JP6739581B2 - 両軸受リール - Google Patents
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上記実施形態では、調整部材6は、ワンウェイクラッチ5を介してスプール軸4の回転を制動していたが、ワンウェイクラッチ5を省略してスプール軸4の回転を直接制動してもよい。例えば、図4に示すように、第1摩擦プレート8がスプール軸4の端面4aに接触していてもよい。
図5に示すように、変形例2に係る調整部材6は、複数の凹部64を有している。各凹部64は、円筒部62の外周面に形成されている。各凹部64は、周方向に互いに間隔をあけて配置されている。操作レバー7は、各凹部64に取付可能である。具体的には、操作レバー7は、各凹部64に螺合する。また、各凹部64は、図6に示すように、周方向において、千鳥状に配置されていてもよい。これによれば、操作レバー7の周方向の位置をより細かいピッチで調整可能となる。
図7に示すように、変形例3に係る両軸受リールは、調整部材6が複数の凹部64を外周面に有している。そして、操作レバー7のカバー部71は、調整部材6の外周面を覆うように取り付けられている。カバー部71が各凹部64を覆うことによって、各凹部64に異物が詰まることを防止することができる。また、カバー部71とレバー部72とは互いに別部材である。レバー部72は、カバー部71と螺合することによって、カバー部71に取り付けられる。また、レバー部72の一方の端部が、カバー部71を貫通して、各凹部64に係合する。
図8に示すように、変形例4に係る調整部材6は、周方向に間隔をあけて配置される複数の凹部64を外周面に有している。操作レバー7のカバー部71は各凹部64と係合する複数の凸部71cを内周面に有している。
図9に示すように、変形例5に係る調整部材6は、周方向に延びる環状の溝部65を有している。溝部65は、調整部材6の円筒部62の外周面上に形成されている。操作レバー7は、カバー部71、レバー部72、ピン74、及び付勢部73をさらに有する。ピン74は、溝部65に係合するように構成されている。すなわち、ピン74は、カバー部71の内周面から径方向内側に突出している。付勢部73は、ピン74を溝部65に向かって付勢している。付勢部73は、例えばコイルバネである。このようにピン74が溝部65に係合した状態で付勢部73によって付勢されているため、操作レバー7が軸方向において調整部材6から外れることを抑制することができる。なお、カバー部71は、周方向に間隔をあけて配置された複数の凹部71dを内周面に有している。調整部材6は、各凹部71dと係合する複数の凸部66を外周面に有する。
図10に示すように、変形例6に係る操作レバー7は、カバー部71とレバー部72とが別部材である。カバー部71は、軸方向視がC字状であり、一対の周方向端部71a、71bを有している。レバー部72は、一対の周方向端部71a、71bを互いに近付けるように一対の周方向端部71a、71bに取り付けられる。
図12に示すように、カバー部71の一対の周方向端部71a、71bは、レバー部72の係合凹部72dと係合するような形状であってもよい。この構成によっても、レバー部72を一対の周方向端部71a、71bに取り付けることによって、一対の周方向端部71a、71bを互いに近付けることができる。すなわち、レバー部72を一対の周方向端部71a、71bに取り付けることによって、カバー部71の径が小さくなり、その結果、カバー部71が調整部材6を締め付けることができる。
図13及び図14に示すように、レバー部72は、嵌合部72eを有していてもよい。嵌合部72eは、カバー部71と調整部材6との間の隙間に嵌合する。これによって、カバー部71は、調整部材6に固定される。
図15に示すように、両軸受リールは、環状の雌ネジ部材14をさらに備えていてもよい。この場合、調整部材6は、雄ネジ部67を外周面に有している。この雄ネジ部67と雌ネジ部材14とが螺合する。また、調整部材6は、フランジ部68を有している。操作レバー7は、フランジ部68と雌ネジ部材14との間に挟持されている。詳細には、操作レバー7のカバー部71が、フランジ部68と雌ネジ部材14とによって挟持されている。
上記実施形態及び各変形例では、調整部材6は、第1リール本体部21に取り付けられているが、第2リール本体部22に取り付けられていてもよい。操作レバー7は調整部材6に取り付けられるため、操作レバー7も第2リール本体部22側に配置される。なお、調整部材6及び操作レバー7は、第2リール本体部22内に配置されてもよい。この場合、操作レバー7の一部が、第2リール本体部22の外周面から露出させる。
3 スプール
4 スプール軸
5 ワンウェイクラッチ
51 外輪
52 転動体
6 調整部材
7 操作レバー
100 両軸受リール
Claims (2)
- リール本体と、
前記リール本体に対して回転可能なスプールと、
前記スプールと一体的に回転するスプール軸と、
前記スプール軸の一端と接触する摩擦プレートと、
前記リール本体に取り付けられ、前記スプール軸の軸方向に移動して前記摩擦プレートを押圧し、前記スプール軸の一端と前記摩擦プレートとの摩擦力を調整することで、前記スプール軸の回転を制動する制動力を所定の範囲で調整するための調整部材と、
取り外し可能であって、径方向に延びるように且つ周方向の位置調整が可能に前記調整部材に取り付けられ、前記所定の範囲内の一部の範囲内で前記制動力を調整するように揺動可能な操作レバーと、
を備える、両軸受リール。 - 前記操作レバーは、
前記調整部材の外周面を覆うように取り付けられるカバー部と、
前記カバー部から径方向に延びるレバー部とを有する、
請求項1に記載の両軸受リール。
Priority Applications (1)
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JP2019078712A JP6739581B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 両軸受リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019078712A JP6739581B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 両軸受リール |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015107017A Division JP6649699B2 (ja) | 2015-05-27 | 2015-05-27 | 両軸受リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019115359A JP2019115359A (ja) | 2019-07-18 |
JP6739581B2 true JP6739581B2 (ja) | 2020-08-12 |
Family
ID=67304825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019078712A Active JP6739581B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 両軸受リール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6739581B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
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-
2019
- 2019-04-17 JP JP2019078712A patent/JP6739581B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2019115359A (ja) | 2019-07-18 |
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