JP7242303B2 - ネットワークデバイス、方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークデバイス、方法およびプログラムに関する。
プリンタ等の画像形成装置を含む情報処理装置において、設定値や保有する情報を保護し、故障やデータ消去等の問題が発生した場合に復旧を可能にするために、バックアップ処理が行われる。バックアップ処理では、例えば、サービスセンターが提供するバックアップサーバや、クラウドサービスとして提供されるストレージ等の外部記憶装置にバックアップデータを保存することもある。なお、バックアップ処理の種類としては、定期的なスケジューリングでバックアップを取得する定期バックアップや、ユーザが意図したタイミングでバックアップを取得する手動バックアップが挙げられる。
また、この種の情報処理装置の管理システムでは、何らかのエラーや不慮の事態が発生した場合、ネットワークを介してイベントの情報をサービスセンターのホストサーバへ送ることで、情報処理装置の保守や管理が行われる。管理システムのサービスセンター側では、受信した情報に応じて何らかの対処が行われる。
例えば、特許文献1には、デバイス再起動のようなユーザの操作によってエラーが解消された場合、ホストサーバ側に通知することにより、サービスセンターにエラーの解消を通知する技術が開示されている。サポート対象である情報処理装置の場合、バックアップ処理が失敗した場合に、そのイベントの情報をホストサーバに送り、サービスセンター等の管理者側で何らかの対処をすることが求められる。
特開2006-72967号公報
定期バックアップにおいて、スケジューリングされたタイミングにデバイス自身の電源が入っていなかった場合、バックアップが実行できずにスキップされる。この場合には、デバイス自身の電源が入っていないので、定期バックアップ処理が実行されなかったことの通知処理も行われずに、サービスセンターで上記の事象を把握できない可能性がある。
一方、バックアップデータの保存先では多数の情報処理装置からバックアップデータをそれぞれ受信して保存している。そのため、特定の情報処理装置に関するバックアップのスキップ等の事象をバックアップデータの保存先から監視して把握することは非常に煩雑であり、このような仕組みを構築することはコスト面からも現実的ではない。
一実施形態のネットワークデバイスは、サーバと通信可能な通知機能と、バックアップデータの対象となるデータを記憶する記憶手段と、を備える。ネットワークデバイスは、管理手段と、送信手段と、更新手段と、指示手段とを有する。管理手段は、ストレージサービスにバックアップデータを送信するためのスケジュール設定に従い、送信タイミングを管理する。送信手段は、前記管理された送信タイミングになった場合に、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する。更新手段は、前記バックアップデータの送信に応じて、前記スケジュール設定に従い、送信タイミングを更新する。指示手段は、前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、前記通知機能に、バックアップデータの送信に失敗したことを示す第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する。また、前記指示手段は、前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻までに前記スケジュール設定に基づく複数回のバックアップデータの送信に失敗している場合であっても、前記管理された送信タイミングによるバックアップデータの送信に失敗したことを示す前記第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する。
他の実施形態のネットワークデバイスは、サーバと通信可能な通知機能と、バックアップデータの対象となるデータを記憶する記憶手段と、を備える。ネットワークデバイスは、管理手段と、送信手段と、更新手段と、指示手段とを有する。管理手段は、ストレージサービスにバックアップデータを送信するためのスケジュール設定に従い、送信タイミングを管理する。送信手段は、前記管理された送信タイミングになった場合に、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する。更新手段は、前記バックアップデータの送信に応じて、前記スケジュール設定に従い、送信タイミングを更新する。指示手段は、前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、前記通知機能に、バックアップデータの送信に失敗したことを示す第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する。また、前記送信手段は、前記ネットワークデバイスに対するバックアップデータの送信指示の入力に応じて、前記管理された送信タイミングによらずに、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する。
一実施形態のネットワークデバイスによれば、定期的なバックアップ処理の失敗を検出し、サーバに通知することができる。
ネットワークシステムの全体構成例を示す図である。 印刷デバイスのハードウェア構成例を示す図である。 印刷デバイスのソフトウェア構成例を示す図である。 定期バックアップ処理を説明するフローチャートである。 定期バックアップのスキップ検知処理を説明するフローチャートである。 アラート通知の送信処理を説明するフローチャートである。 印刷デバイスのソフトウェア構成の別例を示す図である。 イベント検知処理を説明するフローチャートである。 ユーザインタフェース画面の表示例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のネットワークシステムの全体構成例を示す図である。このネットワークシステムは、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に準拠したネットワーク構成を想定している。
図1に示すネットワークシステムにおいては、ゲートウェイ装置101、印刷デバイス103およびパーソナルコンピュータ(PC)104は、イントラネットLAN(Local Area Network)102を介して互いに接続されている。また、ホストサーバ装置105およびストレージサービス106は、ネットワーク100を介して、イントラネットLAN102のゲートウェイ装置101に接続される。なお、イントラネットLAN102に接続される印刷デバイス103およびPC104の数は、図1の例に限定されず、複数であってもよい。
ゲートウェイ装置101は、イントラネットLAN102のセキュリティを高めるために設置され、ネットワーク100へ接続するためのファイアーウォールの役目を果たす。
印刷デバイス103は、ネットワークデバイスの一例であって、用紙に対してトナーやインク等の記録剤を用いて画像形成を行う画像形成装置である。印刷デバイス103は、印刷機能に加えてFAXやコピー等の複合機能を備える複合機であってもよい。印刷デバイス103は、ホストサーバ装置105に対して、印刷デバイス103のデバイス情報やイベント情報を、ネットワーク100を介して定期または不定期に送信する。
PC104は、一般のユーザが業務等で使用するコンピュータである。PC104は、イントラネットLAN102を通して印刷デバイス103との通信が可能であり、印刷ジョブを印刷デバイス103に送信することによりネットワーク印刷を行う。
ホストサーバ装置105は、サーバの一例であって、印刷デバイス103の稼動状態を一元的に管理する情報処理装置である。
ホストサーバ装置105は、印刷デバイス103の保守を行うサービスセンターで運用される。例えば、ホストサーバ装置105は、印刷デバイス103の稼動情報の収集や印刷デバイス103の故障検出等を行い、必要に応じて印刷デバイス103の保守の手配等を行う。
なお、ホストサーバ装置105は、例えば、Webブラウザで閲覧可能なユーザインタフェース画面に情報を提示することや、e-mail等のメッセージによって、サービスセンターの顧客管理者や担当のサービスマンに通知を行うことができる。なお、ユーザインタフェース画面の例については、図9を参照して後述する。
ストレージサービス106は、印刷デバイス103から受信する後述のバックアップデータを内部ストレージに格納し、ネットワーク100上で当該バックアップデータを管理する情報処理装置である。ストレージサービス106は、複数台の情報処理装置から構築されていてもよい。
図2は、印刷デバイス103のハードウェア構成例を示す図である。
印刷デバイス103は、CPU200、RAM201、ROM202、ネットワークI/F203、システムバス204、デバイスコントローラ205、二次記憶装置206およびプリンタ207を備える。CPU200、RAM201、ROM202、ネットワークI/F203、デバイスコントローラ205および二次記憶装置206は、システムバス204を介して接続されている。
なお、CPUは、Central Processing Unitの略であり、RAMは、Random Access Memoryの略である。ROMは、Read Only Memoryの略である。
CPU200は、システムバス204を介して印刷デバイス103の各要素を統括的に制御する。CPU200は、RAM201、ROM202あるいは二次記憶装置206に記憶されたプログラムを読み出して実行し、例えば通信制御や画像処理などの各種制御を行う。
RAM201は、CPU200の主メモリ、ワークエリア等の一時領域として用いられる。ここで、RAM201は、バッテリによりバックアップされて、電源オフ時でも情報の保存が可能なバックアップRAM201aを含む。
ROM202は、不揮発性の記憶媒体であって、組込済みプログラムおよび各種のデータを記憶する。
ネットワークI/F203は、LANなどのネットワークに接続するための通信インタフェースである。印刷デバイス103は、ネットワークI/F203を介して、他のコンピュータやネットワーク機器との通信を行う。なお、ネットワークI/F203による通信の方式は、有線または無線のいずれでもよい。
デバイスコントローラ205は、プリンタ207を制御する。プリンタ207は、例えば電子写真方式の印刷装置であり、露光部、転写部や定着器などを含む。
二次記憶装置206は、プログラムやデータを記憶する不揮発性の記憶媒体であって、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などで構成される。
図3は、印刷デバイス103のソフトウェア構成例を示す図である。
印刷デバイス103は、ソフトウェアモジュールとして、バックアップ機能を担うイベント検知機能300と、ホストサーバ装置105と通信可能な通知機能301とを有する。
イベント検知機能300のソフトウェアモジュールは、スケジュール判断部302と、通知指示部303と、スケジュール更新部306と、バックアップ部307および復元部308とを含む。
スケジュール判断部302は、バックアップデータの定期的な送信タイミングの時間情報が設定されたスケジュール設定に従って、送信タイミングの時間情報と現在時刻との差を計算する。スケジュール判断部302は、上記の計算結果に基づいて、ストレージサービス106にバックアップデータを送信する送信タイミングを管理する。スケジュール設定の情報は、例えば、バックアップRAM201aや二次記憶装置206に保存される。
ここで、上記のスケジュール設定に従ったストレージサービス106へのバックアップデータの送信処理を、定期バックアップ処理とも称する。イベント検知機能300による定期バックアップ処理の詳細は、図4を用いて後述する。
また、スケジュール判断部302は、印刷デバイス103の電源がオンになったとき(起動時)に、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻と現在時刻とを比較する。そして、次回実行予定時刻が現在時刻よりも前である場合(現在時刻が管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合)、スケジュール判断部302は、定期バックアップ処理のスキップを検知する。
通知指示部303は、定期バックアップ処理のスキップが検知されたときに、通知機能301に対して、バックアップデータの送信に失敗したことを示すアラート通知をホストサーバ装置105に送信することを指示する(通知指示)。
なお、イベント検知機能300による定期バックアップのスキップ検知処理の詳細は、図5を用いて後述する。
スケジュール更新部306は、定期バックアップ処理でのバックアップデータの送信に応じて、スケジュール設定に従い、次回の定期バックアップ処理を行う送信タイミング(次回実行予定時刻)を更新する。
バックアップ部307は、印刷デバイス103の故障やデータの破損などの不慮の事態に備えて印刷デバイス103のバックアップを実行し、バックアップデータを作成する。また、バックアップ部307は、作成したバックアップデータをストレージサービス106に送信する。
ここで、バックアップデータは、印刷デバイス103のバックアップRAM201aや二次記憶装置206に格納される一部または全部の情報を対象として作成される。印刷デバイス103のバックアップデータは、例えば、各種設定情報、ログ情報、アプリケーション、ライセンス情報などを含む。
また、バックアップ部307は、定期バックアップ処理による定期的なバックアップだけでなく、ユーザによるバックアップデータの送信指示の入力に応じて不定期に手動でバックアップを実行できる。例えば、図示しないタッチパネル等を介して印刷デバイス103がユーザのバックアップ指示を受けると、バックアップ部307はバックアップを実行する。このとき、バックアップ部307は、スケジュール設定で管理された送信タイミングによらずにストレージサービス106にバックアップデータを送信する。
復元部308は、印刷デバイス103の故障やデータの破損などの不慮の事態が生じたときに、ストレージサービス106にバックアップされたバックアップデータを用いて印刷デバイス103のデータを復元する。これにより、印刷デバイス103をバックアップが実行された時点の状態に戻すことができる。
一方、通知機能301のソフトウェアモジュールは、通知生成部304と、通知送信部305とを含む。
通知生成部304は、印刷デバイス103に関する情報(デバイス情報)の通知や、印刷デバイス103で発生したイベントに関する情報(イベント情報)の通知を生成する。
また、通知生成部304は、通知指示部303からの通知指示を受信すると、ホストサーバ装置105へのアラート通知を生成する。このアラート通知は、定期バックアップ処理のスキップを表すメッセージと、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻の情報を含む。
通知送信部305は、通知生成部304が生成した各種の通知をホストサーバ装置105へ送信する。通知送信部305の送信する通知には、例えば、カウンタ情報の送信、ログの送信、デバイスのステータスの送信、デバイスの故障通知や、上記のアラート通知が含まれる。
なお、通知機能301によるアラート通知の送信処理の詳細は、図6を用いて後述する。
図4は、イベント検知機能300による定期バックアップ処理を説明するフローチャートである。図4に係る定期バックアップ処理を実現するプログラムは、RAM201、ROM202、二次記憶装置206などから読み込まれ、CPU200により実行される。
印刷デバイス103の電源がオンであるときには、所定の時間間隔をおいて、イベント検知機能300による定期バックアップ処理のプログラムが定期的に実行される。
まず、スケジュール判断部302は、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻と現在時刻と比較し、次回実行予定時刻が到来したかを判定する(S300)。次回実行予定時刻が到来していなければ(S300のNO)、図4の処理は終了する。この場合、定期バックアップ処理のプログラムが実行されるごとにS300の判定が行われ、イベント検知機能300は、次回実行予定時刻が到来するまではS301以降の処理の実行を待機することになる。
一方、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻が到来すると(S300のYES)、バックアップ部307は、定期バックアップ処理を開始する(S301)。バックアップ部307は、バックアップRAM201aや二次記憶装置206に格納される情報からバックアップデータを作成し、作成したバックアップデータをストレージサービス106に送信する。これにより、定期バックアップ処理のバックアップデータがストレージサービス106に保存される。
バックアップデータの送信が完了すると、スケジュール更新部306は、スケジュール設定に従い、次回の定期バックアップ処理を行う送信タイミング(次回実行予定時刻)を更新し、図4の処理が終了する。
これにより、次回以降の定期バックアップ処理において、S300の処理では更新された次回実行予定時刻に基づき判定が行われる。
ここで、印刷デバイス103の電源がオフであるときに定期バックアップ処理の次回実行予定時刻が到来した場合を想定する。この場合には、スケジュール設定で管理されたタイミングにおいて、バックアップデータの送信(S301)および次回実行予定時刻の更新(S302)はいずれも実行されない。
印刷デバイス103の電源がオフである期間が長い場合には、複数回の定期バックアップ処理が実行されずにスキップされることもある。なお、複数回の定期バックアップ処理がスキップされる場合には次回実行予定時刻の更新がされないので、この場合の次回実行予定時刻の情報は最初にスキップされた定期バックアップ処理のタイミングを示す。
図5は、イベント検知機能300による定期バックアップのスキップ検知処理を説明するフローチャートである。図5に係る定期バックアップのスキップ検知処理を実現するプログラムは、RAM201、ROM202、二次記憶装置206などから読み込まれ、CPU200により実行される。
印刷デバイス103の電源がオンになったとき、イベント検知機能300による定期バックアップのスキップ検知処理のプログラムが実行される。
まず、スケジュール判断部302は、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻を、現在時刻と比較する(S400)。定期バックアップ処理の次回実行予定時刻が現在時刻以降であれば(S400のNO)、図5の処理は終了する。
一方、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻が現在時刻よりも前であれば(S400のYES)、スケジュール判断部302は、定期バックアップ処理のスキップを検知する(S401)。
定期バックアップ処理のスキップが検知されると、通知指示部303は、通知機能301に対してホストサーバ装置105へのアラート通知を指示し(S402)、図5の処理が終了する。
S402のアラート通知の指示には、スケジュール判断部302により検知された定期バックアップ処理のスキップを表すメッセージと、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻の情報が含まれる。なお、定期バックアップ処理のスキップを表すメッセージは、当該事象を表すシステム上のアラートコードなどでもよい。
図6は、通知機能301によるアラート通知の送信処理を説明するフローチャートである。図6に係るアラート通知の送信処理を実現するプログラムは、RAM201、ROM202、二次記憶装置206などから読み込まれ、CPU200により実行される。
イベント検知機能300からアラート通知の指示を受けると、通知機能301によるアラート通知の送信処理のプログラムが実行される。
まず、通知生成部304は、イベント検知機能300から受けたアラート通知の指示に含まれるメッセージおよび時刻の情報を取得する(S500)。そして、通知生成部304は、取得したメッセージおよび時刻の情報を用いてアラートを生成する(S501)。
その後、通知送信部305は、生成したアラートをホストサーバ装置105へ送信し(S502)、図6の処理は終了する。
ここで、図5のS402で送信する通知指示や、図6のS502で送信するアラートは、いずれもJSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)などのデータ記述言語で表現される。
S402で送信する通知指示の記述例をJSON形式で以下に示す。この通知指示には、アラート種別を表すアラートコード(alert-code)の情報と、アラートの発生時刻(occurrence-time)の情報が含まれる。第1実施形態においてアラートの発生時刻は、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻に対応する。
Figure 0007242303000001
また、S502で送信するアラートの記述例をJSON形式で以下に示す。このアラートには、上記の通知指示に含まれていたアラートコードおよびアラートの発生時刻を表す情報に加え、さらに以下の情報が含まれている。具体的には、アラートには、印刷デバイス103固有のID(device-id)、印刷デバイス103を所有する顧客名(customer)、印刷デバイス103を販売した販売組織名(sales)の情報が含まれる。
Figure 0007242303000002
第1実施形態の印刷デバイス103は、電源がオンされたときに定期バックアップのスキップ検知処理(図5)を実行する。例えば、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻にデバイス自身の電源が入っておらずに定期バックアップ処理が失敗した場合には、印刷デバイス103が、定期バックアップのスキップを検知してホストサーバ装置105にアラートを通知する。
したがって、第1実施形態では、印刷デバイス103からのアラートに基づき、ホストサーバ装置105からの通知を受けたサービスマン等は、印刷デバイス103で定期バックアップ処理のスキップが発生したことを把握できる。
第1実施形態においては、定期バックアップ処理がスキップされている回数に拘わらず、定期バックアップのスキップ検知処理ごとにホストサーバ装置105へのアラートの通知は1回行われる。つまり、定期バックアップ処理が複数回スキップされていても、ホストサーバ装置105に同時に多数のアラートの通知が送信されることがなく、必要性の低い多数のアラート通知が行われることを抑止できる。そのため、サービスマン等がアラートの事象を把握しやすくなる。
また、第1実施形態の印刷デバイス103は、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻を含めたアラートをホストサーバ装置105に通知する。複数回の定期バックアップ処理がスキップされる場合には次回実行予定時刻が更新されない。したがって、サービスマン等は、アラートに含まれる次回実行予定時刻の情報を参照することで、定期バックアップ処理のスキップがいつから起きていたかを容易に把握できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、バックアップ処理のスキップと強制電源断をイベント検知機能300が検知する構成について説明する。
ここで、第2実施形態におけるネットワークシステムの全体構成と、印刷デバイス103のハードウェア構成は第1実施形態と同様である。また、イベント検知機能300の定期バックアップ処理と、通知機能301のアラート通知の送信処理は、第1実施形態および第2実施形態で同様である。そのため、これらの重複説明はいずれも省略する。
図7は、第2実施形態における印刷デバイス103のソフトウェア構成例を示す図である。図7に関しては図3と相違する部分を主に説明し、第1実施形態と同様の部分には同じ符号を付して重複説明を省略する。
第2実施形態におけるイベント検知機能300のソフトウェアモジュールは、スケジュール判断部302、通知指示部303、スケジュール更新部306、バックアップ部307および復元部308に加えて、実行中処理判断部600をさらに有している。
実行中処理判断部600は、バックアップRAM201aに格納されるバックアップ処理の進捗を示す管理情報を参照し、未完了のバックアップ処理の有無を判定する。
例えば、実行中処理判断部600は、バックアップデータの作成が開始され、かつバックアップデータの送信が完了していないときには、未完了のバックアップ処理があると判定する。
図8は、イベント検知機能300によるイベント検知処理を説明するフローチャートである。図8に係るイベント検知処理を実現するプログラムは、RAM201、ROM202、二次記憶装置206などから読み込まれ、CPU200により実行される。
印刷デバイス103の電源がオンになったとき、イベント検知機能300によるイベント検知処理のプログラムが実行される。
ステップS700にて、実行中処理判断部600は、バックアップRAM201aを参照し、未完了のバックアップ処理があるかを判定する。未完了のバックアップ処理がある場合にはステップS701に処理が移行する。一方、未完了のバックアップ処理がない場合にはステップS706に処理が移行する。
ステップS701にて、スケジュール判断部302は、未完了のバックアップ処理が定期的な処理であるか、手動処理であるかを判定する。例えば、スケジュール判断部302は、スケジュール設定を参照し、未完了のバックアップ処理がスケジュール設定のタイミングで実行されていない場合には、手動処理であると判定する。
未完了のバックアップ処理が定期的な処理である場合にはステップS702に処理が移行する。一方、未完了のバックアップ処理が手動処理である場合にはステップS703に処理が移行する。
ステップS702にて、定期バックアップ処理が未完了であった場合、スケジュール判断部302は、定期バックアップ処理の強制電源断をイベントとして検知する。その後、ステップS708に処理が移行する。
ここで、強制電源断とは、処理実行中に強制的に電源が切られ、処理が未完了のまま終了した状態を意味する。なお、定期バックアップ処理の強制電源断が発生する状況としては、例えば、顧客インフラの電源管理スケジュールによる電源オフ期間または印刷デバイス103で設定された定期電源オフ期間と、定期バックアップ処理のタイミングが合致する場合が挙げられる。
ステップS703にて、手動のバックアップ処理が未完了であった場合、スケジュール判断部302は、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻を現在時刻と比較する。そして、スケジュール判断部302は、次回実行予定時刻が現在時刻よりも前であるかを判定する。
次回実行予定時刻が現在時刻よりも前である場合にはステップS704に処理が移行する。一方、次回実行予定時刻が現在時刻以降である場合にはステップS705に処理が移行する。
ステップS704は、手動のバックアップ処理が未完了であり、次回実行予定時刻が現在時刻よりも前である場合である。この場合、スケジュール判断部302は、手動のバックアップ処理の強制電源断と定期バックアップ処理のスキップをそれぞれイベントとして検知する。その後、ステップS708に処理が移行する。
ステップS705は、手動のバックアップ処理が未完了であり、次回実行予定時刻が現在時刻以降である場合である。この場合、スケジュール判断部302は、手動バックアップ処理の強制電源断をイベントとして検知する。その後、ステップS708に処理が移行する。
なお、手動バックアップ処理の強制電源断は、手動バックアップ処理の実行中に何らかの理由で印刷デバイス103の電源がオフになった場合に相当する。
ステップS706にて、スケジュール判断部302は、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻を現在時刻と比較する。そして、スケジュール判断部302は、次回実行予定時刻が現在時刻よりも前であるかを判定する。
次回実行予定時刻が現在時刻よりも前である場合にはステップS707に処理が移行する。一方、次回実行予定時刻が現在時刻以降である場合には、検知されるイベントがないため、図8の処理が終了する。
ステップS707は、未完了のバックアップ処理がなく、次回実行予定時刻が現在時刻よりも前である場合である。この場合、スケジュール判断部302は、定期バックアップ処理のスキップをイベントとして検知する。その後、ステップS708に処理が移行する。
ステップS708にて、通知指示部303は、通知機能301に対してホストサーバ装置105へ検知したイベントのアラート通知を指示する。その後、図8の処理が終了する。
なお、第2実施形態においても、上記のアラート通知の指示を受けて通知機能301がアラート通知の送信処理(図6参照)を実行する。
ここで、ステップS708における通知指示部303によるアラート通知の指示は、検知したイベントに応じて以下のように相違する。
例えば、ステップS702でイベントを検知した場合、アラート通知の指示には、定期バックアップ処理の強制電源断を示すメッセージと、定期バックアップ処理の開始時刻の情報が含まれる。
定期バックアップ処理の強制電源断が検知された場合、強制電源断のアラートがあれば、そのイベントの発生時刻から次回以降の定期バックアップ処理のスキップの有無を把握できる。以上の観点から、ステップS702の場合には、定期バックアップ処理のスキップに関するアラート通知の指示は行われない。
例えば、ステップS704でイベントを検知した場合、2種類のアラート通知の指示が発生する。第1のアラート通知の指示には、手動バックアップ処理の強制電源断を示すメッセージと、手動バックアップ処理の開始時刻の情報が含まれる。第2のアラート通知の指示には、定期バックアップ処理のスキップを表すメッセージと、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻の情報が含まれる。
手動バックアップ処理の強制電源断が検知された場合において、強制電源断のアラートのみからは定期バックアップ処理のスキップがいつから発生していたかを確実に把握することはできない。以上の観点から、ステップS704の場合には、手動バックアップ処理の強制電源断に関するアラート通知の指示と、定期バックアップ処理のスキップに関するアラート通知の指示が行われる。
例えば、ステップS705でイベントを検知した場合、アラート通知の指示には、手動バックアップ処理の強制電源断を示すメッセージと、手動バックアップ処理の開始時刻の情報が含まれる。
手動バックアップ処理の強制電源断と定期バックアップ処理のスキップが発生する場合には2種類のアラート通知の指示が行われるが、ステップS705の場合には、手動バックアップ処理の強制電源断に関するアラート通知の指示のみ行われる。そのため、ステップS705の場合には、定期バックアップ処理のスキップに関しては通知がないので、手動バックアップ処理の強制電源断のみ発生していると把握できる。
例えば、ステップS707でイベントを検知した場合、図5のステップS402と同様に、定期バックアップ処理のスキップに関するアラート通知の指示が行われる。この場合のアラート通知の指示には、定期バックアップ処理のスキップを表すメッセージと、定期バックアップ処理の次回実行予定時刻の情報が含まれる。
第2実施形態においても、アラート通知の指示に含まれるメッセージは、第1実施形態と同様にイベントの事象を表すシステム上のアラートコードでもよい。また、第2実施形態においても、イベント検知機能300の通知指示および通知機能301のアラートは、第1実施形態と同様の形式で生成される。
第2実施形態の印刷デバイス103は、電源がオンされたときにイベント検知処理(図8)を実行する。このイベント検知処理では、強制電源断や電源オフによる定期バックアップ処理の失敗がイベントとして検知され、これらのイベントが検知すると、印刷デバイス103がホストサーバ装置105にアラートを通知する。
したがって、第2実施形態では、印刷デバイス103からのアラートに基づき、ホストサーバ装置105からの通知を受けたサービスマン等は、印刷デバイス103で強制電源断や電源オフによる定期バックアップ処理の失敗が発生したことを把握できる。なお、第2実施形態においても、定期バックアップ処理のスキップを通知する場合の効果は第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、定期バックアップ処理の強制電源断が検知された場合(S702)には、定期バックアップ処理のスキップに関するアラート通知は行われない。また、手動バックアップ処理の強制電源断と定期バックアップ処理のスキップが検知された場合(S704)には、手動バックアップ処理の強制電源断と定期バックアップ処理のスキップの両方でアラート通知が行われる。
第2実施形態では、上記のように、強制電源断と定期バックアップ処理のスキップの状況を把握するために必要な通知がケースごとに行われるので、必要性の低い多数のアラート通知が行われることを抑止できる。そのため、サービスマン等は重要度の高い通知に基づいてアラートの事象を把握しやすくなる。
(ユーザインタフェース画面の表示例)
図9は、アラートを受けたホストサーバ装置105によって提供されるユーザインタフェース画面800の一例を示している。ユーザインタフェース画面800は、第1実施形態および第2実施形態で共通するが、図9では、第2実施形態のアラートを受けたときのユーザインタフェース画面800の例を示す。
図9に示すユーザインタフェース画面800は、印刷デバイス103から受けたアラートの通知内容を表形式で表示している。図9のユーザインタフェース画面800には、カラムヘッダ801と、3件分のアラート表示802、803、804とが表示されている。
カラムヘッダ801は、アラート表示に含まれる情報のインデックスとして、顧客名、固有の印刷デバイスを表すデバイスID、アラート発生日時、販売組織名を示している。カラムヘッダ801には、例えば、顧客を表すID、印刷デバイスの製品名、アラートに対する対応有無等の項目が含まれてもよい。
アラート表示802、803、804は、ホストサーバ装置105が受けたアラート通知にそれぞれ対応する。例えば、ホストサーバ装置105が印刷デバイス103からアラートを受けると、ユーザインタフェース画面800には新たなアラート表示の行が追加される。
個々のアラート表示には、顧客名、デバイスID、発生日時、販売組織名、アラートの種別の情報が含まれる。なお、アラート表示802は強制電源断を示し、アラート表示803、804は、定期バックアップ処理のスキップを示している。
サービスマン等は、ユーザインタフェース画面800を閲覧することで、印刷デバイス103の強制電源断や定期バックアップ処理のスキップを把握できる。そして、サービスマン等は、印刷デバイス103を所有する顧客に対しての連絡や訪問等の対応を取ることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
100 ネットワーク
103 印刷デバイス
105 ホストサーバ装置
106 ストレージサービス
200 CPU
201a バックアップRAM
206 二次記憶装置
300 イベント検知機能
301 通知機能
302 スケジュール判断部
303 通知指示部
306 スケジュール更新部
307 バックアップ部

Claims (18)

  1. サーバと通信可能な通知機能と、バックアップデータの対象となるデータを記憶する記憶手段と、を備えるネットワークデバイスであって、
    ストレージサービスにバックアップデータを送信するためのスケジュール設定に従い、送信タイミングを管理する管理手段と、
    前記管理された送信タイミングになった場合に、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する送信手段と、
    前記バックアップデータの送信に応じて、前記スケジュール設定に従い、送信タイミングを更新する更新手段と、
    前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、前記通知機能に、バックアップデータの送信に失敗したことを示す第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する指示手段と、を有し、
    前記指示手段は、前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻までに前記スケジュール設定に基づく複数回のバックアップデータの送信に失敗している場合であっても、前記管理された送信タイミングによるバックアップデータの送信に失敗したことを示す前記第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  2. 前記スケジュール設定には、定期的に前記バックアップデータを送信するためのタイミングを計算するための時間情報が設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークデバイス。
  3. 前記指示手段は、前記通知機能に対する前記第1エラーの指示に、前記管理された送信タイミングを示す時間情報を含める
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワークデバイス。
  4. 前記送信手段は、前記ネットワークデバイスに対するバックアップデータの送信指示の入力に応じて、前記管理された送信タイミングによらずに、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  5. 前記ネットワークデバイスの起動時に、前記送信指示の入力に応じたバックアップデータの送信に失敗したことが検知された場合に、
    前記指示手段は、前記通知機能に、前記第1エラーとは異なるバックアップデータの送信に失敗したことを示す第2エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  6. 前記ネットワークデバイスの起動時に、前記送信指示の入力に応じたバックアップデータの送信に失敗したことが検知された場合に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを過ぎていなければ、
    前記指示手段は、前記通知機能に、前記第1エラーの送信を指示することなく、前記第2エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  7. 前記ネットワークデバイスの起動時に、前記送信指示の入力に応じたバックアップデータの送信に失敗したことが検出され、かつ現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、
    前記指示手段は、前記通知機能に、前記第1エラーおよび前記第2エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  8. 前記ネットワークデバイスの起動時に、前記管理された送信タイミングでのバックアップの処理が未完了であることを検知した場合に、
    前記指示手段は、前記通知機能に、前記管理された送信タイミングでのバックアップが完了する前に電源がオフされたことを示す第3エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  9. 前記指示手段は、前記通知機能に、前記第3エラーの前記サーバに対する送信を指示するときには、前記第1エラーの前記サーバに対する送信を指示しない
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワークデバイス。
  10. サーバと通信可能な通知機能と、バックアップデータの対象となるデータを記憶する記憶手段と、を備えるネットワークデバイスであって、
    ストレージサービスにバックアップデータを送信するためのスケジュール設定に従い、送信タイミングを管理する管理手段と、
    前記管理された送信タイミングになった場合に、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する送信手段と、
    前記バックアップデータの送信に応じて、前記スケジュール設定に従い、送信タイミングを更新する更新手段と、
    前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、前記通知機能に、バックアップデータの送信に失敗したことを示す第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する指示手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記ネットワークデバイスに対するバックアップデータの送信指示の入力に応じて、前記管理された送信タイミングによらずに、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  11. 前記指示手段は、前記通知機能に対する前記第1エラーの指示に、前記管理された送信タイミングを示す時間情報を含める
    ことを特徴とする請求項10に記載のネットワークデバイス。
  12. 前記ネットワークデバイスの起動時に、前記送信指示の入力に応じたバックアップデータの送信に失敗したことが検知された場合に、
    前記指示手段は、前記通知機能に、前記第1エラーとは異なるバックアップデータの送信に失敗したことを示す第2エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載のネットワークデバイス。
  13. 前記ネットワークデバイスの起動時に、前記送信指示の入力に応じたバックアップデータの送信に失敗したことが検知された場合に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを過ぎていなければ、
    前記指示手段は、前記通知機能に、前記第1エラーの送信を指示することなく、前記第2エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とする請求項12に記載のネットワークデバイス。
  14. 前記ネットワークデバイスの起動時に、前記送信指示の入力に応じたバックアップデータの送信に失敗したことが検出され、かつ現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、
    前記指示手段は、前記通知機能に、前記第1エラーおよび前記第2エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とする請求項12に記載のネットワークデバイス。
  15. サーバと通信可能な通知機能と、バックアップデータの対象となるデータを記憶する記憶手段と、を備えるネットワークデバイスにおける方法であって、
    ストレージサービスにバックアップデータを送信するためのスケジュール設定に従い、送信タイミングを管理する工程と、
    前記管理された送信タイミングになった場合に、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する工程と、
    前記バックアップデータの送信に応じて、前記スケジュール設定に従い、送信タイミングを更新する工程と、
    前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、前記通知機能に、バックアップデータの送信に失敗したことを示す第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する工程と、を有し、
    前記送信を指示する工程では、前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻までに前記スケジュール設定に基づく複数回のバックアップデータの送信に失敗している場合であっても、前記管理された送信タイミングによるバックアップデータの送信に失敗したことを示す前記第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    ことを特徴とするネットワークデバイスにおける方法。
  16. ストレージサービスにバックアップデータを送信するためのスケジュール設定に従い、送信タイミングを管理する工程と、
    前記管理された送信タイミングになった場合に、前記ストレージサービスに、バックアップデータの対象となるデータが記憶される記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する工程と、
    前記バックアップデータの送信に応じて、前記スケジュール設定に従い、送信タイミングを更新する工程と、
    コンピュータの起動時に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、サーバと通信可能な通知機能に、バックアップデータの送信に失敗したことを示す第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する工程と、をコンピュータに実行させ
    前記送信を指示する工程では、前記コンピュータの起動時に、現在時刻までに前記スケジュール設定に基づく複数回のバックアップデータの送信に失敗している場合であっても、前記管理された送信タイミングによるバックアップデータの送信に失敗したことを示す前記第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する
    プログラム。
  17. サーバと通信可能な通知機能と、バックアップデータの対象となるデータを記憶する記憶手段と、を備えるネットワークデバイスにおける方法であって、
    ストレージサービスにバックアップデータを送信するためのスケジュール設定に従い、送信タイミングを管理する工程と、
    前記管理された送信タイミングになった場合に、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する工程と、
    前記バックアップデータの送信に応じて、前記スケジュール設定に従い、送信タイミングを更新する工程と、
    前記ネットワークデバイスの起動時に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、前記通知機能に、バックアップデータの送信に失敗したことを示す第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する工程と、を有し、
    前記送信する工程では、前記ネットワークデバイスに対するバックアップデータの送信指示の入力に応じて、前記管理された送信タイミングによらずに、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する
    ことを特徴とするネットワークデバイスにおける方法。
  18. ストレージサービスにバックアップデータを送信するためのスケジュール設定に従い、送信タイミングを管理する工程と、
    前記管理された送信タイミングになった場合に、前記ストレージサービスに、バックアップデータの対象となるデータが記憶される記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する工程と、
    前記バックアップデータの送信に応じて、前記スケジュール設定に従い、送信タイミングを更新する工程と、
    コンピュータの起動時に、現在時刻が前記管理された送信タイミングを既に過ぎていた場合に、サーバと通信可能な通知機能に、バックアップデータの送信に失敗したことを示す第1エラーの前記サーバに対する送信を指示する工程と、をコンピュータに実行させ
    前記送信する工程では、前記コンピュータに対するバックアップデータの送信指示の入力に応じて、前記管理された送信タイミングによらずに、前記ストレージサービスに、前記記憶手段に記憶されたデータから作成されるバックアップデータを送信する
    プログラム。
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