前記摩擦部の摩擦力に抗して空転することを特徴とする魚釣用リール。
  3. 釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部と、
    前記制動力発生部に対する外圧を調節する制動部と、
    前記制動部に設けられ手の指で回動操作可能な操作部と、を有するドラグ機構を備えた魚釣用リールにおいて、
    前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、
    前記ドラグ力制限装置は、環状体と、前記環状体から径方向外側に張り出す複数の指掛け部を有する操作部と、前記環状体と前記指掛け部との間に設けられる回転力伝達制御部とを備え、
    前記指掛け部の正回転方向に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記指掛け部の回転力が前記環状体に伝達されて一体的に回転し、
    前記指掛け部の正回転方向に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記指掛け部の回転力が前記環状体に伝達されないことを特徴とする魚釣用リール。
  4. 釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部に対する外圧を調節する制動部及び該制動部に設けられ、手の指で回動操作可能な操作部を備えた魚釣用リールの制動力調節具において、
    前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、
    前記制動部は、押圧部と、押圧部に収納される圧縮コイルばねと、リール本体のスプール軸に螺合する係合歯付きナット部材と、を有し、
    前記ドラグ力制限装置は、前記操作部の内部に設けられた付勢部材と、前記付勢部材によって前記係合歯付きナット部材に付勢されるピンと、を有し、
    前記操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記付勢部材によって付勢された前記ピンと前記係合歯付きナット部材とが係合し両者が共回りし、
    操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記係合歯付きナット部材に対して前記ピンが前記付勢部材の付勢力に抗して空転することを特徴とする魚釣用リールの制動力調節具。
  5. 釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部に対する外圧を調節する制動部及び該制動部に設けられ、手の指で回動操作可能な操作部を備えた魚釣用リールの制動力調節具において、
    前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、
    前記操作部は、操作部本体と、前記操作部本体と別体で設けられた指掛け部と、前記操作部本体と前記指掛け部とを相対回転可能に保持するカバー部材と、を有し、
    前記ドラグ力制限装置は、前記指掛け部と前記操作部本体との間に設けられた摩擦部を有し、
    前記操作部に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記操作部本体と前記指掛け部とが前記摩擦部の摩擦力によって共回りし、
    前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記操作部本体に対して前記指掛け部が前記摩擦部の摩擦力に抗して空転することを特徴とする魚釣用リールの制動力調節具。
  6. 釣糸の繰り出しで回転する回転体の回転を制動する制動力発生部に対する外圧を調節する制動部及び該制動部に設けられ、手の指で回動操作可能な操作部を備えた魚釣用リールの制動力調節具において、
    前記操作部に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記制動力発生部に作用する外圧を制限するドラグ力制限装置を有し、
    前記ドラグ力制限装置は、環状体と、前記環状体から径方向外側に張り出す複数の指掛け部を有する操作部と、前記環状体と前記指掛け部との間に設けられる回転力伝達制御部とを備え、
    前記指掛け部の正回転方向に設定上限値未満のトルクが作用したとき、前記指掛け部の回転力が前記環状体に伝達されて一体的に回転し、
    前記指掛け部の正回転方向に設定上限値以上のトルクが作用したとき、前記指掛け部の回転力が前記環状体に伝達されないことを特徴とする魚釣用リールの制動力調節具。
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