JP6965124B2 - 両軸受リール - Google Patents
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Description
図1及び図2に示すように、両軸受リール100は、リール本体2、スプール3、スプール軸4、制動機構5、調整部材6、操作レバー7、及びナット部材8を備えている。
リール本体2は、第1リール本体部21と第2リール本体部22とを有している。第1リール本体部21と第2リール本体部22とは、軸方向に互いに間隔をあけて配置されている。第1リール本体部21と第2リール本体部22とは、複数の連結部23を介して互いに連結されている。
スプール3は、第1リール本体部21と第2リール本体部22との間に配置されている。詳細には、スプール3は、略円筒状であって軸方向に延びている。スプール3は、リール本体2に対して回転可能である。スプール3は、スプール軸4を介してリール本体2に回転可能に支持されている。
スプール軸4は、スプール3と一体的に回転する。スプール軸4は、第1リール本体部21と第2リール本体部22とによって回転可能に支持されている。なお、スプール軸4は、第1及び第2軸受部材12a、12bを介して、第1リール本体部21及び第2リール本体部22に回転可能に支持されている。
ハンドル10は、スプール軸4を回転させるための部材であって、第1リール本体部21に回転可能に装着されている。ハンドル10が回転すると、回転伝達機構11を介してスプール軸4が回転する。
回転伝達機構11は、ハンドル10の回転をスプール軸4に伝達する機構である。回転伝達機構11は、駆動軸11a、駆動ギア11b、ピニオンギア11c、及びクラッチ機構11dを有する。駆動軸11aは、ハンドル10と一体的に回転する。駆動ギア11bは、駆動軸11aと一体的に回転する。ピニオンギア11cは、駆動ギア11bと噛み合う。ピニオンギア11cは筒状であって、スプール軸4がピニオンギア11c内を貫通している。
制動機構5は、スプール3の回転を制動するように構成されている。詳細には、スプール軸4がスプール3と一体的に回転するため、制動機構5は、スプール軸4の回転を制動することによって、スプール3の回転を制動するように構成されている。なお、本実施形態における制動機構5は、スプール軸4の糸繰り出し方向の回転を制動するように構成されている。図3に示すように、制動機構5は、ワンウェイクラッチ51、第1摩擦プレート52、及び第2摩擦プレート53を有している。
付勢部材14は、ワンウェイクラッチ51の外輪51aを調整部材6の円板部61に向けて付勢する。すなわち、付勢部材14は、外輪51aが第1摩擦プレート52から離れないように外輪51aを付勢している。なお、付勢部材14は、第2摩擦プレート53を介して外輪51aを付勢している。
調整部材6は、第1リール本体部21の第1ボス部24に取り付けられている。調整部材6は円筒状である。詳細には、調整部材6は、円板部61と、円板部61の外周端部から軸方向に延びる筒状部62とを有している。
ナット部材8(固定部材の一例)は、調整部材6に螺合するように構成されている。詳細には、ナット部材8は、内周面にネジ部が形成されており、調整部材6のネジ部63と螺合する。ナット部材8は、調整部材6のフランジ部64との間で操作レバー7を挟むことによって、操作レバー7を調整部材6に固定する。同様に、ナット部材8は、位置決め部材9も調整部材6に固定している。すなわち、ナット部材8とフランジ部64との間で、操作レバー7及び位置決め部材9が挟まれている。
操作レバー7は、調整部材6に取り外し可能に取り付けられている。詳細には、操作レバー7は、調整部材6のフランジ部64とナット部材8とによって挟まれることによって調整部材6に取り付けられている。
次に、両軸受リール100の動作について説明する。釣り糸をスプール3から繰り出すキャスティング時には、スプール軸4は糸繰り出し方向に回転する。このスプール軸4の糸繰り出し方向の回転は、ワンウェイクラッチ51の転動体51bを介して外輪51aに伝達され、外輪51aが回転する。外輪51aは、第1摩擦プレート52を介して、調整部材6によって押圧されている。すなわち、外輪51aは制動機構5によって制動されているため、外輪51aと一体的に回転するスプール軸4の回転速度が抑えられる。スプール軸4とスプール3とは連動しているため、糸繰り出し時のスプール3の回転速度も抑えられ、バックラッシュが防止される。
上記実施形態では、制動機構5は、ワンウェイクラッチ51、第1摩擦プレート52、及び第2摩擦プレート53によって構成されているが、制動機構5は、スプール軸4の回転を制動できる構成であれば、特にこれに限定されない。例えば、図8に示すように、制動機構5は、第1摩擦プレート52のみによって構成されていてもよい。すなわち、ワンウェイクラッチ51、及び第2摩擦プレート53を省略してもよい。この場合、第1摩擦プレート52は、スプール軸4の端面4aと接触し、スプール軸4の回転を直接制動する。
上記実施形態では、調整部材6は、位置決め部材9を有しているが、この位置決め部材9を省略することもできる。そして、図9に示すように、調整部材6の本体部材60が複数の係合凹部92を有していてもよい。各係合凹部92は、周方向に配列されている。そして、操作レバー7の係合凸部72が、調整部材6の複数の係合凹部92のうちいずれかと係合する。この各係合凹部92は、例えば調整部材6のフランジ部64の外周面に形成されている。そして、係合凸部72は、軸方向において、操作レバー本体部71からフランジ部64に向かって延びている。また、ナット部材8と操作レバー7との間に、座金13を配置してもよい。この座金13は、例えば、樹脂製とすることができる。
上記実施形態では、第1リール本体部21側から、ナット部材8、操作レバー7、フランジ部64の順で配置されているが、これら各部材の位置関係はこれに限定されない。例えば、軸方向において、第1リール本体部21側から、フランジ部64、操作レバー7、ナット部材8の順で配置されていてもよい。
上記実施形態では、調整部材6が複数の係合凹部92を有し、操作レバー7が係合凸部72を有していたが、これに限定されない。例えば、調整部材6が係合凸部を有し、操作レバー7が係合凹部を有していてもよい。例えば、操作レバー7の貫通孔73の内壁面に複数の係合凹部が形成されていてもよい。そして、調整部材6が係合凸部を有していてもよい。
両軸受リール100は、規制手段15をさらに備えていてもよい。規制手段15は、操作レバー7の長軸方向の移動を規制するように構成されている。例えば、図10及び図11に示すように、規制手段15は、第1円筒部74と第2円筒部82とによって構成することができる。
上記変形例5では、第2円筒部82は、半径方向において、第1円筒部74の外側に配置されているが、第1円筒部74と第2円筒部82との位置関係はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、第2円筒部82は、半径方向において、第1円筒部74の内側に配置されていてもよい。この場合、第2円筒部82の外周面は、第1円筒部74の内周面に当接している。なお、第2円筒部82を省略し、第1円筒部74の内周面をナット部材8の外周面に当接させてもよい。
上記変形例5では、第1円筒部74はナット部材8側に突出しているが、これに限定されない。例えば、第1円筒部74は、フランジ部64側に突出していてもよい。この場合、図13に示すように、第1円筒部74の内周面は、フランジ部64の外周面と当接している。
22 第2リール本体部
3 スプール
5 制動機構
6 調整部材
64 フランジ部
7 操作レバー
72 係合凸部
73 貫通孔
8 ナット部材(固定部材)
9 位置決め部材
92 係合凹部
Claims (14)
- 第1リール本体部と、
前記第1リール本体部と間隔をあけて配置される第2リール本体部と、
前記第1リール本体部と前記第2リール本体部との間に配置されるスプールと、
前記スプールの回転を制動する制動機構と、
外周面から半径方向外側に延びるフランジ部を有し、前記第1リール本体部に取り付けられ、前記制動機構による制動力を調整する筒状の調整部材と、
前記調整部材に螺合する固定部材と、
前記調整部材が貫通する貫通孔を有し、前記フランジ部と前記固定部材との間で挟まれることによって前記調整部材に取り付けられる操作レバーと、
を備え、
前記貫通孔は、短軸及び長軸を有し、
前記調整部材及び前記操作レバーの一方は、周方向に配列されて半径方向に開口する係合凹部を有し、
前記調整部材及び前記操作レバーの他方は、前記係合凹部と係合するように構成される係合凸部を有し、
前記係合凸部及び前記係合凹部は、前記操作レバーを前記長軸方向に移動させることによって、係合状態と係合解除状態とを取り得るように構成される、
両軸受リール。
- 前記調整部材及び前記操作レバーの一方は、本体部材と、前記本体部材に対して回転不能に取り付けられる位置決め部材と、を有し、
前記係合凹部は、前記位置決め部材に設けられる、
請求項1に記載の両軸受リール。
- 前記調整部材は、前記本体部材及び前記位置決め部材を有し、
前記係合凹部は、前記位置決め部材の外周面に設けられる、
請求項2に記載の両軸受リール。
- 前記係合凹部は、前記調整部材の前記フランジ部の外周面に設けられる、
請求項1に記載の両軸受リール。
- 前記係合凹部は、軸方向に延びる溝状である、
請求項1から4のいずれかに記載の両軸受リール。
- 前記係合凸部は、前記操作レバーに設けられる、
請求項1から5のいずれかに記載の両軸受リール。
- 前記係合凸部は、前記貫通孔の長軸方向において、前記貫通孔の外側に配置される、
請求項6に記載の両軸受リール。
- 前記係合凸部は、軸方向に突出する、
請求項1から7のいずれかに記載の両軸受リール。
- 前記調整部材は、外周面にネジ部を有し、
前記固定部材は、前記ネジ部に螺合するナット部材である、
請求項1から8のいずれかに記載の両軸受リール。
- 前記操作レバーの前記長軸方向の移動を規制する規制手段をさらに備える、
請求項1から9のいずれかに記載の両軸受リール。
- 前記操作レバーは、前記貫通孔を囲むように配置されて前記固定部材側に突出する第1円筒部を有し、
前記固定部材は、前記操作レバー側に突出する第2円筒部を有し、
前記規制手段は、前記第1円筒部及び前記第2円筒部を含み、
前記第2円筒部の内周面は、前記第1円筒部の外周面に当接する、
請求項10に記載の両軸受リール。
- 前記操作レバーは、前記貫通孔を囲むように配置されて前記固定部材側に突出する第1円筒部を有し、
前記規制手段は、前記第1円筒部を含み、
前記第1円筒部の内周面は、前記固定部材の外周面に当接する、
請求項10に記載の両軸受リール。
- 前記固定部材は、前記操作レバー側に突出する第2円筒部を有し、
前記規制手段は、前記第2円筒部をさらに含み、
前記第1円筒部の内周面は、前記第2円筒部の外周面に当接する、
請求項12に記載の両軸受リール。
- 前記操作レバーは、前記貫通孔を囲むように配置されて前記フランジ部側に突出する第1円筒部を有し、
前記規制手段は、前記第1円筒部を含み、
前記第1円筒部の内周面は、前記フランジ部の外周面に当接する、
請求項10に記載の両軸受リール。
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